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JP6291487B2 - 患者インタフェース組立体用リバーシブルフレーム - Google Patents

患者インタフェース組立体用リバーシブルフレーム Download PDF

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JP6291487B2
JP6291487B2 JP2015517906A JP2015517906A JP6291487B2 JP 6291487 B2 JP6291487 B2 JP 6291487B2 JP 2015517906 A JP2015517906 A JP 2015517906A JP 2015517906 A JP2015517906 A JP 2015517906A JP 6291487 B2 JP6291487 B2 JP 6291487B2
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Description

(関連出願の参照)
この特許出願は、2012年6月20日に出願された米国仮出願番号61/661,839号の35U.S.C.§119(e)の優先権の利益を主張し、その内容をここに参照によって援用する。
本発明は、患者接触クッション及び支持組立体の一部であるリバーシブル支持フレームを含む患者インタフェース装置を含むが、これに限定されない、ユーザの気道にガスの流れを送るための患者インタフェース組立体に関する。
従来の患者インタフェース装置は、比較的硬いフェースプレート及びより柔らかい患者接触クッション又はクッション組立体を含み得る。柔軟なフェースプレートは、患者接触クッション又は患者接触クッション組立体として働くか、そうでなければその一部であり得る。しかし、以下、本記載は、患者接触クッション組立体と称するものとするが、患者接触クッションは、柔軟なフェースプレートでもあり得ることが理解される。患者接触クッションは、ユーザの顔の輪郭に実質的に適合するように構成される比較的柔らかい材料から作られる。したがって、患者接触クッションは、ユーザの鼻及び/又は口の周りに概して連続的なシールを作る。
患者インタフェース装置は、支持組立体を用いてユーザの頭に支持又は取付けられる。支持組立体は、概して硬いフレーム組立体及びストラップ組立体を含み得る。ストラップは、弾性又は非弾性であり得る。ストラップは、調整可能な長さを有し得る。知られているように、もっぱらストラップのみの支持組立体は、患者接触クッション又は患者インタフェース装置の他の部分をユーザの顔に対してあまりにきつく付勢、すなわち引っ張り得る。したがって、フレーム組立体は、ユーザの顔に対して患者接触クッションを適切に位置決めするために使用され得る。フレーム組立体は、ストラップ組立体に結合される。
「Tフレーム」組立体は、中心円環体及び2つの後方に伸びる部材を含む。すなわち、後方に伸びる部材は、円環体の対向する横方向の側部に結合され、ユーザの耳に向かって延びる。患者接触クッションの一部は、円環体を通って延びるように構成され、それによってクッション組立体をフレーム組立体に結合する。フレーム組立体の遠位先端は、1又は複数のストラップに結合されように構成されるストラップカップリングを含む。この構成では、フレーム組立体は、ユーザの顔の周りに凹形である。
このようなTフレーム組立体は、リバーシブルであるように構成されていない。すなわち、Tフレームを作るために使われる材料、しばしば成形材は、裏返される又は逆にされるように構成されていない。さらに、マスク及びストラップカップリングは、カップリングがユーザを刺激しないように、一方の側部、しばしばユーザの顔から離れた側に配置される。したがって、呼吸インターフェース装置のためのリバーシブル支持組立体を提供する必要が存在する。
患者インタフェース装置用リバーシブルフレーム組立体が提供される。リバーシブルフレーム組立体は、ボディ、クッションカップリング、及び裏返し装置を含む。ボディは、第1の側部及び第2の側部を有する。ボディは、少なくとも第1のボディ部材及び第2のボディ部材を含む。ボディは、クッション又はクッション組立体がボディの第1又は第2の側部の一方に配置された状態で、クッションカップリングを介してクッション組立体に結合されるように構成される。ボディは、ボディの第1の側部がクッションの少なくとも一部の周りに凹である、第1の凹形態、及びボディの第2の側部がクッションの少なくとも一部の周りに凹である、第2の凹形態の2つの凹形態の一方に配置されるように構成される。裏返し装置は、ボディが、第1の形態と第2の形態との間で動くことを可能にするように構成される。
本発明のさらなる目的は、(a)フレーム組立体ボディが第1の形態にある間にクッションをフレーム組立体ボディに結合するステップ、(b)クッションをフレーム組立体ボディから分離するステップ、(c)フレーム組立体ボディを第2の形態に配置するステップ、及び(d)フレーム組立体ボディが第2の形態にある間にクッションをフレーム組立体ボディに結合するステップ、を含む患者インタフェース装置を使用する方法を提供することである。
本発明のこれら及び他の目的、特徴及び特性、構造の関連する構成要素の動作方法及び機能、部品の組み合わせ及び製造の経済は、添付の図面を参照して以下の記述及び添付の請求項を考慮することにより明らかになるであろう。それらはすべて、本明細書の一部を形成する。さまざまな図面において、同様の参照数字は対応する部分を示す。しかしながら、図面は、図示及び記述の目的にすぎず、本発明の制限の規定を意図しないことが明白に理解されることができる。
呼吸インタフェース装置の等角図である。 フレーム組立体の1つの実施形態の等角図である。 裏返し装置の他の実施形態の等角図である。 フレーム組立体の分解図である。 代替の支持部材の等角図である。 方法ステップのフローチャートである。
ここで用いられるとき、「1つの(“a”又は“an”)」及び「前記(“the”)」の単数形は、文脈が明らかにそうでないことを示さない限りは複数の参照を含む。ここで用いられるとき、2以上の部品又は構成要素が「結合される」との記述は、それらの部品が直接的又は間接的に、すなわち、リンクが発生する限りは1又は複数の中間の部品又は構成要素を介して、接合又は協働することを意味するものとする。ここで用いられるとき、「直接的に結合される」は、2つの要素が互いに直接的に接触することを意味する。ここで用いられるとき、「固定して結合される」又は「固定される」は、2つの構成要素が互いに対して一定の向きを保ちながら1つのものとして動くように結合されることを意味する。
ここで用いられるとき、語「単一の(unitary)」は、構成要素が単一のピース(片)又はユニットとして作られることを意味する。すなわち、別々に作られてユニットとして結合されたピースを含む構成要素は「単一の」構成要素又はボディではない。ここで用いられるように、2以上の部品又は構成要素が互いに「係合する」との記述は、それらの部品が直接的に、あるいは1又は複数の中間の部品又は構成要素を介して互いに対して力を働かせることを意味するものとする。ここで用いられるとき、用語「数」は、1又は1より大きい整数(すなわち複数)を意味するものとする。
例えば、制限なしに、上部、底部、左、右、上方、下方、前、後ろ、及びそれらの派生語等のここで用いられる方向の表現は、図面において示される要素の向きに関連し、特許請求の範囲で明示的に示されてない限りは特許請求の範囲を制限しない。
ここで用いられるとき、「概して連続的なシール」は、隙間を有し得る、又はユーザが動くとき隙間ができ得る。ここで用いられるとき、「より完全なシール」は、概して連続的なシールの隙間より長さが短い隙間を有する、又は、ユーザが動くとき、隙間を作り難い。
ここで用いられるとき、「対応する」は、2つの構造的な構成要素が、最小限の量の摩擦で互いに係合するように寸法決めされることを示す。したがって、部材に対応する開口は、部材が開口を最小限の量の摩擦で通過し得るように、部材よりわずかに大きく寸法決めされる。この定義は、2つの構成要素が互いに「ぴったりと」合うと言われる場合には修正される。このような状況では、構成要素のサイズの間の違いはより一層小さく、それによって摩擦の量は増加する。
ここで用いられるとき、「硬い(rigid)」は実質的に曲げ不能を意味する。ここで用いられるとき、「剛性のある(stiff)」は、付勢されていないときの形状を保つが、最小の付勢力に曝されるとき曲げ可能であるように構成されることを意味する。例えば、限定されるものではないが、ツイストタイに使われるワイヤのような、細いワイヤは、曲げやすいが、その後再び曲げられるまでその形態を保つ。ここで用いられるとき、「形状保持部材」は、付勢力に曝されるとき可撓性であるが、付勢力が取り除かれるとき選択された形態に戻る部材であり、例えば、限定されるものではないが、半硬質プラスチックである。ここで用いられるとき、「張力部材」は、限定されるものではないが、チェーン等の、張力に曝されるとき最大の長さを有するが、そうでなければ実質的に柔軟である構成物である。
ここで用いられるとき、「結合構成要素」は、結合組立体の1つの要素である。すなわち、結合組立体は、互いに結合されるように構成される、少なくとも2つの要素、又は較正要素を含む。結合組立体の要素は、互いに対応する、又はそうでなければ、互いに接合されるように構成されることが理解される。例えば、結合組立体では、1つの結合要素がボルトである場合、他の結合要素はナットである。さらに、結合組立体の2つの要素は、同時に記載されない場合があることが理解される。
ここで用いられるとき、「リバーシブル屈曲部」は、曲げられるとともに少なくとも2つの形態に保持されるように構成される屈曲部である。すなわち、単一の形態で使用されるように構成されるが、第2の形態に強いられることができる柔軟な部材は、「リバーシブル屈曲部」ではない。
図1は、本発明の例示的な実施形態による患者インタフェース組立体8を示す。患者インタフェース組立体8は、患者インタフェース装置9及び支持組立体40を含む。患者インタフェース装置9は、従来から技術分野で知られているように、患者回路を介して圧力発生システム(図示せず)に結合される。本発明の目的のために、圧力発生システムは、呼吸ガスの流れを発生させることができる又は上昇した圧力でガスを供給できる任意の装置である。このような圧力発生システムの例は、ベンチレータ、CPAP装置、又は可変圧力装置、例えば、自動タイトレーション装置、比例補助換気(PAV(登録商標))装置、比例陽気道圧(PPAP)装置、C−Flex(商標)装置、Bi−Flex(登録商標)装置、又はペンシルバニア州のマリーズビルにあるフィリップスレスピロニクス社(Philips Respironics)が製造し、かつ供給する、患者に供給される圧力が、呼気の間より吸気の間により高い圧力が供給されるように、患者の呼吸サイクルとともに変化する、BiPAP(登録商標)装置、又は他の圧力サポート装置を含む。
患者インタフェース装置9は、フェースプレート12及びクッション15を備えるボディ11を含むクッション組立体10を含み、以下に論じられる。例示的な実施形態では、フェースプレート12は実質的に硬い。図1に示される、例示的な実施形態では、フェースプレート12は、ユーザの鼻を覆うように構成される単一の部品である。すなわち、患者クッション組立体10は、ユーザの鼻及び口に広がるように構成される周辺輪郭を有する。この実施形態では、ボディ11は、フェースプレート12と同一の広がりを持つ。これは例示的な実施形態であり、クッション組立体10は、ユーザの鼻及び口、又は、単にユーザの口だけに広がるように構成され得ることが理解される。さらに、フェースプレート12は、柔らかい又は可撓性の材料から作られ得ることが理解される。フェースプレート12は、下方開口14を画定する。下方開口14は、ガス入口として機能することができる。ガス入口(下方開口14)は、クッション組立体10と、ブロワ、又は任意の他の適切な装置のような外部ガス源(図示せず)との間で空気のようなガスを運ぶための回転導管のような、カップリング装置16に結合されることができる。クッション組立体10は、構成要素の組立体というよりむしろ一体の要素から形成されることができるがさらに理解されるべきである。
外部ガス源は、ユーザによる消費のためにガスを供給することができる、任意のガス供給又はガス発生システムを含むが、これに限定されない、ことが考えられる。ガス供給治療の限定されない例は、上述のように、持続気道陽圧(CPAP)治療、オートタイトレーション気道陽圧治療、及びバイレベル気道陽圧(BiPAP)治療を含むことができるが、これに限定されない。図1に示される、特定のカップリング装置16は、限定することを意味するものではなく、本発明は、クッション組立体10に又はクッション組立体10からガスを運ぶために下方開口14に、取り外せないように又は選択的にのいずれかで取付けられることができる様々な異なるカップリング装置を考えていることが理解されるべきである。したがって、様々なカップリング装置(例えば、一端又は両端にスイベルを持つ又は持たない、及び装置に一体に形成された呼気システムを持つ又は持たない)が、カップリング装置16に置き換えられ得る。
クッション組立体10はさらに、支持組立体カップリング18を含む。支持組立体カップリング18は、支持組立体40に結合されるように構成される。支持組立体40、そして、以下に論じられる、より具体的にはフレーム組立体50に対して、支持組立体カップリング18は、以下に論じられるように、閉じた、柔軟なループ又は円環形部材65と整合するように構成されたカップリングである。したがって、支持組立体カップリング18は、フェースプレート12のループ状溝であり得る。溝の外縁は、円環形部材65より大きい断面積を有し、フレーム組立体50は、円環形部材65が溝に配置され得るように、フェースプレート12の上に伸ばされなければならない。さらに、フェースプレート12の外側表面の輪郭は、プラットフォーム17を形成し得る。プラットフォーム17は、当接し、それによってフレーム組立体50の形状に影響を及ぼすように構成され、以下に論じられる。さらに、クッション組立体10は、プラットフォーム17の上に部分的に広がる保持フランジ19を含み得る。例示的な実施形態では、保持フランジ19は、プラットフォーム17に概して平行に広がり、したがって溝を形成する。したがって、プラットフォーム17がユーザの顔に対して凹である場合、保持フランジ19もまたユーザの顔に対して凹である。プラットフォーム17及び保持フランジ19は、以下に論じられるように、第1の裏返し装置構成要素110であり得る。
クッション15は、フェースプレート12から、ユーザの顔に向かって延びるように構成され、概してクッション組立体10の深さを定める。クッション15は、柔軟な材料から作られたクッションボディ20を含む。クッション15は、ユーザの顔に係合し、概して連続的なシールを提供するように構成される。このシールは、クッション組立体10が、ユーザの顔に対して概して接する配向に保持される場合、より完全なシールになるように改良され得る。クッション15をユーザの顔に係合させる付勢力が、支持組立体40によって作られる。
支持組立体40は、少なくとも1つのストラップ42及びフレーム組立体50を含む。ストラップ42は張力部材である。図示されるように、支持組立体40は、2つのストラップ42を含む−しかし、請求項はこの構成に限定されるものではない。各ストラップ42は、ユーザの頭の周りに延びるように構成される。知られているように、支持組立体ストラップ42は、多くの構成でストラップ42を有するウェブ(図示せず)を形成し得る。ストラップ42は、弾性又は非弾性材料から作られ得る。
フレーム組立体50は、リバーシブルフレーム組立体50である。リバーシブルフレーム組立体50は、第1の側部54及び第2の側部56を有するボディ52を含む。フレーム組立体ボディ52は、少なくとも、第1の実質的に平らな、細長い部材60及び第2の実質的に平らな、細長い部材62、クッション組立体カップリング64、並びに裏返し装置70を含む。フレーム組立体ボディ52は、クッション組立体10に、クッション組立体カップリング64において、クッション組立体10がボディの第1又は第2の側部54、56の一方に実質的に配置される状態で、結合されるように構成される。つまり、例示的な実施形態では、クッション組立体カップリング64は、開口66を画定する円環形部材65である。ここで用いられるとき、「円環」は、対称ではなくてもよい閉ループのように広く解釈される。円環形状部材65は、単一のボディ、部分的に単一のボディ、又は互いに結合される要素を有する単一でないボディであり得る。開口66は、以下に記載されるように、クッション組立体10の一部が、そこを通って延びることを可能にするように寸法決めされる。開口66を通って延びるクッション組立体10の部分以外では、クッション組立体10は、ボディの第1又は第2の側部54、56の一方に配置される。
以下に論じられるように、フレーム組立体ボディ52、並びに第1のボディ部材60及び第2のボディ部材60は、「剛性」がある又は「形状維持部材」である。したがって、第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62は、付勢されないとき、実質的に平らである。使用において、そしてストラップ42からの付勢下で、第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62は概して平らでない可能性があることが理解される。第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62のそれぞれは、近位端部61において、円環形部材65の対向する横方向の側部に結合され、そこから外側に延びる。第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62はそれぞれ、ストラップカップリング68を含む遠位端部63を有する。図示されるように、第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62は概して「T形状」である、すなわち、各ボディ部材60、62の遠位端部63は複数の遠位端部63に分かれる。この構成では、第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62の各遠位端部63は、ストラップカップリング68を含む。ストラップカップリング68は、以下に記載されるように、リバーシブルであるとともに、1つの例示的な実施形態では、そこを通ってストラップ42が輪にされ得るスロット69である。したがって、ストラップ42は、フレーム組立体50に結合され得るとともに、支持組立体40は、ユーザの頭を囲むように構成される。
フレーム組立体50、より具体的にはフレーム組立体ボディ52は、ボディの第1の側部54がクッション組立体10の周りに凹である、第1の凹形態、及びボディの第2の側部56がクッション組立体10の周りに凹である、第2の凹形態の2つの概して凹形態の一方に配置されるように構成される。以下に記載されるように、フレーム組立体ボディ52は、可撓性及び準可撓性の材料から作られる。したがって、ここで使用されるとき、「概して凹」は、一般的な方法で、凹である形態を意味する。したがって、第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62は、概して平ら且つ湾曲されていないが、フレーム組立体ボディ52の全体が「概して凹」であるときフレーム組立体ボディ52の「概して凹」の形態の一部である。すなわち、クッション組立体10が円環形部材65の中に配置された状態で、第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62は、円環形部材65から概して横方向外側に延びる。しかし、フレーム組立体ボディ52が概して凹形態の状態では、第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62はそれぞれ後方に延びる。使用において、第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62はそれぞれユーザの耳の一方に向かって延びる。したがって、フレーム組立体50、より具体的には第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62は、ユーザの頭を部分的に取り囲む。
裏返し装置70は、フレーム組立体ボディ52が第1の形態と第2の形態との間を動くことを可能にするように構成される。裏返し装置70はさらに、フレーム組立体ボディ52を第1の形態及び第2の形態の一方に保持するように構成され得る。例えば、図2に示される、1つの例示的な実施形態では、フレーム組立体ボディ52は実質的に平らである。すなわち、円環形部材65、並びに、第1部材60及び第2部材62は、平らであり、平らな面に置かれた場合、概して同じ平面に配置され得る。この実施形態では、裏返し装置70は、クッション組立体カップリング64の周りに配置されたリバーシブル屈曲部80を含む。ここで使用されるとき、「周りに」は、リバーシブル屈曲部80が、クッション組立体カップリング64の一部であり得る、又はそれに隣接して、すなわちクッション組立体カップリング64と、第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62のそれぞれとの間の結合部に、配置され得ることを意味する。したがって、リバーシブル屈曲部80は、クッション組立体カップリング64は剛性がある又は形状維持するが、クッション組立体10の周りにどちらの方向でも屈曲され得るという点においてクッション組立体カップリング64に組み込まれる。すなわち、クッション組立体カップリング64は、フレーム組立体ボディの第1の側部54又は第2の側部56のいずれかが凹面である状態で、クッション組立体10の周りに概して凹形態に置かれ得る。
上述のように、クッション組立体10は、図1に示されるように、フェースプレート12の上に支持組立体カップリング18を含む。フレーム組立体50、より具体的にはクッション組立体カップリング64が、クッション組立体10に、より具体的には支持組立体カップリング18に結合されるとき、以下に論じられるように、フレーム組立体ボディ52の可撓性の性質は、フレーム組立体ボディ52がフェースプレート12の周りに曲がることを可能にし、これは、ストラップ42の付勢力が加えられるとき、特に当てはまる。したがって、フレーム組立体ボディ52は、ボディの第1の側部54がフェースプレート12に当接する状態で支持組立体カップリング18に結合されることができ、フレーム組立体ボディ52は、フェースプレート12の輪郭に沿い、それによって、クッション組立体10の少なくとも一部の周りで凹になる。すなわち、この第1の形態では、ボディの第1の側部54は、クッション組立体10の少なくとも一部の周りで凹である。逆に、フレーム組立体ボディ52は、ボディの第2の側部56がフェースプレート12に当接している状態で支持組立体カップリング18に結合されることができ、フレーム組立体ボディ52は、フェースプレート12の輪郭に沿い、それによって、クッション組立体10の少なくとも一部の周りで凹になる。この第2の形態では、ボディの第2の側部56は、クッション組立体10の少なくとも一部の周りで凹である。ユーザは、クッション組立体10をフレーム組立体50に結合する前に、形態の間でクッション組立体10を位置決めすることによって選択された側部に切り替え得る。したがって、フレーム組立体50はリバーシブルである。
他の例示的な実施形態では、裏返し装置70は、フレーム組立体ボディ52を第1の形態及び第2の形態の一方に保持するように構成される。図1に示されるように、円環形部材65は、中空円錐台部90として形作られる。ここで用いられるとき、「円錐台」は、任意の頭を切られた、概して円錐断面又は同様の形状、例えば、頭を切られたピラミッドであり得る。以下に論じられるように、円錐台部90は、可撓性である。知られているように、可撓性円錐台部90は裏返しにされ得る。さらに、円錐台部90は、裏返しにされたときでさえ、その円錐の特性を保持するので、円錐台部90は、裏返しにされた形態に留まる傾向がある。したがって、円錐台部90が、第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62が円錐台部90の横方向側部に結合され、それぞれが後方に延びる、第1の形態にあるとき、フレーム組立体50は概して凹である。円錐台部90は、裏返しにされ得るとともに、裏返しにされた円錐形を保つ。第1のボディ部材60及び第2のボディ部材62は円錐台部90の横方向の端部に結合されるので、第2の形態では、フレーム組立体50はまた概して凹である。さらに、ある力が円錐台部90を裏返すために必要とされるので、円錐台部90は、フレーム組立体50を第1又は第2の形態のいずれかに保持する。すなわち、いったん円錐台部90が第1又は第2の形態になると、フレーム組立体50は同じ形態にあることを意味し、円錐台部90は、この形態に留まる傾向がある。したがって、ユーザはフレーム組立体50の形態を選択し、クッション組立体10を、凹部の側であるどちらかの側部に結合する。すなわち、ボディの第1の側部54又はボディの第2の側部56のいずれかが凹であり得る。このようなとき、フレーム組立体50はリバーシブルである。
円環形部材65が概して平らである、上述の第1の実施形態では、裏返し装置70は、単にリバーシブル屈曲部80である。この実施形態では、フレーム組立体ボディ52は、付勢されるとき、フェースプレート12の輪郭に沿い、それによって、クッション組立体10の少なくとも一部の周りで凹になる。しかし、凹形を保持することは、ストラップ42の付勢力に依存する。それと似ている他の実施形態では、裏返し装置70は、フレーム組立体ボディ52を、第1の形態及び第2の形態の一方に保持するように構成される。これは、第1の裏返し装置構成要素100をクッション組立値10に及び第2の裏返し装置構成要素102をフレーム組立体50に設けることによって達成される。第2の裏返し装置構成要素102は、上述のように、リバーシブル屈曲部80である。第1の裏返し装置構成要素100は、凹状プラットフォーム17及び保持フランジ19を含む。
上述のように、保持フランジ19は、プラットフォーム17の上に部分的に広がる。したがって、プラットフォーム17及び保持フランジ19は溝を画定する。フレーム組立体ボディ52が、プラットフォーム17と保持フランジ19との間に配置されるとき、プラットフォーム17及び保持フランジ19は、フレーム組立体ボディ52を形づくる。したがって、プラットフォーム17及び保持フランジ19が凹状輪郭に広がる場合、フレーム組立体ボディ52は、凹形に保持される。すなわち、円環形部材65は、クッション組立体カップリング64であるフレーム組立体ボディ52の開口66を画定する。クッション組立体カップリング64のフレーム組立体ボディ52は、第1の裏返し装置構成要素の保持要素19と第1の裏返し装置構成要素のプラットフォーム17との間に、ぴったりと合うように構成される。この構成では、第1の裏返し装置構成要素100は、フレーム組立体ボディの第1及び第2の側部54,56の両方に係合し、フレーム組立体ボディの第1及び第2の側部54,56を、プラットフォーム17及び保持フランジ19によって定められる湾曲部と同様の湾曲部の上に広がるようにさせる。したがって、フレーム組立体ボディ52は、選択された形態で保持される。すなわち、フレーム組立体ボディ52は、プラットフォーム17に当接する第1又は第2の側部54、56のいずれかに対して位置決めされ得るので、フレーム組立体52は、上述のように、第1又は第2の形態のいずれかであり得る。
他の例示的な実施形態では、第1の裏返し装置構成要素100は、フレーム組立体ボディ52をより良く位置決めするように、改良され得る。すなわち、図3に示されるように、第1の裏返し構成要素装置保持フランジ19は、細長い側方第1部分110及び細長い側方第2部分112を含む。第1の裏返し装置構成要素の保持フランジの第1及び第2部分110、112のそれぞれは、クッション組立体10に枢動可能に結合され、第1の裏返し装置構成要素の保持フランジ19がリバーシブルフレーム組立体カップリング開口66を通過するように寸法決めされる、第1の狭い形態(破線で示される)と、第1の裏返し装置構成要素の保持フランジ19がリバーシブルフレーム組立体カップリング開口66より大きい断面積を有するように寸法決めされる、第2の広い形態との間で動くように構成される。すなわち、第1の裏返し装置構成要素の保持フランジの第1及び第2部分110、112は、クッション組立体10に結合された羽部と同様である。第1の裏返し装置構成要素の保持フランジの第1及び第2部分110、112が、それらがほとんど触れるポイントまで持ち上げられるとき、第1の裏返し装置構成要素フランジ19は、リバーシブルフレーム組立体カップリング開口66を通過するように寸法決めされる。第1の裏返し装置構成要素の保持フランジの第1及び第2部分110、112が降ろされるとき、第1の裏返し装置構成要素の保持フランジ19は、リバーシブルフレーム組立体カップリング開口66より大きい断面積を有するように寸法決めされる。さらに、第2の形態では、第1の裏返し装置構成要素の保持フランジの第1及び第2部分110、112は、第1の裏返し装置構成要素の保持フランジ19が、細長い側方第1及び第2部分110、112を有さない実施形態より、フレーム組立体ボディ52と接触する大きい面積を有する。さらに、第1の裏返し装置構成要素の保持フランジの第1及び第2部分110、112は、それらの第2の形態に向かって付勢され得る。したがって、第1の裏返し装置構成要素の保持フランジの第1及び第2部分110、112は、フレーム組立体50を凹形態に保持する。
上述のように、フレーム組立体ボディ52は可撓性である。例示的な実施形態では、フレーム組立体ボディ52は、「剛性」がある又は「形状維持部材」である。「剛性」がある又は「形状維持部材」で作られる円錐台部90は、それ自体が選択された形態を保持することが留意される。すなわち、裏返された「剛性」がある又は「形状維持部材」で作られる円錐台部90は、それ自体が裏返された形態を保持し、元の形態に戻らない。したがって、形状は、円錐台90として保持されるが、配向は変化し得る。図4Aに示されるように、フレーム組立体ボディ52は、少なくとも、第1の材料部材120、第2の材料部材122、及び支持部材124を含む。図示されるように、追加的な材料部材、第3の材料部材126及び第4の材料部材128がある。
例示的な実施形態では、第1の材料部材120及び第2の材料部材122は、シリコーンであり、第3の材料部材126及び第4の材料部材128は布である。支持部材124は、図4に示されるように、二またに分けられ得る。第1の材料部材120及び第2の材料部材124は、例示的な実施形態では、単一ボディである。第1の材料部材120及び第2の材料部材124は、可撓性であり、したがって、支持組立体カップリング18の上に引き伸ばされ得る。第1の材料部材120及び第2の材料部材124は、異なる特性又は同一の特性を有し得る、すなわち、第1の材料部材120及び第2の材料部材124は、同じ材料、類似した材料、又は異なる材料から作られ得る。例えば、第1の材料部材120は、ファブリックカバーシリコンであり得るとともに、第2の材料部材122は、むき出しのシリコーンであり得る。さらに、材料部材120、122、124、126、128は、接着剤、フレームラミネーション、マルチショット成形、オーバーモールド成形、縫い付け、機械的インターロック、又は自己融着材料の使用のいずれかによって結合され得る。
さらに、第1の材料部材120及び第2の材料部材122の特性は、それらの外観及び触感を含む。例えば、第1の材料部材120は、ある色又はパターンであり得るとともに、第2の材料部材122は、他の色又はパターンであり得る。色及び/又はパターンは、限定されるものではないが、例えば、シリコーンボディに成形された又はファブリックボディを縫っている溝等の材料に組み込まれ得る、又は、パターンは、限定されるものではないが、例えば、ファブリックボディ等の材料に印刷され得る。したがって、パターンは、視覚的及び/又は触覚の特性を有することができ、そこでは、パターンは視覚的に明白なだけではなく、感じられ得る。例示的な実施形態(図示せず)として、材料部材は、実質的に、他の色の持ちあがったゴムの突起を備えるある色のシリコーンボディであり得る。さらに、ゴムの突起は、あるパターンで配置され得る。このような構成は、滑り止め表面として働き得る。したがって、第1の材料部材120は、滑り止めテクスチャである外側表面を有し得る一方、第2の材料部材122は、実質的に滑らかな布であり得る。この形態では、ユーザは、第1の材料部材120又は第2の材料部材122のいずれかを有するように選ぶことができ、それらの関連付けられた特性は他人が見せるために露出される一方、他の材料部材120、122はユーザの顔に係合する。第1の材料部材120及び第2の材料部材122は、シリコーン、ゴム、ゲル、熱可塑性材料、発泡体、及び繊維を含むグループから選択され得る。したがって、ここで使用されるとき、材料部材120、122の「特性」は、色、パターン、デザイン、又は他のしるし、及び繊維を含む、材料の種類及び材料の外観を含む。
第1及び第3の材料部材120、126は、フレーム組立体ボディの第1の側部54に配置され、第2及び第4の材料部材122、128は、フレーム組立体ボディの第2の側部56に配置される。支持部材124は、第1の材料部材120と第2の材料部材122との間に配置される。さらに、第1、第2、第3及び第4の材料部材120、122、126、128は、支持部材124の形に実質的に一致するように形成される。第1の材料部材120及び第2の材料部材122は、支持部材124に付けられ得る、支持部材124に接着され得る、又は支持部材124と単一ボディとして形成され得る。しかし、第1の材料部材120及び第2の材料部材122は、支持部材124の縁を超えて延びることができ、それによって、フレーム組立体ボディ52に対して可撓性を提供する。
すなわち、支持部材124は、第1、第2、第3及び第4の材料部材120、122、126、128より硬いが、依然として可撓性である。支持部材124は、フレーム組立体ボディ52に、剛性又は特定の形状に戻る能力を与える。支持部材124は、第1の側部部材130及び第2の側部部材132を含む。支持部材の第1の側部部材130は、第1のボディ部材60を規定し、円環形部材65の第1の部分134を規定し得る(図4Bに示されるように)。支持部材の第2の側部部材132は、第2のボディ部材62を規定し、円環形部材65の第2の部分136を規定し得る(図4Bに示されるように)。したがって、円環形部材65が円錐台部90であるとき、支持部材の第1の側部部材130は、円錐台部90の第1の部分134を規定し、支持部材の第2の側部部材132は、円錐台部90の第2の部分136を規定する。したがって、支持部材の第1及び第2の側部部材130、132はそれぞれ、上述の、第1及び第2ボディ部材60、602の「T形」のような形状、並びに円形部分134、136を有する。
組み立てられるとき、第1の側部部材130及び第2の側部部材132、又は支持部材円形部分134、136は、直接結合されなくてもよい。すなわち、第1の材料部材120及び第2の材料部材122は、第1の側部部材130と第2の側部部材132との間、又は支持部材円形部分134、136の間の隙間を越えて延び得る。この構成では、円環形部分65は、第1の側部部材130及び第2の側部部材132、又は支持部材円形部分134、136が直接結合されないので、非常に柔軟である(可撓性がある)。したがって、第1の材料部材120及び第2の材料部材122の柔軟な性質は、クッション組立体カップリング64の周りに配置されたリバーシブル屈曲部80に提供される。さらに、支持部材124が、二またに分かれ、支持部材円形部分134、136が、単一構造(すなわち支持部材円形部分134、136が結合されている)でないとき、円錐台部90の裏返し易さは増加する。
図4Aに示される、例示的な実施形態では、全ての材料部材及び支持部材120、122、124、126、128は、実質的に平面状である。したがって、フレーム組立体ボディ52は、実質的に平面状である。さらに、フレーム組立体ボディの第1の側部54及びフレーム組立体ボディの第2の側部56はそれぞれ、ある外形、又は断面形状を有する。フレーム組立体ボディの第1の側部54の輪郭及びフレーム組立体ボディの第2の側部56の外形は実質的に同様である。フレーム組立体50がリバーシブルでないとき、第1及び第2の側部54、56の外形は異なることが留意される。例えば、リバーシブルでないフレーム組立体は、クッション組立体カップリング装置16として、スナップ又は面ファスナを含み得る。これらのファスナは、フレーム組立体50の片面に置かれる、すなわち、フレーム組立体50を裏返す必要が無いので、第1及び第2の側部54、56の外形は異なる。本フレーム組立体50は、開口、例えば、カップリング装置16としての円環形部材開口66のようなカップリングを用い、このようなものとして、カップリングは、リバーシブルである外形を有する。
したがって、図5に示されるように、上述のような、リバーシブルフレーム組立体50を有する患者インタフェース装置8を使用する方法は、フレーム組立体ボディが第1の形態にある間にクッション組立体をフレーム組立体ボディに結合するステップ200、クッション組立体をフレーム組立体ボディから分離するステップ202、フレーム組立体ボディを第2の形態に配置するステップ204、及びフレーム組立体ボディが第2の形態にある間にクッション組立体をフレーム組立体ボディに結合するステップ206、を含む。裏返し装置70が、可撓性の、中空の円錐台部90を含む場合、フレーム組立体ボディを第2の形態に配置するステップ204は、円錐台部90を裏返しにするステップ208を含む。さらに、フレーム組立体ボディが第1の形態にある間にクッション組立体をフレーム組立体ボディに結合するステップ200及びフレーム組立体ボディが第2の形態にある間にクッション組立体をフレーム組立体ボディに結合するステップ206は、それぞれ、フレーム組立体ボディの第1の側部がユーザの顔に隣接する状態でクッション組立体を使用するステップ210、及び、フレーム組立体ボディの第2の側部がユーザの顔に隣接する状態でクッション組立体を使用するステップ212を含み得る。
請求項において、括弧内の如何なる参照符号も特許請求の範囲を制限するよう解釈されてはならない。語「有する(comprising)」又は「含む(including)」は請求項に挙げられている以外の要素又はステップの存在を除外しない。幾つかの手段を列挙する装置クレームにおいて、それらの手段の幾つかはハードウェアの全く同一の項目によって具現されてよい。要素に先行する語「1つの(a又はan)」はその要素の複数個の存在を除外しない。複数の手段を列挙するいずれの装置クレームにおいても、それらの手段の幾つかはハードウェアの全く同一の項目によって具現されてよい。ある要素が相互に異なる従属請求項において挙げられている単なる事実は、その要素が組み合わせて使用され得ないこと示すわけではない。
本発明は、最も実際的且つ好ましい実施形態であると現在考えられるものに基づき例示の目的で詳細に記載されてきたが、かかる詳細は単にその目的のためであり、本発明は開示されている実施形態に制限されず、それどころか、特許請求の範囲の主旨及び適用範囲の中にある改良及び同等の配置を網羅するよう意図されることが理解されるべきである。例えば、本発明は、可能な限り、いずれかの実施形態の1又は複数の特徴がいずれかの他の実施形態の1又は複数の特徴と組み合わされ得ると考えると理解されるべきである。

Claims (16)

  1. クッション組立体及び支持組立体を含み、前記クッション組立体は支持組立体カップリングを含み、前記支持組立体は少なくとも1つのストラップを含む、患者インタフェース装置用リバーシブルフレーム組立体であって:
    第1の側部及び第2の側部を有するフレーム組立体ボディであって、前記フレーム組立体ボディは、少なくとも、実質的に平らな細長い第1のボディ部材及び実質的に平らな細長い第2のボディ部材、クッション組立体カップリング、及び裏返し装置を含み、前記第1のボディ部材及び前記第2のボディ部材は、近位端部において、前記クッション組立体カップリングに結合される、フレーム組立体ボディ;を有し、
    前記フレーム組立体ボディは、前記クッション組立体が前記フレーム組立体ボディの前記第1又は前記第2の側部の一方に配置された状態で、前記クッション組立体に前記クッション組立体カップリングで結合されるように構成され;
    前記フレーム組立体ボディは、前記第1の側部が前記クッション組立体の少なくとも一部の周りに凹である、第1の凹形態、及び前記第2の側部が前記クッション組立体の少なくとも一部の周りに凹である、第2の凹形態の2つの凹形態の一方に配置されるように構成され;
    前記裏返し装置は、前記フレーム組立体ボディが、前記第1の形態と前記第2の形態の間で動くことを可能にするように構成される;
    リバーシブルフレーム組立体。
  2. 前記裏返し装置は、前記クッション組立体カップリングの周りに配置される少なくとも1つの屈曲部を含む、
    請求項1に記載のリバーシブルフレーム組立体。
  3. 前記裏返し装置は、可撓性の、中空円錐台部を含み;
    記第1のボディ部材は、前記中空円錐台部の一方の側部に結合され;
    記第2のボディ部材は、前記中空円錐台部の他方の側部に結合される;
    請求項1に記載のリバーシブルフレーム組立体。
  4. 前記フレーム組立体ボディは、第1の材料部材、第2の材料部材、及び支持部材を含み;
    前記第1の材料部材及び前記第2の材料部材は、異なる性質を有し;
    前記第1の材料部材は、前記第1の側部に配置され;
    前記第2の材料部材は、前記第2の側部に配置され;
    前記支持部材は、前記第1の材料部材と前記第2の材料部材との間に配置される;
    請求項1に記載のリバーシブルフレーム組立体。
  5. 前記クッション組立体カップリングは、円環形部材であり、前記支持部材は、第1の側部部材及び第2の側部部材を含み、前記第1の側部部材は、前記第1のボディ部材及び前記円環形部材の第1の部分を規定し、前記第2の側部部材は、前記第2のボディ部材及び前記円環形部材の第2の部分を規定する、
    請求項4に記載のリバーシブルフレーム組立体。
  6. 前記裏返し装置は、可撓性の、中空円錐台部を含み;
    記第1のボディ部材は、前記中空円錐台部の一方の側部に結合され;
    記第2のボディ部材は、前記中空円錐台部の他方の側部に結合され;
    記第1の部分は、円錐台の一部であり;
    記第2の部分は、円錐台の一部である;
    請求項5に記載のリバーシブルフレーム組立体。
  7. 前記中空円錐台部は、開口を画定し;
    前記中空円錐台部は、前記円環形部材である;
    請求項6に記載のリバーシブルフレーム組立体。
  8. 前記第1の材料部材は、シリコーン、ゴム、ゲル、熱可塑性材料、発泡体及び繊維を含むグループから選択され;
    前記第2の材料部材は、シリコーン、ゴム、ゲル、熱可塑性材料、発泡体及び繊維を含むグループから選択される;
    請求項4に記載のリバーシブルフレーム組立体。
  9. 記第1の側部及び前記第2の側部はそれぞれ外形を有し、前記第1の側部の外形及び前記第2の側部の外形は実質的に同様である、
    請求項1に記載のリバーシブルフレーム組立体。
  10. 第1の裏返し装置構成要素を持つ支持組立体カップリングを有するクッション組立体と;
    第1の側部及び第2の側部を持つボディを有するリバーシブルフレーム組立体であって、前記ボディは少なくとも、第1のボディ部材及び第2のボディ部材、クッション組立体カップリング、並びに第2の裏返し装置構成要素を含む、リバーシブルフレーム組立体と;を有し、
    記ボディは、前記クッション組立体が前記第1又は前記第2の側部の一方に配置された状態で、前記クッション組立体カップリングで前記クッション組立体に結合されるように構成され;
    記ボディは、前記第1の側部が前記クッション組立体の少なくとも一部の周りに凹である、第1の凹形態、及び前記第2の側部が前記クッション組立体の少なくとも一部の周りに凹である、第2の凹形態の2つの凹形態の一方に配置されるように構成され;
    前記第1及び前記第2の裏返し装置構成要素は、前記ボディが、前記第1の形態と前記第2の形態の間で動くことを可能にするように構成される;
    患者インタフェース装置。
  11. 前記支持組立体カップリングの第1の裏返し装置構成要素は、前記ボディを、前記第1又は前記第2の形態の一方に保つように構成される、
    請求項10に記載の患者インタフェース装置。
  12. 前記第1の裏返し装置構成要素はプラットフォームを含み、前記第1の裏返し装置構成要素のプラットフォームは凹状であり;
    前記第2の裏返し装置構成要素は、前記クッション組立体カップリングの周りに配置される少なくとも1つの屈曲部を含み;
    記ボディが前記クッション組立体に結合されるとき、前記ボディは、前記第1の裏返し装置構成要素のプラットフォーム上に配置される;
    請求項10に記載の患者インタフェース装置。
  13. 前記支持組立体カップリングに配置される前記第1の裏返し装置構成要素は、保持フランジを含み、前記第1の裏返し装置構成要素の保持フランジは、前記第1の裏返し装置構成要素のプラットフォームの上に部分的に広がり、前記第1の裏返し装置構成要素の保持フランジは、前記第1の裏返し装置構成要素のプラットフォームと概して平行に広がり;
    記クッション組立体カップリングは、前記ボディの開口であり、前記ボディの開口における前記ボディは、前記第1の裏返し装置構成要素の保持フランジと前記第1の裏返し装置構成要素のプラットフォームとの間に合うように構成される、
    請求項12に記載の患者インタフェース装置。
  14. 記支持組立体カップリングは、可撓性であるとともに伸びるように構成され、それによって、前記第1の裏返し装置構成要素の保持フランジの上に合うように、断面積を増加させる、
    請求項13に記載の患者インタフェース装置。
  15. 前記第1の裏返し装置構成要素の保持フランジは、細長い側方第1部分及び細長い側方第2部分を含み;
    前記第1の裏返し装置構成要素の保持フランジの第1及び第2の部分のそれぞれは、前記クッション組立体に枢動可能に結合されるとともに、前記第1の裏返し装置構成要素の保持フランジが前記開口を通過するように寸法決めされる、第1の狭い形態と、前記第1の裏返し装置構成要素の保持フランジが前記開口より大きい断面積を有するように寸法決めされる、第2の広い形態との間で動くように構成される、
    請求項13に記載の患者インタフェース装置。
  16. 前記第1の裏返し装置構成要素の保持フランジの第1及び第2の部分のそれぞれは、前記第2の形態に付勢される、
    請求項15に記載の患者インタフェース装置。
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