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JP6288153B2 - 光変調器 - Google Patents

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Description

本発明は、光変調器に関し、特に、2波長集積型などの高集積型変調器の構造に関する。
光通信システムの高速化、大容量化が進む中で、それに使用される光変調器の高性能化、高密度化が進んでいる。また、光変調器の小型化の要請に伴い、光変調器を構成する基板の小型化も進められている。しかしながら、光変調器の高性能化と、高密度化及び小型化とは相反する要求であるため、これらを両立するための工夫が求められている。
このような光変調器に関し、以下のような発明が提案されている。
例えば、特許文献1には、基板上に第1の光変調部と第2の光変調部とを幅方向に並列に設け、該基板の一方の側部に隣接させて、変調用の電気信号を中継する中継基板を配置した構造の光変調器が開示されている。
特開2015−172630号公報
近年、2波長集積型などの高集積型光変調器が開発されている。図1には、従来の2波長集積型DP−QPSK(Dual Polarization - Quadrature Phase Shift Keying)変調器の構成例を示してある。同図の光変調器は、波長λ1の光波が入力される光変調領域M1と、波長λ1とは異なる波長λ2の光波が入力される光変調領域M2とを有し、これら光変調領域M1,M2は互いに独立して動作するように構成される。
光変調領域M1,M2の各々は、電気光学効果を有する基板1上に、光導波路2と、光導波路2を伝搬する光波を制御信号により制御するための制御電極3と、光導波路2を伝搬する光波を検出するための受光素子4とを備えている。制御電極3は、制御信号の一種であるRF信号(変調信号)が印加されるRF電極3aや、制御信号の一種であるDC信号(バイアス電圧)が印加されるDC電極3b,3cなどで構成される。
各光変調領域M1,M2の光導波路2は、マッハツェンダー型光導波路を入れ子型に多重に配置した構造となっており、これに相応して多数の制御電極3や受光素子4が設けられている。同図では、光変調領域M1,M2のそれぞれに、4つのRF電極3aと、6つのDC電極3b,3cと、2つの受光素子4を設けてある。
光変調領域M1の下流には偏波合成部(不図示)が配置され、メインとなるマッハツェンダー型光導波路の出力側アーム部を伝搬する光波を偏波合成部で合成して、光変調器に接続された光ファイバに出力する。光変調領域M2についても同様である。偏波合成部は、空間光学系を用いて偏波合成を行う構造のものや、光導波路を用いて偏波合成を行う構造のものなどがある。
基板1の光変調領域M2側の辺部に隣接させて、RF電極3aに対するRF信号を中継する高周波信号用の中継基板11と、DC電極3b,3cに対するDC信号や受光素子4で検出した受光信号を中継する低周波信号用の中継基板12が配置されている。また、基板1の光変調領域M1側の辺部には、光変調領域M1のRF電極3aに対するRF信号を終端する終端基板13が配置され、基板1の光変調領域M2側の辺部には、光変調領域M2のRF電極3aに対するRF信号を終端する終端基板14が配置されている。
上記のように基板1の片側に中継基板11,12を配置する構造だと、高周波信号用の中継基板11や低周波信号用の中継基板12に接続される入出力端子(DCピンやRFコネクタなど)を筐体6の同一な側面に配置することができるので、光変調器を取り扱いやすくなるという利点がある。しかしながら、多数の制御電極3(3a,3b,3c)や受光素子4を配置した基板(チップ)では、それらの部品に接続する信号線路(電気線)の配線の自由度が少ない。特に中継基板11,12に近い側の光変調領域M2は、光変調領域M2に対する信号線路だけでなく、光変調領域M1に対する信号線路の一部も配設されることになるため、信号線路の複雑化が顕著になる。その結果、制御電極3(3a,3b,3c)に対する信号線路の長さにバラツキが生じやすい。例えば、RF電極3aに対する信号線路5a,5bの各々で長さにバラツキが生じることで、各RF電極3aに対するRF信号にスキュー(時間遅延)が発生したり、各々の信号線路で伝搬損失差が生じる懸念がある。また、信号線路の長さが長くなると伝搬損失が増加したり、信号線路間でクロストークが発生する可能性があるという問題もある。
本発明が解決しようとする課題は、上記のような問題を解決し、制御電極に対する信号線路の長さのバラツキを抑えた光変調器を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の光変調器は、以下のような技術的特徴を有する。
(1) 筐体と、該筐体内部に配置される電気光学効果を有する2つの基板と、前記2つの基板にそれぞれ形成された、光導波路及び該光導波路を伝搬する光波を制御信号により制御するための制御電極とを有する光変調器において、前記2つの基板の間には中継信号線路が形成された中継基板が配置され、該制御電極と該中継信号線路は電気的に接続され、該制御信号は該中継信号線路を介して入力されることを特徴とする。
(2) 上記(1)に記載の光変調器において、該筐体外部の底面には該中継信号線路に接続されたピンが配置され、該制御信号は、該ピンを介して入力されることを特徴とする。
(3) 上記(2)に記載の光変調器において、該制御信号は20Gbps以上の変調信号であることを特徴とする。
(4) 上記(2)又は(3)に記載の光変調器において、該ピンの制御信号が入力される側における変調器外部の信号線路との接続構造はコネクタであることを特徴とする。
(5) 上記(1)に記載の光変調器において、該筐体外部の底面側にはフレキシブル信号線路が形成されたフレキシブル基板が配置され、該フレキシブル信号線路の一端は該中継信号線路に電気的に接続され、該制御信号は該フレキシブル信号線路の他端を介して入力されることを特徴とする。
(6) 上記(5)に記載の光変調器において、該制御信号のスキューの調整は該フレキシブル基板に配置された該フレキシブル信号線路で行うことを特徴とする。
(7) 上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の光変調器において、前記2つの基板における該制御電極は前記2つの基板間の中心線に対して線対称に配置されることを特徴とする。
(8) 上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の光変調器において、前記2つの基板の各光導波路を伝搬する光波の一部を受光する受光素子を設け、前記2つの基板の間に配置された中継基板が、該受光素子で検出した受光信号を該筐体の外部に出力する際の中継に用いられることを特徴とする。
本発明の光変調器は、筐体と、該筐体内部に配置される電気光学効果を有する2つの基板と、前記2つの基板にそれぞれ形成された、光導波路及び該光導波路を伝搬する光波を制御信号により制御するための制御電極とを有する光変調器において、前記2つの基板の間には中継信号線路が形成された中継基板が配置され、該制御電極と該中継信号線路は電気的に接続され、該制御信号は該中継信号線路を介して入力されるため、制御電極に対する信号線路の長さのバラツキを抑えた光変調器を提供することができる。
従来の2波長集積型DP−QPSK変調器の構成例を示す平面図である。 本発明の第1実施例に係る光変調器を説明する平面図である。 本発明の第1実施例に係る光変調器を説明する断面図である。 本発明の第2実施例に係る光変調器を説明する断面図である。
以下、本発明に係る光変調器について詳細に説明する。
本発明に係る光変調器は、例えば図2に示すように、筐体6と、該筐体内部に配置される電気光学効果を有する2つの基板1A,1Bと、2つの基板1A,1Bにそれぞれ形成された、光導波路2及び該光導波路を伝搬する光波を制御信号により制御するための制御電極3とを有する。2つの基板1A,1Bの間には中継信号線路(不図示)が形成された中継基板11,12が配置され、制御電極3と中継信号線路は電気的に接続され、制御信号は中継信号線路を介して入力される。
基板1A,1Bとしては、石英、半導体など光導波路を形成できる基板であれば良く、特に、電気光学効果を有する基板である、LiNbO(ニオブ酸リチウム),LiTaO(タンタル酸リチウム)又はPLZT(ジルコン酸チタン酸鉛ランタン)のいずれかの単結晶などを用いた基板が好適に利用可能である。
基板1A,1Bに形成する光導波路2は、例えば、LiNbO基板(LN基板)上にチタン(Ti)などの高屈折率物質を熱拡散することにより形成される。また、光導波路となる部分の両側に溝を形成したリブ型光導波路や光導波路部分を凸状としたリッジ型導波路も利用可能である。また、PLC等の異なる導波路基板に光導波路を形成し、これらの導波路基板を貼り合せ集積した光回路にも、本発明を適用することが可能である。
基板1A,1Bには、光導波路2を伝搬する光波を制御信号により制御するための制御電極3が設けられる。制御電極3としては、変調電極を構成するRF電極3aやこれを取り巻く接地電極(不図示)、DC信号を印加するDC電極3b、3cなどがある。これら制御電極3は、基板表面に、Ti・Auの電極パターンを形成し、金メッキ方法などにより形成することが可能である。さらに、必要に応じて光導波路形成後の基板表面に誘電体SiO等のバッファ層を設けることも可能である。
基板1A,1Bの各々の光変調領域を構成する光導波路2は、マッハツェンダー型導波路を入れ子型に多重に配置した構造となっており、これに相応して多数の制御電極3や受光素子4が設けられている。同図では、基板1A,1Bのそれぞれに、4つのRF電極3aと、6つのDC電極3b,3cと、2つの受光素子4を設けてある。
本発明に係る光変調器の主な特徴は、基板1A,1Bの間に、中継信号線路(不図示)が形成された中継基板11,12が配置され、制御電極3と中継信号線路は電気的に接続され、制御信号は中継信号線路の一端から入出力されることである。本明細書では、基板の長さ方向を「X方向」とし、基板の幅方向を「Y方向」とする。X方向は光波の進行方向(図中の矢印Xの方向)に対応し、これに直交する方向(図中の矢印Yの方向)がY方向となる。以下、実施例を参照して詳細に説明する。なお、光変調器の概略的な構成は、図1を参照して説明した従来の光変調器と同様である。
図2は、本発明の第1実施例に係る光変調器を説明する平面図であり、図3は、図2におけるA−A’断面図である。
本例の光変調器は、筐体6の内部底面(筐体外部の底面に対向する筐体内部の面)に、2つの基板1A,1BをY方向に並列に配置してある。基板1Aと基板1Bの間には、RF電極3aに対するRF信号を中継する高周波信号用の中継基板11と、DC電極3b,3cに対するDC信号を中継する低周波信号用の中継基板12が配置される。中継基板12は、受光素子4で検出した受光信号を外部に出力する際の中継に用いることもできる。
中継基板11,12には中継信号線路(不図示)が形成されている。中継信号線路は、一方の端部が基板1A,1Bの制御電極3に対する信号線路と電気的に接続され、他方の端部にピン21が接続される。すなわち、中継信号線路は、制御電極3と電気的に接続され、ピン21から入出力される制御信号を制御電極3との間で中継する。図2では、基板1AのRF電極3aに対する信号線路5aと、基板1BのRF電極3aに対する信号線路5bを示しているが、他の信号線路は省略している。
このように、基板1Aと基板1Bの間に、これらの基板に対する制御信号を中継する中継基板11,12を配置することで、従来技術のように信号線路が局所的に集中することがなくなる。すなわち、一方の光変調領域(M2)に、他方の光変調領域(M1)に対する信号線路の一部を配設させずに済むようになる。また、信号線路の長さは、中継基板11,12上の中継信号線路の配設の仕方により調整できる。このため、信号線路の長さを揃えやすくなり、信号線路の長さのバラツキによる制御信号のスキュー(位相ずれ)を抑制できる。
また、信号線路の長さの調整は中継基板11,12上の中継信号線路で行えるので、伝搬損失が大きい基板1A,1B上の信号線路をなるべく短くすることで、信号線路全体での伝搬損失を抑え、また信号線路間でクロストークの発生を抑制することが可能となる。更に、1枚の基板(チップ)に多数の光変調領域を形成するのではなく、本例のようにチップを分離した構造にすることで、チップ製造の歩留りを改善する効果も得られる。
また、本例の光変調器において、中継基板11,12に形成された中継信号線路には、図3に示すように、中継基板11,12から筐体6の底面を貫通するように延びるピン21の一端が電気的に接続されている。ピン21の他端は制御信号の入出力のため変調器外部の信号線路と接続される。ピン21の他端側(制御信号が入力される側)における変調器外部の信号線路との接続構造としては、制御信号がDC信号の場合、ピン21をそのまま利用してもよい。また制御信号がRF信号の場合、ピン21の他端側における当該構造はGPPOやG3POなどのコネクタとしてもよい。
このように、筐体6の底面から出たピン21を介して制御信号を入出力する構成とすることで、ピン21の他端から制御電極3に至る信号線路の長さを短縮できる。その結果、スキューの低減、信号線路間の伝搬損失のバラツキの低減、信号線路トータルとしての伝搬損失の低減といった効果を得ることができる。
また、本例の光変調器は、基板1Aにおける各制御電極3と基板1Bにおける各制御電極3を、基板1Aと基板1Bの間の中心線(図中の一点鎖線C)に対して線対称に配置している。このため、光変調器外部もしくは内部の温度変化により基板1Aや基板1Bに熱応力が発生した場合でも、基板1Aや基板1Bに対する熱応力が一点鎖線Cに対して対称に発生するため、基板1Aと基板1B間の光学特性や電気特性の劣化のバラつきを抑制することができる。また、従来のように中継基板11,12を基板1Aもしくは基板1Bの筐体内壁側の同じ側面に配置せず、基板1Aと基板1Bの間に中継基板11,12を配置しているため、上記構成と相俟って相乗的な効果を得ることができる。また、基板1Aや基板1Bにおける光導波路も一点鎖線Cに対して対称に配置した場合、更に上記効果を高めることができる。
図4は、本発明の第2実施例に係る光変調器を説明する断面図である。
本例の光変調器は、筐体6の外部の底面側に、信号線路(フレキシブル信号線路)が形成されたフレキシブル基板23を配置してある。中継基板11,12に形成された中継信号線路には、中継基板11,12から筐体6の底面を貫通するように延びるピン21の一端が電気的に接続されている。また、ピン21の他端はフレキシブル信号線路の一端と電気的に接続されている。制御電極3に対する制御信号は、フレキシブル信号線路の他端から入出力される。
このように、制御電極3に対する制御信号の信号経路の一部を、基板1Aや基板1Bなどより伝搬損失が小さいフレキシブル信号線路で形成することで、制御信号の伝搬損失を低減することができる。特に、信号経路においてフレキシブル信号線路で形成する区間の割合を多くし、基板1A,1B上の信号線路を最小限に抑えることで、信号線路トータルとしての伝搬損失を低減することができる。また、スキューの調整を、配線取り回しが容易なフレキシブル信号線路の区間で行うことで、基板1A,1B上の配線を簡素化でき、設計自由度の改善を図ることができる。
以上、実施例に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した内容に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能であることはいうまでもない。
一例として、DC信号とRF信号を、筐体の互いに異なる面に配置されたピンやコネクタからそれぞれ入出力する構成とすることができる。
この場合、例えば、筐体の互いに異なる面に配置されたピンやコネクタは、変調器外部の信号線路と接続される部分におけるDC信号の伝搬方向とRF信号の伝搬方向が直交するように配置する構成としてもよい。こうすることで、DC信号の伝搬方向とRF信号の伝搬方向が直交するためDC信号とRF信号との間のクロストークが抑制できる。また、筐体の同一面にピンとコネクタを配置した従来の構成と比較して、ピンとコネクタの距離を大きくすることができるため、DC信号の伝搬方向とRF信号の伝搬方向が直交することとの相乗効果により、DC信号とRF信号との間のクロストークを効果的に抑制することができる。
また、例えば、筐体の底面と側面にピンやコネクタをそれぞれ配置し、DC信号は筐体の側面に配置されたピンやコネクタから入出力し、RF信号は筐体の底面に配置されたピンやコネクタから入出力する構成としてもよい。このような構成の場合でも、RF信号の信号線路の長さを短縮することができ、スキューの低減、信号線路間の伝搬損失のバラツキの低減、信号線路トータルとしての伝搬損失の低減といった効果を得ることができる。
尚、本発明の効果は変調信号が20Gbps未満でも一定の効果が得られるが、変調信号が20Gbps以上の場合、信号線路全体での伝搬損失の抑制及び信号線路間でクロストーク発生の抑制の面で更に高い効果を奏することができる。
また、基板1A,1Bや中継基板11,12における筐体内部の面との固定面は、基板や中継基板の全面でなくともよい。例えば、基板や中継基板の一部を固定面とすることで、環境温度の変化に伴う基板や中継基板への応力の発生を緩和できるため、環境温度に対する変調特性の劣化を抑制することができる。また、筐体内部に配置される基板1A,1Bや中継基板11,12は、筐体内部の面に接着剤や半田等により固定されてもよいし、基板や中継基板と筐体内部の面との間に他の部材を介して固定してもよい。
以上、説明したように、本発明によれば、制御電極に対する信号線路の長さのバラツキを抑えた光変調器を提供することができる。
1 基板
2 光導波路
3 制御電極
3a RF電極
3b,3c DC電極
4 受光素子
5a,5b 信号線路
6 筐体
11,12 中継基板
13,14 終端基板
21 ピン
23 フレキシブル基板

Claims (8)

  1. 筐体と、
    該筐体内部に配置される電気光学効果を有する2つの基板と、
    前記2つの基板にそれぞれ形成された、光導波路及び該光導波路を伝搬する光波を制御信号により制御するための制御電極とを有する光変調器において、
    前記2つの基板の間には中継信号線路が形成された中継基板が配置され、
    該制御電極と該中継信号線路は電気的に接続され、
    該制御信号は該中継信号線路を介して入力されることを特徴とする光変調器。
  2. 請求項1に記載の光変調器において、
    該筐体外部の底面には該中継信号線路に接続されたピンが配置され、
    該制御信号は、該ピンを介して入力されることを特徴とする光変調器。
  3. 請求項2に記載の光変調器において、
    該制御信号は20Gbps以上の変調信号であることを特徴とする光変調器。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の光変調器において、
    該ピンの制御信号が入力される側における変調器外部の信号線路との接続構造はコネクタであることを特徴とする光変調器。
  5. 請求項1に記載の光変調器において、
    該筐体外部の底面側にはフレキシブル信号線路が形成されたフレキシブル基板が配置され、
    該フレキシブル信号線路の一端は該中継信号線路に電気的に接続され、
    該制御信号は該フレキシブル信号線路の他端を介して入力されることを特徴とする光変調器。
  6. 請求項5に記載の光変調器において、
    該制御信号のスキューの調整は該フレキシブル基板に配置された該フレキシブル信号線路で行うことを特徴とする光変調器。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の光変調器において、
    前記2つの基板における該制御電極は前記2つの基板間の中心線に対して線対称に配置されることを特徴とする光変調器。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の光変調器において、前記2つの基板の各光導波路を伝搬する光波の一部を受光する受光素子を設け、前記2つの基板の間に配置された中継基板が、該受光素子で検出した受光信号を該筐体の外部に出力する際の中継に用いられることを特徴とする光変調器。
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