JP6286387B2 - インクジェット装置 - Google Patents
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Description
本実施形態のインクジェット装置は、ノズルの開口近傍におけるインクの圧力を常に適正圧力に維持できるとともに、インク流路にインクを充填し易い効果を奏するものである。また、本実施形態のインクジェット装置は、ノズルの開口近傍におけるインクの圧力を常に適正圧力に維持できるとともに、インクタンクから近いヘッドと遠いヘッドの流量差を抑える効果も奏し得る。
(1)ノズル1の表面からの空気の混入、インク中に混入した気泡や微小異物などに起因する不慮の印字抜けを自己回復する機能。
(2)白インクや金属インクなどの比重の大きい顔料インクの顔料が沈降するのを防止する機能。
(3)インクを常時撹拌することによってインクを化学的に安定させる機能。
(4)時間の経過とともにノズル1からインク中の揮発成分が揮発し、ノズル1の近傍のインクの顔料など不揮発成分の濃度が増加して、その部分のインクの特性が時間とともに変化してしまう現象を防ぐ機能。
(5)インクの比熱を利用して各所のインク温度とアクチュエータ6の温度を均一化し、複数のインクジェットヘッド11の相互間、またはノズル1の相互間におけるインクの吐出量及び吐出速度のばらつきを抑えるとともに、熱履歴に起因するインクの吐出量及び吐出速度のばらつきを抑え、かつ吐出動作を安定させる機能。
(6)圧力室3内に微小な気泡があってもインクとともに常に下流側に流し出すことによって微小な気泡が圧力室3内で滞留することを防ぎ、吐出に影響しない程度に微小な気泡が、長時間の圧力振動の間に吐出に影響する大きさに成長する現象(整流拡散)を防ぐ機能。
図1は、第1の実施形態であるインクジェット装置100の全体構成を示す模式図である。インクジェット装置100は、ヘッドユニット101と、圧力源ユニット102と、圧力制御ユニット103と、メインタンク104と、プロセッサであるCPU(Central Processing Unit)105とを含む。
Q=(P1−P2)/(R21+R22)……(1)
式(1)において、R21は、上流側インクタンク21から圧力室3のノズル1近傍までのインク4の流路抵抗(Pa・sec/m3)である。R22は、圧力室3のノズル1近傍から下流側インクタンク22までのインク4の流路抵抗(Pa・sec/m3)である。すなわち、インク4の流量Qは、流路抵抗R21,R22、および上流側インクタンク21内のインク4の「単位体積当たりのエネルギー」P1と下流側インクタンク22内のインク4の「単位体積当たりのエネルギー」P2との差、によって定まる。
P2={(R21+R22)/R21}×Pn−(R22/R21)×P1……(2)
インク4を吐出しないとき、ノズル1の開口近傍におけるインク4の圧力(Pa)は、“P2+Q×R22”である。この“P2+Q×R22”に上記の式(1)、(2)を代入すると、式(3)のように展開される。
P2+Q×R22
=P2+{(P1−P2)/(R21+R22)}×R22
={1−R22/(R21+R22)}×P2+{R22/(R21+R22)}×P1
={R21/(R21+R22)}×P2+{R22/(R21+R22)}×P1
=Pn−{R21/(R21+R22)×(R22/R21)×P1}
+{R22/(R21+R22)}×P1
=Pn……(3)
すなわち定数Pnは、ノズル1の開口近傍におけるインク4の圧力(Pa)に相当する。定数Pnは、ノズル1の開口におけるインクの表面がその開口の内側に湾曲するメニスカス(図2を参照)を保つように、例えば0(Pa)〜−3000(Pa)の範囲に含まれる値が選定される。仮に、定数Pnが、0(Pa)より大きいとノズル1からインク4が漏れてしまう虞があり、−3000(Pa)より小さいとノズル1に余計な空気が引き込まれてしまう虞がある。以下、定数Pnのことを、ノズル1の開口近傍におけるインク4の適正圧力と称する。
P2=2・Pn−P1……(4)
また、流路抵抗R21と流路抵抗R22との比を“1:k”と表せば(つまりR22/R21=k)、「単位体積当たりのエネルギー」P2の式(2)は、式(5)のようになる。
すなわち、ノズル1の開口近傍におけるインク4の適正圧力Pnを維持するための「単位体積当たりのエネルギー」P1,P2の関係は、流路抵抗R21,R22の絶対値に影響されず、流量Qにも影響されず、流路抵抗R21と流路抵抗R22との比“1:k”だけで決定される。逆に「単位体積当たりのエネルギー」P1,P2が固定のとき、ノズル1の開口近傍におけるインク4の適正圧力Pnを一定に維持しつつ流量Qを調整するには、流路抵抗比kを変えずに流路抵抗R21と流路抵抗R22の大きさを調整すれば良い。
P1=PS1+ρgh1……(6)
この式(6)を正圧エアタンク31内の空気圧PS1について解けば、式(7)が得られる。
PS1=P1−ρgh1……(7)
下流側インクタンク22は、「単位体積当たりのエネルギー」P2の圧力源として働く。この場合の「単位体積当たりのエネルギー」P2は、式(8)で表される。
P2=PS2+ρgh2……(8)
この式(8)を負圧エアタンク32内の空気圧PS2について解けば、式(9)が得られる。
PS2=P2−ρgh2……(9)
ここで、ノズル1の開口近傍のインク4の圧力を適正圧力Pnに保つには、式(5)と、式(7)と、式(9)とを用いて、空気圧PS1,PS2の関係を式(10)のように定める。
PS2=P2−ρgh2
={(1+k)×Pn}−(k×P1)−ρgh2
={(1+k)×Pn}−k×(PS1+ρgh1)−ρgh2 ……(10)
上記kは、上流側インクタンク21から各圧力室3のノズル1近傍までのインク4の流路抵抗R21と、各圧力室3のノズル1近傍から下流側インクタンク22までのインク4の流路抵抗R22と、の比である。
PS2=2Pn−PS1−(ρgh1+ρgh2)……(11)
このとき、適正圧力Pnは、式(12)で表わされる。
Pn=(PS1+PS2)/2+(ρgh1+ρgh2)/2……(12)
式(12)からわかるように、第1圧力センサ35で検知される圧力PS1と第2圧力センサ36で検知される圧力PS2の平均と、上流側インクタンク21液面のポテンシャル圧力ρgh1と下流側インクタンク22液面のポテンシャル圧力ρgh2の平均とを加算したものがノズル4の適正圧力Pnである。
ここで、Q5=Qhとするには、R5=R6+2Rcとすれば良い。
ここで、Q4=Qhとするには、R4=R5+4Rcとすれば良い。
ここで、Q3=Qhとするには、R3=R4+6Rcとすれば良い。
成立する。
ここで、Q2=Qhとするには、R2=R3+8Rcとすれば良い。
ここで、Q1=Qhとするには、R1=R2+10Rcとすれば良い。
R5=R6+2Rc……(18)
R4=R5+4Rc……(19)
R3=R4+6Rc……(20)
R2=R3+8Rc……(21)
R1=R2+10Rc……(22)
そのためのr1〜r6の選定は、以下の式(23)〜(27)とすればよい。
r5=r6+Rc……(23)
r4=r5+2Rc……(24)
r3=r4+3Rc……(25)
r2=r2+4Rc……(26)
r1=r1+5Rc……(27)
このとき、式(28)が成立するので、各ヘッドを流れるインク流量を一致させることができる。
本実施形態では、ヘッドH1〜H6が6個である。一般に、M個のヘッドが上流側及び下流側の共通流路に流路抵抗Rcを持つ流路間隔で分岐流路を介して接続され、それぞれの上流側、下流側の分岐流路の流路抵抗を上流側インクタンク、下流インクタンクに近い側から順にr(M)、r(M−1)、…r(2)、r(1)としたとき(Mの値は図1aと逆順)、N≦Mとしてそれぞれの上流側、下流側の分岐流路の流路抵抗を式(29)のように選定すれば、各ヘッドを流れるインク流量を一致させることができる。
r(3)=r(2)+2Rc
…
r(N)=r(N−1)+N・Rc……(29)
さて、インクジェット装置100は、図1に示すように、上流側インクタンク21内及び下流側インクタンク22を水平位置で並べて設ける。一方、上流側共通流路41は、上流側インクタンク21の近くに配置されているヘッドから遠くに配置されているヘッドに対して下向きに傾斜するように配置する。また、下流側共通流路44は、下流側インクタンク22の近くに配置されているヘッドから遠くに配置されているヘッドに対して下向きに傾斜するように配置する。さらに、上流側共通流路41が各ヘッドH1〜H6の上流側分岐流路42a,42b,42c,42d,42e,42fと接続する節点間における上流側共通流路41の長さおよび断面と、下流側共通流路44が下流側分岐流路43a,43b,43c,43d,43e,43fと接続する節点間における下流側共通流路44の長さおよび断面は全て等しくなっている。また、各ヘッドH1〜H6の上流側分岐流路42a,42b,42c,42d,42e,42fと下流側分岐流路43a,43b,43c,43d,43e,43fとは、それぞれヘッドH1〜H6毎に内径と全長とを等しくする。すなわち、上流側分岐流路42a,42b,42c,42d,42e,42fの各全長をL1a,L1b,L1c,L1d,L1e,L1fとし、下流側分岐流路43a,43b,43c,43d,43e,43fの各全長をL2a,L2b,L2c,L2d,L2e,L2fとしたとき、L1a=L2a,L1b=L2b,L1c=L2c,L1d=L2d,L1e=L2e,L1f=L2fの関係を有する。
次に、図4を用いて第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の変形例である。
という構成が追加されている。この追加の構成によってインクをより充填し易くしている。
図5は、第3の実施形態であるインクジェット装置200の要部構成を示す模式図である。なお、図1と共通する部分には同一符号を付している。
図6は、第4の実施形態であるインクジェット装置300の要部構成を示す模式図である。なお、図1と共通する部分には同一符号を付している。
次に、図7を用いて第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、第4の実施形態の変形例である。
例えば前記各実施形態では、各ヘッドH1〜H6の上流側分岐流路42a,42b,42c,42d,42e,42fと下流側分岐流路43a,43b,43c,43d,43e,43fとは、それぞれヘッドH1〜H6毎に内径と全長とを等しいとしたが、ヘッドH1〜H6毎に、相互間で上流側と下流側の流路抵抗比kが一定ならば、各分岐流路の内径と全長は必ずしも等しくなくても良い。
ノズルに連通する圧力室を有し、この圧力室に連通するインクを、ノズルから吐出する複数のインクジェットヘッドを、各ヘッドのノズルが互いに同じ高さ位置になるように配列してなるヘッドユニットと、
前記複数のインクジェットヘッドに供給するためのインクを収容する上流側インクタンクと、
前記複数のインクジェットヘッドから流出したインクを収容する下流側インクタンクと、
前記上流側インクタンク内のインクを前記複数のインクジェットヘッドに導く上流側共通流路と、
前記複数のインクジェットヘッドから流出したインクを前記下流側インクタンクに導く下流側共通流路と、
前記複数のインクジェットヘッド毎に設けられ、前記上流側共通流路を流れるインクを対応する前記インクジェットヘッドの流入側インク接続ポートに導く、上流側分岐流路と、
前記複数のインクジェットヘッド毎に設けられ、対応する前記インクジェットヘッドの流出側インク接続ポートから流出したインクを前記下流側共通流路に導く、下流側分岐流路と、
を具備し、
前記複数のインクジェットヘッドに接続される前記上流側分岐流路の流路抵抗と前記下流側分岐流路の流路抵抗との比は互いに等しく、かつ流路抵抗の大きさは前記上流側インクタンクに近いものほど大きいことを特徴とするインクジェット装置。
付記[2]
前記上流側共通流路と下流側共通流路がそれぞれ各上流側分岐流路、下流側分岐流路と接続する隣接する節点間の上流側共通流路の流路抵抗と下流側共通流路の流路抵抗は等しく値をRcとし、
前記上流側インクタンクと下流側インクタンクから最も遠い方からN番目の上流側分岐流路と上流側分岐流路の流路抵抗は等しく値をr(N)としたとき、
隣接するN−1番目とN番目とヘッドに接続される流路抵抗は、
r(N)=r(N−1)+N・Rcの関係にある(N≧2)ことを特徴とする、付記[1]記載のインクジェット装置。
付記[3]
ノズルに連通する圧力室を有し、この圧力室に連通するインクを、ノズルから吐出する複数のインクジェットヘッドを、各ヘッドのノズルが互いに同じ高さ位置になるように配列してなるヘッドユニットと、
前記複数のインクジェットヘッドに供給するためのインクを収容する上流側インクタンクと、
前記複数のインクジェットヘッドから流出したインクを収容する下流側インクタンクと、
前記上流側インクタンク内のインクを前記複数のインクジェットヘッドに導く上流側共通流路と、
前記複数のインクジェットヘッドから流出したインクを前記下流側インクタンクに導く下流側共通流路と、
前記複数のインクジェットヘッド毎に設けられ、前記上流側共通流路を流れるインクを対応する前記インクジェットヘッドの流入側インク接続ポートに導く、上流側分岐流路と、
前記複数のインクジェットヘッド毎に設けられ、対応する前記インクジェットヘッドの流出側インク接続ポートから流出したインクを前記下流側共通流路に導く、下流側分岐流路と、
を具備し、
前記複数のインクジェットヘッドに接続される前記上流側分岐流路の流路抵抗と前記下流側分岐流路の流路抵抗との比は互いに等しく、かつ前記複数の上流側分岐流路は前記上流側インクタンクに近いものほど長いことを特徴とするインクジェット装置。
付記[4]
前記複数の上流側分岐流路は、各々内径が等しいことを特徴とする付記[3]に記載のインクジェット装置。
付記[5]
前記上流側共通流路と下流側共通流路は水平方向に対して傾斜して配置されることを特徴とする付記[1]乃至[4]のうちいずれか1に記載のインクジェット装置。
付記[6]
一端が前記下流側インクタンクと、他端が前記上流側インクタンクと接続され、下流側インクタンク内のインクを上流側インクタンク内へ戻す帰還流路を有することを特徴とする付記[1]乃至[5]のうちいずれか1に記載のインクジェット装置。
付記[7]
前記上流側インクタンクに収容されているインクの、前記ノズルの開口高さ位置の大気圧の静止インクを基準とする、「単位体積当たりのエネルギー」を調整する上流側圧力調整手段と、
前記下流側インクタンクに収容されているインクの、前記ノズルの開口高さ位置の大気圧の静止インクを基準とする、「単位体積当たりのエネルギー」を調整する下流側圧力調整手段と、
を具備したことを特徴とする付記[1]乃至[6]のうちいずれか1に記載のインクジェット装置。
Claims (5)
- ノズルに連通する圧力室を有し、この圧力室にあるインクを、ノズルから吐出する複数のインクジェットヘッドを、各ヘッドのノズルが互いに同じ高さ位置になるように配列してなるヘッドユニットと、
前記複数のインクジェットヘッドに供給するためのインクを収容する上流側インクタンクと、
前記複数のインクジェットヘッドから流出したインクを収容する下流側インクタンクと、
前記上流側インクタンク内のインクを前記複数のインクジェットヘッドに導くべく、水平方向に対して傾斜して配置された上流側共通流路と、
前記複数のインクジェットヘッドから流出したインクを前記下流側インクタンクに導くべく、水平方向に対して傾斜して配置された下流側共通流路と、
一端が前記下流側インクタンクに、他端が前記上流側インクタンクにそれぞれ接続され、下流側インクタンク内のインクを上流側インクタンク内へ戻す帰還流路と、
前記複数のインクジェットヘッド毎に設けられ、前記上流側共通流路を流れるインクを対応する前記インクジェットヘッドの流入側インク接続ポートに導く複数の上流側分岐流路と、
前記複数のインクジェットヘッド毎に設けられ、対応する前記インクジェットヘッドの流出側インク接続ポートから流出したインクを前記下流側共通流路に導く複数の下流側分岐流路と、
を具備し、
前記各インクジェットヘッドに接続される前記上流側分岐流路と前記下流側分岐流路との流路抵抗の比は互いに等しく、
前記複数の上流側分岐流路は、前記上流側インクタンクに近いほど長く、
前記複数の下流側分岐流路は、前記下流側インクタンクに近いほど長い、
ことを特徴とするインクジェット装置。 - 前記上流側共通流路の前記上流側インクタンクから遠い方の端と、前記下流側共通流路の前記下流側インクタンクから遠い方の端とを接続する連結流路を有し、
前記連結流路に開閉可能な弁を設けた、ことを特徴とする請求項1記載のインクジェット装置。 - 前記上流側共通流路は、前記上流側インクタンクの近くに配置されている前記インクジェットヘッドから遠くに配置されている前記インクジェットヘッドに向かって上向きに傾斜し、
前記下流側共通流路は、前記下流側インクタンクの近くに配置されている前記インクジェットヘッドから遠くに配置されている前記インクジェットヘッドに向かって下向きに傾斜する、ことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット装置。 - 前記上流側共通流路は、前記上流側インクタンクの近くに配置されている前記インクジェットヘッドから遠くに配置されている前記インクジェットヘッドに向かって上向きに傾斜し、
前記下流側共通流路は、前記下流側インクタンクの近くに配置されている前記インクジェットヘッドから遠くに配置されている前記インクジェットヘッドに向かって上向きに傾斜し、
前記連結流路の最上部に大気解放可能なバルブを有することを特徴とする請求項2記載のインクジェット装置。 - 前記上流側インクタンクに収容されているインクの、前記ノズルの開口高さ位置の大気圧の静止インクを基準とする、「単位体積当たりのエネルギー」を調整する上流側圧力調整手段と、
前記下流側インクタンクに収容されているインクの、前記ノズルの開口高さ位置の大気圧の静止インクを基準とする、「単位体積当たりのエネルギー」を調整する下流側圧力調整手段と、を具備したことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1に記載のインクジェット装置。
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