JP6284806B2 - フィルタエレメント、フィルタエレメント組立体、および空気清浄システム - Google Patents
フィルタエレメント、フィルタエレメント組立体、および空気清浄システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6284806B2 JP6284806B2 JP2014074337A JP2014074337A JP6284806B2 JP 6284806 B2 JP6284806 B2 JP 6284806B2 JP 2014074337 A JP2014074337 A JP 2014074337A JP 2014074337 A JP2014074337 A JP 2014074337A JP 6284806 B2 JP6284806 B2 JP 6284806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter element
- filter medium
- processed
- upstream
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title description 13
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 48
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 22
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 21
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 15
- 238000004887 air purification Methods 0.000 claims description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 4
- 230000000844 anti-bacterial effect Effects 0.000 description 3
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 3
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 3
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 3
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 2
- 238000004737 colorimetric analysis Methods 0.000 description 2
- 229920013639 polyalphaolefin Polymers 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 239000003242 anti bacterial agent Substances 0.000 description 1
- 238000000149 argon plasma sintering Methods 0.000 description 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- DMKSVUSAATWOCU-HROMYWEYSA-N loteprednol etabonate Chemical compound C1CC2=CC(=O)C=C[C@]2(C)[C@@H]2[C@@H]1[C@@H]1CC[C@@](C(=O)OCCl)(OC(=O)OCC)[C@@]1(C)C[C@@H]2O DMKSVUSAATWOCU-HROMYWEYSA-N 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
従来、加工済み濾材を、気体が通過する方向に見たときの上流側の部分が内側を向き、下流側の部分が外側を向いた円弧状に湾曲した状態で用いることがある。このような湾曲した形状の加工済み濾材によれば、下流側の広い角度範囲に風を送ることができ、室内で、循環せずに滞留する空気を減らすことができる。
ところで、プリーツ形状を有する加工済み濾材は、上流側の山部同士の間、および、下流側の谷部同士の間で、プリーツ間隔を広げようとする反発力が生じ、上記の円弧状に湾曲した状態にすることが難しい。このような点に鑑みて、湾曲した形状の2枚のパンチング板の間に加工済み濾材を挟持させることで、加工済み濾材を湾曲させたフィルタエレメントが知られている(例えば、特許文献1参照)
本発明は、プリーツ形状を有する加工済み濾材を備えるフィルタエレメントにおいて、円弧状に湾曲した形状を保持しつつプリーツ間隔を均一に保つことのできるフィルタエレメント、フィルタエレメント組立体、および空気浄化システムを提供することを目的とする。
前記加工済み濾材は、前記プリーツ形状における前記上流側のプリーツ間隔より前記下流側のプリーツ間隔が広いことで円弧状に湾曲しており、
前記加工済み濾材の山部には、前記下流側のプリーツ間隔が前記上流側のプリーツ間隔よりも広くなるよう前記上流側のプリーツ間隔を保持する間隔保持部としてスペーサが設けられ、
前記スペーサは、前記山部の前記上流側および前記下流側の2つの面のうち前記上流側の面に形成され、前記谷部の前記上流側および前記下流側の2つの面のいずれにも形成されていない、ことを特徴とする。
また、本発明の別の一態様は、気体中の塵埃を捕集するエアフィルタ濾材を、気体が前記エアフィルタ濾材を通過する方向に見たときの上流側に配される山部と下流側に配される谷部とが交互に並ぶプリーツ形状に加工してなる加工済み濾材を備えるフィルタエレメントであって、
前記加工済み濾材は、前記プリーツ形状における前記上流側のプリーツ間隔より前記下流側のプリーツ間隔が広いことで円弧状に湾曲しており、
前記加工済み濾材の山部には、前記下流側のプリーツ間隔が前記上流側のプリーツ間隔よりも広くなるよう前記上流側のプリーツ間隔を保持する間隔保持部が設けられ、
前記間隔保持部は、前記山部の頂部と交差するよう延びて形成された樹脂からなるスペーサを有し、
前記スペーサは、前記山部の前記上流側および前記下流側の2つの面のうち前記上流側の面に形成され、前記谷部の前記上流側および前記下流側の2つの面のいずれにも形成されていない、ことを特徴とする。
前記フィルタエレメントが取り付けられるフレームユニットと、を含み、
前記2つのフィルタエレメントは、前記フレームユニットとともに気体が流れる筒形状をなすよう配されていることを特徴とする。
上記フィルタエレメント組立体と、
前記室内の空気を取り込むための吸気口と、
前記吸気口から取り込んだ空気を前記フィルタエレメント組立体内に供給するファンと、を備えることを特徴とする。
図1に、本実施形態のフィルタエレメント1の分解斜視図を示す。
フィルタエレメント1は、加工済み濾材3と、後述する形状保持部材13および枠材14と、を備える。
加工済み濾材3は、図2に示されるように、気体中の塵埃を捕集するエアフィルタ濾材を、気体が当該エアフィルタ濾材を通過する方向に見たときの上流側に配される山部5と、下流側に配される谷部7とが交互に並ぶプリーツ形状に加工してなる。図2は、加工済み濾材3の断面を模式的に示す。気体が通過する方向は、図2において、左上から右下に向かう方向である。なお、図2において、山部5および谷部7の数は、説明の便宜ため、実際と異なる態様で表される。また、加工済み濾材3が湾曲した形状を分かりやすく説明するために、実際には現れない円弧状の曲線を示している。
中性能フィルタは、定格風量において捕集効率が、重量法(質量法)で90〜96%、比色法(光散乱積算法)で50〜80%、計数法で0.3μmの粒子に対して5〜50%のいずれかであって、圧力損失が79〜247Pa、粉塵保持容量が300〜800g/m3のものが用いられる。捕集効率の測定は、重量法では、JIS Z8901に規定される15種の粉体、又は、米国暖房冷凍空調学会(ASHRAE)に規定される粉塵を用いて行われる。比色法では、JIS Z8901に規定される11種の粉体を用いて行われる。計数法では、粒径0.3mmの、大気塵、ポリアルファオレフィン(PAO)、シリカのいずれかの粒子を用いて行われる。粉塵保持容量は、エアフィルタ濾材が所定の最終圧力損失に達するまでに捕集した粉塵量である。
高性能フィルタは、定格風量において計数法による0.3μmの粒子に対して捕集効率が80%以上、圧力損失が150〜493Pa、粉塵保持容量が200〜800g/m3のものが用いられる。
ここで、間隔保持部によってこのような作用が得られる理由を説明する。加工済み濾材を湾曲させる際には、上流側の隣り合う山部同士が接触して気体の流路が塞がれないよう山部同士の間隔を確保しつつ、同時に、上流側のプリーツ間隔を下流側よりも短くすることを行う必要がある。しかし、上流側で生じる隣り合う山部同士が離れようとする反発力と、下流側で生じる隣り合う谷部同士が離れようとする反発力とが同様に存在していることから、これらの力を制御しながら、いずれの山部同士の間隔も塞がることがなく、かつ、上流側のプリーツ間隔を下流側よりも短くなるよう湾曲させることは難しい。しかし、本実施形態のフィルタエレメントでは、間隔保持部材が山部に設けられており、例えば、上流側の山部同士の間隔が短くなるよう上流側の部分に力を作用させても、上流側の山部同士の間隔が塞がることがないことから、上流側の部分に対しては単純に山部同士の間隔が短くなるように力を作用させるとともに下流側の部分に対してはそれより弱い力を作用させることで、山部同士の間隔を確保しつつ、かつ、湾曲した形状を簡単に得ることができる。
また、加工済み濾材は、繊維材料によって生じるプリーツ間隔が広がろうとする反発力が濾材の全域において均一ではないため、濾材自身の持つ当該反発力にまかせてプリーツ間隔を均一に保つことが難しい。しかし、本実施形態のフィルタエレメントでは、間隔保持部材によって、上記したように、上流側においてプリーツ間隔を均一に保持することができる。このように、上流側においてプリーツ間隔が均一に保たれる結果、下流側でもプリーツ間隔が均一に保たれる。
次に、本実施形態のフィルタエレメント組立体を説明する。
図4ないし図6に、本実施形態のフィルタエレメント組立体10を示す。図4は、フィルタエレメント組立体10を一部分解して示す分解斜視図である。図5は、フィルタエレメント組立体10を側面視して示す図である。図6は、フィルタエレメント組立体10の、図5に示すA−A線断面図である。
フィルタエレメント組立体10は、2つの上記フィルタエレメント1と、フィルタエレメント1が取り付けられるフレームユニット40と、を含み、2つのフィルタエレメントは、前記フレームユニットとともに気体が流れる筒形状をなすよう配されている。なお、フィルタエレメント1の数は、少なくとも2つであれば、特に限定されない。例えば、3つ以上であってもよいが、偶数個であることが好ましい。図4および図5に示すフィルタエレメント組立体10は、計8個のフィルタエレメント1を含む。また、本明細書において、2つのフィルタエレメントという場合は、特に断りのない場合を除き、後述する接続フレーム4の両側に配された2つのフィルタエレメントを指す。
接続フレーム43は、2つのフィルタエレメント1の間に、2つのフィルタエレメント1を接続するよう配される。接続フレーム43は、フィルタエレメント組立体10が延びる方向と同じ方向に延びる棒状の部分である。なお、接続フレーム43と両側のフィルタエレメント1との間には、それぞれ筒形状の内側の空気のリークを防止するための例えばガスケット44(図8参照)が配されている。接続フレーム43の形状、長さ等は特に制限されない。なお、接続フレーム43は、後述する照明具が取り付けられる台座43aが設けられてもよい。
接続フレーム43および支持フレーム45は一体に形成されてもよく、別個に作成されて互いに接続されてもよい。フレームユニット40は、例えば金属又はプラスチック製の部材である。
取付機構60は、図7に示される、フィルタエレメント1の上端側に配されるものと、図8に示されるフィルタエレメント1の下端側に配されるものとで構成される。なお、取付機構60は、フィルタエレメント1のプリーツの折り目方向に、1又は複数配されてもよい。また、図7および図8には、接続フレーム43の片方の側(図6の右側)に配されたフィルタエレメント1側に設けられたものを示すが、接続フレーム43の他方の側(図6の左側)に配されたフィルタエレメント1側にも、図7および図8に示されるものと同様のものが設けられている。
図9に示される取付機構80は、フィルタエレメント1の枠材14に設けられたフック83と、支持フレーム45に設けられた軸81とで構成される。フック83は、軸81に係止させることができ、軸81に係止した状態で軸81を中心として回動することができる。これにより、フィルタエレメント1を回動させることができる。軸81が取り付けられた支持フレーム45には、フック83の先端が入り込むことが可能な図示されない穴が形成されている。フィルタエレメント1をフレームユニット40に取り付ける場合は、まず、フック83を軸81に係止し、フィルタエレメント1を回動させてフィルタエレメント1の下端側を接続フレーム43に近づけ、次いで、図8に示される機構を操作して、フィルタエレメント1をフレームユニット40に固定する。
以上の取付機構60,80を用いて、フィルタエレメント1をフレームユニット40に取り付けることで、フィルタエレメント1がガスケット44,46を介してフレームユニット40に圧接されるので、フィルタエレメント1とフレームユニット40との間のリークを確実に防止できる。
フィルタエレメント1に気体を通過させるためには、後述するファンを駆動してフィルタエレメント1に空気を供給する必要がある。しかし、例えば、室内の清浄度を上げるスピードよりもファン駆動に伴う電力消費の抑制を優先させたい場合は、室内に配するフィルタエレメント1の数を抑えることが有効である。この場合は、具体的に、開口部の数に対してフィルタエレメントの数を少なくし、少なくした分だけパネル部材を配することで開口部を塞げばよい。上記説明したフィルタエレメント組立体10によれば、このように開口部を用いることで、所定の清浄度を速く得ることと、電力消費を抑えることとのバランスを図りながら、フィルタエレメント1の数とパネル部材70の数を適宜調節することができ、そのための作業を、モジュール化された上記フィルタエレメント1およびパネル部材を用いることで、簡単に素早く行うことができる。
パネル部材70には、気体の通過を遮断するものであれば特に制限なく使用でき、金属、プラスチック、ガラス、木製のものを採用できる。なお、フィルタエレメント組立体10の美観の点で、パネル部材70は、フィルタエレメント1と同様に円弧状に湾曲したものを用いることが好ましい。
次に、本実施形態の空気清浄システムについて説明する。
図11に、室内に設置された本実施形態システム100を側面視して示す。図12に、空気清浄システム100を、その長手方向に見て示す。なお、空気清浄システム100は、室内に、1台のみ配されてもよく、複数台配されてもよい。
本実施形態の空気清浄システム100は、天井90に取り付けられ、室内の空気を清浄化するシステムであって、上記フィルタエレメント組立体10と、室内の空気を取り込むための吸気口110と、吸気口110から取り込んだ空気をフィルタエレメント組立体10内に供給するファン120と、を備える。
ファン120は、吸気口110に対し気流の下流側に配されている。ファン120は、風量に応じて回転数が制御される。
本実施形態の空気清浄システム100は、図12に示されるように、部屋の壁に沿って上昇する気流が発生させず、図11に示されるように、システム100に取り込まれる気流を、吸気口110の下方において1つの上昇気流から取り込む。
例えば、フィルタエレメント組立体、および空気清浄システムは、室内の天井でなく、側壁に設置されてもよい。
3 加工済み濾材
5 山部
5a 頂部
7 谷部
11 間隔保持部
13 形状保持部材
40 フレームユニット
43 接続フレーム
45 支持フレーム
49 開口部
50 照明具
60,80 取付機構
70 パネル部材
90 壁
100 空気清浄システム
110 吸気口
120 ファン
P1 上流側のプリーツ間隔
P2 下流側のプリーツ間隔
Claims (10)
- 気体中の塵埃を捕集するエアフィルタ濾材を、気体が前記エアフィルタ濾材を通過する方向に見たときの上流側に配される山部と下流側に配される谷部とが交互に並ぶプリーツ形状に加工してなる加工済み濾材を備えるフィルタエレメントであって、
前記加工済み濾材は、前記プリーツ形状における前記上流側のプリーツ間隔より前記下流側のプリーツ間隔が広いことで円弧状に湾曲しており、
前記加工済み濾材の山部には、前記下流側のプリーツ間隔が前記上流側のプリーツ間隔よりも広くなるよう前記上流側のプリーツ間隔を保持する間隔保持部としてスペーサが設けられ、
前記スペーサは、前記山部の前記上流側および前記下流側の2つの面のうち前記上流側の面に形成され、前記谷部の前記上流側および前記下流側の2つの面のいずれにも形成されていない、ことを特徴とするフィルタエレメント。 - 気体中の塵埃を捕集するエアフィルタ濾材を、気体が前記エアフィルタ濾材を通過する方向に見たときの上流側に配される山部と下流側に配される谷部とが交互に並ぶプリーツ形状に加工してなる加工済み濾材を備えるフィルタエレメントであって、
前記加工済み濾材は、前記プリーツ形状における前記上流側のプリーツ間隔より前記下流側のプリーツ間隔が広いことで円弧状に湾曲しており、
前記加工済み濾材の山部には、前記下流側のプリーツ間隔が前記上流側のプリーツ間隔よりも広くなるよう前記上流側のプリーツ間隔を保持する間隔保持部が設けられ、
前記間隔保持部は、前記山部の頂部と交差するよう延びて形成された樹脂からなるスペーサを有し、
前記スペーサは、前記山部の前記上流側および前記下流側の2つの面のうち前記上流側の面に形成され、前記谷部の前記上流側および前記下流側の2つの面のいずれにも形成されていない、ことを特徴とするフィルタエレメント。 - 前記間隔保持部は、さらに、前記加工済み濾材の前記下流側の部分を覆うよう、前記加工済み濾材に取り付けられる通気性シート部材を有する、請求項1又は2に記載のフィルタエレメント。
- さらに、前記プリーツの折り目が延びる方向の前記加工済み濾材の両端に取り付けられた1対の形状保持部材を備え、
前記1対の形状保持部材は、前記間隔保持部とともに前記加工済み濾材の湾曲した形状を保持する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルタエレメント。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の2つのフィルタエレメントと、
前記フィルタエレメントが取り付けられるフレームユニットと、を含み、
前記2つのフィルタエレメントは、前記フレームユニットとともに気体が流れる筒形状をなすよう配されていることを特徴とするフィルタエレメント組立体。 - さらに、前記フィルタエレメントを前記フレームユニットに着脱自在に取り付けるための取付機構を含む、請求項5に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記フレームユニットは、前記2つのフィルタエレメントの間に配され、前記フィルタエレメントを接続する接続フレームと、室内の壁に前記接続フレームと向かい合うよう設けられ、前記フィルタエレメントの前記接続フレームと接する端と反対側の端を前記壁側から支持する支持フレームと、を有し、
前記フィルタエレメントと前記支持フレームとで前記筒形状がつくられる、請求項5または6に記載のフィルタエレメント組立体。 - さらに、前記接続フレームの前記室内側の面に取り付けられた照明具を含む、請求項7に記載のフィルタエレメント組立体。
- 前記フレームユニットには、前記接続フレームを挟む両側に、前記フィルタエレメントの大きさに対応して形成された複数の開口部が設けられ、
前記開口部には、前記フィルタエレメントが配されたものと、前記筒形状の内側と前記室内の空間とを遮断するパネル部材が配されたものとが含まれる、請求項7又は8に記載のフィルタエレメント組立体。 - 壁に取り付けられ、室内の空気を清浄化する空気清浄システムであって、
請求項5から9のいずれか1項に記載のフィルタエレメント組立体と、
前記室内の空気を取り込むための吸気口と、
前記吸気口から取り込んだ空気を前記フィルタエレメント組立体内に供給するファンと、を備えることを特徴とする空気清浄システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014074337A JP6284806B2 (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | フィルタエレメント、フィルタエレメント組立体、および空気清浄システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014074337A JP6284806B2 (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | フィルタエレメント、フィルタエレメント組立体、および空気清浄システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015196117A JP2015196117A (ja) | 2015-11-09 |
JP6284806B2 true JP6284806B2 (ja) | 2018-02-28 |
Family
ID=54546198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014074337A Active JP6284806B2 (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | フィルタエレメント、フィルタエレメント組立体、および空気清浄システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6284806B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102583371B1 (ko) * | 2022-10-28 | 2023-09-26 | 주식회사 신성이엔지 | 케미컬 필터 일체형 팬 필터 유닛 |
US11897003B2 (en) | 2006-06-28 | 2024-02-13 | Monsanto Technology Llc | Small object sorting system and method |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101707783B1 (ko) * | 2016-12-12 | 2017-02-16 | 임성빈 | 잉크 분진 제거 기능을 갖는 헤파필터 |
KR101707784B1 (ko) * | 2016-12-12 | 2017-02-16 | 임성빈 | 잉크 분진 제거 기능을 갖는 잉크젯 프린터 전용 헤파필터 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57199026U (ja) * | 1981-06-10 | 1982-12-17 | ||
JPS5932916A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-22 | Tokyo Roka Kogyosho:Kk | 濾過材の製造方法 |
JPH0244827Y2 (ja) * | 1986-08-22 | 1990-11-28 | ||
JPS6343621U (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-23 | ||
JPH0538821Y2 (ja) * | 1988-07-27 | 1993-09-30 | ||
JPH02111411A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-24 | Sanki Eng Co Ltd | 天吊型クリーンユニット |
US5512086A (en) * | 1994-06-14 | 1996-04-30 | Appliance Development Corporation | High-efficiency air filtering apparatus |
JP3872573B2 (ja) * | 1997-11-04 | 2007-01-24 | 三機工業株式会社 | クリーンルーム用天井構造 |
-
2014
- 2014-03-31 JP JP2014074337A patent/JP6284806B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11897003B2 (en) | 2006-06-28 | 2024-02-13 | Monsanto Technology Llc | Small object sorting system and method |
KR102583371B1 (ko) * | 2022-10-28 | 2023-09-26 | 주식회사 신성이엔지 | 케미컬 필터 일체형 팬 필터 유닛 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015196117A (ja) | 2015-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7240117B2 (ja) | 個人化された空気浄化装置 | |
AU674977B2 (en) | Air purifying apparatus | |
JP6284806B2 (ja) | フィルタエレメント、フィルタエレメント組立体、および空気清浄システム | |
CN104023817A (zh) | 空气过滤和空气净化设备 | |
KR102554996B1 (ko) | 환기장치용 필터박스 및 이를 포함하는 환기장치 | |
KR102311002B1 (ko) | 2개의 광촉매 미디어 사이에 uv led가 구비되어 유해물질, 세균, 바이러스를 제거하는 기능을 가지는 공기조화기용 다기능 필터 어셈블리와 이를 구비하는 공기조화기 | |
KR102258030B1 (ko) | 집진 기류 유인팬 | |
CN104061625A (zh) | 一种可净化空气的空调器 | |
ATE330186T1 (de) | Reinraum mit einem gebläse, das einen filter (hepa) und leitungen enthält | |
KR102267416B1 (ko) | 필터 교환형 환기 디퓨저 | |
KR102225287B1 (ko) | 필터가 구비되는 환기 디퓨저 | |
KR20200000231U (ko) | 공기청정기용 원형필터 | |
KR20100012376A (ko) | 공기조화기용 필터유닛 | |
KR101781102B1 (ko) | 360도 전방향 공기순환 및 밀폐성능을 구현한 공기청정기 | |
JP2018110689A (ja) | 互換性を有する通気継手で連結した清浄・浄化システム | |
TW200626845A (en) | Air conditioner | |
KR20140011437A (ko) | 크린룸용 환기장치가 구비된 내장판넬 | |
CN107243201B (zh) | 空气净化模组和空气净化器 | |
CN212179088U (zh) | 一种空气净化器 | |
CN203501328U (zh) | 一种空气清洁机 | |
JP2006026573A (ja) | フィルタ及び空気調和装置 | |
FI125673B (fi) | Laitteisto ja menetelmä huonetilan ilmanpaineen säätämiseksi | |
JP5122427B2 (ja) | ファンヒータ | |
CN205481395U (zh) | 一种高效空气净化器 | |
KR102280707B1 (ko) | 천정형 공기정화장치 및 이를 사용한 공기정화시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170711 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180131 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6284806 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |