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JP6278701B2 - 眼内レンズ用インジェクタ - Google Patents

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JP6278701B2
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Description

本発明は、レンズ部およびレンズ部から曲線状に延出した支持部を有する眼内レンズを保持するレンズホルダと、レンズホルダが取り付けられる装置本体と、装置本体に出退可能に内挿され、眼内レンズに当接して眼内レンズを押し出すプランジャと、装置本体に接続され、プランジャの押込み操作で眼内レンズを凹状に折畳みつつ眼内レンズを放出するノズル部とを備えた眼内レンズ用インジェクタに関する。
従来、白内障手術方法の一つとして、眼内の白濁した水晶体を摘出した後、人工の眼内レンズを眼内に挿入して治療する方法が一般的に用いられている。眼内に眼内レンズを挿入するには、インジェクタという挿入器具が用いられる。このインジェクタは、眼内レンズを設置する設置部および眼内レンズを凹状に折畳みつつ眼内レンズを放出するノズル部を有する装置本体と、眼内レンズに当接して眼内レンズを押出すプランジャと、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。
当該インジェクタは、プランジャの押込みを開始する前に、眼内レンズに当接して眼内レンズを前進させるスライダーをさらに備えている。スライダーには傾斜面が形成されており、スライダーの前進操作に伴って支持部が傾斜面に沿って上方に押上げられる。この時、スライダーによって押される眼内レンズは、ノズル部の内面と当接しており、支持部の根元の位置が固定される。
次いで、プランジャを押込むと、プランジャの先端部が支持部に当接する。支持部は、プランジャからの押圧力を受けてプランジャの押込み方向に変形し、レンズ部の上部領域に移動する。支持部は、根元の変形が規制されているので、支持部の中央付近から曲がり変形し、支持部の先端部がレンズ部の上部に重なるように配置される。
WO2010/079780号公報
このように、従来のインジェクタは、支持部を押し上げるスライダーを備えているため、プランジャの押込みを開始する前にスライダーを前進操作する必要がある。よって、術者の操作が煩雑になる。また、インジェクタを構成する部品点数が増えて製造コストも増加する。
さらに、支持部がプランジャによって押込まれる時、支持部のうち根元から離れた位置が押される。このため、支持部はその弾性力によって意図せぬ方向に変形するおそれがあり、支持部がプランジャの先端部から外れることがある。この状態でプランジャを押込むと、支持部が自由に動いてしまい、例えばプランジャとノズル部との間に挟まれて破損するおそれがある。
本発明は上述した背景に鑑みてなされたものであり、支持部とレンズ部とを確実に押し込むことのできる眼内レンズ用インジェクタを提供することにある。
本発明に係る眼内レンズ用インジェクタは、レンズ部および当該レンズ部から曲線状に延出した支持部を有する眼内レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダが取り付けられる装置本体と、前記装置本体に出退可能に内挿され、前記眼内レンズに当接して前記眼内レンズを押し出すプランジャと、前記装置本体に接続され、前記プランジャの押込み操作で前記眼内レンズを凹状に折畳みつつ前記眼内レンズを放出するノズル部とを備え、
前記レンズホルダ及び前記眼内レンズを前記装置本体に装着したとき、前記支持部を、前記プランジャの先端部と当接可能な範囲内で前記レンズ部の厚み方向に押上げる位置決め機構を、前記装置本体と前記レンズホルダとに亘って備えている。
支持部の破損を防止するには、プランジャの押込み操作に際して、支持部がレンズ部の一方側に重なり、プランジャの先端部にレンズ部及び支持部が適切に当接した状態であることが重要となる。この状態であれば、支持部がレンズ部に内包されつつ眼内レンズが折畳まれることとなり、支持部が例えばプランジャとノズル部との間に挟まれて破損するのを防止することができる。
本構成の位置決め機構によれば、レンズホルダを装置本体に取り付ける際に、支持部がレンズ部の厚み方向にオフセットされる。この結果、双方がプランジャの先端部の別の位置に当接することができ、例えば、プランジャの先端部とレンズ部との間に支持部が挟まれるような不都合が生じるのを阻止することができる。
このように、装置本体とレンズホルダとに亘って位置決め機構を設けることで、支持部を押上げる部材を別に設ける必要がない。しかも支持部を押上げる操作は極めて簡単であるから術者の作業負担が軽減される。また、部品点数が少なくなり製造コストも低減化される。
さらに、本構成のインジェクタでは、プランジャの押込み直前に支持部を変位させるので、眼内レンズを眼内に装着したあと、支持部に塑性変形が残ることもない。
本発明の眼内レンズ用インジェクタにあっては、前記位置決め機構が、前記装置本体の底部から突出し、前記レンズホルダ及び前記眼内レンズを前記装置本体に装着する際に前記支持部を押上げる端面を備えた凸部と、当該凸部との干渉を避けるよう前記レンズホルダに設けた挿通部とを備えていると好適である。
本構成によると、例えば、レンズホルダを装置本体の上方から組付ける動作により、凸部による支持部の押上げを同時に行うことができる。また、凸部が装置本体の底部から突出しているので、レンズホルダを組付ける方向と、支持部を変位させる方向とが一致しており、簡単な構成部材で支持部の押上げが可能となる。
本発明の眼内レンズ用インジェクタにあっては、前記レンズホルダは、前記プランジャの押込みに際し、前記支持部と当接して前記支持部の移動方向を決定する案内部を備えていると好適である。
支持部とレンズ部とは、位置決め機構により、プランジャの先端部に対して適正な位置に設定される。しかし、例えば支持部にプランジャからの押込力が作用することで眼内レンズが回転し、支持部が意図せぬ方向に逃げる場合がある。この結果、プランジャが眼内レンズと支持部とを同時に押すことができなくなる。
しかしながら、本構成によれば、仮に眼内レンズが回転を始めても、レンズホルダに形成された案内部に支持部が当接するため、それ以上の支持部の逃げを阻止することができる。この結果、プランジャと支持部との当接状態が良好に維持され、支持部を眼内レンズの一方面側に重ね配置しつつ支持部とレンズ部とを押し込むことができる。
上述の構成において、前記案内部は、前記レンズホルダに前記眼内レンズが装着された初期状態において前記支持部の先端部が位置する箇所と、前記プランジャの前記眼内レンズに当接するまでの押込みによって前記支持部の先端部が移動する箇所とに亘り、前記プランジャの側方に壁状に設けてあると好適である。
本構成のように案内部を壁状に設けることで、支持部がプランジャによって押込まれる間、常に、支持部の先端部を壁状の案内部に当接させることができる。このため、プランジャが眼内レンズに当接するまでのあいだ、プランジャの先端部は支持部のほぼ同じ位置を押すことができる。よって、支持部には不意の変形が生じず、支持部が眼内レンズに対する適切な位置に案内される。
上述の構成において、前記案内部の少なくとも一部に、前記プランジャの押込み方向に沿って奥側ほど前記プランジャから離間する傾斜壁部を設けてあると好適である。
プランジャで支持部を押し込むとき、支持部はレンズ部から突出している基端部を中心に曲がり変形しようとする。その結果、当初プランジャの先端部に当接していた支持部の特定部位は、更なるプランジャの押込みによって基端部とは反対側に逃げることがある。この逃げは、眼内レンズの回転を伴うものではなく、支持部の自然な曲がり変形に基づくものである。これに伴い、支持部の先端部も基端部から遠ざかる側に移動する。本構成の傾斜壁部は、この支持部の先端部の移動を適切に案内するものである。この傾斜壁部の角度および長さは支持部の長さや硬さに応じて適宜設定する。これにより、プランジャの押し込みに際して、眼内レンズの回転を阻止しつつ、支持部のうち基端部から先端部までの全般の領域を適度に曲げ変形させることができる。この結果、プランジャによる支持部とレンズ部との押込み操作がより確実なものとなる。
上述の構成において、前記案内部には、前記支持部の先端部を前記レンズ部の厚み方向の中央位置に対して前記装置本体の底部から離間する側で載置する段差部を、前記プランジャの押込み方向に沿って形成してあると好適である。
本構成のように段差部を形成することで、プランジャの押込みに際して、支持部の先端部が特にレンズ部の裏側に曲がり変形するのを防止することができる。このため、プランジャを押込む際、支持部を、眼内レンズの表側の面、即ち、眼内レンズの折り畳み時にレンズ部に包持される側の面に確実に案内することができる。
眼内レンズ用インジェクタの全体図である。 第1実施形態における装置本体の斜視図である。 第1実施形態におけるレンズホルダの斜視図である。 第1実施形態における装置本体及びレンズホルダの側面図である。 第2実施形態における装置本体の斜視図である。 第2実施形態におけるレンズホルダの斜視図である。 第2実施形態における装置本体及びレンズホルダの側面図である。 プランジャの斜視図である。 先端チップの平面図である。 先端チップの斜視図である。 第1実施形態におけるプランジャ押込み前の斜視図である。 第1実施形態におけるプランジャを押込み操作した斜視図である。 眼内レンズがノズル部を通過している時の斜視図である。 第2実施形態におけるプランジャ押込み前の斜視図である。 第2実施形態におけるプランジャを押込み操作した斜視図である。 別実施形態1におけるレンズホルダの斜視図である。 別実施形態2におけるレンズホルダの斜視図である。 別実施形態3におけるレンズホルダの斜視図である。 別実施形態4におけるレンズホルダの斜視図である。
以下に、本発明に係る眼内レンズ用インジェクタ1の実施形態について、図面に基づいて説明する。ただし、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
1.全体構成
図1に、眼内レンズ用インジェクタ1(以下、インジェクタ1と表記する。)の全体図を示す。このインジェクタ1は、筒状の装置本体2と、装置本体2に接続されるノズル部32を有する先端チップ3と、装置本体2に取付可能なレンズホルダ4と、装置本体2に内挿される棒状のプランジャ5とを有する。眼内レンズ7は、水晶体の代わりとなるレンズ部7aと、レンズ部7aから曲線状に延出した一対の前方支持部7b及び後方支持部7cとからなり、レンズホルダ4に保持される。なお、本実施形態では、レンズ部7aと一対の支持部7b、7cとが一体で形成されたシングルピース型の眼内レンズ7を一例として示す。
プランジャ5の軸芯方向を前後方向、軸芯に垂直な方向を上下、左右方向として、適宜説明する。
2.装置本体
図2及び図5に装置本体2の斜視図を示し、図4及び図7にレンズホルダ4が装置本体2に設置された状態での側面図を示す。
装置本体2は、前方に先端チップ3及びレンズホルダ4が係合される底部21と、前端の外面に術者が把持可能な複数の環状突起部22と、後端の外面に術者が指を掛けて保持する鍔状の保持部23とを有する。装置本体2は、耐衝撃性のあるポリカーボネートなどの樹脂を用いて形成される。
なお、環状突起部22と保持部23とは、必要とされる機能を発揮できるものであればどのような形状であっても良い。例えば、保持部23を鍔状ではなく指を掛けることができる突起などで構成しても良い。
術者は、片方の手でプランジャ5を押込みながら、もう片方の手で環状突起部22を把持して、眼内レンズ7を前方支持部7b、レンズ部7a、後方支持部7cの順番で、患者の眼内に放出する。環状突起部22を設けることで、術者がインジェクタ1を把持し易くなり、インジェクタ1の操作性を高めることができる。
図2及び図5に示すように、底部21には、レンズホルダ4の挿通部46に挿入される上方に突出した凸部24が形成される。眼内レンズ7が予めセットされたレンズホルダ4を上方から装置本体2に装着すると、図4及び図7に示すように、凸部24はレンズホルダ4の挿通部46に挿入される。この時、後方支持部7cが凸部24の上端面と当接して押し上げられ、レンズ部7aの厚み方向の中心位置71から上側に変位させられる。後方支持部7cとレンズ部7aとは、レンズ部7aの厚み方向の上下に配置されて、プランジャ5の先端部51と後方支持部7cとが当接可能な位置に決定される。このように、後方支持部7cを、プランジャ5の先端部51と当接可能な範囲内でレンズ部7aの厚み方向に押上げるよう、凸部24及び挿通部46が位置決め機構を構成する。
一方、予め後方支持部7cを押上げて眼内レンズ7をレンズホルダ4に保持することも考えられるが、眼内レンズ7をレンズホルダ4に長期間保管すると後方支持部7cが元の形状に復帰できないおそれがある。しかしながら、装置本体2に凸部24を設けることで、プランジャ5の押込み直前に後方支持部7cを変位させることができるので、眼内レンズ7を眼内に装着した後に、後方支持部7cに塑性変形が残ることがない。
なお、装置本体2に取付けられたレンズホルダ4に眼内レンズ7を設置しても良く、レンズホルダ4に眼内レンズ7をセットすると、後方支持部7cが凸部24の上端面と当接して押上げられ、プランジャ5の先端部51と後方支持部7cとが当接可能な位置に設定される。また、凸部24は、後方支持部7cに当接して押上げるものであればどのような形状であっても良い。
3.レンズホルダ
図3及び図6には、レンズホルダ4の斜視図が示される。レンズホルダ4は、眼内レンズ7を載置する底部41と、底部41と接続され開閉自在な蓋部48とで構成される。底部41に眼内レンズ7を設置した後、蓋部48を閉めることで、眼内レンズ7が保持される。レンズホルダ4は、耐薬品性のあるポリプロピレンなどの樹脂を用いて形成される。
眼内レンズ7を滅菌水で保管する際、レンズホルダ4のみを滅菌水の入った容器に保管すれば済むので、インジェクタ1の内部に眼内レンズ7を予めセットして保管する場合に比べ、術者は液体で濡れた容器を触る抵抗感が小さい。
レンズホルダ4の底部41は、中央の前後に亘って溝部42と、側方から突出した側方突起44と、後端を切欠いた挿通部46とを有する。プランジャ5の移動は、溝部42に沿って前進方向が一定に保たれる。
なお、挿通部46は、凸部24との干渉を避けるようなものであればどのような形状でもよく、例えば、凸部24が挿入される底部41の位置に穴部を形成してもよい。
底部41の外面には、先端チップ3の係合穴部39に係合される係止爪49を有する。
また、蓋部48の外面から突出形成された把持部47が設けられている。装置本体2にレンズホルダ4を上方から組み付ける際、把持部47を掴んで操作することができるので、操作性に優れる。
なお、把持部47の形状はどのような形状であっても良く、また、予めレンズホルダ4が装置本体2に装着されているインジェクタ1に眼内レンズ7を設置する場合には、把持部47を設けなくても良い。
4.プランジャ
図8には、プランジャ5の斜視図が示される。プランジャ5は、眼内レンズ7と当接する面が平坦形状の先端部51と、装置本体2の後端で係止される係止部52と、後方に外側に突出したストッパ53と、ストッパ53の後方に鍔状の押圧部54とを有する。プランジャ5は、耐衝撃性のあるポリカーボネートなどの樹脂を用いて形成される。
なお、先端部51とストッパ53と押圧部54とは、必要とされる機能を発揮できるものであればどのような形状であっても良い。例えば、先端部51の上下の両端に眼内レンズ7を挟持する小さい突起などを設けても良い。
また、係止部52より先端部51側のプランジャ5の外周面と装置本体2の内周面との間に沿ってバネなどの弾性部材(不図示)を設けても良い。これにより、プランジャ5の押込み時に弾性部材から反力を受け、眼内レンズ7がプランジャ5の先端部51から勢いよく飛び出すことを防止できる。この弾性部材の位置は特に限定されず、例えばプランジャ5の押圧部54と装置本体2の後端との間に配置しても良く、プランジャ5の押込み時に弾性部材から反力を受ける構成であれば良い。
プランジャ5は、装置本体2の後方から挿入され、係止部52が装置本体2の後端で係止されると、位置決め機構によって押上げられた後方支持部7cと先端部51とが当接可能な位置となる。
また、プランジャ5の押込み時に、眼内レンズ7がノズル部32を前進するにつれて、先端チップ3の内面とレンズ部7aとの当接力が高まるよう構成されている。このため、プランジャ5の前進スピードが緩まるので、眼内レンズ7が勢いよく外部に放出されるのが防止される。
一方、眼内レンズ7が外部に放出されれば、眼内レンズ7の弾性力が開放されるので、プランジャ5が前方に急激に進み易くなる。しかしながら、ストッパ53を装置本体2の後端で停止させるよう大きく突出させ、押切り完了位置でプランジャ5の移動を阻止する構成としている。このため、術者の押圧力調整を必要とせず、眼内レンズ7の弾性力が開放された後にプランジャ5が一気に前進して、眼内組織に先端部51が接触することを確実に防止することができる。さらに、ストッパ53を目視してプランジャ5の押切り位置を確認することができるので、プランジャ5の先端部51の位置を確認しながら操作する必要がない。
5.先端チップ
図9及び図10には、先端チップ3の平面図及び斜視図が示される。先端チップ3は、眼内レンズ7が放出される放出部31と、前方に行くに従い内径が徐々に小さくなるノズル部32と、中央が開口された矩形の外周を有する矩形部33とを有している。矩形部33を装置本体2の底部21に係合させることで、ノズル部32は装置本体2に接続される。
なお、先端チップ3と装置本体2との係合は、例えば、係止爪と係止穴とによるものなど、どのような構成であっても良い。先端チップ3は、耐薬品性や柔軟性のあるポリプロピレンなどの樹脂を用いて形成される。
プランジャ5を押込むと、眼内レンズ7はノズル部32を通過しながら凹状に折り畳まれる。この時、位置決め機構によって、後方支持部7cがレンズ部7aの上部領域に配置されているので、図13に示すように後方支持部7cがレンズ部7aに内包される。次いで、眼内レンズ7が折り畳まれた状態で、眼内レンズ7が放出部31に到達する。放出部31に到達した眼内レンズ7は、前方支持部7b、レンズ部7a、後方支持部7cの順番で放出部31のカットされている側から眼内に挿入される。
矩形部33は、レンズホルダ4の係止爪49と係合する係合穴部39と、前方にはヒアルロン酸ナトリウムなどの弾粘性物質を注射器で注入可能な注入穴部36及びその周囲に注入凹部37と、を有する。
なお、先端チップ3に係合穴部39を設けず、レンズホルダ4の係止爪49を装置本体の底部21に直接係合させる構成としても良い
インジェクタ1の使用時には、レンズホルダ4が矩形部33の開口に挿入される。この時、先端チップ3の矩形部33の前後は非対称形状となっているので、レンズホルダ4の設置方向を間違えることなく、挿入することができる。また、注射器の注射針を注入穴部36へ挿入する際、注射針の先端が注入凹部37によって誘導されるので、確実に粘弾性物質の注入ができる。
(位置決め機構)
[第1実施形態]
本実施形態では、図2〜3に示すように、装置本体2の底部21に突出形成された凸部24を複数設け、レンズホルダ4の底部41の後端を切欠いた挿通部46が、左右の側壁に亘って形成されている。凸部24は、後方支持部7cの基端部を押上げる第1凸部24aと、第1凸部24aより突出量が大きく形成され、後方支持部7cの先端部を押上げる第2凸部24bとで構成される。つまり、後方支持部7cを上方に押上げる位置決め機構は、第1凸部24aと第2凸部24bと挿通部46とで構成される。
図11〜図13を用いて、プランジャ5の押込み操作による眼内レンズ7の動作について説明する。
図11は、眼内レンズ7がレンズホルダ4に装着された初期状態における斜視図である。図12は、プランジャ5が眼内レンズ7に当接した時の斜視図である。図13は、眼内レンズ7がノズル部32を通過している時の斜視図である。
図11に示すように、レンズホルダ4及び眼内レンズ7を装置本体2に装着すると、第1凸部24aが後方支持部7cの基端部を押上げ支持し、第2凸部24bが後方支持部7cの先端部を押上げ支持する。その結果、後方支持部7cは、レンズ部7aの厚み方向にオフセットされる。次いで、図12に示すように、プランジャ5を押込み操作すると、先端部51によって後方支持部7cの中央付近が押圧される。そのまま押込みを進めると、後方支持部7cがレンズ部7aの上部領域に配置され、プランジャの先端部51にレンズ部7a及び後方支持部7cが適切に当接した状態となる。
この時、後方支持部7cは、第1凸部24a及び第2凸部24bによって両端部が押上げ支持されているので、姿勢が安定する。つまり、後方支持部7cの先端部が下方に垂れ下がってプランジャ5の先端部51との当接状態が解除されるといった不都合が生じない。さらに、本実施形態では、後方支持部7cが、第1凸部24a及び第2凸部24bの上端面の二面に支持されているので、プランジャ5の押込み操作に伴って後方支持部7cを安定的に移動させることができる。
次いで、プランジャ5の押込みを進めると、図13に示すようにノズル部32の内部を眼内レンズ7が通過しながら、後方支持部7cがレンズ部7aに内包されるように眼内レンズ7が凹状に折り畳まれる。このため、後方支持部7cがプランジャ5の側面と先端チップ3の内面との間に後方支持部7cが挟まれることなく、後方支持部7cの破損を防止できる。したがって、眼内に眼内レンズ7を装着した後、レンズ部7aと一対の支持部7b、7cとが次第に元の状態に復帰する。
(位置決め機構及び案内部)
[第2実施形態]
本実施形態では、図5〜6に示すように、装置本体2の底部21に突出形成された凸部24を左側に1つ設け、レンズホルダ4の底部41の後端に、左側の側壁から中央付近まで切欠いた挿通部46が形成されている。また、レンズホルダ4には、底部41から上方に突出形成される壁部43(案内部の一例)が設けられ、壁部43の前方には、外側に屈曲させた屈曲部431を有している。このため、眼内レンズ7が予めセットされたレンズホルダ4を運搬する際、側方突起44及び屈曲部431が眼内レンズ7の前後左右方向の移動を阻止するので、眼内レンズ7の設置位置が一定に保たれる。
図14〜図15を用いて、プランジャ5の押込み操作による眼内レンズ7の動作について説明する。
図14は、眼内レンズ7がレンズホルダ4に装着された初期状態における斜視図である。図15は、プランジャ5が眼内レンズ7に当接した時の斜視図である。
図14に示すように、凸部24と挿通部46とで構成される位置決め機構によってプランジャ5の先端部51と後方支持部7cとが当接する範囲内で後方支持部7cが押上げられつつ、プランジャ5の側方に壁状に形成された壁部43の側面と後方支持部7cの先端部とが当接する。次いで、プランジャ5を押込み操作すると、先端部51によって後方支持部7cの中央付近が押圧される。
この時、壁部43がなく後方支持部7cが自由に移動できる状態であると、後方支持部7cがプランジャ5の先端部51から外方に横滑りするおそれがある。この結果、後方支持部7cの横滑りに伴って眼内レンズ7が反時計回りに回転してしまう。眼内レンズ7が回転すると、プランジャ5と眼内レンズ7とが当接した時、プランジャ5の先端部51は、後方支持部7cの根元に当接したり、後方支持部7cと当接せずにレンズ部7aのみと当接した状態となる。この状態でプランジャ5の押込みを進めると、プランジャ5の押圧力を受けて後方支持部7cの根元に亀裂が入ったり、プランジャ5の先端部51に当接しない後方支持部7cがノズル部32の内面に摺接されて押込み方向と反対方向に伸びて曲線形状を維持できずに変形したりし易い。また、後方支持部7cがレンズ部7aの外方に位置しているので、プランジャ5の押込みを進めてノズル部32内部で凹状に折畳まれるレンズ部7aに内包されずに、後方支持部7cがプランジャ5とノズル部32との間に挟まれて破損するといった不都合が生じる。
しかしながら、本実施形態では、壁部43の側面に後方支持部7cの先端部が当接して規制端となるので、後方支持部7cの移動方向が決定される。すなわち、プランジャ5の押込み操作によって、プランジャ5の押込み方向に沿って後方支持部7cが移動する。このため、図15に示すように、後方支持部7cがレンズ部7aの上部領域に配置されて、プランジャ5の先端部51がレンズ部7a及び後方支持部7cと当接する。
このように、壁部43は、レンズホルダ4に眼内レンズ7が装着された初期状態において後方支持部7cの先端部が位置する箇所と、プランジャ5の眼内レンズ7に当接するまでの押込みによって後方支持部7cの先端部が移動した箇所とに亘り、プランジャ5の側方に壁状に設けてあるので、プランジャ5の押込みに際し、後方支持部7cに当接して後方支持部7cの移動方向を決定する。
[別実施形態1]
図16に示すように、第1実施形態の構成に加えて、レンズホルダ4の底部41から、上方に突出形成される壁部43(案内部の一例)を設けている。この場合、第1実施形態の位置決め機構に加えて、壁部43の側面に後方支持部7cの先端部が当接して規制端となるので、後方支持部7cの移動方向が決定される。したがって、眼内レンズ7の回転を防止することができる。
[別実施形態2]
図17に示すように、レンズホルダ4の壁部43には、プランジャ5の押込み方向に沿って奥側ほどプランジャ5から離間する傾斜壁部432を設けている。
プランジャ5の押込みによって後方支持部7cが眼内レンズ7の側に近付く時、後方支持部7cの一部に局所変形を生じさせず、後方支持部7cの全体を曲がり変形させるためには、後方支持部7cの全体を後方支持部7cの基端部を中心に角変形させるのが好ましい。その場合、後方支持部7cの先端部はプランジャ5の押込み方向に沿って動くのではなく、プランジャ5の押込み方向に対して斜めに移動する。
傾斜壁部432によって、後方支持部7cの先端部がプランジャ5の押込み方向に対して斜めに移動し、後方支持部7cに無理な曲げを生じさせず、また、眼内レンズ7を不適切に回転させることもない。よって、プランジャ5が眼内レンズ7に当接する時、プランジャ5の先端部51と後方支持部7c及びレンズ部7aとを確実に当接させることができる。
なお、例えば、壁部43の中途部からプランジャ5の押込み方向に沿った奥側を傾斜させるなど、壁部43の一部に傾斜壁部432を設けても良い。
[別実施形態3]
図18に示すように、レンズホルダ4の壁部43には、後方支持部7cの先端部を、レンズ部7aの厚み方向の中心位置71に対して装置本体2の底部21から離間する側で載置する段差部433と、プランジャ5の押込み方向に沿って奥側ほどプランジャ5から離間する階段状部434とを設けている。
段差部433によって、プランジャ5の押込みに際して、レンズ部7aの厚み方向の下側に後方支持部7cの先端部が変位するのを防止するので、プランジャ5の先端部51が後方支持部7cに当接した状態を確実に維持することができる。また、階段状部434によって、後方支持部7cの先端部がプランジャ5の押込み方向に対して斜めに移動し、後方支持部7cに無理な曲げを生じさせず、また、眼内レンズ7を不適切に回転させることもない。よって、プランジャ5が眼内レンズ7に当接する時、プランジャ5の先端部51と後方支持部7c及びレンズ部7aとを確実に当接させることができる。
[その他の実施形態]
(1)壁部43は、プランジャ5の押込みに際し、後方支持部7cに当接して後方支持部7cの移動方向を決定するものであれば、種々の変形が可能である。例えば、図示しないが、壁部43のうち、壁部43のレンズ部7aの厚み方向の中心位置71に対して装置本体2の底部21から離間する側で、かつ、プランジャ5の押込み方向に沿って奥側に位置する角部を切欠いた構成であっても良い。
(2)凸部24及び挿通部46で構成される位置決め機構は、後方支持部7cを、プランジャ5の先端部51と当接可能な範囲内であって、レンズ部7aの厚み方向に押上げるものであれば、種々の変形が可能である。
例えば、第2実施形態において、レンズホルダ4を装置本体2に組み付けた時、壁部43と凸部24とが並列する配置となるように凸部24及び挿通部46を設けても良い。また、壁部43の上端面には、プランジャ5の押込み方向に沿って奥側ほど装置本体2の底部21から離間する傾斜面を設けて、後方支持部7cが傾斜面に沿ってレンズ部7aの上部領域に誘導されるものであっても良い。
(3)第1実施形態及び別実施形態1における装置本体2の底部21に形成した第2凸部24bに代えて、レンズホルダ4の底部41から突出形成される凸部を設けても良い。なお、眼内レンズ7をレンズホルダ4に長期間保持した場合、後方支持部7cは塑性変形する可能性があるので、装置本体2に予め取付けられたレンズホルダ4に、後から眼内レンズ7を設置する形態で用いるのが好ましい。
(4)別実施形態4として、図19に示すように、レンズホルダ4の蓋部48の前方に穴を設け、この穴に規制ピン60を挿入しても良い。その結果、規制ピン60は、レンズホルダ4に保持された眼内レンズ7の前方支持部7bとレンズ部7aとの間に位置することとなり、眼内レンズ7の移動が規制される。この場合、プランジャ5の押込み操作は、規制ピン60を取り除いてから実行されるので、プランジャ5の押込み操作によって眼内レンズ7を円滑に進めることができる。
本発明は、眼内レンズを眼内に挿入するための眼内レンズ用インジェクタに利用可能である。
1 眼内レンズ用インジェクタ
2 装置本体
21 底部
24 凸部(位置決め機構)
24a 第1凸部(位置決め機構)
24b 第2凸部(位置決め機構)
32 ノズル部
4 レンズホルダ
41 底部
43 壁部(案内部)
432 傾斜壁部(案内部)
433 段差部(案内部)
46 挿通部(位置決め機構)
5 プランジャ
51 先端部
7 眼内レンズ
7a レンズ部
7b 前方支持部(支持部)
7c 後方支持部(支持部)
71 中心位置

Claims (5)

  1. レンズ部および当該レンズ部から曲線状に延出した支持部を有する眼内レンズを保持するレンズホルダと、
    前記レンズホルダが取り付けられる装置本体と、
    前記装置本体に出退可能に内挿され、前記眼内レンズに当接して前記眼内レンズを押し出すプランジャと、
    前記装置本体に接続され、前記プランジャの押込み操作で前記眼内レンズを凹状に折畳みつつ前記眼内レンズを放出するノズル部とを備え、
    前記レンズホルダ及び前記眼内レンズを前記装置本体に装着したとき、前記支持部を、前記プランジャの先端部と当接可能な範囲内で前記レンズ部の厚み方向に押上げる位置決め機構を、前記装置本体と前記レンズホルダとに亘って備え
    前記位置決め機構が、
    前記レンズホルダ及び前記眼内レンズを前記装置本体に装着する際に前記支持部を押上げる端面を有し、前記装置本体の底部から突出した状態で装置本体に設けられた凸部と、
    当該凸部との干渉を避けるよう前記レンズホルダに設けられ、前記凸部が挿入される挿通部とを備えている眼内レンズ用インジェクタ。
  2. 前記レンズホルダは、前記プランジャの押込みに際し、前記支持部と当接して前記支持部の移動方向を決定する案内部を備えている請求項に記載の眼内レンズ用インジェクタ。
  3. 前記案内部は、前記レンズホルダに前記眼内レンズが装着された初期状態において前記支持部の先端部が位置する箇所と、前記プランジャの前記眼内レンズに当接するまでの押込みによって前記支持部の先端部が移動する箇所とに亘り、前記プランジャの側方に壁状に設けてある請求項に記載の眼内レンズ用インジェクタ。
  4. 前記案内部の少なくとも一部に、前記プランジャの押込み方向に沿って奥側ほど前記プランジャから離間する傾斜壁部を設けてある請求項に記載の眼内レンズ用インジェクタ。
  5. 前記案内部には、前記支持部の先端部を、前記レンズ部の厚み方向の中央位置に対して前記装置本体の底部から離間する側で載置する段差部を、前記プランジャの押込み方向に沿って形成してある請求項3又は4に記載の眼内レンズ用インジェクタ。
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