[go: up one dir, main page]

JP6276974B2 - 折畳み椅子 - Google Patents

折畳み椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP6276974B2
JP6276974B2 JP2013235976A JP2013235976A JP6276974B2 JP 6276974 B2 JP6276974 B2 JP 6276974B2 JP 2013235976 A JP2013235976 A JP 2013235976A JP 2013235976 A JP2013235976 A JP 2013235976A JP 6276974 B2 JP6276974 B2 JP 6276974B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
support shaft
folding chair
seat plate
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013235976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015093151A (ja
Inventor
上野 芳久
芳久 上野
文雄 小倉
文雄 小倉
Original Assignee
センターピア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by センターピア株式会社 filed Critical センターピア株式会社
Priority to JP2013235976A priority Critical patent/JP6276974B2/ja
Publication of JP2015093151A publication Critical patent/JP2015093151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6276974B2 publication Critical patent/JP6276974B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Special Chairs (AREA)

Description

本発明は、折畳み椅子に関し、特に、サーバーラックに有する隙間に収納可能な折畳み椅子に関する。
従来から座板を上側に回動させることで、後方フレームが前方フレームの後側に重なり合うように回動し、折り畳むことが可能な折畳み椅子が知られている。
一方、サーバーラックは、サーバーとして機能するコンピュータ等の電子機器を収納するものである。このようなサーバーラックはラックフレームを有し、このラックフレームに、例えば、平坦状に形成された水平板を取り付けることによって領域を区分することができる。このようなサーバーラックは、室内に複数組み合わされて配置されており、このようなサーバーラックに収容されているサーバーのメンテナンス作業では、作業者は、例えば折畳み椅子に座ってコンピュータを膝の上に置くなどして作業を行う。
一般に知られている折畳み椅子は、その全体形状が湾曲して形成されており、サーバーラックに収容しにくく、通常は室内の適当な場所に保管されている。よって、折畳み椅子を用いる場合には、その折畳み椅子が保管されている場所まで取りに行く必要がある。
なお、平坦状に折畳み可能な折畳み椅子であれば、収納し易く便利であり、このような折畳み椅子は従来から存在する(例えば、特許文献1参照)。
特許第3692303号公報
一般的に知られている従来の折畳み椅子は、後方部でのみ座板を支持するため、座板が変形し易いという問題がある。
また、特許文献1に示す折畳み椅子は、構造が複雑となり製造コストが嵩むという問題と、収納部にぴったりと収まった場合に取り出しにくいという問題がある。
そこで、本発明は上記問題を課題の一例として為されたもので、その第1の目的は、簡易な構造であって平坦状に折畳み可能な折畳み椅子を提供することであり、第2の目的は、狭い場所に収納し易く、且つ取り出し易い折畳み椅子を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の折畳み椅子(30)は、左右一対の第1のフレーム(37)と、当該第1のフレームに第1の支軸(34)を介して回動可能に連結された左右一対の第2のフレーム(36)と、前記第2のフレームに前方が第3の支軸(41)を介して回動可能に連結され、前記第1のフレームに後方が第2の支軸(46)を介して回動可能に連結された座板(31)と、を具備し、前記第1のフレーム、前記座板、及び前記第2のフレームを折り畳むことによって平坦状に形成される折畳み椅子であって、前記第1のフレームには、前記第2の支軸が係合する長孔部(45)が形成され、前記長孔部は、前記第1のフレームの軸線に沿って形成されており、前記第1のフレームに対する前記第2のフレームの開閉動作に応じて、前記第2の支軸がこの長孔部内を移動し、 前記第2のフレームには、前記第3の支軸と同軸上であってその軸線方向に移動可能な突起体が設けられ、突起体は、前記第1のフレーム側に付勢されるとともに一部が前記第2のフレームの外側に突出して設けられており、前記第1のフレームに対する前記第2のフレームの折り畳み動作によって、外側に突出している前記突起体の一部が前記第1のフレームによって前記第2のフレーム側に押戻された後、前記長孔部内に突出して係合することを特徴とする。
また、請求項2に記載の折畳み椅子は、請求項1に記載の折畳み椅子において、前記突起体の一部は半円形状であることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構造ながら平坦状に折り畳むことができる。また、取手が設けられているため狭い場所であっても取り出し易い。
折畳み椅子を閉じた状態の外観を示し、図1(a)は正面図、図1(b)は右側面図である。 折畳み椅子を展開した状態の外観を示し、図1(a)は正面図、図1(b)は右側面図である。 図1のX部分における支軸と突起体の構成を示す模式図である。 図1のX部分における他の実施形態を示す模式図である。 図1のX部分における他の実施形態を示す模式図である。
以下、本願の最良の実施形態について添付図面を参照して説明する。なお、便宜的に図1において、奥行、上下、及び左右方向を、折畳み椅子の前後、上下、及び左右方向として説明する。
本実施形態の折畳み椅子30は、例えば、アルミニウムやSUS等の金属材料の削り出しにより形成され、図2(b)に示すように利用者が着座するための平板状の座板31と、この座板31を支持する支持脚33と、を備えており、図2(b)に示すように、折畳み椅子を展開した状態から、図1(b)に示すように、側面視で平坦状に折畳むことが可能になっている。
支持脚33は、側面視で略「X」字状の左右一対のX脚で構成され、各X脚は支軸34(本願の第1の支軸)を介して相互に回動自在に連結した短脚体36(本願の第2のフレーム)及び長脚体37(本願の第1のフレーム)を備えている。左右の短脚体36は、図1(a)に示すように、正面視で略H字状になるように短脚用連結体36aにより連結される。一方、左右の長脚体37は、上端が架け渡されるように長脚用連結体37aにより連結される。また、図1(a)及び図2(a)に示すように、正面視において、左右の短脚体36の幅は、左右の長脚体37の幅よりも狭く形成されており、長脚体37の内側に短脚体36が配置されている。
短脚体36及び長脚体37の下端部先端には、溝が形成され、この溝には、樹脂等で形成される弾性体38が、短脚体36及び長脚体37を水平方向に貫通する支持ピン39により取り付けられている。弾性体38は、当該短脚体36及び長脚体37の先端部よりも下方に突出するように取り付けられており、この弾性体38が床面と接触することで、床面との接触による傷つきが防止される。
また、支軸34は、左右の内側に位置する短脚体36と外側に位置する長脚体37とを貫通するピン状の部材が抜け止めされることで取り付けられている。
左右の短脚体36は、上端部において支軸41(本願の第3の支軸)を介して相互に回動自在に座板31の前方部が連結されている。
この支軸41は、例えば、図3に示すように、ピン状の本体51の一端に本体51よりも一回り大きく形成された頭部52を有する部材であり、短脚体36に形成された貫通孔55の内側にその頭部52が係止され、本体51が座板31に形成された孔31aに挿入されて取り付けられている。
座板31は、短脚体36と長脚体37の下端を揃えた状態において、短脚体36と長脚体37とで囲まれる領域に収まるように略方形に形成されている。座板31の両側下端部(側面視では前方部)は、短脚体36の幅に合わせて狭まるように段差を有して形成されている。また、その上端部(側面視では後方部)の中央には、図1(a)に示すように、使用者の持ち運び易さを考慮して空間を有するように凹部42が形成されている。
左右の長脚体37には、上方部に軸線に沿って長孔45(本願の係合部)が形成されており、座板31の後方部は支軸46(本願の第2の支軸)を介して当該左右の長脚体37に形成されている長孔45と係合して左右の長脚体37に取り付けられている。そして、折畳み椅子30を展開した状態において、この支軸46は、長孔45の下端部に位置し、折畳み椅子30を閉じると、支軸46が長孔45の上方へと移動し、完全に折畳み椅子30を閉じた状態において、この支軸46は、長孔45の上端部に位置する。この支軸46は、座板31の後方両側端部から外側に突出して設けられたピン状の部材であり、例えば、その周囲には樹脂等により形成された弾性部材が取り付けられ、長孔45の内側を摺動しつつ移動する。
また、短脚体36に形成された貫通孔55の外側には、長脚体37側に突出するようにして設けられたボール状の突起体50が貫通孔55に抜け止めされて回転可能に取り付けられている。この突起体50は、折畳み椅子30を閉じて後方の支軸46が長孔45の上端部に配置され、座板31と長脚体37とが完全に重なる際に、当該突起体50が長脚体37の端部を乗り越えて長孔45と係合する。この係合によって、座板31が回動することを防止し、折り畳まれた状態を維持可能となっている。これにより、折畳み椅子30を持ち運ぶ際に、折畳み椅子30が展開することを防止することが可能である。
また、支軸41の軸線Lと同軸上に突起体50を配置することで、支軸41を配置するために形成された貫通孔55を利用して突起体50を配置することが可能であり、新たに短脚体36に突起体50を設けるための孔若しくは凹みを形成する必要がなく製造コストの低減化を図れる。
また、他の実施形態として、図4に示すように、支軸41と突起体50を1つの部材(同一の部材)60としても構わない。すなわち、部材60は、図4に示すように、一端が座板31に形成された孔31aに挿入され、他端が長脚体37側に突出するように短脚体36に形成された貫通孔55に抜け止めされて取り付けられる。なお、部材60の他端を湾曲状に形成することでよりスムースに長孔45と係合可能であるが、この形状に限定されるものではない。
さらに、図5に示すように、座板31に形成された孔31aに弾性部材65を挿入し、部材60が貫通孔55の軸線方向に移動可能になるように、当該部材60が貫通孔55に抜け止めされて取り付けられることで、よりスムースに長孔45と係合することができる。
また、座板31及び支持脚33の厚みを同一とすることで、折畳み椅子30を閉じた状態において、同幅で平坦状に折畳まれることになり、収容体10に折畳み椅子30が収容された際に、折畳み椅子を載置する載置面との接触面積を大きくとることができるのでずれにくく載置しておくことが可能である。
ここで、図1及び図2を用いて、折畳み椅子30の折り畳み動作について説明する。図2に示す展開状態では、座板31が水平状態に支持脚33によって支持され、長脚体37が座板31に対して直角からやや開いた状態にある。このとき、短脚体36及び長脚体37は「X」字状に開いた状態に保持される。そして、この状態から、座板31の後方部を上方に持ち上げると、支軸46が長孔45を上方へと移動し、座板31と短脚体36とが徐々に一直線状に近づきつつ、短脚体36と長脚体37とが閉脚しようとする。
さらに、座板31と短脚体36とが長脚体37と重なるように折り畳むと、閉脚動作が更に進み、図1に示すように突起体50が長脚体37の端部を乗り越えて長孔45と係合し、短脚体36、座板31、及び長脚体37が完全に重なり、折畳み動作は終了する。逆の手順で、折畳み椅子30が閉じた状態から、座板31の前方部を前方へと引き出すと、短脚体36と長脚体37とが「X」字状に開き、折畳み椅子30は展開される。
以上に説明したように、本実施形態の折畳み椅子は、折り畳まれた状態から椅子として機能するように組み立てることが簡単にできる。一方で、椅子として組み立てられた状態から、簡単に折り畳むことが可能である。
また、本実施形態の折畳み椅子30は、折り畳まれた状態において、全体が略平坦状に形成される。よって、狭い隙間にすっきりと収めることができ、見栄えがよい。また、載置面に対して座板31の面が接触するように配置することで、面接触により載置面に対してずれにくく載置しておくことが可能である。また、座板31の後端に凹部42を設けることで、長脚用連結体37aの中央部を取手として用いることができるので、取り出し易く且つ持ち運び等において作業性が良い。
なお、本願は本実施形態に限定されるものではなく、種々の形態にて実施することが可能である。例えば、本実施形態の機構を用いて、背もたれなしの折畳み椅子としても構わない。このようにすれば、折畳み椅子の小型化が図れ、座板を高めに設定することが可能となる。
また、長脚体37に形成される長孔は溝等であっても構わない。
30 折畳み椅子
36 短脚体
37 長脚体
41 第3の支軸
45 長孔
50 突起体

Claims (2)

  1. 左右一対の第1のフレームと、当該第1のフレームに第1の支軸を介して回動可能に連結された左右一対の第2のフレームと、前記第2のフレームに前方が第3の支軸を介して回動可能に連結され、前記第1のフレームに後方が第2の支軸を介して回動可能に連結された座板と、を具備し、前記第1のフレーム、前記座板、及び前記第2のフレームを折り畳むことによって平坦状に形成される折畳み椅子であって、
    前記第1のフレームには、前記第2の支軸が係合する長孔部が形成され、前記長孔部は、前記第1のフレームの軸線に沿って形成されており、前記第1のフレームに対する前記第2のフレームの開閉動作に応じて、前記第2の支軸がこの長孔部内を移動し、
    前記第2のフレームには、前記第3の支軸と同軸上であってその軸線方向に移動可能な突起体が設けられ、突起体は、前記第1のフレーム側に付勢されるとともに一部が前記第2のフレームの外側に突出して設けられており、前記第1のフレームに対する前記第2のフレームの折り畳み動作によって、外側に突出している前記突起体の一部が前記第1のフレームによって前記第2のフレーム側に押戻された後、前記長孔部内に突出して係合することを特徴とする折畳み椅子。
  2. 前記突起体の一部は半円形状であることを特徴とする請求項1に記載の折畳み椅子。
JP2013235976A 2013-11-14 2013-11-14 折畳み椅子 Active JP6276974B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013235976A JP6276974B2 (ja) 2013-11-14 2013-11-14 折畳み椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013235976A JP6276974B2 (ja) 2013-11-14 2013-11-14 折畳み椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015093151A JP2015093151A (ja) 2015-05-18
JP6276974B2 true JP6276974B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=53195964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013235976A Active JP6276974B2 (ja) 2013-11-14 2013-11-14 折畳み椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6276974B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104997314A (zh) * 2015-07-30 2015-10-28 广德县兄弟竹器工艺品厂 竹板制成的折叠椅

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3054624U (ja) * 1998-06-02 1998-12-08 秀人 井上 キャリア−を兼ねた折り畳み椅子
JP2005096517A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Shiroki Corp シート
JP5393865B2 (ja) * 2012-10-31 2014-01-22 センターピア株式会社 折畳み椅子

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015093151A (ja) 2015-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140145417A1 (en) Armrest folding device for a foldable stroller
CN103629493B (zh) 具有可调整支撑角度的结构
CN206228057U (zh) 头枕支架
JP6276974B2 (ja) 折畳み椅子
CN104337283B (zh) 可折叠的尿不湿更换台
JP5393865B2 (ja) 折畳み椅子
US20140070574A1 (en) Linkage for a foldable high chair
CN204500024U (zh) 一种手提箱式折叠椅
JP3226743U (ja) 折り畳み式テーブル
US20110008100A1 (en) Joint assembly for a foldable furniture piece
KR101565966B1 (ko) 조리용기용 손잡이
JP6082569B2 (ja) 収容体、及び折畳み椅子付き収容体
JP3197667U (ja) 携帯可能な折りたたみ椅子
JP4261499B2 (ja) 車両用テーブル構造
JP5830505B2 (ja) フロントパネル構造
JP6740149B2 (ja) コンソールドロワー
JP7271271B2 (ja) テーブル装置
ITBZ20010008U1 (it) Mobile di seduta imbottito.
JP2005087232A (ja) 補助天板付家具
KR20160025129A (ko) 가변형 소파
KR100545799B1 (ko) 배받이 겸용 등받이 의자
KR102161678B1 (ko) 유아용 의자
JP2013153773A (ja) テーブル
JP6153102B2 (ja) 折り畳み式テーブル
JP5644015B1 (ja) 車椅子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6276974

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250