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JP6276660B2 - 媒体搬送機構、定着装置および画像形成装置 - Google Patents

媒体搬送機構、定着装置および画像形成装置 Download PDF

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JP6276660B2 JP2014153333A JP2014153333A JP6276660B2 JP 6276660 B2 JP6276660 B2 JP 6276660B2 JP 2014153333 A JP2014153333 A JP 2014153333A JP 2014153333 A JP2014153333 A JP 2014153333A JP 6276660 B2 JP6276660 B2 JP 6276660B2
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Description

本発明は、媒体を搬送する媒体搬送機構、定着装置および画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、媒体搬送路上の所定の位置に設けられた搬送ローラ対により、媒体を画像形成ユニット、定着ユニット等の各ユニットに搬送し、定着ユニットで加熱および加圧して媒体に現像剤を定着させた後、排出ローラ対で媒体積載トレイに排出し、また排出ローラ対の下流側に設けられた後処理装置へ搬送してステイブル等の後処理を行った後、媒体積載トレイに排出するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−213518号公報
しかしながら、従来の技術においては、定着ユニットで加熱および加圧して媒体に現像剤を定着させるようにしているため、薄紙や再生紙等の媒体や吸湿した状態等の媒体の場合、定着ユニットを通過すると媒体が湾曲してしまい、湾曲させた状態の媒体を搬送してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、媒体に形成される湾曲状態を抑制することを目的とする。
そのため、本発明は、現像剤が転写された媒体に現像剤を定着させる定着部と、媒体搬送方向における前記定着部の下流側に配置され、媒体搬送方向と直交する方向に沿って配置された複数のローラ対によって前記媒体を搬送する搬送部材と、前記定着部と前記搬送部材との間に配置され、前記媒体を案内する案内部材と、を有し、記案内部材は、媒体搬送方向と直交する方向において、前記媒体が搬送される領域の一部に形成された突出部を有し、前記突出部は、前記定着部のニップ位置と前記ローラ対のニップ位置とを結ぶ仮想直線より突出し、前記突出部の媒体搬送方向と直交する方向における幅は、前記複数のローラ対のうち、媒体搬送方向と直交する方向における一端側に配置されたローラ対の前記一端側の端部から、媒体搬送方向と直交する方向における他端側に配置されたローラ対の前記他端側の端部までの距離と略同一であることを特徴とする。
このようにした本発明は、媒体に形成される湾曲状態を抑制することができるという効果が得られる。
実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図 実施例における画像形成装置の制御構成を示すブロック図 実施例における第1排出ローラの外観斜視図 実施例における第1排出ローラの構成を示す斜視図 実施例における第1排出ローラの構成を示す斜視図 実施例における媒体搬送ガイドおよび第1排出ローラの断面図 実施例における媒体搬送ガイドおよび第1排出ローラの拡大断面図 実施例における媒体搬送ガイドおよび第1排出ローラの上面図 実施例における定着ユニットの斜視図 実施例における定着ユニットの斜視図 変形例の定着ユニットの斜視図 媒体のカール状態の説明図 媒体のカール状態の説明図
以下、図面を参照して本発明による媒体搬送機構、定着装置および画像形成装置の実施例を説明する。
図1は実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図である。
図1において、画像形成装置1は、例えばカラープリンタ等であり、画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cと、転写ローラ10K、10Y、10M、10Cと、用紙カセット24と、給紙ローラ11と、第1入口センサ12Lと、第2入口センサ12Uと、書込みセンサ13と、第1搬送ローラ14R、14Pと、第2搬送ローラ15R、15Pと、ベルト従動ローラ16と、ベルト駆動ローラ17と、搬送ベルト18と、定着ローラ19と、定着バックアップローラ20と、定着ユニット28と、排出センサ21と、第1排出ローラ22、23と、両面ユニット25と、媒体搬送ガイド40と、第2排出ローラ26、27と、排出トレイ31とを有している。
画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cは、それぞれブラック色(K)、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)の現像剤としてのトナーでトナー像を形成するため、露光手段としてのLED(Light Emitting Diode)ヘッド3K、3Y、3M、3Cと、像担持体としての感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cと、感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cの表面を一様に帯電させる帯電ローラ5K、5Y、5M、5Cと、LEDヘッド3K、3Y、3M、3Cにより感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cの表面に形成された静電潜像にトナーを搬送してトナー像を現像する現像ローラ6K、6Y、6M、6Cと、トナーを収容するトナータンク7K、7Y、7M、7Cと、現像ローラ6K、6Y、6M、6C表面のトナーを一様に薄層化する現像ブレード8K、8Y、8M、8Cと、現像ローラ6K、6Y、6M、6Cにトナーを供給するトナー供給用スポンジローラ9K、9Y、9M、9Cとから構成されている。
転写ローラ10K、10Y、10M、10Cは、画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cに対向して配置され、感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cに形成されたトナー像を媒体に転写するものである。
用紙カセット24は、媒体を収容するものであり、給紙ローラ11は、用紙カセット24に収容された媒体を分離用の舌片等を併用して1枚ずつ分離して取り出すものである。
第1搬送ローラ14R、14Pは、給紙ローラ11により取り出された媒体を挟持して搬送するものである。
第2搬送ローラ15R、15Pは、第1搬送ローラ14R、14Pで搬送された媒体を挟持して搬送するものである。
第1入口センサ12Lは、給紙ローラ11により取り出された媒体を検知するセンサであり、第2入口センサ12Uは、第1搬送ローラ14R、14Pで搬送された媒体を検知するセンサである。
書込みセンサ13は、第1搬送ローラ14R、14Pで搬送された媒体を検知し、画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cでの画像形成を開始するタイミングを生成するセンサである。
搬送ベルト18は、媒体の搬送を行う無端状のベルトであり、駆動源により回転するベルト駆動ローラ17と、ベルト従動ローラ16とに張架され、ベルト駆動ローラ17の回転により回転する。ベルト従動ローラ16は、搬送ベルト18の回転に従動して回転し、搬送ベルト18の張りを一定に保つためスプリングで支持されている。
定着部としての定着ユニット28は、トナーが転写された媒体にトナーを定着させるものであり、内部にハロゲンランプ等の発熱体を有し、媒体を加熱および加圧してトナーを媒体に定着させる定着ローラ19と、定着ローラ19に当接するように配置された定着バックアップローラ20とを備えている。
排出センサ21は、定着ユニット28でトナーが定着された媒体を検出するセンサである。
両面ユニット25は、定着ユニット28でトナーが定着された媒体を再度画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cへ搬送し、媒体の反対側の面に画像を形成させるため、媒体を反転させるものである。
搬送部材としての第1排出ローラ22、23は、図中矢印Aが示す媒体搬送方向における定着ユニット28の下流側に配置され、定着ユニット28でトナーが定着された媒体を画像形成装置1の外へ繋がる搬送路46、または後処理装置へ繋がる搬送路47へ搬送するものである。この第1排出ローラ22、23は、回転軸上に複数のローラ対が配置されたものである。
第1の案内部材としての媒体搬送ガイド40は、定着ユニット28と第1排出ローラ22、23との間に配置され、定着ユニット28の定着ローラ19および定着バックアップローラ20から第1排出ローラ22、23までの搬送路42を搬送される媒体を案内するものである。なお、媒体搬送ガイド40および第1排出ローラ22、23の詳細は後述する。
第2排出ローラ26、27は、第1排出ローラ22、23により搬送路46に搬送された媒体を画像形成装置1の外へ排出するものである。
排出トレイ31は、第2排出ローラ26、27により排出された媒体を積載するものである。
なお、媒体を搬送する搬送路には、複数のローラが最小媒体の長さ以下の距離を保持して配設され、そのローラを含め、各ローラを回転させる駆動源としてのモータが配設されている。
次に、上述した媒体搬送ガイド40および第1排出ローラ22、23の構成を説明する。
まず、第1排出ローラ22、23の構成を図3〜図5に基づいて説明する。なお、図3は実施例における第1排出ローラの外観斜視図、図4および図5は実施例における第1排出ローラの構成を示す斜視図である。
図3において、第1排出ローラ22(22a、22b)は、図中矢印Aが示す媒体搬送方向と直交する方向に設けられた回転軸221の軸方向に複数配設され、また第1排出ローラ23(23a、23b)は、第1排出ローラ22に接触するように複数配設されている。それぞれの第1排出ローラ22、23は、媒体搬送方向と直交する軸方向における媒体の幅に対して搬送される媒体の中央部から略均等の距離を保持して配設されている。
回転軸221の軸方向に配設された複数の第1排出ローラ22、23の最大間隔を第1排出ローラ幅41とすると、第1排出ローラ22、23が2対配設された場合は、図4に示すように、第1排出ローラ22a、23aと、第1排出ローラ22b、23bとの間隔は第1排出ローラ幅41aとなり、第1排出ローラ22、23が3対配設された場合は、図5に示すように、第1排出ローラ22a、23aと、第1排出ローラ22c、23cとの間隔は第1排出ローラ幅41bとなる。
次に、媒体搬送ガイド40の構成を図6、図7および図8に基づいて説明する。なお、図6は実施例における媒体搬送ガイドおよび第1排出ローラの断面図、図7は実施例における媒体搬送ガイドおよび第1排出ローラの拡大断面図、図8は実施例における媒体搬送ガイドおよび第1排出ローラの上面図である。
図6および図7において、定着ユニット28の定着ローラ19および定着バックアップローラ20から第1排出ローラ22、23までの搬送路42には、トナーが定着された媒体を案内する第1の案内部材としての媒体搬送ガイド40と、第2の案内部材としての媒体搬送ガイド61とが対向して配設されている。
媒体搬送ガイド40は、定着ローラ19および定着バックアップローラ20により媒体に定着されたトナー像が存在する印刷面(トナー定着面)に対して反対側の面に向かって、すなわち媒体搬送ガイド61に向かって突出するように形成されている。したがって、媒体搬送ガイド40は、媒体のトナー定着面の反対面に接触するように配置されている。
また、媒体搬送ガイド61は、媒体搬送ガイド40と対向して配置され、リブ状に形成されたものであり、対向する媒体搬送ガイド40との間に隙間を形成して図中矢印Aが示す媒体搬送方向に直交する方向に複数配設されている。
図7に示すように、媒体搬送ガイド40には、定着ローラ19と定着バックアップローラ20とが当接するニップ部の図中矢印Aが示す媒体搬送方向における最下流のニップ位置191から第1排出ローラ22と第1排出ローラ23とが当接するニップ部の媒体搬送方向における最上流のニップ位置192までを結ぶ仮想線42aより媒体搬送ガイド61に向かう方向に突出する突出部43に傾斜部としての傾斜面48が形成されている。この傾斜面48は、媒体搬送方向における上流側から下流側に向けて徐々に媒体搬送ガイド61に接近するように形成されている。
なお、媒体搬送ガイド61にも傾斜面62が形成され、媒体搬送方向における上流側から下流側に向けて徐々に媒体搬送ガイド40に接近するように形成されている。
このように、媒体搬送ガイド40に傾斜面48を形成することにより、搬送される媒体の先端が媒体搬送ガイド40に突き当たることによる媒体の詰まりの発生を抑制している。
また、媒体搬送ガイド40の傾斜面48の先端にR形状の湾曲部としての先端部43Rが形成されており、その先端部43Rは仮想線42aから突出量hだけ媒体搬送ガイド61に向かって突出している。突出量hは、5〜10mmが望ましく、また先端部43Rは定着ローラ19および定着バックアップローラ20により搬送された媒体の反印刷面を傷つけないようにR=1mmからR=5mmの円弧形状が形成されている。
さらに、媒体搬送ガイド40は、図8に示すように、媒体搬送方向と直交する回転軸221の軸方向において第1排出ローラ22の最外側端部と第1排出ローラ23の最外側端部との間隔である第1排出ローラ幅41と略同一幅になるように形成されている。
すなわち、媒体搬送ガイド40の媒体搬送方向と直交する方向(回転軸221の軸方向)における幅をガイド幅40aとしたとき、ガイド幅40aと第1排出ローラ幅41とが略一致している。ここで、略一致とは、ガイド幅40aが、第1排出ローラ幅41の80%から120%の範囲となるように形成されていることをいい、その範囲内で形成されていることで一定の効果が得られる。
また、媒体搬送ガイド40の傾斜面48と、媒体搬送ガイド40の媒体搬送方向と直交する回転軸221の軸方向における両側面とのそれぞれの稜線には搬送された媒体の反印刷面を傷つけないよう先端に、R=1mmからR=5mmの大きな湾曲部としての稜線円弧形状49が形成されている。
図9および図10は実施例における定着ユニットの斜視図であり、図9は図6および図7における図中矢印Aが示す媒体搬送方向における下流側から見た斜視図、図10は図6および図7における図中矢印Aが示す媒体搬送方向における上流側から見た斜視図である。
媒体搬送ガイド40は、図9に示すように、定着ユニット28のカバー45に固定、または一体成型されている。
図2は実施例における画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
図2において、画像形成装置1は、画像形成制御部700と、I/F制御部710と、操作部701と、各種センサ702と、受信メモリ720と、画データ編集メモリ730と、帯電電圧制御部740と、ヘッド制御部750と、現像電圧制御部760と、画像形成駆動制御部780と、定着制御部790と、搬送ベルト駆動制御部800と、給紙・搬送駆動制御部810とを有している。
画像形成制御部700は、マイクロプロセッサ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポート、およびタイマ等で構成されるものであり、上位装置から印刷データおよび制御コマンド(指令)を受信して画像形成装置1全体の動作を制御し、印刷動作の制御を行うものである。
I/F制御部710は、通信回線を介して通信可能に接続された上位装置との間の通信制御を行うものであり、上位装置へ画像形成装置1の情報を送信するとともに、上位装置から受信した制御コマンドや印刷データの解析および処理を行うものである。
操作部701は、画像形成装置1の状態等の情報を表示するためのディスプレイやLEDおよび操作者の入力操作を受付けるスイッチやタッチパネル等を備えたものである。
各種センサ702は、媒体の搬送位置を検出する複数のセンサ(入口センサ12L、12U、書込みセンサ13、排出センサ21)であり、各センサの出力は画像形成制御部700へ入力されている。
受信メモリ720は、I/F制御部710を介して上位装置から入力した印刷データを一時的に格納する記憶部である。
画データ編集メモリ730は、受信メモリ720に格納された印刷データを印刷ヘッドへ送信するために編集処理されたイメージデータを格納する記憶部である。
帯電電圧制御部740は、画像形成制御部700の指示により帯電ローラ5K、5Y、5M、5Cに電圧を印加してそれぞれの感光体ドラム(図1に示す感光体ドラム4K、4Y、4M、4C)の表面を帯電させる制御を行う。
ヘッド制御部750は、画データ編集メモリ730に格納されたイメージデータに従ってLEDヘッド3K、3Y、3M、3Cにより、帯電されたそれぞれの感光体ドラムの表面に光を照射して露光させる制御を行い、静電潜像を形成するものである。
現像電圧制御部760は、それぞれの感光体ドラムの表面にLEDヘッド3K、3Y、3M、3Cで形成された静電潜像にトナーを付着させるために、現像ローラ6K、6Y、6M、6Cに対し、電圧を印加する制御を行うものである。
画像形成駆動制御部780は、図1に示す画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cのそれぞれの感光体ドラム、帯電ローラ、および現像ローラを回転させるKモータ781、Yモータ782、Mモータ783、Cモータ784の制御を行うものである。
定着制御部790は、媒体に転写されたトナー像を定着させるため、画像形成制御部700の指示により、定着ユニット28に内蔵されたヒータへ電圧を印加する制御を行うものである。また、定着制御部790は、定着ユニット28の温度を測定するサーミスタ792から検出温度を入力し、ヒータのオン/オフ制御を行う。さらに、定着制御部790は、定着ユニット28が所定の温度に上昇したときに、図1に示す定着ローラ19、定着バックアップローラ20、第1排出ローラ22、23、および第2排出ローラ26、27を回転させる定着モータ793を制御する。
搬送ベルト駆動制御部800は、媒体を搬送する図1に示す搬送ベルト18を回転駆動するため、画像形成制御部700の指示により、図1に示すベルト駆動ローラ17を回転させる搬送ベルトモータ801の制御を行うものである。
給紙・搬送駆動制御部810は、媒体を搬送ベルトの位置まで給紙および搬送するため、画像形成制御部700の指示により、図1に示す給紙ローラ11を回転させる給紙モータ811並びに第1搬送ローラ14R、14Pおよび第2搬送ローラ15R、15Pを回転させる搬送モータ812の制御を行うものである。
上述した構成の作用について説明する。
まず、画像形成装置の動作の概要を図1および図2に基づいて説明する。
画像形成装置1の画像形成制御部700は、I/F制御部710を介して上位装置から送信された制御コマンドおよび印刷データを印刷の指示として受信する。
上位装置から印刷の指示を受信すると、画像形成制御部700は、給紙・搬送駆動制御部810に所定の搬送速度を指示して給紙ローラ11を回転させて用紙カセット24から1枚の媒体を送り出す。なお、入口センサ12Lは、給紙ローラ11が正常に行えたか否かを検出し、正常に行えなかった場合、再度給紙動作を行う目的や媒体の先端を検知した後、第1搬送ローラ14R、14Pの駆動タイミングを制御することにより、媒体の先端を第1搬送ローラ14R、14Pに突き当てて媒体の斜行を補正する目的で設置されている。
給紙ローラ11から送り出された媒体は、第1搬送ローラ14R、14Pまで送られ、その後第2搬送ローラ15R、15Pにより、画像形成ユニット2Yまで搬送される。
画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cは、画像形成制御部700の指示を受けた画像形成駆動制御部780により、媒体の給紙と略同時にローラ類の回転を開始する。このとき、帯電ローラ5K、5Y、5M、5Cには、画像形成制御部700が帯電電圧制御部740に指示した負電圧(約−1000V)が印加され、その帯電ローラ5K、5Y、5M、5Cにより感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cの表面を帯電させている。また、トナータンク7K、7Y、7M、7Cから印刷に用いるトナーがトナー供給用スポンジローラ9K、9Y、9M、9C経由で現像ローラ6K、6Y、6M、6Cに供給される。現像ローラ6K、6Y、6M、6Cに載ったトナーは現像ブレード8K、8Y、8M、8Cにて摩擦帯電される。また、感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cの回転に伴って、搬送ベルト18もベルト駆動ローラ17の回転により同一の速度で移動を開始する。
媒体は、第2搬送ローラ15R、15Pで搬送され、書込みセンサ13で先端が検出される。ここでの先端の検出から所定の時間が経過した後、LEDヘッド3Kが露光を開始して静電潜像を感光体ドラム4K上に形成する。形成された静電潜像に従って現像ローラ6Kによりトナー像が感光体ドラム4K上に形成される。
感光体ドラム4K上に形成されたトナー像は、転写ローラ10Kと感光体ドラム4Kとの間に媒体が到達した時点で転写ローラ10Kに正電圧(約+3000V)を印加することにより媒体側に引き寄せられ媒体に転写される。
他の色の画像形成ユニットも順次同様に露光および転写を行い、媒体にトナー像を転写する。媒体へのトナー像の転写が終了すると、媒体は定着ローラ19と定着バックアップローラ20との間で加熱および加圧されて媒体にトナーが定着される。
トナーが定着された媒体は、媒体搬送ガイド40により案内され、排出センサ21により先端の到達が監視(ヒータ付近での媒体詰まりの監視)され、また排出センサ21で定着後の媒体の長さが検出された後、第1排出ローラ22、23まで搬送される。
その後、媒体は、第2排出ローラ26、27まで搬送されて排出トレイ31に排出される排出ルートである搬送路46、または後処理装置への後処理搬送ルートである搬送路47へ搬送される。
次に、媒体搬送ガイドの作用を図3から図9に基づいて説明する。なお、定着ローラ19と定着バックアップローラ20との間に搬送された媒体を排出する場合の動作について説明する。
媒体が定着ローラ19と定着バックアップローラ20との間に搬送されると、媒体は定着ローラ19と定着バックアップローラ20とにより加熱および加圧されてトナーが定着されながら搬送される。
ここで、定着ローラ19と定着バックアップローラ20とにより加熱および加圧されてトナーが定着されながら搬送される媒体が、薄紙や再生紙等の種類の媒体である場合や吸湿した状態の媒体である場合、筒状のカール(湾曲)が発生しながら搬送(例えば、排出トレイ31に排出された状態が図12に示す上向きにカールした状態(湾曲状態)の媒体A、または図13に示す下向きにカールした状態の媒体Bのようになって排出)される。
カールした状態で搬送された媒体は、先端部が媒体搬送ガイド40の傾斜面48に接触した後、トナーが転写されていない反印刷面を媒体搬送ガイド61側へ案内しながら排出センサ21に検出され、第1排出ローラ22、23まで搬送される。
媒体の先端部が第1排出ローラ22、23まで搬送されると、媒体は定着ローラ19、定着バックアップローラ20、および第1排出ローラ22、23により搬送路46または搬送路47へ搬送される。
このとき、媒体搬送ガイド40は定着ローラ19と定着バックアップローラ20とが当接するニップ位置191から第1排出ローラ22と第1排出ローラ23とが当接するニップ位置192までを結ぶ仮想線42aより媒体搬送ガイド61に向かう方向に突出部43が突出量h(5〜10mm)だけ突出するように形成されているため、搬送される媒体は、図7に示す媒体搬送ルート50のように、媒体搬送ガイド40の傾斜面48および先端部43Rに接触し、印刷面側を凸形状に変形されながら搬送される。つまり、図12および図13に示すように、第2排出ローラ26、27の回転軸と直交する媒体搬送方向を軸方向とする筒状のカールを矯正するため、搬送される媒体に、媒体搬送方向と直交する方向に伸びる凸形状を形成し、媒体を変形させようにしている。
なお、搬送される媒体の先端部が媒体搬送ガイド61に接触した場合であっても、傾斜面62により媒体の先端部を確実に媒体搬送ガイド61と媒体搬送ガイド40の突出部43との間に案内することができる。
ここで、図7および図8に示すように、媒体搬送ガイド40の先端部43Rには、R=1mmからR=5mmの円弧形状が形成され、また媒体搬送ガイド40の傾斜面48と、媒体搬送ガイド40の媒体搬送方向と直交する回転軸221の軸方向における両側面(第1排出ローラ幅41の両端面)とのそれぞれの稜線にはR=1mmからR=5mmの大きな稜線円弧形状49が形成されており、媒体の反印刷面側を印刷面側へ案内しているため、印刷面は媒体搬送ガイド40に当接しないので印刷面に傷を付けることがなく、さらに媒体の反印刷面も円弧形状43Rおよび稜線円弧形状49によって傷つけることがないため、良好な画像形成を行うことができる。
また、媒体搬送ガイド40は、第1排出ローラ22、23の第1排出ローラ幅41と略同位置まで形成されているため、媒体搬送方向と直交する媒体の幅方向(図8中矢印Bが示す方向)において、媒体を第1排出ローラ幅41まで変形させながら搬送する構成になっており、媒体の幅方向における全幅を変形させていないため、定着バックアップローラ20の軸方向に湾曲した媒体のカールを、さらに悪化させることなく、媒体の変形による走行負荷を最小限に抑えることができる。
さらに、媒体が定着ローラ19および定着バックアップローラ20により加熱および加圧された直後の搬送路で媒体を変形させるようにしているため、筒状の媒体のカールを効果的に改善することができる。
なお、本実施例では、媒体搬送ガイド40を第1排出ローラ22、23の第1排出ローラ幅41と略同位置まで面形状で形成する構成としたが、図11に示すように、第1排出ローラ幅41の両端部と略同位置に傾斜部51aを有するリブ51を配設するようにしても上述した効果と同様の効果を得ることができ、媒体の変形による走行負荷を最小限に抑えることができる。
媒体搬送ガイド40を備えていない画像形成装置では、薄紙や再生紙等の媒体や吸湿した状態等の媒体にカールが発生し、媒体の搬送方向と直交する方向を軸方向として筒状にカールした場合、後続する媒体が持ち上がった後端部に衝突して積載不良が発生し、また媒体の搬送方向を軸方向として筒状にカールした場合、媒体の搬送方向における両端部が上向きになり後処理装置での後処理に不具合が生じてしまうという問題があった。
しかしながら、本実施例では、媒体搬送方向における定着ユニット28の定着ローラ19および定着バックアップローラ20の下流に傾斜面48を有する媒体搬送ガイド40を設けたことにより、媒体搬送方向と直交する媒体の幅方向(図8中矢印Bが示す方向)に湾曲した媒体のカールを悪化させることなく、媒体搬送方向を軸方向とした筒状の媒体のカールを抑制することができ、媒体の積載不良や後処理の不具合を抑制することができる。また、媒体搬送方向に湾曲した媒体のカールも抑制することができ、媒体の積載不良や後処理の不具合を抑制することができる。
なお、本実施例では、第1排出ローラ22、23を軸方向で2対とする構成で説明したが、それに限られることなく、3対以上の複数の構成であっても良い。また、媒体搬送ガイド40を定着ユニット28のカバー45に固定、または一体成型する構成で説明したが、それに限られることなく、定着ユニット28から第1排出ローラ22、23までの搬送路上に別部品として構成するようにしても良い。
さらに、図2に示すように、画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cの駆動をそれぞれ独立したKモータ781、Yモータ782、Mモータ783、Cモータ784で行う構成としたが、1つのモータで行う構成としても良く、各ユニットの駆動手段を制限するものではない。
また、本実施例では、4色の画像形成ユニットを備えた画像形成装置で説明したが、それに限られることなく、ブラック色等の単色の画像形成装置であっても良い。
以上説明したように、第1の実施例では、媒体搬送方向における定着ユニットの下流に傾斜面を有する媒体搬送ガイドを設けたことにより、媒体に形成される湾曲状態であるカールを抑制することができるという効果が得られる。
特に、媒体搬送方向を軸方向とした筒状の媒体のカールを抑制することができるという効果が得られる。
なお、本実施例では、画像形成装置をプリンタとして説明したが、それに限られることなく、複写機、ファクシミリ装置、複合機(MFP)等をしても良い。
1 画像形成装置
2 画像形成ユニット
10 転写ローラ
18 搬送ベルト
19 定着ローラ
20 定着バックアップローラ
22、23 第1排出ローラ
40、61 媒体搬送ガイド
43 突出部
43R 先端部
48、62 傾斜面
49 稜線円弧形状
700 画像形成制御部
710 I/F制御部
740 帯電電圧制御部
750 ヘッド制御部
760 現像電圧制御部
780 画像形成駆動制御部
790 定着制御部
800 搬送ベルト駆動制御部
810 給紙・搬送駆動制御部

Claims (14)

  1. 現像剤が転写された媒体に現像剤を定着させる定着部と、
    媒体搬送方向における前記定着部の下流側に配置され、媒体搬送方向と直交する方向に沿って配置された複数のローラ対によって前記媒体を搬送する搬送部材と、
    前記定着部と前記搬送部材との間に配置され、前記媒体を案内する案内部材と、
    を有し、
    記案内部材は、
    媒体搬送方向と直交する方向において、前記媒体が搬送される領域の一部に形成された突出部を有し、
    前記突出部は、
    前記定着部のニップ位置と前記ローラ対のニップ位置とを結ぶ仮想直線より突出し、
    前記突出部の媒体搬送方向と直交する方向における幅は、
    前記複数のローラ対のうち、媒体搬送方向と直交する方向における一端側に配置されたローラ対の前記一端側の端部から、媒体搬送方向と直交する方向における他端側に配置されたローラ対の前記他端側の端部までの距離と略同一であることを特徴とする媒体搬送機構。
  2. 請求項1に記載の媒体搬送機構において、
    前記案内部材を第1の案内部材とし、
    前記第1の案内部材に対向して配置された第2の案内部材を有し、
    前記突出部は、前記第2の案内部材に接近する方向に突出していることを特徴とする媒体搬送機構。
  3. 請求項2に記載の媒体搬送機構において、
    前記突出部は、媒体搬送方向における上流側から下流側に向けて徐々に前記第2の案内部に接近する傾斜部が形成されていることを特徴とする媒体搬送機構。
  4. 請求項2または請求項3に記載の媒体搬送機構において、
    前記突出部は、先端に湾曲部が形成されていることを特徴とする媒体搬送機構。
  5. 請求項2から請求項4のいずれかに記載の媒体搬送機構において、
    前記第1の案内部材は、前記回転軸方向における両側部に湾曲部が形成されていることを特徴とする媒体搬送機構。
  6. 請求項2から請求項5のいずれかに記載の媒体搬送機構において、
    前記第1の案内部材は、前記媒体の現像剤定着面の反対面に接触することを特徴とする媒体搬送機構。
  7. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の媒体搬送機構を備えたことを特徴とする定着装置。
  8. 請求項1から請求項のいずれかに記載の媒体搬送機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 現像剤像を形成する画像形成ユニットと、
    媒体に前記現像剤像を転写する転写部と、
    現像剤が転写された媒体に現像剤を定着させる定着部と、
    媒体搬送方向における前記定着部の下流側に配置され、媒体搬送方向と直交する方向に沿って配置された複数のローラ対によって前記媒体を搬送する搬送部材と、
    前記定着部と前記搬送部材との間に配置され、前記媒体を案内する案内部材と、
    を有し、
    前記案内部材は、
    媒体搬送方向と直交する方向において、前記媒体が搬送される領域の一部に形成された突出部を有し、
    前記突出部は、
    前記定着部のニップ位置と前記ローラ対のニップ位置とを結ぶ仮想直線より突出し、
    前記突出部の媒体搬送方向と直交する方向における幅は、
    前記複数のローラ対のうち、媒体搬送方向と直交する方向における一端側に配置されたローラ対と、媒体搬送方向と直交する方向における他端側に配置されたローラ対に対応して形成されることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置において、
    前記案内部材を第1の案内部材とし、
    前記第1の案内部材に対向して配置された第2の案内部材を有し、
    前記突出部は、前記第2の案内部材に接近する方向に突出していることを特徴とする画像形成装置
  11. 請求項10に記載の画像形成装置において、
    前記突出部は、媒体搬送方向における上流側から下流側に向けて徐々に前記第2の案内部に接近する傾斜部が形成されていることを特徴とする画像形成装置
  12. 請求項10または請求項11に記載の画像形成装置において、
    前記突出部は、先端に湾曲部が形成されていることを特徴とする画像形成装置
  13. 請求項10から請求項12のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記第1の案内部材は、前記回転軸方向における両側部に湾曲部が形成されていることを特徴とする画像形成装置
  14. 請求項10から請求項13のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記第1の案内部材は、前記媒体の現像剤定着面の反対面に接触することを特徴とする画像形成装置
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