[go: up one dir, main page]

JP6274670B2 - 通信端末、通信ルート設定方法及びプログラム - Google Patents

通信端末、通信ルート設定方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6274670B2
JP6274670B2 JP2015063738A JP2015063738A JP6274670B2 JP 6274670 B2 JP6274670 B2 JP 6274670B2 JP 2015063738 A JP2015063738 A JP 2015063738A JP 2015063738 A JP2015063738 A JP 2015063738A JP 6274670 B2 JP6274670 B2 JP 6274670B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
route
communication terminal
hgw
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015063738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016184839A (ja
Inventor
忠春 森田
忠春 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2015063738A priority Critical patent/JP6274670B2/ja
Publication of JP2016184839A publication Critical patent/JP2016184839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6274670B2 publication Critical patent/JP6274670B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は通信端末、通信ルート設定方法及びプログラムに関し、特に通信回線異常が発生した場合の通信端末、通信ルート設定方法及びプログラムに関する。
一般的に、通信端末は、インターネット、移動通信ネットワーク等の通信ネットワークを介して他の通信端末と通信を行う。この場合、通信端末と他の通信端末との間の通信経路に障害が発生した場合に、予備となる通信経路を確保することが必要である。
特許文献1には、通信ネットワーク上に障害が発生した場合、障害を検出したノードが、新たな通信経路を設定するために、通信ネットワーク上において探索メッセージを送受信することが記載されている。
特許文献2には、ルータがサブネットワーク内において障害を検出した場合、迂回路を決定し、仮想的な通信回路であるトンネリングを確立することが記載されている。
特許文献3には、親機が子機との通信に失敗したことを検出すると、子機に至る複数の通信ルートを探索し、探索された複数の通信ルートの中から通信品質レベルの良い通信ルートを代替ルートとして選択することが記載されている。
特許文献4には、住宅において警報を検出した際に、住宅とセキュリティ会社との間の通信が行えない場合、住宅間の予備通信回線を介して他の住宅に対して異常を通知し、他の住宅を介してセキュリティ会社へ異常を通知することが記載されている。
特開平04−337942号公報 特開2008−172636号公報 特開2008−301268号公報 特開2007−257113号公報
特許文献1乃至3においては、予め使用可能状態となっている他の通信経路を利用して、予備となる通信経路を設定することが記載されている。しかし、使用可能状態となっている通信経路が予め設定されていない場合には、予備となる通信経路を設定することができないという問題がある。
また、特許文献4においては、住宅とセキュリティ会社との間の通信が行えない場合、住宅間に予備通信回線を設定し、異常を通知することが記載されている。しかし、住宅間の予備通信回線は、予め使用可能な状態となっている。そのため、住宅間の予備通信回線が、予め使用可能状態となっていない場合、予備回線を介して他の住宅へ異常を通知することができないという問題がある。
本発明の目的は、使用可能状態となっている通信経路が予め設定されていない場合においても、予備となる通信経路を設定することができる通信端末、通信ルート設定方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる通信端末は、通信回線を介して通信ネットワークと接続し、前記通信ネットワークを介して他の通信端末と通信する通信端末であって、前記通信回線の異常を検出する異常検出部と、前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出された場合に、前記他の通信端末との間に設定される予備通信ルート上でサーバとして動作することを定めた通信端末情報を含むルート設定情報を保持するルート設定情報保持部と、前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出されたとき、前記予備通信ルート上の前記他の通信端末に対して通信用アドレスを割り当てる割当手段とを備えるものである。
を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる通信ルート設定方法は、通信ネットワークと接続するために用いられる通信回線の異常を検出し前記通信回線の異常が検出された場合に、前記他の通信端末との間に設定される予備通信ルート上でサーバとして動作することを定めた通信端末情報を含むルート設定情報を保持し、前記予備通信ルート上の前記他の通信端末に対して通信用アドレスを割り当てるものである。
本発明の第3の態様にかかるプログラムは、通信ネットワークと接続するために用いられる通信回線の異常を検出し前記通信回線の異常が検出された場合に、前記他の通信端末との間に設定される予備通信ルート上でサーバとして動作することを定めた通信端末情報を含むルート設定情報を保持し、前記予備通信ルート上の前記他の通信端末に対して通信用アドレスを割り当てることをコンピュータに実行させるものである。
本発明により、使用可能状態となっている通信経路が予め設定されていない場合においても、予備となる通信経路を設定することができる通信端末、通信ルート設定方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる通信端末の構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるHGWの構成図である。 実施の形態2にかかる予備回線接続部の構成図である。 実施の形態2にかかる通信部の構成図である。 実施の形態2にかかるSIP通信部の構成図である。 実施の形態2にかかるルート設定情報保持部が管理する情報を示す図である。 実施の形態2にかかる予備通信ルートにおける無線接続処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるIP通信を行うための処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるSIP通信を行うための処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるHGW間におけるSIP通信処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるHGWの各構成要素間の接続を示す図である。 実施の形態3にかかる通信システムの構成図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。はじめに、図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる通信端末10の構成例について説明する。通信端末10は、異常検出部11、ルート設定情報保持部12及び通信部13を有している。
通信端末10は、例えば、メモリに格納されているプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。通信端末10は、例えば、携帯電話端末、スマートフォンもしくは通信機能を有するパーソナルコンピュータ等であってもよい。また、通信端末10は、端末装置とインターネット等との間の通信を中継するゲートウェイであってもよく、家庭内もしくは建物内に配置されるホームゲートウェイ(Home Gateway:HGW)であってもよい。
通信端末10は、通信回線を介して通信ネットワークと接続する。さらに、通信端末10は、通信ネットワークを介して他の通信端末と通信する。通信回線は、有線回線であってもよく無線回線であってもよい。また、通信端末10は、固定電話等に用いられる固定通信網、及び、携帯電話等に用いられる移動通信網といった異なる種類の通信ネットワークに接続してもよい。
異常検出部11は、通信回線の異常を検出する。通信回線の異常とは、例えば、通信端末10と、対向する装置との間の無線リンクが切断された状態、通信回線が有線回線である場合、物理的に通信ケーブル等が切断された状態、通信回線の通信品質が低下した状態もしくは対向する装置に障害が発生した場合等であってもよい。
ルート設定情報保持部12は、異常検出部11において通信回線の異常が検出された場合に、他の通信端末との間に設定される予備通信ルートの情報を保持する。さらに、ルート設定情報保持部12は、予備通信ルート上の各通信端末がサーバとして動作するかもしくはクライアントとして動作するかを定めた通信端末情報を保持する。サーバは、例えば、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバであってもよく、クライアントは、DHCPクライアントであってもよい。また、ローカルネットワークにおいて用いられるアドレス情報の割り当てることが可能なプロトコルであれば、サーバ及びクライアントは、DHCPサーバ及びDHCPクライアントに限定されない。予備通信ルートの情報及び通信端末情報を合わせてルート設定情報と称してもよい。
予備通信ルートは、例えば、複数の通信端末のうち隣接する通信端末同士間に通信回線を設定し、設定された通信回線を組み合わせて形成される通信ルートであってもよい。予備通信ルートの情報は、予備通信ルートを形成する通信端末のアドレス情報等であってもよい。予備通信ルートは、通信端末10が通信ネットワークを介して他の通信端末と通信を行えなくなった状態において、代替となる通信ルートである。障害が発生した通信端末もしくは障害が影響するエリアの大きさ等に応じて、様々な予備通信ルートが設定されてもよい。
通信端末10が、DHCPサーバとして動作するかもしくはDHCPクライアントとして動作するかは、設定された予備通信ルートに応じて変化してもよい。例えば、第1の予備通信ルートにおいては、通信端末10がDHCPサーバとして動作し、第2の予備通信ルートにおいては、通信端末10がDHCPクライアントとして動作してもよい。
通信部13は、異常検出部11において実際に異常が検出されたとき、通信端末情報において、自装置がDHCPサーバとして動作することが定められている場合、予備通信ルート上の他の通信端末に対してアドレスを割り当てる割当手段を有する。また、通信部13は、異常検出部11において実際に異常が検出されたとき、通信端末情報において、自装置がDHCPクライアントとして動作することが定められている場合、予備通信ルート上においてDHCPサーバとして動作する他の通信端末へアドレスの割り当てを要求する要求手段を有する。また、割当手段が割り当てるアドレス及び要求手段が要求するアドレスは、例えば、IPアドレスであってもよく、装置を識別するために割り当てられる識別情報であってもよい。また、割当手段及び要求手段は、例えば、通信部13とは異なる機能ブロックである、制御部(図示せず)等に備えられてもよい。
以上説明したように、図1の通信端末10は、設定される予備通信ルートに応じて、DHCPサーバもしくはDHCPクライアントとして動作することができる。そのため、予備通信ルート上の複数の通信端末にIPアドレスが割り振られることになる。これにより、予備通信ルートにおいてIP通信を行うことができる環境を整えることができる。
言い換えると、図1の通信端末10を用いることによって、通信ネットワークとの間の通信回線に障害が発生した際の予備通信ルートが予め設定されていない状態においても、予備通信ルート上のそれぞれの通信端末がDHCPサーバもしくはDHCPクライアントとして動作することが定められている。そのため、予備通信ルート上のそれぞれの通信装置にIPアドレスが割り振られることになるため、通信装置間においてIP通信を行うことができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2の通信システムは、HGW20、HGW30、HGW40、サービスサーバ50及びSIP(Session Initiation Protocol)サーバ60を有している。HGW20、HGW30、HGW40、サービスサーバ50及びSIPサーバ60は、通信ネットワークを介してそれぞれの装置と通信する。通信ネットワークは、例えばインターネット等のIP通信を利用する通信ネットワークであってもよい。HGW20、HGW30及びHGW40は、同一の通信ネットワークへ接続することを前提として説明を行う。
HGW20、HGW30及びHGW40(以下、HGW20〜40とする)は、図1の通信端末10に相当する。HGW20〜40は、例えば、家庭内に配置され、家庭内のコンピュータ装置とインターネット等の通信ネットワークとの間の通信を中継する。HGW20〜40は、例えば、配下のコンピュータ装置と無線LAN(Local Area Network)通信を行う。HGW20〜40は、無線LAN通信を行う際のアクセスポイントとして動作する。
HGW20〜40は、通信ネットワークとの間の通信回線に異常が発生した場合、通信ネットワークを通じた通信を行えなくなる。このような場合、例えば、HGW20とHGW30との間に予備通信回線を設定し、HGW30とHGW40との間に予備通信回線を設定する。予備通信回線は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11に規定されている通信技術を用いて設定されてもよい。さらに、HGW20とHGW30との間の通信、及びHGW30とHGW40との間の通信は、例えば、WDS(Wireless Distribution System)が利用されてもよい。WDSは、アクセスポイント間の通信において用いられる。それぞれのHGWは、事前に、通信相手のHGWのMACアドレス情報を保持しておくことによって、WDSを利用できる。
予備通信回線は、無線通信ではなく、有線通信が用いられてもよい。有線通信の際は、専用線もしくはイーサネット(登録商標)等の有線ケーブルがHGW間に敷設される。
サービスサーバ50は、例えば、Webサーバ等であってもよい。サービスサーバ50は、通信ネットワークを介してHGW20〜40へ通信サービスを提供するサーバである。
SIPサーバ60は、HGW20〜40に対して、SIPを用いた呼制御を提供するサーバである。この場合、HGW20〜40は、SIPクライアントとして動作する。例えば、SIPサーバ60は、HGW20が、HGW40と通話を行う場合に、HGW20とHGW40との間の呼制御を行う。
続いて、図3を用いて本発明の実施の形態2にかかるHGW20の構成例について説明する。なお、HGW30及びHGW40は、HGW20の構成と同様であるため詳細な説明を省略する。
HGW20は、異常検出部11、ルート設定情報保持部12、通信部13、予備回線接続部21及びSIP通信部22を有している。HGW20は、図1の通信端末10に予備回線接続部21及びSIP通信部22が追加された構成である。HGW20における異常検出部11、ルート設定情報保持部12及び通信部13は、図1の通信端末10と同様であるため、詳細な説明を省略する。
予備回線接続部21は、異常検出部11において通信ネットワークとの間の通信回線に異常が検出された場合、隣接するHGW、例えばHGW30との間に予備通信回線を設定する。
SIP通信部22は、予備通信ルート上のそれぞれのHGWにIPアドレスが割り振られた後に、他のHGWとSIP通信を行う。SIP通信部22は、SIPクライアントもしくはSIPサーバとしてSIP通信を実行する。
次に、図4を用いて予備回線接続部21の詳細な構成例について説明する。予備回線接続部21は、予備回線通信親機部211、予備回線通信子機部212、予備回線リピータ部213及び予備回線通信接続検知部214を有している。
HGW20は、設定される予備通信ルートに応じて、無線LAN通信における親機、子機もしくはリピータとして動作する。リピータは、例えば、中継機と称されてもよい。HGW20が親機として動作する場合、予備回線通信親機部211を用いて他のHGWと予備通信回線を設定する。HGW20が子機として動作する場合、予備回線通信子機部212を用いて他のHGWと予備通信回線を設定する。HGW20がリピータとして動作する場合、予備回線リピータ部213を用いて他のHGWと予備通信回線を設定する。
例えば、予備回線通信親機部211は、子機として動作する他のHGWからの接続を受け付ける。もしくは、予備回線通信親機部211は、リピータとして動作する他のHGWと接続し、リピータとして動作する他のHGWを介して、子機として動作する他のHGWと通信する。予備回線通信親機部211は、例えば、予備通信ルートにおいて用いられるSSIDを有してもよい。
予備回線通信子機部212は、親機として動作する他のHGWに対して接続を要求する。もしくは、予備回線通信子機部212は、リピータとして動作する他のHGWを介して、親機として動作する他のHGWへ接続を要求する。
予備回線リピータ部213は、親機として動作する他のHGWと接続する。さらに子機として動作する他のHGWと接続する。予備回線リピータ部213は、親機として動作する他のHGW及び子機として動作する他のHGWとの間の通信を中継する。
予備回線通信接続検知部214は、HGW20が、設定される予備通信ルート上において、親機、子機及びリピータのいずれの装置として動作するかを決定し、予備回線通信親機部211、予備回線通信子機部212及び予備回線リピータ部213のいずれかの機能を動作させる。予備回線通信接続検知部214は、ルート設定情報保持部12に保持されている通信端末情報を確認することによって、動作させる機能を判定する。
続いて、図5を用いて通信部13の詳細な構成例について説明する。通信部13は、DHCPサーバ部131及びDHCPクライアント部132を有している。HGW20は、他のHGWとの間に予備回線接続部21を用いて予備通信回線を設定することによって予備通信ルートを形成すると、IP通信を行う環境を構築する。具体的には、HGW20がDHCPサーバとして動作する場合、DHCPサーバ部131は、予備通信ルート上の他のHGWに対してIPアドレスを割り当てるとともに、自装置のIPアドレスも設定する。
HGW20がDHCPクライアントとして動作する場合、DHCPクライアント部132は、DHCPサーバとして動作する他のHGWへIPアドレスの割り当てを要求する。DHCPクライアント部132は、DHCPサーバとして動作する他のHGWから送信されたIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定する。
通信部13は、ルート設定情報保持部12に格納されている通信端末情報を用いて、自装置がDHCPサーバとして動作するかもしくはDHCPクライアントとして動作するかを決定する。
続いて、図6を用いてSIP通信部22の詳細な構成例について説明する。SIP通信部22は、SIPサーバ部221及びSIPクライアント部222を有している。HGW20は、予備通信ルート上においてIP通信を行うことができるようになると、他のHGWとの間においてSIP通信を行う。SIP通信とは、SIPを用いた呼制御を利用する通信である。HGW20がSIPサーバとして動作する場合、SIPサーバ部221が起動される。HGW20がSIPクライアントして動作する場合、SIPクライアント部222が起動される。
SIPサーバ部221は、SIPクライアントとして動作するHGW間の呼制御を行う。また、SIPサーバ部221は、SIPクライアントとして動作するHGWから、自装置を通信先として指定された場合、SIPクライアントとして動作するHGWと自装置との間の呼制御を行ってもよい。また、SIPサーバ部221は、SIPクライアントとして動作する他のHGWから登録要求に関するメッセージを受け取ると、メッセージを送信してきたHGWを登録するとともにそのHGWに対して電話番号を払い出してもよい。
SIPクライアント部222は、SIPサーバとして動作する他のHGWへ、通信先のHGWを指定して、通信開始を要求するSIPメッセージを送信する。また、SIPクライアント部222は、SIPサーバとして動作する他のHGWへ登録要求に関するメッセージを送信し、電話番号を取得する。
予備通信ルート上のそれぞれのHGWがSIPサーバに登録されることによって電話番号を取得すると、それぞれのHGW間において、電話の発着信及び通話を行うことができる。
続いて、図7を用いてルート設定情報保持部12が管理する情報について説明する。ルート設定情報保持部12は、ルート一覧情報300、サーバ情報310、端末詳細情報320及び緊急時連絡先電話番号情報330を管理している。
ルート一覧情報300は、正規ルート情報301及び迂回ルート情報302を含む。正規ルート情報301は、例えば、通信回線の異常が検出された場合の予備通信ルートとして、HGW20、HGW30及びHGW40の間において予備通信ルートを設定することを示している。また、正規ルート情報301には、例えば、HGW20が、無線LAN通信における子機として動作し、HGW30がリピータとして動作し、HGW40が親機として動作することが示されてもよい。
迂回ルート情報302は、HGW20、HGW30及びHGW40の間において予備通信ルートを設定することができなかった場合に備えて、正規ルート情報301に示されているルートとは異なるルートに関する情報を示している。また、迂回ルート情報302に示されるルート上におけるそれぞれのHGWが、子機、リピータ及び親機のいずれかの動作をすることが示されてもよい。
端末詳細情報320は、HGW20情報321、HGW30情報322及びHGW40情報323を含む。例えば、HGW20情報321は、HGW20が親機として動作する場合に使用するSSID及びHGW20に接続するためのパスワード情報等が管理されている。HGW30情報322及びHGW40情報323についても、SSID及びパスワード情報が管理されている。また、HGW20情報321、HGW30情報322及びHGW40情報323は、それぞれのHGWのMACアドレス情報を含んでもよい。
サーバ情報310は、DHCPサーバ情報311、SIPレジストサーバ情報312及びSIPサーバアドレス情報313を含む。DHCPサーバ情報311は、正規ルート情報301及び迂回ルート情報302において示されるそれぞれの予備通信ルート上のどのHGWがDHCPサーバとして動作し、どのHGWがDHCPクライアントとして動作するかを示している。
SIPレジストサーバ情報312は、正規ルート情報301及び迂回ルート情報302において示されるそれぞれの予備通信ルート上のどのHGWがSIPサーバとして動作し、どのHGWがSIPクライアントとして動作するかを示している。
SIPサーバアドレス情報313は、SIPサーバとして動作するHGWに設定されるSIPアドレスを示している。SIPアドレスは、例えば、E−mailと同様の表示形式のアドレスであってもよい。
緊急時連絡先電話番号情報330は、通信ネットワークとの間の通信回線に異常が発生し、予備通信ルートが設定された際に、自動発呼する宛先となる電話番号を示している。
続いて、図8を用いて予備通信ルートにおける無線接続処理の流れについて説明する。ここでは、HGW20における処理の流れについて説明する。はじめに、異常検出部11が通信ネットワークと接続する通信回線に異常を検出すると(S11)、予備回線接続部21は、ルート設定情報を参照する(S12)。もしくは、予備回線通信接続検知部214が、予備通信回線の設定要求を受信した場合、ルート設定情報を参照する。
次に、予備回線通信接続検知部214は、ルート一覧情報300の正規ルート情報301を参照し、HGW20が、リピータとして動作することが規定されているか否かを判定する(S13)。予備回線通信接続検知部214は、HGW20がリピータとして動作することが規定されていると判定した場合、予備回線リピータ部213を起動させる(S14)。
ステップS13において、予備回線通信接続検知部214は、HGW20がリピータとして動作することが規定されていないと判定した場合、HGW20が親機として動作することが規定されているか否かを判定する(S15)。予備回線通信接続検知部214は、HGW20が親機として動作することが規定されていると判定した場合、予備回線通信親機部211を起動させる(S16)。
ステップS15において、予備回線通信接続検知部214は、HGW20が親機として動作することが規定されていないと判定した場合、HGW20が子機として動作することが規定されているか否かを判定する(S17)。予備回線通信接続検知部214は、HGW20が子機として動作することが規定されていると判定した場合、予備回線通信子機部212を起動させる(S18)。
ステップS17において、予備回線通信接続検知部214は、HGW20が子機として動作することが規定されていないと判定した場合、迂回ルート情報302を参照するために、ステップS12の処理を実行する。
ステップS14、ステップS16もしくはステップS18において、予備回線リピータ部213、予備回線通信親機部211もしくは予備回線通信子機部212が起動されると、予備通信ルート上の他のHGWとの接続を試行する(S19)。
例えば、ステップS16において、予備回線通信親機部211が起動された場合、リピータとして動作する他のHGWへ接続を試行し、子機として動作する他のHGWからの接続要求を受け付ける。また、ステップS18において、予備回線通信子機部212が起動された場合、端末詳細情報320において管理されているSSID及びパスワードを用いて、親機として動作するHGWに接続要求を送信する。この時、予備回線通信子機部212は、リピータとして動作するHGWを介して親機として動作するHGWへ接続要求を送信してもよい。
また、ステップS14において、予備回線リピータ部213が起動された場合、端末詳細情報320において管理されている他のHGWのMACアドレスを用いて、子機として動作するHGW及び親機として動作するHGWと接続する。
ステップS19において試行した接続が成功すると、無線接続処理を終了する。ステップS19において試行した接続が失敗すると、迂回ルート情報302を参照するために、ステップS12の処理を実行する。もしくは、ステップS19において試行した接続が失敗すると、正規ルート情報301に関する情報を参照し、再度正規ルート情報301に設定された予備通信ルートに関する再接続を試行してもよい。
図8における処理を実行することによって、HGW20は、他のHGWと無線接続を確立もしくは予備通信回線を設定することができる。
続いて、図9を用いて、図8において確立された無線接続において、HGW20が、IP通信を行うための設定処理について説明する。図9における処理を開始するにあたり、図8の処理が実行され、HGW20と他のHGWと無線接続が確立した状態であることを前提とする。
はじめに、通信部13は、ルート設定情報を参照する(S21)。次に、通信部13は、サーバ情報310のDHCPサーバ情報311を参照し、HGW20が、DHCPサーバとして動作することが規定されているか否かを判定する(S22)。通信部13は、HGW20がDHCPサーバとして動作することが規定されていると判定した場合、DHCPサーバ部131を起動する(S23)。ステップS22において、通信部13は、HGW20がDHCPクライアントとして動作することが規定されていると判定した場合、DHCPクライアント部132を起動する(S24)。
次に、DHCPクライアント部132は、DHCPサーバとして動作する他のHGWに対してIPアドレスの払い出し要求を行う(S25)。DHCPクライアント部132は、IPアドレスを取得することができなかった場合、迂回ルート情報302を参照して、ステップS21以降の処理を実行する(S26)。ここで、DHCPクライアント部132は、IPアドレスを取得することができなかった場合、再度、正規ルート情報301を参照して、ステップS21以降の処理を実行してもよい。DHCPクライアント部132は、IPアドレスを取得することができた場合、IP通信を行うための設定処理を終了する。
図9における設定処理を行うことによって、予備通信ルートを介して、それぞれのHGWは、IP通信を行うことができる。
続いて、図10を用いて、図9において可能となったIP通信を利用して、HGW20がSIP通信を行うための処理の流れについて説明する。図10における処理を開始するにあたり、図9の処理が実行され、予備通信ルートにおいてIP通信を行うことが可能な状態であることを前提とする。
はじめに、SIP通信部22は、ルート設定情報を参照する(S31)。次に、SIP通信部22は、サーバ情報310のSIPレジストサーバ情報312を参照し、HGW20が、SIPサーバとして動作することが規定されているか否かを判定する(S32)。SIP通信部22は、HGW20がSIPサーバとして動作することが規定されていると判定しなかった場合、つまり、HGW20がSIPクライアントとして動作することが規定されていると判定した場合、SIPクライアント部222を起動する(S33)。
次に、SIPクライアント部222は、緊急時連絡先電話番号情報330に示されている電話番号に自動発信を行うか否かを判定する(S34)。SIPクライアント部222は、自動発信を行うと判定した場合、緊急時連絡先電話番号情報330に示されている電話番号に自動発信を行う(S35)。
次に、SIPクライアント部222は、SIP通信が成功したか否かを判定する(S36)。SIPクライアント部222は、SIP通信が成功したと判定した場合、通話を開始する(S37)。
ステップS32において、SIP通信部22は、HGW20がSIPサーバとして動作することが規定されていると判定した場合、SIPサーバ部221を起動する(S38)。次に、SIPサーバ部221は、SIPクライアントとして動作する他のHGWから発着信に関するメッセージが送信されてくることを待機する状態へ移行する(S39)。
また、ステップS34において、SIPクライアント部222が、自動発信設定を行わないと判定した場合、及び、ステップS36において、SIPクライアント部222がSIP通信に失敗したと判定した場合、SIPクライアント部222は、発着信に関するメッセージが送信されてくることを待機する状態へ移行する(S39)。
図10におけるSIP通信を行うための処理を実行することによって、予備通信ルート上のそれぞれのHGWが、SIP通信を行うことを可能とする。
続いて、図11を用いてHGW20、HGW30及びHGW40の間におけるSIP通信処理の流れについて説明する。本図においては、HGW20は、無線LAN通信における子機、DHCPクライアント及びSIPクライアントとして動作する。HGW30は、無線LAN通信におけるリピータとして動作する。HGW40は、無線LAN通信における親機、DHCPサーバ及びSIPサーバとして動作する。
はじめに、HGW20、HGW30及びHGW40は、通信ネットワークと接続するために用いる通信回線に異常が発生している状態とする(S41)。そのため、HGW20は、通信ネットワークを介してHGW40と通信を行うことができない状態であるとする。
次に、リピータとして動作するHGW30は、親機として動作するHGW40と無線接続を行う(S42)。リピータと親機とが接続する形態をリピータ接続と称してもよい。
次に、子機として動作するHGW20は、HGW40のSSID及びHGW40へ帰属する際のパスワードを用いて、HGW30を介してHGW40へ帰属する(S43)。
次に、DHCPクライアントして動作するHGW20は、HGW30を介してDHCPサーバとして動作するHGW40へIPアドレスの払い出しを要求する(S44)。次に、HGW40は、HGW30を介してHGW20へIPアドレス情報を送信する(S45)。
次に、SIPクライアントとして動作するHGW20は、HGW30を介してSIPサーバとして動作するHGW40へ登録(SIP REGISTER)を行う(S46)。HGW40は、HGW20の登録を完了すると、応答信号としてSIP 200 OKをHGW30を介してHGW20へ送信する(S47)。
次に、HGW20は、HGW40と通話を行うために、HGW30を介してHGW40へSIP INVITEを送信する(S48)。HGW40は、SIP INVITEメッセージを受信すると、SIP 100Trying(S49)、SIP 180 Ringing(S50)及びSIP 200 OK(S51)をHGW20へ送信する。次に、HGW20は、SIP ACKをHGW40へ送信することによって、HGW20とHGW40との間の通話が可能となる。
続いて、図12を用いて、HGWの各構成要素間の接続例について説明する。図11と同様、HGW20は、無線LAN通信における子機、DHCPクライアント及びSIPクライアントとして動作し、HGW30は、無線LAN通信におけるリピータとして動作し、HGW40は、無線LAN通信における親機、DHCPサーバ及びSIPサーバとして動作する。
予備通信ルートを設定するために、HGW20とHGW30とは、予備回線子機部と予備回線リピータ部とを接続する。HGW30とHGW40とは、予備回線リピータ部と予備回線親機部とを接続する。
さらに、IP通信を可能とするため、HGW20とHGW40とは、DHCPクライアント部とDHCPサーバ部とを接続する。さらに、SIP通信を可能とするため、HGW20とHGW40とは、SIPクライアント部とSIPサーバ部とを接続する。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかる通信システムをHGWを用いることによって、HGWと通信ネットワークとの間の通信回線に異常が発生した場合においても、HGW同士が直接接続することによって、予備通信ルートを設定することができる。また、それぞれのHGWが予備通信ルート上において実行する機能を予め割り当てることによって、予備通信ルート上において、IP通信及びSIP通信を行うことができる。そのため、例えば、HGW20は、予備通信ルートを用いて、HGW40と通話等を行うことができる。
また、本実施の形態においては、HGWがSIP通信を行う例について説明したが、HGWは、予備通信ルートにおいて、Webサーバへのアクセスもしくは電子メール等のアプリケーションサービスを実施してもよい。この場合、予備通信ルート上のどのHGWがWebサーバ機能を起動し、どのHGWが電子メールサーバ機能を起動するか、等について予め定めておく必要がある。
(実施の形態3)
続いて、図13を用いて本発明の実施の形態3にかかる通信システムの構成例について説明する。図13においては、HGW20は、HGW45と通話を行うとする。また、図13の通信システムにおいては、HGW40及びHGW45は、通信ネットワークに接続しているとする。つまり、HGW40及びHGW45は、通信ネットワークを介して通信する際に用いる通信回線に異常が発生していないとする。
このような場合、HGW20は、HGW40まで予備通信ルートを介して接続し、HGW40及びHGW45の間においては、通信ネットワークを介して通信を行ってもよい。このようにすることによって、HGW20は、予備通信ルート及び通信ネットワークを介してHGW45とSIP通信を利用した通話を行うことができる。
図13においては、例えば、HGW20は、DHCPサーバとして動作するHGW40からIPアドレスを割り当てられた後、SIPクライアントとしてSIPサーバ60へ登録を行ってもよい。つまり、SIPサーバ60による呼制御に基づいて、SIPクライアントとして動作するHGW20は、SIPクライアントとして動作するHGW45と通話を行ってもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかる通信システムを用いることによって、予備通信ルート及び通信ネットワークを組み合わせた通信を行うことができる。これによって、通信回線に異常を検出したHGWは、通信ネットワークに接続している様々なHGWと通信を行うことができる。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、HGWにおける処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。)
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 通信端末
11 異常検出部
12 ルート設定情報保持部
13 通信部
20 HGW
21 予備回線接続部
22 SIP通信部
30 HGW
40 HGW
45 HGW
50 サービスサーバ
60 SIPサーバ
131 DHCPサーバ部
132 DHCPクライアント部
211 予備回線通信親機部
212 予備回線通信子機部
213 予備回線リピータ部
214 予備回線通信接続検知部
221 SIPサーバ部
222 SIPクライアント部
300 ルート一覧情報
301 正規ルート情報
302 迂回ルート情報
310 サーバ情報
311 DHCPサーバ情報
312 SIPレジストサーバ情報
313 SIPサーバアドレス情報
320 端末詳細情報
321 HGW20情報
322 HGW30情報
323 HGW40情報
330 緊急時連絡先電話番号情報

Claims (8)

  1. 通信回線を介して通信ネットワークと接続し、前記通信ネットワークを介して他の通信端末と通信する通信端末であって、
    前記通信回線の異常を検出する異常検出部と、
    前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出された場合に、前記他の通信端末との間に設定される予備通信ルート上でサーバとして動作することを定めた通信端末情報を含むルート設定情報を保持するルート設定情報保持部と、
    前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出されたとき、前記予備通信ルート上の前記他の通信端末に対して通信用アドレスを割り当てる割当手段とを備え
    前記ルート設定情報に含まれる前記通信端末情報は、前記予備通信ルート上の各通信端末がSIPクライアントもしくはSIPサーバとして動作するかを定める、
    通信端末。
  2. 通信回線を介して通信ネットワークと接続し、前記通信ネットワークを介して他の通信端末と通信する通信端末であって、
    前記通信回線の異常を検出する異常検出部と、
    前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出された場合に、前記他の通信端末との間に設定される予備通信ルート上でクライアントとして動作することを定めた通信端末情報を含むルート設定情報を保持するルート設定情報保持部と、
    前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出されたとき、前記予備通信ルート上においてDHCPサーバとして動作する前記他の通信端末へ通信用アドレスの割り当てを要求する要求手段と、を備え、
    前記ルート設定情報に含まれる前記通信端末情報は、前記予備通信ルート上の各通信端末がSIPクライアントもしくはSIPサーバとして動作するかを定める、
    通信端末。
  3. 通信回線を介して通信ネットワークと接続し、前記通信ネットワークを介して他の通信端末と通信する通信端末であって、
    前記通信回線の異常を検出する異常検出部と、
    前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出された場合に、前記他の通信端末との間に設定される予備通信ルート上でサーバとして動作することを定めた通信端末情報を含むルート設定情報を保持するルート設定情報保持部と、
    前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出されたとき、前記予備通信ルート上の前記他の通信端末に対して通信用アドレスを割り当てる割当手段とを備え、
    前記割当手段は、前記予備通信ルート上においてSIPサーバとして動作する場合、前記予備通信ルート上においてSIPクライアントとして動作する他の通信端末の端末識別情報を登録する、
    通信端末。
  4. 通信回線を介して通信ネットワークと接続し、前記通信ネットワークを介して他の通信端末と通信する通信端末であって、
    前記通信回線の異常を検出する異常検出部と、
    前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出された場合に、前記他の通信端末との間に設定される予備通信ルート上でクライアントとして動作することを定めた通信端末情報を含むルート設定情報を保持するルート設定情報保持部と、
    前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出されたとき、前記予備通信ルート上においてDHCPサーバとして動作する前記他の通信端末へ通信用アドレスの割り当てを要求する要求手段と、を備え
    前記要求手段は、前記予備通信ルート上においてSIPクライアントとして動作する場合、前記予備通信ルート上においてSIPサーバとして動作する他の通信端末へ自装置の端末識別情報の登録を要求する、
    通信端末。
  5. 前記ルート設定情報に含まれる前記通信端末情報は、前記予備通信ルート上の各通信端末が無線LANにおける子機、リピータもしくは親機として動作するかを定める、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信端末。
  6. 前記予備通信ルートの情報は、前記異常検出部において前記通信回線の異常が検出された場合に、前記通信ネットワークへ接続している第1の通信端末まで前記予備通信ルートを設定することが定められており、
    前記予備通信ルート及び前記通信ネットワークへ接続している前記第1の通信端末を介して、前記通信ネットワークと接続している第2の通信端末と通信する通信部をさらに備える、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信端末。
  7. 通信ネットワークと接続するために用いられる通信回線の異常を検出し
    前記通信回線の異常が検出された場合に、他の通信端末との間に設定される予備通信ルート上でサーバとして動作することを定めた通信端末情報を含むルート設定情報を保持し、前記予備通信ルート上の前記他の通信端末に対して通信用アドレスを割り当て、
    前記ルート設定情報に含まれる前記通信端末情報は、前記予備通信ルート上の各通信端末がSIPクライアントもしくはSIPサーバとして動作するかを定める、
    通信ルート設定方法。
  8. 通信ネットワークと接続するために用いられる通信回線の異常を検出し
    前記通信回線の異常が検出された場合に、他の通信端末との間に設定される予備通信ルート上でサーバとして動作することを定めた通信端末情報を含むルート設定情報を保持し、前記予備通信ルート上の前記他の通信端末に対して通信用アドレスを割り当て
    前記ルート設定情報に含まれる前記通信端末情報は、前記予備通信ルート上の各通信端末がSIPクライアントもしくはSIPサーバとして動作するかを定めることをコンピュータに実行させるプログラム。
JP2015063738A 2015-03-26 2015-03-26 通信端末、通信ルート設定方法及びプログラム Active JP6274670B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015063738A JP6274670B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 通信端末、通信ルート設定方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015063738A JP6274670B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 通信端末、通信ルート設定方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016184839A JP2016184839A (ja) 2016-10-20
JP6274670B2 true JP6274670B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=57241952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015063738A Active JP6274670B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 通信端末、通信ルート設定方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6274670B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4989745B2 (ja) * 2010-03-29 2012-08-01 株式会社バッファロー 通信を中継するための装置、方法、およびプログラム
JP2014007547A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Buffalo Inc ネットワーク中継装置およびネットワーク中継装置における動作モード変更方法
JP2014086763A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Nec Access Technica Ltd ホームゲートウェイの設定引継方法、ホームゲートウェイ、及びプログラム
JP5812442B2 (ja) * 2013-03-01 2015-11-11 Necプラットフォームズ株式会社 Ip電話端末及びシステム
JP5976571B2 (ja) * 2013-03-07 2016-08-23 西日本電信電話株式会社 無線lanルータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016184839A (ja) 2016-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103688517B (zh) 用于提供生存性网关服务的方法、设备以及系统
JP6718966B2 (ja) ローミング接続を確立するための方法
JP6084035B2 (ja) パケットデータ網ゲートウェイ選択方法
CN106605387B (zh) 用于vHGW的WAN控制失效备援代理的节点、系统和方法
US20140328161A1 (en) Enhancing a mobile backup channel to address a node failure in a wireline network
JP2019506053A (ja) サブネットワークを有する通信ネットワークにおける通信のための通信システム
TW200803301A (en) Automatic selection of a home agent
KR20150033681A (ko) 연결 실패 시에 홈 네트워크에 대한 재라우팅을 인에이블시키는 방법 및 시스템
CN105814922A (zh) 地址标识分配方法和相关设备及系统
CN106470117A (zh) Lte宽带集群系统的传输切换方法、设备和系统
JP2017526298A (ja) ネットワークトラフィックを管理する方法およびシステム
JP4095258B2 (ja) 移動通信システム、関門交換機選択サーバ及び関門交換機選択方法
JP6137848B2 (ja) ネットワーク通信システム
JP2019500819A (ja) 通信ネットワークを介して通信端末の通信接続を確立する方法
WO2009025252A1 (ja) WiMAXにおけるIPベースの緊急サービスの処理方法
JP6028639B2 (ja) ネットワーク中継装置および方法
JP6274670B2 (ja) 通信端末、通信ルート設定方法及びプログラム
JP2016213630A (ja) 通信端末、通信システム、通信方法及びプログラム
JP5812442B2 (ja) Ip電話端末及びシステム
CN106803846A (zh) 为wlan中ap分配工作ac的方法、设备以及系统
JP5227616B2 (ja) Ip電話システム、および複数の拠点間における呼の中継方法
JP5713833B2 (ja) 通信システムおよび運用支援方法
KR101313722B1 (ko) 통신 시스템에서 호 연결 시스템과 장치 및 그 제어 방법
JP5292015B2 (ja) 通信装置及び移動通信システム
JP2018142891A (ja) インターネット接続処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6274670

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150