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JP6272810B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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JP6272810B2
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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
近年、従来のバーコード読取でなく画像認識で商品を識別する装置が用いられるようになってきている。このような装置は、物品を撮像した画像のデータを、商品のデータに照らし合わせ、それらがある程度以上似ている場合に、撮像された物品がそのデータの商品であると自動的に確定する。
上記装置は、自動確定できない場合は、候補の商品を提示する。この候補提示が行われた場合、現行の装置では、次の画像認識を一旦停止して、オペレータによる操作を求める。オペレータは、提示された候補のいずれかを選択するか、あるいは、全候補をキャンセルする操作を行う。
このような動作であると、そもそも候補提示のもととなった撮像が、ユーザの意図しないものであった場合、不都合である。すなわち、例えば、商品でないものがたまたま撮像された場合にも、候補が見つかれば提示されて画像認識が一時停止される。そして、一時停止した処理の再開にはユーザの操作を要する。つまり、ユーザが候補をキャンセルする手間が発生する。
本発明が解決しようとする課題は、意図しない撮像により候補提示に至った場合の手間を減らすことができる情報処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、取込部と、検出部と、認識部と、商品候補表示部と、判断部と、確認部と、継続部と、を備える。取込部は、撮像部が撮像した画像を取り込む。検出部は、前記取込部が取り込んだ画像の中から商品を検出する。認識部は、前記検出部が検出した前記商品の特徴量と、基準となる基準商品各々の特徴量とを比較し、その類似度が閾値以上の基準商品を商品候補として認識する認識処理を実行する。商品候補表示部は、前記商品候補を選択可能に表示する。判断部は、前記認識部による認識処理があった後に前記検出部が商品を検出できなくなった場合に、撮像実施意図の有無を判断する。確認部は、前記判断部により撮像実施意図があったと判断された場合、認識処理を一時停止するとともに当該認識処理再開指示または候補の選択を受け付ける。継続部は、前記判断部により撮像実施意図がなかったと判断された場合、認識処理を継続する。
図1は、実施形態のチェックアウトシステムの外観を示す斜視図である。 図2は、POS端末装置および商品読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、PLUファイルのデータ構成の一例を模式的に示す図である。 図4は、POS端末装置および商品読取装置の機能構成を示すブロック図である。 図5は、商品候補画面の一例を示す図である。 図6は、商品候補が認識されている際に表示されるガイダンス画面の一例を示す図である。 図7は、商品候補が認識されていない際に表示されるガイダンス画面の一例を示す図である。 図8は、商品読取装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
以下、実施形態にかかる情報処理装置およびプログラムについて説明する。本実施形態では、情報処理装置の一例を商品読取装置101とする。図1は、実施形態のチェックアウトシステム1の外観を示す斜視図である。チェックアウトシステム1は、POS端末装置11および商品読取装置101を備える。このようなチェックアウトシステム1は、例えばスーパーマーケット等の店舗に導入される。
POS端末装置11は、ドロワ21の上面に載置される。ドロワ21は、チェックアウト台51に載置される。ドロワ21は、紙幣および硬貨を収納し、POS端末装置11から開放動作の制御を受ける。
POS端末装置11は、キーボード22、表示デバイス23、顧客用表示デバイス24、タッチパネル25を備える。
キーボード22は、POS端末装置11の上面に配され、オペレータ(店員等)に操作される。表示デバイス23は、キーボード22を操作するオペレータから見てキーボード22よりも奥側に配され、表示面23aに、オペレータに向けた情報を表示する。タッチパネル25は、表示面23aに積層され、オペレータによる操作を受け付ける。顧客用表示デバイス24は、表示デバイス23より奥側に配され、表示面24aに、顧客向けの情報を表示する。
商品読取装置101は、カウンタ台151に載置される。カウンタ台151は、横長のテーブル状であって、チェックアウト台51とL字を形成するように配される。カウンタ台151の上面は、荷受け面152である。荷受け面152には、商品Gを収納する買物カゴ153が載置される。買物カゴ153としては、顧客によって持ち込まれる第1の買物カゴ153aと、第1の買物カゴ153aから商品読取装置101を挟んだ位置に載置される第2の買物カゴ153bとがある。
商品読取装置101は、POS端末装置11とデータ送受信可能に接続されている。商品読取装置101は、薄型矩形形状のハウジング102を備える。
ハウジング102の正面には、読取窓103が配置される。ハウジング102の上部には、表示・操作部104が取り付けられる。表示・操作部104には、タッチパネル105が表面に積層された液晶表示器等の表示デバイス106が設けられる。表示デバイス106の右隣にはキーボード107が配設される。キーボード107の右隣には、図示しないカードリーダのカード読取溝108が設けられる。オペレータから見て表示・操作部104の裏面左奥側には、顧客に情報を提供するための顧客用表示デバイス109が設置される。
顧客によって持ち込まれた第1の買物カゴ153aには、一取引に係る商品Gが収納される。第1の買物カゴ153a内の商品Gは、商品読取装置101を操作するオペレータにより第2の買物カゴ153bへと移動される。この移動過程で、商品Gが商品読取装置101の読取窓103に向けられる。この際、読取窓103内に配置された撮像部164(図2参照)は商品Gを撮像する。
図2は、POS端末装置11および商品読取装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末装置11は、情報処理を実行するマイクロコンピュータ60を備える。マイクロコンピュータ60は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU(Central Processing Unit)61と、ROM(Read Only Memory)62と、RAM(Random Access Memory)63とを備える。ROM62は、CPU61が実行するプログラムを記憶する。また、マイクロコンピュータ60は、時間を計時するRTC(Real Time Clock)等の計時部(図示せず)を備える。
POS端末装置11のCPU61には、各種の入出力回路(何れも図示せず)を介して、上述の各部(ドロワ21、キーボード22、表示デバイス23、顧客用表示デバイス24、タッチパネル25)の他、通信インターフェース26、HDD(Hard Disk Drive)64、接続インターフェース65、およびプリンタ66が接続されている。
キーボード22は、「1」、「2」、「3」…等の数字や「×」という乗算の演算子が上面に表示されているテンキー22d、仮締めキー22e、および締めキー22fを含む。
HDD64は、各種プログラムや各種ファイルを記憶する。CPU61は、POS端末装置11の起動時等に、HDD64に記憶されたプログラムの全部又は一部をRAM63にコピーし、実行する。
また、HDD64は、PLUファイルF1等のデータファイルを記憶する。PLUファイルF1は、接続インターフェース65を介し、商品読取装置101から読み出し可能である。
PLUファイルF1は、店舗内で販売される商品Gと、その商品Gの売上登録等に関する情報との関連付けが設定されたデータファイルである。図3は、PLUファイルF1のデータ構成の一例を模式的に示す図である。同図に示すように、PLUファイルF1には、商品G毎に、ユニークに割り当てられた商品IDと、商品名、単価等の商品Gに関する情報と、その商品Gを撮像した商品画像とが関連付けて登録される。また、PLUファイルF1には、商品G毎に、その商品Gの特徴量(基準商品の特徴量データ)が関連付けられて登録される。
商品画像は、後述する類似度判定の際に、比較の対象とされる基準商品の各々を撮像した画像である。商品画像は、後述する商品候補の表示の際に、その商品候補を表す画像として表示される。また、各商品Gの撮像画像(例えば、商品画像)から予め抽出された、その商品Gの特徴量が、対応する商品IDに関連付けて登録される。ここで、特徴量とは、商品G表面の色合いや模様、凹凸状況、形状等、商品Gの特徴を表した情報である。
なお、本実施形態では、各商品Gの特徴量をPLUファイルF1に予め登録しておく形態としているが、これに限らず、特徴量を登録しない形態としてもよい。この場合、後述する特徴量抽出部1613により、各商品画像から特徴量を抽出することで、その都度特徴量を取得する形態としてもよい。また、商品画像の代わりに表示用の画像を登録する形態としてもよい。以下では、PLUファイルF1に登録された商品を「登録商品」という。
図2に戻り、POS端末装置11のCPU61は、通信インターフェース26を介して、ストアコンピュータSCとのデータ通信を行う。ストアコンピュータSCは、店舗のバックヤード等に設置される。ストアコンピュータSCのHDD(図示せず)は、POS端末装置11に配信されるPLUファイルF1、当該PLUファイルF1に登録された各登録商品の在庫状態を管理するための在庫管理ファイル等を記憶する。
POS端末装置11のCPU61は、接続インターフェース65を介して、商品読取装置101との間でデータ送受信を行う。また、POS端末装置11は、CPU61の制御の下、プリンタ66にて、一取引の取引内容をレシートに印字する。
商品読取装置101は、商品読取部110と、表示・操作部104とを備える。商品読取部110は、マイクロコンピュータ160を備える。マイクロコンピュータ160は、CPU161と、ROM162と、RAM163とを備える。ROM162は、CPU161が実行するプログラムを記憶する。また、マイクロコンピュータ160は、時間を計時するRTC等の計時部(図示せず)を備える。
CPU161には、各種の入出力回路(何れも図示せず)を介して、撮像部164、音声出力部165、および接続インターフェース175が、接続されている。上記各部(撮像部164、音声出力部165、および接続インターフェース175)は、CPU161によって動作が制御される。
撮像部164は、カラーCCDセンサやカラーCMOSセンサ等であり、読取窓103からの撮像を行う。例えば撮像部164では30fpsの動画像の撮像を行う。撮像部164が所定のフレームレートで順次撮像したフレーム画像(撮像画像)はRAM163に保存される。音声出力部165は、予め設定された警告音等を発生するための音声回路とスピーカ等である。音声出力部165は、CPU161の制御の下で警告音等の音声による報知を行う。
表示・操作部104は、タッチパネル105、表示デバイス106、キーボード107、顧客用表示デバイス109、および接続インターフェース176を備える。商品読取部110の接続インターフェース175は、POS端末装置11の接続インターフェース65に接続して、POS端末装置11との間でデータ送受信を可能にする。接続インターフェース175は、接続インターフェース176を介して、表示・操作部104と接続し、CPU161は、接続インターフェース175を介して、商品読取部110と表示・操作部104との間でデータ送受信を行う。
次に、CPU161、CPU61がプログラムを実行することで実現されるCPU161、CPU61の機能構成について、図4を参照して説明する。図4は、POS端末装置11および商品読取装置101の機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、商品読取装置101のCPU161は、プログラムを実行することにより、画像取込部1611、商品検出部1612、特徴量抽出部1613、類似度判定部1614、商品候補表示部1615、ガイダンス表示部1616、入力受付部1617、情報出力部1618、判断部1619、確認部1620、および継続部1621として機能する。
画像取込部1611は、撮像部164に撮像オン信号を出力して撮像部164に撮像動作を開始させる。画像取込部1611は、撮像動作開始後に撮像部164が撮像してRAM163に保存された撮像画像を順次取り込む。画像取込部1611による撮像画像の取り込みは、RAM163に保存された順に行う。
商品検出部1612は、画像取込部1611が取り込んだ撮像画像に含まれる商品Gの全部又は一部の輪郭線を、公知のパターンマッチング技術等を用いて検出する。次いで、前回の撮像画像(フレーム画像)から抽出された輪郭線と、今回のフレーム画像から抽出された輪郭線とを比較し、変化のあった部分、すなわち、読取窓103に向けられた商品Gの写り込み領域を検出する。
商品Gを検出する別の方法としては、撮像画像から肌色領域が検出されたか否かを判定し、肌色領域が検出された場合、つまり店員の手の写り込みが検出された場合は、この肌色領域の近傍において上述した輪郭線の検出を行うことで、店員の手が把持していると想定される商品Gの輪郭抽出を試みる。この時、手の形状を示す輪郭と、手の輪郭の近傍にそれ以外の物体の輪郭とが検出された場合には、この物体の輪郭から商品Gを検出する。
特徴量抽出部1613は、画像取込部1611が取り込んだ撮像画像から、商品検出部1612で検出された商品Gの表面の状態(表面の色合い、模様、凸凹状況、形状等)を特徴量として抽出する。
類似度判定部1614は、確定部(確定手段)および選出部(選出手段)の二つの機能部を含んでいる。確定部は、物品を撮像した画像に基づくデータと商品Gのデータとを比較してある程度以上類似していると判断できる場合に、その物品がその商品と等価であると自動確定する。選出部は、確定部により自動確定されない場合に、その物品と等価である可能性がある商品Gの候補を、選出する。
類似度判定部1614は、PLUファイルF1に登録された各登録商品の特徴量と、特徴量抽出部1613が抽出した特徴量とを比較し、その類似度をそれぞれ算出する。
確定部としての類似度判定部1614は、類似度が閾値以上の登録商品のうち、その類似度の値が他と比べて非常に高くなる登録商品が一つ存在するような場合、当該登録商品が撮像部164で撮像された商品Gと等価なものであると自動確定する。
選出部としての類似度判定部1614は、商品候補の認識に係る処理(認識処理)を行う。類似度判定部1614は、算出した類似度のうち、その値が所定の閾値以上となる登録商品(商品ID)を、撮像部164で撮像された商品Gの候補(商品候補)として認識する。
なお、類似度の比較基準は任意に設定可能である。例えば、他の商品候補について算出した類似度の最高値と比較し、20%以上の類似度を有する一の登録商品を自動確定してもよい。
また、類似度は、商品Gの特徴量と、PLUファイルF1に登録された商品Gの基準の特徴量とを比較し、両特徴量がどの程度類似しているかを示す値(類似度)であればよい。なお、類似度の概念は、この例に限らず、PLUファイルF1に登録された各登録商品の特徴量との一致度を示す値や、商品Gの特徴量とPLUファイルF1に登録された各登録商品の特徴量とがどの程度相関するかを示す値であってもよい。
上記のように画像中に含まれる物体を認識(オブジェクト認識)することは、一般物体認識(generic object recognition)と呼ばれている。このような一般物体認識については、下記の文献において各種認識技術が解説されている。
柳井 啓司,“一般物体認識の現状と今後”,情報処理学会論文誌,Vol.48,No.SIG16 [平成25年12月12日検索],インターネット<URL: http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf >
また、画像を物品(オブジェクト)毎に領域分割することによって一般物体認識を行う技術が、下記の文献において解説されている。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”,[平成25年12月12日検索],インターネット<URL: http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=rep1&type=pdf >
なお、類似度の算出方法は特に問わないものとする。例えば、類似度を絶対評価として算出してもよいし、相対評価として算出してもよい。類似度を絶対評価として算出する場合、撮像された商品Gの画像と、登録商品とを1対1で比較し、この比較の結果導出される類似度をそのまま採用すればよい。また、類似度を相対評価として算出する場合、撮像された商品Gと、各登録商品との類似度の総和が1.0(100%)となるよう算出すればよい。
選択受付部(選択受付手段)は、選出部(類似度判定部1614)により選出された候補を出力デバイスにより報知し、当該候補から、入力デバイスにより、一の候補の選択を受け付ける。当該選択受付部に対応する機能部は、商品候補表示部1615と入力受付部1617とで構成される。
商品候補表示部1615は、類似度判定部1614で商品候補と認識された登録商品に関する情報を、表示デバイス106に表示する。より詳細には、商品候補表示部1615は、商品候補として認識された登録商品のレコードをPLUファイルF1から読み出し、表示デバイス106の商品候補画面内に表示する。
図5は、商品候補画面の一例を示す図である。表示デバイス106に表示される商品候補画面A1は、撮像画像領域A11と、商品候補領域A12とを含む。
撮像画像領域A11は、画像取込部1611が取り込んだ撮像画像を表示するための領域である。撮像画像領域A11の下部には、部門コードや商品リスト等から手動で商品Gを認識(登録)するための手動登録ボタンB1が設けられる。CPU161は、手動登録ボタンB1の操作に応じて、商品Gの認識(登録)を手動で行うための手動登録画面(図示せず)を表示デバイス106に表示する。なお、手動登録画面を介して指定された商品Gは、後述する確定商品として処理される。
商品候補領域A12は、商品候補として認識された登録商品に関する情報を表示するための領域である。商品候補領域A12には、表示領域A12aが配置される。図5では、商品候補領域A12に4つの表示領域A12aを設定した例を示しているが、表示領域A12aの個数は特に問わないものとする。また、商品候補の個数に応じて、表示領域A12aの個数を動的に増加又は減少させる形態としてもよい。
商品候補表示部1615は、表示領域A12aに、商品候補の商品画像や商品名等の情報(G1〜G4)を配置して表示する。商品候補領域A12に表示された商品候補は、タッチパネル105に対するタッチ操作に応じて選択可能に構成される。ここで、商品候補の配置順は特に問わないものとする。例えば、類似度の高い商品候補の順に、図面左上の表示領域A12aから右下の表示領域A12aにかけて順次配置する形態としてもよい。この構成により、商品読取装置101のオペレータは、商品候補領域A12に表示された商品候補を選択することで商品Gを確定することができる。
ガイダンス表示部1616は、商品検出部1612による商品検出からの経過時間に関わる所定条件の満了に伴って、撮像から認識までの間に行う処理のいずれかを一時停止するとともに候補選択または停止した処理の再開指示を受け付ける。
一時停止および再開指示受付の対象にできる処理は、例えば、撮像部164による撮像、画像取込部1611による画像取込、商品検出部1612による商品検出、特徴量抽出部1613による特徴量抽出、類似度判定部1614による類似度算出や認識処理等である。以下、ガイダンス表示部1616が一時停止および再開指示受付するのが認識処理である場合を例に説明する。
ガイダンス表示部1616は、商品検出部1612が商品Gを検出してから所定時間(例えば1秒)が経過すると、ガイダンス画面を表示する。また、ガイダンス表示部1616は、ガイダンス画面の表示に際し、類似度判定部1614が商品候補を認識しているか否かに応じて、ガイダンス画面の内容を切り替える。なお、類似度判定部1614は、ガイダンス画面が表示されるタイミングで、認識処理(即ち商品候補の認識に係る処理)を停止する。
図6は、商品候補が認識されている際に表示されるガイダンス画面の一例を示す図である。図6に示すように、第1ガイダンス画面A2aは、商品候補画面A1(撮像画像領域A11)上に表示される。第1ガイダンス画面A2aは、商品候補領域A12に表示された商品候補の選択を促すメッセージM1と、商品候補の再認識を促すメッセージM2と、商品候補の再認識を指示するための再認識ボタンB2とを有する。
商品読取装置101のオペレータは、商品候補の選択を行う場合、メッセージM1に従い商品候補領域A12に表示された商品候補の中から、商品Gに該当する商品候補を選択する。また、商品候補領域A12に表示された商品候補の中に商品Gに該当するものが存在しない場合、商品読取装置101のオペレータは、メッセージM2に従い再認識ボタンB2を操作する。ガイダンス表示部1616は、再認識ボタンB2の操作を受け付けると、第1ガイダンス画面A2aを消去し、類似度判定部1614に認識処理を再開させる。なお、手動での登録を行う場合には、商品候補画面A1の手動登録ボタンB1を操作することで、手動登録画面(図示せず)が表示される。
また、図7は、商品候補が認識されていない際に表示されるガイダンス画面の一例を示す図である。図7に示すように、第2ガイダンス画面A2bは、商品候補画面A1上に重畳表示される。第2ガイダンス画面A2bは、商品候補が見つからない旨を示すメッセージM3と、商品候補の再認識又は手動での登録を促すメッセージM4と、再認識ボタンB3と、閉じるボタンB4とを有する。
商品読取装置101のオペレータは、商品候補の認識処理を継続させたい場合、メッセージM4に従い、再認識ボタンB3を操作する。ガイダンス表示部1616は、再認識ボタンB3の操作を受け付けると、第2ガイダンス画面A2bを消去し、類似度判定部1614に認識処理を再開させる。
また、商品読取装置101のオペレータは、商品候補の認識処理を継続させたい場合、メッセージM4に従い、閉じるボタンB4を操作する。ガイダンス表示部1616は、閉じるボタンB4の操作を受け付けると、第2ガイダンス画面A2bを消去する。その後、商品読取装置101のオペレータは、商品候補画面A1の手動登録ボタンB1を操作することで、手動登録画面(図示せず)が表示される。
なお、ガイダンス画面(A2a、A2b)に、手動登録ボタンB1と同等の機能を有するボタンを設けることで、ガイダンス画面から手動登録画面(図示せず)に移行できるよう構成してもよい。
図4に戻り、入力受付部1617は、商品候補表示部1615とともに選択受付部に対応する機能部を構成する。入力受付部1617は、タッチパネル105又はキーボード107を介して表示デバイス106の表示に対応する各種入力操作を受け付ける。
例えば、入力受付部1617は、表示デバイス106に表示された商品候補の中から何れか一つの商品候補に対する選択操作を受け付ける。入力受付部1617は、選択された商品候補を、撮像部164によって撮像された商品Gに対応する商品(確定商品)として受け付ける。なお、商品検出部1612が複数の商品Gを検出可能である場合には、入力受付部1617は商品候補の中から、複数の商品候補の選択操作を受け付けてもよい。
情報出力部1618は、上述のように確定された確定商品について、その商品Gを示す情報(例えば、商品IDや商品名等)を、接続インターフェース175を介してPOS端末装置11に出力する。
なお、情報出力部1618は、タッチパネル105又はキーボード107を介して別途入力された販売個数を、商品ID等とともにPOS端末装置11に出力してもよい。また、情報出力部1618がPOS端末装置11に出力する情報としては、情報出力部1618がPLUファイルF1から読み出した商品IDを直接通知してもよいし、商品IDを特定することが可能な商品名、商品画像のファイル名を通知してもよいし、その商品IDの格納場所(PLUファイルF1での格納アドレス)を通知してもよい。
一方、POS端末装置11のCPU61は、プログラムを実行することにより、売上登録部611として機能する。売上登録部611は、商品読取装置101の情報出力部1618から出力された商品IDと販売個数とに基づいて、対応する商品の売上登録を行う。具体的に、売上登録部611は、PLUファイルF1を参照し、通知された商品ID及び当該商品IDに対応する商品分類、商品名、単価等を、販売個数とともに売上マスタファイル等に記録することで売上登録を行う。
ところで、撮像部164が撮像した物品が、オペレータが意図的に撮像させた商品ではなく、意図せず撮像されたものである場合がある。本実施形態では、この場合に対応するために、判断部1619、確認部1620、および継続部1621を設けている。商品読取装置101のCPU161は、プログラムを実行することにより、判断部1619、確認部1620、および継続部1621として機能する。
判断部1619は、選出部(類似度判定部1614)による候補選出があった後であって、選択受付部(入力受付部1617)が候補の選択を受け付ける前であって、経過時間に関わる所定条件の満了前に、撮像画像に物品が含まれなくなった場合に動作し、撮像実施意図の有無を判断する。言い換えると、判断部1619は、候補選出のもととなった物品が意図せず撮像された可能性について判断する。
上記判断の手法としては、例えば、判断部1619は、候補選出までの経過時間が所定の閾値を上回っていたら、上述の可能性が低い(撮像実施意図があった)と判断し、経過時間が閾値を下回っていたら、可能性が高い(撮像実施意図がなかった)と判断する。
つまり、この手法例では、撮像継続時間がある程度以上長かった場合には、意図的な撮像であったとして取り扱い、撮像継続時間が短かった場合は、意図しない撮像が行われたとする。本実施形態ではこの手法例を用いる。
上記閾値として、本実施形態では、アプリケーション内で数えるカウント数の値「10」を用いる。このカウント数は、候補選出のもととなった一続きの撮像画像から物品を切り出した数である。当該一続きの撮像画像とは、撮像部164が出力する連続した画像データ群であって、同じ物品が写っていると認識された画像データ群である。
なお、上述のカウント数を、本実施形態では、30で1秒相当とする。したがって、カウント数10は、概ね1/3秒程度に相当する。
確認部1620は、判断部1619により上述の可能性が低いと判断された場合は、撮像から認識までの間に行う処理のいずれかを一時停止するとともに候補選択または停止した処理の再開指示を受け付ける。つまり、本実施形態では、カウント数が10以上であって撮像継続時間がある程度以上長いと判断できる場合に、意図的な撮像であったとして取り扱い、第1ガイダンス画面A2aを表示する。
ここで、一時停止および再開指示受付の対象にできる処理は、例えば、撮像部164による撮像、画像取込部1611による画像取込、商品検出部1612による商品検出、特徴量抽出部1613による特徴量抽出、類似度判定部1614による類似度算出や認識処理等である。本実施形態では、確認部1620が一時停止および再開指示受付するのが認識処理である場合を例に説明する。
一方、継続部1621は、判断部1619により上述の可能性が高いと判断された場合に、撮像を継続する。つまり、本実施形態では、カウント数が10に満たず撮像継続時間が短いと判断できる場合に、意図しない撮像が行われたとして取り扱い、撮像を継続して、意図的な撮像による画像切り出しが行われるのを待つ。
以下、チェックアウトシステム1の動作について説明する。図8は、商品読取装置101が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
POS端末装置11による商品登録の開始等に応じて本処理が開始されると、商品読取装置101のCPU161は、RAM163に設けた切り出しカウント変数に0を代入(リセット)する(ステップS1)。続いて、CPU161は、画像取込部1611として、撮像部164に撮像オン信号を出力して撮像部164による撮像を開始し、さらに、画像取込部1611として、撮像部164が撮像してRAM163に保存されたフレーム画像(撮像画像)を取り込む(ステップS2)。
次いで、CPU161は、商品検出部1612として、ステップS2で取り込まれた撮像画像から、商品Gの全部又は一部の検出(切り出し)を行う(ステップS3)。商品Gの画像が切り出せた場合(ステップS4:Yes)、CPU161は、ステップS21へ移り、切り出しカウント変数に1を足す(インクリメント、increment)。続いて、CPU161は、オブジェクト認識を行う(ステップS22)。
すなわち、CPU161は、まず、特徴量抽出部1613として、ステップS2で取り込まれた撮像画像から、ステップS3で検出された商品Gの特徴量を抽出する。次いで、CPU161は、類似度判定部1614として、特徴量抽出部1613により抽出された特徴量と、PLUファイルF1に登録された各登録商品の特徴量とを比較し、その類似度をそれぞれ算出する。
次に、CPU161は、類似度判定部1614として、算出された類似度に基づいて商品Gの自動確定が可能か否かを判定する(ステップS23)。自動確定できる場合(ステップS23:Yes)、類似度判定部1614としてのCPU161は、商品Gを自動確定(オブジェクト確定)(ステップS24)して、処理を終了する。
なお、当該処理の後、情報出力部1618としてのCPU161が、確定商品を示す商品ID等の情報を、POS端末装置11に出力する。ここで、タッチパネル105又はキーボード107を介して販売個数が別途入力された場合、CPU161は、確定商品を示す情報とともに、販売個数をも、POS端末装置11に出力する。なお、販売個数の入力が行われない場合には、デフォルト値として販売個数“1”を出力する形態としてもよい。
ステップS23において、自動確定可能には至らないまでも商品Gと等価である可能性がある登録商品があった場合(ステップS23:No)、類似度判定部1614としてのCPU161は、その登録商品の商品IDを商品候補として認識し、ステップS31へ移る。
次に、CPU161は、商品候補表示部1615として、ステップS23で認識された商品候補のレコードをPLUファイルF1から読み出し、商品候補領域A12の表示領域A12aに表示する(ステップS31)。続いて、入力受付部1617としてのCPU161が、タッチパネル105又はキーボード107を介して、商品候補の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS32)。
ステップS32において、選択操作が行われると(ステップS32:Yes)、CPU161は、選択された商品候補を、商品Gに対応する確定商品に設定(オブジェクト確定)(ステップS24)して、処理を終了する。
ステップS32において、候補選択が行われない場合(ステップS32:No)、CPU161は、切り出しカウント変数の値が30以上であるかを確認する(ステップS41)。ここで値が30未満であれば(ステップS41:No)、CPU161は、処理をステップS2へと戻す。つまり、撮像画像の取り込み等を継続する。
ステップS41において、切り出しカウント変数の値が30以上であれば(ステップS41:Yes)、CPU161は、ガイダンス表示部1616として、第1ガイダンス画面A2aを表示し(ステップS42)、いずれかの操作が行われるのを待機する(ステップS43:No、ステップS44:No)。候補のいずれかが選択された場合(ステップS43:Yes)、CPU161は、処理をステップS24に進める。また、再認識が選択された場合(ステップS44:Yes)、CPU161は、処理を終了する。すなわち、撮像をしなおす。
さて、ステップS4において、画像が切り出せなかった場合(ステップS4のNo)について、以下に説明する。この場合、CPU161は、ステップS5の判断を行う。当該ステップS5の説明にあたって、まず、ステップS5において判定がNoとなる場合を、切り出しカウント変数が0の場合とそれ以外(切り出しカウント変数が1〜9)の場合とに分けて説明する。
上で場合分けしたうちの前者(切り出しカウント変数=0)は、物品の撮像から認識が行われていない状態である。この場合、CPU161は、物品の撮像から認識を待機するべく、処理をステップS1に戻す。
一方、後者(1≦切り出しカウント変数≦9)は、物品がごく短時間(1/3秒前後かそれより短い時間)だけ撮像され認識されたが、認識後まもなく画像を切り出せない状態になった、つまり物品がフレームアウトした(撮像部164の撮像範囲から外れた)と考えられる場合である。本実施形態では、この場合、まず判断部1619としてのCPU161が、「意図しない撮像が行われた」と判断し、次に継続部1621としてのCPU161が、物品の撮像から認識を継続するべく、処理をステップS1に戻す。
次に、ステップS5において判定がYesとなる場合、つまり、切り出しカウント変数が10以上の場合について説明する。この場合、まず判断部1619としてのCPU161が「意図的な撮像であった」と判断し、次に確認部1620としてのCPU161が、認識処理を一時停止するとともに、第1ガイダンス画面A2aを表示させて、候補選択または認識処理再開指示を受け付ける(ステップS6)。
この後、CPU161は、いずれかの操作が行われるのを待機し(ステップS7:No、ステップS8:No)、候補のいずれかが選択された場合(ステップS7:Yes)、CPU161は、処理をステップS24に進める。また、再認識が選択された場合(ステップS8:Yes)、CPU161は、処理を終了する。すなわち、撮像をしなおす。
このように、CPU161は、物品が意図せず撮像された可能性について判断し、可能性が高い(意図せず撮像された)と判断できる場合には、撮像から認識を継続し、可能性が低い(意図的な撮像であった)と判断できる場合には、認識処理を一時停止するとともに候補選択または認識処理再開指示を受け付ける。
以上のように、本実施形態によれば、意図しない撮像により候補提示に至った場合の手間を減らすことができる。
(変形例)
上記実施形態では、判断部1619は、選出部による候補選出までの経過時間の長さによって、候補選出のもととなった物品が意図せず撮像された可能性について判断する。これに対し、本実施形態の判断部は、撮像画像に含まれる物品に焦点が合っている場合に、前記可能性が低いと判断し、撮像画像に含まれる物品に焦点が合っていない場合に、前記可能性が高いと判断する。
こういったオブジェクト認識に用いられる撮像部は、読取窓から所定の距離までの空間に存在する物品の撮像に適する被写体距離や被写界深度を有するよう構成されている。よって、撮像画像に含まれる物品に焦点が合わなかったということは、撮像に適当な位置に物品がかざされなかったことを示す。つまり、意図しない撮像であったことを意味する。
このように、判断部が判断に用いるパラメータを変更しても、同様の効果をあげることができる。
なお、上述の実施形態および変形例では、情報処理装置の一例を商品読取装置101として、POS端末装置11と商品読取装置101とを備えるチェックアウトシステム1について説明したが、実施にあたっては、情報処理装置が、POS端末装置11であってもよいし、あるいは買物客が自身で会計を済ませるための装置であるセルフチェックアウト装置であってもよい。
なお、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムはモジュール構成となっていて、CPUが記憶媒体から各モジュールのプログラムを読み出して実行することにより、各モジュールの機能が実現される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
G…商品、
SC…ストアコンピュータ、
1…チェックアウトシステム、
11…POS端末装置、
21…ドロワ、
22…キーボード、22d…テンキー、22e…仮締めキー、22f…締めキー、
23…表示デバイス、23a…表示面、
24…顧客用表示デバイス、24a…表示面、
25…タッチパネル、
26…通信インターフェース、
51…チェックアウト台、
101…商品読取装置、
102…ハウジング、
103…読取窓、
104…表示・操作部、
105…タッチパネル、
106…表示デバイス、
107…キーボード、
108…カード読取溝、
109…顧客用表示デバイス、
110…商品読取部、
151…カウンタ台、
152…荷受け面、
153(153a、153b)…買物カゴ、
60…マイクロコンピュータ、
61…CPU、611…売上登録部、
62…ROM、
63…RAM、
64…HDD、F1…PLUファイル、
65…接続インターフェース、
66…プリンタ、
160…マイクロコンピュータ、
161…CPU、
162…ROM、
163…RAM、
164…撮像部、
165…音声出力部、
175…接続インターフェース、
176…接続インターフェース、
1611…画像取込部、1612…商品検出部、1613…特徴量抽出部、
1614…類似度判定部、1615…商品候補表示部、1616…ガイダンス表示部、
1617…入力受付部、1618…情報出力部、
1619…判断部、1620…確認部、1621…継続部、
A1 …商品候補画面、
A11…撮像画像領域、
A12…商品候補領域、A12a…表示領域、
A2a…第1ガイダンス画面、
A2b…第2ガイダンス画面、
B1 …手動登録ボタン、
B2、B3…再認識ボタン、
B4 …閉じるボタン、
M1〜M4…メッセージ、
G1〜G4…商品候補の商品画像や商品名等の情報。
特開2015−130116号公報

Claims (6)

  1. 撮像部が撮像した画像を取り込む取込部と、
    前記取込部が取り込んだ画像の中から商品を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記商品の特徴量と、基準となる基準商品各々の特徴量とを比較し、その類似度が閾値以上の基準商品を商品候補として認識する認識処理を実行する認識部と、
    前記商品候補を選択可能に表示する商品候補表示部と、
    前記認識部による認識処理があった後に前記検出部が商品を検出できなくなった場合に、撮像実施意図の有無を判断する判断部と、
    前記判断部により撮像実施意図があったと判断された場合、認識処理を一時停止するとともに当該認識処理再開指示または候補の選択を受け付ける確認部と、
    前記判断部により撮像実施意図がなかったと判断された場合、認識処理を継続する継続部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記判断部は、前記検出部による商品検出からの経過時間が所定の閾値を上回っていたら撮像実施意図があったと判断し、前記経過時間が前記閾値を下回っていたら、撮像実施意図がなかったと判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判断部は、撮像画像に含まれる物品に焦点が合っている場合に、撮像実施意図があったと判断し、撮像画像に含まれる物品に焦点が合っていない場合に、撮像実施意図がなかったと判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記検出部による商品検出からの経過時間に関わる所定条件の満了に伴って、認識処理を一時停止するとともに当該認識処理再開指示または候補の選択を受け付けるガイダンス表示部
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記判断部は、前記経過時間の所定の閾値として、前記ガイダンス表示部で用いる経過時間に関わる所定条件よりも短い時間を用いる
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    撮像手段が撮像した画像を取り込む取込手段と、
    前記取込手段が取り込んだ画像の中から商品を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した前記商品の特徴量と、基準となる基準商品各々の特徴量とを比較し、その類似度が閾値以上の基準商品を商品候補として認識する認識処理を実行する認識手段と、
    前記商品候補を選択可能に表示する商品候補表示手段と、
    前記認識手段による認識処理があった後に前記検出手段が商品を検出できなくなった場合に、撮像実施意図の有無を判断する判断手段と、
    前記判断手段により撮像実施意図があったと判断された場合、認識処理を一時停止するとともに当該認識処理再開指示または候補の選択を受け付ける確認手段と、
    前記判断手段により撮像実施意図がなかったと判断された場合、認識処理を継続する継続手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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