JP6270977B1 - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】踏段チェーンなどに用いられている潤滑油がトラスの外部に垂れない乗客コンベアを提供する。【解決手段】トラス12の縦枠部材82にレール支持部材500が設けられ、このレール支持部材500は、縦枠部材82に固定される固定板502と、固定板502から下階側に向かって折曲され延設された延設板510、512と、延設板510、512から延設され、踏段30の案内レールを支持する載置板520〜526とを有する。【選択図】 図4
Description
本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
エスカレータや、傾斜区間を有する動く歩道などの乗客コンベアにおいては、上階側と下階側にトラスが架け渡されている。このトラスは複数の枠部材から構成され、縦枠部材には、踏段が走行するための案内レールを支持するレール支持部材が設けられている。
トラスを走行する複数の踏段は、無端状の踏段チェーンによって連結され、この踏段チェーンには潤滑油が用いられている。そして、この潤滑油が、レール支持部材に沿って流れてトラスの外部に垂れるという問題点があった。
そこで本発明の実施形態は、踏段チェーンなどに用いられている潤滑油がトラスの外部に垂れない乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、建屋の上階と下階に架け渡されることにより傾斜区間を含んだトラスと、前記トラスの前後方向に沿って走行し、かつ、無端状の踏段チェーンによって連結された複数の踏段と、前記踏段に設けられた左右一対の車輪と、左右一対の前記車輪が走行する案内レールと、を有し、前記トラスは、前後方向に配される上下左右の主枠部材と、上下の前記主枠部材を接続する縦枠部材と、左右の主枠部材を接続する横枠部材と、前記縦枠部材に固定されたレール支持部材を有し、少なくとも前記傾斜区間にある前記レール支持部材は、前記縦枠部材に固定される固定板と、前記固定板から下階側に向かって延設された延設板と、前記延設板から前記トラスの内側に向かって延設され、前記案内レールを載置する載置板と、前記トラスの底部に設けられ、前記踏段チェーンと前記載置板から前記延設板を経て垂れた油を受けるオイルパンと、を有する乗客コンベアである。
以下、本発明の一実施形態のエスカレータ10について図面を参照して説明する。
実施形態1のエスカレータ10について、図1〜図5を参照して説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1を参照して説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10の構造について、図1を参照して説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18、左右一対の駆動スプロケット24,24、左右一対の手摺りベルトスプロケット27,27が設けられている。駆動装置18は、誘導電動機(インダクションモータ)よりなるモータ20と、減速機と、この減速機の出力軸に取り付けられた出力スプロケットと、この出力スプロケットにより駆動する駆動チェーン22と、モータ20の回転を停止させ、かつ、停止状態を保持するディスクブレーキとを有している。この駆動チェーン22により駆動スプロケット24が回転する。左右一対の駆動スプロケット24,24と左右一対の手摺りベルトスプロケット27,27とは、不図示の連結ベルトにより連結されて同期して回転する。また、上階側の機械室14内部には、モータ20やディスクブレーキなどを制御する制御部50が設けられている。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、従動スプロケット26が設けられている。上階側の駆動スプロケット24と下階側の従動スプロケット26との間には、左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡されている。すなわち、左右一対の踏段チェーン28,28には、複数の踏段30の前輪301が等間隔に取り付けられている。踏段30の前輪301は前案内レール100(図2参照)に沿って走行すると共に、駆動スプロケット24の外周部にある凹部と従動スプロケット26の外周部にある凹部に係合して、踏段30が上下に反転する。また、後輪302は後案内レール200を走行する。
トラス12の左右両側には、左右一対のスカートガード44,44と左右一対の欄干36,36が立設されている。欄干36の上部に手摺りレール39が設けられ、この手摺りレール39に沿って手摺りベルト38が移動する。欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42から手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。スカートガード44は、欄干36の側面下部に設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。上下階のスカートガード44の内側面には、操作盤52,56、スピーカ54,58がそれぞれ設けられている。
手摺りベルト38は、上階側のインレット部46から正面スカートガード40内に侵入し、案内ローラ群64を介して手摺り駆動スプロケット27に掛け渡され、その後、案内ローラ群66を介してスカートガード44内を移動し、下階側のインレット部48から正面スカートガード42外に表れる。そして、手摺りベルト38は、手摺り駆動スプロケット27が主駆動スプロケット24と共に回転することにより踏段30と同期して移動する。また、回転する手摺り駆動スプロケット27に、走行する手摺りベルト38を押圧するための押圧部材68を有する。
上階側の機械室14の天井面にある乗降口には、上階側の乗降板32が水平に設けられ、下階側の機械室16の天井面にある乗降口には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。乗降板32の先端には櫛歯状のコム60が設けられ、このコム60から踏段30が進出、又は、侵入する。また、乗降板34にも櫛歯状のコム62が設けられている。
上階側の機械室14から下階側の機械室16までのトラス12の底部に、オイルパン70が設けられている。オイルパン70は、主駆動スプロケット24、従動スプロケット26、踏段チェーン28、踏段30などからの垂れる油(潤滑油)を受ける。
(2)トラス12
まず、トラス12について図1〜図3を参照して説明する。トラス12は、図1に示すように、上階側の建屋1と水平に設けられた上水平区間72と、下階側の建屋1と水平に設けられた下水平区間74と、上水平区間72と下水平区間74との間に設けられた傾斜区間76とより構成されている。機械室14は上水平区間72に設けられ、機械室16は下水平区間74に設けられている。トラス12の傾斜区間76の傾斜角は、図1、図2に示すように水平線に対しθ°(例えば、30°)である。
まず、トラス12について図1〜図3を参照して説明する。トラス12は、図1に示すように、上階側の建屋1と水平に設けられた上水平区間72と、下階側の建屋1と水平に設けられた下水平区間74と、上水平区間72と下水平区間74との間に設けられた傾斜区間76とより構成されている。機械室14は上水平区間72に設けられ、機械室16は下水平区間74に設けられている。トラス12の傾斜区間76の傾斜角は、図1、図2に示すように水平線に対しθ°(例えば、30°)である。
トラス12は、図1と図2に示すように、複数の枠部材から直方体に構成されたものであり、前後方向(踏段30の走行方向)に配される左右一対の上主枠材78,78と、その下方に配される左右一対の下主枠材80,80と、上主枠材78と下主枠材80の間を接続する縦枠部材82と、左右一対の上主枠材78の間を接続する不図示の上横枠部材と、左右一対の下主枠材80,80の間を接続する下横枠部材84とより形成されている。
図3に示すように、トラス12の上端部には、左右一対の上ガード支持部402が前後方向に設けられ、その下方には、左右一対の下ガード支持部404が前後方向に設けられている。トラス12の上部に設けられた左右一対のスカートガード44は、複数枚のスカートガードパネル(以下、単に「パネル」という)400から構成されている。このパネル400は、図3に示すように、上下一対の上ガード支持部402と下ガード支持部404と着脱自在に固定されている。
(3)踏段30
次に、踏段30について図2〜図3を参照して説明する。図2に示すように、踏段30は、三角形状の左右一対の踏段フレーム303,303と、この踏段フレーム303の上面に形成されたクリート面304と、踏段フレーム303の後面に形成されたライザ面305とよりなり、踏段フレーム303とクリート面304とライザ面305とは、アルミダイカストで一体に形成されている。
次に、踏段30について図2〜図3を参照して説明する。図2に示すように、踏段30は、三角形状の左右一対の踏段フレーム303,303と、この踏段フレーム303の上面に形成されたクリート面304と、踏段フレーム303の後面に形成されたライザ面305とよりなり、踏段フレーム303とクリート面304とライザ面305とは、アルミダイカストで一体に形成されている。
踏段フレーム303の前端部で、かつ、クリート面304の下方には、左右一対の前輪301,301が設けられている。左右一対の前輪301,301は、図3に示すように、踏段フレーム303の前端部に設けられた回転軸306に設けられている。また、図2、図3に示すように、前輪301には、無端状の踏段チェーン28が連結され、踏段チェーン28が移動することにより、前輪301が踏段30を走行させる。
踏段フレーム303の後下端部、すなわち、ライザ面305の下方には、左右一対の後輪302,302が設けられている。
(4)踏段30の案内レール
踏段30の前輪301を案内するレールは、図2に示すように、トラス12内の上部に前後方向に設けられた上前案内レール100と、トラス12内の下部に前後方向に設けられた下前案内レール102とより構成されている。上前案内レール100は、踏段30の前輪301が往路を移動するときに用いられ、下前案内レール102は、帰路を移動するときに用いられる。
踏段30の前輪301を案内するレールは、図2に示すように、トラス12内の上部に前後方向に設けられた上前案内レール100と、トラス12内の下部に前後方向に設けられた下前案内レール102とより構成されている。上前案内レール100は、踏段30の前輪301が往路を移動するときに用いられ、下前案内レール102は、帰路を移動するときに用いられる。
踏段30の後輪302を案内するレールは、図2に示すように、トラス12内の上部に前後方向に設けられた上後案内レール200と、トラス12内の下部に前後方向に設けられた下後案内レール202とより構成されている。上後案内レール200は、踏段30の後輪302が往路を移動するときに用いられ、下後案内レール202は、帰路を移動するときに用いられる。
(5)レール支持部材500
次に、レール支持部材500について図2〜図5を参照して説明する。レール支持部材500が、トラス12の左右一対の縦枠部材82に沿ってそれぞれ設けられている。レール支持部材500は、図2〜図4に示すように、上前案内レール100、下前案内レール102、上後案内レール200、下後案内レール202、上ガード支持部402、下ガード支持部404を、前後方向に支持する。
次に、レール支持部材500について図2〜図5を参照して説明する。レール支持部材500が、トラス12の左右一対の縦枠部材82に沿ってそれぞれ設けられている。レール支持部材500は、図2〜図4に示すように、上前案内レール100、下前案内レール102、上後案内レール200、下後案内レール202、上ガード支持部402、下ガード支持部404を、前後方向に支持する。
レール支持部材500は、図4に示すように、一枚の金属板を折曲したものであり、固定板502と、その固定板502から下階側に向かって延設された第1延設板504(図2参照)、第2延設板506、第3延設板508、第4延設板510、第5延設板512とを有する。
固定板502は、図4に示すように、縦方向の部材であって、縦枠部材82にボルト、又は、溶接によって固定されている。
第1延設板504は、図2に示すように、固定板502の上端部から90°折曲させて下階側へ延設されている。第1延設板504の先端は、トラス12内にさらに折曲され、図3に示すように、枠固定板514を形成している。枠固定板514は、上主枠材78に固定されている。
第2延設板506は、図2、図4に示すように、第1延設板504の下方における固定板502から90°折曲させて下階側へ延設されている。第2延設板506の延設方向は、図5に示すように、上から見てトラス12の前後方向と平行である。図3、図4、図5に示すように、第2延設板506の先端は、トラス12内にさらに折曲され、上ガード載置板516を形成している。上ガード載置板516には、上ガード支持部402が載置される。
第3延設板508は、図2、図4に示すように、第2延設板506の下方における固定板502から90°折曲させて下階側へ延設されている。第3延設板508の延設方向は、上から見て、トラス12の前後方向と平行である。図3、図4に示すように、第3延設板508の先端は、トラス12内にさらに折曲され、下ガード載置板518を形成している。下ガード載置板518には、下ガード支持部404が載置される。
第4延設板510が、図2、図4に示すように、第3延設板508の下方における固定板502から90°折曲させて下階側へ延設されている。第4延設板510の縦方向の寸法は、上前案内レール100から下後案内レール202までの寸法に対応し、縦方向に長い。第4延設板510の延設方向は、上から見て、トラス12の前後方向と平行である。
上前載置板520が、図3、図4に示すように、第4延設板510の上部からトラス12内に突出している。上前載置板520には、上前案内レール100が前後方向に載置される。
上後載置板522が、図3、図4に示すように、第4延設板510の中部からトラス12内に突出している。上前載置板520と上後載置板522とは段差部分を有し、階段形状となっている。上後載置板522には、上後案内レール200が前後方向に載置される。
下後載置板524が、図3、図4に示すように、第4延設板510の下部からトラス12内に突出している。下後載置板524には、下後案内レール202が前後方向に載置される。
第5延設板512が、図2、図4に示すように、固定板502の下端部から90°折曲させて下階側へ延設されている。第5延設板512の延設方向は、上から見て、トラス12の前後方向と平行である。下前載置板526が、図3、図4に示すように、第5延設板512の先端からトラス12内へ突出している。下前載置板526には、下前案内レール102が前後方向に載置される。
(6)レール支持部材500の作用
レール支持部材500の作用について図2〜図5を参照して説明する。
レール支持部材500の作用について図2〜図5を参照して説明する。
往路を通る踏段30が上前案内レール100、上後案内レール200を走行するときに、踏段チェーン28から潤滑油(油)が垂れる。垂れた油が、θ°傾斜している上前載置板520に垂れると、上前載置板520の下端からオイルパン70に垂れるか、第4延設板510につたわり、第4延設板510もθ°傾斜しているため、真下に垂れるとオイルパン70に落ちる。また、垂れた油が、θ°傾斜している上後載置板522に垂れると、上後載置板522の下端からオイルパン70に垂れるか、第4延設板510につたわり、第4延設板510もθ°傾斜しているため、真下に垂れるとオイルパン70に落ちる。
帰路を通る踏段30が下前案内レール102、下後案内レール202を走行するときに、踏段チェーン28から油が垂れる。垂れた油は、θ°傾斜している下後載置板524に垂れると、下後載置板524の下端からオイルパン70に垂れるか、第4延設板510につたわり、第4延設板510もθ°傾斜しているため、真下に垂れるとオイルパン70に垂れる。また、油は、θ°傾斜している下前載置板526に垂れると、下前載置板526の下端からオイルパン70に垂れるか、第5延設板512につたわり、第5延設板512がθ°傾斜しているため、真下に垂れるとオイルパン70に落ちる。
(7)効果
本実施形態によれば、往路を通る踏段30、帰路を通る踏段30から垂れる油は、θ°傾斜したレール支持部材500に垂れ落ち、オイルパン70に落ちる。そのため、トラス12外に垂れない。
本実施形態によれば、往路を通る踏段30、帰路を通る踏段30から垂れる油は、θ°傾斜したレール支持部材500に垂れ落ち、オイルパン70に落ちる。そのため、トラス12外に垂れない。
また、枠載置板514によって、上主枠材78にレール支持部材500の上端部を固定できる。
また、レール支持部材500は、上ガード支持部402、下ガード支持部404、上前案内レール100、下前案内レール102、上後案内レール200、下後案内レール202を載置できる。
次に、本発明の実施形態2のエスカレータ10について図6を参照して説明する。実施形態1では、レール支持部材500が、上ガード載置板516、下ガード載置板518、上前載置板520、上後載置板522、下後載置板524、下前載置板526を1枚の固定板502から延設していた。
本実施形態では、レール支持部材500’が、少なくとも1つの載置板の固定板を他の載置板の固定板から独立させている。例えば、図6に示すように、下ガード載置板518は、縦枠部材82に固定された下ガード固定板528から下ガード延設板530が延設され、下ガード延設板530から下ガード載置板518が延設されている。
また、下ガード固定板528の下方には、独立した上固定板532が固定され、この上固定板532から上延設板534が延設されている。上延設板534は、下階側に向かって階段状に形成され、上の段から上前載置板520が延設され、下の段から上後載置板522が延設されている。
また、同様に枠載置板514、下後載置板524、下前載置板526もそれぞれ独立した固定板によって固定されている。
本実施形態のレール支持部材500’であっても、各延設板に油が垂れるため、トラス12の外に垂れない。
次に、本発明の実施形態3のエスカレータ10について図7を参照して説明する。
実施形態1では、固定板502に対し、第1延設板504〜第5延設板512は、上から見て下階側に向かって90°折曲させてトラス12の前後方向(図7の縦方向)と同じ方向に折曲していた。しかし、本実施形態では図7に示すように、第1延設板504〜第5延設板512をトラス12の前後方向とはφ°(但し、0°<φ<90°)傾斜させて折曲する。
本実施形態であっても、各延設板は、下階側に向かって折曲されているため踏段チェーン28からの垂れた油は延設板に垂れ落ち、トラス12の外に垂れない。
上記実施形態ではエスカレータ10について説明したが、傾斜区間を有する動く歩道であっても、本願発明を適用できる。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、12・・・トラス、30・・・踏段、76・・・傾斜区間、82・・・縦枠部材、100・・・上前案内レール、102・・・下前案内レール、200・・・上後案内レール、202・・・下後案内レール、301・・・前輪、302・・・後輪、500・・・レール支持部材、502・・・固定板、504・・・第1延設板、506・・・第2延設板、508・・・第3延設板、510・・・第4延設板、512・・・第5延設板、514・・・枠載置板、516・・・上ガード載置板、518・・・下ガード載置板、520・・・上前載置板、522・・・上後載置板、524・・・下後載置板、526・・・下前載置板、528・・・下ガード固定板、530・・・下ガード延設板、532・・・上固定板、534・・・上延設板
Claims (10)
- 建屋の上階と下階に架け渡されることにより傾斜区間を含んだトラスと、
前記トラスの前後方向に沿って走行し、かつ、無端状の踏段チェーンによって連結された複数の踏段と、
前記踏段に設けられた左右一対の車輪と、
左右一対の前記車輪が走行する案内レールと、
を有し、
前記トラスは、前後方向に配される上下左右の主枠部材と、上下の前記主枠部材を接続する縦枠部材と、左右の主枠部材を接続する横枠部材と、前記縦枠部材に固定されたレール支持部材を有し、
少なくとも前記傾斜区間にある前記レール支持部材は、
前記縦枠部材に固定される固定板と、
前記固定板から下階側に向かって延設された延設板と、
前記延設板から前記トラスの内側に向かって延設され、前記案内レールを載置する載置板と、
前記トラスの底部に設けられ、前記踏段チェーンと前記載置板から前記延設板を経て垂れた油を受けるオイルパンと、
を有する乗客コンベア。 - 前記延設板は、上から見て前記主枠部材に沿って延設されている、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記延設板は、上から見て前記主枠部材に対し斜めに延設されている、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記踏段の前記車輪は、前輪と後輪とからなり、
前記案内レールは、前記前輪が走行する前案内レールと、前記後輪が走行する後案内レールとを有し、
前記載置板は、前記前案内レールを載置するための前載置板と、前記後案内レールを載置するための後載置板とを有する、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記前案内レールは、前記トラス内の上部に設けられ、かつ、往路の前記踏段の前記前輪が走行する上前案内レールと、前記トラス内の下部に設けられ、かつ、帰路の前記踏段の前記前輪が走行する下前案内レールとを有し、
前記後案内レールは、前記トラス内の上部に設けられ、かつ、往路の前記踏段の前記後輪が走行する上後案内レールと、前記トラス内の下部に設けられ、かつ、帰路の前記踏段の前記後輪が走行する下後案内レールとを有し、
前記前載置板は、前記上前案内レールを載置する上前載置板と、前記下前案内レールを載置する下前載置板とを有し、
前記後載置板は、前記上後案内レールを載置する上後載置板と、前記下後案内レールを載置する下後載置板とを有する、
請求項4に記載の乗客コンベア。 - 前記上前載置板、前記下前載置板、前記上後載置板、及び、前記下後載置板とは、一枚の前記固定板から延設されている、
請求項5に記載の乗客コンベア。 - 前記上前載置板、前記下前載置板、前記上後載置板、又は、前記下後載置板の中の少なくとも一つの載置板の前記固定板と、他の載置板の前記固定板とは、独立している、
請求項5に記載の乗客コンベア。 - 前記トラスに沿ってスカートガードが配され、
前記スカートガードは、前記トラスに沿って配されたガート支持部によって支持され、
前記レール支持部材は、
前記縦枠部材に固定されるガード固定板と、
前記ガード固定板から下階側に向かって延設されたガード延設板と、
前記ガード延設板から延設され、前記ガード支持部を載置するガード載置板と、
を有する請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記ガード固定板は、前記固定板と一体である、
請求項8に記載の乗客コンベア。 - 前記ガード固定板は、前記固定板と独立している、
請求項8に記載の乗客コンベア。
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