JP6253343B2 - シート貼付装置 - Google Patents
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Description
また、本発明の他のシート貼付装置は、被着体を臨む位置に接着シートを供給する供給手段と、前記供給手段で供給された接着シートと前記被着体との間に設けられた閉ループ状の切断刃を有する切断手段と、前記供給手段で供給された接着シートに対して前記切断刃の反対側から前記被着体側に向かって移動することで、前記接着シートを前記切断刃に押し当てて当該接着シートから貼付用シートを形成するとともに、当該貼付用シートを前記被着体に押圧して貼付する切断押圧手段とを備え、前記切断刃は、前記切断押圧手段によって押し当てられる前記接着シートが当該切断刃の刃先全体に同時に当接しないように、かつ、円環状に形成されており、前記切断手段は、前記切断刃の円環に沿って当該切断刃を回転させる回動手段を備えている、という構成を採用している。
さらに、変位抑制手段を備えれば、切断押圧手段が切断押圧動作後に元の位置に戻った際、接着シートにおける貼付用シートの抜き孔内に切断押圧手段が嵌り込んだままとなり、接着シートから貼付用シートが切り抜かれることにより形成される不要シートの回収ができなくなるという不具合を防止できる。
また、回動手段を備えれば、接着シートを切断しやすくなる。
なお、本明細書におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向であって紙面に直交する手前方向で「後」がその逆方向とする。
回動手段42は、上部および下部に平面視略円形の開口部43A、43Bを有する平面視略矩形箱状の切断刃保持部材43と、切断刃保持部材43の内部において開口部43Bを囲むように設けられ、切断刃41を下方から回転可能に支持するスラストベアリングや滑り部材等の回転軸受44と、フランジ部41Aの外周面に当接し、駆動機器としての回動モータ45Aの出力軸45Bに支持された主動ローラ45と、フランジ部41Aの外周面に当接し、回転軸46Aによって従動回転可能に支持された従動ローラ46と、切断刃保持部材43の上部で開口部43Aの一部を塞ぐとともに、切断刃41の突出を許容する開口部47Aを有する固定板47と、固定板47の下面に支持され、切断刃41を上方から回転可能に支持するスラストベアリングや滑り部材等の回転軸受48とを備えている。本実施形態では、1個の主動ローラ45と3個の従動ローラ46とがフランジ部41Aの外周方向に略90°間隔で配置されている。
振動付与手段51は、超音波振動装置、バイブレータ、偏心モータなどにより構成され、下部が外側テーブル21の上面21Aに支持され、上部で切断刃保持部材43を支持している。
先ず、作業者が図1に示すように接着シートASをセットした後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の入力手段を介して運転開始の信号を入力すると、切断押圧手段6が接着増強手段63を駆動し、押圧部材62の押圧面62Aを加熱する。次に、供給手段3が回動モータ32A、34Aおよび図示しない駆動機器を駆動し、ウエハWFの被着面WF1に接着シートASの未使用部分が臨むように当該接着シートを所定長さ繰り出して、シート貼付装置1がスタンバイ状態となる。その後、人手または図示しない搬送手段によってウエハWFを支持面22A上に載置すると、支持手段2が図示しない減圧手段を駆動し、当該ウエハWFを吸着保持する。次いで、支持手段2が直動モータ23を駆動し、内側テーブル22を上昇させ、図1中二点鎖線で示すように、検知手段24で被着面WF1が検知されると、直動モータ23の駆動を停止する。このように、被着面WF1の位置を所定の位置とすることで、ウエハWFの厚みが異なる場合にでも、直動モータ61の昇降ストロークを変更しなくてもよくなる。
支持手段2は、直動モータ23を設けなくてもよい。
外側テーブル21の平面視の外形は、矩形状の多角形や円形、楕円形等、他の形状でもよい。
切断手段4は、振動付与手段51を駆動させることなく、または、振動付与手段51を備えることなく、回動手段42で切断刃41を回転させただけで貼付用シートAS1を形成してもよいし、回動手段42を駆動させることなく、または、回動手段42を備えることなく、振動付与手段51で切断刃41に振動を付与しただけで貼付用シートAS1を形成してもよい。なお、切断刃41が円環状でない単なる閉ループ状の場合は、回動手段42は省略するとよい。
円環状の切断刃41は、真円の円環でなくてもよく、例えば、楕円や角が円弧形の多角形等の平面形状とすることができ、押圧面62Aの平面形状もそれに合わせて刃先41Cの平面形状に対して小さめの相似形状にすることができる。この場合、回動手段42は、例えば、円環状のバンドソー(バンドカッタ)やワイヤソー(ワイヤカッタ)等を楕円や角が円形の多角形等の平面形状に曲げて回転させればよい。
回動手段42を設けない場合、切断刃41は、平面視形状が三角形や四角形以上の多角形、あるいは楕円等、真円以外の閉ループ状にその刃先41Cを形成してもよい。
回動手段42は、主動ローラ45および従動ローラ46の配置間隔およびそれぞれの個数は特に限定されることはなく、合計3個以上設けられていることが好ましく、合計2個でもよいし、従動ローラ46を設けずに1または複数の主動ローラ45のみで切断刃41を回転させる構成としてもよい。
回動手段42は、切断刃41を回転できる構成であればなんら限定されるものではなく、主動ローラ45をギヤ、スプロケット、凹凸付きのプーリ等で構成し、フランジ部41A側にそれらに噛み合うギヤ、チェイン、凹凸等を設けたり、主動ローラ45をギヤ、スプロケット、タイミングプーリ等で構成し、フランジ部41A側にもギヤ、スプロケット、タイミングプーリ等を設け、遊星ギヤ、チェイン、タイミングベルト等を介して切断刃41を回転させるように構成してもよい。要は、押圧面62Aが切断刃41の円環状内または閉ループ内を通過できるように当該切断刃41を回転できる構成であれば足りる。
回動手段42は、切断刃41を回転させないで1または複数枚の貼付用シートAS1をウエハWFに貼付した後や、所定の時間が経過したときに、回動モータ45Aを例えば5度、10度、90度といった所定角度回転させるようにしてもよい。この場合、押圧部材62と刃先41Cとの対応位置がずれることで、押圧部材62および刃先41Cの偏摩耗を防止することができる。
回動手段42は、一方向に切断刃41を回転させてもよいし、一方向と他の方向との両方向に切断刃41を回転させてもよいし、切断刃41の回転速度、回転角度を経験値や理論値等によって適宜設定することができる。
供給手段3が供給する接着シートASは、枚葉のものでもよい。
振動付与手段51は、その配置位置および個数は特に限定されることはなく、1または複数の振動付与手段51と、1または複数のゴムや樹脂等の弾性部材とで切断刃保持部材43を支持するように構成してもよいし、例えば、90度等間隔や120度等間隔で切断刃保持部材43を支持するように構成してもよい。
振動付与手段51の振動数、振幅、振動方向等の設定は、特に限定されることはなく、経験値や理論値等によって適宜設定することができる。
押圧部材62は、静電チャックや粘着剤等によって接着シートAS(貼付用シートAS1)を保持する構成であってもよいし、接着シートAS(貼付用シートAS1)を保持するまでもなく貼付用シートAS1をウエハWFに貼付できる場合、接着シートAS(貼付用シートAS1)を保持しない構成としてもよい。
接着増強手段63は、貼付用シートAS1が形成された後に加熱を行ったり、当該貼付用シートAS1がウエハWFに当接するまでの間に加熱を行ったり、貼付用シートAS1をウエハWFに押圧してから加熱したりしてもよい。
例えば、検知手段24、逃げ部41D、回動手段42、振動付与手段51、接着増強手段63、変位抑制手段7等、本願発明の独立請求項に構成要素として記載されていない構成要素については、それぞれ必要に応じて採用すればよく、なくてもよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
3…供給手段
4…切断手段
6…切断押圧手段
7…変位抑制手段
41、81、82、83、84、85、86…切断刃
41C、81C、82C、83C、84C、85C、86C…刃先
42…回動手段
51…振動付与手段
AS…接着シート
AS1…貼付用シート
CA…円中心
WF…ウエハ(被着体)
Claims (2)
- 被着体を臨む位置に接着シートを供給する供給手段と、
前記供給手段で供給された接着シートと前記被着体との間に設けられた閉ループ状の切断刃を有する切断手段と、
前記供給手段で供給された接着シートに対して前記切断刃の反対側から前記被着体側に向かって移動することで、前記接着シートを前記切断刃に押し当てて当該接着シートから貼付用シートを形成するとともに、当該貼付用シートを前記被着体に押圧して貼付する切断押圧手段と、
前記供給手段で供給された接着シートに対して前記切断手段の反対側に位置し、前記被着体から離間する切断押圧手段とともに前記接着シートが変位することを抑制する変位抑制手段とを備え、
前記切断刃は、前記切断押圧手段によって押し当てられる前記接着シートが当該切断刃の刃先全体に同時に当接しないように形成されていることを特徴とするシート貼付装置。 - 被着体を臨む位置に接着シートを供給する供給手段と、
前記供給手段で供給された接着シートと前記被着体との間に設けられた閉ループ状の切断刃を有する切断手段と、
前記供給手段で供給された接着シートに対して前記切断刃の反対側から前記被着体側に向かって移動することで、前記接着シートを前記切断刃に押し当てて当該接着シートから貼付用シートを形成するとともに、当該貼付用シートを前記被着体に押圧して貼付する切断押圧手段とを備え、
前記切断刃は、前記切断押圧手段によって押し当てられる前記接着シートが当該切断刃の刃先全体に同時に当接しないように、かつ、円環状に形成されており、
前記切断手段は、前記切断刃の円環に沿って当該切断刃を回転させる回動手段を備えていることを特徴とするシート貼付装置。
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