JP6244884B2 - 強化ガラス板の製造方法 - Google Patents
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しかしながら、従来からの化学強化されたガラス板においては、強度は十分であるものの、割れたときの破片の形状が鋭利になるおそれがあり、安全上の問題があった。
正極と、アースまたは負極との間に、化学組成においてアルカリ金属酸化物を含有するガラス基板を配置し、前記正極と前記アースまたは負極との間に直流電圧を印加してコロナ放電を発生させ、前記ガラス基板の正極側である第1の主面側の表層部の所定の領域において、アルカリ金属イオンの少なくとも1種を、アースまたは負極側である第2の主面側に向って移動させ、アルカリ金属イオンの少なくとも1種の含有割合が他の領域より低いアルカリ低濃度領域のパターンを形成する工程と、
前記アルカリ低濃度領域のパターンが形成されたガラス基板を化学強化する化学強化工程と、を備え、
前記アルカリ低濃度領域のパターンを形成する工程は、
前記ガラス基板の第1の主面に、絶縁材料からなり、所定のパターンの透孔部または極薄部を有するマスクを配設する工程と、
前記マスクが配設されたガラス基板を、前記正極と前記アースまたは負極との間に、前記マスクの表面が前記正極から離間して対向し、かつ第2の主面が前記アースまたは負極に接触するように配置した後コロナ放電を発生させ、前記ガラス基板の正極側表層部の前記マスクの透孔部または極薄部に対応する領域で、アルカリ金属イオンの少なくとも1種をアースまたは負極側に向って移動させる放電処理工程とを有することを特徴とする。
複数本の針状電極を互いに所定の間隔をおいて所定の配列で、かつ前記ガラス基板の第1の主面から離間して配置してなる正極と、前記ガラス基板の第2の主面に接触するように配置されたアースまたは負極との間にコロナ放電を発生させ、前記ガラス基板の正極側表層部の、前記各針状電極の先端部に対向する領域で、アルカリ金属イオンの少なくとも1種をアースまたは負極側に向って移動させる放電処理工程
を有することができる。
少なくとも一方の主面において、圧縮応力の大きさが異なる複数の領域が、前記アルカリ低濃度領域のパターンに対応する所定のパターンで形成されていることを特徴とする。
少なくとも一方の主面において、圧縮応力の大きさが異なる複数の領域が所定のパターンで形成されていることを特徴とする。
本発明の実施形態の強化ガラス板の製造方法は、(I)アルカリ低濃度領域のパターン形成工程と、(II)化学強化工程とを備える。
(I)アルカリ低濃度領域のパターン形成工程は、正極と負極との間に、一対の主面(第1の主面と第2の主面)を有し、アルカリ金属酸化物を含有するガラスからなる基板を配置し、正極と負極との間に直流電圧を印加してコロナ放電を発生させ、ガラス基板の第1の主面側(正極側)の表層部の所定の領域において、アルカリ金属イオンの少なくとも1種を、第2の主面側(負極側)に向って移動させ、アルカリ金属イオンの少なくとも1種の含有割合が他の領域より低いアルカリ低濃度領域のパターンを形成する工程である。
また、(II)化学強化工程は、前記(A)工程でアルカリ低濃度領域のパターンが形成されたガラス基板を、化学強化する工程である。
以下、本発明の実施形態に使用されるガラス基板、および実施形態の各工程について説明する。
実施形態に使用されるガラス基板は、化学組成においてアルカリ金属酸化物を有するガラスから構成される。ガラスの組成は、少なくとも1種のアルカリ金属酸化物を有するものであれば特に限定されない。例えば、アルミノシリケートガラス、ソーダライムガラス、ホウ珪酸ガラス、鉛ガラス、アルカリバリウムガラス、アルミノホウ珪酸ガラス等が挙げられる。
(i)SiO2を50〜80%、Al2O3を2〜25%、Li2Oを0〜10%、Na2Oを0〜18%、K2Oを0〜10%、MgOを0〜15%、CaOを0〜5%、およびZrO2を0〜5%を含有するガラス。
(ii)SiO2を50〜74%、Al2O3を1〜10%、Na2Oを6〜14%、K2Oを3〜11%、MgOを2〜15%、CaOを0〜6%、およびZrO2を0〜5%含有し、SiO2およびAl2O3の含有量の合計が75%以下、Na2OおよびK2Oの含有量の合計が12〜25%、MgOおよびCaOの含有量の合計が7〜15%であるガラス。
(iii)SiO2を68〜80%、Al2O3を4〜10%、Na2Oを5〜15%、K2Oを0〜1%、MgOを4〜15%、およびZrO2を0〜1%含有するガラス。
(iv)SiO2を67〜75%、Al2O3を0〜4%、Na2Oを7〜15%、K2Oを1〜9%、MgOを6〜14%、およびZrO2を0〜1.5%含有し、SiO2およびAl2O3の含有量の合計が71〜75%、Na2OおよびK2Oの含有量の合計が12〜20%であり、CaOを含有する場合その含有量が1%未満であるガラス。
アルカリ低濃度領域のパターンの形成は、以下に示す(1)マスクを配設する工程と(2)放電処理工程を有する第1の方法(I−1)で行うことができる。
(1)マスク配設工程
ガラス基板の第1の主面に、絶縁材料からなり、所定のパターンの透孔部または極薄部を有するマスクを配設する工程
(2)放電処理工程
マスクが配設されたガラス基板を、正極と負極との間に、マスクの表面が正極から離間して対向し、かつ第2の主面が負極に接触するように配置した後、正極と負極との間に直流電圧を印加してコロナ放電を発生させ、ガラス基板の正極側表層部のマスクの透孔部または極薄部に対応する領域で、アルカリ金属イオンの少なくとも1種を負極側に向って移動させる工程
<(1)マスク配設工程>
前記ガラス基板の第1の主面に、絶縁材料からなり、所定のパターンの透孔部または極薄部を有するマスクを配設する。マスクは、ガラス基板の表面に接触していても良いし、離れていても良い。マスクをガラス基板の表面から離れて配置する場合、マスクはガラス基板と正極との間にあって正極に接触していなければよく、マスクとガラス基板の表面との距離は特に限定されない。
ガラス基板の主面に配設されるマスクは、絶縁性の材料からなり、所定のパターンの透孔部または極薄部を有する。マスクに形成された透孔部または極薄部のパターンは限定されない。すなわち、透孔部や極薄部の平面形状、配列等は限定されない。なお、マスクの透孔部は、マスク本体を貫通して形成された孔部等をいい、極薄部は貫通した孔とはなっていないが、厚さが他の部分に比べて極めて薄い(例えば、厚さが1/10以下)部分をいう。
このように、マスク材料としてアゾベンゼン樹脂を使用することで、前記した膜厚AおよびピッチPの微細パターンを有するマスク2を得ることができる。そして、そのようなマスク2を使用することで、ガラス基板1の正極側表層部にアルカリ低濃度領域を微細なパターンで形成できる。
実施形態の放電処理工程においては、例えば、直流電源に接続される正極と負極を、所定の間隔をおいて対向して配置し、これらの電極間に、前記マスクが配設されたガラス基板を以下に示すように配置する。すなわち、ガラス基板の第1の主面(例えば上面)は正極に対して離間し、この面に配設されたマスクが正極に所定の間隔をおいて対向するようにし、かつ第2の主面(例えば下面)は負極に接触するようにして、ガラス基板を配置する。そして、正極と負極との間に直流電圧を印加し、電極間にコロナ放電を発生させる。
正極とガラス基板の表面(上面)との距離は、正極の形状や印加電圧等によっても異なるが、前記距離が大きいほど、放電電流が小さくコロナ放電が弱くなるため、0mmより大きくし、かつ30mm以下が好ましい。さらには、距離が近いほど、放電電流は大きくなってコロナ放電が強くなるため、0mmより大きく、かつ10mm以下がより好ましい。
また正極としては、先端に尖鋭部を有する針状の電極の集合体を使用することもできる。すなわち、針状電極の複数本を所定のピッチで配列し集合したものを、正極としてもよい。なお、正極として針状電極を使用した構成については、後述する(I−2)アルカリ低濃度領域のパターンを形成する第2の方法で説明する。
ガラス基板の温度は、常温(25℃)以上ガラス転移点Tg以下の温度が好ましく、常温以上でガラス転移点より150℃低い温度(Tg−150℃)以下の温度がより好ましい。特に、400℃以下の温度にすることで、ガラス基板の変形や処理部材の劣化を引き起こすことなく、ガラス基板の表層部に、十分な厚さのアルカリ低濃度領域のパターンを形成できる。また、前記温度範囲は、ガラス基板を構成するガラスのTgよりも温度が低く、ガラスは粘性が十分に大きい固体状態を呈する。そのため、ガラス基板中のアルカリ金属イオンが動き過ぎるということがなく、アルカリ金属イオンの移動方向が電界方向である負極に向う方向に限定されるので、コロナ放電による表面処理の効率が高い。ガラス基板の温度は、100〜300℃がより好ましい。ただし、ガラスのTgが400℃以下の場合、ガラス基板の温度は、さらに低い温度が好ましい。
正極と負極との間に印加する直流電圧は、正極と負極との間にコロナ放電を発生させる電圧であり、より具体的には正極からコロナ放電を発生させる電圧である。この印加電圧は、正極の形状や被処理物であるガラス基板の温度によっても変わるが、3〜12kVの範囲とする。印加電圧が3kV未満ではコロナ放電が発生しにくい。印加電圧が12kVを超えると、アーク放電が生じやすくなり、コロナ放電を継続するのが難しい。
被処理物であるガラス基板が配置された、正極と負極との間は、空気または窒素を主体とする雰囲気に保持する。ここで、「空気または窒素を主体とする雰囲気」とは、空気または窒素の含有割合が雰囲気ガス全体の50体積%を超える気体状態をいう。
前記したように、負極はガラス基板の主面(例えば下面)に接触するように配置され、負極とガラス基板との間の通電性が高められているので、ヘリウムやアルゴンのようなプラズマ形成ガスの雰囲気にする必要がない。すなわち、空気または窒素を主体とする雰囲気で、正極の周りにコロナ放電を発生させて、ガラス基板の表面を処理できる。
<(2´)放電処理工程>
この工程では、複数本の針状電極を互いに所定の間隔をおいて所定の配列で、かつ前記ガラス基板の第1の主面から離間して配置してなる電極を、正極とする。そして、このような正極と、前記ガラス基板の第2の主面に接触するように配置された負極との間にコロナ放電を発生させ、前記ガラス基板の正極側表層部の、前記各針状電極の先端部に対向する領域で、アルカリ金属イオンの少なくとも1種を負極側に向って移動させる。
負極23は、固体の導電材料は勿論のこと、溶融金属からなる電極でもよい。溶融金属としては、低融点であるため、In−Sn合金が特に好ましい。
ガラス基板の温度は、前記した(I−1)アルカリ低濃度領域のパターンを形成する第1の方法の(2)放電処理工程における温度と同様である。
正極と負極との間に印加する直流電圧は、針状電極の先端角や被処理物であるガラス基板の温度によっても変わるが、3〜12kVの範囲とする。印加電圧が3kV未満ではコロナ放電が発生しにくい。印加電圧が12kVを超えると、アーク放電が生じやすくなり、コロナ放電を継続するのが難しい。
この工程では、前記(I)アルカリ低濃度領域のパターン形成工程で、第1の主面にアルカリ低濃度領域のパターンが形成されたガラス基板の表面をイオン交換し、圧縮応力が残留する表面層(以下、圧縮応力層ともいう。)を形成する。具体的には、ガラス転移点以下の温度で、ガラス基板の表層部に含まれるイオン半径が小さなアルカリ金属イオン(例えば、Liイオン、Naイオン)を、イオン半径がより大きなアルカリ金属イオン(例えば、Liイオンに対してはNaイオンまたはKイオンであり、Naイオンに対してはKイオン)に置換する。これにより、ガラス基板の表面に圧縮応力層が形成され、ガラスの強度が向上する。
このように、本発明の実施形態で得られた強化ガラス板は、第1の主面に、圧縮応力の大きさが異なる複数の領域がパターン状に形成された構造を有するので、衝撃が加わったときに、割れ(破砕線)が衝撃点から直進しにくい。すなわち、圧縮応力がより小さい領域を迂回するように複数の領域の境界に沿って、複数の経路を通って割れ(破砕線)進展するため、破片が適度に細かくなり、かつ破片の形状が鋭利になりにくい。したがって、破砕の際の安全性が高い。
フロート法により成形した後に切断して得た、アルミノシリケートガラスをベースとする化学強化用ガラス(旭硝子社製、商品名;Dragontrail)の基板(主面が100mm×100mmの矩形で厚さ0.8mm)の第1の主面に、直径5mmの円孔が10mmのピッチで千鳥状に配列された孔明きパターンを有する片面接着処理フッ素樹脂フィルム(日東電工株式会社製、商品名;ニトフロン、厚さ0.13mm)からなるマスクを配置した。
実施例1で使用した基板と同じ化学強化用ガラスの基板を、図5に示す放電処理装置21の正極22と負極23との間に配置し、コロナ放電による処理を行った。
<偏光イメージングによる光弾性(リタデーション)の計測>
複屈折・位相差評価システム((株)フォトニックラティス製、製品名:ワイドレンジWPA−100)により、強化ガラス板の複屈折/位相差を面分布として計測した。なお、このシステムは、歪み(残留応力)を持った透明体に偏光を通すと、歪みの向きと大きさによって偏光が変化する現象を利用し、透明体を通った偏光のリタデーション(位相差)を測定することで、透明体に存在する歪み(残留応力)の向きと大きさを推定するものである。
なお、図7(a)および図7(b)は、それぞれ実施例1の強化ガラス板のリタデーション(位相差)の大きさを青色から赤色の疑似カラーで表示する2Dリタデーション画像および3Dリタデーション画像を、モノクロ写真としたものである。また、図8(a)および図8(b)は、それぞれ実施例2の強化ガラス板のリタデーション(位相差)の大きさを青色から赤色の疑似カラーで表示する2Dリタデーション画像および3Dリタデーション画像を、モノクロ写真としたものである。
さらに、実施例1で使用されたマスクの孔明きパターンを図9(a)に、実施例2で使用された針状電極のガラス基板に対する配置を示す図9(b)にそれぞれ示す。図9(a)において、符号31はマスクを示し、32は孔を示す。図9(b)において、符号33は針状電極を示し、34はガラス基板を示す。
また、前記モノクロ写真ではなく、リタデーション画像そのものからは、マスクの孔明きパターンおよび針状電極の配置位置に対応した領域は、周りの領域に比べて歪みが小さく、圧縮応力が小さくなっていることがわかった。
すなわち、放電処理により、ガラス基板の表層部には、マスクの孔明きパターンまたは針状電極の配置位置に対応して、アルカリ低濃度領域のパターンが形成され、このアルカリ低濃度領域のパターンが形成されたガラス基板を化学強化することで、アルカリ低濃度領域では、周囲に比べて強化のレベル(イオン交換による圧縮応力の上昇)が小さくなるので、アルカリ低濃度領域のパターンに対応する歪みの分布パターン、すなわち圧縮応力の分布パターンを持つ強化ガラス板が得られる。
JIS R3212に準拠する「強化ガラス破壊試験」に基づいて破砕試験を行った。すなわち、実施例1および実施例2で得られた強化ガラス板の放電処理を行った側の面(両面に放電処理を行った実施例2では、どちら側でもよい。)の中心点を衝撃点として、先端部の曲率半径が0.2±0.05mmのポンチを用いて衝撃を加え、ガラス基板を破壊した。
これらの写真から、以下のことがわかる。すなわち、実施例1および実施例2で得られた強化ガラス板では、衝撃が加わったときの割れ(破砕線)が、アルカリ低濃度領域のパターンに対応した経路と通って多方向に分岐して進展するため、破片が適度に細かいうえに鋭利な角が少ない安全な形状であることがわかる。
Claims (2)
- 正極と、アースまたは負極との間に、化学組成においてアルカリ金属酸化物を含有するガラス基板を配置し、前記正極と前記アースまたは負極との間に直流電圧を印加してコロナ放電を発生させ、前記ガラス基板の正極側である第1の主面側の表層部の所定の領域において、アルカリ金属イオンの少なくとも1種を、アースまたは負極側である第2の主面側に向って移動させ、アルカリ金属イオンの少なくとも1種の含有割合が他の領域より低いアルカリ低濃度領域のパターンを形成する工程と、
前記アルカリ低濃度領域のパターンが形成されたガラス基板を化学強化する化学強化工程と、を備え、
前記アルカリ低濃度領域のパターンを形成する工程は、
前記ガラス基板の第1の主面に、絶縁材料からなり、所定のパターンの透孔部または極薄部を有するマスクを配設する工程と、
前記マスクが配設されたガラス基板を、前記正極と前記アースまたは負極との間に、前記マスクの表面が前記正極から離間して対向し、かつ第2の主面が前記アースまたは負極に接触するように配置した後コロナ放電を発生させ、前記ガラス基板の正極側表層部の前記マスクの透孔部または極薄部に対応する領域で、アルカリ金属イオンの少なくとも1種をアースまたは負極側に向って移動させる放電処理工程とを有することを特徴とする強化ガラス板の製造方法。 - 前記正極はワイヤ状の電極であり、このワイヤ状の電極を前記ガラス基板の前記第1の主面に平行に配置する、請求項1に記載の強化ガラス板の製造方法。
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