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JP6243639B2 - 枕 - Google Patents

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JP6243639B2
JP6243639B2 JP2013134056A JP2013134056A JP6243639B2 JP 6243639 B2 JP6243639 B2 JP 6243639B2 JP 2013134056 A JP2013134056 A JP 2013134056A JP 2013134056 A JP2013134056 A JP 2013134056A JP 6243639 B2 JP6243639 B2 JP 6243639B2
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Description

本発明は、端切れ状のマチ布の使用とその縫着を廃し、簡単な構成によってマチを形成し、マチを有する枕を容易かつ安価に製作できるとともに、頭部を載置した際の落ち込みを抑制して頭部の拘束を緩和し、寝返りを容易に行なえる枕に関する。
例えば肩口を冷やさず頸部を優しく支持し、頭部をしっかり支持する枕として、後頭部支持部の両側に側頭部支持部を配置し、これらを仕切り片で区画するとともに、それらの一側に長尺の頸部支持部を配置し、該頸椎支持部に弾力性に富んだ詰物を充填し、側頭部支持部には後頭部支持部の詰物よりも硬い詰物を充填したものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この枕は仕切り片を表地と裏地に直接逢着しているため、仕切り片と頸椎支持部との交差部では詰物の充填スペ−スを十分確保することができず、各支持部に詰物を充填すると前記交差部周辺が落ち込んで凹状になり、これらに後頭部や側頭部を載置しても安定感が得られず快適な睡眠を得られない上に、側頭部支持部の詰物が後頭部支持部の詰物よりも硬いため、頭部の位置が拘束されて寝返りし辛いという問題があった。
このような問題を解決するものとして、後頭部支持部と側頭部支持部と頸部支持部との間を端切れ状の複数のマチ布で区画し、このマチ布の端縁を表地または裏地に逢着し、またはマチ布の端縁を屈曲して交差するマチ布に逢着し、各支持部の間に詰物を十分に充填することによって前記交差部周辺の落ち込みを防止するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
しかし、前記枕は複数のマチ布とその縫着を要し、製作に手間が掛かって高価になる上に、マチ布を表地または裏地に対し垂直に取付けているため、頭部の重量によってマチ布が押し潰され、交差部周辺が落ち込んで凹状になってしまうとともに、各詰物が移動して枕が短期間で型崩れを起こしてしまう等の問題があった。
この問題を解決するものとして、枕ケ−スの内側に端切れ状のマチ布である細長矩形の第1および第2側壁生地を対向配置し、各生地の周囲に上下面生地に逢着可能な縫い代を設けるとともに、第1および第2側壁生地の間にマチ布であるく字形状の第1および第2中央隔壁生地を対向配置し、各生地の周囲に上下面生地に逢着可能な縫い代を設け、枕ケ−ス内を複数室に区画し、各室の外側の側壁と一方の中央隔壁生地の中央に芯材を充填する開口部を設け、両側の第1および第2側部を最も高く形成し、内側の第1および第2頸椎支持部を次に高く形成し、中央の後頭部支持部を最も低く形成したものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記枕は複数のマチ布とその縫着を要し、製作に手間が掛かって高価になる上に、マチ布を表地または裏地に対し垂直に取付けているため、頭部の重量によってマチ布が短期間で押し潰され、中央の後頭部支持部周辺が更に落ち込んで凹状になってしまい、頭部の位置が拘束されて寝返りし辛い上に、開口部が枕ケ−スの四周に配置されているため、芯材充填の作業性が悪く煩雑になる等の問題があった。
そこで、このような問題を解決するものとして、枕ケースの内側に端切れ状のマチ布である左右縦仕切壁を斜め上向きに配置し、それらの内側にマチ布である中央横仕切壁を斜状に配置し、各区画室に袋状のユニット芯材またはチップ芯材を配置し、隣接する芯材を重合させて各室の芯材の段差の形成を防止するとともに、複数の芯材を重合することによって異質の趣向ないし感触を味わえるようにしたものがある(例えば、特許文献4参照)
しかし、前記枕は端切れ状の複数の仕切壁とその縫着を要し、製作に手間が掛かって高価になる上に、頭部の載置面を平坦に構成しているため、頭部の載置時に中央部周辺が落ち込んで凹状になり、頭部の位置が拘束されて寝返りし辛く、しかも側面に複数の開口部を設けているため、芯材充填の作業性が悪く煩雑になる等の問題があった。
また、前記問題を解決する別のものとして、枕ケースの内側に首支持部のマチ布である端切れ状の異形の傾斜仕切壁と、頭支持部のマチ布である端切れ状の異形の傾斜仕切壁を配置し、前記首支持部の傾斜仕切壁に矩形の流動阻止片と、該流動阻止片の両端に流動調製片を配置し、これらの両側に補助仕切壁を配置し、頭部と首を枕の中央に載せた際、流動調製片によって粒状中材が程良く側部へ移動させ、首支持部の適正な高さを確保するとともに、枕の側部を利用した際、流動阻止片によって粒状中材が側部から首支持部に流動する量を抑制し、側部の適正な高さを確保するようにしたものがある(例えば、特許文献5参照)。
しかし、前記枕は端切れ状の複数の複雑な仕切壁とその縫着を要し、製作に手間が掛かって高価になる上に、頭部載置面の中央部を凹状に構成しているため、頭部を載置した際に中央部周辺が更に落ち込んで頭部の位置が拘束されて寝返りし辛く、しかも側面に複数の開口部を設けているため、芯材充填の作業性が悪く煩雑になる等の問題があった。
特開2001−104127号公報 特開2004−321455号公報 特許第3575759号公報 特許第4636402号公報 特開2012−115540号公報
本発明はこのような問題を解決し、端切れ状のマチ布の使用とその縫着を廃し、簡単な構成によってマチを形成し、マチを有する枕を容易かつ安価に製作できるとともに、頭部を載置した際の落ち込みを抑制して頭部の拘束を緩和し、寝返りを容易に行なえる枕を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上面側の枕生地と下面側の枕生地との間に一対の仕切壁を斜状に対向配置し、該仕切壁を介して枕生地の内部に中央室と両側の側室を区画し、前記各室に詰物を充填した枕において、下面側に二枚の第1および第2枕生地を重合配置し、上面側に一枚の第3枕生地を配置し、前記重合配置した第1および第2枕生地の中間部の二位置を離間して縫着し、前記第3枕生地を前記重合配置した上側の第2枕生地に重合し、該第2および第3枕生地を前記第1および第2枕生地の縫着位置よりも外側に離間して平行に縫着し、前記外側の縫着部と内側の縫着部とで前記一対の仕切壁を区画形成し、従来の端切れ状のマチ布の使用とその縫着を廃し、枕生地の使用量を低減して構成を簡潔にし、簡単な構成によって枕のマチを形成し、これを容易かつ安価に製作るようにしている。
請求項2の発明は、第1および第2枕生地と、第2および第3枕生地を縫着した内外の縫着部を枕の相対する一側から他側に向かって平面視斜状に形成し、前記仕切壁を平面視斜状に区画形成し、前記中央室を平面視等脚台形状に形成可能にし、仕切壁を長尺に形成して平面視等脚台形の中央室を形成可能にしている。
請求項3の発明は、下面側に配置した二枚の第1および第2枕生地と、上面側に配置した一枚の第3枕生地とを同形に形成し、第1乃至第3枕生地の構成を簡潔化して、これらを容易に製作し得るようにしている。
請求項4の発明は、下面側に重合配置した二枚の第1および第2枕生地の中間部を平面視等脚台形状に縫着し、それらの縫着部を長尺化して強固に縫着するようにしている。
請求項5の発明は、一枚の第3枕生地と、前記重合配置した上側の第2枕生地の中間部を、前記等脚台形よりも大形の等脚台形状に縫着し、これらの枕生地の縫着によって長尺の仕切壁を区画形成し得るようにしている。
請求項6の発明は、三枚の第1乃至第3枕生地を縫着後、第1枕生地の下面側に前記枕生地と同形の表地を配置し、これらの周縁部を一側周縁を残して縫着し、三枚の枕生地と簡単な構成の表地によって、一対の仕切壁を介し片側に開口する詰物挿入用の3つの袋状部を形成し得るようにしている。
請求項7の発明は、未縫着側に詰物挿入用の3つの袋状部を開口形成し、中央室とその両側の側室に対する3つの袋状部を同側に開口形成し、詰物の充填を簡便に行えるようにしている。
請求項8の発明は、下面側の最下位置の第1枕生地と、表地の一側周縁の無縫着の重合部に手を挿入して表地を裏返し可能にし、枕の体裁を整えるようにしている。
請求項9の発明は、少なくとも一の袋状部に詰物を充填して自立可能にし、他の袋状部に対し詰物を簡便に充填し得るようにしている。
請求項1の発明は、下面側に二枚の第1および第2枕生地を重合配置し、上面側に一枚の第3枕生地を配置し、前記重合配置した第1および第2枕生地の中間部の二位置を離間して縫着し、前記第3 枕生地を前記重合配置した上側の第2枕生地に重合し、該第2および第3枕生地を前記第1および第2 枕生地の縫着位置よりも外側に離間して平行に縫着し、前記外側の縫着部と内側の縫着部とで前記一 対の仕切壁を区画形成したから、従来の端切れ状のマチ布の使用とその縫着を廃し、枕生地の使用量を低減して構成を簡潔にし、簡単な構成によって枕のマチを形成し、これを容易かつ安価に製作ることができる
請求項2の発明は、第1および第2枕生地と、第2および第3枕生地を縫着した内外の縫着部を枕の相対する一側から他側に向かって平面視斜状に形成し、前記仕切壁を平面視斜状に区画形成し、前記中央室を平面視等脚台形状に形成可能にしたから、仕切壁を長尺に形成して平面視等脚台形の中央室を形成することができる。
請求項3の発明は、下面側に配置した二枚の第1および第2枕生地と、上面側に配置した一枚の第3枕生地とを同形に形成したから、第1乃至第3枕生地の構成を簡潔化して、これらを容易に製作することができる。
請求項4の発明は、下面側に重合配置した二枚の第1および第2枕生地の中間部を平面視等脚台形状に縫着したから、それらの縫着部を長尺化して強固に縫着することができる
請求項5の発明は、一枚の第3枕生地と、前記重合配置した上側の第2枕生地の中間部を、前記等脚台形よりも大形の等脚台形状に縫着したから、これらの枕生地の縫着によって長尺の仕切壁を区画形成することができる。
請求項6の発明は、三枚の第1乃至第3枕生地を縫着後、第1枕生地の下面側に前記枕生地と同形の表地を配置し、これらの周縁部を一側周縁を残して縫着したから、三枚の枕生地と簡単な構成の表地によって、一対の仕切壁を介し片側に開口する詰物挿入用の3つの袋状部を形成することができる。
請求項7の発明は、未縫着側に詰物挿入用の3つの袋状部を開口形成したから、中央室とその両側の側室に対する3つの袋状部を同側に開口形成して、詰物の充填を簡便に行なうことができる。
請求項8の発明は、下面側の最下位置の第1枕生地と、表地の一側周縁の無縫着の重合部に手を挿入して表地を裏返し可能にしたから、枕の体裁を整えることができる。
請求項9の発明は、少なくとも一の袋状部に詰物を充填して自立可能にしたから、他の袋状部に対し詰物を簡便に充填することができる。
本発明の枕の上面側を示す斜視図である。 本発明の枕の下面側を示す斜視図である。 図1の正面図である。 図1の背面図である。 図1の右側面図である。
図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 図1のC−C線に沿う断面図である。 本発明の枕の製作に使用した3枚の枕生地を示す斜視図である。 本発明の枕の製作時において、第1および第2枕生地を重合し中央部を縫着した状況を示す平面図である。
第1および第2枕生地を重合し中央部を縫着した状況を示す斜視図である 本発明の枕の製作時において、第2および第3枕生地を第1枕生地に重合し、中央部を縫着した状況を示す平面図である。 第2および第3枕生地を第1枕生地に重合し、中央部を縫着した状況を示す斜視図である。 図13の要部を拡大して示す断面図で、第1乃至第3枕生地の縫着状況を示している。 第1乃至第3枕生地の中央部を縫着後、表地を縫着する前の状況を示す斜視図である。
第1乃至第3枕生地に表地を縫着した状況を示す斜視図である。 表地の縫着後、表地を裏返した状況を示す斜視図である。 表地の裏返後、各袋状部に詰物を充填した状況を示す斜視図である。 前記各袋状部に詰物を充填した状況の要部を拡大して示す断面図である。 本発明の枕の使用状況を示す斜視図である。 本発明の枕の使用状況を示す断面図で、詰物の移動と頭部の落ち込み状況を示している。
以下、本発明を図示の実施形態について説明すると、図1乃至図21において1は横長矩形の枕で、その上面の中央に平面が等脚台形形状の凸部2が突設され、その両側に平面が同形の台形形状からなる側部3,3が形成されている。
前記凸部2は側部3から突出して形成され、その突出高さhの上面は略平坦ないし緩やかな凸状湾曲面に形成されていて、その上面に使用者Pの頭部6を載置可能にしている。
前記凸部2の台形形状は、上底の長さが下底の長さの略1/2に形成され、その高さが下底の長さよりも若干短く形成され、また側部3の台形形状は、図1および図12のように上底の長さが下底の長さの略1/2に形成され、その高さが下底の長さよりも長く形成されている。
前記枕1の下面に同高の3つの凸部4,5,5が突設され、これらは何れも平面が台形形状に形成され、それらを後述の縫着線によって区画している。
このうち、前記凸部4は枕1の下面の中央に配置され、その平面が等脚台形形状に形成され、その上底の長さが下底の長さの1/3に形成され、かつその上底の長さは前記凸部2の上底の長さの1/2に形成され、下底の長さが前記凸部2の下底の長さの略3/4に形成され、高さは凸部2の高さと同一で、下底の長さよりも若干高く形成されている。
前記凸部5,5は凸部4の両側に配置され、これらが凸部4を中心に対称に配置され、その台形形状は上底の長さが下底の長さの2/3に形成され、この上底の長さが前記凸部2の上底の長さと同長に形成され、その高さが下底の長さより若干長く形成されていて、それらの下面は略平坦ないし緩やかな凸状湾曲面に形成されている。
そして、上面の凸部2と側部3との境界部と、下面の凸部4と凸部5との境界部との間に、後述する第2枕生地からなるマチを構成する仕切壁7が斜状に配置されている。
また、下面の凸部4の両側部と凸部5,5との境界部との間に、後述する第2枕生地からなるマチを構成する仕切壁8が斜状に配置されている。
前記仕切壁7,8は、凸部2を上向きに配置し、かつ凸部2に頭部6を載置しない不使用時は、斜め上向きの逆ハ字形状に形成されている。
すなわち、枕1は仕切壁7,8によって、凸部2,4を備えた中央室9と、側部3,5を備えた同様な側室10,10とに区画され、これらの中央室9と側室10,10に詰物11,12が充填されている。
実施形態では、前記中央室9に粒綿、羽毛等の柔軟で弾性を有する軽量な詰物11が充填され、側室10,10に合成樹脂製のパイプや蕎麦殻等の流動性が良好で硬く軽量な詰物12が充填されている。
そして、布団13上に枕1を配置し、凸部2に頭部6を載置する使用時は、頭部6の重量によって中央室9内の詰物11を圧縮し、凸部2を押し下げるとともに、下面の凸部4を押し潰して実質的に消失させ、押圧した詰物11の一部を仕切壁7,8に沿って側部4,5側へ移動させている。
そして、中央室9内に詰物11を押し込んで弾性を増強し、仕切壁7,8を略S字形断面に湾曲させて、側部3,3上面からの頭部6の沈み込みを可及的に抑制するようにしている。この状況は図21のようである。
図9乃至図18は枕1の製作手順を示し、その製作には綿または化学繊維等からなる3枚の第1乃至第3枕生地14,15,16を要する。
前記第1ないし第3枕生地14,15,16は横長矩形の同形の布片からなり、その製作は先ず第1および第2枕生地14,15を重合し、それらの長尺側端縁の隅角部より等距離位置で、その一対の端縁の互いに異なる等距離位置同士を直線状に縫着する。
この状況は図10のようで、前記端縁位置を縫着した縫着線17,18の長さを同長に形成し、該縫着線17,18と一対の端縁とで凸部4を等脚台形に区画形成し、その両側に同形の凸部5を台形に区画形成している。
前記等脚台形は、上底の長さが下底の長さの1/3に形成され、高さが下底よりも若干高く形成され、その両側の台形は、上底の長さが下底の長さの2/3に形成され、高さは下底よりも若干高く形成されていて、上底の長さが前記等脚台形の上底の長さの2倍で、下底の長さが前記等脚台形の下底と同長に形成されている。
したがって、前記第1および第2枕生地14,15の縫着後は、それらの長尺側端縁の中央部を開口した略銅鐸形の筒状部T1が形成される。
次に、前記第2枕生地15上に第3枕生地16を重合し、それらの長尺側端縁の隅角部より等距離位置と、その一対の端縁の互いに異なる等距離位置同士を直線状に縫着し、この縫着線19,20を前記縫着線17,18の外側に配置する。
この状況は図12のようで、縫着線19,20の長さを同長に形成し、該縫着線19,20と一対の端縁とで凸部2を等脚台形に区画形成し、その両側に同形の側部3,3を台形に形成する。
前記等脚台形は前記縫着線17,18による等脚台形よりも大形に形成され、その上底の長さが下底の長さの略1/2に形成され、高さが下底の長さよりも若干短く形成され、かつ上底の長さは前記縫着線17,18による等脚台形の上底の長さの2倍で、下底の長さが前記等脚台形の下底の長さの約4/3に形成されている。
また、前記等脚台形の両側の側部3を形成する台形は、上底の長さが下底の長さの1/2に形成され、高さが下底の長さより若干短く形成されていて、上底の長さが前記縫着線17,18による等脚台形の上底の長さの2倍で、下底の長さが前記等脚台形の下底の長さよりも若干短く形成されている。
したがって、前記第2および第3枕生地15,16の縫着後は、それらの長尺側端縁の中央部を開口した筒状部T1より大形の略銅鐸形の筒状部T2に形成される。
このようにして縫着した第1乃至第3枕生地14,15,16の要部は図14のようで、第2枕生地15の中央部は縫着線19,20によって左右を縫着され、その内側に第1枕生地14の中央部が縫着線17,18によって縫着されている。
そして、前記筒状部T2の一端と、これに隣接する第1および第2枕生地14,15の内側端部は、縫着線19,17で区画した第2枕生地15からなる仕切壁7によって斜状に区画されている。
また、前記筒状部T2の他端と、これに隣接する第1および第2枕生地14,15の内側端部は、縫着線18,20で区画した第2枕生地15からなる仕切壁8によって斜状に区画されている。
前記仕切壁7,8は中央部内側に略逆ハ字状に対向配置され、これらは第1および第2枕生地14,15の変位に連動して起倒可能にされ、第2枕生地15のマチ布として機能可能にされている。
前記第1乃至第3枕生地14,15,16の中央部の縫着後、表地21を用意する。
前記表地21は第1乃至第3枕生地14,15,16と同質の布片を前記枕生地と同形に裁断して形成し、これを第1枕生地13の下部に重合し、縫着線17,18による等脚台形の下底側の長尺側端縁を除く端部周縁を縫着して密封する。図中、22はその縫着線である。この状況は図16のようである。
こうして、第1乃至第3枕生地14,15,16と表地21は、縫着線17〜20,22によって、未縫着側を開口した3種類の袋状に形成され、この袋状部は凸部2,4を形成した中央室9部と、その両側の側部3,5を形成した側室10,10とに区画され、それらの開口側に詰物挿入用の開口部23,24,24を形成している。
そして、前記第1枕生地14の直下に表地21が縫着されずに重合し、第1枕生地14と表地21との間に大きな空隙が形成されている。
そこで、第1枕生地14と表地21との間に手を挿入して表地21を裏返し、その内側に第3乃至第1枕生地16乃至14を配置し、前記縫着線22とその周端縁を枕1の内側に折り込んで隠蔽し、外観の体裁を整える。この状況は図17のようである。
この後、各開口部23,24,24を通して枕中央の袋状部と、その両側の袋状部に詰物11,12を充填する。
実施形態では、第2および第3枕生地15,14で区画する中央の袋状部、つまり中央室9に開口部23から詰物11を充填し、第1および第2枕生地14,15で区画する両側の袋状部、つまり側室10に開口部24から詰物12を充填している。
この状況は図18および図19のようで、各袋状部の開口部23,24,24は枕1の同側の長尺端縁に隣接している。
したがって、詰物11,12を容易かつ速やかに充填し得るとともに、一つの袋状部に詰物を充填後、当該袋状部が所望の設置面積と重量を保持し、その底部を作業台(図示略)上に設置して枕1を自立し得るから、第1乃至第3枕生地14,15,16を保持することなく詰物の充填作業を能率良く行える。そして、各袋状部に詰物11,12を充填後、各開口部23,24,24を縫着して密封する。
こうして各袋状部に詰物11,12を充填し、各開口部23,24,24を縫着して密封すると、中央の袋状部に詰物11が充填されて膨張し、また両側の袋状部に詰物12が充填されて膨張し、それらの膨張によって仕切壁7,8が起立し、隣接する中央室9と側室10とが仕切壁7,8によって斜状に区画され、その両側に詰物11,12が隣接して重合している。
この場合、中央の袋状部は柔軟で嵩張る詰物11の充填によって大きく膨張し、両側の袋状部は硬く定形の詰物12の充填によって膨張を抑制されている。
したがって、中央の袋状部の上面に凸部2が突出して形成され、その凸部2の両側の基部を縫着線19,20が規制する。この状況は図6のようである。
このように本発明の枕1は、第1乃至第3枕生地14〜16において、枕生地14,15、15,16の重合する各一対の左右の縫着線部17,19、18,20を内外若しくは左右に近接して配置し、その対応する二つの縫着部17,19、18,20で区画した布片、つまり仕切壁7,8を斜状に配置して第2枕生地15からなるマチ布を構成したから、従来のように端切れ状の複数のマチ布の使用とその縫着を廃し、構成が簡単で容易かつ安価に製作できる。
また、詰物11,12の充填用の開口部23,24,24を枕1の同側縁に隣接して配置しているから、袋状部に対し詰物11,12の充填を容易かつ速やかに行え、しかも一つの袋状部に詰物を充填すると、その袋状部が自立して他の枕生地14〜16の自立を促すから、他の袋状部に対する詰物の充填を容易かつ能率良く行える。
こうして製作した枕1を使用する場合は、例えば凸部2を上向きにし、その上底側を端部側にして枕1を布団13上に設置し、この布団13上に使用者Pが仰向けに横臥し、頭部6を凸部2上に載置する。この状況は図20のようである。
このようにすると頭部6の重量によって上下の凸部2が押圧され、その分頭部6が落ち込む一方、下側の凸部4が押し潰されて消失し詰物11が中央室9側へ移動する。
また、凸部2内の詰物11が押し縮められて中央室9側へ移動するため、中央室9内に詰物11が増量し、かつそれらが圧縮されて弾性を増強し、その弾性によって頭部6の落ち込み変位を抑制し安定して支持する。
実施形態では、後頭部が側部3,3の上面よりも若干落ち込んだ状態で支持される。この状況は図21のようである。
このような状況から使用者Pが寝返りをする場合、側部3上面からの頭部6の落ち込み変位が抑制され、頭部6の移動の自由度が得られているから、容易に寝返りを行なえる。
そして、前記寝返り時は頭部6の移動に柔軟な詰物11が同動し、詰物11の上部が側部3側へ移動して頭部6および顔面に対する同様な接触状況を維持し、異物の接触による違和感を防止して快適な睡眠の継続を促がす。
しかも前記寝返り時は、仕切壁7,8の上部における詰物11と詰物12との重合比率が漸次変化し、中央部から側部3へ向かって詰物12の重合比率が次第に低くなるから、寝返り状態によって前記重合比率の変化による感触状態が変化する。
すなわち、詰物11の重合比率が高い中央部では柔軟で温暖な感触が得られ、側部3側に移動するにつれて柔軟で温暖な感触が薄れ、代わりに詰物12による硬く冷涼な感触を感得する。
このように、本発明の枕1は寝返りを容易に行なえるとともに、中央部と側部3の詰物11,12の重合比率による多用な感触を得られる。
なお、前述の実施形態では下面側の凸部4,5を同高に形成しているが、中央の凸部4を若干高く突出すれば、頭部6を凸部2に載置した際、凸部2,4の詰物11を中央室9に密集かつ押し縮めることによって、中央室9の弾性を増強し頭部6の沈み込みを抑制して寝返りの容易化を増進し得る。
また、枕1の使用を前記実施形態の代わりに、凸部2を上向きにし、その下底側を端部側にして枕1を布団13上に設置し、または凸部4,5を上向きにして上底側を端部側にし、若しくは下底側を端部側にして枕1を布団13上に設置する場合でも、前述と同様な寝返りと多用な感触を得られ、好みに応じた睡眠状態を選択し得る。
このように本発明の枕は、簡単な構成によってマチを形成したから、従来のような端切れ状のマチ布の使用とその縫着を廃し、マチを有する枕を容易かつ安価に製作できるとともに、頭部を載置した際の落ち込みを抑制して頭部の拘束を緩和し、寝返りを容易に行なえる。
1 枕
2,3 凸部
6 頭部
7,8 仕切壁
9 中央室
10 側室
11,12 詰物
14〜16 枕生地
23,24 開口部
P 使用者

Claims (9)

  1. 上面側の枕生地と下面側の枕生地との間に一対の仕切壁を斜状に対向配置し、該仕切壁を介して枕生地の内部に中央室と両側の側室を区画し、前記各室に詰物を充填した枕において、下面側に二枚の第1および第2枕生地を重合配置し、上面側に一枚の第3枕生地を配置し、前記重合配置した第1および第2枕生地の中間部の二位置を離間して縫着し、前記第3枕生地を前記重合配置した上側の第2枕生地に重合し、該第2および第3枕生地を前記第1および第2枕生地の縫着位置よりも外側に離間して平行に縫着し、前記外側の縫着部と内側の縫着部とで前記一対の仕切壁を区画形成したことを特徴とする枕。
  2. 前記第1および第2枕生地と、第2および第3枕生地を縫着した内外の縫着部を枕の相対する一側から他側に向かって平面視斜状に形成し、前記仕切壁を平面視斜状に区画形成し、前記中央室を平面視等脚台形状に形成可能にした請求項1記載の枕。
  3. 前記下面側に配置した二枚の第1および第2枕生地と、上面側に配置した一枚の第3枕生地とを同形に形成した請求項記載の枕。
  4. 前記下面側に重合配置した二枚の第1および第2枕生地の中間部を平面視等脚台形状に縫着した請求項1記載の枕。
  5. 前記一枚の第3枕生地と、前記重合配置した上側の第2枕生地の中間部を、前記等脚台形よりも大形の等脚台形状に縫着した請求項記載の枕。
  6. 前記三枚の第1乃至第3枕生地を縫着後、第1枕生地の下面側に前記枕生地と同形の表地を配置し、これらの周縁部を一側周縁を残して縫着した請求項3記載の枕。
  7. 前記未縫着側に詰物挿入用の3つの袋状部を開口形成した請求項記載の枕。
  8. 前記下面側の最下位置の第1枕生地と、表地の一側周縁の無縫着の重合部に手を挿入して表地を裏返し可能にした請求項記載の枕。
  9. 少なくとも一の袋状部に詰物を充填して自立可能にした請求項記載の枕。

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