JP6243562B1 - 透明シート、該透明シートを含む防煙垂壁、及び透明シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
項1.厚さが8〜30μmのガラス繊維布帛と、前記ガラス繊維布帛に含浸された状態で含まれる硬化樹脂組成物層と、前記硬化樹脂組成物層に積層された、ポリ塩化ビニル樹脂以外の熱可塑性樹脂を含む熱可塑性樹脂層と、を含む透明シート。
項2.前記硬化樹脂組成物層が、アクリルシラップを含む樹脂組成物を硬化したものである、項1に記載の透明シート。
項3.前記ガラス繊維布帛が織物であり、前記織物を構成するガラス糸が、平均フィラメント径が3.5〜4.5μm、フィラメント本数が20〜110本であり、前記織物が、織密度が経緯ともに80〜120本/25mm、厚さが9〜30μm、質量が9〜35g/m2である、項1又は2に記載の透明シート。
項4.前記透明シートにおいて、前記硬化樹脂組成物層及び前記熱可塑性樹脂層の合計質量が150〜300g/m2である、項1〜3のいずれか1項に記載の透明シート。
項5.前記熱可塑性樹脂層における表面側にさらに使用時に剥離される剥離可能なカバー材が積層され、前記熱可塑性樹脂層が少なくとも表面側に帯電防止剤を含む、項1〜4のいずれか1項に記載の透明シート。
項6.下記促進試験前後の全光線透過率が90%以上、ヘーズが3%以下である、項1〜5のいずれか1項に記載の透明シート。
(促進試験方法)
透明シートを恒温恒湿機に入れ、50℃、湿度90%の湿熱環境下で7日間加熱し、乾燥、自然冷却をおこなう。
項7.項1〜6のいずれか1項に記載の透明シートを含む、防煙垂壁。
項8.ガラス繊維布帛と、前記ガラス繊維布帛に含浸された状態で含まれる光硬化樹脂組成物層と、前記光硬化樹脂組成物層に積層された、熱可塑性樹脂層と、を含む透明シートの製造方法であって、光透過性のカバー材が積層された光透過性の熱可塑性樹脂フィルムを少なくとも2枚準備する工程Aと、ガラス繊維布帛が浸漬された未硬化の光硬化樹脂組成物を、前記工程Aで得られた前記熱可塑性樹脂フィルム2枚で、光透過性のカバー材が外側となるようにして挟んだ状態で、前記未硬化の光硬化樹脂組成物に光を照射し、前記未硬化の光硬化性樹脂組成物を硬化させる工程Bと、を含む、透明シートの製造方法。
本発明の透明シート1において、ガラス繊維布帛2は、複数のガラス繊維により構成されている。ガラス繊維布帛2において、複数のガラス繊維は、互いに絡み合って1枚の布帛を形成している。ガラス繊維布帛2としては、例えば、複数の経糸と複数の緯糸とで構成されるガラス繊維織物(ガラスクロス)が挙げられる。ガラス繊維織物の織組織としては、特に制限されず、例えば、平織、朱子織、綾織、斜子織、畦織などが挙げられる。
ガラス繊維布帛が含まれていない硬化樹脂組成物のシートを、ガラス繊維布帛を含む場合と同じ条件で同じ厚みとして作製し、試験片を幅8mm、長さ20mmとして表面をよく研磨し、JIS K 7142A法に準じ、アッベ屈折計として(株)アタゴ製のNAR−2T、接触液としてジヨードメタン、光源として波長589nmのナトリウムD線を用い、測定温度を23℃として、波長589nmの屈折率を測定する。続いて、光源を自然光として分散値を測定、算出し、下記式(III)に従い、アッベ数を算出する。
アッベ数=(波長589nmの屈折率−1)/分散値 (III)
ガラス繊維を構成するガラス材料を用いて、幅8mm、長さ20mm、厚み5mmのガラスシートを作製し、表面をよく研磨し、JIS K 7142A法に準じ、アッベ屈折計として(株)アタゴ製のNAR−2T、接触液としてジヨードメタン、光源として波長589nmのナトリウムD線を用い、測定温度を23℃として、波長589nmの屈折率を測定する。続いて、光源を自然光として分散値を測定、算出し、上記式(III)に従い、アッベ数を算出する。
本発明の透明シート1において、硬化樹脂組成物層3は、後述のガラス繊維布帛2に含浸されており、硬化性樹脂を含む樹脂組成物の硬化物により形成されている。具体的には、硬化樹脂組成物層3は、硬化性樹脂を含む樹脂組成物に対して、光、熱などのエネルギーを与えることによって樹脂組成物が硬化した硬化物により形成されている。
本発明の透明シート1において、熱可塑性樹脂層4は、ガラス繊維布帛2に含浸された硬化樹脂組成物層3に積層され、透明シート1の高温多湿環境下において長期間使用した場合に透明性を維持させつつ、初期引裂強度を向上させる役割を果たす。
本発明の透明シート1は、必要に応じて、熱可塑性樹脂層4における表面側にさらに使用時に剥離される剥離可能なカバー材5を積層することができる。これにより、例えば、本発明の透明シート1を防煙垂壁とする場合、施工時に透明シート1に傷等が発生し透明性や美感が低下するのを防ぎやすくなる。
本発明の透明シート1の厚さとしては、例えば、使用時に剥離される剥離可能なカバー材5を剥離後の透明シート1の厚さ(すなわち、剥離可能なカバー材5を除く厚さ)としては、100〜300μm、好ましくは150〜200μmが挙げられる。また、本発明の透明シート1の質量として、例えば、使用時に剥離される剥離可能なカバー材5を剥離後の透明シート1の質量(すなわち、剥離可能なカバー材5を除く質量)として、100〜400g/m2が挙げられ、150〜300g/m2が好ましく挙げられる。また、本発明の透明シート1において、前記硬化樹脂組成物層及び前記熱可塑性樹脂層の合計質量が150〜300g/m2、より好ましくは150〜200g/m2であると、不燃性と引裂強度とを一層両立しやすくなるので好ましい。
(促進試験方法)
透明シートを恒温恒湿機に入れ、50℃、湿度90%の湿熱環境下で7日間加熱し、乾燥、自然冷却した後、JIS K7375 2008「プラスチック−全光線透過率及び全光線反射率の求め方」に従って測定する。
(試験方法)
JIS R 3420:2013の7.16のC法(トラペゾイド法)に準じ、透明シートから75mm×150mmの試験片をたて方向、よこ方向にそれぞれ採取し、直角を含む2つの台形部(図3に例示する台形A部に相当)それぞれに裏表両面に滑り止めのためのテープ(積水化学株式会社製商品名600S)を貼付し、切れ目は入れずに、定速荷重型引張試験機(株式会社オリエンテック製商品名RTC−1310A)を用いておこない、最大荷重を測定し、たて方向最大荷重及びよこ方向最大荷重の平均値(=(たて方向最大荷重(N)+よこ方向最大荷重(N))/2)を初期引裂強度(N)とする。
本発明の透明シート1の製造方法としては、特に制限されず、例えば次のような製造方法が挙げられる。まず、上記のガラス繊維布帛2と、硬化樹脂組成物層3を構成する上記の未硬化の硬化樹脂組成物を準備する。該硬化樹脂組成物を熱可塑性樹脂層4とするフィルム(例えばポリエステルフィルム等)に塗布し、ガラス繊維布帛2の両面から当該フィルムを圧着してガラス繊維布帛2の両面側から硬化樹脂組成物を含浸させ、硬化樹脂組成物を加熱や光照射により硬化させて、ガラス繊維布帛2に硬化樹脂組成物層3が含浸され、該硬化樹脂組成物層3に熱可塑性樹脂層4が積層された、透明シート1(熱可塑性樹脂層4/ガラス繊維布帛2に含浸された状態で含まれる硬化樹脂組成物層3/熱可塑性樹脂層4の順で積層された透明シート1)が得られる。
本発明の透明シートの用途としては、防煙垂壁とすることが挙げられる。中でも、本発明の透明シートは、防煙垂壁使用時において最外層となる層が熱可塑性樹脂層4となる場合は、高周波溶着加工が可能となることから、テンション式防煙垂壁用として、好適に用いることができる。本発明において、テンション式防煙垂壁とは、2対の方立の間に透明不燃性シートが張設されてなる垂壁であり、例えば、天井に垂下されて設置される場合の透明不燃性シートの下部側に無目を有さない防煙垂壁が挙げられる。また、
ガラスの代替と成り得ることから、ガラスが用いられている他の用途、例えば、パーティション、間仕切り、防煙シート、防煙カーテン(例えば工場などで使用されるもの)、タッチパネル等に適用することもできる。また、本発明の透明シート1は、硬化性樹脂組成物層4の質量を、例えば、20〜100g/m2、より好ましくは20〜50g/m2とした場合は、より一層柔軟性に優れるものとなることから、ロール製品としやすくなる。当該ロール製品の長手方向長さとしては、例えば、5〜300m等が挙げられる。
(ガラス繊維布帛の製造)
経糸及び緯糸としてユニチカグラスファイバー株式会社製商品名「ECBC3000 1/0 0.5Z」(平均フィラメント径4μm、平均フィラメント本数50本、撚り数0.5Z)を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が95本/25mm、緯糸密度が95本/25mmの平織のガラス繊維織物を得た。ついで、得られたガラス繊維織物に付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を15g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.5MPaの水流加工でガラス繊維織物の張力を経方向が100N/mとしながら拡幅処理を2回施し、ガラス繊維織物を得た。得られたガラス繊維織物は、経糸密度95本/25mm、緯糸密度95本/25mm、厚さ13μm、質量12g/m2、屈折率1.561であった。
前述した、帯電防止処理を施したポリエステルフィルムの、帯電防止処理を施した面側に、前述したポリプロピレンフィルムにアクリル酸エステル系粘着剤を付与したものを、当該粘着剤がポリエステルフィルム側となるように積層し、乾燥させて、前記ポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムを得た。当該フィルムは2枚用意した。
前述のポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルム1枚のポリエステルフィルム面側に、表1に記載の硬化樹脂組成物を塗布した。次に、該硬化樹脂組成物の上に、上記得られたガラス繊維布帛を載せ、1分間静置してガラス繊維布帛の隙間に上記の樹脂を含浸させた。次いで、上から前述のポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムもう1枚をさらに載せ、この上からローラで硬化樹脂組成物層の質量が40g/m2となるように加圧した。その後、ポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムごと、硬化樹脂組成物にブラックライト蛍光ランプ(株式会社東芝製商品名FL15BLB)を用いて光照射(光照射条件:積算光量200mJ/cm2)して硬化樹脂組成物を硬化させ、硬化樹脂組成物層を形成し、図2に例示する積層構造である透明シートを得た。得られた透明シートにおいて、ガラス繊維布帛のガラス繊維間の隙間には、硬化樹脂組成物層(樹脂組成物の硬化物)が含浸されており、ガラス繊維布帛の層の両面上には硬化樹脂組成物層が形成されていた。
(ガラス繊維布帛の製造)
経糸及び緯糸としてユニチカグラスファイバー株式会社製商品名「ECBC3000 1/0 0.5Z」(平均フィラメント径4μm、平均フィラメント本数50本、撚り数0.5Z)を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が95本/25mm、緯糸密度が95本/25mmの平織のガラス繊維織物を得た。ついで、得られたガラス繊維織物に付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を15g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.5MPaの水流加工でガラス繊維織物の張力を経方向が100N/mとしながら拡幅処理を2回施し、ガラス繊維織物を得た。得られたガラス繊維織物は、経糸密度95本/25mm、緯糸密度95本/25mm、厚さ13μm、質量12g/m2、屈折率1.561であった。
前述した、帯電防止処理を施したポリエステルフィルムの、帯電防止処理を施した面側に、前述したポリプロピレンフィルムにアクリル酸エステル系粘着剤を付与したものを、当該粘着剤がポリエステルフィルム側となるように積層し、乾燥させて、前記ポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムを得た。当該フィルムは2枚用意した。
前述のポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルム1枚のポリエステルフィルム面側に、表1に記載の硬化樹脂組成物を塗布した。次に、該硬化樹脂組成物の上に、上記得られたガラス繊維布帛を載せ、1分間静置してガラス繊維布帛の隙間に上記の樹脂を含浸させた。次いで、上から前述のポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムもう1枚をさらに載せ、この上からローラで硬化樹脂組成物層の質量が40g/m2となるように加圧した。その後、ポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムごと、硬化樹脂組成物にブラックライト蛍光ランプ(株式会社東芝製商品名FL15BLB)を用いて光照射(光照射条件:積算光量200mJ/cm2)して硬化樹脂組成物を硬化させ、硬化樹脂組成物層を形成し、図2に例示する積層構造である透明シートを得た。得られた透明シートにおいて、ガラス繊維布帛のガラス繊維間の隙間には、硬化樹脂組成物層(樹脂組成物の硬化物)が含浸されており、ガラス繊維布帛の層の両面上には硬化樹脂組成物層が形成されていた。
(ガラス繊維布帛の製造)
経糸及び緯糸としてユニチカグラスファイバー株式会社製商品名「ECBC3000 1/0 0.5Z」(平均フィラメント径4μm、平均フィラメント本数50本、撚り数0.5Z)を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が95本/25mm、緯糸密度が95本/25mmの平織のガラス繊維織物を得た。ついで、得られたガラス繊維織物に付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を15g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングし、ガラス繊維織物を得た(すなわち、拡幅処理は施さなかった)。得られたガラス繊維織物は、経糸密度95本/25mm、緯糸密度95本/25mm、厚さ15μm、質量12g/m2、屈折率1.561であった。
前述した、帯電防止処理を施したポリエステルフィルムの、帯電防止処理を施した面側に、前述したポリプロピレンフィルムにアクリル酸エステル系粘着剤を付与したものを、当該粘着剤がポリエステルフィルム側となるように積層し、乾燥させて、前記ポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムを得た。当該フィルムは2枚用意した。
前述のポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルム1枚のポリエステルフィルム面側に、表1に記載の硬化樹脂組成物を塗布した。次に、該硬化樹脂組成物の上に、上記得られたガラス繊維布帛を載せ、1分間静置してガラス繊維布帛の隙間に上記の樹脂を含浸させた。次いで、上から前述のポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムもう1枚をさらに載せ、この上からローラで硬化樹脂組成物層の質量が40g/m2となるように加圧した。その後、ポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムごと、硬化樹脂組成物にブラックライト蛍光ランプ(株式会社東芝製商品名FL15BLB)を用いて光照射(光照射条件:積算光量200mJ/cm2)して硬化樹脂組成物を硬化させ、硬化樹脂組成物層を形成し、図2に例示する積層構造である透明シートを得た。得られた透明シートにおいて、ガラス繊維布帛のガラス繊維間の隙間には、硬化樹脂組成物層(樹脂組成物の硬化物)が含浸されており、ガラス繊維布帛の層の両面上には硬化樹脂組成物層が形成されていた。
(ガラス繊維布帛の製造)
経糸及び緯糸としてユニチカグラスファイバー株式会社製商品名「ECC1200 1/0 1.0Z」(平均フィラメント径4.5μm、平均フィラメント本数100本、撚り数1.0Z)を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が90本/25mm、緯糸密度が90本/25mmの平織のガラス繊維織物を得た。ついで、得られたガラス繊維織物に付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を15g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.5MPaの水流加工でガラス繊維織物の張力を経方向が100N/mとしながら拡幅処理を1回施し、ガラス繊維織物を得た。得られたガラス繊維織物は、経糸密度90本/25mm、緯糸密度90本/25mm、厚さ27μm、質量30g/m2、屈折率1.561であった。
前述した、帯電防止処理を施したポリエステルフィルムの、帯電防止処理を施した面側に、前述したポリプロピレンフィルムにアクリル酸エステル系粘着剤を付与したものを、当該粘着剤がポリエステルフィルム側となるように積層し、乾燥させて、前記ポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムを得た。当該フィルムは2枚用意した。
前述のポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルム1枚のポリエステルフィルム面側に、表1に記載の硬化樹脂組成物を塗布した。次に、該硬化樹脂組成物の上に、上記得られたガラス繊維布帛を載せ、1分間静置してガラス繊維布帛の隙間に上記の樹脂を含浸させた。次いで、上から前述のポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムもう1枚をさらに載せ、この上からローラで硬化樹脂組成物層の質量が90g/m2となるように加圧した。その後、ポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムごと、硬化樹脂組成物にブラックライト蛍光ランプ(株式会社東芝製商品名FL15BLB)を用いて光照射(光照射条件:積算光量200mJ/cm2)して硬化樹脂組成物を硬化させ、硬化樹脂組成物層を形成し、図2に例示する積層構造である透明シートを得た。得られた透明シートにおいて、ガラス繊維布帛のガラス繊維間の隙間には、硬化樹脂組成物層(樹脂組成物の硬化物)が含浸されており、ガラス繊維布帛の層の両面上には硬化樹脂組成物層が形成されていた。
(ガラス繊維布帛の製造)
経糸及び緯糸としてユニチカグラスファイバー株式会社製商品名「ECBC3000 1/0 0.5Z」(平均フィラメント径4μm、平均フィラメント本数50本、撚り数0.5Z)を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が95本/25mm、緯糸密度が95本/25mmの平織のガラス繊維織物を得た。ついで、得られたガラス繊維織物に付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を15g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.5MPaの水流加工でガラス繊維織物の張力を経方向が100N/mとしながら拡幅処理を2回施し、ガラス繊維織物を得た。得られたガラス繊維織物は、経糸密度95本/25mm、緯糸密度95本/25mm、厚さ13μm、質量12g/m2、屈折率1.561であった。
前述の塩化ビニル樹脂フィルム1枚に、表1に記載の硬化樹脂組成物を塗布した。次に、該硬化樹脂組成物の上に、上記得られたガラス繊維布帛を載せ、1分間静置してガラス繊維布帛の隙間に上記の樹脂を含浸させた。次いで、上から前述の塩化ビニル樹脂フィルムもう1枚をさらに載せ、この上からローラで硬化樹脂組成物層の質量が40g/m2となるように加圧した。その後、塩化ビニル樹脂フィルムごと、硬化樹脂組成物にブラックライト蛍光ランプ(株式会社東芝製商品名FL15BLB)を用いて光照射(光照射条件:積算光量200mJ/cm2)して硬化樹脂組成物を硬化させ、硬化樹脂組成物層を形成し、透明シートを得た。得られた透明シートにおいて、ガラス繊維布帛のガラス繊維間の隙間には、硬化樹脂組成物層(樹脂組成物の硬化物)が含浸されており、ガラス繊維布帛の層の両面上には硬化樹脂組成物層が形成されていた。
(ガラス繊維布帛の製造)
経糸及び緯糸としてユニチカグラスファイバー株式会社製商品名「ECBC3000 1/0 0.5Z」(平均フィラメント径4μm、平均フィラメント本数50本、撚り数0.5Z)を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が95本/25mm、緯糸密度が95本/25mmの平織のガラス繊維織物を得た。ついで、得られたガラス繊維織物に付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を15g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.5MPaの水流加工でガラス繊維織物の張力を経方向が100N/mとしながら拡幅処理を2回施し、ガラス繊維織物を得た。得られたガラス繊維織物は、経糸密度95本/25mm、緯糸密度95本/25mm、厚さ13μm、質量12g/m2、屈折率1.561であった。
厚さ50μmのPETフィルム上に、表1に記載の硬化樹脂組成物を塗布した。次に、樹脂組成物の上に、上記得られたガラス繊維布帛を載せ、1分間静置してガラス繊維布帛の隙間に上記の樹脂を含浸させた。次いで、上から厚さ0.05mmのPETフィルムを載せ、この上からローラで硬化樹脂組成物層の質量が40g/m2となるように加圧した。その後、上記のPETフィルムごと、樹脂組成物にブラックライト蛍光ランプ(株式会社東芝製商品名FL15BLB)を用いて光照射(光照射条件:積算光量200mJ/cm2)して樹脂組成物を硬化させ、硬化樹脂組成物層を形成した。次に、2枚のPETフィルムを除去して、透明シートを得た。得られた透明シートにおいて、ガラス繊維布帛のガラス繊維間の隙間には、硬化樹脂組成物層(樹脂組成物の硬化物)が含浸されており、ガラス繊維布帛の層の両面上には硬化樹脂組成物層が形成されていた。
(ガラス繊維布帛の製造)
経糸及び緯糸としてユニチカグラスファイバー株式会社製商品名「ECD450 1/0 1.0Z」(平均フィラメント径5μm、平均フィラメント本数200本、撚り数1.0Z)を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が60本/25mm、緯糸密度が60本/25mmの平織のガラス繊維織物を得た。ついで、得られたガラス繊維織物に付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を15g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.5MPaの水流加工でガラス繊維織物の張力を経方向が100N/mとしながら拡幅処理を1回施し、ガラス繊維織物を得た。得られたガラス繊維織物は、経糸密度60本/25mm、緯糸密度60本/25mm、厚さ50μm、質量53g/m2、屈折率1.561であった。
前述した、帯電防止処理を施したポリエステルフィルムの、帯電防止処理を施した面側に、前述したポリプロピレンフィルムにアクリル酸エステル系粘着剤を付与したものを、当該粘着剤がポリエステルフィルム側となるように積層し、乾燥させて、前記ポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムを得た。当該フィルムは2枚用意した。
前述のポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルム1枚のポリエステルフィルム面側に、表1に記載の硬化樹脂組成物を塗布した。次に、該硬化樹脂組成物の上に、上記得られたガラス繊維布帛を載せ、1分間静置してガラス繊維布帛の隙間に上記の樹脂を含浸させた。次いで、上から前述のポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムもう1枚をさらに載せ、この上からローラで硬化樹脂組成物層の質量が160g/m2となるように加圧した。その後、ポリエステルフィルムにポリプロピレンフィルムが積層したフィルムごと、硬化樹脂組成物にブラックライト蛍光ランプ(株式会社東芝製商品名FL15BLB)を用いて光照射(光照射条件:積算光量200mJ/cm2)して硬化樹脂組成物を硬化させ、硬化樹脂組成物層を形成し、図2に例示する積層構造である透明シートを得た。得られた透明シートにおいて、ガラス繊維布帛のガラス繊維間の隙間には、硬化樹脂組成物層(樹脂組成物の硬化物)が含浸されており、ガラス繊維布帛の層の両面上には硬化樹脂組成物層が形成されていた。
透明シートの高温多湿環境下使用前の全光線透過率及びヘーズは、JIS K7375 2008「プラスチック−全光線透過率及び全光線反射率の求め方」に従って測定した。高温多湿環境下使用後の全光線透過率及びヘーズとしては、促進試験として透明シートを恒温恒湿機に入れ、50℃、湿度90%の湿熱環境下で7日間加熱した後の透明シートについてJIS K7375 2008「プラスチック−全光線透過率及び全光線反射率の求め方」に従って測定した。高温多湿環境下使用前後の全光線透過率が90%以上、高温多湿環境下放置前後のヘーズが3%以下のものを合格とした。なお、実施例1〜4、及び比較例3については、剥離可能なカバー材を剥離した後の透明シートについて、評価をおこなった。
前述した方法で測定、算出した。50N以上のものを合格とした。なお、実施例1〜4、及び比較例3については、剥離可能なカバー材を剥離した後の透明シートについて、評価をおこなった。
各透明シートの表面に、輻射電気ヒーターで50kw/m2の輻射熱を照射し、加熱開始後20分間の総発熱量と、加熱開始後20分間に発熱量が200kw/m2を超えた時間を測定した。加熱開始後20分間の総発熱量が8MJ/m2以下であり、加熱開始後20分間に最高発熱速度が10秒以上継続して200kw/m2を超えない場合に、不燃性に優れる(◎)と評価とした。なお、実施例1〜4、及び比較例3については、剥離可能なカバー材を剥離した後の透明シートについて、評価をおこなった。
透明シートを、温度625℃のマッフル炉に入れ60分間熱処理した後に取り出して室温まで冷却させ、ガラス繊維布帛の状態を目視により観察し、以下の基準により評価した。○以上を合格とした。なお、実施例1〜4、及び比較例3については、剥離可能なカバー材を剥離した後の透明シートについて、評価をおこなった。
◎:織目において一辺が0.5mm以上の貫通孔の発生がゼロであり、目荒れがほとんど確認できなかった。
○:織目において一辺が0.5mm以上の貫通孔の発生がゼロであり、やや目荒れが目立ったものの、実用上問題ないレベルであった。
×:織目において一辺が0.5mm以上の貫通孔の発生が確認され、目荒れが目立ち、実用上問題あるレベルであった。
2・・・ガラス繊維布帛
3・・・硬化樹脂組成物層
31、32・・・硬化樹脂組成物層の表面
4・・・熱可塑性樹脂層
41、42・・・熱可塑性樹脂層4の表面側部分
5・・・剥離可能なカバー材
Claims (8)
- 厚さが8〜30μmのガラス繊維布帛と、前記ガラス繊維布帛に含浸された状態で含まれる硬化樹脂組成物層と、
前記硬化樹脂組成物層に積層された、ポリ塩化ビニル樹脂以外の熱可塑性樹脂を含む熱可塑性樹脂層と、を含む透明シートであって、
前記硬化樹脂組成物層が、アクリルシラップを含む樹脂組成物を硬化したものであって、熱可塑性を有していないものである、透明シート。 - 前記透明シートが、防煙垂壁用、パーティション用、間仕切り用、防煙シート用又は防煙カーテン用である、請求項1に記載の透明シート。
- 前記ガラス繊維布帛が織物であり、
前記織物を構成するガラス糸が、平均フィラメント径が3.5〜4.5μm、フィラメント本数が20〜110本であり、
前記織物が、織密度が経緯ともに80〜120本/25mm、厚さが9〜30μm、質量が9〜35g/m2である、請求項1又は2に記載の透明シート。 - 前記透明シートにおいて、前記硬化樹脂組成物層及び前記熱可塑性樹脂層の合計質量が150〜300g/m2である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の透明シート。
- 前記熱可塑性樹脂層における表面側にさらに使用時に剥離される剥離可能なカバー材が積層され、
前記熱可塑性樹脂層が少なくとも表面側に帯電防止剤を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の透明シート。 - 下記促進試験前後の全光線透過率が90%以上、ヘーズが3%以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の透明シート。
(促進試験方法)
透明シートを恒温恒湿機に入れ、50℃、湿度90%の湿熱環境下で7日間加熱し、乾燥、自然冷却をおこなう。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の透明シートを含む、防煙垂壁。
- ガラス繊維布帛と、前記ガラス繊維布帛に含浸された状態で含まれ、熱可塑性を有していない光硬化樹脂組成物層と、前記光硬化樹脂組成物層に積層された、熱可塑性樹脂層と、を含む透明シートの製造方法であって、
光透過性のカバー材が積層された光透過性の熱可塑性樹脂フィルムを少なくとも2枚準備する工程Aと、
ガラス繊維布帛が浸漬されたアクリルシラップを含む未硬化の光硬化樹脂組成物を、前記工程Aで得られた前記熱可塑性樹脂フィルム2枚で、光透過性のカバー材が外側となるようにして挟んだ状態で、前記未硬化の光硬化樹脂組成物に光を照射し、前記未硬化の光硬化性樹脂組成物を硬化させる工程Bと、を含む、透明シートの製造方法。
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