[go: up one dir, main page]

JP6238835B2 - 圧縮機、及びその圧縮機を備えたヒートポンプ装置 - Google Patents

圧縮機、及びその圧縮機を備えたヒートポンプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6238835B2
JP6238835B2 JP2014105405A JP2014105405A JP6238835B2 JP 6238835 B2 JP6238835 B2 JP 6238835B2 JP 2014105405 A JP2014105405 A JP 2014105405A JP 2014105405 A JP2014105405 A JP 2014105405A JP 6238835 B2 JP6238835 B2 JP 6238835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
refrigerant
flame
heat pump
detection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014105405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015218712A (ja
Inventor
佐藤 稔
稔 佐藤
和彦 川尻
和彦 川尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014105405A priority Critical patent/JP6238835B2/ja
Publication of JP2015218712A publication Critical patent/JP2015218712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6238835B2 publication Critical patent/JP6238835B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、火炎検出装置を有する圧縮機、及びその圧縮機を備えたヒートポンプ装置に関するものである。
従来、空調装置や、冷蔵庫等に使用されるヒートポンプ装置は、圧縮機、凝縮器、膨張機構及び蒸発器を有し、これらを冷媒配管で接続して構成されている。このようなヒートポンプ装置において、圧縮機に搭載されている電動機を駆動すると、圧縮機で冷媒が圧縮された後に吐出され、凝縮器で凝縮し、膨張機構で減圧され、蒸発器で蒸発し、再び圧縮機に吸入される。
すると、圧縮機の運転中においてヒートポンプ装置の冷媒回路の圧力は、圧縮機の吐出口から膨張機構の入口までの圧力は大気圧より高い正圧になり、膨張機構の出口から圧縮機の吸入口までの圧力は大気圧より低い負圧となる。
したがって、ヒートポンプ装置の膨張機構の出口から圧縮機の吸入口までの冷媒の流路となる冷媒配管に腐食、溶接不良などによって穴が空いた場合、ヒートポンプ装置の冷凍サイクルを構成する冷媒回路内に空気が混入する場合がある。
また、たとえばヒートポンプ装置の組み立て不良、または、ヒートポンプ装置の設置や撤去等の作業時の衝撃などに起因する人為的な原因によっても、ヒートポンプ装置の冷凍サイクルを構成する冷媒回路内に空気が混入する場合がある。
このように、ヒートポンプ装置の冷媒回路内に混入した空気は、ヒートポンプ装置の冷媒と混合し、可燃性混合気を形成する。または、ヒートポンプ装置の冷媒回路内に混入した空気は、蒸気、ミストなどになっている潤滑油と混合し、可燃性混合気を形成する。
ここで、冷媒として、たとえばイソブタン、プロパン、R32などといった可燃性の冷媒が採用されていたり、潤滑油として可燃性のものが採用されている場合には、可燃性混合気が着火又は発火し、ヒートポンプ装置全体に火災伝播する可能性がある。
すなわち、冷媒及び圧縮機内に貯留された潤滑油のうちの少なくとも一方に可燃性のものが採用されている場合には、圧縮機の運転動作により、冷媒、潤滑油が高圧高温となって、可燃性混合気が着火又は発火し、ヒートポンプ装置全体に火炎伝播したり、ヒートポンプ装置が破損したりする可能性がある。
そこで、従来のヒートポンプ装置には、このような不具合を抑制するため、還元鉄あるいは活性炭からなる酸素吸着剤と、酸素吸着剤を収納するケースと、冷凍サイクル内の酸素を透過し酸素吸着剤と冷凍サイクルを仕切る透過板と、を冷媒回路内に設けたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のヒートポンプ装置は、酸素吸着剤を収納するケースを冷媒回路に設けることで、冷媒と共に冷媒回路内を循環する空気に含まれる酸素を、吸着除去するように構成したものである。
さらに、冷凍サイクルから漏れた可燃性冷媒をガスセンサにより確実に検知し、冷凍サイクル外部での爆発を防止する空気調和機が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の空気調和機は、冷凍サイクル部を配設した底面または側壁にガスセンサを設けることで、冷凍サイクル外部に漏れた可燃性冷媒を検知するように構成したものである。
特開2000−320911号公報(要約、図1) 特開平8−61702号公報(要約、図2)
しかしながら、特許文献1に記載の酸素吸着剤は、吸着速度以上、あるいは吸着容量以上の酸素が冷媒回路内に混入すると、冷媒回路内の可燃性混合気の増大を抑制することができなくなる。このため、冷媒回路内に除去できなくなった空気が増大し、冷媒、または潤滑油が発火してヒートポンプ装置が破損などしてしまう可能性があった。
また、特許文献2に記載のガスセンサは、冷凍サイクルの外部に漏れた可燃性冷媒を検知するため、圧縮機内部の可燃性混合気の形成は検知することができない。すなわち、圧縮機内部の可燃性混合気の着火又は発火を検知することはできず、冷媒回路内の冷媒、または潤滑油が発火してヒートポンプ装置が破損してしまう可能性があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、冷媒及び潤滑油のうちの少なくとも一方に可燃性のものを用いる圧縮機において、腐食や溶接不良等、あるいは人為的な誤操作等によって、万が一、冷媒流路内に空気が混入した場合においても可燃性混合気の着火又は発火を防止し、破損することのない圧縮機、及びその圧縮機を備えたヒートポンプ装置を得ることを目的としている。
本発明に係る圧縮機は、作動流体として冷媒と潤滑油とが流入する圧縮部と、圧縮部を駆動する電動部と、圧縮部及び電動部とを収納する密閉容器と、を備えた圧縮機であって、冷媒と潤滑油との少なくとも一方は、可燃性を有しており、密閉容器内には、圧縮部の吐出側に高圧領域が形成され、高圧領域には、火炎を検出する火炎検出装置が設置されているものである。
本発明に係る圧縮機によれば、冷媒流路内に空気が混入し、空気と可燃性の冷媒や潤滑油とによって可燃性混合気が形成され、圧縮機の運転動作により冷媒が高圧高温になる場合に、圧縮機の高圧高温領域に設けられた火炎検出装置により、可燃性混合気の初期燃焼を検知することができるので、圧縮機内部や冷媒流路内が火炎伝播により破損してしまうことを防止することができる。
実施の形態1に係る圧縮機を備えたヒートポンプ装置の構成図である。 実施の形態1に係る圧縮機の縦断面図である。 実施の形態1に係る圧縮機の火炎検出装置の電極部を示す構成図である。 実施の形態1に係るヒートポンプ装置の圧力上昇と自己発火温度との関係を示した説明図である。 実施の形態2に係る圧縮機の縦断面図である。 実施の形態2に係る圧縮機の火炎検出装置の電極部を示す構成図である。 実施の形態2に係る圧縮機の火炎検出装置の一例を示す平面図である。 実施の形態2に係る圧縮機の火炎検出装置の一例を示す側面図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る圧縮機を備えたヒートポンプ装置の構成図である。
図2は、実施の形態1に係る圧縮機の縦断面図である。
図3は、実施の形態1に係る圧縮機の火炎検出装置の電極部を示す構成図である。
図1を用いて実施の形態1に係る圧縮機1を備えたヒートポンプ装置100の構成について説明する。
[ヒートポンプ装置100]
ヒートポンプ装置100は、空気調和装置、冷蔵庫などの冷凍装置、給湯機等の熱源装置として利用されるものである。本実施の形態1では、ヒートポンプ装置100が空気調和装置に利用されている場合を例として説明する。
ヒートポンプ装置100は、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機1と、凝縮器又は蒸発器として機能する第1熱交換器2と、高圧の冷媒を減圧する膨張弁3と、蒸発器又は凝縮器として機能する第2熱交換器4と、冷媒の流路を切り替える四方弁5と、圧縮機1から吐出された冷媒の脈動を低減させるマフラー6と、余剰冷媒を貯留することができるアキュムレータ7とを有している。
また、ヒートポンプ装置100は、圧縮機1、第1熱交換器2、膨張弁3、第2熱交換器4、四方弁5、マフラー6及びアキュムレータ7などを接続する冷媒配管9を有している。冷媒配管9のうち、圧縮機1と四方弁5とを接続するものを吐出冷媒配管9Aと称し、冷媒配管9のうち、アキュムレータ7と圧縮機1とを接続するものを吸入冷媒配管9Bと称する。
なお、本実施の形態1では、ヒートポンプ装置100の冷媒流路を循環する冷媒には、可燃性の冷媒(たとえば、イソブタン、プロパン、R32など)が採用されるとともに、潤滑油も可燃性の潤滑油が採用されている。
ここで、冷媒流路とは、圧縮機1、第1熱交換器2、膨張弁3、第2熱交換器4、四方弁5、マフラー6、アキュムレータ7及び冷媒配管9によって構成される冷媒回路である。
[第1熱交換器2]
第1熱交換器2は、一方が四方弁5に接続され、他方が膨張弁3に接続され、第1熱交換器2に供給される冷媒と空気との間で熱交換を行わせるものである。ヒートポンプ装置100が暖房運転を実施しているときには、第1熱交換器2が蒸発器として機能し、ヒートポンプ装置100が冷房運転を実施しているときには、凝縮器(放熱器)として機能する。
第1熱交換器2は、たとえば、複数並行に設けられたフィンと、このフィンに接続されるチューブとを有するプレートフィンアンドチューブ型熱交換器で構成するとよい。また、第1熱交換器2には、図示を省略しているが、第1熱交換器2に供給される冷媒と空気との熱交換を促進する送風ファンが付設される。
[膨張弁3]
膨張弁3は、冷媒を減圧、膨張させるものであり、一方が第1熱交換器2に接続され、他方が第2熱交換器4に接続されているものである。なお、膨張弁3は、たとえば開度が可変である電子膨張弁、キャピラリーチューブなどで構成するとよい。
[第2熱交換器4]
第2熱交換器4は、一方が四方弁5に接続され、他方が膨張弁3に接続され、第2熱交換器4に供給される冷媒と、空気との間で熱交換を行わせるものである。ヒートポンプ装置100が暖房運転を実施しているときには、第2熱交換器4が凝縮器として機能し、ヒートポンプ装置100が冷房運転を実施しているときには、蒸発器として機能する。
第2熱交換器4も、第1熱交換器2と同様に、たとえば、複数並行に設けられたフィンと、このフィンに接続されるチューブとを有するプレートフィンアンドチューブ型熱交換器で構成するとよい。また、第2熱交換器4には、図示を省略しているが、第1熱交換器2に供給される冷媒と空気との熱交換を促進し、空調対象空間に空気を供給する送風ファンが付設される。
[四方弁5]
四方弁5は、圧縮機1から吐出された冷媒の流路を、第1熱交換器2に冷媒が流入する流路、あるいは、第2熱交換器4に冷媒が流入する流路に切り替えるものである。例えば、ヒートポンプ装置100が暖房運転を実施する場合には、四方弁5が、圧縮機1から吐出された冷媒を第2熱交換器4に供給するように切り替えられる。
[マフラー6]
マフラー6は、吐出冷媒配管9Aに設けられており、圧縮機1から吐出された冷媒の脈動を低減させるものである。マフラー6は、冷媒流れ方向の上流側が圧縮機1の吐出側に接続されており、冷媒流れ方向の下流側が四方弁5に接続されている。
[アキュムレータ7]
アキュムレータ7は、四方弁5と圧縮機1との間の冷媒配管9に接続されており、蒸発器として機能する第1熱交換器2、または第2熱交換器4から流出した冷媒を液状冷媒と蒸気状冷媒とに分離し、圧縮機1に液状冷媒が吸入されることを抑制するものである。
次に、図2を用いて実施の形態1に係る圧縮機1の構成について説明する。
[圧縮機1]
圧縮機1は、底部に潤滑油を貯留し、冷媒を圧縮する機構などが搭載される密閉容器11と、密閉容器11に収納され、冷媒を圧縮する圧縮要素15と、密閉容器11に収容され、圧縮要素15を駆動する電動要素13と、電動要素13と圧縮要素15とを接続する回転軸14と、密閉容器11内であって上下位置が電動要素13と圧縮要素15との間に設けられている火炎検出装置8とを備えている。
[密閉容器11]
密閉容器11は、圧縮機1の外郭を構成するものである。密閉容器11内には、密閉容器11の内壁と当接して圧縮要素15が固定され、この圧縮要素15の上部に密閉容器11の内壁と当接して電動要素13が固定されている。
密閉容器11には、開口部である吐出口11a及び吸入口11bが形成されている。そして、密閉容器11の吐出口11aの形成位置に、圧縮要素15で圧縮された冷媒を密閉容器11内から吐出する吐出冷媒配管9Aが接続され、密閉容器11の吸入口11bの形成位置に、密閉容器11内に冷媒を供給する吸入冷媒配管9Bが接続されている。
密閉容器11の底部には、潤滑油溜12が形成され、圧縮要素15における摺動摩擦を軽減することができる潤滑油が貯留される。なお、潤滑油溜12に貯留された潤滑油は、冷媒と共に圧縮要素15内に吸入され、圧縮要素15の摺動部などに供給される。
[電動要素13]
電動要素13は、回転軸14が固定され自身の回転を回転軸14に伝達する回転子17と、積層鉄心に複数相の巻線21を装着して構成される固定子16とを有している。
そして、電動要素13は、回転子17が回転軸14に接続されており、回転軸14を介して圧縮要素15を駆動することができるようになっている。つまり、図示省略の電源から固定子16に電力が供給されることによって、回転子17が回転し、この駆動力を回転軸14を介して圧縮要素15に伝達することができるものである。これにより、圧縮要素15が駆動して冷媒を圧縮することができる。
回転子17は、回転子17の内周に回転軸14が接続されているものである。また、回転子17は、回転子17の外周面と、固定子16の内側面との間に予め設定された対向間隔が形成された状態で、回転軸14に支持されている。
固定子16は、回転子17を回転させるものであり、たとえば、複数の油戻し孔18が形成された鉄心19、及び複数相の巻線21などを有するものである。固定子16は、その外周面が密閉容器11の壁部(内周面)に固定されて設けられている。
なお、上記のように固定子16と回転子17との間には、予め設定された間隔が形成されているため、カップマフラー31から放出された高温、高圧の冷媒は、この間隔などを介して密閉容器11内の吐出冷媒配管9Aが接続されている側の空間に供給される。
[圧縮要素15]
圧縮要素15は、密閉容器11内に吸入された冷媒を圧縮するものであり、種々の機構(たとえば、ロータリー式、スクロール式、ベーン式など)のものを採用することができる。ここでは、ロータリー式を例に説明する。
圧縮要素15は、後述のローラ26が設置されるシリンダ24と、回転軸14に接続され、シリンダ24内に回転自在に設けられているローラ26と、このローラ26に接してシリンダ24内を分けるベーン27と、シリンダ24の開口を閉塞すると共に回転軸14を回転自在に支持する上軸受部28及び下軸受部29と、上軸受部28に取り付けられるカップマフラー31とを有している。
シリンダ24は、上下にそれぞれ開口部が形成されており、上軸受部28及び下軸受部29によって閉塞されている。すなわち、シリンダ24の上側には、回転軸14を回転自在に支持する上軸受部28が設けられており、シリンダ24の上側の端面(電動要素13側の端面)を閉塞している。また、シリンダ24の下側には、回転軸14を回転自在に支持する下軸受部29が設けられており、シリンダ24の下側の端面(潤滑油溜12側の端面)を閉塞している。
回転軸14は、上端側が電動要素13の回転子17に接続され、下端側が圧縮要素15の上軸受部28及び下軸受部29に回転自在に支持されているものである。そして、回転軸14は、鉛直方向に平行な軸を中心として回転し、圧縮要素15のローラ26を回転させることができるものである。なお、回転軸14は、ローラ26を偏心運動させる偏心部25を有しており、この偏心部25とローラ26とが接続されている。
ローラ26は、回転軸14に接続され、回転軸14の回転とともに自身も回転し、シリンダ24内に供給された冷媒を圧縮することができるものである。
ベーン27は、ローラ26に接してシリンダ24内を分けるものであり、シリンダ24に形成される図示省略の溝内を往復運動し、先端がローラ26と接しているものである。
そして、シリンダ24、ローラ26及びベーン27などにより、冷媒が圧縮される空間である圧縮室が形成される。この圧縮室は、ローラ26及びベーン27の回転に伴って小さくなっていき、圧縮室に供給された冷媒が圧縮されるようになっている。
上軸受部28には、圧縮要素15の吐出口15aが形成されている。この吐出口15aには、シリンダ24内が予め設定された圧力以上となった際に吐出口15aを開く吐出弁30が、設けられている。
カップマフラー31は、吐出口15aを覆うように吐出口15aの上方に設けられている導電性の円形板部材である。つまり、圧縮要素15で圧縮されて吐出口15aから吐出された冷媒は、カップマフラー31内の空間に一旦吐出された後に、カップマフラー31の吐出口34から密閉容器11内に吐出され、密閉容器11の吐出口11aに接続される吐出冷媒配管9Aを介して圧縮機1の外部に吐出される。
次に、図3を用いて実施の形態1に係る火炎検出装置8の構成について説明する。
[火炎検出装置8]
実施の形態1に係る圧縮機1には、密閉容器11内で発生する火炎を検出する火炎検出装置8が設けられている。
火炎検出装置8は、火炎が形成された際に、火炎中のイオンと電子により流れる電流を検出する電極と、検出制御装置20とを備え、火炎の検知を行うものである。
圧縮機1の運転中に火炎が最初に形成される空間は、例えば圧縮要素15の固定位置よりも上側であって電動要素13の固定位置の下側の高圧領域である。
よって、火炎検出装置8は、圧縮要素15の固定位置よりも上方であって電動要素13の固定位置の下方の空間に設置する。なお、火炎検出装置8の設置位置は限定されるものではなく、電動要素13の上側の空間に火炎が最初に形成される場合などは、設置位置を適宜変更してもよい。
また、圧縮機1を有するヒートポンプ装置100の冷媒流路である冷媒配管9のうち、圧縮機1の吐出側から膨張弁3までの間は高圧高温状態となるため、この高圧領域に火炎検出装置8を配置することも初期の燃焼を検出する上で有効である。
火炎検出装置8は、例えば円柱棒状の導電性を有する金属線で構成されるプラス電極部41と、円柱棒状の導電性を有する金属線で構成されるマイナス電極部42と、プラス電極部41とマイナス電極部42の一方の端部側に接続され、プラス電極部41とマイナス電極部42を圧縮機1の密閉容器11の内壁と電気的に絶縁して固定する接続部43とを有するものである。
接続部43は、プラス電極部41およびマイナス電極部42の一方の端部側に接続され、プラス電極部41およびマイナス電極部42と圧縮機1の密閉容器11を電気的に絶縁するために、碍子や耐熱ゴムなどで密閉容器11の内壁に固定されるものである。
本実施の形態1では、火炎検出装置8のプラス電極部41とマイナス電極部42の形状は、円柱棒状であるものとして説明したが、それに限定されるものではなく平板棒状などへ適宜形状を変更してもよい。
また、プラス電極部41とマイナス電極部42とは数mmの間隙をあけて設置されている。この間隙は数mmには限らないが、間隙が大きくなると流れる電流が小さくなり印加電圧を大きくする必要が生じるため、間隙は極端に大きくせず、数mmにすることが好ましい。
火炎検出装置8において検出結果を判断する検出制御装置20は、火炎検出装置8のプラス電極部41とマイナス電極部42の間に電圧を印加し、プラス電極部41とマイナス電極部42の間に火炎が形成された場合に流れる電流を検出するものである。検出制御装置20により火炎検出装置8の電極部に印加される電圧については直流でも交流でもよい。
検出制御装置20は、検出制御装置本体20Aと接続配線部20Bとを有する。また、この検出制御装置20は、火炎が形成された場合に検出された電流に基づき圧縮機1の駆動を停止する制御装置を兼ねている。
[ヒートポンプ装置100の動作]
このように構成されたヒートポンプ装置100の冷房運転時の動作について説明する。
圧縮機1で圧縮された冷媒は、吐出冷媒配管9Aへ吐出され、マフラー6を経てから第1熱交換器2へ流入する。そして、この冷媒は、第1熱交換器2で凝縮し、膨張弁3で減圧され、第2熱交換器4で蒸発する。蒸発した冷媒は、アキュムレータ7を通って圧縮機1に戻り、ヒートポンプ装置100の冷媒流路内を循環する。このような動作によって、第2熱交換器4で生成される冷熱を、たとえば空調対象空間の冷房に利用することができる。
圧縮機1の運転中、ヒートポンプ装置100の冷媒流路内の圧力は、圧縮機1の吐出口11aから膨張弁3の入口までの圧力は大気圧より高い高圧になり、膨張弁3の出口から圧縮機1の吸入口11bまでの圧力は大気圧より低い負圧となる。
したがって、膨張弁3の出口から圧縮機1の吸入口11bまでの冷媒の流路となる冷媒配管9には、腐食、溶接不良などによって穴が空いてしまった場合には、ヒートポンプ装置100の冷媒流路内に空気が混入してしまう。
また、たとえば冷媒配管9と第1熱交換器2との接続位置が、予め設定されている位置からずれてしまうようなヒートポンプ装置100の組み立て不良や、ヒートポンプ装置100の設置及び撤去などの作業時に発生する人為的な原因によっても、ヒートポンプ装置100の冷媒流路内に空気が混入する場合がある。
このとき、可燃性の冷媒及び可燃性の潤滑油を採用しているヒートポンプ装置100においては、ヒートポンプ装置100内に混入した空気が、可燃性の冷媒と混合して可燃性の混合気を形成したり、可燃性の潤滑油の蒸気、ミストなどと混合して可燃性の混合気を形成する。
ここで、イソブタンの可燃範囲は、大気圧状態で1.8vol%〜8.4vol%であり、プロパンの可燃範囲は、大気圧状態で2.1vol%〜9.5vol%であり、R32の可燃範囲は大気圧状態で13.3vol%〜29.3vol%である。
また、ヒートポンプ装置100で使用される潤滑油も、蒸気、ミストの状態になるため、可燃性の冷媒が無くても、潤滑油の蒸気、ミストが空気と混合されると可燃性の混合気を形成する。
[可燃性混合気の自己着火について]
図4は、実施の形態1に係るヒートポンプ装置の圧力上昇と自己発火温度との関係を示した説明図である。
可燃範囲の混合気濃度になり、圧縮機1の運転により圧縮機1内の圧力と温度が上昇し、冷媒の自己発火温度、または潤滑油の自己発火温度以上に達すると、圧縮機1内の可燃性の混合気が発火する。
可燃性冷媒であるイソブタンの自己発火温度は、大気圧状態では432〜470℃、プロパンでは430〜460℃、R32では648℃である。一般に、冷媒の圧力が高くなると、その分、冷媒の自己発火温度は低くなる。
潤滑油の自己発火温度は、一般的に公表されていないが、ある潤滑油において自己発火温度について調べたところ、潤滑油のミストが約400℃で自己発火した。潤滑油の種類によって自己発火温度は異なるが、潤滑油は、冷媒よりも低い温度で自己発火する場合があることがわかる。
したがって例えば、ヒートポンプ装置100にこの潤滑油と、イソブタンを有する可燃性冷媒とが採用されている場合には、自己発火温度が低い方の潤滑油が先に自己発火することになる。
圧縮機1内の圧力と温度に関しては、特に圧縮要素15の固定位置よりも上方であって電動要素13の固定位置の下方の空間が高圧高温領域となる。この空間で可燃性の混合気が自己発火温度に達して火炎が形成されることが多い。この空間での自己発火による火炎形成を繰り返しながら、圧縮機1の運転により冷媒の圧力と温度が更に上昇すると、圧縮機1内の全体の圧力と温度が自己発火温度に達し、圧縮機1全体に広がる爆発現象となる。この場合の爆発後の圧力は高圧となり圧縮機1の耐圧を上回り、圧縮機1が破損する場合もある。
なお、可燃性の混合気の濃度および温度の両方が自己発火条件になるのは圧縮機1の密閉容器11の内部に限定されるわけではなく、ヒートポンプ装置100の冷媒流路内のうち圧縮機1から膨張弁3の入口までの高圧高温の範囲でも火炎が形成されることがある。
[火炎検出装置8の機能について]
火炎検出装置8のプラス電極部41とマイナス電極部42の間は電気的に絶縁されているため、圧縮機1の通常動作において火炎がない状況では電圧を印加しても電流が流れることはない。
これに対して、可燃性混合気が着火して火炎検出装置8のプラス電極部41とマイナス電極部42の間に火炎が形成された場合には、火炎中に存在するプラス電荷イオンがマイナス極に移動し、マイナス電荷の電子がプラス極に移動するため、電流が流れるようになる。
検出制御装置20は、この火炎形成による電流を検出する。そして、電流を検出した場合には、圧縮機1の駆動を停止する。
[効果]
本実施の形態1に係るヒートポンプ装置100は、冷媒流路内に空気が混入し、冷媒及び潤滑油のうちの少なくとも一方と可燃性混合気を形成した場合において、圧縮機1内部、または、ヒートポンプ装置100の冷媒流路の高圧高温領域に形成される火炎を火炎検出装置8で検出し、検出制御装置20により圧縮機1の駆動を停止させるので、発火後の圧縮機1内部の圧力上昇を低く抑えることができる。これにより、火炎が圧縮機1内部の全体やヒートポンプ装置100の冷媒流路内全体に伝播することを抑制し、圧縮機1ひいてはヒートポンプ装置100が破損してしまうことを防止することができる。
実施の形態2.
本実施の形態2に係るヒートポンプ装置の圧縮機1は、実施の形態1に係る火炎検出装置8に代えて他の例の火炎検出装置10を設けた点が異なっており、その他の構成は実施の形態1で示した圧縮機1と同様である。
図5は、実施の形態2に係る圧縮機の縦断面図である。
図6は、実施の形態2に係る圧縮機の火炎検出装置の電極部を示す構成図である。
図7は、実施の形態2に係る圧縮機の火炎検出装置の一例を示す平面図である。
図8は、実施の形態2に係る圧縮機の火炎検出装置の一例を示す側面図である。
なお、実施の形態2では、実施の形態1に対する相違点を中心に説明するものとする。
[火炎検出装置10]
火炎検出装置10は、図6に示すように円柱棒状の導電性を有する金属線で構成される電極部51と、電極部51の一方の端部側に接続され、電極部51を圧縮機1の密閉容器11の内壁と電気的に絶縁して固定する接続部52とを有するものである。
本実施の形態2では、火炎検出装置10の電極部51はその形状が円柱棒状であるものとして説明するが、それに限定されるものではなく、適宜形状を変更してもよい。
火炎検出装置10の電極部51は、図5、7、8に示すように、カップマフラー31の吐出口34の直上の位置に、カップマフラー31とは数mmの間隙をあけて設置されている。この間隙は数mmには限らないが、間隙が大きくなると後述する印加電圧を大きくする必要が生じるため、間隙は数mmにするのが好ましい。
接続部52は実施の形態1で説明した接続部43と同じく、碍子や耐熱ゴムなどの絶縁体で構成されるものである。導電性のカップマフラー31と密閉容器11は電気的に圧縮要素15などの部品を介して導通している。
したがって、密閉容器11に電圧を印加するとカップマフラー31にも同じ電圧が作用する。碍子や耐熱ゴムなどの絶縁体で構成される接続部52を介することで、火炎検出装置10の電極部51と密閉容器11、すなわち火炎検出装置10の電極部51とカップマフラー31とは絶縁されている。
実施の形態1では火炎を検出する2つの電極をプラス電極部41とマイナス電極部42にした構成であるのに対して、実施の形態2では2つの電極を電極部51とカップマフラー31とした構成である。すなわち、実施の形態2では電極部51とカップマフラー31の間に検出制御装置20により電圧を印加し、この間に火炎が形成された場合の電流を検知するものである。
検出制御装置20により火炎検出装置10の電極部51とカップマフラー31に印加される電圧については直流でも交流でもよい。
直流を印加する場合には、電極としての面積が大きなカップマフラー31をマイナス極、電極としての面積が小さな火炎検出装置10の電極部51をプラス極にするのが好ましい。火炎検出装置10の電極部51をプラス極にした方が電流が流れやすいのは、火炎中のイオンと電子の移動度の違いによるものである。プラス電荷イオンは電子に比較して移動度が小さく、到達する側のマイナス極の面積が大きい方が、電流が流れやすい電極構成になるためである。
火炎検出装置10の電極部51をマイナス極、カップマフラー31をプラス極と逆にすると、火炎中のイオンと電子の移動度の違いに起因して、流れる電流値が小さくなるため、印加する電圧を大きくするなどの調整が必要であるものの、この場合も火炎の検出は可能である。
印加される電圧を交流にする場合には、火炎検出装置10の電極部51とカップマフラー31の極性は関係ない。この交流印加の場合には、電極の面積の違いによる整流作用が生じる。火炎検出装置10の電極部51がプラス極でカップマフラー31がマイナス極になった場合は、上述のイオンと電子の移動度の違いで電流が流れやすい極性になる。これに対して、火炎検出装置10の電極部51がマイナス極でカップマフラー31がプラス極になった場合は、電流が流れにくい極性になる。したがって、交流波形である正弦波のおよそ半分だけに作用する整流効果を有する。
このように、火炎検出装置10の電極部51とカップマフラー31との間に直流を印加しても交流を印加しても、圧縮機1の内部の着火を検知することが可能である。
なお、火炎検出装置10の電極部51とカップマフラー31との間隙を大きくすると、流れる電流が小さくなるため、間隙が大きくなると印加電圧を大きくする必要が生じる。
圧縮機1内の圧力と温度に関しては、特に、圧縮要素15内部あるいはその吐出弁30近傍が最も高圧高温になり、この近傍で可燃性の混合気が発火し、カップマフラー31内の可燃性混合気が燃焼してカップマフラー31の吐出口34に火炎が形成される。
この時点では、自己発火条件に達しているのは圧縮要素15内部あるいはその吐出弁30近傍のみであるため、圧縮機1内部の全体に達することはなく、カップマフラー31の吐出口34に火炎が形成されるのみである。このカップマフラー31の吐出口34に形成された火炎を、電極部51とカップマフラー31の間に流れる電流を検出して検知することができる。この火炎形成による電流を検出した場合には、検出制御装置20により圧縮機1の駆動を停止する。
[効果]
本実施の形態2に係るヒートポンプ装置は、実施の形態1に係るヒートポンプ装置100の有する効果と同様に、圧縮機1内部の高圧領域に形成される火炎を火炎検出装置10で検出し、検出制御装置20により圧縮機1の駆動を停止させるので、発火後の圧縮機1内部の圧力上昇を低く抑えることができる。これにより、火炎が圧縮機1内部の全体やヒートポンプ装置100の冷媒流路内全体に伝播することを抑制し、圧縮機1ひいてはヒートポンプ装置100が破損してしまうことを防止することができる。
なお、実施の形態1及び実施の形態2において、火炎検出装置8もしくは火炎検出装置10を使用して検出制御装置20で火炎による電流を検出する場合、検出電流値の上限値を設定すると誤動作を防止できる。火炎により流れる電流は、上述したようにプラス電荷イオンが関与しており、その電流値には上限値がある。これに対して、2つの電極の間にたとえば潤滑油の液滴が付着した場合には、流れる電流値は極めて大きくなる。したがって、検出電流値の上限値を設定することで、火炎形成による電流か他の要因による電流かの区別ができるようになり、検出制御装置20による誤判定や誤動作を防止することが可能となる。
1 圧縮機、2 第1熱交換器、3 膨張弁、4 第2熱交換器、5 四方弁、6 マフラー、7 アキュムレータ、8 火炎検出装置、9 冷媒配管、9A 吐出冷媒配管、9B 吸入冷媒配管、10 火炎検出装置、11 密閉容器、11a 吐出口、11b 吸入口、12 潤滑油溜、13 電動要素、14 回転軸、15 圧縮要素、15a 吐出口、16 固定子、17 回転子、18 油戻し孔、19 鉄心、20 検出制御装置、20A 検出制御装置本体、20B 接続配線部、21 巻線、24 シリンダ、25 偏心部、26 ローラ、27 ベーン、28 上軸受部、29 下軸受部、30 吐出弁、31 カップマフラー、34 吐出口、41 プラス電極部、42 マイナス電極部、43 接続部、51 電極部、52 接続部、100 ヒートポンプ装置。

Claims (16)

  1. 作動流体として冷媒と潤滑油とが流入する圧縮部と、該圧縮部を駆動する電動部と、前記圧縮部及び前記電動部とを収納する密閉容器と、を備えた圧縮機であって、
    前記冷媒と前記潤滑油との少なくとも一方は、可燃性を有しており、
    前記密閉容器内には、前記圧縮部の吐出側に高圧領域が形成され、
    前記高圧領域には、火炎を検出する火炎検出装置が設置されていることを特徴とする圧縮機。
  2. 前記火炎検出装置は、火炎を検出した時に、前記電動部を停止させることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記火炎検出装置は、一対の電極部を有し、
    前記電極部は、前記圧縮部の吐出口に対向する位置に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の圧縮機。
  4. 前記電極部の間に電圧を印加し該電極部の間に流れる電流値を測定することで火炎を検出することを特徴とする請求項3に記載の圧縮機。
  5. 前記一対の電極部の一方は、前記圧縮部の吐出口を覆うように設置された導電性のカップマフラーであることを特徴とする請求項3または4に記載の圧縮機。
  6. 前記一対の電極部の他方は、前記カップマフラーの吐出口に対向する位置に配置されることを特徴とする請求項5に記載の圧縮機。
  7. 前記カップマフラーは、マイナス極として作用し、
    前記一対の電極部の他方は、プラス極として作用することを特徴とする請求項5または6に記載の圧縮機。
  8. 前記火炎検出装置は、前記電流値が上限値を有する規定範囲内の値を示した時に火炎が発生したと判定することを特徴とする請求項4、請求項4に従属する請求項5または6のいずれか1項に記載の圧縮機。
  9. 前記冷媒は組成として、イソブタン、プロパン、R32のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の圧縮機。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載の圧縮機と、凝縮器と、膨張機構と、蒸発器と、を冷媒流路で接続したことを特徴とするヒートポンプ装置。
  11. 少なくとも圧縮機と、凝縮器と、膨張機構と、蒸発器と、を冷媒流路で接続し、前記冷媒流路に作動流体として冷媒と潤滑油とを流通させたヒートポンプ装置であって、
    前記冷媒と前記潤滑油との少なくとも一方は、可燃性を有しており、
    前記冷媒流路のうち前記圧縮機から前記膨張機構までの高圧領域には、火炎を検出する火炎検出装置が設置されていることを特徴とするヒートポンプ装置。
  12. 前記火炎検出装置は、火炎を検出した時に、前記圧縮機を停止させることを特徴とする請求項11に記載のヒートポンプ装置。
  13. 前記火炎検出装置は、一対の電極部を有していることを特徴とする請求項1または1に記載のヒートポンプ装置。
  14. 前記電極部の間に電圧を印加し該電極部の間に流れる電流値を測定することで火炎を検出することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  15. 前記火炎検出装置は、前記電流値が上限値を有する規定範囲内の値を示した時に火炎が発生したと判定することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  16. 前記冷媒は組成として、イソブタン、プロパン、R32のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項11〜15のいずれか1項に記載のヒートポンプ装置。
JP2014105405A 2014-05-21 2014-05-21 圧縮機、及びその圧縮機を備えたヒートポンプ装置 Expired - Fee Related JP6238835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014105405A JP6238835B2 (ja) 2014-05-21 2014-05-21 圧縮機、及びその圧縮機を備えたヒートポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014105405A JP6238835B2 (ja) 2014-05-21 2014-05-21 圧縮機、及びその圧縮機を備えたヒートポンプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015218712A JP2015218712A (ja) 2015-12-07
JP6238835B2 true JP6238835B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=54778288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014105405A Expired - Fee Related JP6238835B2 (ja) 2014-05-21 2014-05-21 圧縮機、及びその圧縮機を備えたヒートポンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6238835B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4332466A4 (en) * 2021-04-27 2024-05-29 Mitsubishi Electric Corporation AIR CONDITIONING DEVICE

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5197848A (ja) * 1975-02-26 1976-08-28
JP2000320911A (ja) * 1999-05-11 2000-11-24 Matsushita Refrig Co Ltd 冷凍サイクル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015218712A (ja) 2015-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015136977A1 (ja) 圧縮機及び冷凍サイクル装置
US20230167346A1 (en) Use of composition as refrigerant in device, device, and refrigeration cycle apparatus
JP2017516024A (ja) 二段回転式コンプレッサーおよび冷却サイクル装置
JP2010043627A (ja) 圧縮機
JP6238835B2 (ja) 圧縮機、及びその圧縮機を備えたヒートポンプ装置
WO2022050352A1 (ja) 冷媒としての使用、および、冷凍サイクル装置
US20140134018A1 (en) Flammable refrigerant systems and compressors
JP7316324B2 (ja) 圧縮機における冷媒としての使用、圧縮機、および、冷凍サイクル装置
KR20180103943A (ko) 압축기 및 냉동 사이클 장치
JP2014214910A (ja) ヒートポンプ装置
KR20150088128A (ko) 냉동장치 및 압축기
KR102044315B1 (ko) 압축기
WO2023181402A1 (ja) 冷凍回路及びそれを備える冷凍サイクル装置
JP6624809B2 (ja) 圧縮機、及びその圧縮機を備えたヒートポンプ装置
JP6906138B2 (ja) 冷凍サイクル装置
WO2014115350A1 (ja) 冷凍機及び圧縮機
WO2019102532A1 (ja) 圧縮機及び冷凍サイクル装置
WO2022004896A1 (ja) 圧縮機における冷媒としての使用、圧縮機、および、冷凍サイクル装置
JP6301036B2 (ja) 圧縮機
WO2022004895A1 (ja) 圧縮機における冷媒としての使用、圧縮機、および、冷凍サイクル装置
US20250043787A1 (en) Method using refrigerant for compressor, compressor, and refrigeration cycle apparatus
KR102509989B1 (ko) 압축기 및 그 제어 방법
JP2015102072A (ja) 圧縮機、空気調和機
JP2008303738A (ja) 流体機械
JP2000054959A (ja) 冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6238835

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees