JP6237453B2 - 物理量検出装置 - Google Patents
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Description
る。すなわち、ブリッジ回路部の異常に基づく成分が各信号処理部の合算値に反映されないので、各信号処理回路部の出力に基づいてブリッジ回路部の異常を判定することができない。
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る物理量検出装置は、例えば圧力媒体の圧力を検出する圧力センサ装置として構成されている。このような物理量検出装置は、図1に示されるように、定電流回路部10、ブリッジ回路部20、温度特性調整部30、第1信号処理回路部40、第2信号処理回路部50、遮断回路部60、及び判定回路部70を備えて構成されている。
差電圧と第2差電圧との合算値が正常範囲内であるか否かを判定する。判定回路部70は、第1差電圧と第2差電圧との差分が正常範囲内であるか否かを判定しても良い。また、判定回路部70は判定結果に応じてセンサ装置80の遮断回路部60の切替部63に指令を出す。この判定回路部70により、物理量検出装置において、ブリッジ回路部20の異常の有無を判定することができる。
[正常時:圧力が0(MPa)の場合]
ブリッジ回路部20に圧力が印加されていない場合、ブリッジ回路部20の第1中点25の第1電圧をVspとすると、Vspは数1で表される。
(数1)
Vsp=Vg+α
同様に、ブリッジ回路部20の第2中点26の第2電圧をVsmとすると、Vsmは数2で表される。
(数2)
Vsm=Vg−α
さらに、温度特性調整部30の第3中点33の第3電圧をVsとすると、Vsは数3で表される。
(数3)
Vs=Vg+β
したがって、第1信号処理回路部40で生成される第1差電圧をV1とすると、V1は数4で表される。ここで、第1調整部42において調整されるオフセット成分をVz1とし、温度特性成分をVt1とする。
(数4)
V1={(Vsp−Vsm)×A+Vz1+Vt1}×B=C
これは、第1電圧と第2電圧との差電圧であるVsp−Vsm(=2α)が第1増幅部41でA倍されると共に第1調整部42でVz1+Vt1の調整が行われ、さらにこの信号が第1出力部43でB倍されることでCとなることを意味している。Vz1+Vt1は例えば−2Aαとなるように設定される。ここで、Cは圧力が0の場合のV1の初期オフセット値である。
(数5)
V2={(Vsm−Vs)×A+Vz2+Vt2}×2B=D
これは、第2電圧と第3電圧との差電圧であるVsm−Vs(=−α−β)が第2増幅部51でA倍されると共に第2調整部52でVz2+Vt2の調整が行われ、さらにこの信号が第2出力部53で2B倍されることでDとなることを意味している。Vz2+Vt2は例えばA(α+β)となるように設定される。ここで、Dは圧力が0の場合のV2の初期オフセット値である。
[正常時:圧力がP(MPa)の場合]
ブリッジ回路部20にPの圧力が印加されている場合、ブリッジ回路部20の第1中点25の第1電圧(Vsp)は数6で表される。なお、Vgは圧力により変動しないとする。
(数6)
Vsp=Vg+α+ΔV
同様に、ブリッジ回路部20の第2中点26の第2電圧(Vsm)は数7で表される。
(数7)
Vsm=Vg−α−ΔV
さらに、温度特性調整部30の第3中点33の第3電圧(Vs)は数8で表される。
(数8)
Vs=Vg+β
したがって、第1信号処理回路部40で生成される第1差電圧(V1)は数9で表される。
(数9)
V1={(Vsp−Vsm)×A+Vz1+Vt1}×B=C+2ABΔV
これは、Vsp−Vsm(=2α+2ΔV)が第1増幅部41でA倍されると共に第1調整部42でVz1+Vt1(=−2Aα)の調整が行われ、さらにこの信号が第1出力部43でB倍されることで+2ABΔVの変動が生じることを意味している。2ABΔVの成分は圧力値に応じた大きさとなる。
V2={(Vsm−Vs)×A+Vz2+Vt2}×2B=D−2ABΔV
これは、Vsm−Vs(=−α−β−ΔV)が第2増幅部51でA倍されると共に第2調整部52でVz2+Vt2(=A(α+β))の調整が行われ、さらにこの信号が第2出力部53で2B倍されることで−2ABΔVの変動が生じることを意味している。
[異常時;第1電圧(Vsp)の場合]
ブリッジ回路部20にP(MPa)の圧力が印加されている場合、ブリッジ回路部20
の第1中点25の第1電圧(Vsp)は数11で表される。
(数11)
Vsp=Vg+α+ΔV+γ
同様に、ブリッジ回路部20の第2中点26の第2電圧(Vsm)は数12で表される。(数12)
Vsm=Vg−α−ΔV
さらに、温度特性調整部30の第3中点33の第3電圧(Vs)は数13で表される。
(数13)
Vs=Vg+β
したがって、第1信号処理回路部40で生成される第1差電圧(V1)は数14で表される。
(数14)
V1={(Vsp−Vsm)×A+Vz1+Vt1}×B=C+2ABΔV+2ABγ
これは、Vsp−Vsm(=2α+2ΔV+γ)が第1増幅部41でA倍されると共に第1調整部42でVz1+Vt1(=−2Aα)の調整が行われ、さらにこの信号が第1出力部43でB倍されることで+2ABΔV+2ABγの変動が発生することを意味している。
V2={(Vsm−Vs)×A+Vz2+Vt2}×2B=D−2ABΔV
これは、Vsm−Vs(=−α−β−ΔV)が第2増幅部51でA倍されると共に第2調整部52でVz2+Vt2(=A(α+β))の調整が行われ、さらにこの信号が第2出力部53で2B倍されることで−2ABΔVの変動が生じることを意味している。
[異常時;第2差電圧(V2)の場合]
ブリッジ回路部20にP(MPa)の圧力が印加されている場合、ブリッジ回路部20の第1中点25の第1電圧(Vsp)は数16で表される。
(数16)
Vsp=Vg+α+ΔV
同様に、ブリッジ回路部20の第2中点26の第2電圧(Vsm)は数17で表される。(数17)
Vsm=Vg−α−ΔV+γ
さらに、温度特性調整部30の第3中点33の第3電圧(Vs)は数18で表される。
(数18)
Vs=Vg+β
したがって、第1信号処理回路部40で生成される第1差電圧(V1)は数19で表される。
(数19)
V1={(Vsp−Vsm)×A+Vz1+Vt1}×B=C+2ABΔV+ABγ
これは、Vsp−Vsm(=2α+2ΔV−γ)が第1増幅部41でA倍されると共に第1調整部42でVz1+Vt1(=−2Aα)の調整が行われ、さらにこの信号が第1出力部43でB倍されることで+2ABΔV+ABの変動が発生することを意味している。
V2={(Vsm−Vs)×A+Vz2+Vt2}×2B=D−2ABΔV+2ABγ
これは、Vsm−Vs(=−α−β−ΔV+γ)が第2増幅部51でA倍されると共に第2調整部52でVz2+Vt2(=A(α+β))の調整が行われ、さらにこの信号が第2出力部53で2B倍されることで−2ABΔV+2ABγの変動が生じることを意味している。
(数21)
Vsp=δ(Vg+α+ΔV)
同様に、ブリッジ回路部20の第2電圧(Vsm)は数22で表される。
(数22)
Vsm=δ(Vg−α−ΔV)
さらに、温度特性調整部30の第3中点33の第3電圧(Vs)は数23で表される。
(数23)
Vs=δ(Vg+β)
定電流回路部10の異常は、ブリッジ回路部20及び温度特性調整部30の全体に掛かるものであるので、第1電圧(Vsp)、第2電圧(Vsm)、及び第3電圧(Vs)はδによって支配される。
(数24)
V1={(Vsp−Vsm)×A+Vz1+Vt1}×B=C+{δA(2α+2ΔV)−2Aα}×B
また、第2信号処理回路部50で生成される第2差電圧(V2)は数25で表される。
(数25)
V2={(Vsm−Vs)×A+Vz2+Vt2}×2B=D+{δA(−α−β−ΔV)+A(α+β)}×2B
このように、定電流回路部10の異常時では数24及び数25に示されるように第1差電圧(V1)と第2差電圧(V2)とは全く異なる値となる。したがって、判定回路部70は、第1差電圧(V1)と第2差電圧(V2)との合算値が正常範囲を超えると判定する。また、判定回路部70は、合算値に基づいて定電流回路部10の異常であると判定し、遮断回路部60に対して第1スイッチ部61及び第2スイッチ部62を遮断する旨の指令を出す。
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態では、図3に示されるように、温度特性調整部30は1つの第3抵抗34によって構成されている。そして、第3抵抗34のローサイドの電圧すなわちグランド電圧が第3電圧(Vs)とされる。このように、ブリッジ回路部20に印加される入力電圧(V)に対応する第3電圧(Vs)をグランド電圧としても良い。
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態では、図4に示されるように、第3抵抗34のハイサイドの電圧すなわち入力電圧が第3電圧(Vs)とされる。このように、ブリッジ回路部20に印加される入力電圧(V)に対応する第3電圧(Vs)を入力電圧(V)そのものとしても良い。
本実施形態に係る物理量検出装置の構成は、図1に示された構成と同じである。但し、上記各実施形態に係るブリッジ回路部20の第1〜第4歪みゲージ21〜24は平衡条件を満たすホイートストンブリッジ回路として構成されていた。しかしながら、本実施形態に係るブリッジ回路部20の第1〜第4歪みゲージ21〜24は平衡条件を満たさないブリッジ回路として構成されている。すなわち、第1〜第4歪みゲージ21〜24は平衡条件を満たさないように各抵抗値がそれぞれ設定されている。つまり、第1〜第4歪みゲージ21〜24のゲージバランスが予め崩されている。これにより、ブリッジ回路部20は、オフセット成分を含んだ第1検出信号及び第2検出信号を出力する。
(数26)
Vsp={R2/(R1+R2)}×I
また、第3歪みゲージ23の抵抗値をR3、第4歪みゲージ24の抵抗値をR4とすると、第2中点26の第2電圧(Vsm)は数27で表される。
(数27)
Vsm={R4/(R3+R4)}×I
さらに、温度特性調節部30の第1抵抗31の抵抗値をR5とし、第2抵抗32の抵抗値をR6とすると、温度特性調整部30の第3中点33の第3電圧をVsは数28で表される。
(数28)
Vs={R6/(R5+R6)}×I
したがって、第1信号処理回路部40で生成される第1差電圧(V1)は、数29で表される。
(数29)
V1={(Vsp−Vsm)×A+Vz1+Vt1}×B=ΔE−ΔE=0
これは、第1電圧と第2電圧との差電圧であるVsp−Vsm(=Rg1×I)が第1増幅部41でAB倍されるとΔEとなり、さらに第1調整部42で(Vz1+Vt1)×B(=−ΔE)のオフセット調整が行われることを意味している。すなわち、第1信号処理回路部40は第1オフセット補正値として−ΔEを有している。上述のように、第1〜第4歪みゲージ21〜24のゲージバランスが崩されているので、第1信号処理回路部40は第1オフセット補正値(−ΔE)によって第1検出信号に含まれるオフセット成分を補正する。なお、Rg1は数30で表される。
(数30)
Rg1=(R2R3−R1R4)/{(R1+R2)×(R3+R4)}
また、第2信号処理回路部50で生成される第2差電圧(V2)は、数31で表される。
(数31)
V2={(Vsm−Vs)×A+Vz2+Vt2}×2B=−(1/2)×ΔE+(1/2)×ΔE=0
これは、第2電圧と第3電圧との差電圧であるVsm−Vs(=Rg2×I)が第2増幅部51で2AB倍されると−(1/2)×ΔEとなり、さらに第2調整部52で(Vz2+Vt2)×2B(=+(1/2)×ΔE)のオフセット調整が行われることを意味している。すなわち、第2信号処理回路部50は第2オフセット補正値として+(1/2)×ΔEを有している。上述のように、第1〜第4歪みゲージ21〜24のゲージバランスが崩されているので、第2信号処理回路部50は第2オフセット補正値(+(1/2)×ΔE)によって第1検出信号に含まれるオフセット成分を補正する。なお、Rg2は数32で表される。
(数32)
Rg2=(R4R5−R3R6)/{(R3+R4)×(R5+R6)}
そして、ECU90の判定回路部70は、第1差電圧(V1)と第2差電圧(V2)との合算値を取得する。合算値は数33で表される。
(数33)
V1+V2=0
判定回路部70は、第1差電圧(V1)と第2差電圧(V2)との合算値が正常範囲内であると判定し、定電流回路部10に異常が無いと判定する。
(数34)
V1={(Vsp−Vsm)×A+Vz1+Vt1}×B=2ΔE−ΔE=ΔE
これは、(Vsp−Vsm)×A×B(=2ΔE)が2倍の値になるのに対し、第1オフセット補正値である(Vz1+Vt1)×B(=−ΔE)の値には変化がないため、演算結果としてΔEが残ることを示している。
(数35)
V2={(Vsm−Vs)×A+Vz2+Vt2}×2B=−ΔE+(1/2)×ΔE=−(1/2)×ΔE
これは、(Vsm−Vs)×2ABが2倍の値になるのに対し、第2オフセット補正値である(Vz2+Vt2)×2B(=+(1/2)×ΔE)の値には変化がないため、演算結果として−(1/2)×ΔEが残ることを示している。
(数36)
V1+V2=(1/2)×ΔE
このように、定電流回路部10に異常が発生している場合は第1差電圧(V1)と第2差電圧(V2)との合算値に異常成分が生じる。すなわち、定電流回路部10からブリッジ回路部20に供給される電流値に変化が生じると、第1電位差(V1)のVsp−Vsmと第2電位差(V2)のVsm−Vsとに差が生じる。したがって、判定回路部70は、第1差電圧(V1)と第2差電圧(V2)との合算値が正常範囲を超えると判定し、定電流回路部10に異常が発生していると判定する。
上記各実施形態で示された物理量検出装置の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、物理量検出装置が検出すべき物理量は圧力に限られず、検出対象はブリッジ回路部20によって検出可能な他の物理量でも良い。
21〜24 第1〜第4歪みゲージ
25 第1中点
26 第2中点
30 温度特性調整部
40 第1信号処理回路部
50 第2信号処理回路部
Claims (7)
- 物理量の印加に応じて抵抗値が変化すると共に前記抵抗値が温度に応じて変化する第1歪みゲージ(21)、第2歪みゲージ(22)、第3歪みゲージ(23)、及び第4歪みゲージ(24)によってブリッジ回路が構成されており、当該ブリッジ回路に印加される入力電圧に基づいて前記第1歪みゲージ(21)と前記第2歪みゲージ(22)との第1中点(25)の第1電圧を第1検出信号として出力すると共に、前記第3歪みゲージ(23)と前記第4歪みゲージ(24)との第2中点(26)の第2電圧を第2検出信号として出力するブリッジ回路部(20)と、
前記ブリッジ回路部(20)に対して並列に接続されており、前記第1〜第4歪みゲージ(21〜24)よりも前記物理量の印加及び前記温度に対する抵抗値の変化が小さいものであり、前記ブリッジ回路部(20)に印加される前記入力電圧に対応する第3電圧を第3検出信号として出力する温度特性調整部(30)と、
前記第1検出信号及び前記第2検出信号を入力し、前記第1電圧と前記第2電圧との差電圧を第1増幅率で増幅した第1差電圧を第1差電圧信号として出力する第1信号処理回路部(40)と、
前記第2検出信号及び前記第3検出信号を入力し、前記第2電圧と前記第3電圧との差電圧を前記第1増幅率とは異なる第2増幅率で増幅した第2差電圧を第2差電圧信号として出力する第2信号処理回路部(50)と、
を備えていることを特徴とする物理量検出装置。 - 前記第1差電圧信号及び前記第2差電圧信号を入力し、前記第1差電圧と前記第2差電圧とが正常範囲内であるか否かを判定することにより前記ブリッジ回路部(20)の異常の有無を判定する判定回路部(70)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の物理量検出装置。
- 前記第1信号処理回路部(40)から出力される前記第1差電圧信号と、前記第2信号処理回路部(50)から出力される前記第2差電圧信号と、のうち前記判定回路部(70)によって異常であると判定された信号の出力を遮断する遮断回路部(60)を備えていることを特徴とする請求項2に記載の物理量検出装置。
- 前記ブリッジ回路部(20)は、前記第1〜第4歪みゲージ(21〜24)が平衡条件を満たさないように前記第1〜第4歪みゲージ(21〜24)の各抵抗値がそれぞれ設定されており、これにより、前記第1検出信号及び前記第2検出信号としてオフセット成分を含んだ信号を出力するようになっており、
前記第1信号処理回路部(40)は、前記オフセット成分を補正するための第1オフセット補正値を有し、当該第1オフセット補正値によって前記第1差電圧を補正し、
前記第2信号処理回路部(50)は、前記オフセット成分を補正するための第2オフセット補正値を有し、当該第2オフセット補正値によって前記第2差電圧を補正し、
さらに、
前記ブリッジ回路部(20)及び前記温度特性調整部(30)に定電流を供給する定電流回路部(10)と、
前記第1差電圧信号及び前記第2差電圧信号を入力し、前記第1差電圧と前記第2差電圧との和が正常範囲内であるか否かを判定することにより前記定電流回路部(10)の異常の有無を判定する判定回路部(70)と、を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の物理量検出装置。 - 前記温度特性調整部(30)は、第1抵抗(31)と当該第1抵抗(31)と同じ抵抗値の第2抵抗(32)とが直列接続されて構成されており、前記第1抵抗(31)と前記第2抵抗(32)との第3中点(33)の電圧が前記第3電圧とされ、当該第3電圧を前記第3検出信号として出力するようになっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の物理量検出装置。
- 前記温度特性調整部(30)は、1つの抵抗(34)によって構成されていると共に前記抵抗(34)のローサイドがグランドに電気的に接続されており、当該抵抗(34)のローサイドの電圧が前記第3電圧とされ、当該第3電圧を前記第3検出信号として出力するようになっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の物理量検出装置。
- 前記温度特性調整部(30)は、1つの抵抗(34)によって構成されていると共に前記抵抗(34)のハイサイドに前記入力電圧が印加されており、当該抵抗(34)のハイサイドの入力電圧が前記第3電圧とされ、当該第3電圧を前記第3検出信号として出力するようになっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の物理量検出装置。
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