JP6232486B2 - 光学積層体の製造方法 - Google Patents
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Description
[1]少なくとも、保護フィルムと、第1の粘着剤層と、偏光板とを有する光学積層体の製造方法であって、
前記保護フィルムと前記第1の粘着剤層と前記偏光板とを貼合せ、光学積層体の前駆体を作製する工程、および、
前記光学積層体の前駆体を、50℃未満の温度、かつ、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置する工程、
を含む、光学積層体の製造方法。
[2]前記光学積層体が、さらに機能性フィルムと、第2の粘着剤層とを有する、[1]に記載の光学積層体の製造方法であって、
さらに、前記機能性フィルムと、前記第2の粘着剤層とを貼合せる工程、および
前記第2の粘着剤層を、50℃未満の温度、かつ、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置する工程、
を含む、光学積層体の製造方法。
[3]前記光学積層体が、さらに第3の粘着剤層および剥離紙を有する、[1]または[2]に記載の光学積層体の製造方法であって、
さらに、第3の粘着剤層と剥離紙とを貼合せる工程、および
前記第3の粘着剤層を、50℃未満の温度、かつ、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置する工程、
を含む、光学積層体の製造方法。
[4]前記光学積層体の厚さが、200μm以下である、[1]〜[3]のいずれか1に記載の、光学積層体の製造方法。
[5]前記偏光板の厚さが、10〜65μm以下である、[1]〜[4]のいずれか1に記載の、光学積層体の製造方法。
[6]保護フィルムの厚さが、100μm以下である、[1]〜[5]のいずれか1に記載の、光学積層体の製造方法。
前記保護フィルムと前記第1の粘着剤層と前記偏光板とを貼合せ、光学積層体の前駆体を作製する工程、および、
前記光学積層体の前駆体を、50℃未満の温度、かつ、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置する工程(以下、「前駆体の後処理工程」または「第1の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程」ともいう)
を含む、光学積層体の製造方法に関する。
本発明の製造方法によれば、第1の粘着剤層の存在する気泡サイズを効果的に縮小でき、気泡を効果的に除去できる。なお、本発明において、圧力単位が「MPaG」で示される場合、その圧力は、特に指定がない限り、ゲージ圧を意味する。
さらに、得られた光学積層体の寸法変化と、反り量の変化量についても抑制できる。
これらの温度範囲および圧力範囲である限り、温度と圧力の組合せは限定されない。例えば、温度が15〜30℃である場合、圧力は0.2〜0.5MPaGであってもよい。
例えば、温度は、上記範囲に加えて、10〜45℃であってもよく、30℃超〜50℃未満であってもよく、35℃〜45℃あってもよい。
また、加圧雰囲気は、上記範囲に加えて、0.3〜0.6MPaG、0.35〜0.55MPaGの範囲であってもよい。
例えば、3〜30分かけて処理をおこなう。なお、本明細書において、加圧時間とは、特に記載のない限り、加圧の開始から、所定の圧力に達し、その後一定の圧力を保持した時間の合計である。また、圧力を段階的に増加させてもよく、一定の上昇率で圧力を増加させてもよい。
このような条件で減圧を行うことにより、気泡サイズの縮小および気泡除去を効果的に行え、さらに、光学積層体の収縮を予防できる。また、得られた光学積層体の反り量が著しく大きくなることを防ぎ得る。
本明細書において減圧時間とは、特に記載のない限り、減圧の開始から、常圧に達するまでの時間を意味する。減圧を段階的に行ってもよく、一定の変化率で圧力を低下させてもよい。
例えば、光学積層体の製造方法は、保護フィルムと第1の粘着剤層を貼合わせた後に、前駆体の予備処理工程を含み、その後、前駆体の後処理工程を含んでもよい。
第1の粘着剤層と偏光板を貼合わせた後、前駆体の後処理工程を含んでもよい。光学積層体の前駆体を作製する前段階において、前駆体の予備処理工程を含むことにより、さらに効果的に気泡を除去できる。
さらに、前記機能性フィルムと、前記第2の粘着剤層とを貼合せる工程、および
前記第2の粘着剤層を、50℃未満の温度、かつ、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置する工程(以下、「第2の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程」ともいう)を含む、光学積層体の製造方法を提供する。
本発明の製造方法によれば、少なくとも、第2の粘着剤層の存在する気泡サイズを効果的に縮小でき、気泡を効果的に除去できる。
さらに、得られた光学積層体の寸法変化と、反り量の変化量についても抑制できる。
また、保護フィルムと、第1の粘着剤層と、機能性フィルムと、第2の粘着剤層とを貼合せた後におこなってもよい。
例えば、保護フィルムと、第1の粘着剤層と、機能性フィルムと、第2の粘着剤層とを貼合せ、得られた光学積層体の前駆体を、50℃未満の温度、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置し、第2の粘着剤層に存在する気泡を縮小または除去し、次いで、第2の粘着剤層における機能性フィルムとは反対側の面に偏光板を貼合わせ、偏光板を含む、光学積層体の前駆体を50℃未満の温度、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置し、第2の粘着剤層に存在する気泡を縮小または除去し、光学積層体を得てもよい。
さらには、保護フィルムと、第1の粘着剤層と、機能性フィルムと、第2の粘着剤層と、偏光板とを貼合せた後に、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置し、第2の粘着剤層に存在する気泡を縮小または除去し、光学積層体を得てもよい。
いずれの形態であっても、第2の粘着剤層が、50℃未満の温度、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置されることにより、第2の粘着剤層に存在する気泡を、効率的に除去できる。
また、第2の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程を単独で行ってもよい。第2の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程は、第1の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程と共に行う場合、上記前駆体の後処理工程に付される条件に従い行われ得る。また、第1の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程と、第2の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程とを、それぞれ独立して行う場合、処理温度、圧力等の条件は、同一であってもよく、異なってもよい。施された第1および第2の粘着剤層の種類、厚さ等により、これらの条件を適宜設定できる。
これらの温度範囲および圧力範囲である限り、温度と圧力の組合せは限定されない。例えば、温度15〜30℃であるの場合、圧力は0.2〜0.5MPaGであってもよい。
例えば、温度は、上記範囲に加えて、10〜45℃であってもよく、30℃超〜50℃未満であってもよく、35℃〜45℃あってもよい。
また、加圧雰囲気は、上記範囲に加えて、0.3〜0.6MPaG、0.35〜0.55MPaGの範囲であってもよい。
このような範囲で減圧を行うことにより、気泡サイズの縮小および気泡の除去を効果的に行え、さらに、光学積層体の収縮を予防できる。また、得られた光学積層体の反り量が著しく大きくなることを防ぎ得る。
さらに、第3の粘着剤層と剥離紙とを貼合せる工程、および
前記第3の粘着剤層を、50℃未満の温度、かつ、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置する工程(以下、「第3の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程」ともいう)、
を含む、光学積層体の製造方法を提供する。
上記工程を含むことにより、少なくとも、第3の粘着剤層の存在する気泡サイズを効果的に縮小でき、気泡を効果的に除去できる。
さらに、得られた光学積層体の寸法変化と、反り量の変化量についても抑制できる。
また、保護フィルムと、第1の粘着剤層と、機能性フィルムと、第2の粘着剤層と偏光板と第3の粘着剤層とを貼合せた後におこなってもよい。
例えば、保護フィルムと、第1の粘着剤層と、機能性フィルムと、第2の粘着剤層と偏光板と第3の粘着剤層と剥離紙とを貼合せ、得られた光学積層体の前駆体を、50℃未満の温度、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置し、上記前駆体の後処理工程を経て、光学積層体を得てもよい。このような場合、本明細書においては、上記「前駆体の後処理工程」に「第3の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程」が含まれることになる。
いずれの形態であっても、第3の粘着剤層が、50℃未満の温度、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置されることにより、第3の粘着剤層に存在する気泡を、効率的に除去できる。
これらの前駆体の後処理工程をそれぞれ独立して行う場合、処理温度、圧力等の条件は、同一であってもよく、異なってもよい。
さらに、第1の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程と、第2の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程とを同一工程で行い、第3の粘着剤層を含む前駆体の後処理工程を独立して行う場合、処理温度、圧力等の条件は、両者において同一であってもよく、異なってもよい。施された第1〜第3の粘着剤層の種類、厚さ等により、これらの条件を適宜設定できる。
これらの温度範囲および圧力範囲である限り、温度と圧力の組合せは限定されない。例えば、温度15〜30℃であるの場合、圧力は0.2〜0.5MPaGであってもよい。
例えば、温度は、上記範囲に加えて、10〜45℃であってもよく、30℃超〜50℃未満であってもよく、35℃〜45℃あってもよい。
また、加圧雰囲気は、上記範囲に加えて、0.3〜0.6MPaG、0.35〜0.55MPaGの範囲であってもよい。
このような範囲で減圧を行うことにより、気泡サイズの縮小および気泡の除去を効果的に行え、さらに、光学積層体の収縮を予防できる。また、得られた光学積層体の反り量が著しく大きくなることを防ぎ得る。
気泡サイズを計算する方法を、図2に基づいて説明する。図2は、本発明の気泡サイズを計算する方法を説明する図であり、(a)は点状の気泡(点状気泡)の大きさを計算する方法を説明する図であり、(b)は斑点状の気泡(斑点状気泡)の大きさを計算する方法を説明する図である。なお、図2の(a)および(b)中に示した矢印Eは、偏光板の光学軸方向を示している。
Φ1 =(a+b)/2 …(1)
から求められる。
Φ2 =(c+d)/2 …(2)
から求められる。
気泡サイズの変化率平均は、例えば、1〜70%であり、特に、10〜60%である。
また、気泡の縮小および除去に関する評価は、気泡縮小率を算出して評価してもよい(具体的な算出方法は、実施例に記載した)。気泡縮小率の値が100%であると、観察された気泡全てにおいて気泡サイズが縮小したことを意味する。気泡縮小率は、例えば10〜100%であり、特に、30〜100%である。
さらに、気泡の縮小および除去に関する評価は、気泡サイズが10%以上減少した割合を算出することにより行ってもよい。本発明の製造方法によれば、例えば、気泡サイズが10%以上減少した気泡の割合は、100%となる場合がある。気泡サイズが10%以上減少した気泡の割合は、例えば、20〜100%である。
上記評価に代えて、または加えて、当該技術分野において既知の方法により気泡サイズを測定し、評価を行ってもよい。
偏光板3の厚さがこのような範囲であることにより、例えば、液晶ディスプレイの薄型化が可能となる。偏光板3の厚さがこのような範囲であっても、液晶パネルを囲む枠(額縁)の幅を狭くしたもの(狭額縁)に貼り付ける光学フィルムとして、寸法精度要求の高いフィルム製造することができる。さらに、反り量の抑制により光学フィルムを張り付け後の液晶ディスプレイの反り量を抑えることができる。
なお、本明細書において変化量がマイナスの値を取る場合、光学積層体の前駆体が収縮し、光学積層体が得られたことを意味する。
長辺方向の変化量(以下、長辺変化量と記載する場合もある)、および短辺方向の変化量(以下、短辺変化量と記載する場合もある)が上記範囲内であることにより、光学積層体の著しい収縮が生じておらず、薄型の光学積層体に要求される寸法精度を保つことができる。
寸法変化率長辺=(LAC後−LAC前)/LAC前×100
同様に、短辺方向の寸法変化率(以下、「寸法変化率短辺」と記載する場合もある)は、次式に従い導かれる
寸法変化率短辺=(WAC後−WAC前)/WAC前×100
なお、本明細書において変化量がマイナスの値を取る場合、光学積層体の前駆体が収縮し、光学積層体が得られたことを意味する。
例えば、光学積層体の前駆体を、30℃超〜50℃未満、具体的には、35℃〜45℃の温度、かつ、0.2MPaG以上、例えば、0.2〜0.7MPaGの雰囲気中に20分以下、例えば1分〜10分間配置する場合、光学積層体の前駆体の「寸法変化率長辺」は、例えば−0.01〜0.01%の範囲であることができ、光学積層体の前駆体の「寸法変化率短辺」は、例えば−0.01〜0.01%の範囲であることができる。
例えば、光学積層体の反り量から、光学積層体の前駆体の反り量を差し引いた差から反り量の変化量を求めることにより、光学積層体の反りの大小を評価できる。
具体的には、光学積層体10における反り量は、例えば、図3に示すように、光学積層体10をカールの向きが図3で示す向きとなる様に水平なガラスパネル60に載せ、面内中心部の水平面70(ガラスパネル60の水平面)に対する、端部の盛り上がりの相対高さ(Δhw)を測定したものである。
また、光学積層体の前駆体の反り量は、上記光学積層体と同様に、例えば、本発明に係る製造方法を経て得られた光学積層体の前駆体をカールの向きが図3で示す向きとなる様に水平なガラスパネルに載せ、面内中心部の水平面(ガラスパネルの水平面)に対する、端部の盛り上がりの相対高さを測定したものである。
反り量の変化量は、このようにして求めた光学積層体の反り量から、光学積層体の前駆体の反り量を差し引いた差である。
ここで、反り量の変化量を絶対値で示すと、変化量の絶対値が大きくなるにつれ、光学積層体の反りも大きくなることを意味する。
図3に、参考として、光学積層体の断面図と、反り量の関係とを示す概略図を示す。
例えば、長さ10〜13cm、幅6〜10cm未満、厚さ60〜200μmの光学積層体の場合、反り量の変化量は、−1〜+1mmであり得る。
(前駆体A)
粘着剤付保護フィルム−A1:PET樹脂フィルム(厚さ38μm)にアクリル樹脂系粘着剤(厚さ15μm、貯蔵弾性率0.2MPa)を塗布したもの(藤森工業製)。
第2の粘着剤:アクリル樹脂系粘着剤、厚さ15μm、貯蔵弾性率0.5MPa
第3の粘着剤:アクリル樹脂系粘着剤、厚さ20μm、貯蔵弾性率0.4MPa
偏光板−A1:住友化学製、SR024CUT、厚さ20μm、偏光板構成:PVA/COP、ポリビニルアルコール系接着剤
剥離紙:PET樹脂フィルム(厚さ38μm)にシリコン系離型剤を塗布したもの
機能性フィルム:スリーエム社製、輝度向上フィルム、APF−V3−HC、厚さ28μm
(前駆体B)
粘着剤付保護フィルム−B1:PET樹脂フィルム(厚さ38μm)にアクリル樹脂系粘着剤(厚さ20μm、貯蔵弾性率0.2MPa)を塗布したもの(藤森工業製)。
偏光板−B1:住友化学製、SRCZ4QJ−HCB、厚さ60μm、偏光板構成:TAC/PVA/COP、ポリビニルアルコール系接着剤。
(前駆体C)
粘着剤付保護フィルム−C1:PET樹脂フィルム(厚さ38μm)にアクリル樹脂系粘着剤(厚さ25μm、貯蔵弾性率0.2MPa)を塗布したもの(藤森工業製)。
偏光板−C1:住友化学製、SRW062A、厚さ100μm、偏光板構成:TAC/PVA/COP、ポリビニルアルコール系接着剤。
第1の粘着剤層に用いたアクリル系感圧性粘着剤の25℃における貯蔵弾性率は、0.2MPaであった。第2の粘着剤層に用いたアクリル系感圧性粘着剤の50℃における貯蔵弾性率は、0.5MPaであった。第3の粘着剤層に用いたアクリル系感圧性粘着剤の50℃における貯蔵弾性率は、0.4MPaであった。上記粘着剤の貯蔵弾性率(σ)は、測定対象の粘着剤からなる直径8mm×厚さ1mmの円柱状の試験片を作製し、動的粘弾性測定装置(Dynamic Analyzer RDA II:Reometric社製)を用いて、周波数1Hzの捻りせん断法で初期歪み1Nとし、温度23℃または50℃の条件で測定を行った(WO2009/119435 A1の段落〔0164〕の記載を参照)。
光学積層体の前駆体Aの作製
保護フィルムと、第1の粘着剤層と、機能性フィルムと、第2の粘着剤層と、偏光板と、第3の粘着剤層と、剥離紙とを貼合せ、光学積層体Aの前駆体を作製した。得られた光学積層体Aの前駆体における気泡サイズ等の各種物性値を、後述の方法に従い測定した。
光学積層体A−1の製造
光学積層体Aの前駆体を、10.6cm×9.1cmの大きさに裁断し、光学積層体Aの前駆体における保護フィルムと第1の粘着剤層の間に、100μm径の疑似異物を導入し、人工的な気泡を作製した。
次いで、光学積層体Aの前駆体を、オートクレーブ(栗原製作所製、型番YK−750L)を用いて、圧力0.2MPaG、温度常温25℃の環境下で5分間にわたって加圧し、次いで、10分かけて、オートクレーブ内の圧力を、常圧(0)MPaGに減圧することを含む、前駆体の後処理工程を経て、光学積層体A−1を製造した。なお、上記圧力および温度は、オートクレーブに表示されている値(ゲージ圧)を読み取ったものである。また、オートクレーブ内における気体は空気であった。
実施例および比較例における気泡除去処理前の気泡(点状気泡)の大きさを、以下に記載した方法によって測定した。気泡のサイズ測定には、OLYMPUS製の顕微鏡(BX51)を用いて行った。
ΦAC前=(a+b)/2 …(1)
から求めた。
同様に、光学積層体、すなわち気泡除去工程後の点状気泡サイズ(ΦAC後)を、上記と同様にして測定した。なお、これらの気泡サイズの測定を複数回行い、その平均値を表に記載した。
例えば、実施例A3において人工的に作製した気泡を、図4(a)に示す。気泡の中心部分には異物が確認される。また、図4(b)は、本発明の製造方法を経た後の、図4(a)に示した異物周囲の状態を示す写真である。このように、本発明の製造方法によると、前駆体に存在した気泡を効果的に除去できる。
気泡サイズ変化率平均Φは、次式
Φ=(ΦAC前−ΦAC後)/ΦAC前
に従い算出した。本明細書においては、気泡サイズの変化率が高いほど、効率的に気泡サイズの減少および気泡除去を行えたことを意味する。実施例に関する気泡サイズ変化率平均の結果を、表1に示す。
気泡縮小率の評価は、次式
気泡縮小率=気泡縮小した数/評価n数
に従い算出した。換言すると、ΦAC前>ΦAC後となった気泡サンプルの割合を示す評価である。この気泡縮小率の値が100%であると、観察された気泡全てにおいて気泡サイズが縮小したことを意味する。
なお、実施例A1において、気泡サイズが10%以上減少した気泡の割合について算出したところ、100%であった。また、実施例A1において、気泡のサイズを複数回測定したところ、本発明の製造方法を経ることにより、気泡が消失した例もあった。
また、気泡が消失した割合を示す気泡削減率、加圧後の気泡サイズの最大値、最小値および平均値を表1に示す。
上記実施例A1で作製した光学積層体の前駆体Aを用い、表1に記載した圧力、温度、加圧時間、減圧時間の条件以外は、実施例A1と同様の条件で、光学積層体A−2〜A−6を作製した。これらの実施例における各種評価結果を表1に示す。なお、例えば、実施例A3において、複数個の試料に対して、気泡サイズが10%以上減少した気泡の割合について算出したところ、上記割合の最高値は100%であった。
上記実施例A1で作製した光学積層体の前駆体Aを用い、例えば、圧力0.5MPaG、温度70℃、加圧時間5分、減圧時間20分の条件で、光学積層体AC1を作製した。比較例における各種評価結果を表1に示す。なお、表中、「気泡湧き出し」とは、オートクレーブ内での処理中に、新たな気泡が発生し、気泡サイズの測定等ができなかった状態を意味する。
例えば、実施例A3で得られた光学積層体A3、および比較例A1で作製した光学積層体AC1について、長辺方向の変化量、短辺方向の変化量、長辺方向の変化率および短辺方向の変化率を測定した。各種変化量および変化率の算出は、以下のようにして行った。また、いずれの積層体においても、偏光子の吸収軸は幅方向に存在した。得られた結果を、表2に示す。
長辺変化量は、得られた光学積層体における長辺長さ(LAC後)から、光学積層体の前駆体における長辺長さ(LAC前)を差し引いた差である。短辺変化量は、得られた光学積層体における短辺長さ(WAC後)から、光学積層体の前駆体における短辺長さ(WAC前)を差し引いた差で示される。得られた結果の符号がマイナスで表される場合、長辺方向に収縮が生じたことを意味する。結果を表2に示す。
なお、実施例および比較例における、光学積層体の前駆体のサイズは106.41mm×60.92mmのものを使用した。
長辺変化率=(LAC後−LAC前)/LAC前×100から算出され、
短辺変化率=(WAC後−WAC前)/WAC前×100から算出される。
結果を表2に示す。
光学積層体の前駆体における反り量は、光学積層体の前駆体をカールの向きが図3で示す向きとなる様に水平なガラスパネルに載せ、面内中心部の水平面(ガラスパネルの水平面)に対する、端部の盛り上がりの相対高さを測定したものである。反り量の測定は、金尺を用いて行った。
また、光学積層体の反り量は、例えば、本発明に係る製造方法を経て得られた光学積層体をカールの向きが図3で示す向きとなる様に水平なガラスパネルに載せ、面内中心部の水平面(ガラスパネルの水平面)に対する、端部の盛り上がりの相対高さを測定したものである。
反り量の変化量は、このようにして求めた光学積層体の反り量から、光学積層体の前駆体の反り量を差し引いた差である。
これらの評価を、実施例A3で得られた光学積層体A3等、および比較例A1で作製した積層体AC1等について行った。結果を、表3に示す。なお、表3中における値も、複数回測定を行い、その平均値を記載したものである。
一方、例えば、比較例A1に示されるように反り量が大きい場合、液晶パネル等との貼り合せ時に、貼り合せ不良が発生してしまう。また、反り量が大きくなると、液晶パネル等と偏光板等の光学積層体との間に気泡混入が生じやすい。
光学積層体の前駆体Bの作製
保護フィルムと、第1の粘着剤層と、偏光板とを貼合せ、光学積層体Bの前駆体を作製した。得られた光学積層体Bの前駆体における気泡サイズ等の各種物性値を、上記方法に従い測定した。
光学積層体B1の製造
光学積層体Bの前駆体を、10.6cm×9.1cmの大きさに裁断し、光学積層体Bの前駆体における保護フィルムと第1の粘着剤層の間に、100μm径の疑似異物を導入し、人工的な気泡を作製した。
上記実施例A1と同様にして、光学積層体B1を製造した。
上記実施例B1で作製した光学積層体Bの前駆体を用い、表4に記載した条件以外は、実施例B1と同様の条件で光学積層体B−2〜B−6を作製した。これらの実施例における各種評価結果を表4に示す。
上記実施例B1で作製した光学積層体Bの前駆体を用い、例えば、圧力0.5MPaG、温度70℃、加圧時間5分、減圧時間20分の条件で、光学積層体BC−1を作製した。比較例における各種条件および評価結果を表4に示す。なお、表中、「気泡湧き出し」とは、オートクレーブ内での処理中に、新たな気泡が発生し、気泡サイズの測定ができなかった状態を意味する。
光学積層体の前駆体Cの作製
保護フィルムと、第1の粘着剤層と、偏光板とを貼合せ、光学積層体Cの前駆体を作製した。得られた光学積層体Cの前駆体における気泡サイズ等の各種物性値を、上記方法に従い測定した。
光学積層体C1の製造
光学積層体Cの前駆体を、10.6cm×9.1cmの大きさに裁断し、光学積層体Cの前駆体における保護フィルムと第1の粘着剤層の間に、100μm径の疑似異物を導入し、人工的な気泡を作製した。
上記実施例A1と同様にして、光学積層体C1を製造した。実施例C1は、圧力0.5MPaG、処理温度30℃、加圧時間5分、減圧時間20分の条件で製造した。
上記実施例C1で作製した光学積層体Cの前駆体を用い、表7に記載した条件を用いて、実施例C1と同様にして光学積層体C2〜C3を作製した。これらの実施例における各種評価結果を表7に示す。
上記実施例C1で作製した光学積層体Cの前駆体を用い、例えば、圧力0.5MPaG、温度50℃、加圧時間5分、減圧時間20分の条件で、光学積層体CC−1を作製した。比較例における各種条件および評価結果を表7に示す。なお、表中、「気泡湧き出し」とは、オートクレーブ内での処理中に、新たな気泡が発生し、気泡サイズの測定ができなかった状態を意味する。
1a 第1の粘着剤層
1b 第2の粘着剤層
1c 第3粘着剤層
2 保護フィルム
3 偏光板
4 機能性フィルム
5 剥離紙
10 光学積層体
60 ガラスパネル
70 面内中心部の水平面
Claims (11)
- 少なくとも、保護フィルムと、第1の粘着剤層と、偏光板とを有する光学積層体の製造方法であって、
前記保護フィルムと前記第1の粘着剤層と前記偏光板とを貼合せ、光学積層体の前駆体を作製する工程、および、
前記光学積層体の前駆体を、30℃以下の温度、かつ、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置する工程、
を含む、光学積層体の製造方法。 - 前記光学積層体が、さらに機能性フィルムと、第2の粘着剤層とを有する、請求項1に記載の光学積層体の製造方法であって、
さらに、前記機能性フィルムと、前記第2の粘着剤層とを貼合せる工程、および
前記第2の粘着剤層を、40℃未満の温度、かつ、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置する工程、
を含む、光学積層体の製造方法。 - 前記光学積層体が、さらに第3の粘着剤層および剥離紙を有する、請求項1または2に記載の光学積層体の製造方法であって、
さらに、第3の粘着剤層と剥離紙とを貼合せる工程、および
前記第3の粘着剤層を、40℃未満の温度、かつ、0.2MPaG以上の雰囲気中に配置する工程、
を含む、光学積層体の製造方法。 - 前記光学積層体の前駆体を雰囲気中に配置する工程に要する加圧時間は、30分以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の、光学積層体の製造方法。
- 前記第2の粘着剤層を雰囲気中に配置する工程において、30℃以下の温度、かつ、0.2MPaG以上とする、請求項2に記載の、光学積層体の製造方法。
- 前記第2の粘着剤層を雰囲気中に配置する工程に要する加圧時間は、30分以下である、請求項2または5に記載の、光学積層体の製造方法。
- 前記第3の粘着剤層を雰囲気中に配置する工程において、30℃以下の温度、かつ、0.2MPaG以上とする、請求項3に記載の、光学積層体の製造方法。
- 前記第3の粘着剤層を雰囲気中に配置する工程に要する加圧時間は、30分以下である、請求項3または7に記載の、光学積層体の製造方法。
- 前記光学積層体の厚さが、200μm以下である、請求項1から8のいずれか1項に記載の、光学積層体の製造方法。
- 前記偏光板の厚さが、10〜65μmである、請求項1から9のいずれか1項に記載の、光学積層体の製造方法。
- 前記保護フィルムの厚さが、100μm以下である、請求項1から10のいずれか1項に記載の、光学積層体の製造方法。
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