JP6221946B2 - 記録ヘッドの回復システム及びそれを備えたインクジェット記録装置、並びに記録ヘッドの回復方法 - Google Patents
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ワイピング動作に先立って、ワイパー35a〜35cを、記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fの、ノズル領域Rの端部近傍である停止位置P(拭き取り開始位置)に所定の圧力で接触させる。具体的には、図17に示すように、昇降機構50のシャフト50bを回転させてリフト部材50aを矢印B方向に起立させることにより、支持フレーム40及びキャリッジ31を持ち上げる。このとき、リフト部材50aのコイルバネ55(図14参照)の付勢力によってキャリッジ31に設けられたギャップコロ37がヘッドハウジング10の下面に押し当てられるため、ワイパー35a〜35cをインク吐出面Fに対し常に一定の圧力で圧接させることができる。
図18及び図19の状態から、入力ギア43(図8参照)を正回転させてキャリッジ31を図17の矢印A方向に移動させることにより、キャリッジ31に支持されたワイパー35a〜35cもインク吐出面Fに沿ってノズル領域Rの方向(図18、図19の左から右方向、以下、第1の方向という)に移動する。支持フレーム40には昇降機構50によって上方向の力が作用しているため、キャリッジ31はギャップコロ37がヘッドハウジング10に押し当てられた状態を維持しながら矢印A方向に移動する。
その後、インク吐出面Fに塗り広げられたインク22を拭き取るワイピング動作を行う。具体的には、図22及び図23の状態から入力ギア43(図8参照)を逆回転させてキャリッジ31を図17の矢印Aと反対方向(図8の矢印A′方向)に移動させることにより、図24に示すように、キャリッジ31に支持されたワイパー35a〜35cもインク吐出面Fに圧接された状態で、インク吐出面Fに沿ってノズル領域Rの方向(図24の右から左方向、以下、第2の方向という)に移動する。これにより、インク吐出面F全域に塗り広げられたインク22が拭き取られる。ワイパー35a〜35cによって拭き取られた廃インクはインク回収トレイ44(図10参照)に回収される。
10 ヘッドハウジング
11C〜11K ラインヘッド
17a〜17c 記録ヘッド
18 インク吐出ノズル
19 メンテナンスユニット
22 インク
22a パージインク
22b インク溜まり
30 ワイピング機構
31 キャリッジ
35a〜35c ワイパー
38 ラック歯(駆動機構)
40 支持フレーム
43 入力ギア(駆動機構)
50 昇降機構(駆動機構)
60 エッジ部
61 上端面
90 キャップユニット
100 インクジェット記録装置
110 制御部
F インク吐出面
R ノズル領域
P 停止位置
Claims (7)
- 記録媒体上にインクを吐出する吐出ノズルが開口するノズル領域が設けられた記録ヘッドの回復システムであって、
前記ノズル領域の外側の拭き取り開始位置に圧接されるワイパーと、
該ワイパーを、前記ノズル領域を含むインク吐出面に沿って往復移動させる駆動機構と、
前記吐出ノズルからのインクの押し出し及び吐出、並びに前記駆動機構の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記吐出ノズルからインクを強制的に押し出して前記ノズル領域にパージインクを付着させるパージインク付着動作と、
前記ワイパーを前記拭き取り開始位置から前記インク吐出面に沿って移動させてパージインクを拭き取るとともに、前記ワイパーが通過するタイミングに合わせて前記吐出ノズルから順次インク吐出を行うことにより前記インク吐出面にインクを塗り広げる吐出ワイプ動作と、
前記ワイパーを前記インク吐出面に沿って移動させることによって前記インク吐出面に塗り広げられた吐出インクを拭き取るインク拭き取り動作と、
を順次行う記録ヘッドの回復システム。 - 前記吐出ワイプ動作における前記ワイパーの移動速度は、前記インク拭き取り動作における前記ワイパーの移動速度よりも遅いことを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッドの回復システム。
- 前記吐出ワイプ動作を複数回繰り返して実行した後、前記インク拭き取り動作を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録ヘッドの回復システム。
- 前記吐出ワイプ動作と前記インク拭き取り動作とを1回ずつ実行する場合を1サイクルとして、前記吐出ワイプ動作と前記インク拭き取り動作とを2サイクル以上実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録ヘッドの回復システム。
- 前記吐出ワイプ動作は、前記拭き取り開始位置から前記ノズル領域側に向かう第1の方向に前記ワイパーを移動させることによって実行され、前記インク拭き取り動作は、前記吐出ワイプ動作の実行後、前記第1の方向と反対方向である第2の方向に前記ワイパーを移動させることによって実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の記録ヘッドの回復システム。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の記録ヘッドの回復システムを備えたインクジェット記録装置。
- 記録媒体上にインクを吐出する吐出ノズルが開口するノズル領域が設けられた記録ヘッドの回復方法であって、
前記吐出ノズルからインクを強制的に押し出して前記ノズル領域にパージインクを付着させるパージインク付着工程と、
該パージインク付着工程の実行後、ワイパーを前記ノズル領域の外側の拭き取り開始位置に接触させた状態で前記ノズル領域を含むインク吐出面に沿って移動させてパージインクを拭き取るとともに、前記ワイパーが通過するタイミングに合わせて前記吐出ノズルから順次インク吐出を行うことにより前記インク吐出面にインクを塗り広げる吐出ワイプ工程と、
該吐出ワイプ工程の実行後、前記ワイパーを前記インク吐出面に沿って移動させることによって前記インク吐出面に塗り広げられた吐出インクを拭き取るインク拭き取り工程と、を含む記録ヘッドの回復方法。
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