[go: up one dir, main page]

JP6215880B2 - コネクタの一括接続構造、ガイドフレーム、回路体保持状態ガイドフレーム、及びコネクタの一括接続方法 - Google Patents

コネクタの一括接続構造、ガイドフレーム、回路体保持状態ガイドフレーム、及びコネクタの一括接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6215880B2
JP6215880B2 JP2015153190A JP2015153190A JP6215880B2 JP 6215880 B2 JP6215880 B2 JP 6215880B2 JP 2015153190 A JP2015153190 A JP 2015153190A JP 2015153190 A JP2015153190 A JP 2015153190A JP 6215880 B2 JP6215880 B2 JP 6215880B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
circuit body
guide frame
connection structure
fpc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015153190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016103462A (ja
Inventor
孝和 高橋
孝和 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to US14/940,596 priority Critical patent/US9531110B2/en
Priority to CN201510785072.6A priority patent/CN105610006B/zh
Publication of JP2016103462A publication Critical patent/JP2016103462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6215880B2 publication Critical patent/JP6215880B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

本発明は、ガイドフレームを用いて複数の回路体側コネクタを複数の機器側コネクタに一括して接続する、コネクタの一括接続構造に関する。また、ガイドフレーム、回路体保持状態ガイドフレーム、及びコネクタの一括接続方法に関する。
例えば、自動車のトランスミッションには、電子機器としてのソレノイドバルブが複数設けられる。ソレノイドバルブは、この内部に電子部品を有し、外部には機器側コネクタが設けられる。機器側コネクタに対する電気的な接続は、この機器側コネクタに回路体側コネクタを嵌合させて行う。回路体側コネクタは、複数本の電線の端末に設けられる。
下記特許文献1では、複数の機器側コネクタと複数の回路体側コネクタとの電気的接続が一括して行われる。一括接続の際には、ガイドフレームが用いられる。このガイドフレームは、略長方形の枠状に形成されたものである。ガイドフレームには、複数の回路体側コネクタの位置を固定する部分が形成される。
特開2010−267488号公報
上記従来技術にあっては、複数の回路体側コネクタの位置がガイドフレームにより固定されることから、例えば複数の機器側コネクタに製造上の位置ズレが生じた場合、一括接続が困難になってしまうという問題点を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、位置ズレを吸収して一括接続を容易に行うことが可能なコネクタの一括接続構造を提供することを課題とする。また、ガイドフレーム、回路体保持状態ガイドフレーム、及びコネクタの一括接続方法を提供することも課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明のコネクタの一括接続構造は、回路体の複数の端末にそれぞれ設けられ且つ複数の機器側コネクタの並びに合わせて配置される複数の回路体側コネクタを、コネクタ並び方向にのびるガイドフレームを用いて前記複数の機器側コネクタに一括接続する、コネクタの一括接続構造において、前記ガイドフレームには、前記回路体を保持する回路体保持部と、前記回路体側コネクタのコネクタ側当接部に当接するコネクタ押出部とを形成し、前記回路体保持部には、前記回路体を載置するための回路体載置面と、該回路体載置面から突出し且つ前記コネクタ並び方向に前記回路体とのクリアランスを確保して配置される保持用の突出部とを形成し、前記コネクタ押出部には、コネクタ接続方向に弾性を有する弾性部と、該弾性部よりも前記回路体側コネクタに近い側に配置され且つ前記コネクタ側当接部への当接が前記コネクタ並び方向に確保されるように該コネクタ並び方向にのびる形状に形成される押出側当接部とを形成することを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のコネクタの一括接続構造において、前記突出部には、所定の間隔をあけて前記回路体載置面に対向する載置面対向部と、前記回路体を差し込み可能に開口する回路体差し込み部とを形成することを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載のコネクタの一括接続構造において、前記回路体における一つの前記端末に対し前記回路体保持部を少なくとも二つ形成するとともに、該二つの回路体保持部を千鳥状に配置することを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1、2又は3に記載のコネクタの一括接続構造において、前記回路体側コネクタのコネクタ嵌合開始部分には、コネクタ案内用のテーパを形成することを特徴とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項3又は4に記載のコネクタの一括接続構造において、前記二つの回路体保持部のうち前記回路体側コネクタに一番近い回路体保持部を前記ガイドフレームの縁部の位置に合わせて配置するとともに、前記一番近い回路体保持部から前記コネクタ接続方向に沿って前記コネクタ押出部を突設することを特徴とする。
請求項6に記載の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載のコネクタの一括接続構造において、前記回路体載置面の反対側の面又は前記ガイドフレームの縁部から前記コネクタ接続方向に沿って前記コネクタ押出部を突設することを特徴とする。
請求項7に記載の本発明は、請求項1、2、3、4、5又は6に記載のコネクタの一括接続構造において、前記回路体として扁平形状に形成された扁平接続部材を用いることを特徴とする。
請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載のコネクタの一括接続構造において、前記回路体の前記端末には、該端末自体を少なくとも前記コネクタ並び方向に変位可能とする位置ズレ吸収部を形成することを特徴とする。
また、上記課題を解決するためになされた請求項9に記載の本発明のガイドフレームは、回路体の複数の端末にそれぞれ設けられる複数の回路体側コネクタを、複数の機器側コネクタに一括接続するために用いる樹脂製のガイドフレームにおいて、当該ガイドフレームをコネクタ並び方向にのびる形状に形成するとともに、前記回路体を保持する回路体保持部と、前記回路体側コネクタのコネクタ側当接部に当接するコネクタ押出部とを形成し、さらに、前記回路体保持部には、前記回路体を載置するための回路体載置面と、該回路体載置面から突出し且つ前記コネクタ並び方向に前記回路体とのクリアランスを確保して配置される保持用の突出部とを形成し、前記コネクタ押出部には、コネクタ接続方向に弾性を有する弾性部と、該弾性部よりも前記回路体側コネクタに近い側に配置され且つ前記コネクタ側当接部への当接が前記コネクタ並び方向に確保されるように該コネクタ並び方向にのびる形状に形成される押出側当接部とを形成することを特徴とする。
また、上記課題を解決するためになされた請求項10に記載の本発明の回路体保持状態ガイドフレームは、回路体の複数の端末にそれぞれ設けられる複数の回路体側コネクタを、複数の機器側コネクタに一括接続するため、請求項9に記載のガイドフレームに前記回路体を保持してなることを特徴とする。
また、上記課題を解決するためになされた請求項11に記載の本発明のコネクタの一括接続方法は、請求項10に記載の回路体保持状態ガイドフレームにすることにより、複数の回路体側コネクタの配置を複数の機器側コネクタの並びに合わせる第一工程と、前記回路体保持状態ガイドフレームを、コネクタ接続方向に移動させて前記複数の回路体側コネクタを前記複数の機器側コネクタに一括接続する第二工程と、接続後に前記回路体保持状態ガイドフレームからガイドフレームを取り外す第三工程とを含むことを特徴とする。
請求項1に記載された本発明によれば、ガイドフレームを用いて複数のコネクタの接続を一括して行う構造であり、ガイドフレームには、コネクタ並び方向の位置ズレを吸収しつつ回路体を保持する回路体保持部と、コネクタ接続方向に沿って回路体側コネクタに弾性的に当接するコネクタ押出部とを形成することから、コネクタ並び方向及びコネクタ接続方向の位置ズレが生じた場合であっても、この位置ズレを吸収することができる。従って、本発明によれば、製造上の位置ズレが生じた場合であっても一括接続を容易に行うことができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、ガイドフレームの突出部に、所定の間隔をあけて回路体載置面に対向する載置面対向部と、回路体を差し込み可能に開口する回路体差し込み部とを形成することから、突出部を略逆L字状の形状にすることができる。従って、このような形状にて回路体の外れを防止することができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、少なくとも二つの回路体保持部にて回路体を保持することから、一つの場合と比べて保持力を高めることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、二つの回路体保持部を回路体の左右両側で対向する位置でなく、千鳥状に配置することから、例えば回路体が多少長くても安定した状態で保持することができるという効果を奏する。さらに、本発明によれば、後述する実施例の欄の説明で分かるようになるが、回路体にT字状の部分がある場合、このT字状の部分の位置に合わせて回路体保持部を一つ配置すれば、回路体の位置決めや回路体の配置の安定化を図ることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、コネクタ嵌合開始部分にコネクタ案内用のテーパを形成することから、回路体側コネクタを機器側コネクタの正規嵌合位置に案内することができる。従って、本発明によれば、コネクタの一括接続を容易に行うことができるという効果を奏する。尚、コネクタ案内用のテーパと同じ機能を有する部分を機器側コネクタに形成することも有効であるのは勿論である。
請求項5に記載された本発明によれば、回路体側コネクタに一番近い回路体保持部をガイドフレームの縁部の位置に合わせて配置するとともに、この回路体保持部からコネクタ接続方向に沿ってコネクタ押出部を突設することから、回路体保持部と回路体側コネクタとの間にスペースが生じ、このスペースを回路体の撓み許容空間として利用することができるという効果を奏する。これにより、コネクタ接続方向の位置ズレ吸収に寄与することができるという効果を奏する。
請求項6に記載された本発明によれば、回路体載置面の反対側の面から、又は、ガイドフレームの縁部からコネクタ接続方向に沿ってコネクタ押出部を突設することから、回路体側コネクタとガイドフレームの縁部との間において、回路体よりも下にコネクタ押出部が位置することになり、結果、コネクタ押出部が支持部材になって垂れ下がりを防止することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、上記請求項5のコネクタ押出部の配置と比べて端末部分の視認性を向上させることができるという効果も奏する。
請求項7に記載された本発明によれば、例えばフレキシブルプリント回路基板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)などの扁平形状の電気的な接続部材を回路体として用いることから、薄くした分だけ省スペース化を図ることができるという効果を奏する。
請求項8に記載された本発明によれば、回路体の端末に位置ズレを吸収する部分、すなわち位置ズレ吸収部を形成することから、一括接続を容易に行う際にこの位置ズレ吸収部を寄与させることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、変位可能な位置ズレ吸収部の特性を利用することで、回路体の端末をガイドフレームの回路体保持部に保持する際に作業し易くすることができる。すなわち、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
請求項9に記載された本発明によれば、複数のコネクタの接続を一括して行うためのガイドフレームであり、このガイドフレームには、コネクタ並び方向の位置ズレを吸収しつつ回路体を保持する回路体保持部と、コネクタ接続方向に沿って回路体側コネクタに弾性的に当接するコネクタ押出部とを形成することから、コネクタ並び方向及びコネクタ接続方向の位置ズレが生じた場合であっても、この位置ズレを吸収することができる。従って、本発明のガイドフレームによれば、製造上の位置ズレが生じた場合であっても一括接続を容易に行うことができるという効果を奏する。
請求項10に記載された本発明によれば、請求項9に記載のガイドフレームに回路体を保持してなる構成のものであることから、請求項9と同様に、製造上の位置ズレが生じた場合であっても一括接続を容易に行うことができるという効果を奏する。
請求項11に記載された本発明によれば、請求項10の回路体保持状態ガイドフレームを用いることにより、複数の回路体側コネクタを複数の機器側コネクタに一括接続するためのより良い方法を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係るコネクタの一括接続構造等を示す斜視図、及び要部の拡大図である。 図1のFPC保持状態ガイドフレームを構成する回路体側コネクタ付きFPCとガイドフレームの斜視図である。 図2のガイドフレームの要部拡大図である。 図2の回路体側コネクタ付きFPCをガイドフレームに保持した状態を示すFPC保持状態ガイドフレームの斜視図である。 図4のFPC保持状態ガイドフレームを用いて回路体側コネクタをソレノイドバルブの機器側コネクタにコネクタ接続する直前の状態を示す斜視図である。 図5の状態を回路体側コネクタの側から見た拡大斜視図である。 図6の矢印A方向から見た拡大斜視図である。 図6の矢印B方向から見た拡大斜視図である。 図5の状態から回路体側コネクタと機器側コネクタとをコネクタ接続させた状態を示す斜視図である。 図9のコネクタ接続部分の断面図である。 図9の状態からガイドフレームを取り外した後の状態を示す斜視図である。 FPCの変形例を示す図であり、(a)は回路幅が同じ場合の斜視図、(b)は(a)の矢印A方向から見た拡大斜視図である。 FPCの変形例を示す図であり、(a)は回路幅が細くなった場合の斜視図、(b)は(a)の矢印A方向から見た拡大斜視図である。
本発明に係るコネクタの一括接続構造は、回路体保持部とコネクタ押出部とを設けたガイドフレームを用いて複数の回路体側コネクタを複数の機器側コネクタに一括接続する構造である。回路体保持部は、コネクタ並び方向の位置ズレを吸収しつつ回路体の端末を保持し、コネクタ押出部は、コネクタ接続方向に沿って回路体側コネクタに弾性的に当接する。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明に係るコネクタの一括接続構造等を示す斜視図、及び要部の拡大図である。また、図2は図1のFPC保持状態ガイドフレームを構成する回路体側コネクタ付きFPCとガイドフレームの斜視図、図3は図2のガイドフレームの要部拡大図、図4は図2の回路体側コネクタ付きFPCをガイドフレームに保持した状態を示すFPC保持状態ガイドフレームの斜視図である。
以下の説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができるものとする。
また、以下の説明において、自動車のトランスミッションにおける電子機器等を挙げることにするが、一例であるものとする。尚、図中の矢印Pは上下方向、矢印Qは左右方向(特許請求の範囲に記載されたコネクタ並び方向に相当)、矢印Rは前後方向(特許請求の範囲に記載されたコネクタ接続方向に相当)を示すものとする。
図1において、引用符号1は電子機器としてのソレノイドバルブ(機器)を示す。ソレノイドバルブ1は、所定の間隔をあけて左右方向に並んで配置される。ソレノイドバルブ1は、略円柱状の機器であり、本実施例においては五つ設けられる。この五つのソレノイドバルブ1は、ソレノイド固定部材2の上面に固定される。尚、ソレノイド固定部材2は、特許文献1(先行技術文献の欄を参照)において、自動車のボディパネルに相当するものである。
ソレノイドバルブ1は、内部に図示しない電子部品を有し、外周面3には機器側コネクタ4が設けられる。この機器側コネクタ4は、ソレノイドバルブ1の前端面5の近傍に配設される。ソレノイドバルブ1の後端面6からは、電線7が引き出される。
ソレノイド固定部材2には、一対の位置決め部8が設けられる。この一対の位置決め部8は、五つのソレノイドバルブ1の左右両側になる位置に配置形成される。また、一対の位置決め部8は、ソレノイドバルブ1の前端面5の側に配置形成される。
一対の位置決め部8は、ソレノイド固定部材2の上面から上方に突出する基部9と、この基部9の先端位置に内向きで設けられる膨出部10と、膨出部10を切り欠いて形成されるスリット部11とを有する。スリット部11は、もう少し具体的に説明すると、後述するガイドフレーム17のフレーム本体28の左右両端部31を案内する部分として(スライドさせる部分として)形成される。スリット部11には、ガイドフレーム17のスライド量を規制するストッパ部分(符号省略)が形成される。スリット部11は、機器側コネクタ4の位置に合わせて配置形成される。
機器側コネクタ4は、絶縁性を有する樹脂製のコネクタハウジング12と、導電性を有する金属製の端子13とを備えて構成される。コネクタハウジング12の内部には、嵌合凹部14(図10参照)が形成される。また、コネクタハウジング12の外部には、係止突起15(図10参照)が形成される。端子13は、この一端がソレノイドバルブ1の内部の図示しない電子部品に接続される。また、端子13の他端は、嵌合凹部14に露出して後述するFPC19に接続される。
以上のような五つのソレノイドバルブ1の各機器側コネクタ4には、引用符号16で示す回路体側コネクタ付きFPCが電気的に接続される。この電気的な接続には、ガイドフレーム17が用いられて一括接続が可能になる。
先ず、回路体側コネクタ付きFPC16の構成及び構造について説明し、次に、回路体側コネクタ付きFPC16をガイドフレーム17に保持した状態について(FPC保持状態ガイドフレーム18について)説明をする。そして、電気的な接続についても説明をする。尚、説明は図1〜図4の他に、必要に応じて図5〜図11も参照する。
図5は図4のFPC保持状態ガイドフレーム18(回路体保持状態ガイドフレーム)を用いてコネクタ接続をする直前の状態を示す(後述する回路体側コネクタ20をソレノイドバルブ1の機器側コネクタ4にコネクタ接続する直前の状態を示す)斜視図である。また、図6は図5の状態を回路体側コネクタ20の側から見た拡大斜視図、図7は図6の矢印A方向から見た拡大斜視図、図8は図6の矢印B方向から見た拡大斜視図、図9は図5の状態から回路体側コネクタ20と機器側コネクタ4とをコネクタ接続させた状態を示す斜視図、図10は図9のコネクタ接続部分の断面図、図11は図9の状態からガイドフレーム17を取り外した後の状態を示す斜視図である。
図2において、回路体側コネクタ付きFPC16は、FPC19(回路体、扁平接続部材)と、このFPC19の端末に設けられる回路体側コネクタ20とを有し、これらが所定の数(本実施例では五つ)だけ設けられ、且つ、機器側コネクタ4の位置に合わせて左右方向に並んで配置されたものである。
FPC19は、フレキシブルプリント回路基板と呼ばれ、扁平形状の電気的な接続部材である。扁平形状の接続部材としては、この他、フレキシブルフラットケーブル(FFC)などが一般的に知られる。これらは、扁平形状であることから、電線束に比べて薄くなり、その分だけ省スペース化を図ることができるという利点を有する。尚、図中の引用符号21はFPC19が幹線状になった部分(幹線部)を示す。また、引用符号22は、幹線部21に対する枝線部を示す。本実施例において、幹線部21は左右方向にのび、枝線部22は前後方向にのびる。枝線部22は、FPC19の端末に相当する部分である。
図2及び図10において、回路体側コネクタ20は、絶縁性を有する樹脂製のコネクタハウジング23を備え、FPC19の回路(図示省略)を機器側コネクタ4の端子13に接続することができるように形成される。コネクタハウジング23には、機器側コネクタ4の嵌合凹部14に挿入される嵌合凸部24と、機器側コネクタ4の係止突起15に係止される可撓係止片25と、FPC19の末端部を固定するFPC固定部26と、後述するコネクタ押出部30が当接するコネクタ側当接部27とが形成される。FPC19の末端部は、嵌合凸部24の下面に密着するような状態で固定される。コネクタ側当接部27は、回路体側コネクタ20の後部の壁として形成される。
図2及び図3において、ガイドフレーム17は、樹脂成形品であって、コネクタ並び方向(本実施例では左右方向)にのびるように形成される。また、ガイドフレーム17は、回路体側コネクタ付きFPC16の重みやコネクタ接続の際に容易に撓んでしまわないような剛性を有する部材に形成される。ガイドフレーム17は、上記の如く、五つのソレノイドバルブ1の各機器側コネクタ4に回路体側コネクタ付きFPC16を一括接続するために用いられる。
ガイドフレーム17は、フレーム本体28を有する。このフレーム本体28の上面には、複数(本実施例では10個)のFPC保持部29(回路体保持部)が形成される。また、複数のFPC保持部29のうち回路体側コネクタ20に近い側に配置される五つのFPC保持部29には、それぞれコネクタ押出部30が連続するように形成される。ガイドフレーム17は、上記の如く、フレーム本体28にFPC保持部29とコネクタ押出部30とを有する。以下、もう少し詳しく説明をする。
フレーム本体28は、帯板状の部分に形成される。このようなフレーム本体28の左右両端部31(左端部31、右端部31)は、一対の位置決め部8のスリット部11に差し込まれて案内される部分として形成される。
FPC保持部29は、FPC19の端末(枝線部22)を保持する部分であって、一つのFPC19の端末に対して少なくとも二つ設けられる。本実施例においては、二つ設けられる。二つのFPC保持部29は、FPC19の端末(枝線部22)の左右両側で千鳥状になる位置に配置される。二つのFPC保持部29のうち、回路体側コネクタ20に近い側のFPC保持部29は、フレーム本体28の縁部の位置に合わせて配置される。具体的には、前側の縁部32の位置に合わせて配置される。一方、もう一つのFPC保持部29は、フレーム本体28の後側の縁部33から所定の間隔をあけて配置される。具体的には、FPC19の枝線部22と、FPC19の幹線部21とが交差するT字状の部分の近傍に配置される。尚、このT字状の部分の位置に合わせて上記もう一つのFPC保持部29が配されることで、FPC19の位置決めやFPC19の配置の安定化に寄与することができるという効果を奏する。
FPC保持部29は、回路体載置面34と、突出部35とを有して図示形状に形成される。回路体載置面34は、FPC19の端末(枝線部22)を載置する平坦な面として形成される。突出部35は、回路体載置面34から上方に突出する部分として形成される。突出部35は、前後方向にのびる略リブ状の部分に形成される。突出部35は、FPC19の端末(枝線部22)を保持する部分として形成される。このような突出部35には、載置面対向部36と、FPC差し込み部37(回路体差し込み部)とが形成される。突出部35は、載置面対向部36とFPC差し込み部37とにより略逆L字状の形状に形成される。
突出部35は、FPC19の端末(枝線部22)の左又は右の側部に対してクリアランスC(図7参照)を確保した状態に配置形成される。すなわち、左右方向の位置ズレを吸収することができるように配置形成される。
載置面対向部36は、所定の間隔をあけて(枝線部22の厚みよりも大きな間隔をあけて)回路体載置面34に対向する保持部分として形成される。FPC差し込み部37は、FPC19の端末(枝線部22)を差し込み可能にする部分として開口形成される。FPC差し込み部37は、スリット状の部分として形成される。
図2、図3、及び図10において、コネクタ押出部30は、正規のコネクタ嵌合位置まで回路体側コネクタ20を押し出すことができるような部分として形成される。このようなコネクタ押出部30は、上記の如く、前側の縁部32の位置に合わせて配置されたFPC保持部29(回路体側コネクタ20に近い側のFPC保持部29)に連続するように形成される。コネクタ押出部30は、回路体側コネクタ20を押し出すことができるようにするため、可撓弾性(弾性)を有するように形成される(尚、本実施例に限らず、例えばゴムやスポンジ等の弾性部材を貼り付け、これで代替してもよいものとする)。本実施例のコネクタ押出部30には、連続部38と、弾性部39と、押出側当接部40とが形成される。
弾性部39は、U字状で半円筒形の部分に形成される(形状は一例であり、V字状等であってもよいものとする)。弾性部39は、コネクタ接続方向に弾性を有し、コネクタ接続方向に均一に撓むような形状に形成される。押出側当接部40は、回路体側コネクタ20の後部のコネクタ側当接部27に当接する部分として形成される。押出側当接部40は、弾性部39よりも回路体側コネクタ20に近い側に配置される。このような押出側当接部40は、コネクタ側当接部27への当接がコネクタ並び方向に確保されるような形状に形成される。すなわち、押出側当接部40は、コネクタ並び方向にのびる形状に形成される。
図2において、回路体側コネクタ付きFPC16とガイドフレーム17とを用意し、この後に回路体側コネクタ付きFPC16をガイドフレーム17に保持すると、図4に示す如く、FPC保持状態ガイドフレーム18が得られる。
尚、上記保持に関し、回路体側コネクタ付きFPC16は、FPC19の幹線部21がガイドフレーム17の幹線載置部41に載置される。
ガイドフレーム17は、図3及び図10からも分かるように、前側の縁部32の位置から機器側コネクタ4の側にコネクタ押出部30が突出することから、回路体側コネクタ付きFPC16の保持が完了すると、FPC19の端末(枝線部22)に設けられた回路体側コネクタ20が自由端の状態になる。
図5において、FPC保持状態ガイドフレーム18におけるガイドフレーム17の左右両端部31を一対の位置決め部8の各スリット部11に差し込んでスライド移動させると、これに伴って回路体側コネクタ付きFPC16の各回路体側コネクタ20がソレノイドバルブ1の各機器側コネクタ4に向けて真っ直ぐ移動する(図6〜図8参照)。
回路体側コネクタ20と機器側コネクタ4とのコネクタ嵌合が開始される時(コネクタ接続が開始される時)、回路体側コネクタ20のコネクタ側当接部27にコネクタ押出部30の押出側当接部40が当接する。従って、コネクタ押出部30の作用により(弾性部39の作用により)、回路体側コネクタ20は、図9及び図10に示す如く、嵌合完了位置まで(接続完了位置まで)押し出される。以上により、コネクタ嵌合(コネクタ接続)が完了する。コネクタ嵌合(コネクタ接続)は、本実施例において、五カ所で完了する。すなわち、一括接続が完了する。
尚、本実施例では、回路体側コネクタ20のコネクタ嵌合開始部分にテーパ42が形成されるとともに、機器側コネクタ4のコネクタ嵌合開始部分にもテーパ43が形成されることから、回路体側コネクタ20を機器側コネクタ4の正規嵌合位置に案内することができるのは勿論である。
一括接続が完了した後、ガイドフレーム17を取り外すと、図11に示す如くの状態になり、一連の接続作業が完了する。
以上、図1〜図11を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、ガイドフレーム17を用いて複数のコネクタの接続を一括して行う構造であり、ガイドフレーム17には、コネクタ並び方向(左右方向)の位置ズレを吸収しつつFPC19の端末(枝線部22)を保持する複数のFPC保持部29が形成されることから、また、回路体側コネクタ20に近い側のFPC保持部29には、コネクタ接続方向(前後方向)に沿って回路体側コネクタ20に弾性的に当接するコネクタ押出部30が形成されることから、コネクタ並び方向及びコネクタ接続方向の位置ズレが生じた場合であっても、この位置ズレを吸収して一括接続をすることができる。
従って、本発明によれば、製造上の位置ズレが生じた場合であっても一括接続を容易に行うことができるという効果を奏する。
この他、本発明によれば、コネクタ嵌合開始部分にコネクタ案内用のテーパ42、43が形成されることから、回路体側コネクタ20を機器側コネクタ4の正規嵌合位置に案内することができる。
従って、本発明によれば、コネクタの一括接続を容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、コネクタ押出部30が連続するFPC保持部29を、ガイドフレーム17の前側の縁部32の位置に合わせて配置することから、この縁部32と回路体側コネクタ20との間にスペースS(図10参照)が生じ、このスペースSをFPC19の端末(枝線部22)の撓み許容空間として利用することができる。
従って、上記の配置でコネクタ接続方向(前後方向)の位置ズレ吸収に寄与することができるという効果を奏する。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
例えば、上記説明に限らず、回路体載置面34の反対側の面、又は、前側の縁部32からコネクタ押出部30を突出させ、このコネクタ押出部30の位置ではFPC19の端末(枝線部22)が上、コネクタ押出部30が下になるような構造を採用してもよいものとする。すなわち、回路体側コネクタ20をコネクタ押出部30にて支持するような構造であってもよいものとする。回路体側コネクタ20の垂れ下がりを懸念するのであれば有効である。
回路体側コネクタ20を自由端にしつつも垂れ下がりを防止することができることから、コネクタの一括接続を容易に行うことができるという効果を奏する。
この他の変形例としては、図12及び図13に示すような例が挙げられる。以下、図12及び図13を参照しながらFPC19における枝線部22の変形例について説明をする。図12は枝線部22の回路幅が同じになる場合の変形例を示す図であり、図13は回路幅が細くなる場合の変形例を示す図である。尚、ここでの説明は、図1ないし図11の例に対して支線部22の形状が一部異なるだけであるので、特徴部分以外の引用符号は同じものを付して説明を省略するものとする。
図12及び図13において、FPC19の端末に相当する部分、すなわち枝線部22には、本発明の特徴部分のうちの一つである位置ズレ吸収部44が形成される。この位置ズレ吸収部44は、少なくとも左右方向に変位が可能な部分(変形が可能な部分)として、好ましくは前後方向にも変位が可能な部分として形成される。別な言い方をすれば、位置ズレが生じた場合にこれを吸収することができるような部分として形成される。位置ズレ吸収部44は、例えば略S字状で伸縮自在な形状に形成される(形状は一例であるものとする。位置ズレを吸収することができれば形状は特に限定されないものとする)。位置ズレ吸収部44は、二つのFPC保持部29の間に位置するように配置形成される。
上記構成及び構造において、FPC保持状態ガイドフレーム18をスライド移動させると、このスライド移動に伴って回路体側コネクタ付きFPC16の各回路体側コネクタ20がソレノイドバルブ1の各機器側コネクタ4に向けて真っ直ぐ移動する。回路体側コネクタ20と機器側コネクタ4とのコネクタ嵌合が開始される時(コネクタ接続が開始される時)、回路体側コネクタ20にコネクタ押出部30が当接する。従って、コネクタ押出部30の作用により、回路体側コネクタ20は、嵌合完了位置まで(接続完了位置まで)押し出される。以上により、コネクタ嵌合(コネクタ接続)が完了する。
尚、図12及び図13の変形例では、機器側コネクタ4のコネクタ嵌合開始部分にテーパ45が形成される。これにより、回路体側コネクタ20を機器側コネクタ4の正規嵌合位置に案内することができる。
図12及び図13の本発明によれば、コネクタ並び方向(左右方向)及びコネクタ接続方法(前後方向)の位置ズレを吸収することができる部分として位置ズレ吸収部44を支線部22に形成することから、コネクタ嵌合に係る一括接続を行う際にこの位置ズレ吸収部44を寄与させることができる。この他、本発明によれば、変位可能な位置ズレ吸収部44の特性を利用することで、支線部22をガイドフレーム17の二つのFPC保持部29に保持する際に作業し易くすることができる。すなわち、作業性の向上を図ることができる。
1…ソレノイドバルブ(機器)、 2…ソレノイド固定部材、 3…外周面、 4…機器側コネクタ、 5…前端面、 6…後端面、 7…電線、 8…位置決め部、 9…基部、 10…膨出部、 11…スリット部、 12…コネクタハウジング、 13…端子、 14…嵌合凹部、 15…係止突起、 16…回路体側コネクタ付きFPC、 17…ガイドフレーム、 18…FPC保持状態ガイドフレーム(回路体保持状態ガイドフレーム)、 19…FPC(回路体、扁平接続部材)、 20…回路体側コネクタ、 21…幹線部、 22…枝線部(回路体の端末)、 23…コネクタハウジング、 24…嵌合凸部、 25…可撓係止片、 26…FPC固定部、 27…コネクタ側当接部、 28…フレーム本体、 29…FPC保持部(回路体保持部)、 30…コネクタ押出部、 31…左右両端部、 32…前側の縁部(縁部)、 33…後側の縁部(縁部)、 34…回路体載置面、 35…突出部、 36…載置面対向部、 37…FPC差し込み部(回路体差し込み部)、 38…連続部、 39…弾性部、 40…押出側当接部、 41…幹線載置部、 42、43…テーパ、 44…位置ズレ吸収部、 45…テーパ、 S…スペース、 C…クリアランス

Claims (11)

  1. 回路体の複数の端末にそれぞれ設けられ且つ複数の機器側コネクタの並びに合わせて配置される複数の回路体側コネクタを、コネクタ並び方向にのびるガイドフレームを用いて前記複数の機器側コネクタに一括接続する、コネクタの一括接続構造において、
    前記ガイドフレームには、前記回路体を保持する回路体保持部と、前記回路体側コネクタのコネクタ側当接部に当接するコネクタ押出部とを形成し、
    前記回路体保持部には、前記回路体を載置するための回路体載置面と、該回路体載置面から突出し且つ前記コネクタ並び方向に前記回路体とのクリアランスを確保して配置される保持用の突出部とを形成し、
    前記コネクタ押出部には、コネクタ接続方向に弾性を有する弾性部と、該弾性部よりも前記回路体側コネクタに近い側に配置され且つ前記コネクタ側当接部への当接が前記コネクタ並び方向に確保されるように該コネクタ並び方向にのびる形状に形成される押出側当接部とを形成する
    ことを特徴とするコネクタの一括接続構造。
  2. 請求項1に記載のコネクタの一括接続構造において、
    前記突出部には、所定の間隔をあけて前記回路体載置面に対向する載置面対向部と、前記回路体を差し込み可能に開口する回路体差し込み部とを形成する
    ことを特徴とするコネクタの一括接続構造。
  3. 請求項1又は2に記載のコネクタの一括接続構造において、
    前記回路体における一つの前記端末に対し前記回路体保持部を少なくとも二つ形成するとともに、該二つの回路体保持部を千鳥状に配置する
    ことを特徴とするコネクタの一括接続構造。
  4. 請求項1、2又は3に記載のコネクタの一括接続構造において、
    前記回路体側コネクタのコネクタ嵌合開始部分には、コネクタ案内用のテーパを形成する
    ことを特徴とするコネクタの一括接続構造。
  5. 請求項3又は4に記載のコネクタの一括接続構造において、
    前記二つの回路体保持部のうち前記回路体側コネクタに一番近い回路体保持部を前記ガイドフレームの縁部の位置に合わせて配置するとともに、前記一番近い回路体保持部から前記コネクタ接続方向に沿って前記コネクタ押出部を突設する
    ことを特徴とするコネクタの一括接続構造。
  6. 請求項1、2、3又は4に記載のコネクタの一括接続構造において、
    前記回路体載置面の反対側の面又は前記ガイドフレームの縁部から前記コネクタ接続方向に沿って前記コネクタ押出部を突設する
    ことを特徴とするコネクタの一括接続構造。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6に記載のコネクタの一括接続構造において、
    前記回路体として扁平形状に形成された扁平接続部材を用いる
    ことを特徴とするコネクタの一括接続構造。
  8. 請求項7に記載のコネクタの一括接続構造において、
    前記回路体の前記端末には、該端末自体を少なくとも前記コネクタ並び方向に変位可能とする位置ズレ吸収部を形成する
    ことを特徴とするコネクタの一括接続構造。
  9. 回路体の複数の端末にそれぞれ設けられる複数の回路体側コネクタを、複数の機器側コネクタに一括接続するために用いる樹脂製のガイドフレームにおいて、
    当該ガイドフレームをコネクタ並び方向にのびる形状に形成するとともに、前記回路体を保持する回路体保持部と、前記回路体側コネクタのコネクタ側当接部に当接するコネクタ押出部とを形成し、
    さらに、前記回路体保持部には、前記回路体を載置するための回路体載置面と、該回路体載置面から突出し且つ前記コネクタ並び方向に前記回路体とのクリアランスを確保して配置される保持用の突出部とを形成し、
    前記コネクタ押出部には、コネクタ接続方向に弾性を有する弾性部と、該弾性部よりも前記回路体側コネクタに近い側に配置され且つ前記コネクタ側当接部への当接が前記コネクタ並び方向に確保されるように該コネクタ並び方向にのびる形状に形成される押出側当接部とを形成する
    ことを特徴とするガイドフレーム。
  10. 回路体の複数の端末にそれぞれ設けられる複数の回路体側コネクタを、複数の機器側コネクタに一括接続するため、請求項9に記載のガイドフレームに前記回路体を保持してなる
    ことを特徴とする回路体保持状態ガイドフレーム。
  11. 請求項10に記載の回路体保持状態ガイドフレームにすることにより、複数の回路体側コネクタの配置を複数の機器側コネクタの並びに合わせる第一工程と、
    前記回路体保持状態ガイドフレームを、コネクタ接続方向に移動させて前記複数の回路体側コネクタを前記複数の機器側コネクタに一括接続する第二工程と、
    接続後に前記回路体保持状態ガイドフレームからガイドフレームを取り外す第三工程とを含む
    ことを特徴とするコネクタの一括接続方法。
JP2015153190A 2014-11-14 2015-08-03 コネクタの一括接続構造、ガイドフレーム、回路体保持状態ガイドフレーム、及びコネクタの一括接続方法 Active JP6215880B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/940,596 US9531110B2 (en) 2014-11-14 2015-11-13 Collective connecting structure, guide frame, circuit body holding state guide frame, and collective connecting method
CN201510785072.6A CN105610006B (zh) 2014-11-14 2015-11-16 连接器的统一连接构造、引导框架、状态引导框架、连接方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014231536 2014-11-14
JP2014231536 2014-11-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016103462A JP2016103462A (ja) 2016-06-02
JP6215880B2 true JP6215880B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=56089600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015153190A Active JP6215880B2 (ja) 2014-11-14 2015-08-03 コネクタの一括接続構造、ガイドフレーム、回路体保持状態ガイドフレーム、及びコネクタの一括接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6215880B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6481859B2 (ja) * 2015-08-07 2019-03-13 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ嵌合装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5275133B2 (ja) * 2009-05-14 2013-08-28 矢崎総業株式会社 コネクタモジュール
JP2014127308A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 並列部材、コネクタの嵌合方法、及び機器の組み立て方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016103462A (ja) 2016-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8398425B2 (en) Board-to-board connector having sloped guide surfaces with a common edge
US8308492B2 (en) Board-to-board connector
EP3399596B1 (en) Floating connector device
KR101232437B1 (ko) 보드간 컨넥터
TWI539680B (zh) Substrate to substrate connector
US8465298B2 (en) Board-to-board connector
US7575487B2 (en) Electric connector
JP7216685B2 (ja) コネクタ
KR101326395B1 (ko) 커넥터 및 커넥터 장치
JP6215880B2 (ja) コネクタの一括接続構造、ガイドフレーム、回路体保持状態ガイドフレーム、及びコネクタの一括接続方法
WO2010135549A1 (en) Loop connector and closed-circuit forming connector
CN105610006B (zh) 连接器的统一连接构造、引导框架、状态引导框架、连接方法
JP6002636B2 (ja) フラットケーブル端末接続具
KR20160070019A (ko) 접촉 장치
JP6458786B2 (ja) コネクタ
JP5817504B2 (ja) 電気コネクタ
US20070042629A1 (en) Latch for connector
JP2018067522A (ja) 取付部品
JP5988029B2 (ja) コネクタ装置
JP6305133B2 (ja) コネクタアッセンブリ及びコネクタ
JP6292387B2 (ja) コネクタ装置
JP5074164B2 (ja) コネクタ
KR100655833B1 (ko) 연성 인쇄기판용 커넥터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6215880

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250