JP6213406B2 - エレベータの群管理システム - Google Patents
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Description
制御装置は、
行先階登録装置で新たな行先階呼びが登録されたときに、複数台の号機のそれぞれを、基準階からの走行距離が速度アップ運転が可能な目標走行距離以上となる所定階よりも下の行先階への行先階呼びが割り当てられている第1の号機と、所定階以上の行先階への行先階呼びのみが割り当てられている第2の号機とに分類し、
新たな行先階呼びの行先階が所定階よりも下の階であるときは、第1の号機に分類される号機の中から優先して、当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定し、
新たな行先階呼びの行先階が所定階以上の階であるときは、第2の号機に分類される号機の中から優先して、当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定する。
1.構成
図1は、実施形態1に係るエレベータの群管理システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態のエレベータは、号機のかごの走行速度を走行距離や乗車率に応じて定格速度よりも速い速度で走行可能な可変速エレベータである。制御装置10は、速度アップ運転条件を満たす走行区間(以下、適宜「速度アップ可能区間」という)が存在する号機について、当該速度アップ可能区間において、速度アップ運転を行う。速度アップ運転条件は、(1)走行区間の走行距離が目標走行距離以上であり、かつ(2)当該走行区間の乗車率が目標乗車率の範囲内にあることである。乗車率とは、かごへの乗車定員に対する乗車人数の比率であり、乗車人数は行先階呼びの登録個数から求めることができる。目標乗車率の範囲とは、速度アップ運転が可能となる乗車率の範囲である。目標乗車率の範囲は、かご(利用者を含む)と釣合おもりとの重量差が速度アップ運転を可能とする所定量以下となる範囲に基づいて設定される。走行距離とは、エレベータの上昇運転または下降運転時の上下方向の距離である。エレベータは、階間で走行するので、走行距離は、出発階と行先階との間の階間距離として求めることができる。目標走行距離とは、速度アップ運転を行った場合に所望の走行時間短縮効果が得られる予め設定した走行距離である。目標走行距離は、目標とする走行時間短縮量に応じて任意の値に設定すればよい。
本実施形態のエレベータの群管理システムは、利用者が所望の行先階を示す行先階呼びを登録するための行先階登録装置20と、行先階登録装置20で登録された行先階呼びに基づいて複数台のエレベータ30のうちのいずれかを行先階呼びに割り当てる制御装置10とを備えたエレベータの群管理システムである。
制御装置10は、
行先階登録装置20で新たな行先階呼びが登録されたときに、複数台の号機のそれぞれを、1階(基準階)からの走行距離が速度アップ運転が可能な目標走行距離以上となる所定階よりも下の行先階への行先階呼びが割り当てられている下層階割当候補号機(第1の号機)と、または所定階以上の行先階への行先階呼びのみが割り当てられている上層階割当候補号機及び速度アップ維持号機(第2の号機)とに分類し、
新たな行先階呼びの行先階が所定階よりも下の階であるときは、下層階割当候補号機(第1の号機)に分類される号機の中から優先して当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定し、
新たな行先階呼びの行先階が所定階以上の階であるときは、上層階割当候補号機及び速度アップ維持号機(第2の号機)に分類される号機の中から優先して当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定する。
制御装置10は、
新たな行先階呼びの行先階が所定階よりも下の階である場合において、下層階割当候補号機(第1の号機)に分類される号機が存在しないときは、上層階割当候補号機及び速度アップ維持号機(第2の号機)に分類される号機の中から当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定し、
新たな行先階呼びの行先階が所定階以上の階である場合において、上層階割当候補号機及び速度アップ維持号機(第2の号機)に分類される号機が存在しないときは、下層階割当候補号機(第1の号機)に分類される号機の中から当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定する。
制御装置10は、
行先階登録装置20で新たに行先階呼びが登録されたときに、上層階割当候補号機及び速度アップ維持号機(第2の号機)に分類される号機について、さらに、当該新たな行先階呼びを仮割当したときの乗車率が所定乗車率以下の上層階割当候補号機(第3の号機)と、当該新たな行先階呼びを仮割当したときの乗車率が所定乗車率よりも大きい速度アップ維持号機(第4の号機)とに分類し、
当該新たな行先階呼びを仮割当したときの乗車率が所定乗車率よりも大きいときは、当該新たな行先階呼びに対する割当号機として速度アップ維持号機(第4の号機)に分類される号機よりも上層階割当候補号機(第3の号機)に分類される号機を優先して決定する。
上記実施形態では、行先階(行先階呼び)の登録は、利用者が行先階登録装置20の操作部25を操作することにより行われる。しかし、本発明における行先階(行先階呼び)の登録は、これに限られない。行先階登録装置20にカードリーダを設け、当該カードリーダにより、利用者が有するICカード等から行先階に関する情報を読み取り、読み取った行先階に関する情報に基づいて、行先階(行先階呼び)を登録するようにしてもよい。あるいは、このようなカードリーダを有するセキュリティゲートを行先階登録装置として利用することができる。すなわち、行先階登録装置20は、利用者の乗車階及び行先階に関する情報を取得して、制御装置10に当該情報を送信し、制御装置10により決定された割当号機に関する情報を利用者に対して提示可能な装置であれば、どのような装置であってもよい。
11 制御部
12 記憶部
13 入出力インタフェース
20 行先階登録装置
21 制御部
22 記憶部
23 入出力インタフェース
24 表示部
25 操作部
30 エレベータ
Claims (4)
- 利用者が所望の行先階を示す行先階呼びを登録するための行先階登録装置と、前記行先階登録装置で登録された行先階呼びに基づいて複数台の号機のうちのいずれかを前記行先階呼びに割り当てる制御装置とを備えた、エレベータの群管理システムであって、
前記制御装置は、
前記行先階登録装置で新たな行先階呼びが登録されたときに、前記複数台の号機のそれぞれを、基準階からの走行距離が速度アップ運転が可能な目標走行距離以上となる所定階よりも下の行先階への行先階呼びが割り当てられている第1の号機と、前記所定階以上の行先階への行先階呼びのみが割り当てられている第2の号機とに分類し、
前記新たな行先階呼びの行先階が前記所定階よりも下の階であるときは、前記第1の号機に分類される号機の中から優先して、当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定し、
前記新たな行先階呼びの行先階が前記所定階以上の階であるときは、前記第2の号機に分類される号機の中から優先して、当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定する、
エレベータの群管理システム。 - 前記制御装置は、
前記新たな行先階呼びの行先階が前記所定階よりも下の階である場合において、前記第1の号機に分類される号機が存在しないときは、前記第2の号機に分類される号機の中から当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定し、
前記新たな行先階呼びの行先階が前記所定階以上の階である場合において、前記第2の号機に分類される号機が存在しないときは、前記第1の号機に分類される号機の中から当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定する、
請求項1に記載のエレベータの群管理システム。 - 前記制御装置は、
前記行先階登録装置で新たに行先階呼びが登録されたときに、前記第2の号機に分類される号機を、さらに、当該新たな行先階呼びを仮割当したときの乗車率が所定乗車率以下の第3の号機、または当該新たな行先階呼びを仮割当したときの乗車率が前記所定乗車率よりも大きい第4の号機に分類し、
当該新たな行先階呼びを仮割当したときの乗車率が前記所定乗車率よりも大きいときは、当該新たな行先階呼びに対する割当号機として前記第4の号機に分類される号機よりも前記第3の号機に分類される号機を優先して決定する、
請求項1または請求項2に記載のエレベータの群管理システム。 - 利用者が所望の行先階を示す行先階呼びを登録するための行先階登録装置で登録された行先階呼びに基づいて複数台の号機のうちのいずれかを前記行先階呼びに割り当てるエレベータの群管理方法であって、
前記行先階登録装置で新たな行先階呼びが登録されたときに、前記複数台の号機のそれぞれを、基準階からの走行距離が速度アップ運転が可能な目標走行距離以上となる所定階よりも下の行先階への行先階呼びが割り当てられている第1の号機と、前記所定階以上の行先階への行先階呼びのみが割り当てられている第2の号機とに分類し、
前記新たな行先階呼びの行先階が前記所定階よりも下の階であるときは、前記第1の号機に分類される号機の中から優先して、当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定し、
前記新たな行先階呼びの行先階が前記所定階以上の階であるときは、前記第2の号機に分類される号機の中から優先して、当該新たな行先階呼びに対する割当号機を決定する、
エレベータの群管理方法。
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