JP6212797B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
遊技媒体を利用して遊技を行う遊技機であって、
第1役物と、
前記第1役物までの距離が第1距離である第1位置から前記第1役物までの距離が前記第1距離より短い第2距離である第2位置まで移動可能であり、内部に取り込んだ光を乱反射させる第2役物と、
前記第2役物に向けて発光可能な第2役物用発光体と、該第2役物用発光体を制御する制御回路の少なくとも一部と、を有する発光体基板と、
を備え、
前記第2役物用発光体は、少なくとも前記第2役物が前記第2位置にある場合に、発光させられるものであり、
前記発光体基板は、前記第2位置にある前記第2役物の端面に前記第2役物用発光体の発光方向が向けられた状態で、前記第1役物に設けられており、
前記第2役物が前記第2位置にある場合に、前記第2役物の前記端面と前記第1役物との間に形成される間隙の前方に位置する遮蔽部を備える
ことを特徴とする。
遊技媒体を利用して遊技を行う遊技機であって、
第1役物と、
前記第1役物までの距離が第1距離である第1位置から前記第1役物までの距離が前記第1距離より短い第2距離である第2位置まで移動可能であり、内部に取り込んだ光を乱反射させる第2役物と、
前記第2役物に向けて発光可能な第2役物用発光体と、該第2役物用発光体を制御する制御回路の少なくとも一部と、を有する発光体基板と、
を備え、
前記第2役物用発光体は、少なくとも前記第2役物が前記第2位置にある場合に、発光させられるものであり、
前記発光体基板は、前記第2位置にある前記第2役物の端面に前記第2役物用発光体の発光方向が向けられた状態で、前記第1役物に設けられており、
前記発光体基板は、その両面を前後にして設けられており、
前記第2役物用発光体は、前記発光体基板の後面に設けられている
ことを特徴とする。
遊技媒体を利用して遊技を行う遊技機であって、
第1役物と、
前記第1役物までの距離が第1距離である第1位置から前記第1役物までの距離が前記第1距離より短い第2距離である第2位置まで移動可能であり、内部に取り込んだ光を乱反射させる第2役物と、
前記第2役物に向けて発光可能な第2役物用発光体と、該第2役物用発光体を制御する制御回路の少なくとも一部と、を有する発光体基板と、
を備え、
前記第2役物用発光体は、少なくとも前記第2役物が前記第2位置にある場合に、発光させられるものであり、
前記発光体基板は、前記第2位置にある前記第2役物の端面に前記第2役物用発光体の発光方向が向けられた状態で、前記第1役物に設けられており、
前記第2役物および前記第2役物用発光体は複数ずつ設けられており、
該複数の第2役物用発光体は、それぞれに対応する1つの前記第2役物に発光方向が向けられている
ことを特徴とする。
遊技媒体を利用して遊技を行う遊技機であって、
第1役物と、
前記第1役物までの距離が第1距離である第1位置から前記第1役物までの距離が前記第1距離より短い第2距離である第2位置まで移動可能であり、内部に取り込んだ光を乱反射させる第2役物と、
前記第2役物に向けて発光可能な第2役物用発光体と、該第2役物用発光体を制御する制御回路の少なくとも一部と、を有する発光体基板と、
を備え、
前記第2役物用発光体は、少なくとも前記第2役物が前記第2位置にある場合に、発光させられるものであり、
前記発光体基板は、前記第2位置にある前記第2役物の端面に前記第2役物用発光体の発光方向が向けられた状態で、前記第1役物に設けられており、
前記第2役物が前記第2位置にある場合は、前記第1役物の形状と前記第2役物の形状との組み合わせによって特定形状の物体が表出する
ことを特徴とする。
A.パチンコ機1の装置構成:
A−1.装置前面側の構成:
A−2.遊技盤の構成:
A−3.制御回路の構成:
B.遊技の進行態様:
C.移動役物装置U:
C−1.移動役物装置Uの構成:
C−2.移動役物装置Uの動作態様:
A−1.装置前面側の構成 :
図1は、本実施例のパチンコ機1の正面図である。図1に示すように、パチンコ機1の前面部には、前面枠4が設けられている。前面枠4は、一端(図1における左側)が中枠3に対して回動可能に軸支されている。中枠3の前面側には遊技盤20(図2参照)が着脱可能に取り付けられており、前面枠4が中枠3に対してパチンコ機1前方側に回動(開放)されると、遊技盤20が露出された状態となる。中枠3は、一端(図1における左側)が本体枠2に対して回動可能に軸支されている。本体枠2は、木製の板状部材を組み立てて構成された略長方形の枠体であり、パチンコ機1の外枠を形成している。
図2は、遊技盤20の盤面構成(前面側)を示す説明図である。前述したように、遊技盤20は中枠3の前面側に着脱可能に取り付けられている。図2に示すように、遊技盤20の中央には略円形状の遊技領域21が形成されている。発射装置ユニット261(図3参照)から発射された遊技球は、外レール22と内レール23との間を通って遊技領域21に放出された後、遊技領域21を流下する。遊技領域21は、前面枠4の窓部4aを通して遊技者に視認されるので、当然ながら、遊技領域21を流下する遊技球の様子も窓部4aを通して遊技者に視認されることとなる。
次に、本実施例のパチンコ機1における制御回路の構成について説明する。図3は、本実施例のパチンコ機1における制御回路の構成を示すブロック図である。図示されているようにパチンコ機1の制御回路は、多くの制御基板や、各種基板、中継端子板などから構成されている。詳しくは、遊技の基本的な進行に係る制御を司る主制御基板200や、遊技の演出に係る制御を司るサブ制御基板220、サブ制御基板220の制御下で画像の表示や音声の出力に係る制御を司る画像音声制御基板230、サブ制御基板220の制御下でランプの発光に係る制御を司るランプ制御基板226、遊技球の貸し出しや払い出しに係る制御を司る払出制御基板240、遊技球の発射に係る制御を司る発射制御基板260などから構成されている。これら制御基板は、各種論理演算および算出演算を実行するCPU(図3におけるCPU201、221、231等)や、CPUで実行される各種プログラムやデータが記憶されているROM(図3におけるROM202、222、232等)、プログラムの実行に際してCPUが一時的なデータを記憶するRAM(図3における203、223、233等)、入出力用回路など、種々の周辺LSIがバスで相互に接続されて構成されている。
本実施例のパチンコ機1では、次のようにして遊技が進行する。上皿部7に遊技球が貯留された状態で発射ハンドル9が回転されると、上皿部7に貯留された遊技球が1球ずつ発射装置ユニット261に供給されて、図2を用いて前述した遊技領域21に発射される。遊技球を打ち出す強さは発射ハンドル9の回転角度に対応するので、遊技者は発射ハンドル9の回転角度を変化させることによって、遊技者は所望する領域に遊技球を流下させることができる。例えば、中央装置40(演出表示装置41)の左方の領域を流下するように遊技球を発射させたり(左打ちを行ったり)、中央装置40(演出表示装置41)の右方の領域を流下するように遊技球を発射させたり(右打ちを行ったり)することができる。
図2を用いて前述したように、第1始動口24には左打ちされた遊技球が入球可能である。左打ちされた遊技球が第1始動口24に入球し、その入球した遊技球が第1始動口センサー24sにより検知されると、所定の判定乱数(大当り判定乱数など)を取得し、該判定乱数に基づいて大当りであるか外れであるかを判定する大当り判定を行う。そして、この大当り判定の結果に基づいて、第1の特別図柄(以下「第1特図」ともいう)を変動表示させた後に停止表示させる。また、図2を用いて前述したように、第2始動口25には右打ちされた遊技球が入球可能である。右打ちされた遊技球が第2始動口25に入球し、その入球した遊技球が第2始動口センサー25sにより検知されると、所定の判定乱数(大当り判定乱数など)を取得し、該判定乱数に基づいて大当りであるか外れであるかを判定する大当り判定を行う。そして、この大当り判定の結果に基づいて、第2の特別図柄(以下「第2特図」ともいう)を変動表示させた後に停止表示させる。ここで、第1特図、第2特図について説明する。
第1特図または第2特図が何れかの大当り図柄で停止表示されると、大入賞口28が開放状態となるラウンド遊技が複数回行われる大当り遊技を開始する。図2を用いて前述したように、大入賞口28には右打ちされた遊技球が入球可能であるので、大当り遊技中は右打ちが行われることとなる。
遊技球が第1始動口24に入球すると、上述したように第1特図についての大当り判定や変動表示が行われるものの、これらの大当り判定や変動表示は、遊技球が第1始動口24に入球後に直ぐに行われるのではなく、取得された判定乱数を第1特図保留として一旦記憶する。そして、所定の条件が成立したら、記憶した第1特図保留に基づいて大当り判定や第1特図の変動表示を行う。このような第1特図保留は4個を上限として記憶される。第1特図保留の記憶数(第1特図保留数)は、セグメント表示部50の第1特図保留表示部53に表示される。すなわち、図4に示すように、第1特図保留表示部53には2個のLEDが配置されており、この第1特図保留表示部53では、2個のLEDのうち1個のLEDを点灯することで第1特図保留数が1個であることを示し、2個のLEDを点灯することで第1特図保留数が2個であることを示し、1個のLEDを点滅することで第1特図保留数が3個であることを示し、2個のLEDを点滅することで第1特図保留数が4個であることを示す。
図2を用いて前述したように、普通図柄作動ゲート27は右打ちされた遊技球が通過可能である。右打ちされた遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過し、その遊技球がゲートセンサー27sにより検知されると、所定の判定乱数(普図当り判定乱数など)を取得し、該判定乱数に基づいて普図当りであるか外れであるかを判定する普図当り判定を行う。そして、この普図当り判定の結果に基づいて、普通図柄を変動表示させた後に停止表示させる。図4に示すように、セグメント表示部50には、普通図柄を表示する普図表示部56が設けられており、普図表示部56には2個のLEDが配置されている。普通図柄は、普図表示部56において、2個のLEDのうち点灯するLEDを切り換えることによって変動表示され、2個のLEDのうち所定のLEDを点灯した状態とすることで停止表示される。本実施例のパチンコ機1では、普通図柄として、2個のLEDのうち左のLEDを点灯させた普図当り図柄と、右のLEDを点灯させた普図外れ図柄の2種類の図柄を停止表示可能である。普図当り判定の結果が普図当りである場合は普通図柄が普図当り図柄で停止表示され、普図当り判定の結果が普図外れである場合は普通図柄が普図外れ図柄で停止表示される。こうして普通図柄を当り図柄または外れ図柄で停止表示したら、停止表示された図柄を確定させるべく、図柄が停止表示された状態を所定の時間が経過するまで維持する表示(確定表示)を行う。そして、普通図柄が普図当り図柄で停止表示された場合は、第2始動口25が開放状態となった後に閉鎖状態となる普図当り遊技が行われる。
遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過すると、普図当り判定や普通図柄の変動表示が行われるものの、これらの普図当り判定や変動表示は、遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過後に直ぐに行われるのではなく、取得された判定乱数を普図保留として一旦記憶する。そして、所定の条件が成立したら、記憶した普図保留に基づいて普図当り判定や普通図柄の変動表示を行う。このような普図保留も4個を上限として記憶される。普図保留の記憶数(普図保留数)は、セグメント表示部50の普図保留表示部57に表示される。すなわち、図4に示すように、普図保留表示部57には2個のLEDが配置されており、この普図保留表示部57では、2個のLEDのうち1個のLEDを点灯することで普図保留数が1個であることを示し、2個のLEDを点灯することで普図保留数が2個であることを示し、1個のLEDを点滅することで普図保留数が3個であることを示し、2個のLEDを点滅することで普図保留数が4個であることを示す。尚、本実施例のパチンコ機1では、普図保留が記憶されている場合において、普通図柄の変動表示中、普通図柄の確定表示中、普図当り遊技中の何れでもなければ、最先に記憶された普図保留に係る普図当り判定および普通図柄の変動表示を行う。
ここで、本実施例のパチンコ機1では、大当り判定において大当りと判定される確率に係る遊技状態と、第2始動口25への遊技球の入球頻度に係る遊技状態とが適宜設定される。これらのうち大当り判定において大当りと判定される確率に係る遊技状態は、「大当り判定において大当りと判定される確率が低い(99.9分の1の確率である)低確率状態」または「大当り判定において大当りと判定される確率が高い(11.9分の1の確率である)高確率状態」に設定される。また、第2始動口25への遊技球の入球頻度に係る遊技状態は、「第2始動口25への遊技球の入球頻度が低い非電サポ状態」または「第2始動口25への遊技球の入球頻度が高い電サポ状態」に設定される。尚、以下では、高確率状態が設定された状態で実行可能な図柄変動遊技(特別図柄の変動表示)の回数を「高確回数」とも表現し、電サポ状態が設定された状態で実行可能な図柄変動遊技(特別図柄の変動表示)の回数を「電サポ回数」とも表現する。
上述したような遊技の進行は、主に主制御基板200のCPU201によって行われる。本実施例のパチンコ機1では、上述したような遊技の進行に合わせて、演出表示装置41に種々の画像を表示する演出を行う。このような演出は、主にサブ制御基板220のCPU221によって行われる。
C−1.移動役物装置Uの構成 :
図7(a)は、「移動役物演出」が行われている状態(図6(b)に示す状態)の移動役物装置Uの前方斜視図であり、図7(b)は、その分解斜視図である。また、図8(a)は、「移動役物演出」が行われている状態(同じく図6(b)に示す状態)の移動役物装置Uの後方斜視図であり、図8(b)は、その分解斜視図である。
上役物60は、左右方向に延びる上ベース部61と、上ベース部61の下面から垂下させて設けられた光透過性を有する透明板62とを備えている。この透明板62の下部には、矩形状に切り欠かれた切欠部62aが形成されている(図7(b)、図8(b)参照)。また、透明板62の前面には、この切欠部62aの上方および側方を囲むようにして、前方からみて円弧状の凹部62bが形成されている(図7(b)参照)。さらに、透明板62の前面には、切欠部62aおよび凹部62bが形成されることによって、自ずと、前方に突出した領域(切欠部62aと凹部62bに囲まれる領域)が形成されている(図7(b)参照)。この突出した領域を、以下では「上導光反射部62c」とも称する。上導光反射部62cの前面(図7のハッチング部分)あるいは内部には、種々の模様が立体的に形成されている。上導光反射部62cの下端面から光が取り込まれると(入光すると)、この光は立体的に形成された模様で乱反射するので、該模様が発光することとなる。また、上導光反射部62cは、上端が円弧状の凹部62bに囲まれているので(規定されているので)、円盤形状の一部と同様の形状(円盤の盤面を前方に向けて配置した場合の円盤の上部と同様の形状)を有している。このように透明板62には、切欠部62a、凹部62b、上導光反射部62cが形成されている。
左役物70は、光透過性を有する透明板からなる左導光反射部71を備えており、左導光反射部71の前面(図7のハッチング部分)あるいは内部には、種々の模様が立体的に形成されている。左導光反射部71の上端面から光が取り込まれると(入光すると)、この光は立体的に形成された模様で乱反射するので、該模様が発光することとなる。また、左導光反射部71は、円盤形状の一部と同様の形状(円盤の盤面を前方に向けて配置した場合の円盤の左下部と同様の形状)を有しており、この左導光反射部71の円弧部分に沿わせて左下枠部72が設けられている。左導光反射部71と左下枠部72の後部側には、左導光反射部71と左下枠部72の後部を覆うようにして左下ベース部73が設けられている。また、左下ベース部73の後部側には、左下軸支部74が設けられており、この左下軸支部74には、後述する左上アーム91の下側の突出部91bが軸支されていると共に、後述する左下アーム93の上側の突出部93aが軸支されている(図8参照)。
左役物70には、左下アーム93を介して、役物用モーター70m(図7および図8では図示省略、図3参照)の駆動力が伝達される。つまり、左下アーム93の上側に設けられた突出部93aは、左役物70の左下軸支部74に軸支されており、左下アーム93の下端部には、左下ギヤ93bが形成されている。そして、この左下ギヤ93bには、役物用モーター70mの回転軸に設けられたギヤが歯合している(噛み合っている)。これに対して、右役物80には、右下アーム94を介して、役物用モーター80m(図7および図8では図示省略、図3参照)の駆動力が伝達される。つまり、右下アーム94の上側に設けられた突出部94aは、右役物80の右下軸支部84に軸支されており、右下アーム94の下端部には、右下ギヤ94bが形成されている。そして、この右下ギヤ94bには、役物用モーター80mの回転軸に設けられたギヤが歯合している。
次に、移動役物装置Uの動作態様(移動役物演出)について説明する。図9は、「移動役物演出」が行われていない状態(図6(a)に示す状態)の移動役物装置Uの前方斜視図および後方斜視図である。図9に示すように、「移動役物演出」が行われていない場合は、左下アーム93および右下アーム94はそれぞれの下端部(左下ギヤ93b、右下ギヤ94b)を回動中心にして左右に傾動された状態(上部側が拡開された状態)となっている。これに伴って、左下アーム93および右下アーム94のそれぞれの上端部(突出部93a、突出部94a)に連結された左役物70および右役物80は、左右に引き下げられた状態となっている。また、左上アーム91の下端部(突出部91b)は左役物70に連結され、右上アーム92の下端部(突出部92b)は右役物80に連結されているので、左役物70および右役物80が左右に引き下げられることに伴って、左上アーム91および右上アーム92のそれぞれの下端部(突出部91b、突出部92b)も左右に引き下げられた状態となっている。すなわち、左上アーム91および右上アーム92は、それぞれの上端部(突出部91a、突出部92a)を回動中心にして下部側が左右に拡開されながら、引き下げられた状態となっている。さらに、左上アーム91の上端部(突出部91a)および右上アーム92の上端部(突出部92a)は上役物60に連結されているので、左上アーム91および右上アーム92が引き下げられることに伴って、上役物60も下方に引き下げられた状態となっている。
ここで、上述した各種LED(上導光反射部用LED66a、ナナセグ用LED66b、左導光反射部用LED66c、右導光反射部用LED66d)とその他の遊技部品との位置関係について更に詳しく説明する。
また、上述した実施例のパチンコ機は、次のような遊技機として把握することもできる。すなわち、
<把握例1>
遊技媒体を利用して遊技を行う遊技機であって、
第1役物と、
前記第1役物までの距離が第1距離である第1位置から前記第1役物までの距離が前記第1距離より短い第2距離である第2位置まで移動可能であり、内部に取り込んだ光を乱反射させる第2役物と、
前記第2役物に向けて発光可能な第2役物用発光体と、該第2役物用発光体を制御する制御回路の少なくとも一部と、を有する発光体基板と、
を備え、
前記第2役物用発光体は、少なくとも前記第2役物が前記第2位置にある場合に、発光させられるものであり、
前記発光体基板は、前記第2位置にある前記第2役物の端面に前記第2役物用発光体の発光方向が向けられた状態で、前記第1役物に設けられている
ことを特徴とする。
このような遊技機では、第2役物を第2役物用発光体によって発光させるものの、第2役物用発光体および発光体基板は、全て第1役物に設けられている。ここで、移動可能に設けられた第2役物の重量が増大化すると、第2役物の移動に係る構成への負担(例えば、駆動源への負担や、該役物を支持する部材への負担など)も増大化し、ひいては、第2役物の移動が円滑に行われなくなる虞がある。この点、本発明の遊技機では、上述したように、第2役物を発光させるための第2役物用発光体および発光体基板は、全て第1役物に設けられているので、第2役物の重量を軽減することができ、この結果、第2役物を円滑に移動させることができる。
<把握例2>
また、こうした遊技機では、
前記第2役物が前記第2位置にある場合に、前記第2役物の前記端面と前記第1役物との間に形成される間隙の前方に位置する遮蔽部を備える
こととしてもよい。
このような遊技機では、上述したように第1役物に設けられた第2役物用発光体によって第2役物を発光させる。もっとも、第2役物から発せられた光が第1役物と第2役物との間に形成される間隙から漏れると、遊技者に違和感を与えてしまう虞がある。この点、本発明の遊技機は、この間隙の前方に遮蔽部を備えるので、前方(遊技者側)からは、間隙を視認することができず、ひいては、この間隙から漏れる光を遊技者が視認することを抑制することができる。この結果、遊技者に違和感を与えてしまう虞を軽減することができる。
<把握例3>
また、こうした遊技機では、
前記発光体基板は、その両面を前後にして設けられており、
前記第2役物用発光体は、前記発光体基板の後面に設けられている
こととしてもよい。
このような遊技機では、第2役物用発光体から発せられた光は、発光体基板自体が妨げとなって、前方へ照射されることが抑制される。このことからも、第1役物と第2役物との間に形成される間隙から漏れる光を遊技者が視認することを抑制することができ、上述の違和感を与える虞を軽減することができる。
<把握例4>
また、こうした遊技機では、
前記第2役物および前記第2役物用発光体は複数ずつ設けられており、
該複数の第2役物用発光体は、それぞれに対応する1つの前記第2役物に発光方向が向けられている
こととしてもよい。
このような遊技機では、第2役物用発光体は、それぞれに対応する1つの第2役物に発光方向が向けられている。すなわち、複数の第2役物用発光体の発光方向は何れも、複数の第2役物に跨がって向けられてはいない。ここで、複数の第2役物用発光体の何れかの発光方向が複数の第2役物に跨がって向けられていると、該第2役物用発光体から発する光は、自ずと複数の第2役物間に形成される間隙に入射することとなる。こうなると、該間隙が照射されて目立ってしまい、遊技者に違和感を与えてしまう虞がある。この点、本発明の遊技機は、上述したように構成されているので、複数の第2役物間に形成される間隙は直接的には照射されない。この結果、該間隙が目立つことを抑制することができ、ひいては、上述した違和感を遊技者に与えてしまう虞を軽減することができる。
<把握例5>
また、こうした遊技機では、
複数の前記第2役物は、それぞれが前記第2位置にある場合は、前記第2役物用発光体の発光方向が向けられた端面とは異なる端面同士が互いに当接する
こととしてもよい。
このような遊技機では、複数の第2役物のそれぞれが第2位置にある場合は、第2役物用発光体の発光方向が向けられた端面とは異なる端面同士が互いに当接する。このため、複数の第2役物のうち一方に入射した第2役物用発光体の光は、この当接した部位を介して、他方にも入射する。すなわち、複数の第2役物間で光を行き来させることができる。この結果、複数の第2役物間で一体感を高めることができる。
<把握例6>
また、こうした遊技機では、
前記端面同士が当接する複数の第2役物の少なくとも一方には、他方を該他方の前記第2位置に案内する案内部が設けられている
こととしてもよい。
このような遊技機では、複数の第2役物がそれぞれの第2位置に移動する際は、案内部によって案内される。このため、複数の第2役物を第2位置まで円滑に移動させることができる。
<把握例7>
また、こうした遊技機では、
前記第2役物が前記第2位置にある場合は、前記第1役物の形状と前記第2役物の形状との組み合わせによって特定形状の物体が表出する
こととしてもよい。
このような遊技機では、第2役物が第2位置にある場合は、第1役物の形状と第2役物の形状との組み合わせによって特定形状の物体が表出する。このため、遊技者に意外性を感じさせることができ、遊技興趣を高めることが可能となる。
Claims (4)
- 遊技媒体を利用して遊技を行う遊技機であって、
第1役物と、
前記第1役物までの距離が第1距離である第1位置から前記第1役物までの距離が前記第1距離より短い第2距離である第2位置まで移動可能であり、内部に取り込んだ光を乱反射させる第2役物と、
前記第2役物に向けて発光可能な第2役物用発光体と、該第2役物用発光体を制御する制御回路の少なくとも一部と、を有する発光体基板と、
を備え、
前記第2役物用発光体は、少なくとも前記第2役物が前記第2位置にある場合に、発光させられるものであり、
前記発光体基板は、前記第2位置にある前記第2役物の端面に前記第2役物用発光体の発光方向が向けられた状態で、前記第1役物に設けられており、
前記第2役物が前記第2位置にある場合に、前記第2役物の前記端面と前記第1役物との間に形成される間隙の前方に位置する遮蔽部を備える
ことを特徴とする遊技機。 - 遊技媒体を利用して遊技を行う遊技機であって、
第1役物と、
前記第1役物までの距離が第1距離である第1位置から前記第1役物までの距離が前記第1距離より短い第2距離である第2位置まで移動可能であり、内部に取り込んだ光を乱反射させる第2役物と、
前記第2役物に向けて発光可能な第2役物用発光体と、該第2役物用発光体を制御する制御回路の少なくとも一部と、を有する発光体基板と、
を備え、
前記第2役物用発光体は、少なくとも前記第2役物が前記第2位置にある場合に、発光させられるものであり、
前記発光体基板は、前記第2位置にある前記第2役物の端面に前記第2役物用発光体の発光方向が向けられた状態で、前記第1役物に設けられており、
前記発光体基板は、その両面を前後にして設けられており、
前記第2役物用発光体は、前記発光体基板の後面に設けられている
ことを特徴とする遊技機。 - 遊技媒体を利用して遊技を行う遊技機であって、
第1役物と、
前記第1役物までの距離が第1距離である第1位置から前記第1役物までの距離が前記第1距離より短い第2距離である第2位置まで移動可能であり、内部に取り込んだ光を乱反射させる第2役物と、
前記第2役物に向けて発光可能な第2役物用発光体と、該第2役物用発光体を制御する制御回路の少なくとも一部と、を有する発光体基板と、
を備え、
前記第2役物用発光体は、少なくとも前記第2役物が前記第2位置にある場合に、発光させられるものであり、
前記発光体基板は、前記第2位置にある前記第2役物の端面に前記第2役物用発光体の発光方向が向けられた状態で、前記第1役物に設けられており、
前記第2役物および前記第2役物用発光体は複数ずつ設けられており、
該複数の第2役物用発光体は、それぞれに対応する1つの前記第2役物に発光方向が向けられている
ことを特徴とする遊技機。 - 遊技媒体を利用して遊技を行う遊技機であって、
第1役物と、
前記第1役物までの距離が第1距離である第1位置から前記第1役物までの距離が前記第1距離より短い第2距離である第2位置まで移動可能であり、内部に取り込んだ光を乱反射させる第2役物と、
前記第2役物に向けて発光可能な第2役物用発光体と、該第2役物用発光体を制御する制御回路の少なくとも一部と、を有する発光体基板と、
を備え、
前記第2役物用発光体は、少なくとも前記第2役物が前記第2位置にある場合に、発光させられるものであり、
前記発光体基板は、前記第2位置にある前記第2役物の端面に前記第2役物用発光体の発光方向が向けられた状態で、前記第1役物に設けられており、
前記第2役物が前記第2位置にある場合は、前記第1役物の形状と前記第2役物の形状との組み合わせによって特定形状の物体が表出する
ことを特徴とする遊技機。
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