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JP6207608B2 - 昆虫の保全を支援するための方法および装置 - Google Patents

昆虫の保全を支援するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、昆虫個体数の保全を支援するための方法に関する。
多くの居住および商業エリアでは、昆虫の制御のための製品が、使用される。これに起因して、多くの昆虫および他の節足動物が、殺され、その結果生態系にいなくなる。
昆虫および他の節足動物はまた、他の製品によっても殺され、従って生態系から除去される。これらは、例えば、移動製品、特に人または商品の輸送に主に役立つそれらの製品との特に衝突の結果として、それらの適用の間に意図的でなく昆虫に害を及ぼす製品である。それらの適用の間に意図的でなく昆虫に害を及ぼす製品の別の例として、その光によって昆虫を引き付け、あまりに密接に接触した昆虫を焼くヘッドライトが、挙げられる。
製品のこれらの意図的なまたは意図的でない効果の結果として、特に花に授粉し、鳥類、魚類、爬虫類および哺乳類のための食物として役に立つ昆虫が、いなくなっている。
従って、本発明の目的は、昆虫のこれらの喪失を補償することである。
この目的は、独立請求項による教示によって解決される。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項の主題である。
本発明による昆虫個体数の保全を支援するための方法については、最初に、昆虫個体数への製品単位の致死効果が、決定され、所定量の製品単位の効果に起因する昆虫個体数の差が、決定される。
次いで、所定エリアでの実際の昆虫個体数が、決定され、前記所定エリアでの目標昆虫個体数が、決定され、その目標昆虫個体数は、所定エリアでの実際の昆虫個体数および昆虫個体数の差から導き出される。
目標昆虫個体数のために、次いで所定エリアでの生活基盤が、所定エリアの生物学的特性を調整することによって作り出される。
種々の製品は、昆虫個体数への致命的な、また致死的でもある効果を有する。例えば、昆虫制御のための製品によって、昆虫およびクモなどの他の節足動物が、除去され、昆虫および他の節足動物はまた通常、昆虫および節足動物が例えば衛生上の理由で望ましくないエリアからこれらの製品によって殺されもする。昆虫制御のためのそのような製品は通常、この製品についての特性である、所与の量の昆虫を殺すある潜在能力を意味する、ある程度の致死効果を有する。昆虫制御のための製品の製品単位のこの潜在能力は、昆虫個体数へのその致死効果に対応する。好ましくは、製品の致死効果を決定する際に、製品が適用されるまたはそれが効いている期間もまた、考慮される。製品に応じて、その致死効果の決定のために、好ましくは製品単位が適用される時点(季節、日中、夜間、その他)および/または環境(建造物、屋外、その他)もまた、考慮される。
人または商品の輸送のために作動するそれらなどの、特に動力車、列車、荷船、離陸もしくは着陸する航空機または登山鉄道へのゴンドラおよび他の乗り物もしくは自転車などの選択的に動力を供給される車両などの移動製品もまた、昆虫個体数への致死効果を有する。もしこれらの製品が、特定のより高い速度で移動しているならば、それらは、昆虫および他の節足動物と頻繁にかつ大量に、特にこれらの製品の前端部で衝突し、昆虫および他の節足動物は、ほとんど殺される。その結果、そのような製品もまた、ある量の昆虫を殺すある潜在能力を意味する、ある程度の致死効果を有する。また、そのような移動製品の致死効果を決定するために、運転効果に加えて、好ましくは適用の期間、適用の時点および適用の現場も、考慮される。殺される昆虫種の割合は、そのような製品が動かされるエリアでの昆虫個体数に依存する。ある量のこれらの昆虫を殺す製品単位の潜在能力は、昆虫個体数への致死効果に対応する。
風力タービンなどの、特に速く動く部品を有する多くの他の製品もまた、昆虫個体数への致死効果を有し、それらのブレードは、昆虫と衝突する。同様に、多種多様な目的のために動く部品を有する多くの製品は、昆虫にとって致命的なトラップである。例えば、飼料収穫のために使用される回転草刈り機は、高い作業速度に起因して、ハチまたはチョウなどのより大きい昆虫もまた、その時点で収穫エリアから離れることができずに、飼料中で窒息死するほどに強力である。
種々の他の製品は、所望の製品効果に加えてまた、昆虫個体数への望まれていない致死効果も有する。例えば、特に運動競技場および空港での投光照明器などの高性能照明器具のヘッドランプの光、または街路照明からの光でさえ、多くの昆虫を引き付け、それらは、これらの照明システムと密接に接触して、特にそれらの熱効果によって殺される。
従って、その適用が昆虫または他の節足動物に害を及ぼす、前節で述べられた例ならびに種々の他の製品は、ある量の昆虫を殺すいくらかの潜在能力を有する。製品単位のその潜在能力は、昆虫個体数へのその致死効果に対応する。製品単位の致死効果を決定することについて、この方法の適用を簡略化するために、好ましくは平均値が、その製品または同様の製品について使用され、車両のより大きいまたはより小さい前面面積などの致死効果の差は、好ましくは補正因子によって考慮される。
所定量の製品単位の使用または適用のこの致死効果のために、結果として生じる昆虫個体数の差が、決定されてもよい。
それ故に、例えば、約100cmの粘着性表面を有する粘着性捕虫器の製品単位は、平均して約720mgの重さがある150匹のハエを捕獲する。例えば、100,000缶の虫よけスプレー(400ml)は、平均して約50kgの昆虫を殺し、その結果100,000回分の殺虫剤スプレーについての昆虫個体数の差は、約50kgの昆虫である。
しばしば、昆虫制御のための特定の製品は、イエバエなどの、生態系にとってより重要性が少なく、従ってより価値の少ない、主にそのような種の昆虫にその致死効果を発揮する。
約2mの前面面積を有し、例えば季節にわたる平均で18,000kmの平均年間走行距離を持つ乗用車の製品単位については、30gよりも多い昆虫が、1年につき殺される。移動製品のその効果に起因する昆虫個体数の差は従って、流れ対抗面積、移動距離および移動速度ならびに製品が移動しているエリアでの昆虫個体数の密度によって特に影響を受ける。
各エリアは、特に建造物の外側では、ある量の典型的にはいくつかの種類の昆虫によって自然に占有され、それ故に実際の昆虫個体数を有する。昆虫個体数の保全を支援するための本発明による方法を実行するために、実際の昆虫個体数が、所定エリアについて決定されることになる。特に、実際の昆虫個体数は、また品質価値とも呼ばれる生物学的特性によってエリアについて決定されてもよい。同じまたは少なくとも同様の生物学的特性は、1平方メートル当たり1年当たりのある種の昆虫または他の節足動物の異なる頻度によって昆虫個体数のサイズを推定したエリアについての経験値の基礎である。この場合もやはり、決定値の適応は、特性数を使用することによって可能である。
エリアでの実際の昆虫個体数から始めて、この所定エリアの目標昆虫個体数は、所定量の製品単位の効果から生じる昆虫個体数の差および昆虫個体数の保全を支援するエリアについての目標昆虫個体数に関連して決定される。それによって、目標昆虫個体数は、実際の昆虫個体数および昆虫個体数の差の合計であってもよい。さらに、目標昆虫個体数は、実際の昆虫個体数および因子によって増減される昆虫個体数の差の合計によって、または任意の他の適切な計算もしくは経験決定値を有する表を使用するなどの他の決定方法によって決定されてもよい。従来は、そのような計算のために、エリアの1平方メートル当たりのミリグラム単位での昆虫の体重が、昆虫個体数の単位として使用される。
そのような計算のために、好ましくは補正因子がまた、生物多様性の任意の環境価値について考慮するために組み込まれてもよい。そのような補正因子を使用するとき、より高い値の補正因子が、特に価値のあるまたは有用な昆虫に割り当てられる可能性もあり、それ故に生態系の生物多様性についてより価値が少ないと判断される昆虫の種と比較して、より高い補償値が、割り当てられてもよい。それ故に、例えばイエバエまたはミバエと比較して、例えば生物多様性についてより高い補正因子が、ハチまたはアリに割り当てられる。
それ故に、目標昆虫個体数のための生活基盤を形成する所定エリアについて、このエリアは、ある品質価値を有することを意味する、少なくとも所定の生物学的特性を有していなければならない。従って、そのエリアの生物学的特性は、この所定エリアでの決定された目標昆虫個体数のための生活基盤を提供するように、本方法のさらなるステップで適応される。それによって、生物学的特性の品質価値は、より大きい昆虫個体数、目標昆虫個体数のための生活基盤がこのエリアで作り出されるように変更される。これは次いで、さらに大量の昆虫の定住をもたらし、その結果所定エリアは、決定された目標昆虫個体数を有する。所定量の製品単位の効果に起因する昆虫個体数の差に基づいて、生態系での昆虫個体数の保全が、この方法によって支援される。
昆虫個体数への製品単位の致死効果は、好ましくは機械的および/または化学的である。
昆虫を制御するための機械的製品単位の下では、昆虫は、特定のハエたたきまたは接着剤トラップに落ち、その場合接着剤トラップは、機械的保持効果だけでなく、しばしば昆虫をより速く殺すためまたは昆虫を引き付けるための化学的作用物質もまた有する。
機械的製品単位の下では、昆虫は、単一もしくは二重動力車、旅客もしくは貨物列車、離陸もしくは着陸する航空機、川船、他の催事会場乗り物のケーブルカーのためのゴンドラ、または自転車などの選択的に動力を供給される車両などの特定の移動製品に落ちる。
殺虫剤スプレーなどの、部屋の中にまたは表面に展開される活性成分に基づいてその効果を有する製品単位は、純粋に化学的な製品単位と理解されるべきである。好ましくは、機械的および/または化学的作用物質に加えて、特殊応用については、生物学的作用物質が好ましくは、機械的および/または化学的作用物質と併せて使用される。
特に、昆虫個体数への好ましい単一製品単位の致死効果は、好ましくは化学的作用物質の毒性および昆虫個体数に作用する作用物質の量により決定される。作用物質が、より効果があり、作用物質の濃度が、より高く、適用される作用物質および放出される作用物質の量がそれぞれ、より多いほど、致死効果は、特により大きい。
また、昆虫個体数に化学的におよび/または機械的に作用する好ましい製品単位の致死効果は、エリアの特性によっておよび/または製品単位の幾何学的形状によって決定されもする。これらの特徴を有する製品単位は、特に捕虫器であり、その中へ昆虫が、製品単位の色または匂いによって誘い込まれる。そこでは、例えば、昆虫は、その表面張力が低減される溶液を有する容器、粘着性表面または昆虫がそれから離れることができない空洞のような、逃げられないトラップに落ちる。
表面特性および/または幾何学的形状は、昆虫個体数に好ましくは機械的に作用する移動製品単位の致死効果にとって好ましい因子である。特に、移動製品単位の表面の色は、昆虫をこの製品単位の方へ、それ故に製品単位の移動経路の中に移動させることができ、その移動経路で昆虫は次いで、移動製品と衝突する。さらに、閉曲面または例えば微細メッシュのような穴のあいた表面の構成、およびサイズ、特に移動製品の端面の表面などの、幾何学的形状は、特に空気の流れの異なる特性に起因して製品と衝突する昆虫の量にとって重要な因子である。
さらに、本方法の好ましい実施形態について、昆虫個体数へのその致死効果が、昆虫の繁殖力へのマイナス効果により決定される製品単位が、使用される。そのような製品単位によって、昆虫個体数の差は、昆虫の破壊された繁殖力に起因して、昆虫個体数の差が製品単位の適用後に時間的オフセットを伴って引き起こされるような方法で引き起こされる。
前述の種類の製品単位の各々について、昆虫個体数への致死効果が、少なくとも1つの誘引剤によって強化されてもよい。その効果は、昆虫が製品単位に引き付けられるという点において誘引剤によって増幅され、その結果製品単位は、製品単位が適用されるまたは製品単位が影響を及ぼすエリアと比較してより大きい昆虫個体数に作用することができる。
ある種のまたはより多くの種類の昆虫に影響を及ぼす化学的に活性な製品単位の場合には、そのような誘引剤は、特に香りとすることができる。特に、移動製品単位については、色、特に黄色のより鮮やかな色調または照明が、昆虫にとっての誘引剤として作用する。これは、特に車両などの移動製品単位のヘッドラップに、または一般的にすべての種類の照明装置に当てはまる。
移動製品単位について、致死効果は、特に速度しきい値を上回る速度については、特に移動方向に実質的に垂直な流れ対抗表面のサイズおよびこの製品単位が進む距離の長さによって決定される。移動製品単位の速度しきい値はまた、特にその幾何学的形状にも依存する。動力車については、速度しきい値は、約50km/hである。
そのような製品単位の致死効果は、値が大きくなるとともに、特に流れ対抗表面、進む距離および速度の値が大きくなるとともに増加する。速度しきい値を超えると、空気中の昆虫は、基本的にもはや周りの空気の流れによって流れ対抗表面の周りに導かれないまたは害されることなく穏やかに流れ対抗表面に衝突するが、しかし昆虫は、衝撃によって殺されることになるように流入表面と衝突する。
この方法の好ましい実施形態について、所定エリアでの実際の昆虫個体数が、所定エリアの品質価値により決定される。以下の表は、様々な段階の品質価値を与えられる、建造物の外側のエリアの好ましい分類を示す。表示される値は、1年内に1平方メートルの植生に生息している昆虫個体数の重量である。
Figure 0006207608
特に、品質価値の段階が増加するとともに、より高い種の多様性が、仮定されなければならず、それ故にそれらの生態系に対して高い値を有する昆虫種のより高い重量分率が、仮定されなければならない。
もし本発明による方法について、土壌での昆虫個体数が、支援されるべきであるならば、それで、土壌に生息する昆虫の逸脱する重量およびオプションとしてある昆虫種またはある節足動物種の逸脱する重量、特に生態系でのそれらの品質価値が、考慮されなければならない。
好ましくは、品質価値の段階によって、あるエリアの品質価値は、簡単にかつ迅速に決定される。既存エリアの品質価値を決定するために、そのエリアは好ましくは、品質価値のある段階に分類される。他方では、あらかじめ知られている品質価値を有するエリアの特性から始めて、そのエリアを所望の品質価値に高めるために必要とされる、そのエリアを調整するための対策を決定することが、可能である。しかしながら、エリアの実際の昆虫個体数がまた、特定の気候条件、土壌の特性および一般的な表での規定値の一部についての土地の使用に応じて大幅に異なりもし、その結果このために、好ましくは適切な表が、選択されることを心に留めるべきである。
本方法の好ましい実施形態について、所定エリアでの実際の昆虫個体数は、少なくとも1つのセンサを使用することによって検出される。ここで、昆虫それ自体を直接決定するセンサが、提供されてもよい。これは特に、特定の昆虫種の実際の昆虫個体数が決定されなければならないときに意味をなす。しかしながら、特にそのエリアの実際の全昆虫個体数に関連する別のおよび/または同じ生息地を好む昆虫の実際の昆虫個体数を決定することもまた、生物学的事情に応じて、特定の昆虫種の実際の昆虫個体数を決定することによって可能である。
適切なセンサの好ましい実施形態は、例えば測定エリアで移動しているアリの量を決定する、またはそれは、検出されたアリ塚の数およびサイズに基づいてそのエリアでのアリの個体数を決定する。
本方法のさらに好ましい実施形態について、パラメータが、好ましくはセンサによって決定される。従って、所定エリアの品質価値は、決定されたパラメータに基づいて決定されてもよく、そのエリアでの実際の昆虫個体数が、決定されてもよい。適切なセンサは好ましくは、画像検出手段を備える。品質価値がそれに基づいて決定されるパラメータとして、植生、土壌の湿度および/もしくは植生の湿度、酸素含有量および/もしくは空気の汚染、平均温度、平均太陽放射、平均風速、植生の色、土壌の特性、または水の広がりもしくは石の山などの生物学的構造物の存在が、特に適している。また、異なる生態学的価値を有する異なる昆虫種の量および/または存在条件が、所定エリアの品質価値を決定するためのパラメータとして使用されてもよい。一方では、これらのパラメータの1つまたは複数を使用することによって、そのエリアの分類が、決定されてもよく、他方では、実際の昆虫個体数の可能性のある変化が、時間に依存して決定されてもよい。
所定エリアでの実際の昆虫個体数から始めて、このエリアの目標昆虫個体数は、好ましくはまた補正因子も考慮する適切な決定方法を使用して、所定量の製品単位の作用から生じる昆虫個体数の差によって決定される。
本方法の好ましい実施形態について、所定エリアの必要とされる品質価値が、目標昆虫個体数に基づいて決定される。また、現在のエリアの品質価値による実際の昆虫個体数の決定で決定され、好ましくは分類された品質価値段階のエリアでの昆虫個体数を含む、分類システムも、好ましくはこのために使用される。そのような分類システムを使用することによって、目標昆虫個体数のための生活基盤を提供するために所定エリアの必要とされる品質価値が、迅速にかつ容易に決定されてもよい。
本方法の好ましい実施形態について、エリアの潜在能力が、そのエリアの品質価値と最終状態で生息するその後の昆虫個体数との積およびそのエリアの品質価値と最初の状態で生息するその後の昆虫個体数との積の差によって決定される。潜在能力は好ましくは、他の影響因子への補正因子によって調整される。例えば、エリアのサイズに直接比例する因子が、決定されてもよい。そのような因子は好ましくは、昆虫個体数の差のサイズの指数、およびエリアの潜在能力から選択されてもよい。
本方法の別の好ましい実施形態について、補償のための必要な対策が、決定される。これは、実際の昆虫個体数が、目標昆虫個体数と昆虫個体数の差との積によって割られるということによって達成される。計算された因子は、エリアの生物学的特性の必要とされる調整のための値を表す。
本方法のさらに好ましい実施形態について、所定エリアでの実際の昆虫個体数および昆虫個体数の決定された差によって目標昆虫個体数を決定するために、1つまたは複数の因子による補正が、提供される。好ましくは、特に製品単位の適用と所定エリアの生物学的特性の適応との間の時間的推移を考慮する因子が、使用される。別の好ましい因子は、補償生息地がその意図される環境影響(生物多様性、安定植生)に関して広がるときまでの時間の追加補正を意味する、適応の時間展開の効果を考慮する。別の補正因子は好ましくは、調整後の所定エリアの生物学的特性の構造多様性のプラス効果を考慮する。
構造多様性は、特に盛り土、石の山、枝の山、石垣、石のかご、水の小さい広がり、特に樹木および低木などの植栽、建物正面緑化、インセクトホテルならびに小川の空き地などの、エリアでの生物学的構造物の導入によって増やされる。これによって、エリアでのこれらの効果の時間的展開は、特に昆虫個体数の生活基盤を改善し、生息地の所定エリアでの昆虫の多様性および量は、増やされる。同時に、所定エリアの品質価値は、生物学的構造物の導入によって増やされ、その結果そのエリアは、より大きい昆虫個体数のための生活基盤として適している。
特に、もし考慮される昆虫個体数が、その生活基盤が土壌の特性に関連する昆虫であるならば、所定エリアの品質価値は、土壌の特性を改良することによって増やされてもよく、そのエリアの生物学的特性のそのような調整によって、目標昆虫個体数の定住が、達成されてもよい。
さらに、昆虫個体数の保全を支援するための方法の実行で使用するための装置が、提案される。この装置は、昆虫個体数への製品単位の致死効果を検出するための効果検出手段を備え、その手段は好ましくは、少なくとも1つの検出された値から製品単位の致死効果を導き出す。さらに、本装置は、考慮中の製品単位の量を検出するための量検出手段、およびその量の製品単位の適用から生じる昆虫個体数の差を決定するための決定手段を備える。
本発明による装置はさらに、所定エリアでの実際の昆虫個体数を検出するための少なくとも1つの実態検出手段を含む。本装置の計算デバイスへは、値が、本装置のさらなるデバイスから読み込まれてもよい。前記計算デバイスは、少なくとも昆虫個体数の差の値および所定エリアでの実際の昆虫個体数の値から所定エリアでの目標昆虫個体数を導き出す。
本方法を実行するのに使用するための装置の効果検出手段は、昆虫個体数への製品単位の致死効果を検出するのに役立つ。それによって、製品単位の致死効果は好ましくは、製品単位によって平均して殺される昆虫の生体重を指す。装置の実施形態に応じて、致死効果を検出するための効果検出手段は、キーボードまたはタッチスクリーンのような入力デバイスであってもよく、それに製品単位の致死効果を表す既存の値が、読み込まれてもよい。効果検出手段はまた、測定デバイスであってもよく、それによって活性成分が、好ましくは製品の活性成分の量が、検出され、製品単位の致死効果が好ましくは、記憶されたデータおよび好ましくは他の情報、特に製品の効果または使用に関連する情報と併せて導き出される。製品単位の致死効果のための効果検出手段によって決定された値は好ましくは、そこでは計算デバイスに可読として提供される。
本装置はさらに、考慮される製品単位の量を検出するための検出手段を備える。本装置の実施形態に応じて、それは特に、キーボードまたはタッチスクリーンなどの入力手段とすることができ、それによって製品単位の量についての値が、本装置に入力されまたは読み込まれてもよい。
本装置はさらに、決定手段を備え、それは、その量の製品単位の使用から生じる昆虫個体数の差を決定するために使用される。昆虫個体数の差の決定は、製品単位の致死効果についての値を使用することによって実行される。好ましくは、この決定のために、特に昆虫の重量または昆虫個体数密度もしくはその再現特性などの、製品単位による昆虫の殺傷についての記憶されたデータが、前記決定手段で使用される。
本発明による装置はさらに、所定エリアでの実際の昆虫個体数を検出するための少なくとも1つの実態検出手段を含む。所定エリアの品質価値についての特定の値がそれによって読み込まれまたは入力されてもよく、記憶されたデータを使用することによって実際の昆虫個体数がそれから決定される、キーボードまたはタッチスクリーンなどの入力デバイス以外に、本装置はまた好ましくは、センサなどの即時実態検出手段を備えてもよい。
昆虫個体数の保全を支援するための方法に関連してすでに述べられたように、昆虫それ自体を直接検出するセンサが、好ましくは提供される。好ましい実施形態について、実態検出手段は、特定の昆虫種の実際の昆虫個体数に関係する検出データにより、別の昆虫種の昆虫個体数または実際の全エリアの昆虫個体数が決定されてもよいように構成される。
本装置のさらに好ましい実施形態について、実態検出手段は、所定エリアの品質価値を決定するパラメータを検出する1つまたは複数のセンサを備える。好ましくはデバイスに記憶されたデータに関連して特に意図されるように、実態検出手段は好ましくは、所定表面での実際の昆虫個体数を検出する。そのような実態検出手段のセンサとして、湿度センサ、気体および固体センサ、温度センサ、輝度および放射検出センサ、風速を検出するための運動センサ、色センサまたは好ましくは画像認識を有するカメラが、特に適している。
本装置の計算デバイスへは、本装置の他のデバイスからの値が、読み込まれてもよい。本装置のいくつかの要素はそれによって、本装置の1つまたは複数の機能単位に組み込まれてもよい。好ましくは、計算デバイスには、効果検出手段、量検出手段、決定手段または実態検出手段の機能単位が、配置される。しかしながら、これらの機能単位は、局所的に独立して配置されてもよく、好ましくは少なくとも一時的に無線ネットワークまたは有線ネットワークを介して互いに接続される。
計算デバイスは、少なくとも昆虫個体数の差の値および実際の昆虫個体数の値から所定エリアでの目標昆虫個体数を決定する。このために、計算デバイスは好ましくは、本装置の他のデバイスによって少なくとも部分的に決定された値を使用し、特に計算デバイスは、計算デバイスに記憶された計算アルゴリズムならびにデータを使用する。
好ましい実施形態について、計算デバイスにはまた、土壌の生物学的特性を調整するための対策も、記憶される。所定エリアでの検出された実際の昆虫個体数から始めて、所定エリアでの目標昆虫個体数のための生活基盤を提供するのに適している対策が、導き出される。好ましい対策は、特にそのエリアでの生物学的構造物の導入または土壌の特性の変更である。
それ故に、昆虫個体数の保全を支援するための方法を適用するための装置は、昆虫個体数へのその効果に基づく殺虫剤の適用の適切なパラメータの入力を介しておよび/または検出を介して昆虫の喪失の必要な補償を決定することができる。デバイスによって検出された、所定エリアでの実際の昆虫個体数の値に基づいて、目標昆虫個体数のための生活基盤を作り出すための所定エリアの必要な生物学的適応が、決定される。
本発明の適用のさらなる利点、特徴および可能性は、図と併せて以下の説明から明らかになろう。
昆虫個体数の保全を支援するための方法の実行の前および後のそれぞれ平屋根として構築された所定エリアの例を斜視図で部分的に概略的に示す図である。 昆虫個体数の保全を支援するための方法の実行の前および後のそれぞれ平屋根として構築された所定エリアの例を上面図で部分的に概略的に示す図である。 昆虫個体数の保全を支援するための方法を使用するための本発明による例示的な装置を概略図で部分的に概略的に示す図である。 本発明の方法が適用されてもよい動力車として例示的に形成されている製品単位を側面図(図4a)および正面図(図4b)で部分的に概略的に示す図である。
図1は、昆虫個体数の保全を支援するための本発明による方法を実行する前および実行した後のそれぞれ平屋根1、1’として構築された所定エリア2、3の例を斜視図で示す。
平屋根1、1’は、昆虫個体数の保全の支援のための所定エリア2として本発明による方法の実行の枠組みで決定される。
何匹の昆虫のために、平屋根1’は基本的に、そのエリア2を覆う容積で生息地を、それ故に昆虫のための生息地としてのエリア2の品質価値を提供できるかは、土壌の特性、植生、生物学的構造物の存在、湿度、酸素含有量および/または空気の汚染、温度、太陽光および/または風速などの、異なるパラメータの特性に依存する。
本例について、平屋根1’のエリア2は、本発明による方法を実行する前にタール膜またはビチューメンによって密封され、それは、他の構造物、例えば生物学的構造物をその上に有さない。従って、昆虫のための生息地としてのエリア2は、非常に低い品質価値を有し、それは、この例では近似的にゼロに等しい。
ここで述べられる例について、機械的昆虫制御製品の50,000単位の致死効果は、100%まで補償される。
この補償は、所定エリア2の対応する品質価値を調整することによって平屋根1’での目標昆虫個体数のためのよりよい生活基盤を作り出すことによって本発明による方法の1つのステップによってなされる。
この生活基盤を作り出すことによって、エリア2は、次いで緑化された平屋根1の変更された表面3に転換され、それは、昆虫のための生息地としてエリア2と比較してより高い品質価値を有し、それ故により大きい数および密度の昆虫をそれぞれ収容することができる。
図1で示されるように、垂直矢印は、提案方法の適用より前の時点と提案方法の適用後の時点との間の時間的推移を示す。
もし、今の場合のように、表面2または3のサイズ(この場合で125m)が、あらかじめ決定されるならば、考慮される製品単位の致死効果の決定値に基づいてかつエリア2に生息地を有する昆虫(ここでは近似的にゼロ)に基づいて、所望の目標昆虫個体数のための生活基盤を有するためには、緑化平屋根1のエリア3は、どの平均品質価値を有すべきか、または表面2の転換による品質価値は、エリア3ではどのくらい改善されるべきかが、決定される。
適用例のさらなる実施形態については、しかしながら、所定エリア3の目標品質価値が、規定され、それに基づいて次いで所定エリア3の必要なサイズが、計算される。
本実施形態で所定エリアの必要とされる品質価値を決定するために、昆虫喪失およびエリアを改善する効果の進展の効果の観点から表面強化の変換時間を考慮する補正因子が、含まれる。また、エリアの品質価値の決定のために、そのエリアへの追加構造物を考慮する補正因子が、設定される。
本実施形態について、エリア2の品質価値に関してエリア3の品質価値は、最初に表面2の密封表面に無機質の屋上庭園基板または自然土壌の10から12cm厚さの層を適用することによって改善され、その層はとりわけ、エリア3の品質価値を改善するさらなる生物学的構造物の導入のための基礎として役立つ。
太陽および風の暴露ならびに/またはかんがいの可能性などの影響する環境パラメータに応じて、エリア3は、それらの組合せ、組成、位置決めおよび土壌の導入される特性に関連する量が、昆虫個体数の保全を支援する所望の程度に対応するエリア3の生息地の品質価値を可能にするまで、他の生物学的構造物を意図的に設けられる。
この実施形態について、生物学的構造物として、とりわけ食物源および/または巣作りとして昆虫に役立つことができるブッシュ4、低木11および/または顕花植物10などの植物の構造物が、使用される。加えて、屋上庭園基板または自然土壌の上に、異なる草8および他の観葉植物が、組み込まれてもよい。
木の切り株および/もしくは木の根7ならびに/または丸太材区域6などの死んだ植物材料でさえ、食物、隠れ場所および/または営巣地に関して様々な昆虫のための生息地を改善することができ、本明細書で使用される。より大きい無機質構造物5、特に多孔質の石は、昆虫のための隠れ場所ならびにより小さい小石9の埋立地を形成する。
所定エリア3に生物学的構造物4から11を使用することによって、生態学的に貴重な種の昆虫の相対的比率が、増やされてもよく、それは順に、生物多様性の増加を、それ故に所定エリア3の品質価値の増加をもたらすこともある。
図2は、昆虫個体数の保全を支援するための本発明による方法を実行した後の、平屋根1として形成された所定エリア3の例を上面図で示す。
この実施形態について、順に、異なる生物学的構造物が、エリア3の基板に適用され、その土壌の特性は、無機質の屋上庭園基板または自然土壌によってそれぞれ特徴付けられる。
この実施形態での生物学的構造物の使用は、各生物学的構造物の組合せ、組成、位置決めおよび/または量において図1で述べられる実施形態と異なる。
別々の植栽群12a、12b、12cは、丸太材区分6、ブッシュ4の塊、低木11および/または顕花植物10を備え、それらによって部分的に囲まれる。この実施形態について、また植栽のための木の貢献が、十分に安定した構成を有する平屋根1のために提供されてもよい。
図3は、昆虫個体数の保全を支援するための方法の実施形態で使用するための本発明による例示的な装置20を断面図で示す。装置20はとりわけ、効果検出手段21、量検出手段23、決定手段、実態検出手段24、および計算デバイス26を備える。
計算デバイス26は、電気エネルギーに関してかつ一方向および/または双方向信号伝送に関してすべての上述の検出手段21、23、24、26ならびにキーボードまたはタッチスクリーンなどの少なくとも1つの入力手段27とそれぞれ接続される。
効果検出手段21は、昆虫個体数への製品単位の致死効果を検出し、少なくとも1つの検出された値から製品単位の致死効果を導き出す。この検出は、例えば専門家によって扱われる入力手段27によって、または例えばセンサに基づく測定手段22によってさえ行われてもよい。測定手段22は、製品単位のある物質の存在および/または濃度に関して測定値を検出する。効果検出手段に記憶されたデータ、および製品の適用または使用に関する他の情報に関連して、製品単位の致死効果が、導き出される。
量検出手段23は、実際の製品単位の量を検出する。例えば、この検出は、専門家によって扱われる入力手段27を用いて行われてもよい。
この実施形態について、決定手段は、個別に示されず、それは、計算デバイス26の一部であり、それは、製品単位の致死効果についての決定値を使用する製品単位の量ならびに例えばある昆虫の重量および/または再現特性での記憶されたデータの適用から生じる昆虫個体数の差を決定する。
実態検出手段24は、所定エリアでの実際の昆虫個体数を検出する。この検出は例えば、専門家によって扱われる入力手段27を用いて行われてもよい。検出はまた、センサデバイス25を介して行われてもよく、それは、それ自体昆虫を直接捕獲するまたは特定の昆虫種の実際の昆虫個体数の検出を用いて別の昆虫種の実際の昆虫個体数もしくはエリア2の実際の全昆虫個体数を直接的にもしくは間接的に収集する。
この適用例のセンサデバイス25は、例えば湿度センサ、気体および固体センサ、温度センサ、光センサ、風速を検出するための運動センサ、色センサおよび/または画像認識を有するカメラなどの少なくとも1つのセンサを設けられる。
計算デバイス26へは、値が、本装置のさらなるデバイス21、23、24、26、27から読み込まれてもよい。所定エリア2での昆虫個体数の差および実際の昆虫個体数についての値から、所定エリア3での目標昆虫個体数が、決定される。
ここで述べられる実施形態について、計算デバイス26には、土壌の生物学的特性の適応のための対策が、記憶される。所定エリア2での検出された実際の昆虫個体数から始めて、特に記憶された対策から、所定表面3での目標昆虫個体数のための生活基盤を提供するための適切な対策が、導き出される。
図4は、動力車30として形成され、本発明の方法に適用されてもよい、例示的な製品単位を側面図(図4a)および正面図(図4b)で示す。
動力車30は、点線矢印として図4aでプロットされる4aの方向に100km/hの速度で移動している。
この場合について、この実施形態では幅Yと高さZとの積として実質的に計算される流れ対抗表面35には、車両30の走行速度から生じる相対風が、対抗して流れる。
動力車30およびそれ故に流れ対抗表面35がそれを通って移動するエリアで今飛んでいるとき、昆虫および/または他の節足動物の昆虫個体数の一部は、それらが、特に車両30のフロントガラス31または集光器32と衝突するとすぐに殺されることになる。それ故に、動力車30は、昆虫個体数への致死効果を有する。
16,000kmの年間走行距離による昆虫個体数への動力車30の致死効果は、1年で28gの昆虫である。車両30の効果に起因する昆虫個体数の差は従って、28gの昆虫である。
図1で示される平屋根1’は、タール膜またはビチューメンによって密封されるエリア2を有し、それは、昆虫の生活基盤として役に立つ生物学的構造物を有さない。エリア2での実際の昆虫個体数は従って、近似的にゼロであると決定される。本目的は、平屋根1のエリア3がまた、動力車30の効果に起因して殺されることになる昆虫個体数の差のための生活基盤として1年にわたって役立つことでもある。この実施形態で使用される簡単な計算方法について、実際の昆虫個体数が、エリア2では近似的にゼロであるので、エリア3での目標昆虫個体数は、昆虫個体数の差に対応する。
提案方法の適用のための実施形態のさらなるステップについて、エリア2の生物学的特性を調整することによって、適切な土壌構造を提供することによってかつブッシュ4および低木11のような植栽の導入によって、1年で28gの昆虫の目標昆虫個体数に対応する生活基盤を提供する表面3が、提供される。これらの対策の実施後に、動力車30は、対応する標示を設けられ、その場合昆虫個体数へのこの動力車の致死効果について、保全対策が、実行されている。
1 平屋根
1’ 平屋根
2 エリア
3 エリア
4 ブッシュ
5 無機質構造物
6 丸太材区分
7 木の切り株および/または木の根
8 草
9 小石
10 顕花植物
11 低木
12a 植栽群
12b 植栽群
12c 植栽群
20 装置
21 効果検出手段
22 測定手段
23 量検出手段
24 実態検出手段
25 センサデバイス
26 計算デバイス
27 入力手段
30 動力車、車両
31 フロントガラス
32 集光器
35 流れ対抗表面

Claims (15)

  1. 虫の保全を支援するための方法であって、
    第1の昆虫個体数への1つの製品単位(30)の致死効果を決定するステップと、
    −ある量の製品単位(30)の前記致死効果に起因して前記第1の昆虫個体数のうち殺された昆虫の数を決定するステップと、
    −所定エリア(2、3)での実際の昆虫個体数を決定するステップと、
    −前記所定エリア(2、3)での目標昆虫個体数を決定するステップであって、前記目標昆虫個体数が、前記所定エリア(2、3)での実際の昆虫個体数および前記第1の昆虫個体数のうち殺された昆虫の数から導き出される、ステップと、
    前記エリア(2、3)の品質価値とも呼ばれる、前記所定エリア(2、3)の生物学的特性を調整することによって前記所定エリア(2、3)での前記目標昆虫個体数のための生活基盤を提供するステップとを含む、昆虫の保全を支援するための方法。
  2. 前記製品単位(30)の前記致死効果が、機械的効果および/または化学的効果であることを特徴とする、請求項1に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  3. 所定エリア(2、3)の前記実際の昆虫個体数が、前記エリア(2、3)の品質価値とも呼ばれる、前記エリア(2、3)の生物学的特性基づいて決定されることを特徴とする、請求項1または2に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  4. 前記所定エリア(2、3)での前記実際の昆虫個体数が、少なくとも1つのセンサ(25)を使用することによって決定され、前記センサ(25)が好ましくは、昆虫自体を検出することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  5. 少なくとも1つのセンサ(25)が、少なくとも1つのパラメータを検出し、そのパラメータに基づいて前記所定エリア(2、3)の前記品質価値が決定され、前記エリア(2、3)の前記実際の昆虫個体数が決定されてもよいことを特徴とする、請求項4に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  6. 前記少なくとも1つのセンサ(25)によって検出された前記パラメータが、植生、湿度、酸素含有量および/または空気汚染、温度、太陽放射、風速、色、土壌の条件ならびに構造物(4、5、6、7、8、9、10、11、12)の存在を含む群から選択されることを特徴とする、請求項5に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  7. 前記目標昆虫個体数、前記所定エリア(2、3)での前記実際の昆虫個体数および前記第1の昆虫個体数のうち殺された昆虫の数の合計であり、前記殺された昆虫の数は少なくとも1つの因子によって増加又は減少することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  8. 前記目標昆虫個体数は、前記所定エリア(2、3)での前記実際の昆虫個体数と、前記第1の昆虫個体数のうち殺された昆虫の数との合計であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  9. 前記因子が、(i)前記ある量の製品単位(30)の適用と前記所定エリアの生物学的特性の調整との間の期間、ならびに/または(ii)前記調整の効果の進展および/もしくは(iii)前記生物学的特性の構造多様性の効果を考慮することを特徴とする、請求項7に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  10. 前記所定エリア(2、3)の前記品質価値が、前記エリア(2、3)に構造物(4、5、6、7、8、9、10、11、12)を導入することによって増やされることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  11. 前記エリア(2、3)に導入された前記構造物が、盛り土、石の山(5、9)、枝の山(7)、石垣(6)、石のかご、小さな、特定の木および低木(4)のような植物(4、8、10、11)、建物正面緑化、及びインセクトホテルを含む群から選択されることを特徴とする、請求項10に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  12. 前記所定エリア(2、3)の前記品質価値が、前記土壌の特性を変えることによって増やされることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  13. 前記製品単位(30)が、前記方法がその致死効果を補償するために行われたことを示す標示を設けられることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の昆虫の保全を支援するための方法。
  14. 虫の保全を支援するための方法を適用するための装置(20)であって、
    第1の昆虫個体数への1つの製品単位(30)の致死効果を検出するための効果検出手段(21)であって、1つの製品単位(30)の前記致死効果が好ましくは、少なくとも1つの検出値から導き出される、手段と、
    −考慮されている前記製品単位(30)の数を検出するための量検出手段(23)と、
    −前記数の前記製品単位(30)の適用から生じる前記第1の昆虫個体数のうち殺された昆虫の数を決定するための決定手段と、
    −所定エリア(2、3)での実際の昆虫個体数を検出するための少なくとも1つの実態検出手段(24)と、
    −前記装置(20)の前記さらなる手段(21、23、24、27)からの値が、それに読み込まれてもよく、前記第1の昆虫個体数のうち殺された昆虫の数と前記所定エリア(2、3)での前記実際の昆虫個体数についての値とに基づいて少なくとも前記所定エリア(2、3)での目標昆虫個体数を決定する計算デバイス(26)とを備える、昆虫の保全を支援するための方法を適用するための装置(20)。
  15. 前記計算デバイス(26)には、土壌の生物学的特性の調整のための対策が記憶され、これらの対策が、前記所定エリア(2、3)での前記目標昆虫個体数のための生活基盤を提供するために前記所定エリア(2、3)での前記検出された実際の昆虫個体数に基づいて導き出される、請求項14に記載の昆虫の保全を支援するための方法を適用するための装置(20)。
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