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JP6199699B2 - 液体容器装着用ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、液体容器装着用ポンプに関する。
この種ポンプとして、液体を吐出した後でノズル74内の液体をポンプ側へ吸い戻すバックサックション機能を有するものが知られている。例えば特許文献1は、吐出ヘッドに連結したステム本体から大径の外筒部を、ステム本体の内部から内筒部をそれぞれ垂下し、内筒部の下端に付設した環状の基盤と上記外筒部との間に環状ピストンを装着した作動部材を有し、この作動部材をシリンダ内に挿入するとともに、シリンダの下部と基盤との間に作動部材上方付勢用のコイルスプリングを介装している。シリンダの下部内から昇降可能なポペット弁体の上部を内筒部の内面に形成した環状シール部に液密に当接させ、かつポペット弁体の下部外面に付設した複数の係止突起をコイルスプリングの下端に係止させている。ポペット弁体の上部には凹部が形成され、作動部材の上昇により環状シール部が凹部形成箇所を通過するときにバックサックションを生ずる。
特開2012−251440
上記特許文献1は、シリンダ内で昇降可能なポペット弁体に関してバックサックションを生ずる技術しか開示していなかった。液体容器用ポンプには、シリンダ内の定位置に充填棒部を縦設したものもあり、こうした構成の液体装着用ポンプについても良質のバックサックション機能を持たせることが期待されている。
本発明の目的は、シリンダに対して昇降可能な作動部材が有するステムと、シリンダ下部に固定した充填棒の上部とを連通させたタイプの液体容器装着用ポンプにおいて良好なバックサックションを生ずるものを提案することである。
第1の手段は、
容器体の口頸部の上面へ係止するための外向きのフランジ20を周壁部21の上端部に付設するとともに、周壁部21の下端から内方突出した内向きフランジ状底壁部22のフランジ孔を吸込み口mとし、その孔縁に第1逆止弁座23を周設したシリンダBと、
上記シリンダBの下部内に配置され、上記第1逆止弁座23とともに第1逆止弁V1を形成する第1逆止弁体38を有する逆止弁部材Dと、
上記シリンダB内に、下半部を上下動自在に上方付勢状態で挿入した作動部材Eと、
作動部材Eの上方付勢手段として作動部材Eの上半部の外面とシリンダBの周壁部21の上部内面との間に介装されたコイルスプリングFとを具備し、
作動部材Eは、
下半部に通液孔45を有する縦向きの内筒部50の下端に、上面を第2逆止弁座54とする環状基盤51を付設してなるピストンガイドE2と、
上記内筒部50の上半部に嵌合するステム本体42を有し、このステム本体42から外向きのフランジ部43を介して外筒部41を垂下してなるステムE1と、
上記内筒部50と環状基盤51との間に挿入され、ピストンガイドE2及びステムE1に対する相対的な上下動が可能に、シリンダBの周壁部内面に嵌合するとともに、環状基盤51の第2逆止弁座54とともに第2逆止弁V2を形成する環状ピストンE3と、
ステムE1の上部に取り付けられた、ノズル74付きの吐出ヘッドE4と、を含み、
作動部材Eの下降により、第1逆止弁V1と第2逆止弁V2との間のシリンダB部分で形成するポンプ室Rの内部が高圧化し、第1逆止弁V1が閉じるとともに、ピストンガイドE2に対して環状ピストンE3が相対的に上昇して第2逆止弁V2が開き、第2逆止弁を経由してポンプ室R内の液体が吐出ヘッドE4から吐出され、かつ、作動部材の上昇により、ポンプ室Rの内部が負圧化して、ピストンガイドE2に対して環状ピストンE3が相対的に下降して第2逆止弁V2が閉じるとともに、第1逆止弁V1が開いて、第1逆止弁を経由して、吸込み口mからポンプ室R内へ液体を吸い込むように構成し、
また逆止弁部材Dはシリンダの内面に嵌合させることでシリンダBの下部内に装着されており、
この逆止弁部材Dから上記内筒部50内へ突入する充填棒部35を起立するとともに、内筒部50の下端部内面に充填棒部35と液密に接する環状シール部50cを形成して、作動部材Eの上下動に伴う内筒部50と充填棒部35との位置関係の変化に伴ってノズル74から液体を吐出した後にノズル74内の液体がステムE1側へ吸い戻すように形成し、
さらに上記充填棒部35の上下方向の一部に連通凹部36を形成し、この連通凹部形成箇所を環状シール部50cが通過するときにポンプ室Rと内筒部50とが連通凹部を介して連通するように形成している。
本手段では、図1に示す如く、逆止弁部材Dから起立する充填棒部35を、作動部材Eの内筒部50に挿入した構造において、充填棒部35に連通凹部36を設けることを提案する。充填棒部35の環状シール部50cが連通凹部36の形成箇所を通過するときにバックサックションを生ずる(図8〜図9参照)。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
作動部材Eの下降により第1逆止弁V1が閉じて第2逆止弁V2が開いてポンプ室R内から液体が流出する行程と、作動部材Eの上昇により第2逆止弁V2が閉じて第1逆止弁V1が開いてポンプ室R内へ液体を吸い込む行程との間に、作動部材Eが上昇を開始し始めてから第2逆止弁V2が閉じるまでのポンプ室Rの負圧化によりステムE1側から通液孔45を介してポンプ室R側へ液体を吸い戻す行程が行われるように構成した。
本手段では、図5に示す如く作動部材Eの下降によりポンプ室R内から液体を吐出する行程と、図10に示す如く作動部材Eの上昇により吸込み口mからポンプ室R側へ液体を吸い込む行程との間で、図7の如く作動部材Eが上昇し始めてから第2逆止弁V2が閉じる迄のポンプ室内の負圧により通液孔45を介してステムE1側からポンプ室R側へバックサックションが生ずることを提案する。この状態において、第1逆止弁座23は第1逆止弁体38により塞がれていることが望ましい。図示例では、通液孔を介するバックサックションの行程(図7)が終了した後に、連通凹部を介するバックサックションの行程(図8〜図9)が開始するが、両者が同時に生じても構わない。
本明細書において”第1逆止弁座23を塞ぐ”とは、完全な閉塞に限らず、例えば第1逆止弁体が第1逆止弁座の弁孔をおおよそ覆っており、実質的に流れを規制している場合を含む。例えば板状の第1逆止弁体が僅かに第1逆止弁座から浮き上がっている場合である。
第3の手段は、第2の手段を有し、かつ
作動部材Eが上昇する過程において、第2逆止弁V2が閉じた後にも上記連通凹部36を介するバックサックションが行われるように連通凹部36の形成箇所を設計した。
本手段は、図8に示す如く第2逆止弁V2が閉じた後(換言すれば通液孔を介するバックサックションが終了した後)に連通凹部36を介したバックサックションが生ずるようにしている。通液孔を介するバックサックションは、作動部材の上昇行程の初期の段階で生ずるものなので、その後に連通凹部を介したバックサックションを生ずることでバックサックションが長く生ずるようにしている。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段の何れかを有し、かつ
上記逆止弁部材Dは、シリンダBの周壁部21の下部に嵌合したリング筒部33を有し、このリング筒部33の下半部内面から内方突出した複数の弾性片37で、上記第1逆止弁体38を支持するとともに、上記リング筒部33の上端部に天板部34の周縁部を連結してなり、
上記充填棒部35は、上記天板部34の中央部から起立することで、シリンダB内部の一定位置に配設された。
本手段では、逆止弁部材Dの好適な形態を説明している。逆止弁部材Dは、シリンダBの周壁部に嵌合させたリング筒部33を有し、このリング筒部33から複数突出した弾性片37で上記第1逆止弁体38を支持している。従って弾性片の数や太さの選択により弾性片全体の弾性力を適宜設計することで、ポンプ室Rの負圧の強度を設定し易い。また充填棒部35は、上記リング筒部35と天板部34を介して連続成形することでシリンダ内の一定位置に配置されている。従って連通凹部の成形箇所の高さも一定となり、連通凹部を介するバックサックションが生ずる時期を設計し易い。
第1の手段に係る発明によれば、逆止弁部材Dから起立する充填棒部35の一部に連通凹部36を形成したから、内筒部50内部から充填棒部35が退く動作によるバックサックションに加えて、作動部材Eの上昇に伴うポンプ室R内の負圧化によるバックサックションが生じ、バックサックション量が増加する。
第2の手段に係る発明によれば、通液孔45を介するバックサックションを生ずるようにしたから、バックサックション量がさらに増大する。
第3の手段に係る発明によれば、第2逆止弁V2が閉じた後にも上記連通凹部36を介するバックサックションが行われるようにしたから、通液孔45を介するバックサックションの後に連通凹部36を介するバックサックションを継続させることができ、バックサックション量を増加させることができる。
第4の手段に係る発明によれば、シリンダBの周壁部21の下部内にリング筒部33を嵌合させ、このリング筒部33から内方突出した複数の弾性片37で第1逆止弁体38を支持したから、弾性片37の弾性力の設計により、所要の強さのバックサックションを実現することができる。
本発明の第1実施形態に係る液体容器装着用ポンプの縦断面図である。 図1のポンプの要部の拡大断面図である。 図1のポンプの一の部品(逆止弁部材)を示す図であり、同図(A)はその縦断面図、同図(B)は同図(A)のIII(B)- III(B)方向に見た横断面図である。 図1のポンプの他の部品(ピストンガイド)の縦断面図である。 図1のポンプの作動部材の下降途中で液体を吐出する状態を示す作用説明図である。 図1のポンプの作動部材が通常のストリークの下限位置まで下降した状態を示す作用説明図である。 図6の状態から作動部材が上昇して通液孔を介したバックサックションを生ずる状態を示す作用説明図である。 図1のポンプにおいて連通凹部を介するバックサックションが開始した状態を示す作用説明図である。 図1のポンプにおいて連通凹部を介するバックサックションが終了する直前の状態を示す作用説明図である。 図1のポンプにおいて吸込み口からポンプ室へ液体が吸い込まれる様子を示す作用説明図である。
図1乃至図10は本発明のポンプの第1実施例を示す。ポンプ1は、装着キャップAと、シリンダBと、補助部材Cと、逆止弁部材Dと、作動部材Eと、コイルスプリングFとを備えている。尚、説明の便宜上、図1の左方を前部、右方を後部、手前を右部、奥方を左部として説明する。
装着キャップAは、ポンプ1を容器体100に固定するためのもので、容器体100の口頸部101外周に嵌合させる筒壁部10の上端よりフランジ状の頂壁部11を延設している。またこの頂壁部11の外周部からは、カバー筒部12を起立している。
シリンダBは、口頸部101上にパッキンpを介して載置するフランジ20を周壁部21の外周上部より突設し、周壁部21の下端縁より中央を開口した底壁部22を延設し、底壁部22の中央開口周縁より筒状の第1逆止弁座23を立設している。周壁部21は、下端部の第1周壁部21aと、第1周壁部21a上端より段差を介して拡径した第2周壁部21bとで構成しており、第2周壁部21bの上部には外気導入孔24を穿設している。また、底壁部22下面中央部よりパイプ嵌合筒部25を一体に垂設し、パイプ嵌合筒部25に吸上用のパイプ26の上端を嵌着し、その下端を容器体100内下端部に垂下させている。なお、シリンダBの内部のうち後述の第1逆止弁V1と第2逆止弁V2との間の部分はポンプ室Rを形成する。
補助部材Cは、シリンダBの上端部に嵌着したもので、シリンダBの周壁部21の外周上端部に、上方への抜け出しを防止して嵌合させた装着筒部30を有する。この装着筒部30の上端部に付設した鍔部30aをシリンダBのフランジ20内周部に係止するとともに、装着筒部30の上下方向中間部から内向きフランジ状壁部30bを介して補助筒部31を起立している。
逆止弁部材Dは、シリンダB内下端部に装着している。逆止弁部材Dは、シリンダBの第1周壁部21a内面に嵌合させたリング筒部33を有する。そしてこのリング筒部33の下半部内周より周方向に一定間隔を存して複数の弾性片37を内方突設し、各弾性片37を介して、第1逆止弁座23上に圧接する第1逆止弁体38を支持している。この第1逆止弁体38と第1逆止弁座23とで第1逆止弁V1を形成している。また上記リング筒部33の上端部は、水平な天板部34で閉塞している。上記天板部34の中央部からは、充填棒部35を起立している。好適な一実施例として、リング筒部33外面は、シリンダBの周壁部21に、この周壁部の突起に圧接させて嵌合している。またリング筒部33の上半部から天板部34の外周部に亘って液体通路33aを開通するとよい。
上記充填棒部35は、後述のピストンガイドE2の内筒部50内に液密に嵌挿され、作動部材Eの昇降に伴い、内筒部50が充填棒部35の周面に沿って昇降することによるバックサックションを生ずる役割を有する。本発明では、上記充填棒部35の上下方向の上下方向中間部には連通凹部36を形成することで、連通凹部を介するバックサックションを生じるようにしている。これについては後述する。図示例では、充填棒部35の両側に一対の連通凹部36を設けているが、その構造は適宜変更することができる。
作動部材Eは、シリンダBに対して上方付勢状態で上下動可能に組み付けしたもので、図1に示すように、ステムE1と、ピストンガイドE2と、環状ピストンE3と、吐出ヘッドE4と、コイル留め具E5とを備えている。
ステムE1は、上端に吐出ヘッドE4を嵌着して、下端部をシリンダB内に上方付勢状態で上下動可能に挿入し、下端部に相対的な上下動が可能に環状ピストンE3を装着した筒状をなし、シリンダB内の液を吐出ヘッドE4内に導入する導管の役割を果たす。
なお、本明細書において「相対的な上下動」とは、ステムと環状ピストンとがともに上昇するが、ステムと環状ピストンの一方の上昇幅に対して他方の上昇幅が大きいために一方を基準として他方がより高い位置に移動すること、並びに、ステムと環状ピストンとがともに下降するが、ステムと環状ピストンとの一方の下降幅に対して他方の下降幅が大きいために一方を基準として他方がより低い位置に移動することをいうものとする。
第1実施例のステムE1は、筒状のステム本体42からの下端部から外向きのフランジ部43を介して外筒部41を垂下している。上記外向きのフランジ部43は、図示の如く外方へ傾斜下降するように形成してもよい。上記ステム本体42の下部内面には、凸状の係止部42aを付設しており、またステム本体42の上部外面には、係合溝42bを周設している。
ピストンガイドE2は、上記ステムE1のステム本体42の下部に嵌合され、ステムE1の後述の環状ピストンE3が動く範囲を規制する部材である。ピストンガイドE2は、ステムE1に嵌着させるための内筒部50と環状基盤51とを有する。
上記内筒部50は、上記ステム本体42内から少なくとも外筒部41より下方へ垂下している。内筒部50の上部外面には、上記係止部42aと嵌り合う凹状の被係止部50aを形成している。内筒部50の下半部からは、内筒部50の下端より上方に位置して、側外方へ突出する上記環状基盤51を延設している。この環状基盤51の突出箇所よりも下方には内筒部50の下部50bを垂下しており、この内筒部の下部50bの内面下端部には、上記充填棒部35の外周面と液密に当接可能な環状の環状シール部50cを形成している。また内筒部50の下半部には、上記環状基盤51の突出箇所の上側に位置させて、通液孔45を開口している。好適な図示例では通液孔45を縦長に形成し、かつ周方向に一定間隔を存して複数設けているが、その構造は適宜変更することができる。
上記環状基盤51は、内筒部50の外周より外筒部41下方位置に至るように突設しており、上述のポンプ室Rの頂壁を兼ねている。図示の環状基盤51は、内筒部50の外周より一体に突設しており、外方へ下る下端側大径のテーパ状内周部51aと、水平な中間部51bと、外周部51cとで形成している。外周部51cでは、上方へ起立壁を立設するとともに、下方へ筒状の脚部52を垂下している。この筒状の脚部52の外側からは、下方へしている。また、第1実施例では、環状基盤51の下面周縁部より下方に脚部52を一体に垂設し、脚部52の外周に周方向複数の案内突起53を突設している。また上記環状基盤51のテーパ状内周部51aから中間部51bに亘る部分の上面は第2逆止弁座54として形成している。
環状ピストンE3は、図2に示すように、筒状の内部摺動部60と、筒状の外部摺動部61とを、それぞれの対向する上下中間部を連結部62で連結した断面H状をなす環状に形成されている。内部摺動部60は第2逆止弁座54とで第2逆止弁V2を構成するもので、ステムE1の内筒部50と離間位置を上下動するとともに、上端部を外筒部41内周に摺動可能に嵌合させている。また、外部摺動部61はシリンダB内周に摺動可能に嵌合させている。従って、環状ピストンE3は第2逆止弁体を兼用する内部摺動部60の下端部が第2逆止弁座54に圧接する位置から、連結部62の上面が外筒部41下面に当接する位置までの間を、ステムE1に対して相対的な上下動が可能に装着されている。
吐出ヘッドE4は、頂板71裏面の中央部から縦筒70を垂下するとともに、頂板71の周縁部から外周壁72を垂設し、かつ上記縦筒70と連通するノズル74を前方へ突出し、ノズル74の先端に吐出口75を開口してなる。また頂板71から縦筒70と外周壁72とに連続して補助壁部76を垂設している。
コイル留め具E5は、上記ステムE1の上端部外面に固定させた基筒部80の外面に鍔状の抜け留め部81を付設している。図示の基筒部80は、その内面に、ステムの係合溝42bと嵌り合う係合凸部80aを付設している。
コイルスプリングFは、図示例において、上記抜け留め部81の下面に上端を、また上記内向きフランジ状壁部30bの上面に下端部をそれぞれ係止させて、シリンダBと作動部材Eの上半部との間に介装されている。
上記構成において図1の状態から、吐出ヘッドE4を押し下げると、図5に示す如く、ポンプ室R内の液が加圧され、液圧で押し上げられた環状ピストンE3がステムE1に対して相対的に上昇して第2逆止弁V2が開き、加圧液が第2逆止弁V2、通液孔45を介してステムE1内に導入され、次いでノズル74の吐出口75より外部に吐出される。
なお、上記吐出ヘッドE4の押し下げにより、ステムE1は充填棒部35の外面に沿って下降していき、ステムE1の内部において、充填棒部35が占める割合が増大していく。他方、吐出ヘッドE4の押し下げに伴い、ピストンガイドE2も下降するため、ピストンガイドE2の環状基盤51が逆止弁部材Dの天板部34へ近づく。図6に示す如く、環状基盤51の外周部51cが逆止弁部材Dの天板部34の上面外周部に当接すると、作動部材Eは下限位置に到達する。この状態でポンプ室Rの容積は最小になっている。
上記吐出ヘッドE4の押し下げを解放すると、コイルスプリングFの弾性復元力により、作動部材Eは上昇し始める。これにより、内筒部50が充填棒部35の周囲を上昇するので、内筒部50内から充填棒部35が退く(相対的に下降する)ことによるバックサックションを生ずる。このバックサックションは、作動部材Eの上昇が終了するまで続く。
また本実施形態では、図6のように環状ピストンE3が第2逆止弁座54から離れた状態から、環状ピストンE3が第2逆止弁座54に着座する迄の間に、作動部材Eが上昇してポンプ室Rが負圧化して、図7に示すように、内筒部50から通液孔45を介してポンプ室Rへバックサックション(通液を介するバックサックション)が生ずるように構成している。そのためには、環状ピストンE3が第2逆止弁座54から離れた位置から第2逆止弁座54に着座する迄の間に、弁板である第1逆止弁体23が第1逆止弁座23の弁孔を実質的に塞ぐように弾性片の弾力などを設計するとよい。
さらに作動部材Eは上昇し、これによりポンプ室R内の負圧が増大することで、第2逆止弁V2が閉じる。環状シール部50cが連通凹部36の下端の高さh1付近に到達すると、連通凹部36を介してステムE1の内部とポンプ室Rの内部とが連通し、同図に矢示する如く、ステムE1内の液体が連通凹部36を介してポンプ室Rに吸い戻される(連通凹部を介するバックサックション)。なお、この段階において、逆止弁部材Dの弾性片37は、未だポンプ室R内の負圧に抗して、第1逆止弁体38を第1逆止弁座23閉鎖位置に保持しているので、ポンプ室R内の負圧の全てが連通凹部36を介するバックサックションに寄与する。
上述の連通凹部を介するバックサックションは、図8に示すように、作動部材Eの上昇に伴って環状シール部50cが連通凹部36の上端の高さh2付近に近づくまで継続する。
環状シール部50cが連通凹部36の形成箇所を通過した後に、ポンプ室R内部の負圧が第1逆止弁体38を支持する弾性片37の弾性力より大となり、第1逆止弁体38が上昇する。これにより、図10に示す如く第1逆止弁V1が開き、第2逆止弁V2が閉じた状態となり、第1逆止弁V1を介して、容器体内の液体がポンプ室R内へ導入される。
なお、本実施形態で述べた通液孔を介するバックサックションと連通凹部を介するバックサックションとの関係は好適な一例に過ぎず、適宜変更することができるものとする。
1…ポンプ
A…装着キャップ
10…筒壁部 11…頂壁部 12…カバー筒部
B…シリンダ
20…フランジ 21…周壁部 21a…第1周壁部 21b…第2周壁部
22…底壁部 23…第1逆止弁座
24…外気導入孔 25…パイプ嵌合筒部 26…吸上げ用のパイプ
C…補助部材
30…装着筒部 30a…鍔部 30b…内向きフランジ状壁部
31…補助筒部
D…逆止弁部材
33…リング筒部 33a…液体通路
34…天板部 35…充填棒部 36…連通凹部
37…弾性片 38…第1逆止弁体
E…作動部材
E1…ステム
41…外筒部 42…ステム本体 42a…係止部 42b…係合溝
43…外向きのフランジ部 45…通液孔
E2…ピストンガイド
50…内筒部 50a…被係止部 50b…下部 50c…環状シール部
51…環状基盤 51a…テーパ状内周部 51b…中間部 51c…外周部
52…脚部 53…案内突起 54…第2逆止弁座
E3…環状ピストン
60…内部摺動部 61…外部摺動部 62…連結部
E4…吐出ヘッド
70…縦筒 71…頂板 72…外周壁 74…ノズル 75…吐出口
76…補助壁部
E5…コイル留め具
80…基筒部 80a…係合凸部 81…抜け留め部
F…コイルスプリング
m…吸込み口 p…パッキン R…ポンプ室
V1…第1逆止弁 V2…第2逆止弁
100…容器体 101…口頸部

Claims (4)

  1. 容器体の口頸部の上面へ係止するための外向きのフランジ(20)を周壁部(21)の上端部に付設するとともに、周壁部(21)の下端から内方突出した内向きフランジ状底壁部(22)のフランジ孔を吸込み口(m)とし、その孔縁に第1逆止弁座(23)を周設したシリンダ(B)と、
    上記シリンダ(B)の下部内に配置され、上記第1逆止弁座(23)とともに第1逆止弁(V1)を形成する第1逆止弁体(38)を有する逆止弁部材(D)と、
    上記シリンダ(B)内に、下半部を上下動自在に上方付勢状態で挿入した作動部材(E)と、
    作動部材(E)の上方付勢手段として作動部材(E)の上半部の外面とシリンダ(B)の周壁部(21)の上部内面との間に介装されたコイルスプリング(F)とを具備し、
    作動部材(E)は、
    下半部に通液孔(45)を有する縦向きの内筒部(50)の下端に、上面を第2逆止弁座(54)とする環状基盤(51)を付設してなるピストンガイド(E2)と、
    上記内筒部(50)の上半部に嵌合するステム本体(42)を有し、このステム本体(42)から外向きのフランジ部(43)を介して外筒部(41)を垂下してなるステム(E1)と、
    上記内筒部(50)と環状基盤(51)との間に挿入され、ピストンガイド(E2)及びステム(E1)に対する相対的な上下動が可能に、シリンダ(B)の周壁部内面に嵌合するとともに、環状基盤(51)の第2逆止弁座(54)とともに第2逆止弁(V2)を形成する環状ピストン(E3)と、
    ステム(E1)の上部に取り付けられた、ノズル(74)付きの吐出ヘッド(E4)と、を含み、
    作動部材(E)の下降により、第1逆止弁(V1)と第2逆止弁(V2)との間のシリンダ(B)部分で形成するポンプ室(R)の内部が高圧化し、第1逆止弁(V1)が閉じるとともに、ピストンガイド(E2)に対して環状ピストン(E3)が相対的に上昇して第2逆止弁(V2)が開き、第2逆止弁を経由してポンプ室(R)内の液体が吐出ヘッド(E4)から吐出され、かつ、作動部材の上昇により、ポンプ室(R)の内部が負圧化して、ピストンガイド(E2)に対して環状ピストン(E3)が相対的に下降して第2逆止弁(V2)が閉じるとともに、第1逆止弁(V1)が開いて、第1逆止弁を経由して、吸込み口(m)からポンプ室(R)内へ液体を吸い込むように構成し、
    また逆止弁部材(D)はシリンダの内面に嵌合させることでシリンダ(B)の下部内に装着されており、
    この逆止弁部材(D)から上記内筒部(50)内へ突入する充填棒部(35)を起立するとともに、内筒部(50)の下端部内面に充填棒部(35)と液密に接する環状シール部(50c)を形成して、作動部材(E)の上下動に伴う内筒部(50)と充填棒部(35)との位置関係の変化に伴ってノズル(74)から液体を吐出した後にノズル(74)内の液体がステム(E1)側へ吸い戻すように形成し、
    さらに上記充填棒部(35)の上下方向の一部に連通凹部(36)を形成し、この連通凹部形成箇所を環状シール部(50c)が通過するときにポンプ室(R)と内筒部(50)とが連通凹部を介して連通するように形成したことを特徴とする、液体容器装着用吐出ポンプ。
  2. 作動部材(E)の下降により第1逆止弁(V1)が閉じて第2逆止弁(V2)が開いてポンプ室(R)内から液体が流出する行程と、作動部材(E)の上昇により第2逆止弁(V2)が閉じて第1逆止弁(V1)が開いてポンプ室(R)内へ液体を吸い込む行程との間に、作動部材(E)が上昇を開始し始めてから第2逆止弁(V2)が閉じるまでのポンプ室(R)の負圧化によりステム(E1)側から通液孔(45)を介してポンプ室(R)側へ液体を吸い戻す行程が行われるように構成したことを特徴とする、請求項1記載の液体容器装着用吐出ポンプ。
  3. 作動部材(E)が上昇する過程において、第2逆止弁(V2)が閉じた後にも上記連通凹部(36)を介するバックサックションが行われるように連通凹部(36)の形成箇所を設計したことを特徴とする、請求項2記載の液体容器装着用ポンプ。
  4. 上記逆止弁部材(D)は、シリンダ(B)の周壁部(21)の下部に嵌合したリング筒部(33)を有し、このリング筒部(33)の下半部内面から内方突出した複数の弾性片(37)で、上記第1逆止弁体(38)を支持するとともに、上記リング筒部(33)の上端部に天板部(34)の周縁部を連結してなり、
    上記充填棒部(35)は、上記天板部(34)の中央部から起立することで、シリンダ(B)内部の一定位置に配設されたことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の液体容器装着用ポンプ。
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