JP6198513B2 - 埋設式ガス栓 - Google Patents
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Description
なお、配管接続部は、ケーシング(41)の周側壁を貫通する方向に突出するため、ケーシング(41)の周側壁には、図示しないが、配管接続部を外部側方へ突出させるための切欠が形成されている。
開閉蓋(54)は、筒部(53)の外周面の所定位置に、コイルバネ(図示せず)を介して回動自在に取り付けられており、閉塞姿勢にある開閉蓋(54)の一辺を筒部(53)内へ押し込むことにより、開閉蓋(54)は前記閉塞姿勢から90度回動して、図5に示すような開放直立姿勢となる。
前記ケーシング内に前記開口に向かって突出するように収容され且つソケットが接続されるプラグ筒と、前記プラグ筒に対して直角方向に連通すると共に前記ケーシングの外側にてガス配管が接続される配管接続部とを備えた略L字状のガス栓本体と、
前記壁板又は床板の表面に添設されて前記開口を閉塞すると共に前記プラグ筒に対応する位置に前記ソケットが挿入可能な窓部が開放している化粧板とからなる埋設式ガス栓』において、壁板又は床板の裏側におけるガス配管の向きに応じてガス栓の向きが決定されても、ケーシング及び化粧板の向きを自由に設定することができる埋設式ガス栓を提供することを課題とする。
前記プラグ筒は、前記ケーシングの外側から前記孔部に挿通させた状態にて、前記底壁に対して回動自在で且つ抜け止め状態に保持されるようにしたことを特徴とする』ものである。
壁板又は床板の裏側に位置するケーシングの外側に予め配管されているガス配管の接続端部が位置する方向に、ガス栓の配管接続部が向くように、ガス栓の向きが決定されるが、プラグ筒はケーシング内で回動自在であるから、向きが固定されたガス栓のプラグ筒に対してケーシングを回動させることができ、ガス栓に対するケーシングの向きを自由に設定して開口に取り付けることができる。ケーシングの向きに応じて化粧板を所定の向きに取り付けることができる。
前記底壁は、前記大径部と前記係止リングとで前記ケーシングの内外から挟圧されるようにした』ことを特徴とするものである。
このものでは、係止リングと大径部が、プラグ筒をケーシングの底壁に設けた孔部に対して抜け止め状態に固定する抜け止め手段として機能し、ケーシングの底壁を係止リングと大径部とで挟圧させることにより、ケーシングに対するガス栓の向きを固定することができる。
シール部材を設けておくことにより、ケーシングの内外の気密性が確保され、壁板や床板の裏側の冷気が室内に侵入する不都合を防止することができる。
この実施の形態のガス栓(100)は、図1に示すように、略L字状のガス栓本体(1)の一端(1a)にプラグ筒(10)が内嵌され、他端(1b)に配管接続部(11)が外嵌されて、全体として略L字状に構成されている。
なお、この状態にて、ケーシング(31)内に突出しているプラグ筒(10)の基端部外周に、雄ネジ部(10a)が形成されており、これに螺合可能な雌ネジを有するナット部(10b)が別途用意されている。
そして、ケーシング(31)の底壁(3)の外側からプラグ筒(10)を孔部(30)に差込んでケーシング(31)内に突出させ、孔部(30)の周縁外面に、ガス栓本体(1)の一端(1a)を当接させた状態にて、プラグ筒(10)の基端部に設けた雄ネジ部(10a)に、ナット部(10b)を、環状のシール部材(12)を介して螺合させる。
なお、ナット部(10b)は、ガス栓(100)がケーシング(31)の底壁(3)に対して内外に抜け止め状態で且つ回動可能となる程度に緩く設定しておく。
ケーシング(31)内におけるソケット取り外し装置(13)の位置に応じて、開口(50)及びケーシング(31)のフランジ片(32)の全体を被覆するように床面(5)の表面に添設させる化粧板(33)の向きが決定される。
すなわち、ケーシング(31)の向きに従って、化粧板(33)の向きが決定されることとなる。
なお、図3及び図4に示すように、貫通孔(32a)(32a)が形成されている両側壁の所定位置に、係止金具(35)が通過可能な抜け窓(36)が形成されている。
尚、締付けボルト(34)が螺合する係止金具(35)は、略矩形の板状体であり、ケーシング(31)側の長辺中央には凸部(35a)が突設されている。
この状態で、ナット部(10b)をプラグ筒(10)の基端部の雄ネジ部(10a)に螺合させる。ナット部(10b)を強く締め付けることにより、ケーシング(31)とガス栓(100)とが固定される。
ソケット取り外し装置(13)は、図1及び図2に示すように、プラグ筒(10)の胴部基端部近傍に回動自在に装着させる略U字状の金属板製の揺動レバー(14)と、これを揺動操作する操作部として機能する開閉蓋(15)と、これらを具備し且つケーシング(31)内に固定される略矩形のケース体(16)とからなり、ケース体(16)は、その四隅に設けた支持筒(17)に固定ボルト(18)をそれぞれ挿通させると共に、ケーシング(31)の底壁(3)の四隅に設けたネジ孔に螺合させることにより固定される構成となっている。
また、開閉蓋(15)は、ケース体(16)の対向する両側面に、コイルバネ(25)を介して開閉自在に且つ、ケース体(16)の上方開放部を閉塞する方向に付勢された状態に設けられている。
この化粧板(33)の中央部には、ケース体(16)の開放部を閉塞させた状態にある開閉蓋(15)がちょうど嵌め込まれる大きさの窓部(33a)が開放しており、ソケット取り外し装置(13)の開閉蓋(15)は、化粧板(33)の開閉蓋としても機能することとなる。
また、ケーシング(31)の底壁(3)に設けた孔部(30)とプラグ筒(10)の外周面とは、環状のシール部材(12)で気密状態にシールしているから、床板(5)の下方の冷気が化粧板(33)の窓部(33a)から室内に流れ込む不都合もない。
尚、上記実施の形態では、床板埋設式のガス栓(100)について説明したが、壁板にでも同様に設置可能であることは言うまでもない。
(10)・・・・・・プラグ筒
(11)・・・・・・配管接続部
(3) ・・・・・・底壁
(30)・・・・・・孔部
(31)・・・・・・ケーシング
(33)・・・・・・化粧板
(33a) ・・・・・窓部
(5) ・・・・・・床板
(50)・・・・・・開口
(6) ・・・・・・ガス配管
Claims (4)
- 壁板又は床板に形成された開口内に埋め込まれると共に前記開口に向かって開放する有底のケーシングと、
前記ケーシング内に前記開口に向かって突出するように収容され且つソケットが接続されるプラグ筒と、前記プラグ筒に対して直角方向に連通すると共に前記ケーシングの外側にてガス配管が接続される配管接続部とを備えた略L字状のガス栓本体と、
前記壁板又は床板の表面に添設されて前記開口を閉塞すると共に前記プラグ筒に対応する位置に前記ソケットが挿入可能な窓部が開放している化粧板とからなる埋設式ガス栓において、
前記ケーシングの底壁に、前記プラグ筒の基端部が挿通可能な孔部が形成され、
前記プラグ筒は、前記ケーシングの外側から前記孔部に挿通させた状態にて、前記底壁に対して回動自在で且つ抜け止め状態に保持されるようにしたことを特徴とする埋設式ガス栓。 - 請求項1に記載の埋設式ガス栓において、前記プラグ筒のうち、前記ケーシングの底壁の外側に位置する基部に前記孔部よりも大径な大径部を設けると共に、前記ケーシングの内側に突出している胴部に係止リングを抜け止め状態に外嵌させ、
前記底壁は、前記大径部と前記係止リングとで前記ケーシングの内外から挟圧されるようにしたことを特徴とする埋設式ガス栓。 - 請求項2に記載の埋設式ガス栓において、
前記係止リングには雌ネジを設け、前記プラグ筒の基端部近傍の胴部に、前記係止リングが螺合可能な雄ネジを形成したことを特徴とする埋設式ガス栓。 - 請求項2又は請求項3に記載の埋設式ガス栓において、
前記孔部は丸孔とし、その周縁と前記プラグ筒の胴部との間を気密状態にシールする環状のシール部材が設けられていることを特徴とする埋設式ガス栓。
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