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JP6197286B2 - 通信装置、情報処理システム及び情報処理システムの制御方法 - Google Patents

通信装置、情報処理システム及び情報処理システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、情報処理システム及び情報処理システムの制御方法に関する。
従来、サービスの利用者登録をしたユーザが、ネットワークに接続可能な情報機器を使ってサービスにアクセスし、オンラインストレージ上にファイルを保管することができるオンラインストレージサービスが広く利用されている。オンラインストレージサービスでは、ユーザはユーザ毎に割り当てられた容量に応じて、デスクトップPCで編集したファイル等をネットワーク上のサーバに保管することができる。その場合、ユーザはノートPCやタブレット端末等から上記サーバに保管されたファイルを外出先で閲覧、編集が可能である。
また、上記サーバに保管されたファイルは、複数のユーザによって共用される情報機器からもアクセスが可能である。例えば、オフィスやコンビニエンスストア等に設置された複合機からロケーションフリーのプリントサービスを利用して印刷することや、会議室に設置されたネットワーク接続可能なプロジェクタから映写すること等も可能である。
しかし、複数のユーザによって共用される情報機器からオンラインストレージ上のファイルにアクセスする際には、利用の都度、ユーザが自分のアカウント情報を手動で入力する必要があった。
特許文献1には、サービスを提供するプロバイダから通知された情報とユーザが設定したアクセス情報を、上記サービスを実行可能な任意のデバイスのタッチパネル等から入力することによって、ユーザのアカウント情報なしで印刷する技術が開示されている。
しかしながら、引用文献1に開示の技術では、上記プロバイダから通知された情報として、データを印刷するためのURL情報、印刷を行うためのワンタイムパスワード、さらには、ユーザが事前に設定したアクセス情報という複数のデータの入力が必要であった。
そのため、ユーザは、サービスを利用する度に、サービスを実行可能な任意のデバイスのタッチパネル等から、上記複数のデータを入力しなければならないという問題点があった。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであって、複数のユーザによって共用される情報処理装置から、サービスを提供するサーバのファイルに簡便にアクセスできる通信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る通信装置は、複数の利用者で共用するゲスト機器に所定の処理を実行させる通信端末であって、利用者のファイルを管理するデータ管理装置にログインするログイン手段と、前記ログインしたデータ管理装置から送信される前記利用者のファイルの一覧を表示させ、前記ファイルの一覧から前記利用者によって選択されたファイルの情報を前記データ管理装置に送信するファイル選択手段と、前記選択されたファイルを前記データ管理装置から取得するための認証情報であって、前記データ管理装置において、前記選択されたファイル及び前記認証情報の有効期限を示す情報と対応付けて管理される認証情報を、前記データ管理装置から受信するパスワード管理手段と、前記データ管理装置を特定するための情報、及び前記認証情報を含むアクセス情報を作成し、作成した前記アクセス情報を含むNFCデータを生成するNFCデータ生成手段と、前記NFCデータ受信すると、受信した前記NFCデータが予め定められた形式の前記アクセス情報を含むかを判定し、前記NFCデータが予め定められた形式の前記アクセス情報を含む場合には、前記データ管理装置から前記選択されたファイルを取得し前記所定の処理を実行する前記ゲスト機器に、前記NFCデータを送信するNFC通信手段と、を有する。
本発明の実施の形態によれば、複数のユーザによって共用される情報処理装置から、サービスを提供するサーバのファイルに簡便にアクセスできる通信装置を提供することができる。
一実施形態に係る情報処理システムの全体構成図である。 一実施形態に係る情報処理システムのブロック図である。 一実施形態に係る通信端末の情報処理部の構成を示すブロック図である。 一実施形態に係るゲスト機器の情報処理部の構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る情報処理システムのシーケンスチャートである。 一実施形態に係るデータ管理装置のワンタイムパスワード発行処理のフローチャートである。 一実施形態に係る通信端末のアクセス情報送信処理のフローチャートである。 一実施形態に係るゲスト機器のアクセス情報受信後の処理のフローチャートである。 一実施形態に係るデータ管理装置のファイル提供処理のフローチャートである。 一実施形態に係るワンタイムパスワードの期限管理処理のフローチャートである。 一実施形態に係るNFCデータ生成手段が生成するデータフォーマット一例を示す図である。 一実施形態に係るワンタイムパスワードの管理テーブルの一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの全体構成図である。
情報処理システム100は、インターネット104に共通に接続される、データ管理装置101、通信端末102、及びゲスト機器103で構成される。
データ管理装置101は、オンラインストレージサービスを提供するサーバ群で構成される。データ管理装置101は、インターネット104を介して、通信端末102及びゲスト機器103を含むクライアント機器にオンラインストレージサービスを提供する。
オンラインストレージサービスは、背景技術でも述べた通り、サービスに登録したユーザが、ネットワークに接続可能な情報端末からアクセスして、オンラインストレージ上にファイルを保管できるサービスである。尚、オンラインストレージサービスは、データ管理装置101が提供するネットワークサービスの一例であって、プリントサービスや音楽ダウンロード等の他のサービスであっても良い。
通信端末102は、インターネット104に接続可能な通信端末であり、好適な例としては、無線LANや移動体通信網によりインターネット104に接続可能なモバイル通信端末である。通信端末102は、NFC(Near Field Communication)により、ゲスト機器103と近接させることによりデータ通信を開始する。
ゲスト機器103は、複数のユーザで共有する、インターネット104に接続可能な情報機器であり、NFCにより通信端末102とデータの送受信が可能である。ゲスト機器103は、例えば、スキャナ・ファックス・コピー機能を備えた複合機、プリンタ、プロジェクタ等の情報処理装置であり、また、複数のユーザで共有するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であっても良い。
インターネット104は、データ管理装置101、通信端末102、ゲスト機器103が共通に接続されるネットワークで、企業内ネットワーク等、インターネット以外のネットワークであっても良い。
図1の構成において、データ管理装置101は、ユーザに指定されたファイルに対応する認証情報を生成する。通信端末102は、生成された認証情報をデータ管理装置101から取得し、データ管理装置101のURL情報及び上記認証情報を含むアクセス情報を生成し、NFCで送信可能な構成となっている。ゲスト機器103は、NFCにより予め定められた形式のアクセス情報を受信すると、アクセス情報に基づいてデータ管理装置101にアクセスし、認証情報に対応するファイルを取得する。
上記構成により、ユーザは、通信端末102をゲスト機器103に近接させてNFC通信を開始することにより、自動的にゲスト機器103上にユーザが指定したファイルを取得し、利用できるようになる。
図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム100の構成を示すブロック図である。図2を参照して、情報処理システム100の構成を説明する。
図1で既に説明した通り、情報処理システム100は、インターネット104に共通に接続される、データ管理装置101、通信端末102、ゲスト機器103により構成されている。
<データ管理装置>
図2を参照して、まずデータ管理装置101の構成を説明する。
データ管理装置101は、認証機能を持つ認証サーバ240、オンラインストレージサービスを提供するアプリケーションサーバ250、及びユーザが登録したファイルを管理するためのストレージサーバ260で構成される。
認証サーバ240は、ユーザ情報管理手段241、ユーザ情報記憶手段242、認証手段243、及びネットワーク通信手段244で構成され、データ管理装置101にアクセスを要求するユーザのアカウント情報の認証を行う。
ユーザ情報管理手段241は、サービスに利用登録されているユーザの情報をユーザ情報記憶手段242に記憶させ管理する。
認証手段243は、ユーザ情報管理手段241が管理するユーザの情報に基づいて、データ管理装置101にアクセスを要求するユーザがサービスに利用登録されているユーザであるかどうかを認証する。
ネットワーク通信手段244は、認証サーバ240をインターネット104等のネットワークに接続する。
アプリケーションサーバ250は、一時ファイル管理手段251、一時ファイル記憶手段252、ワンタイムパスワード管理手段253、ファイル選択手段254、ファイル提供手段255及びネットワーク通信手段256で構成される。アプリケーションサーバ250は、オンラインストレージサービスの提供に係る処理を行う。
ファイル選択手段254は、サービスに登録されているユーザがストレージサーバに保存しているファイル一覧を作成して通信端末102に送信し、通信端末102を介してユーザが指定したファイル情報を取得する。
一時ファイル管理手段251は、ユーザから指定されたファイルを一時ファイルとして、一時ファイル記憶手段252に記憶させ、管理する。
ワンタイムパスワード管理手段253は、一時ファイル記憶手段252に記憶された一時ファイルに対応するワンタイムパスワードを生成し、管理する。尚、ワンタイムパスワードについては後述する。
ファイル提供手段255は、ゲスト機器103からのアクセス要求に応じて、ファイルを提供する処理を行う。
ネットワーク通信手段256は、アプリケーションサーバ250をインターネット104等のネットワークに接続する。
ストレージサーバ260は、ファイル管理手段261、ストレージ手段262、及びネットワーク通信手段263で構成され、サービスに登録されているユーザが登録したファイルを記憶し、管理する。
ファイル管理手段は、オンラインストレージサービスに登録されているユーザが登録したファイルをストレージ手段262に保存して管理する。
ネットワーク通信手段263は、ストレージサーバ260をインターネット104等のネットワークに接続する。
上記構成により、データ管理装置101は、ユーザにオンラインストレージサービスを提供する。
<通信端末>
次に、図2を参照して、通信端末102の構成について説明する。
通信端末102は、NFC通信部211、表示制御部212、入力制御部213、ネットワーク通信部214、情報処理部215、及びデータ記憶部216を備えている。
NFC通信部211は、NFCと呼ばれる非接触IC等を含む無線通信規格により、他のNFC対応機器と近接させることにより、非接触でデータ通信を行うものである。通信端末102のNFC通信部211をゲスト機器103のNFC通信部224の通信範囲内(例えば10cm以内等)に位置させることにより、ゲスト機器103のNFC通信部224とデータの通信を行う。
表示制御部212は、通信端末102の表示部に、ログイン画面、ファイル選択画面を表示させる。
入力制御部213は、ユーザが通信端末102の入力キーやGUI(Graphical User Interface)を介して入力した情報を処理する。
ネットワーク通信部214は、通信端末102をインターネット104接続させるためのインタフェースである。ネットワーク通信部214は、例えば無線LANや移動体通信網等を使って、インターネット104に接続可能である。尚、ネットワーク通信部214は、有線接続等によってインターネット104に接続するものであっても良い。
情報処理部215は、オンラインストレージサービスを利用するためのプログラムを実行するブロックで、例えばマイコンやCPU、メモリで実現される。尚、情報処理部215の機能構成については後述する。
データ記憶部216は、情報処理部215の制御にしたがって、処理対象のデータを記憶する。
この構成により、通信端末102は、データ管理装置101が提供するオンラインストレージサービスを利用することができ、またデータ管理装置101から取得したデータをNFCで通信可能となる。
ここで、図3を参照して、通信端末102の情報処理部215の機能構成について説明する。
情報処理部215は、ログイン手段301、ファイル選択手段302、パスワード管理手段303、NFCデータ生成手段304を有する。
また、図2において、表示制御部212と入力制御部213を別々の構成として説明したが、GUIによってデータの入出力を行う場合には図3のように入出力制御を合わせて行う入出力制御部305としても良い。
ログイン手段301は、ユーザにデータ管理装置101が提供するオンラインストレージサービスにアクセスするための機能を提供する。ログイン手段301は、入出力制御部305にオンラインストレージサービスのログイン画面を表示させ、ユーザが入力したアカウント情報を用いてデータ管理装置101へのログイン処理を行う。また、通信端末102が、ユーザの専用端末である場合には、ログイン手段301は、ユーザ情報を記憶しておくことにより、ユーザが利用する度にアカウント情報の入力する手間を省くことができる。
ファイル選択手段302は、ログイン後にデータ管理装置101から送られてくるファイルの一覧を入出力制御部305に表示させ、ユーザに必要なファイルを選択させる。
ユーザがファイルを指定すると、ファイル選択手段302は、指定されたファイルの情報をデータ管理装置101に送信し、ワンタイムパスワードの発行を要求する。ワンタイムパスワードは、上記指定されたファイルにアクセスするための認証情報であり、データ管理装置101によって生成される。
パスワード管理手段303は、データ管理装置101が生成したワンタイムパスワードを受信し、受信したワンタイムパスワードをデータ記憶部216に記憶させて管理する。
NFCデータ生成手段304は、少なくとも、データ管理装置101へのアクセス先を特定するための情報及び指定したファイルに対応するワンタイムパスワードを含むアクセス情報を作成する。さらに、NFCデータ生成手段304は、上記アクセス情報を含むNFCで送信可能なデータを生成する。
尚、NFCデータ生成手段304によって生成されたNFCで送信可能なデータのフォーマットは、ゲスト機器103がアクセス情報であると認識できるように予め定められた形式であれば、任意で良い。従って、ここでは敢えてアクセス情報の具体的な構成を特定せず、一例を上げて概要のみを説明する。
図11に、NFCデータ生成手段304が生成するデータフォーマットの一例を示す。
図11の下の図は、NFCデータ生成手段304が作成するアクセス情報の例である。図11のサービス種別には、本メッセージがオンラインストレージサービスに係るメッセージであることを示す値を設定する。メッセージタイプには、ゲスト機器103の具体的な動作、例えば、印刷、表示、データ取得、データ消去等を示す値を設定する。
ここで、サービス種別、メッセージタイプに設定する値は、システム毎に予め定められた値であって、通信端末102のNFCデータ生成手段304、及びゲスト機器103のデータ判定手段401が同じ値を使用する。
また、URL情報のエリアには、オンラインストレージサービスへのアクセス先を特定するための情報を設定し、そのデータ長をURLデータ長に設定する。
さらに、ワンタイムパスワードのエリアには、データ管理装置101から提供されたワンタイムパスワードを設定し、そのデータ長をPWデータ長に設定する。
このアクセス情報を、NFC通信で送信する際には、NFC通信で定められたメッセージフォーマットでカプセル化して送信すれば良い。
例えば、図11を参照して、上の図をNFC通信部211とNFC通信部224との間でデータを送信する場合のフォーマットであるとする。ヘッダ(Header)部分には、ペイロード(PAYLOAD)のデータ長が含まれ、任意のサイズのデータを送信可能である。
ここで、通信端末102が上記アクセス情報をゲスト機器103に送信する場合には、ヘッダ部分に上記アクセス情報のデータ長を設定し、ペイロード部分に上記アクセス情報を設定して送信すれば良い。
尚、図11の構成は、あくまでもNFCデータ生成手段304が生成するデータの一例であって、本発明の範囲を限定するものではない。
例えば、図11のように既存のNFCメッセージでカプセル化を行うのではなく、新たなNFCメッセージを定義しても良いことは言うまでもない。
また、本実施の形態では、データ管理装置101へアクセスするためのURL情報は、通信端末102が本サービスに登録した際に取得して保持している情報を使用する。但し、変形例として、ワンタイムパスワード発行時に、データ管理装置101から通知を受けるようにしても良いことは言うまでもない。
また、ゲスト機器103が対応する複数のオンラインストレージサーバのURL情報を有している場合には、URL情報の代わりにオンラインストレージサーバの名前や、対応する管理番号等、アクセス先を特定できるだけの情報を通知するだけでも良い。
尚、通信端末102は、上記情報処理部215の機能を有する専用端末である必要はない。即ち、スマートフォン等の一般的な携帯端末に、オンラインストレージサービスに対応したアプリケーションをダウンロードすることによって、上記機能を実現しても良い。
<ゲスト機器>
図2に戻って、ゲスト機器103の構成について説明する。
ゲスト機器103は、ネットワーク通信部221、出力制御部222、入力制御部223、NFC通信部224、情報処理部225、データ記憶部226を備えている。
ネットワーク通信部221は、ゲスト機器103をインターネット104に接続するためのインタフェースである。
出力制御部222は、データ管理装置101から取得したファイル等を出力する制御を行う。具体的には、ゲスト機器103がプリンタであれば、取得したファイルを印刷し、プロジェクタであれば取得したファイルを投影する制御を行う。
入力制御部223は、ユーザがゲスト機器103の入力キーやGUI等を介して入力した情報を処理する。
プリンタ等の機器の操作部は、独自形状で操作手順も機種毎に異なるため、入力に手間がかかることが多い。このようなゲスト機器103からの入力を行うことなく、ゲスト機器103を利用する手段を提供することも、本発明の目的の一つである。
NFC通信部224は、通信端末102がゲスト機器103のNFC通信部224の通信範囲内に位置した場合に、通信端末102のNFC通信部211とNFC通信を確立し、通信端末102から送信されたアクセス情報を含むデータを受信する。
情報処理部225は、データ管理装置101が提供するオンラインストレージサービスを利用するためのプログラムを実行するブロックで、例えばマイコンやCPU、メモリ等で実現される。尚、情報処理部215の機能的な構成については、後述する。
データ記憶部226は、情報処理部225の制御にしたがって、データを記憶する。
上記構成より、ゲスト機器103は、NFCから受信したデータに応じて、データ管理装置101が提供するオンラインストレージサービスを利用することができる。
ここで、図4を参照して、ゲスト機器103の情報処理部225の機能構成について説明する。
情報処理部225は、データ判定手段401、パスワード管理手段402、アクセス制御手段403、データ取得手段404を有している。
データ判定手段401は、NFC通信部224がデータを受信すると、受信したデータが予め定められた形式のアクセス情報を含むかどうかを判定する。受信したデータが正しいアクセス情報を有していれば、そのアクセス情報は、データ管理装置101へアクセスするために必要な情報と、ユーザが指定したファイルへのワンタイムパスワードを有している。
パスワード管理手段402は、NFC通信部224から受信したデータが予め定められた形式のアクセス情報である場合、そのアクセス情報をデータ記憶部226に記憶させ管理する。
アクセス制御手段403は、データ記憶部226に記憶されたアクセス情報に基づいて、データ管理装置101にアクセスを行う。より具体的には、アクセス情報に含まれるURLに、認証情報であるワンタイムパスワードを用いてアクセスを要求する。
データ取得手段404は、データ管理装置101からアクセス許可を受信すると、データ管理装置101からワンタイムパスワードに対応するデータを取得し、取得したデータをデータ記憶部226に記憶させる。
尚、ゲスト機器103についても、オンラインストレージサービスに対応する上記情報処理部225に示す機能を有している必要があるが、通信端末102と同様に必ずしも専用端末である必要はない。即ち、オンラインサービスに対応するアプリケーションをインストールすることによって、情報処理部225の機能を実現できるものであっても良い。
<動作の説明>
続いて、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの動作を説明する。
図5は、情報処理システム100における、ファイル取得手順の一例を示すシーケンスチャートである。
ユーザは、通信端末102からデータ管理装置101が提供するオンラインストレージサービスにインターネット104を介して接続し、登録済のアカウント情報でログインを要求する(処理1、2)。
データ管理装置101は、ユーザからのログイン要求を受け取ると、アカウント情報の認証を行い、アカウント情報がサービスに利用登録されたユーザのものである場合には、ユーザのログインを許可する(処理3)。
ユーザのログインが許可されると、データ管理装置101は、ユーザが登録しているファイルの一覧を通信端末102に送信する(処理4)。
ユーザは、通信端末102に表示されたファイルの一覧の中から、利用するファイルを選択する(処理5)。
通信端末102は、データ管理装置101に対して、ユーザから指定されたファイルの情報を通知し、指定されたファイルにアクセスするためのワンタイムパスワードの発行を要求する(処理6)。
データ管理装置101は、指定されたファイルを一時ファイル記憶手段252に一時ファイルとして記憶し、記憶された一時ファイルにアクセスするためのワンタイムパスワードを生成して記憶する(処理7)。
その後、データ管理装置101は、ワンタイムパスワードを通信端末102に送信する(処理8)。
通信端末102は、ワンタイムパスワードを受信すると、ワンタイムパスワードとデータ管理装置101のURL情報を含むアクセス情報を予め定められた形式で作成し、NFCで送信可能なデータを作成する(処理9)。
その後、ユーザが、通信端末102をゲスト機器103のNFC通信部224に近接させると(処理10)、通信端末102とゲスト機器103との間でNFC通信が確立される。この時、通信端末102からゲスト機器103に、ワンタイムパスワードとデータ管理装置101のURL情報を含むアクセス情報が予め定められたフォーマットで送信される(処理11)。
通信端末102は、ゲスト機器103へのアクセス情報の送信が完了すると、送信したワンタイムパスワードを破棄する(処理12)。
ゲスト機器103は、NFC通信によりデータを受信すると、受信したデータが予め定められた形式の正しいアクセス情報であるかどうかを判定する(処理13)。
ゲスト機器103は、NFC通信から受信したデータがアクセス情報であると判定されると、受信したアクセス情報に基づいて、データ管理装置101にワンタイムパスワードを用いてアクセス要求を行う(処理14)。
データ管理装置101は、アクセス要求に含まれるワンタイムパスワードに対応するファイルが一時ファイル記憶手段252にあるかどうかを検索し(処理15)、対応するファイルが見つかった場合には、ゲスト機器103にアクセス許可を通知する(処理16)。
アクセス許可を受信したゲスト機器103は、データ管理装置101に指定されたファイルの取得を要求し(処理17)、指定されたファイルを取得する(処理18)。
ゲスト機器103は、指定されたファイルを取得し保存(処理19)した後で、データ管理装置101にファイル取得の完了を通知し(処理20)、ワンタイムパスワードを破棄する(処理21)。
データ管理装置101は、ゲスト機器103からファイル取得の完了の通知を受けると、ワンタイムパスワードを無効化する(処理22)。
ゲスト機器103は、指定されたファイルを、自動的に、またはユーザ操作に応じて、印刷、表示等、出力を行う(処理23)。
ゲスト機器は、指定されたファイルを出力した後、必要に応じて削除する(処理24)。
以上、図5のシーケンスによれば、ユーザは、通信端末102からファイルを指定し他後、ゲスト機器103のNFC部に通信端末102を近接させるだけで、指定したファイルにアクセスするために必要な情報をゲスト機器103に入力できる。
そのため、ユーザは操作部からアカウント情報や、ワンタイムパスワード等を直接入力することなく、指定されたファイルをゲスト機器103から出力することができる。また、指定されたファイルを出力した後に、指定されたファイルやワンタイムパスワードが削除されるので、不正なユーザからの利用を防ぐことができる。
次に、図2及び図6を参照して、データ管理装置101のワンタイムパスワード発行処理の手順について、さらに詳しく説明する。
データ管理装置101が通信端末102からログイン要求を受信すると(S601)、ユーザ情報管理手段241は、ユーザ情報記憶手段242に記憶されているオンラインストレージサービスのユーザ情報に基づいて、ログイン要求の認証を行う(S602)。
ユーザ情報管理手段241が、ログインユーザがサービスに登録済みのユーザであると判断した場合、ファイル選択手段254は、ストレージサーバ260にユーザが保存しているファイルの一覧を作成し、通信端末102に送信する(S603)。
一方、ユーザ情報管理手段241が、ログインユーザがサービスに登録されているユーザではないと判断した場合には、ログイン失敗として処理を終了する(S604)。
ファイル選択手段254がファイルの一覧を通信端末102に送信した後、通信端末102から、ファイルを指定し、ワンタイムパスワードの発行を要求するメッセージを受信(S605)する。
ここで、一時ファイル管理手段251は、ストレージサーバ260に記憶されているユーザのデータの中から、指定されたファイルを取得し、一時ファイル記憶手段252に記憶させる(S606)。
次に、ワンタイムパスワード管理手段253は、一時ファイル記憶手段252に保存されたファイルにアクセスするためのワンタイムパスワードを生成し、生成されたワンタイムパスワードを通信端末102に通知する(S607)。
ここで、ワンタイムパスワード管理手段253は、一時ファイル記憶手段252に保存されたファイルのファイル名、保存場所、発行日時、またワンタイムパスワードの満了日時等との対応関係を、例えば図12のようなテーブル形式で管理しても良い。
尚、図12のワンタイムパスワード部分のサイズは、システムに応じて必要な長さに設定する。
本実施の形態では、ワンタイムパスワードをNFC通信で送信するため、ワンタイムパスワードを手で入力するときのようにワンタイムパスワードの長さを短く制限する必要がないので、ワンタイムパスワードの長さを十分に長く設定することができる。
従って、ワンタイムパスワード管理手段253は、管理するファイルの数が増大した場合でも、ファイル毎にユニークなワンタイムパスワードを発行可能であり、ワンタイムパスワードのみで、ファイルの特定、管理が可能となる。
ワンタイムパスワード管理手段253は、ワンタイムパスワードが、対応する一時ファイルと1対1に対応するように、ユニークな値のワンタイムパスワードを生成する。例えば、ワンタイムパスワードを生成した日時、ファイル名等に基づいてワンタイムパスワードを作成しても良い。また、日時、ファイル名に乱数を合わせて使用しても良い。
本実施の形態では、ワンタイムパスワード管理手段253によって正当な手続きで生成されたワンタイムパスワードは、対応するファイルが一時ファイル記憶手段252に保存されている。従って、ワンタイムパスワードに該当するファイルが一時ファイル記憶手段252に無い場合には、不正なワンタイムパスワードと判断できる。
以上より、本実施の形態に係るワンタイムパスワードは、一時ファイル記憶手段252上の対応するファイルを特定する情報であると共に、ワンタイムパスワードの正当性を確認する認証情報でもある。
次に、図3及び図7を参照して、通信端末102のNFC通信によるデータ送信処理の手順について説明する。
ユーザは、通信端末102を指定のファイルを出力したいゲスト機器103のNFC通信部224に近接させる(かざす)ことによって、NFC通信を開始させる(S701)。
これにより、通信端末102のNFC通信部211は、ゲスト機器103のNFC通信部224と自動的にNFC通信を確立する(S702)。
このとき、通信端末102のNFCデータ生成手段304によって生成された、予め定められた形式のアクセス情報は、ゲスト機器103に送信される(S703)。
通信端末102のパスワード管理手段303は、アクセス情報がゲスト機器103に正しく送信されたことを(S704)を確認した後、必要に応じて、記憶しているワンタイムパスワードを破棄(削除)する(S705)。
次に、図4及び図8を参照して、通信端末102からアクセス情報を受信した後のゲスト機器103のファイル取得動作の処理について説明する。
通信端末102のNFC通信部224からデータを受信すると、ゲスト機器103のデータ判定手段401は、受信データが予め定められた形式のアクセス情報を含むかどうかを判定する(S801、S802)。
データ判定手段401が、受信したデータが正しいアクセス情報ではないと判定した場合には、処理を終了する。
一方、データ判定手段401が、受信したデータが正しいアクセス情報であると判定した場合、パスワード管理手段402は、アクセス情報をデータ記憶部226に記憶させる(S803)。
次に、アクセス制御手段403は、データ記憶部226に記憶されたアクセス情報を用いて、データ管理装置101にアクセスを要求する(S804)。
S805において、アクセスに失敗した場合、例えば、データ管理装置から該当するファイルが無い旨の通知を受けた場合には、アクセス制御手段は、エラーを表示して処理を終了させる(S807)。
一方、S805においてアクセスに成功すると、データ取得手段404はデータ管理装置101から指定されたファイルをダウンロードし(S806)、取得したファイルをデータ記憶部226に保存する(S808)。
取得したファイルを保存した後、データ取得手段404は、データ管理装置101にデータの取得完了を通知する(S809)。
その後、アクセス制御手段403は、データの取得・保存が完了したファイルに対応するアクセス情報をデータ記憶部226から削除する(S810)。
次に、図2及び図9を参照して、データ管理装置101側のファイル提供動作の処理について説明する。
ファイル提供手段255が アクセス要求を受信(S901)すると、ワンタイムパスワード管理手段253は、アクセス要求に含まれるワンタイムパスワードに対応するファイルが一時ファイル記憶手段252に記憶されているかどうか検索する(S903)。
ワンタイムパスワードに対応するファイルが見つかった場合には、ファイル提供手段255は、一時ファイル記憶手段252に記憶された、ワンタイムパスワードに対応するファイルへのアクセスをゲスト機器103に許可する(S904)。
また、ワンタイムパスワードに対応するファイルが見つからなかった場合には、ファイル提供手段255は、該当するファイルが無い旨をゲスト機器103に通知する(S905)。
ゲスト機器103がワンタイムパスワードに対応するファイルを取得(S906)した後、ファイル提供手段255がファイル取得完了の通知を受信すると(S907)、ワンタイムパスワード管理手段253は、ワンタイムパスワードを無効化する(S908)。
その後、一時ファイル管理手段251は、無効化されたワンタイムパスワードに対応するファイルを、一時ファイル記憶手段252から削除する(S909)。
次に、図10と図12を参照して、データ管理装置101のワンタイムパスワードの期限管理に関する処理ついて説明する。
これは、発行されたワンタイムパスワードが使用されなかった場合に、一時ファイル記憶手段252に記憶された上記ワンタイムパスワードに対応するファイルが溜まってしまうことに対応する処理である。
ワンタイムパスワード管理手段253は、定期的にワンタイムパスワードの有効期限を確認する(S1001)。
ワンタイムパスワード管理手段253は、ワンタイムパスワードを生成すると、図12に示すワンタイムパスワード管理テーブルで、ワンタイムパスワードと一時ファイルとの関係を管理すると共に、ワンタイムパスワードの満了日時も管理する。
ワンタイムパスワード管理手段253は、満了日時を過ぎたワンタイムパスワードを期限切れと判断し、無効化または削除する(S1002)。
一時ファイル管理手段251は、無効化または削除されたワンタイムパスワードに対応するファイルを、一時ファイル記憶手段252から削除する(S1003)。
上記処理により、一時ファイル記憶手段252に不要なデータが蓄積されていくことを防止できる。
以上、本実施の形態によれば、ゲスト機器103は、NFC通信により予め定められた形式のアクセス情報を受信すると、自動的にデータ管理装置101にアクセスするので、ゲスト機器103の操作部を操作することなく、簡便に所望のファイルにアクセスできる。従って、通信端末102をゲスト機器103のNFC部にかざすだけで、自動的にゲスト機器103から所望のファイルを印刷する、または表示する出力機器を実現可能である。
また、データ管理装置101は、ユーザが指定したファイルを一時ファイル記憶手段252に一時ファイルとして保存し、対応するワンタイムパスワードと関連付けて管理するため、ワンタイムパスワードに対応する指定されたファイルを短時間で提供できる。
また、ユーザが指定したファイルに対応するワンタイムパスワードをNFC通信で受信するため、手入力の時よりも十分に長く設定できる。このため、データ管理装置101は、ワンタイムパスワードだけで、ユーザが指定したファイルを特定可能となり、また同時に十分なセキュリティが確保できる。
なお、本実施の形態は本発明の範囲を限定するものではない。
例えば、通信端末102で行っているデータ管理装置101のURL情報とワンタイムパスワードを含むアクセス情報を生成する手段を、データ管理装置101で行って、通信端末102に通知する構成としても良い。
また、データ管理装置101を3つのサーバとして説明したが、1つ以上の任意の数のサーバで実現しても良い。
また、ワンタイムパスワードを1回のみ利用可能なものとして説明したが、2回以上の回数制限を持つ回数制限付のパスワードとしても良い。さらに、ワンタイムパスワードに回数制限を設けず、期限内であれば何回でも利用可能な期限付パスワードとしても良い。
また、データ管理装置101が提供するサービスを、ユーザファイルを保存可能なオンラインストレージサービスとして説明したが、音楽、映像、ゲーム等を提供するコンテンツサービスとしても良い。
なお、本実施の形態で説明したシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成があることは言うまでもない。
100 情報処理システム
101 データ管理装置
102 通信端末
103 ゲスト機器
211 NFC通信部
212 表示制御部
213 入力制御部
214 ネットワーク通信部
215 情報処理部
216 データ記憶部
221 ネットワーク通信部
222 出力制御部
223 入力制御部
224 NFC通信部
225 情報処理部
226 データ記憶部
240 認証サーバ
241 ユーザ情報管理手段
242 ユーザ情報記憶手段
243 認証手段
244 ネットワーク通信手段
250 アプリケーションサーバ
251 一時ファイル管理手段
252 一時ファイル記憶手段
253 ワンタイムパスワード管理手段
254 ファイル選択手段
255 ファイル提供手段
256 ネットワーク通信手段
260 ストレージサーバ
261 ファイル管理手段
262 ストレージ手段
263 ネットワーク通信手段
301 ログイン手段
302 ファイル選択手段
303 パスワード管理手段
304 NFCデータ生成手段
401 データ判定手段
402 パスワード管理手段
403 アクセス制御手段
404 データ取得手段
特開2006−164158号公報

Claims (6)

  1. 複数の利用者で共用するゲスト機器に所定の処理を実行させる通信端末であって、
    利用者のファイルを管理するデータ管理装置にログインするログイン手段と、
    前記ログインしたデータ管理装置から送信される前記利用者のファイルの一覧を表示させ、前記ファイルの一覧から前記利用者によって選択されたファイルの情報を前記データ管理装置に送信するファイル選択手段と、
    前記選択されたファイルを前記データ管理装置から取得するための認証情報であって、前記データ管理装置において、前記選択されたファイル及び前記認証情報の有効期限を示す情報と対応付けて管理される認証情報を、前記データ管理装置から受信するパスワード管理手段と、
    前記データ管理装置を特定するための情報、及び前記認証情報を含むアクセス情報を作成し、作成した前記アクセス情報を含むNFCデータを生成するNFCデータ生成手段と、
    前記NFCデータ受信すると、受信した前記NFCデータが予め定められた形式の前記アクセス情報を含むかを判定し、前記NFCデータが予め定められた形式の前記アクセス情報を含む場合には、前記データ管理装置から前記選択されたファイルを取得し前記所定の処理を実行する前記ゲスト機器に、前記NFCデータを送信するNFC通信手段と、
    を有する通信端末。
  2. 前記ゲスト機器は、
    前記データ管理装置から、前記認証情報に対応する前記選択されたファイルを取得する手段を有する請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記データ管理装置は、
    前記選択されたファイルを一時ファイルとして記憶する手段と、
    前記一時ファイルと、前記一時ファイルに対応する前記認証情報との関係を管理する手段と、を有する請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 前記データ管理装置は、
    前記ゲスト機器が、前記データ管理装置からデータを取得した後に、前記認証情報を無効化する手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信端末。
  5. 複数の利用者で共用するゲスト機器と、前記ゲスト機器に所定の処理を実行させる通信端末と、利用者のファイルと管理するデータ管理装置と、を含む情報処理システムであって、
    前記通信端末は、
    利用者のファイルを管理するデータ管理装置にログインするログイン手段と、
    前記ログインしたデータ管理装置から送信される前記利用者のファイルの一覧を表示させ、前記ファイルの一覧から前記利用者によって選択されたファイルの情報を前記データ管理装置に送信するファイル選択手段と、
    前記選択されたファイルを前記データ管理装置から取得するための認証情報であって、前記データ管理装置において、前記選択されたファイル及び前記認証情報の有効期限を示す情報と対応付けて管理される認証情報を、前記データ管理装置から受信するパスワード管理手段と、
    前記データ管理装置を特定するための情報、及び前記認証情報を含むアクセス情報を作成し、作成した前記アクセス情報を含むNFCデータを生成するNFCデータ生成手段と、
    前記NFCデータ受信すると、受信した前記NFCデータが予め定められた形式の前記アクセス情報を含むかを判定し、前記NFCデータが予め定められた形式の前記アクセス情報を含む場合には、前記データ管理装置から前記選択されたファイルを取得し前記所定の処理を実行する前記ゲスト機器に、前記NFCデータを送信するNFC通信手段と、
    を有する情報処理システム。
  6. 複数の利用者で共用するゲスト機器と、前記ゲスト機器に所定の処理を実行させる通信端末と、利用者のファイルと管理するデータ管理装置と、を含む情報処理システムの制御方法であって、
    前記通信端末が、
    利用者のファイルを管理するデータ管理装置にログインするステップと、
    前記ログインしたデータ管理装置から送信される前記利用者のファイルの一覧を表示させるステップと、
    前記ファイルの一覧から前記利用者によって選択されたファイルの情報を前記データ管理装置に送信するステップと、
    前記選択されたファイルを前記データ管理装置から取得するための認証情報であって、前記データ管理装置において、前記選択されたファイル及び前記認証情報の有効期限を示す情報と対応付けて管理される認証情報を、前記データ管理装置から受信するステップと、
    前記データ管理装置を特定するための情報、及び前記認証情報を含むアクセス情報を作成し、作成した前記アクセス情報を含むNFCデータを生成するステップと、
    前記NFCデータ受信すると、受信した前記NFCデータが予め定められた形式の前記アクセス情報を含むかを判定し、前記NFCデータが予め定められた形式の前記アクセス情報を含む場合には、前記データ管理装置から前記選択されたファイルを取得し前記所定の処理を実行する前記ゲスト機器に、前記NFCデータを送信するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
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