JP6193097B2 - 穿刺針カートリッジと、それを装着する穿刺器具と、この穿刺針カートリッジの穿刺器具への装着方法 - Google Patents
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Description
すなわち、この種穿刺針カートリッジは、後端側に穿刺器具への接続部、前端側に穿刺針カバー部、中間部に破断部を有するランセット本体と、前記ランセット本体の破断部の前後に渡ってこのランセット本体に埋め込まれた穿刺針と、これらのランセット本体の外周に設けたランセットケースとを備えた構成となっている(例えば、下記特許文献1)。
したがって、その後は、穿刺針カバー部を引き抜けば穿刺針が露出し、この状態で穿刺動作を行わせることができるようになっている。
すなわち、穿刺針カートリッジのランセット本体を回動させるための回動機構が穿刺器具に設けられていたので、穿刺針カートリッジを穿刺器具に装着する状態によっては、この回動機構が適切に動作せず、その結果として、穿刺針カバーを引き抜けず、これにより以降の穿刺動作を行うことができないということであった。
すなわち、本発明の穿刺針カートリッジは、この穿刺針カートリッジを穿刺器具に装着する動作に伴い、ランセット本体の破断部よりも後方側を回動させ、それによって、この破断部を破断させる回動機構を穿刺針カートリッジ自身が有する物である。
さらに本発明の穿刺針カートリッジは、前記ランセット本体の前端には、このランセット本体の前記破断部より前方側を、このランセット本体の前記破断部より後方側から分離させる分離体を設け、この分離体は、前記ランセット本体の前端側において、このランセット本体に直交する方向の基台面部と、この基台面部の両側において、前記ランセット本体側に延長された側面部と、これら両側面部の後端側から内方側に向けて可動自在に折り曲げられた可動面部と、これら左右の可動面部の内方側に可動自在に取り付けられた取付部とを有し、前記左右の可動面部の内方側を前記ランセット本体側に傾斜させた状態で、前記取付部に前記ランセット本体を一体化し、前記分離体の前記側面部の後端側は、外方に向けて弾性変形可能な構成とした。
さらに、本発明の穿刺針カートリッジで、前記分離体の左右の可動面部には、この左右の可動面部を接続する接続梁を設け、この接続梁は、前記ランセット本体の破断部が破断された後に破断される構成とした。
このため、穿刺針カートリッジを穿刺器具に装着する時、ランセット本体の前端に設けた分離体は、接続梁によって左右の可動面部が接続された状態となっている。したがって、分離体の可動部を接続した安定状態で、ランセット本体の破断部を上述の回動機構により破断させることができる。
(前提例の1)
図1は、本例の穿刺器具1を示し、たとえば血糖値を測定するために、人体に針を穿刺し血液を流出させる器具である。この穿刺器具1は、長い筒状の本体ケース2の前端開口部3に、図2の穿刺針カートリッジ4を装着して穿刺を行う。この穿刺に関する動作には、穿刺針カートリッジ4の装着動作、穿刺動作、穿刺針カートリッジ4の廃棄動作の3つの動作がある。
次に、第2の穿刺動作では、図4に示すように、使用者が穿刺針カートリッジ4を例えば左手の指に押し当て、穿刺器具1を握った右手の親指で本体ケース2の操作ボタン5を押すと穿刺が行われ、穿刺した部位に血液を流出させる。
このように、本例においては、穿刺器具1を片手で持った状態で、1つのボタンだけで、一連の穿刺関連動作(装着動作、穿刺動作、廃棄動作)を、行うことが出来るので、きわめて使い勝手がよく、その結果として、一連の穿刺関連動作の操作性を高めることができる。
穿刺針カートリッジ4は、図6に示すように、ほぼ円柱形状のランセット本体6と、ほぼ円筒形状のランセットケース7により構成される。
円柱状のランセット本体6は樹脂製で、その後端側に穿刺器具1への接続部8、前端側に円柱状の穿刺針カバー部9、中間部に破断部10を有しており、このランセット本体6の破断部10の前後に渡って、ランセット本体6に穿刺針11(図17から図21にも図示)が埋め込まれている。さらに、ランセット本体6の穿刺針カバー部9の外周には、外周方向に向けて突出するガイド突起12を180度対向した位置に2個(複数個)設けている。
円筒状のランセットケース7の内面には、図6に示すように、その前端から後方に向けて、ガイド突起12によってこのランセットケース7が旋回力を受ける螺旋状の案内部13を設けている。なお、案内部13は、2個のガイド突起12に対応する位置、つまりガイド突起12と同じく180度対向した位置に2個(複数個)設けている。
このため、ランセットケース7を前方向(図7、図8の矢印C方向)に摺動させると、螺旋状の案内部13はガイド突起12上を矢印D方向に摺動し、ランセットケース7にランセット6回りの旋回力を発生させることができる。
このため、ランセットケース7が前方向に摺動すると、2個の摺動突起14は各々の摺動溝15内を後方側に摺動する。
このため、穿刺針カートリッジ4の装着動作時に、穿刺器具1の前端部を環状の凹部7aに差し込み、この前端部で当接面7bを押すことができる。
すると、ランセットケース7が、図9(a)に示すように、前方向(図9の矢印C方向)に摺動させられるとともに、その内面側では、図9(b)、(c)に示すように、螺旋状の案内部13がガイド突起12上を摺動するので、このランセットケース7に時計方向(矢印B方向)の旋回力を発生させることができる。つまり、ランセットケース7は、前方向に摺動することでランセット本体6の回りを時計方向に回転するものとなる。
このランセットケース7の旋回力を利用して、破断部10部分をねじ切って破断させ、穿刺針11を表出させる。
具体的には、時計方向に回転するランセットケース7は、図9(b)に示す摺動溝15の摺動壁面15aを介して、ランセット本体6の摺動突起14を時計方向に回動させる。この摺動突起14は、ランセット本体6の破断部10よりも後方側を時計方向に回動させる。
したがって、ランセットケース7が前方向へ摺動すると、穿刺針11が埋め込まれた破断部10は、その前後の接続部によって逆方向の回動力を受け、図9(a)の状態からねじ切りが開始されて、図9(b)から(c)に移行する状態で破断する。
したがって、穿刺針カートリッジ4から穿刺針カバー部9を容易に取り除くことができ、ランセット本体6に穿刺針11を表出させることができる。
また、上述のごとく、装着動作時には、穿刺針カートリッジ4自体が破断部10の前後部分を逆方向に回動させるので、穿刺針カートリッジ4はただ単に直立させていればよく、穿刺針カートリッジ4を固定しておく必要などはない。その結果として、使い勝手の良いものとなる。
このため、装着動作の終了時には、図9(c)に示すように、破断部10部分が完全にねじ切られ、基台部16の2個の板バネ17が、ランセットケース7の前端と基台部16に挟まれて蓄力された状態となる。
そして、使用者が穿刺器具1を持ち上げると、基台部16の板バネ17の蓄力が開放され、この開放力により、図17に示すように、穿刺針カバー部9がすでにねじ切られた破断部10部分から弾けるように外される。すると、ランセット本体6の前端部分に穿刺針11が表出する。
なお、本例の基台部16は、穿刺針カバー部9よりも大きく構成しているので、穿刺針カートリッジ4を安定的に直立させることができ、装着動作を容易にしている。
次に、穿刺針カートリッジ4を装着する穿刺器具1について説明する。
本例における穿刺器具1の本体ケース2は、前端開口部3および後端開口部18を有する筒状体で、ケースピース2aとケースピース2bから構成されている。この本体ケース2内に収納される部品を、図11を用いて説明する。
本体ケース2内に収納される部品の内、最も大きな部品は、前端側にホルダ挿入筒20を有するメインロッド19である。
この射出ロッド21には、ケースピース2a側に長板形状の作動ロッド23を装着する。この作動ロッド23は後端側にロック爪24を有している。図12は、射出ロッド21に作動ロッド23が装着された状態を、ケースピース2a側から見た図である。
より詳細には、作動ロッド23の前端側と後端側に、前後方向に長い長孔25を2個設け、この長孔25を射出ロッド21の2個の軸部26に係合させて、作動ロッド23を本体ケース2の前後方向に摺動自在としている。また、この作動ロッド23の前端部と射出ロッド21の後端部を作動スプリング27により連結し、作動ロッド23を後方側へと付勢する、つまり、図10のロック体28方向に付勢する。
そして、図10に示すように、射出ロッド21前端側のランセットホルダ22をメインロッド19のホルダ挿入筒20に差し込むと、射出ロッド21は、メインロッド19により本体ケース2の前後方向に摺動自在に保持される。この図10においては、ホルダ挿入筒20に挿入されたランセットホルダ22の先端側の状態がよく分かるようにするため、ホルダ挿入筒20の一部を切り欠いて表示している。
より詳細には、射出ロッド21上の穿刺カム30に軸部32を設け、この軸部32とメインロッド19前端側の軸部33を、メインスプリング34で連結し、射出ロッド21を前方側に付勢する。このため、射出ロッド21は、このメインスプリング34の付勢力により前端開口部3に向けて摺動し、これにより穿刺動作が行われる。
本例の操作ボタン5において、その操作体35には、前端側の中央部にロック体28の押出爪40に当接する平面部50を設けるとともに、この平面部50に隣接する後方側への上傾斜面部51、下傾斜面部52を設けている。
このロック体28は、本例の特徴的な部品で、操作ボタン5の操作により、ロック体28が「穿刺動作」と「廃棄動作」を切り替えて実施するものである。
具体的には、ロック体28は、操作ボタン5と射出ロッド21の間で、メインロッド19後方側に設けた軸部37部分に回動自在に軸支させている。また、ロック体28は、図10、図11、図13〜図21に示すように扇形状で、その要の部分に軸支部38を有し、この軸支部38を、扇部側を操作ボタン5に向けた状態で、メインロッド19の軸部37に嵌合させている。
また、このロック体28の係合爪39を作動ロッド23のロック爪24方向(この図10における時計回り方向で、以後、時計方向と称す)に付勢するロック体スプリング41(付勢体の一例)を、コイルバネで形成し、ロック体28の軸支部38に取り付けている。
このロック体28を回動させて穿刺動作と、廃棄動作を切り替えるのであるが、この切り替え動作については、後で詳細に説明する。
本体ケース2の前端側には、円筒形状のブッシュ42を本体ケース2の軸回りに回動自在に装着する。具体的には、ブッシュ42の後方側に設けた回転リング43を、本体ケース2の溝44に挿入し、本体ケース2に回転自在に装着している。このブッシュ42に、メインロッド19のホルダ挿入筒20を挿入する。
以上の構成において、以下、図13〜図17を用いて「装着動作」を説明し、次に図18を用いて「穿刺動作」を説明し、図19〜図21を用いて「廃棄動作」を説明する。
図13は、本体ケース2の初期状態を示す図である。
初期状態とは、使用者が、図3に示すように、穿刺器具1を握り、この穿刺器具1を直立させた穿刺針カートリッジ4に向けて押し下げた時の状態である。
また、メインスプリング34は、穿刺カム30を介して射出ロッド21を前方側へ引っ張る。射出ロッド21は、穿刺カム30がメインロッド19の穿刺カムストッパ49に当接した位置で、メインロッド19に対して停止する。
このため、ロック体スプリング41により時計方向に回動させられたロック体28は、その扇上方側の押出爪40をロックピース下ストッパ53に当接させて停止する。
図14の穿刺針カートリッジ4の状態は、図9(a)と対応している。
穿刺針カートリッジ4が本体ケース2内へ押し込まれると、ランセット本体6が、その接続部8で射出ロッド21のランセットホルダ22に係合される。これにより穿刺針カートリッジ4が穿刺器具1に装着される。
一方、穿刺針カートリッジ4では、破断部10部分でねじ切りが開始される。
図15は、ランセットケース7がランセット本体6に対して90度旋回した状態(図9のb状態)を示す図である。
この時、穿刺針カートリッジ4では、破断部10部分が、ねじ切り寸前の状態となっている。
本例の作動ロッド23は、その後端側のロック爪24でロック体28の係合爪39を、ロック体スプリング41による付勢方向とは反対方向に回動させる。そして、その後、係合爪39がロック体スプリング41により付勢方向へ回動するのを阻止するために、この作動ロッド23のロック体28の係合爪39に対向する面を回動阻止部23aとした。
射出ロッド21は、停止しているメインロッド19内を後方側へ摺動し、そのケースストッパ当て45が本体ケース2の後ケースストッパ56に当接すると停止する。メインスプリング34は最大に引き延ばされ、穿刺力が畜力された状態となる。
図17は、穿刺針カートリッジ4の装着動作の完了を示す図である。
使用者が、押し下げていた穿刺器具1を持ち上げると、基台部16の板バネ17の蓄力が開放され、この開放力により、穿刺針カバー部9がすでにねじ切られた破断部10部分から弾けるように外される。その結果として、ランセット本体6の前端部分に穿刺針11を表出させることができる。
したがって、穿刺器具1を握り、穿刺針カートリッジ4に向けて押し下げ、持ち上げるだけで、簡単に穿刺針カートリッジ4の装着動作を実施できる。
このロック状態により、射出ロッド21は前端開口部3側への摺動(射出)が止められ、穿刺の準備が完了する。つまり、この係合爪39とロック爪24の係合が解除されるとロック状態が解除され、射出ロッド21は前方側へと射出されることとなる。
図18は、穿刺動作を示す図である。
本例の作動ロッド23は、図17に示すように、作動ロッド23のロック爪24を、ロック体28の扇下方側の係合爪39に係合させた時には、ロック体28の扇上方側の押出爪40を、操作ボタン5の上傾斜面部51に対向する位置に配置している。
ロック状態が解除されると、射出ロッド21は、メインスプリング34に引っ張られて前端開口部3側へと勢いよく発射される。
この射出ロッド21の摺動中に、穿刺カム30は、その中央部が穿刺カムストッパ49に当接して時計方向に回動しメインスプリング34を引き伸ばす。次の瞬間、メインスプリング34は再収縮し、その結果として、射出ロッド21は、穿刺後に、図19に示すように後端開口部18側へと引かれ、穿刺針11がランセットケース7内へと引き戻される。
このため、使用者が操作ボタン5をさらに押し込むと、押出爪40が回動しロックピース上ストッパ58に当接する。この当接状態では、操作ボタン5を押し込めなくなるので、使用者は穿刺の終了を認識することができる。
さらに本例においては、本体ケース2を長筒状とし、この本体ケース2の軸上に、本体ケース2の後端開口部18の内外に摺動自在な操作ボタン5を設け、この本体ケース2の軸上で操作ボタン5を摺動させ、これにより穿刺動作を行わせる構成とした。
その結果として、極めて安定的な状態で穿刺を行うことができ、使い勝手の良いものとなる。
使用者が操作ボタン5から指を離すと、操作ボタン5は内包したボタンスプリング36の復帰力により穿刺動作前の位置まで戻される。
本例のメインロッド19には、上述のように、ロック体28が時計方向(ロック体スプリング41の付勢方向)に回動された際に、ロック体28の押出爪40が操作ボタン5の平面部50に対向する位置で回動を止めるロックピース下ストッパ53(ストッパ部の一例)を設けた。
図20は、穿刺針カートリッジ4の廃棄動作を示す図である。
このため、操作ボタン5が押されると、操作体35の平面部50がロック体28の押出爪40に当接し、この時、平面部50と押出爪40の当接部よりも、軸支部38は上傾斜面部51側に位置するので、押出爪40は時計方向に回転しようとする。しかし、この押出爪40は、ロックピース下ストッパ53に当接し回動が止められている。したがって、操作ボタン5が押されると、押出爪40、ロック体28の軸部37を介して、このロック体28とともにメインロッド19を前方側へと摺動させることができる。
本例のメインロッド19は、その前端側に、射出ロッド21のランセットホルダ22を収納するホルダ挿入筒20を設け、このホルダ挿入筒20の前端に、ランセット押出面59を設けた。
この押し出し動作中に、射出ロッド21は、そのケースストッパ当て45が前ケースストッパ46に当接し、本体ケース2に対して摺動を停止する。この射出ロッド21に装着された作動ロッド23も停止する。
本例のロック体28は、その扇下方側の係合爪39の前面側に、作動ロッド23のロック爪24を本体ケース2の前方側に押す押圧面60を設けた。
このため、図21に示すように、射出ロッド21が停止した状態においても、押圧面60がロック爪24を押し、作動ロッド23を前方側へと摺動させることができる。これにより、メインロッド19とロック体28は前方側への摺動を続けることができる。
操作ボタン5がさらに押されると、本体ケース2の前方側で、ランセット押出面59がランセットケース7を前方側に押す。ランセットケース7は摺動突起14を介してランセット本体6を前方側へと引き、ランセット本体6の接続部8が停止している射出ロッド21のランセットホルダ22から引き抜かれる。そして、ランセット押出面59がランセットケース7を本体ケース2外へと完全に押し出すと、廃棄動作が完了する。
その後、使用者が指を操作ボタン5から外せば、メインスプリング34の復帰力によってメインロッド19が後方へと引き戻され、図13に示す初期状態に戻ることとなる。
すなわち、穿刺動作と廃棄動作において、本例のロック体28は、穿刺動作前に、図17に示すように、押出爪40を操作体35の上傾斜面部51に対向する位置に配置する。一方、廃棄動作前に、図20に示すように、押出爪40を操作ボタン5の平面部50に対向する位置に配置するものである。
したがって、図3〜図5に示したように、使用者は、一度、本体ケース2の中央部を握ってしまえば、その状態のまま、握りを持ち替えること無く、穿刺針カートリッジ4の装着動作、穿刺動作、廃棄動作をおこなうことができる。しかも、穿刺動作、廃棄動作は、1つの操作ボタン5で操作することができる。
なお、穿刺針カートリッジ4において、摺動突起14は、図17に示すように、穿刺動作前には、弾性変形してほぼ全体が摺動溝15内に入った状態となり、この状態から図18に示すように穿刺が行われると、摺動突起14の先端は一度摺動溝から前方側へと抜け、再び、図19に示すように後方側に引かれて摺動突起14のほぼ全体が摺動溝15内に入った状態となる。
本例のランセットケース7には、図20、図21に示すように、その前方側内周部で、このランセットケース7の先端より後方側で穿刺針11の長さよりも奥側の位置に、ランセット本体6が前方に摺動した時に、このランセット本体6の摺動突起14の先端を当接させる摺動受61を設けている。
さてここで、まだ穿刺針カートリッジ4の装着動作に慣れていない使用者が、操作ボタン5に親指を乗せた状態で装着動作を行うと、装着動作の途中で操作ボタン5が押し込まれてしまう時がある。具体的には、図14に示すように、前方側のランセット本体6がランセットホルダ22を介して射出ロッド21に係合した状態から、後方側の操作ボタン5が押し込まれる時がある。この時は、操作ボタン5が、その平面部50、押出爪40を介してロック体28を前方側へ摺動させるので、ロック体28の係合爪39が前方側のロック爪24に当たり、このロック爪24を射出ロッド21に向けて押し込むことになる。
そこで、本例の射出ロッド21は、作動ロッド23を本体ケース2の前後方向に摺動自在に装着した。
このため、操作ボタン5がさらに押しこまれると、係合爪39の押圧面60がロック爪24を介して作動ロッド23を前方側に押し、この作動ロッド23を射出ロッド21上で前方側へ摺動させる。つまり、射出ロッド21は、前後方向からの力を作動ロッド23の摺動により受け流すことができる。したがって、射出ロッド21自体が大きな力を受けることはなく、破損などの不適切な状態を発生させることはない。
以上説明したごとく、本例の穿刺針カートリッジ4は、後端側に穿刺器具1への接続部8、前端側に穿刺針カバー部9、中間部に破断部10を有するランセット本体6と、ランセット本体6の破断部10の前後に渡ってこのランセット本体6に埋め込まれた穿刺針11と、ランセット本体6の中間部外周に装着されたランセットケース7とを備えている。
ランセット本体6の破断部10よりも後方側には外周方向に向けて突出する摺動突起14を設けると共に、ランセットケース7には摺動突起14を前後方向に摺動案内する摺動溝15を設けたものとなっている。
すなわち、本例の穿刺針カートリッジ4は、この穿刺針カートリッジ4を穿刺器具1に装着する動作に伴い、穿刺針カートリッジ4内においてランセット本体6の破断部10よりも後方側を回動させ、それによって、破断部10を破断させる回動機構を、この穿刺針カートリッジ4自身が有するものである。
その結果として、きわめて使い勝手がよく、一連の穿刺関連動作の操作性を高めることができる。
(前提例の2)
本前提例の2は、前提例の1に穿刺針カートリッジ4に工夫を加え、廃棄動作後の取り扱いを、さらに容易にしている。
このため、穿刺針カートリッジ4の排出後、摺動突起14の先端と摺動受61が当接すると、ランセット本体6は前方側への摺動が止められる。したがって、穿刺針11が穿刺針カートリッジ4から突出することはなく、穿刺針カートリッジ4を安全な状態で取り扱うことができるものとなっている。
そこで、本例におけるランセット本体6の摺動突起14は、図23に示すように、長形状で、この摺動突起14には、ランセット本体6から外方に向けて突出する突出部62と、この突出部62に接続された接続部63と、この接続部63から前方側(破断部10側)に伸ばすとともにランセットケース7の摺動受61に当接させるストッパ部64とを設けている。また、接続部63はストッパ部64をランセット本体6の軸に垂直な方向に回動自在に接続している。つまり、接続部63を薄肉とし可撓性を持たせたので、ストッパ部64はランセット本体6の軸に垂直な方向に回動自在となっている。
この時、本例の穿刺針カートリッジ4は、突出部62上にストッパ部64が折り重なった状態において、ランセット本体6の外表面からランセットケース7の摺動受61までの間隔D1を、突出部62がランセット本体6から突出した高さD2に、ストッパ部64におけるランセット本体6の軸に垂直な方向の厚さD3aを加えた大きさよりも小さくした。
具体的には、図23に示すように、接続部63部分の、摺動突起14の長軸に垂直な方向の厚さD4を、ストッパ部64部分の、摺動突起14の長軸に垂直な方向の厚さD3、および突出部62部分の、摺動突起14の長軸に垂直な方向の厚さD5よりも薄肉とした。この薄肉化により、接続部63部分の曲げ強さを、突出部62部分、ストッパ部64部分よりも弱くした。
また、本例の摺動突起14は、図23に示すように、接続部63から破断部10側にむけてランセット本体6に平行に折り曲げ、中部から前方側をランセット本体6の外方に拡げて、ストッパ部64を形成している。
まず、ランセットケース7をランセット本体6の外周部に被せて押し下げ、このランセットケース7の螺旋状の案内部13をランセット本体6のガイド突起12に当接させる。この状態から、ランセットケース7を回転させながら押し下げることで、破断部10でねじりを開始させる。
その結果として、穿刺針カートリッジ4を取り扱っている時に、案内部13がガイド突起12から外れてしまうことなどはなく、その後の装着動作で、螺旋状の案内部13を、ガイド突起12上を適切に摺動させることができるものとなる。
本例における穿刺針カートリッジ4を図26に示す。この穿刺針カートリッジ4は、図2に示す前提例の1に係る穿刺針カートリッジ4において、その基台部16に代えて、ほぼ直方形状をした分離体65を設けたものである。
この分離体65は、図26(a)に示すように、穿刺針カバー部9を接続した上面中央部を上方の穿刺針カバー部9側に向けて突出させた状態から、図26(b)に示すように、下方、つまり穿刺針カバー部9側とは反対側に向けて下げた状態に変形動作させる構成としている。
より具体的に説明すると、本例の穿刺針カートリッジ4において、ランセット本体6の前端には、このランセット本体6の破断部10より前方側(図26の下側)を、このランセット本体6の破断部10より後方側(図26の上側)から分離させる分離体65を設けている。
左右の可動面部68は、その内方側をランセット本体6側に傾斜させた状態とすることで、分離体65上面中央部の取付部69をランセット本体6側に突出させ、この突出した取付部69にランセット本体6の穿刺針カバー部9を接続している。そして、分離体65を構成する基台面部66、側面部67、可動面部68、取付部69を、ランセット本体6と共に合成樹脂により一体形成し、分離体65とランセット本体6を一体化している。
このため、分離体65の側面部67が外方へと弾性変形するので、分離体65の上面中央部を上方から下方へと変形動作させることができる。この変形動作については、後で詳細に説明する。
以上の構成において、以下、図27を用いて、その動作を説明する。なお、図27は穿刺針カートリッジ4と穿刺器具1の要部側面図であり、理解を容易にするため、穿刺器具1とランセットケース7を断面で表している。
そして、図27(b)に示すように、ランセットケース7の前端側が、分離体65の突出した取付部69の位置まで摺動すると、破断部10部分がねじ切られる。
さらに、本体ケース2が下げられると、左右の可動面部68は、その内方側を基台面部66側(図27の下側)に傾斜させていく。この時、外方へと押し広げられていた側面部67が、その弾性復帰力により、もとの形状へと急激に復帰する。このため、図27(e)に示すように、可動面部68の内方側は基台面部66側に引き下げられ、これにより取付部69も基台面部66側に急激に引き下げられる。すると、穿刺針カバー部9が破断部10部分から完全に外される。つまり、穿刺針カバー部9が穿刺針11から抜き取られた状態となり、結果的にランセット本体6の前端部分に穿刺針11が表出させられた状態となることができる(ただし、この時点では、まだ穿刺動作を行っていないので、穿刺針11はランセットケース7内に存在した状態となっている)。これにより、分離体65の変形動作が完了し、これ以降、分離体65はこの変形後の状態を保持する。
その後、本体ケース2を持ち上げると、図27(f)に示すように、変形後の取付部69が穿刺針カートリッジ4から分離する。これにより、穿刺針カートリッジ4の装着動作が完了する。
なお、穿刺針カートリッジ4は、上述した装着動作により穿刺器具1に装着された後、穿刺動作が行われ、廃棄動作により廃棄されるが、図26(b)に示すように、一度分離した分離体65を穿刺針カートリッジ4に再装着し、廃棄まで保管することがある。
このため、一度使用した図26(b)に示す使用済みの穿刺針カートリッジ4と、図26(a)に示す未使用の穿刺針カートリッジ4を容易に判別することができるので、使用者は、次の測定時に、未使用の穿刺針カートリッジ4を使用することができる。
すなわち、本例の穿刺針カートリッジ4は、上述のごとく、一度使用すると分離体65を変形させる構造としている。
このため、図28に示すように、使用者が、使用済みの穿刺針カートリッジ4を、誤って本体ケース2に挿入したとしても、その分離体65は変形し、取付部69が基台面部66側に引き下げられた状態となっており、この取付部69に接続された穿刺針カバー部9はランセットケース7前端から基台面部66側に向けて再使用防止量Aだけ引き出された状態となっている。
この押し込み量不足のため、本体ケース2内で、射出ロッド21後方のロック爪24の後方側への移動距離が不足し、ロック爪24がロック体28の係合爪39に係合することはない。したがって、メインスプリング34が穿刺力を畜力することはなく、穿刺動作が行われることもない。
なお、本例においては、再使用防止量Aの大きさは、ランセット本体6から表出する穿刺針11の表出長さよりも大きくしている。
このため、たとえ、使用済みの穿刺針カートリッジ4を誤って本体ケース2に挿入し、この図28に示すように、穿刺針カバー部9が穿刺針11をカバーしない状態となったとしても、再使用防止量Aを穿刺針11の表出長さよりも大きくしたので、本体ケース2内で、射出ロッド21後方のロック爪24の移動距離を不足させることができ、ロック爪24がロック体28の係合爪39に係合することはない。
本実施の形態における穿刺針カートリッジ4は、図26に示す前提例の3に係る穿刺針カートリッジ4の基台部16に、図29に示すように、左右の可動面部68を接続する接続梁71を設けたものである。なおこの図29は、発明の理解を容易にするために、ランセットケース7を省略している。
このため、穿刺針カートリッジ4を穿刺器具1に装着する時、ランセット本体6の前端に設けた分離体65は、接続梁71によって左右の可動面部68が接続された状態となっている。したがって、分離体65の可動面部68を接続した安定状態で、ランセット本体6の破断部10を上述の回動機構により破断させることができる。
以下に詳細に説明する。
分離体65の左右の可動面部68には、ランセット本体6とは反対側に、左右の可動面部68を接続する接続梁71を設けている。この接続梁71は、左右の可動面部68に対して垂直状態となった薄板形状とし、この薄板形状の接続梁71の両端を左右の可動面部68に一体化している。接続梁71は、左右の可動面部68とともに、取付部69を一体的に接続している。なお、分離体65を構成する基台面部66、側面部67、可動面部68、取付部69、接続梁71は、ランセット本体6とともに、合成樹脂により一体形成している。
図27(a)に示すように、穿刺針カートリッジ4の後方側が、穿刺器具1の前端開口部3から挿入されると、本体ケース2の先端がランセットケース7を押し、ランセットケース7は分離体65に向かって摺動し、破断部10部分でねじ切りが開始される。そして、図27(b)に示すように、ランセットケース7の前端側が、取付部69の位置まで摺動すると、破断部10部分がねじ切られる。
このため、穿刺針カートリッジ4を穿刺器具1に装着する時に、左右の可動面部68、取付部69が動くことはなく、そのため、円柱状のランセット本体6がグラグラと左右に揺れてしまうことなどは無い。その結果として、ランセット本体6の破断部10を、分離体65の可動部を動けなくした安定状態で、上述の回動機構により破断させることができる。
このため、図30に示す状態から、さらに穿刺器具1が穿刺針カートリッジ4に向けて押し下げられると、ランセットケース7、取付部69、左右の可動面部68を介して、接続梁71は、下方へ押し下げられると共に、分離体65の外方へと引っ張られる。
このため、上述したように、分離体65では、取付部69を取り付けた左右の可動面部68の内方側が、ランセット本体6側に傾斜させた状態から、図31(c)に示すように、ランセット本体6側とは反対側に傾斜させた状態へと変形動作する。この変形動作により、穿刺針カバー部9が引き抜かれ、破断部10に穿刺針11が露出するのである。
なお、図31では、発明の理解を容易にするために、ランセットケース7を除いた状態を示している。
2 本体ケース
2a ケースピース
2b ケースピース
3 前端開口部
4 穿刺針カートリッジ
5 操作ボタン
6 ランセット本体
7 ランセットケース
7a 凹部
7b 当接面
8 接続部
9 穿刺針カバー部
10 破断部
11 穿刺針
12 ガイド突起
13 案内部
14 摺動突起
15 摺動溝
15a 摺動壁面
16 基台部
17 板バネ
18 後端開口部
19 メインロッド
20 ホルダ挿入筒
21 射出ロッド
22 ランセットホルダ
23 作動ロッド
23a 回動阻止部
24 ロック爪
25 長孔
26 軸部
27 作動スプリング
28 ロック体
29 軸部
30 穿刺カム
31 軸支部
32 軸部
33 軸部
34 メインスプリング
35 操作体
36 ボタンスプリング
37 軸部
38 軸支部
39 係合爪
40 押出爪
41 ロック体スプリング
42 ブッシュ
42a 押当面
43 回転リング
44 溝
45 ケースストッパ当て
46 前ケースストッパ
47 停止爪
48 リブ
49 穿刺カムストッパ
50 平面部
51 上傾斜面部
52 下傾斜面部
53 ロックピース下ストッパ
54 後端部
55 メインロッドストッパ
56 後ケースストッパ
57 突起
58 ロックピース上ストッパ
59 ランセット押出面
60 押圧面
61 摺動受
62 突出部
63 接続部
64 ストッパ部
65 分離体
66 基台面部
67 側面部
68 可動面部
69 取付部
70 凸部
Claims (9)
- 後端側に穿刺器具への接続部、前端側に穿刺針カバー部、中間部に破断部を有するランセット本体と、前記ランセット本体の破断部の前後に渡ってこのランセット本体に埋め込まれた穿刺針と、前記ランセット本体の中間部外周に装着されたランセットケースとを備え、
前記ランセット本体の前端には、このランセット本体の前記破断部より前方側を、このランセット本体の前記破断部より後方側から分離させる分離体を設け、
前記分離体は、前記ランセット本体の前端側において、このランセット本体に直交する方向の基台面部と、この基台面部の左右側において、前記ランセット本体側に延長された側面部と、これら両側面部の後端側から内方側に向けて可動自在に折り曲げられた可動面部と、これら左右の可動面部の内方側に可動自在に取り付けられた取付部とを有し、
前記左右の可動面部の内方側を前記ランセット本体側に傾斜させた状態で、前記取付部を前記ランセット本体に一体化し、
前記分離体の左右に設けた側面部の後端側は、外方に向けて弾性変形可能な構成とし、
前記分離体の左右の可動面部には、この左右の可動面部を接続する接続梁を設け、この接続梁は、前記ランセット本体の破断部が破断された後に破断される構成とした穿刺針カートリッジ。 - 前記接続梁は、前記左右の可動面部に対して垂直状態となった薄板形状とし、この薄板形状の接続梁の両端を左右の可動面部に一体化した請求項1に記載の穿刺針カートリッジ。
- 前記接続梁には、前記分離体の前記基台面部と対向する側の端部に、破断起点部を設けた請求項1または2に記載の穿刺針カートリッジ。
- 前記破断起点部は、切欠部とした請求項3に記載の穿刺針カートリッジ。
- 前記側面部と前記可動面部間、および前記可動面部と前記取付部間には、薄肉部を設けた請求項1から4のいずれか一つに記載の穿刺針カートリッジ。
- 前記分離体を構成する前記基台面部、前記側面部、前記可動面部、前記取付部、前記接続梁を合成樹脂により一体形成した請求項1から5のいずれか一つに記載の穿刺針カートリッジ。
- 前記分離体を前記ランセット本体とともに合成樹脂により一体形成した請求項6に記載の穿刺針カートリッジ。
- 請求項1から7のいずれか一つに記載の穿刺針カートリッジを装着する穿刺器具であって、
前端開口部および後端開口部を有する筒状の本体ケースと、この本体ケース内に設けたメインロッドと、このメインロッドの前側に装着されるとともに、その前端側にランセットホルダを有する射出ロッドと、前記射出ロッドを前記本体ケースの前端開口部側に付勢する第1の付勢体と、前記射出ロッドの射出を操作する操作ボタンと、を備え、
前記穿刺器具は、前記穿刺針カートリッジの前記穿刺器具への装着動作時に、その先端で前記穿刺針カートリッジのランセットケースを押し、前記ランセットケースを前記ランセット本体の中間部から前記分離体へと摺動させる、
穿刺器具。 - 請求項1から7のいずれか一つに記載の穿刺針カートリッジを請求項8に記載の穿刺器具に装着する方法であって、
前記穿刺針カートリッジの後端側を前記穿刺器具の前記本体ケース前端開口部から後方側へと挿入することで、この穿刺針カートリッジの接続部を前記ランセットホルダに装着し、次にこの穿刺針カートリッジをさらに後方に挿入することで、前記分離体により前記穿刺針カバー部を前記破断部から外す、
穿刺針カートリッジの穿刺器具への装着方法。
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