[go: up one dir, main page]

JP6191272B2 - 印刷プログラム、情報処理装置および印刷システム - Google Patents

印刷プログラム、情報処理装置および印刷システム Download PDF

Info

Publication number
JP6191272B2
JP6191272B2 JP2013130047A JP2013130047A JP6191272B2 JP 6191272 B2 JP6191272 B2 JP 6191272B2 JP 2013130047 A JP2013130047 A JP 2013130047A JP 2013130047 A JP2013130047 A JP 2013130047A JP 6191272 B2 JP6191272 B2 JP 6191272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
output destination
setting
job
setting file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013130047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015005142A (ja
Inventor
みな子 瀧川
みな子 瀧川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013130047A priority Critical patent/JP6191272B2/ja
Publication of JP2015005142A publication Critical patent/JP2015005142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6191272B2 publication Critical patent/JP6191272B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、印刷プログラム、情報処理装置および印刷システムに関する。
従来、印刷を行う際のユーザの操作負担を軽減するために、集約印刷、両面印刷、白黒/カラー、ステープル、パンチなどの多数の項目を有する印刷設定を一括して行えるようにする技術が知られている。例えば、特許文献1には、利用目的のバリエーションごとに印刷ジョブ設定情報を記憶しておき、ユーザが利用目的を選択すると、選択された利用目的に対応する印刷ジョブ設定情報を適用して印刷ジョブを生成することが記載されている。
一方、例えばオフィス環境などにおいては、資源節約や機密性維持の観点から、印刷設定や印刷ジョブの出力先に対して、管理者側で一体の制限を加えられるようにすることが望まれている。しかし、特許文献1に記載の技術では、過去に実行した印刷ジョブの履歴を印刷ジョブ設定情報として記憶し、この履歴に基づいて利用目的ごとの印刷設定を適用する。このため、ユーザの操作負担を軽減させることはできるものの、適用される印刷設定に管理者が制限を加えたり、出力先に制限を加えたりすることはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの操作負担を軽減しつつ、適用される印刷設定や印刷ジョブの出力先に制限を加えることができる印刷プログラム、情報処理装置および印刷システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る印刷プログラムは、コンピュータに、印刷対象の属性ごとに、適用される印刷設定と出力先優先条件とが記述された設定ファイルを印刷管理装置から任意のタイミングで取得して、記憶部が記憶する設定情報を前記印刷管理装置から取得した前記設定ファイルに基づいて更新する設定ファイル取得機能と、印刷対象の属性を指定するユーザ操作を受け付ける指定受付機能と、前記設定ファイルに基づいて更新された前記設定情報に基づき、指定された印刷対象の属性に応じた印刷設定を適用して印刷ジョブを生成するジョブ生成機能と、前記印刷ジョブの出力先の候補のうち、指定された印刷対象の属性に応じた出力先優先条件に従って、前記印刷ジョブの出力先を決定する出力先決定機能と、決定した出力先に前記印刷ジョブを送信するジョブ送信機能と、を実現させる。
本発明によれば、印刷対象の属性ごとに、適用される印刷設定と出力先優先条件とが記述された設定ファイルに基づいて、印刷対象の属性に応じた印刷設定が適用されるとともに、印刷ジョブの出力先が決定されるので、ユーザの操作負担を軽減しつつ、適用される印刷設定や印刷ジョブの出力先に制限を加えることができるという効果を奏する。
図1は、印刷システムの構成例を示すシステム構成図である。 図2は、印刷管理サーバの機能的な構成例を示すブロック図である。 図3は、印刷対象となる文書の印刷目的ごとに管理者により入力される印刷設定の一例を示す図である。 図4は、印刷対象となる文書の文書種類ごとに管理者により入力される印刷設定の一例を示す図である。 図5は、印刷対象となる文書の機密性有無に関する項目ごとに管理者により入力される出力先優先条件の一例を示す図である。 図6は、印刷管理サーバの動作を説明するフローチャートである。 図7は、クライアントPCの機能的な構成例を示すブロック図である。 図8は、UI制御部により表示装置に表示される属性指定画面の一例を示す図である。 図9は、UI制御部により表示装置に表示される出力確認画面の一例を示す図である。 図10は、文書作成アプリで作成された文書の印刷ジョブを出力するまでのクライアントPCの動作を説明するフローチャートである。 図11は、出力先決定部が印刷ジョブの出力先を決定する処理の詳細を示すフローチャートである。 図12は、クライアントPCのソフトウェア構成の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る印刷プログラム、情報処理装置および印刷システムの実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の印刷システムの構成例を示すシステム構成図である。図1に示す印刷システムは、印刷管理サーバ10と、複数のクライアントPC20A,20Bと、共有プリンタ30と、プリントサーバ40と、ローカルプリンタ50と、管理者PC60と、を備える。
印刷管理サーバ10、複数のクライアントPC20A,20B、共有プリンタ30、プリントサーバ40および管理者PC60は、それぞれネットワーク70に接続され、ネットワーク70を介して相互に通信ができる状態となっている。ネットワーク70に接続されたそれぞれの要素は、同じサブネット内にあってもよいし、間にルータやスイッチなどのネットワーク機器を挟んだ構成であってもよい。また、ローカルプリンタ50は、クライアントPC20Aとローカルで接続されている。クライアントPC20Aとローカルプリンタ50とのローカル接続には、例えば、USB(Universal Serial Bus)が用いられる。
ローカルプリンタ50は、当該ローカルプリンタ50と接続されているクライアントPC20Aのみが、印刷ジョブの出力先として利用できる印刷装置である。ローカルプリンタ50は、共有プリンタ30に比べると印刷の処理能力が低く、また装備するオプション機能の種類も限定的な場合が多い。なお、ローカルプリンタ50は、プリント機能だけでなく、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などの他の機能を組み合わせた複合機であってもよい。
共有プリンタ30は、ネットワーク70に接続された複数のクライアントPC20A,20Bのいずれも印刷ジョブの出力先として利用できる印刷装置である。なお、図1では共有プリンタ30を1つのみ図示しているが、ネットワーク70内に複数の共有プリンタ70が存在していてもよい。共有プリンタ30は、一般的にローカルプリンタ50よりも処理能力が高く、オプション機能も様々なものを装備したものが用いられる。複数の共有プリンタ30を用いる場合は、個々の共有プリンタ30の処理能力や装備するオプション機能が異なっていることも多い。なお、共有プリンタ30は、プリント機能だけでなく、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などの他の機能を組み合わせた複合機であってもよい。
プリントサーバ40は、ネットワーク70に接続された複数のクライアントPC20A,20Bのいずれも印刷ジョブの出力先として利用できるが、実際に印刷を行う機能は持たず、印刷ジョブを保存するためのサーバ装置である。このプリントサーバ40に保存された印刷ジョブは、共有プリンタ30からの要求に応じて共有プリンタ30に送信され、共有プリンタ30においてユーザの立ち会いのもとで印刷出力される。これにより、クライアントPC20A,20B等から直接共有プリンタ30に印刷を行うよりもセキュリティの高い印刷プロセスを実現できる。
例えば、ユーザがクライアントPC20Aからプリントサーバ40に印刷ジョブを送信した場合、プリントサーバ40は、クライアントPC20Aから受信した印刷ジョブを該ユーザの識別情報(例えばユーザ名、ユーザID等のユーザ識別情報)と対応付けて保存する。プリントサーバ40に保存された印刷ジョブを共有プリンタ30で印刷出力する場合には、ユーザが共有プリンタ30において例えばユーザ識別情報とパスワードの入力を行う。共有プリンタ30は、入力されたユーザ認証情報とパスワードの照合などによるユーザ認証を行い、ユーザ認証が成功したユーザのユーザ識別情報をプリントサーバ40に送信する。プリントサーバ40は、共有プリンタ30から受信したユーザ識別情報に対応付く印刷ジョブのみを共有プリンタ30に送信し、共有プリンタ30において印刷が実行される。このようにすることで、ユーザは印刷ジョブを印刷するために共有プリンタ30に出向く必要があるため、印刷物が他人に持ち去られるリスクが低減する。なお、クライアントPC20A,20B等からプリントサーバ40に印刷ジョブと共に送信するユーザ識別情報は、クライアントPC20A,20B等において既にログインしているユーザのユーザログイン名を利用してもよいし、別途ユーザにユーザ識別情報を入力させる入力画面を表示して、この表示画面を用いて入力されたユーザ識別情報を利用してもよい。
クライアントPC20A,20B(以下、特にこれらを区別しない場合はクライアントPC20と総称する。)は、本実施形態の印刷システムを利用して印刷を行うユーザが使用するパーソナルコンピュータである。クライアントPC20は、通常のコンピュータシステムとしてのハードウェア構成を有する。つまり、クライアントPC20は、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置、ハードディスクドライブ、CD(Compact Disc)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ、フラッシュメモリなどの補助記憶装置、これらを接続するバスなどを備える。
また、クライアントPC20には、オペレーションシステムや、各種の文書作成用アプリケーションプログラム(以下、文書作成アプリという。)、文書作成アプリで作成された文書(印刷対象)を印刷するための印刷用アプリケーションプログラム(以下、印刷アプリという。)、接続された周辺機器の各々に対応するドライバなどの各種ソフトウェアがインストールされている。なお、図1では2つのクライアントPC20A,20Bを図示しているが、ネットワーク70内のクライアントPC20の数は任意であり、1つのクライアントPC20のみが存在していてもよいし、3つ以上のクライアントPC20が存在していてもよい。
管理者PC60は、印刷システムの管理者が使用するパーソナルコンピュータであり、クライアントPC20と同様に通常のコンピュータシステムとしてのハードウェア構成を有する。管理者PC60は、主に、印刷システムの管理者(以下、単に管理者という。)が、印刷対象となる文書の属性ごとの印刷設定や出力先優先条件を、印刷管理サーバ10に登録するために用いられる。なお、ここでの文書とは、テキストデータだけでなく写真などの画像データも含む。
印刷管理サーバ10は、管理者により入力された情報を設定ファイルとして記憶(登録)および管理し、クライアントPC20からの要求に応じて、設定ファイルをクライアントPC20に配信するサーバ装置である。印刷管理サーバ10は、クライアントPC20や管理者PC60と同様に、通常のコンピュータシステムとしてのハードウェア構成を有する。印刷管理サーバ10は、ネットワーク70内に1つ存在していればよいが、設定ファイルのバックアップなどを行う場合は、ネットワーク70内に複数の印刷管理サーバ10が存在しても構わない。
図2は、印刷管理サーバ10の機能的な構成例を示すブロック図である。図2に示すように、印刷管理サーバ10は、機能的な構成要素として、ネットワークI/F部101と、UI制御部102と、設定ファイル管理部103と、設定ファイル記憶部104と、取得要求応答部105と、を備える。なお、これらの機能的な構成要素は、本実施形態に関わる部分のみを抜粋したものである。実際には、一般的なサーバ装置の機能に追加されるかたちで、これらの機能的な構成要素が実現される。また、印刷管理サーバ10には、マウスやキーボードなどの入力装置110、液晶ディスプレイなどの表示装置120が接続されている。
ネットワークI/F部101は、ネットワーク70を介した通信を司るインタフェースである。ネットワーク70からの情報は、このネットワークI/F部101により受信される。また、ネットワーク70に送信する情報は、このネットワークI/F部101から送信される。
UI制御部102は、管理者に対して、印刷対象となる文書の属性ごとの印刷設定や出力先優先条件を登録するためのUI(ユーザインタフェース)を提供する。また、UI制御部102は、このUIを用いて管理者が入力した情報を取得し、設定ファイル管理部103に渡す。UI制御部102が提供するUIは、印刷管理サーバ10上で動作するGUIアプリケーションでもよいし、WebブラウザでアクセスするようなWebアプリケーションでもよい。この場合は、印刷管理サーバ10の機能にWebアプリケーションサーバが含まれるかたちとなる。
印刷対象となる文書の属性とは、例えば、文書の印刷目的、文書種類、機密性の有無などである。一例として、管理者PC60を使用する管理者は、UI制御部102により提供されるUIを用いて、印刷対象となる文書の印刷目的や文書種類ごとに、その文書の印刷に適用されるべき印刷設定を入力し、機密性の有無に応じた出力先優先条件を入力する。
なお、UI制御部102は、印刷管理サーバ10を直接使用する管理者に対して、UIを提供することもできる。この場合、管理者は、印刷管理サーバ10に接続された入力装置110および表示装置120を利用して、上述した情報の入力を行う。
図3は、印刷対象となる文書の印刷目的ごとに管理者により入力される印刷設定の一例を示す図である。印刷目的としては、例えば、「配付資料」、「保管ファイリング」、「文書校正」などが挙げられる。また、印刷設定の設定項目としては、例えば、集約印刷の有無およびその方法、両面印刷の有無およびその方法、白黒/カラーの選択、ステープルの有無、パンチの有無などが挙げられる。なお、図3に示す例はあくまで一例であり、印刷目的としてどのような項目を設けるかは、印刷システムが利用される環境などに応じて任意に定めればよい。また、印刷設定の項目は、印刷システムに含まれる印刷装置の機能に応じて任意に定めればよい。
図3の例では、印刷目的として例えば「配付資料」が指定された場合に適用すべき印刷設定として、「集約:ON(2in1)」、「両面:ON(左ひらき)」、「白黒/カラー:白黒」、「ステープル:あり」、「パンチ:なし」が入力されたことを示している。図3の「その他」は、「配付資料」、「保管ファイリング」、「文書校正」以外の印刷目的が指定された場合に適用すべき印刷設定を示している。また、「(標準)」は、印刷目的に関わらず、省資源の観点から望ましいと考えられる標準的な印刷設定を示している。
管理者は、例えば図3に示すような印刷目的の各項目に対して、適用すべき印刷設定を入力する。ただし、必ずしもすべての項目について印刷設定を入力する必要はない。管理者により印刷設定が入力されていない印刷目的の項目については、例えば、上記の「(標準)」に対応する設定項目が適用される。
また、印刷設定の設定項目について、強制的に適用させる項目と、任意に変更が可能な項目とを管理者が指定できるようにしてもよい。また、強制的に適用させる設定項目について、調整可能な範囲を管理者が指定できるようにしてもよい。例えば、「集約:ON」を強制する場合に、「集約:ON(4in1)」とするか「集約:ON(2in1)」にするかの調整が可能であることを、管理者が指定できるようにしてもよい。
図4は、印刷対象となる文書の文書種類ごとに管理者により入力される印刷設定の一例を示す図である。文書種類としては、例えば、「社内文書」、「社外文書」、「見積書」、「公式文書」などが挙げられる。なお、図4に示す例はあくまで一例であり、文書種類としてどのような項目を設けるかは、印刷システムが利用される環境などに応じて任意に定めればよい。
図4の例では、文書種類として例えば「社内文書」が指定された場合に適用すべき印刷設定として、「白黒/カラー:白黒」が入力されたことを示している。図4の「その他」は、「社内文書」、「社外文書」、「見積書」、「公式文書」以外の文書種類が指定された場合に適用すべき印刷設定を示している。
管理者は、例えば図4に示すような文書種類の各項目に対して、適用すべき印刷設定を入力する。ただし、必ずしもすべての項目について印刷設定を入力する必要はない。管理者により印刷設定が入力されていない文書種類の項目については、例えば、文書種類とともに指定される印刷目的に対応する印刷設定が適用される。
また、印刷目的に対応する印刷設定の設定項目と同様に、強制的に適用させる項目と、任意に変更が可能な項目とを管理者が指定できるようにしてもよい。また、強制的に適用させる設定項目について、調整可能な範囲を管理者が指定できるようにしてもよい。
図5は、印刷対象となる文書の機密性有無に関する項目ごとに管理者により入力される出力先優先条件の一例を示す図である。図5の例では、機密性ありの場合を機密性のレベルに応じた2段階(高、低)に分類し、機密性なしの場合を印刷ページ数に応じた2段階(Xページ以上、Xページ未満)に分類して、機密性有無に関して4つの項目を設けている。
出力先優先条件とは、印刷ジョブの出力先の候補のうち、どの出力先を優先させるかを示した条件である。本実施形態では、図1に示したように、印刷システム内に共有プリンタ30、プリントサーバ40およびローカルプリンタ50が存在することを想定し、機密性有無に関する項目ごとに、共有プリンタ30、プリントサーバ40およびローカルプリンタ50の出力先としての優先度を定めている。印刷ジョブの出力先の候補とは、印刷システム内の共有プリンタ30、プリントサーバ40およびローカルプリンタ50のうち、印刷ジョブの送信先となり得る機器である。つまり、印刷ジョブを生成したクライアントPC20に接続されている機器である。
図5の例では、機密性有無に関して「あり:高」が指定された場合の出力先優先条件として、ローカルプリンタ50を優先度1、プリントサーバ40を優先度2とする出力先優先条件が入力されたことを示している。機密性の高い文書は情報漏洩のリスクを最大限に減らす必要があるため、ユーザが他者の盗み見を監視できる状態で文書の印刷を行うことが望ましい。このような観点から、管理者は、機密性有無に関して「あり:高」が指定された場合の出力先優先条件として、ユーザが専有して使用するローカルプリンタ50を優先度1とし、ユーザの立ち会いのもとで共有プリンタ30にて印刷が行われることになるプリントサーバ40を優先度2とする出力先優先条件を入力している。
この出力先優先条件に従うと、クライアントPC20にローカルプリンタ50が接続されていれば、ローカルプリンタ50に印刷ジョブが送信される。また、クライアントPC20にローカルプリンタ50が接続されておらず、プリントサーバ40が接続されていれば、プリントサーバ40に印刷ジョブが送信される。また、クライアントPC20にローカルプリンタ50もプリントサーバ40も接続されていなければ、共有プリンタ30が接続されていたとしても、印刷ジョブは送信されない。他のユーザと共有して使用する共有プリンタ30で機密性が高い文書を不用意に印刷すると、情報漏洩のリスクが高まるからである。
また、図5の例では、機密性有無に関して「あり:低」が指定された場合の出力先優先条件として、ローカルプリンタ50を優先度1、プリントサーバ40を優先度2、共有プリンタ30を優先度3とする出力先優先条件が入力されたことを示している。つまり、機密性があってもそのレベルが低ければ、情報漏洩のリスクを減らしつつ、文書の印刷は行えるようにすべきとの観点から、管理者は上記の出力先優先条件を入力している。
この出力先優先条件に従うと、クライアントPC20にローカルプリンタ50が接続されていれば、このローカルプリンタ50に印刷ジョブが送信される。また、クライアントPC20にローカルプリンタ50が接続されておらず、プリントサーバ40が接続されていれば、プリントサーバ40に印刷ジョブが送信される。また、クライアントPC20にローカルプリンタ50もプリントサーバ40も接続されておらず、共有プリンタ30が接続されていれば、共有プリンタ30に印刷ジョブが送信される。
また、図5の例では、機密性有無に関して「なし:Xページ以上」が指定された場合の出力先優先条件として、共有プリンタ30を優先度1、ローカルプリンタ50を優先度2、プリントサーバ40を優先度3とする出力先優先条件が入力されたことを示している。また、機密性有無に関して「なし:Xページ未満」が指定された場合の出力先優先条件として、ローカルプリンタ50を優先度1、共有プリンタ30を優先度2、プリントサーバ40を優先度3とする出力先優先条件が入力されたことを示している。
印刷対象の文書に機密性がなければ、印刷の効率を重視して印刷ジョブの出力先を決定することが望ましい。一般的に、共有プリンタ30はローカルプリンタ50と比べて印刷速度が高速であるが、クライアントPC20から離れた位置に設置されていることが多い。したがって、印刷ページ数が多ければ共有プリンタ30で印刷を行う方が効率的であり、印刷ページ数が少なければローカルプリンタ50で印刷を行う方が効率的であると考えられる。このような観点から、管理者は、機密性有無に関して「なし:Xページ以上」が指定された場合の出力先優先条件として、ローカルプリンタ50よりも共有プリンタ30を優先させる出力先優先条件を入力し、機密性有無に関して「なし:Xページ未満」が指定された場合の出力先優先条件として、共有プリンタ30よりもローカルプリンタ50を優先させる出力先優先条件を入力している。なお、Xの値は実際の使用環境に応じて管理者などが任意のページ数に定めればよい。
なお、図5に示す例はあくまで一例であり、文書の機密性有無に関する項目の種類や出力先優先条件の内容は、管理者が様々な観点から適宜定めることができる。
図2に戻り、設定ファイル管理部103は、管理者がUIを用いて入力した情報をUI制御部102から取得し、取得した情報を規定フォーマットの設定ファイルとして、設定ファイル記憶部104に格納する。また、設定ファイル管理部103は、取得要求応答部105の指令に応じて、設定ファイル記憶部104から設定ファイルを読み出して、取得要求応答部105に渡す。
設定ファイル記憶部104は、設定ファイル管理部103により生成された設定ファイルを記憶する。設定ファイル記憶部104が記憶する設定ファイルは、管理者によって新たな入力がなされ、設定ファイル管理部103により新たな設定ファイルが生成されるたびに更新される。なお、印刷システムに含まれる複数のクライアントPC20が異なる印刷アプリをインストールしている場合、設定ファイル記憶部104には、印刷アプリごとの設定ファイルが記憶される。
取得要求応答部105は、クライアントPC20からの設定ファイルの取得要求に応じて、設定ファイル管理部103に対して設定ファイルの読み出しを依頼する。そして、読み出された設定ファイルを、ネットワークI/F部101からネットワーク70を介して要求元のクライアントPC20に送信する。
なお、本実施形態では、クライアントPC20からの要求に対する応答として、印刷管理サーバ10が設定ファイルを配布する構成としている。しかし、印刷管理サーバ10が定期的に、あるいは設定ファイルが更新されるたびに、クライアントPC20に対して能動的に設定ファイルを配布するようにしてもよい。
図6は、印刷管理サーバ10の動作を説明するフローチャートである。管理者が印刷管理サーバ10にアクセスすると、まず、UI制御部102が、管理者に対して情報入力のためのUIを提供する(ステップS101)。そして、管理者がこのUIを用いて印刷対象となる文書の属性ごとの印刷設定や出力先優先条件を入力すると、設定ファイル管理部103が、入力された情報をUI制御部102から取得して(ステップS102)、設定ファイルを生成する(ステップS103)。そして、設定ファイル管理部103は、生成した設定ファイルを設定ファイル記憶部104に格納する(ステップS104)。
その後、クライアントPC20から設定ファイルの取得要求があると、取得要求応答部105が設定ファイル管理部103に設定ファイルの読み出しを依頼し、設定ファイル管理部103が、設定ファイル記憶部104から設定ファイルを読み出す(ステップS105)。そして、取得要求応答部105は、設定ファイル管理部103により設定ファイル記憶部104から読み出された設定ファイルを、ネットワークI/F部101からネットワーク70を介して要求元のクライアントPC20に送信する(ステップS106)。
図7は、クライアントPC20の機能的な構成例を示すブロック図である。図7に示すように、クライアントPC20は、機能的な構成要素として、通信I/F部201と、設定ファイル取得部202と、設定情報記憶部203と、UI制御部204と、ジョブ生成部205と、出力先決定部206と、ジョブ送信部207と、を備える。なお、これらの機能的な構成要素は、本実施形態に関わる部分(上述した印刷アプリに関連する部分)のみを抜粋したものである。実際には、一般的なパーソナルコンピュータの機能に追加されるかたちで、これらの機能的な構成要素が実現される。また、クライアントPC20には、マウスやキーボードなどの入力装置210、液晶ディスプレイなどの表示装置220が接続されている。
通信I/F部201は、ネットワーク70を介した通信や、USBなどを利用した周辺機器との通信を司るインタフェースである。ネットワーク70からの情報は、この通信I/F部201により受信され、ネットワーク70に送信する情報は、この通信I/F部201から送信される。また、USBなどにより接続された周辺機器からの情報は、この通信I/F部201により受信され、周辺機器に送信する情報は、この通信I/F部201から送信される。
設定ファイル取得部202は、通信I/F部201からネットワーク70を介して印刷管理サーバ10に設定ファイルの取得要求を送信し、この取得要求に対する応答として印刷管理サーバ10から配布された設定ファイルを取得する。設定ファイルは、上述したように管理者の入力に基づいて生成されたものであり、印刷対象となる文書の属性ごとに、適用される印刷設定と出力先優先条件とが記述されている。
また、設定ファイル取得部202は、印刷管理サーバ10から取得した設定ファイルを、設定情報記憶部203が記憶する設定情報に反映させる。これにより、設定情報記憶部203が記憶する設定情報は、印刷管理サーバ10が提供するUIを用いて管理者が入力した情報により置き換えられることとなる。
なお、設定ファイル取得部202が印刷管理サーバ10に対して設定ファイルの取得を要求するタイミングは特に限定されるものではない。例えば、クライアントPC20の起動時や、印刷対象の文書が指定されたときなど、任意のタイミングで印刷管理サーバ10に対して設定ファイルの取得を要求できる。また、上述したように、印刷管理サーバ10がネットワーク70に接続されたクライアントPC20に対して、設定ファイルを能動的に送信する構成とすることもできる。この場合も、設定ファイル取得部202は、印刷管理サーバ10から送信された設定ファイルを、設定情報記憶部203が記憶する設定情報に反映させる。
設定情報記憶部203は、印刷対象となる文書の属性ごとの印刷設定や出力先優先条件などの設定情報を記憶している。つまり、設定情報記憶部203が記憶する設定情報は、例えば、図3に示した管理者の入力情報と同様に、印刷目的ごとに適用される印刷設定の各設定項目の値を含む。また、設定情報記憶部203が記憶する設定情報は、例えば、図4に示した管理者の入力情報と同様に、文書種類ごとに適用される印刷設定の各設定項目の値を含む。また、設定情報記憶部203が記憶する設定情報は、例えば、図5に示した管理者の入力情報と同様に、機密性有無に関する項目ごとの出力先優先条件を含む。
設定情報記憶部203が記憶するこれらの設定情報は、上述したように、設定ファイル取得部202により印刷管理サーバ10から取得された設定ファイルに基づいて更新される。すなわち、設定情報記憶部203が記憶する設定情報と印刷管理サーバ10から取得された設定ファイルとで相違部分があれば、その相違部分が設定ファイルに記述された値で書き換えられる。
UI制御部204は、文書作成アプリ250と連動して、文書作成アプリ250で作成された文書を印刷する際にユーザ操作の受け付けや情報提示を行うためのUIを提供する。具体的には、UI制御部204は、図8に示すような属性指定画面や、図9に示すような出力確認画面を表示装置220に表示させ、ユーザが入力装置210を用いてこれらの画面上で行うユーザ操作を受け付ける。なお、文書作成アプリ250の種類は特に限定されるものではなく、一般的なワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーション作成ソフトなどを利用できる。
図8は、UI制御部204により表示装置220に表示される属性指定画面の一例を示す図である。この属性指定画面は、印刷対象となる文書の属性をユーザが指定するための画面である。ユーザは、入力装置210を用いて、印刷対象となる文書の印刷目的、文書種類、機密性有無のそれぞれについて、属性指定画面上で提示される選択肢の中から該当するものを1つずつ選択する。そして、選択した印刷目的、文書種類、機密性有無に間違いがなければ「確認」ボタンを押す。これにより、印刷目的、文書種類、機密性有無の指定が確定し、印刷目的および文書種類の情報はジョブ生成部205に渡され、機密性有無に関する情報は出力先決定部206に渡される。なお、選択した印刷目的、文書種類、機密性有無に間違いがあれば「キャンセル」ボタンを押すことで、操作をやり直すことができる。
図9は、UI制御部204により表示装置220に表示される出力確認画面の一例を示す図である。この出力確認画面は、属性指定画面上で指定された文書の属性に応じて適用される印刷設定や印刷ジョブの出力先をユーザに提示する画面である。ユーザは、この出力確認画面上で、印刷ジョブに適用される印刷設定や出力先を確認し、問題がなければ、印刷部数を入力して「印刷」ボタンを押すことで、印刷を実行できる。なお、「キャンセル」ボタンが押された場合は、属性指定画面の表示に戻る。
また、図9の出力確認画面は、印刷設定の各設定項目が強制的に適用される場合を例示しているが、上述したように、任意に変更可能な設定項目として管理者により指定された項目が含まれる場合は、出力確認画面上で、その設定項目の値を変更するユーザ操作を受け付けるようにしてもよい。また、上述したように、強制的に適用される設定項目であるが、調整可能な範囲が管理者によって指定されている項目が含まれる場合は、出力確認画面上で、その設定項目の値を指定された範囲内で調整するユーザ操作を受け付けるようにしてもよい。また、出力確認画面の表示内容は文字だけではなく、印刷設定を適用した場合のプレビュー画面を併せて表示するようにしてもよい。
ジョブ生成部205は、属性指定画面上でユーザにより指定された印刷目的および文書種類に対応する印刷設定を設定情報記憶部203から読み出し、この印刷設定を適用して、印刷対象の文書を印刷するための印刷ジョブを生成する。設定情報記憶部203が設定情報として記憶する印刷設定は、上述したように、管理者の入力に応じた設定ファイルに基づいて更新されている。したがって、ジョブ生成部205が生成する印刷ジョブには、管理者が意図した印刷設定が反映されることになる。
例えば、管理者が図3に示したような印刷目的ごとの印刷設定を入力し、図4に示したような文書種類ごとの印刷設定を入力して、この入力に応じた設定ファイルに基づいて設定情報記憶部203が記憶する設定情報が更新されているとする。この場合、ユーザが印刷目的として例えば「配布資料」を指定し、文書種類として「社内文書」を指定すると、結果として適用される印刷設定は、例えば「集約:ON(2in1)、両面:ON(左ひらき)、白黒/カラー:白黒、ステープル:あり、パンチ:なし」となる。なお、印刷目的に応じた設定項目の値と文書種類に応じた設定項目の値とが異なる場合には、どちらの設定項目を優先するかの規則を予め定めておいて、その規則に従えばよい。例えば、資源の削減という観点での制約が厳しい方を優先する、あるいは制約が緩い方を優先するといった規則が考えられる。また、印刷目的に応じた設定項目と文書種類に応じた設定項目とにそれぞれ優先度を定めておき、優先度が高い方を優先させるようにしてもよい。
出力先決定部206は、印刷ジョブの出力先の候補の中から、ユーザにより指定された機密性有無に対応する出力先優先条件に従って、印刷ジョブの出力先を決定する。印刷ジョブの出力先の候補は、クライアントPC20が印刷ジョブを送信可能な機器、つまり、クライアントPC20に接続されている機器である。図1に示した印刷システムの構成例では、クライアントPC20Aの印刷ジョブの出力先の候補は、共有プリンタ30、プリントサーバ40およびローカルプリンタ50である。一方、クライアントPC20Bの印刷ジョブの出力先の候補は、共有プリンタ30とプリントサーバ40のみである。
クライアントPC20がネットワーク70上の共有プリンタ30やプリントサーバ40に接続されているか否かは、例えば、ネットワーク70への接続確認と、対応するプリンタドライバがインストールされているか否かにより判定できる。また、共有プリンタ30とプリントサーバ40とは、プリンタドライバの種類によって識別できる。また、クライアントPC20がローカルプリンタ50に接続されているか否かは、例えば、USB接続などの確認と、対応するプリンタドライバがインストールされているか否かにより判定できる。
出力先決定部206は、このように印刷ジョブの出力先の候補を特定した上で、属性指定画面上でユーザにより指定された機密性有無に対応する出力先優先条件を設定情報記憶部203から読み出す。そして、出力先決定部206は、設定情報記憶部203から読み出した出力先優先条件に従って、印刷ジョブの出力先の候補の中から、ジョブ生成部205により生成された印刷ジョブの出力先を決定する。つまり、出力先決定部206は、印刷ジョブの出力先の候補の中から、設定情報記憶部203から読み出した出力先優先条件において優先度が最も高いものを、印刷ジョブの出力先に決定する。設定情報記憶部203が設定情報として記憶する出力先優先条件は、上述したように、管理者の入力に応じた設定ファイルに基づいて更新されている。したがって、出力先決定部206は、管理者が意図した出力先優先条件に従って、出力先を決定することになる。
例えば、管理者が図5に示したような機密性有無に関する項目ごとの出力先優先条件を入力し、この入力に応じた設定ファイルに基づいて設定情報記憶部203が記憶する設定情報が更新されているとする。この場合、クライアントPC20Aを使用するユーザが機密性有無に関して例えば「あり:高」を指定すると、優先度1のローカルプリンタ50がクライアントPC20Aに接続されているため、印刷ジョブの出力先はローカルプリンタ50に決定される。一方、クライアントPC20Bを使用するユーザが機密性有無に関して例えば「あり:高」を指定した場合は、優先度1のローカルプリンタ50はクライアントPC20Bに接続されておらず、優先度2のプリントサーバ40がクライアントPC20Bに接続されているため、印刷ジョブの出力先はプリントサーバ40に決定される。
また、クライアントPC20Aを使用するユーザが機密性有無に関して例えば「なし:Xページ未満」を指定した場合は、優先度1のローカルプリンタ50がクライアントPC20Aに接続されているため、印刷ジョブの出力先はローカルプリンタ50に決定される。また、クライアントPC20Bを使用するユーザが機密性有無に関して例えば「なし:Xページ未満」を指定した場合は、優先度1のローカルプリンタ50はクライアントPC20Bに接続されておらず、優先度2の共有プリンタ30がクライアントPC20Bに接続されているため、印刷ジョブの出力先は共有プリンタ30に決定される。
なお、ネットワーク70上に複数の共有プリンタ30が存在し、クライアントPC20がこれら複数の共有プリンタ30とそれぞれ接続されている場合などには、優先度が同じ印刷ジョブの出力先の候補が複数存在することになる。この場合、出力先決定部206は、優先度が同じ出力先の候補については、クライアントPC20に近い位置に設置されているものを優先する、あるいは印刷速度の速いものを優先するなど、予め定めた規則に従って印刷ジョブの出力先を決定すればよい。また、複数の候補をユーザに提示して、ユーザが選択したものを印刷ジョブの出力先として決定するようにしてもよい。また、優先度が同じ出力先の候補が装備するオプション機能が異なっていれば、出力先決定部206は、印刷ジョブに適用される印刷設定により適合するものを印刷ジョブの出力先に決定すればよい。
ジョブ送信部207は、ジョブ生成部205により生成された印刷ジョブを、通信I/F部201からネットワーク70を介して、出力先決定部206により決定された出力先に送信する。
図10は、文書作成アプリ250で作成された文書の印刷ジョブを出力するまでのクライアントPC20の動作を説明するフローチャートである。なお、クライアントPC20では、この図10のフローチャートで示す一連の処理とは別に、設定ファイル取得部202による設定ファイルの取得および設定情報記憶部203への反映が適宜行われているものとする。
ユーザが文書作成アプリ250の画面上で文書の印刷を指示する操作を行うと、まず、UI制御部204が、図8に示したような属性指定画面を表示装置220に表示させる(ステップS201)。そして、ユーザがこの属性指定画面上で、印刷対象となる文書の属性(本実施形態では印刷目的、文書種類、機密性有無)を指定する操作を行うと、UI制御部204が、このユーザ操作を受け付けて(ステップS202)、指定された印刷目的および文書種類をジョブ生成部205に渡すとともに、指定された機密性有無を出力先決定部206に渡す。なお、本実施形態では、印刷目的と文書種類の双方をユーザが指定する構成としているが、文書種類については、ユーザの指定によらずに、印刷対象となる文書を解析して自動で判定する構成としてもよい。
ジョブ生成部205は、ユーザが指定した印刷目的および文書種類をUI制御部204から受け取ると、これら印刷目的および文書種類に対応する印刷設定を設定情報記憶部203から読み出して、読み出した印刷設定を適用した印刷ジョブを生成する(ステップS203)。また、出力先決定部206は、ユーザが指定した機密性有無をUI制御部204から受け取ると、この機密性有無に対応する出力先優先条件に従って、印刷ジョブの出力先を決定する(ステップS204)。
ジョブ生成部205により印刷ジョブが生成され、出力先決定部206により印刷ジョブの出力先が決定されると、UI制御部204は、図9に示したような出力確認画面を表示装置220に表示させる(ステップS205)。そして、ユーザがこの出力確認画面上で「印刷」ボタンを押すと、ジョブ送信部207が、出力先決定部206により決定された出力先に、ジョブ生成部205により生成された印刷ジョブを送信する(ステップS206)。
図11は、出力先決定部206が印刷ジョブの出力先を決定する処理(図10のステップS204)の詳細を示すフローチャートである。
出力先決定部206は、まず、ネットワーク70への接続確認やUSB接続の確認、プリンタドライバの確認などを行って、印刷ジョブの出力先の候補を特定する(ステップS301)。そして、出力先決定部206は、ユーザが指定した機密性有無に対応する出力先優先条件を設定情報記憶部203から読み出す(ステップS302)。
次に、出力先決定部206は、ステップS302で読み出した出力先優先条件に従って、ステップS301で特定した出力先の候補の中に、優先度が最も高い機器が含まれているか否かを判定する(ステップS303)。そして、優先度が最も高い機器が含まれていれば(ステップS303:Yes)、その機器を印刷ジョブの出力先に決定する(ステップS304)。
一方、出力先の候補の中に優先度が最も高い機器が含まれていなければ(ステップS303:No)、出力先決定部206は、次に優先度が高い機器が出力先の候補の中に含まれているか否かを判定する(ステップS305)。そして、次に優先度が高い機器が含まれていれば(ステップS305:Yes)、その機器を印刷ジョブの出力先に決定する(ステップS306)。
一方、次に優先度が高い機器も出力先の候補の中に含まれていなければ(ステップS305:No)、出力先決定部206は、ステップS305で判定した優先度のレベルが最低レベルか否かを確認する(ステップS307)。そして、ステップS305で判定した優先度のレベルが最低レベルでなければ(ステップS307:No)、ステップS305に戻って処理を繰り返す。一方、ステップS305で判定した優先度のレベルが最低レベルであれば(ステップS307:Yes)、印刷できないことをユーザに提示して(ステップS308)、処理を終了する。
図12は、以上の機能を実現するクライアントPC20のソフトウェア構成の一例を示す図である。クライアントPC20は、プログラムを実行することにより、アプリケーション(プラグイン)21、プラットフォーム22、OSGi(Open Service Gateway Initiative)23、Java(登録商標)VM24、プラットフォームAPI(Application Programming Interface)25、記憶部26、を実現している。
アプリケーション21は、クライアントPC20上でユーザが様々な処理を行うためのプログラムである。本実施形態では、このアプリケーション21の一つとして上述した印刷アプリが含まれている。
プラットフォームAPI25は、アプリケーション21がプラットフォーム22を利用するためのインタフェースである。プラットフォームAPI25は、アプリケーション21からの要求を、プラットフォーム22が受信するために設けられた予め定義されたインタフェースであり、例えば関数やクラス等により構成される。
また、プラットフォーム22は、表示制御部31、アプリケーション管理部32、設定部33、通信部34を有する。
表示制御部31は、例えばアプリケーション21からの要求に基づいて表示装置220の表示を制御するモジュールであり、上述したUI制御部204に相当する。
アプリケーション管理部32は、アプリケーション21の管理を行うモジュールである。アプリケーション管理部32は、アプリケーション21の起動や終了、インストール/アンインストール/アップデートの他、動作の設定についても管理を行う。
設定部33は、設定情報の管理、印刷管理サーバ10からの設定ファイルの取得、取得した設定ファイルに基づく設定情報の変更など、設定情報に関する処理を行うモジュールであり、上述した設定ファイル取得部202に相当する。
通信部34は、ネットワーク70を介した通信や、USBなどによるローカル接続の通信を実行するモジュールであり、上述した通信I/F部201に相当する。
OSGi23は、プラグインの動的追加や実行を管理するための基盤システム(OSGiフレームワーク)である。JavaVM(Virtual Machine)24は、プラグインの実行環境である。なお、OSGi23およびJavaVM24は既存の技術であるため、説明を省略する。記憶部26は、設定情報など、クライアントPC20で必要な情報を記憶する記憶装置(記憶領域)であり、上述した設定情報記憶部203に相当する。
以上説明したように、本実施形態の印刷システムでは、管理者の入力に基づき、印刷対象となる文書の属性ごとに、適用される印刷設定と出力先優先条件とが記述された設定ファイルが生成され、印刷管理サーバ10に記憶される。そして、この設定ファイルに基づいて、クライアントPC20の設定情報記憶部203が記憶する設定情報が更新される。そして、クライアントPC20を使用するユーザが、印刷対象となる文書の属性を指定すると、指定された属性に応じた印刷設定が適用されて印刷ジョブが生成され、指定された属性に応じた出力先優先条件に従って、印刷ジョブの出力先が決定される。このように、本実施形態の印刷システムおよびクライアントPC20によれば、ユーザが印刷対象となる文書の属性を指定するだけで、印刷ジョブに適用される印刷設定と印刷ジョブの出力先とが管理者の意図に沿って決定されるので、ユーザの操作負担を軽減しつつ、適用される印刷設定や印刷ジョブの出力先に制限を加えることができる。
なお、上述した実施形態のクライアントPC20で実行されるプログラムは、例えば、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、上述した実施形態のクライアントPC20で実行されるプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ(例えば印刷管理サーバ10)上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述した実施形態のクライアントPC20で実行されるプログラムを、インターネットなどのネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。さらに、上述した実施形態のクライアントPC20で実行されるプログラムを、ROMなどに予め組み込んで提供するように構成してもよい。
上述した実施形態のクライアントPC20で実行されるプログラムは、上述した各部(設定ファイル取得部202、UI制御部204、ジョブ生成部205、出力先決定部206、ジョブ送信部207など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記録媒体から機器管理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上述した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で様々な変形や変更を加えて具体化することができる。例えば、上述した実施形態では、印刷対象となる文書の属性に応じて適用される印刷設定と出力先とを個別に決定しているが、例えば、属性として指定される機密性のレベルと出力先の候補となる印刷装置が装備するオプション機能とに応じて、適用される印刷設定と出力先とを調整するなど、複合的な処理を行ってもよい。具体的には、例えば、ローカルプリンタ50が接続されているクライアントPC20Aにおいて、適用される印刷設定に「両面:ON(左ひらき)」が含まれる場合に、機密性の指定が「あり:高」であれば「両面:OFF」に変更して、印刷ジョブの出力先をローカルプリンタ50とする。一方、機密性の指定が「あり:低」であれば「両面:ON(左ひらき)」は変更せずに、印刷ジョブの出力先をプリントサーバ40に変更するといった調整を行うようにしてもよい。
10 印刷管理サーバ
20,20A,20B クライアントPC
30 共有プリンタ
40 プリントサーバ
50 ローカルプリンタ
70 ネットワーク
202 設定ファイル取得部
203 設定情報記憶部
204 UI制御部
205 ジョブ生成部
206 出力先決定部
207 ジョブ送信部
特開2008−284832号公報

Claims (12)

  1. 印刷対象の属性ごとに、適用される印刷設定と出力先優先条件とが記述された設定ファイルを印刷管理装置から任意のタイミングで取得して、記憶部が記憶する設定情報を前記印刷管理装置から取得した前記設定ファイルに基づいて更新する設定ファイル取得機能と、
    印刷対象の属性を指定するユーザ操作を受け付ける指定受付機能と、
    前記設定ファイルに基づいて更新された前記設定情報に基づき、指定された印刷対象の属性に応じた印刷設定を適用して印刷ジョブを生成するジョブ生成機能と、
    前記印刷ジョブの出力先の候補のうち、指定された印刷対象の属性に応じた出力先優先条件に従って、前記印刷ジョブの出力先を決定する出力先決定機能と、
    決定した出力先に前記印刷ジョブを送信するジョブ送信機能と、をコンピュータに実現させるための印刷プログラム。
  2. 前記印刷対象の属性は、機密性の有無を含み、
    前記設定ファイル取得機能は、機密性の有無に応じて異なる出力先優先条件が記述された前記設定ファイルを取得する、請求項1に記載の印刷プログラム。
  3. 前記印刷ジョブの出力先の候補は、前記コンピュータにネットワークを介して接続された共有プリンタと、前記コンピュータにローカルで接続されたローカルプリンタとを含み、
    前記設定ファイルには、機密性のある印刷対象に対応する出力先優先条件として、前記共有プリンタよりも前記ローカルプリンタを優先させる条件が記述されており、
    前記出力先決定機能は、印刷対象となる印刷対象の属性として機密性があることが指定された場合は、前記印刷ジョブの出力先を前記ローカルプリンタに決定する、請求項2に記載の印刷プログラム。
  4. 前記印刷ジョブの出力先の候補となる出力先装置は、前記コンピュータにネットワークを介して接続された共有プリンタと、前記コンピュータおよび前記共有プリンタにネットワークを介して接続され、前記コンピュータから送信された印刷ジョブを保存して前記共有プリンタからの要求に応じて保存した印刷ジョブを前記共有プリンタに送信するプリントサーバとを含み、
    前記設定ファイルには、機密性のある印刷対象に対応する出力先優先条件として、前記共有プリンタよりも前記プリントサーバを優先させる条件が記述されており、
    前記出力先決定機能は、印刷対象となる印刷対象の属性として機密性があることが指定された場合は、前記印刷ジョブの出力先を前記プリントサーバに決定する、請求項2に記載の印刷プログラム。
  5. 前記設定ファイル取得機能は、機密性ありの場合は機密性のレベルに応じて異なる出力先優先条件が記述され、機密性なしの場合は印刷ページ数に応じて異なる出力先優先条件が記述された前記設定ファイルを取得する、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の印刷プログラム。
  6. 前記印刷対象の属性は、印刷目的と文書種類とを含み、
    前記設定ファイル取得機能は、印刷目的ごとに異なる印刷設定と、文書種類ごとに異なる印刷設定とが記述された前記設定ファイルを取得し、
    前記ジョブ生成機能は、指定された印刷対象の印刷目的に応じた印刷設定と文書種類に応じた印刷設定とを適用して前記印刷ジョブを生成する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の印刷プログラム。
  7. 前記ジョブ生成機能は、指定された印刷対象の印刷目的に応じた設定項目の値と文書種類に応じた設定項目の値とが異なる場合に、予め定められた規則に従って優先する設定項目の値を決定する、請求項6に記載の印刷プログラム。
  8. 指定された印刷対象の属性に応じて適用された印刷設定をユーザに提示する印刷設定提示機能を、前記コンピュータにさらに実現させる、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の印刷プログラム。
  9. 前記設定ファイル取得機能は、印刷対象の属性ごとに適用される印刷設定について調整可能な範囲がさらに記述された前記設定ファイルを取得し、
    指定された印刷対象の属性に応じて適用された印刷条件を、前記設定ファイルに記述された調整可能な範囲で調整するユーザ操作を受け付ける調整受付機能を、前記コンピュータにさらに実現させる、請求項に記載の印刷プログラム。
  10. 指定された印刷対象の属性に応じた出力先優先条件に従って決定された前記印刷ジョブの出力先をユーザに提示する出力先提示機能を、前記コンピュータにさらに実現させる、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の印刷プログラム。
  11. 印刷対象の属性ごとに、適用される印刷設定と出力先優先条件とが記述された設定ファイルを印刷管理装置から任意のタイミングで取得して、記憶部が記憶する設定情報を前記印刷管理装置から取得した前記設定ファイルに基づいて更新する設定ファイル取得部と、
    印刷対象の属性を指定するユーザ操作を受け付ける指定受付部と、
    前記設定ファイルに基づいて更新された前記設定情報に基づき、指定された印刷対象の属性に応じた印刷設定を適用して印刷ジョブを生成するジョブ生成部と、
    前記印刷ジョブの出力先の候補のうち、指定された印刷対象の属性に応じた出力先優先条件に従って、前記印刷ジョブの出力先を決定する出力先決定部と、
    決定した出力先に前記印刷ジョブを送信するジョブ送信部と、を備える情報処理装置。
  12. 印刷管理装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された印刷システムであって、
    前記印刷管理装置は、
    管理者により作成された設定ファイルであって、印刷対象の属性ごとに、適用される印刷設定と出力先優先条件とが記述された前記設定ファイルを記憶する設定ファイル記憶部を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記印刷管理装置から前記設定ファイルを任意のタイミングで取得して、記憶部が記憶する設定情報を前記印刷管理装置から取得した前記設定ファイルに基づいて更新する設定ファイル取得機能と、
    印刷対象の属性を指定するユーザ操作を受け付ける指定受付部と、
    前記設定ファイルに基づいて更新された前記設定情報に基づき、指定された印刷対象の属性に応じた印刷設定を適用して印刷ジョブを生成するジョブ生成部と、
    前記印刷ジョブの出力先の候補のうち、指定された印刷対象の属性に応じた出力先優先条件に従って、前記印刷ジョブの出力先を決定する出力先決定部と、
    決定した出力先に前記印刷ジョブを送信するジョブ送信部と、を備える印刷システム。
JP2013130047A 2013-06-20 2013-06-20 印刷プログラム、情報処理装置および印刷システム Expired - Fee Related JP6191272B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013130047A JP6191272B2 (ja) 2013-06-20 2013-06-20 印刷プログラム、情報処理装置および印刷システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013130047A JP6191272B2 (ja) 2013-06-20 2013-06-20 印刷プログラム、情報処理装置および印刷システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015005142A JP2015005142A (ja) 2015-01-08
JP6191272B2 true JP6191272B2 (ja) 2017-09-06

Family

ID=52300980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013130047A Expired - Fee Related JP6191272B2 (ja) 2013-06-20 2013-06-20 印刷プログラム、情報処理装置および印刷システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6191272B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6981292B2 (ja) 2018-02-14 2021-12-15 株式会社リコー プリントシステム、ジョブリスト提供方法、プリントサーバ装置及びプログラム
JP7585823B2 (ja) 2021-01-29 2024-11-19 ブラザー工業株式会社 サポートプログラム
CN113687800B (zh) * 2021-08-04 2024-08-09 上海浦东发展银行股份有限公司 文件打印处理方法、装置、计算机设备和存储介质

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11203077A (ja) * 1998-01-08 1999-07-30 Seiko Epson Corp 印刷システム及びプリンタの選択方法
JP3593865B2 (ja) * 1997-11-06 2004-11-24 富士ゼロックス株式会社 印刷処理装置および印刷処理方法
JP2000181641A (ja) * 1998-10-08 2000-06-30 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、ネットワ―クプリンタ・システム、プリンタ選択方法およびその方法をコンピュ―タに実行させるプログラムを記録したコンピュ―タ読み取り可能な記録媒体
JP2000148420A (ja) * 1998-11-04 2000-05-30 Ricoh Co Ltd 印刷処理プログラムが記憶された記憶媒体
JP2000235466A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および印刷指示方法
JP3761349B2 (ja) * 1999-03-10 2006-03-29 株式会社日立インフォメーションテクノロジー プリンタシステム
JP2006163990A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Canon Inc 印刷設定変更システム
US20060238799A1 (en) * 2005-04-22 2006-10-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus and method for selecting a printer for printing a document
JP2007148854A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Seiko Epson Corp セキュリティ印刷システムとセキュリティ印刷プログラムと記録媒体とセキュリティ印刷方法
JP2008097402A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム、画像出力制御装置、プログラム
JP5351383B2 (ja) * 2006-12-26 2013-11-27 シャープ株式会社 印刷管理装置、印刷管理システム、画像形成装置、及びプログラム
JP4735703B2 (ja) * 2008-10-23 2011-07-27 セイコーエプソン株式会社 印刷設定提案システム及び印刷提案プログラム並びに印刷提案方法
JP5264431B2 (ja) * 2008-11-13 2013-08-14 キヤノン株式会社 情報処理装置、印刷制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015005142A (ja) 2015-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5683205B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置を制御する制御方法、およびそのプログラム
US8780388B2 (en) Printing apparatus, server, printing system, control method for printing apparatus, and storage medium storing control program therefor
US7633637B2 (en) Computer, image processing system, and image processing method
US9557948B2 (en) Information processing apparatus for activating a printer driver upon completion of user authentication
JP6064592B2 (ja) 印刷システム、印刷方法、画像形成装置及び制御デバイス
CN103543967B (zh) 图像处理装置和方法
US20140240765A1 (en) Job performing control system, job performing system and job performing control method
US20220350553A1 (en) Server system
JP6379505B2 (ja) ネットワークシステム、情報処理装置、プログラム、記憶媒体、及び印刷設定方法
JP7400324B2 (ja) 情報処理システム、サービス提供装置、情報処理方法及びプログラム
JP6191272B2 (ja) 印刷プログラム、情報処理装置および印刷システム
US20180285031A1 (en) Hot folder creation and management
EP2426595A2 (en) Image forming system and storage medium
JP7168790B2 (ja) 印刷システム、及び印刷方法
US11972161B2 (en) Application, printer driver, and information processing apparatus including a hash algorithm
JP2016218887A (ja) 端末装置、プログラム及び出力システム
US9813582B2 (en) Printing system capable of printing in any one of plural image forming apparatuses over network, image forming apparatus, and printing method
US9262109B2 (en) Print instruction apparatus, printing system, and non-transitory computer readable medium
JP2017191412A (ja) システムおよびその制御方法
JP2020140394A (ja) 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及びシステム
JP6074923B2 (ja) 情報処理装置、ネットワークシステム、動作情報取込方法及び動作情報取込プログラム
US11630620B2 (en) Authorization control for a printing system
US11829652B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, system, and non-transitory computer-readable storage medium with remote operation and local network
US9648077B2 (en) Client apparatus and system
JP7247780B2 (ja) 画像形成装置、情報処理装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170724

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6191272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees