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JP6186449B2 - 組電池 - Google Patents

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Description

本発明は、車載用途等に使用される組電池に関する。
従来、再充電可能な二次電池の分野では、鉛電池、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池等の水溶液系電池が主流であった。しかし、電気機器の小型化、軽量化が進むに連れ、高エネルギー密度を有するリチウムイオン二次電池が着目され、その研究、開発および商品化が急速に進められている。また、地球温暖化や枯渇燃料の問題から電気自動車(EV)や駆動の一部を電気モータで補助するハイブリッド電気自動車(HEV)が各自動車メーカーで開発され、その電源として高容量で高出力な二次電池が求められるようになっている。
このような要求に合致する電源として、高電圧の非水溶液系のリチウムイオン二次電池が注目されている。特に、扁平箱型の電池容器を備えた角形リチウムイオン二次電池は、複数の二次電池を積層させて組電池を構成したときの体積効率に優れているため、HEV、EV、またはその他の機器に搭載される電源として需要が増大している。
例えば、扁平な角形のケースに捲回状の電極体が封入されてなる二次電池と、該二次電池の外面のうち、最大面積の側面(以下、被圧迫面という)に部分的に接触する接触部材と、該二次電池および接触部材を拘束する拘束部材と、を有し、該拘束部材の拘束により前記接触部材が前記被圧迫面を部分的に圧迫している二次電池アセンブリが知られている(下記特許文献1を参照)。
特許文献1に記載の二次電池アセンブリでは、前記接触部材は、前記被圧迫面に接触する離散的に設けられた複数の接触部と、該複数の接触部同士を互いに連結する連結部とを有している。また、前記接触部は、前記被圧迫面に向かって該連結部から突出して形成されており、前記捲回状の電極体における捲回軸方向の中央から外れた部位に対応する両方の片寄り領域にて前記被圧迫面をより強く圧迫し、前記捲回状の電極体における捲回軸方向の中央寄りの部位に対応する前記両方の片寄り領域の間の中央領域にて前記被圧迫面をより弱く圧迫する形状または配置のものであり、前記片寄り領域での前記接触部の突出高さが、前記中央領域での前記接触部の突出高さに比較して高くされている。
特許文献1に記載の二次電池アセンブリでは、前記接触部材によって、二次電池の前記被圧迫面を部分的に圧迫し、該被圧迫面への圧迫力が片寄り領域において中央領域より強くなるようにしている。これにより、二次電池の内圧を均一化し、ハイレートで使用される二次電池において拘束時の面圧を均一化することができるとしている。
特許第5187400号公報
特許文献1に記載の二次電池アセンブリは、捲回状の電極体における捲回軸方向の中央領域と片寄り領域において二次電池の拘束時の面圧を均一化することができるが、捲回軸方向以外の方向において二次電池の拘束時の面圧が不均一になる虞がある。
本発明は、前記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、角形二次電池の拘束時の面圧を均一化することができる組電池を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明の組電池は、捲回された扁平状の電極群が角形の電池容器に収容された複数の二次電池を、前記電極群の厚さ方向に積層して間にスペーサを介在させた組電池であって、前記スペーサは、前記電極群の扁平面に沿う方向でかつ軸方向に交差する方向において、前記厚さ方向に膨張する前記電極群の膨張形状の頂部に近いほど厚さが薄いことを特徴とする。
本発明の組電池によれば、電極群の扁平面に沿う方向でかつ軸方向に交差する方向においてスペーサの厚さが均一な場合と比較して、電極群の膨張に起因して膨張した電池容器にスペーサが当接する際の面圧の片寄りを均一化して、角形二次電池の拘束時の面圧を均一化することができる。
前記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
角形二次電池の斜視図。 図1に示す角形二次電池の分解斜視図。 図2に示す電極群の分解斜視図。 本発明の実施形態1に係る組電池の斜視図。 図4に示す角形二次電池と中間セルホルダの斜視図。 図5に示す角形二次電池と中間セルホルダの分解斜視図。 図5に示す角形二次電池とスペーサの平面図。 図7Aに示すB−B線に沿うスペーサの断面図。 角形二次電池の膨張時の状態を示す図7Bに対応する断面図。 角形二次電池の膨張時の幅方向における厚さの変化を示すグラフ。 角形二次電池の膨張時の高さ方向における厚さの変化を示すグラフ。 本発明の実施形態2に係る組電池のスペーサを示す平面図。 図9Aに示すB−B線に沿うスペーサの断面図。 本発明の実施形態3に係る組電池のスペーサを示す平面図。 図10Aに示すB−B線に沿うスペーサの断面図。 本発明の実施形態4に係る組電池のスペーサを示す平面図。 図11Aに示すB−B線に沿うスペーサの断面図。 本発明の実施形態5に係る組電池のスペーサを示す平面図。 図12Aに示すB−B線に沿うスペーサの断面図。 本発明の実施形態6に係る組電池のスペーサを示す平面図。 図13Aに示すB−B線に沿うスペーサの断面図。
[実施形態1]
以下、本発明の組電池の実施形態1について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(角形二次電池)
まず、本発明の組電池の実施の形態に係る二次電池モジュールが備える角形二次電池について説明する。
図1は、角形二次電池100の外観斜視図である。図2は、図1に示す角形二次電池100の発電要素50の分解斜視図である。図3は、図2に示す電極群40の分解斜視図である。
角形二次電池100は、扁平箱型の電池容器2を備えている。電池容器2は、電池蓋3と電池缶4によって構成されている。電池缶4は、開口部4aが形成されて上端が開放された有底角筒状の容器であり、例えば、金属材料に深絞り加工を施すことによって製作される。電池蓋3は、電池缶4の開口部4aを塞ぐ平面視で長方形の板状の部材であり、開口部4aの全周に亘って、例えば、レーザ溶接によって接合されて開口部4aを密閉している。電池缶4および電池蓋3は、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属材料によって製作されている。
電池容器2は、有底角筒状の電池缶4と、平面視で長方形の板状の電池蓋3によって、直方体形状を有する扁平箱型に形成され、面積が略等しい長方形の上端面2aおよび下端面2b、面積が大きい一対の長方形の広側面2c、および面積が小さい一対の狭側面2dを有している。
以下の説明では、必要に応じて各図に示すXYZ直交座標系を用いる場合がある。なお、X軸方向は、上端面2aまたは下端面2bの長辺方向に沿う電池容器2の幅方向に平行な方向である。Y軸方向は、上端面2aまたは下端面2bの短辺方向に沿う電池容器2の厚さ方向に平行な方向である。Z軸方向は、上端面2aまたは下端面2bに垂直な電池容器2の高さ方向に平行な方向である。
電池容器2の内部には、図示を省略する絶縁シートを介して電極群40が収容されている。電極群40は、セパレータ43、44を介して重ねた正極電極41と負極電極42を、図示しない軸芯の周りに捲回して扁平状に成形した扁平な捲回電極群である。電極群40は、軸方向Dが電池容器2の幅方向(X軸方向)と平行になるように、電池容器2の内部に配置されている。すなわち、電池容器2の厚さ方向と電極群40の厚さ方向は一致している。
電極群40は、電池容器2の下端面2bと上端面2aにそれぞれ対向する一対の湾曲部40cと、一対の平坦部40bとを有している。平坦部40bは電池容器2の幅方向に沿う一対の広側面2cに対向する一対の扁平面40fを有している。正極電極41、負極電極42、およびセパレータ43、44は、平面部40bにおいて平坦な状態で積層され、湾曲部40cにおいて半円筒状に湾曲した状態で積層されている。
正極電極41は、例えば、アルミニウム箔等からなる正極金属箔41aの表裏両面に正極合剤層41bが形成されたものである。正極合剤層41bは、一側縁に正極金属箔41aが露出された露出部41cを残して正極金属箔41aに塗工されている。
負極電極42は、例えば、銅箔等からなる負極金属箔42aの表裏両面に負極合剤層42bが形成されたものである。負極合剤層42bは、一側縁に負極金属箔42aが露出された露出部42cを残して負極金属箔42aに塗工されている。
正極電極41は、例えば、以下のように製作することができる。まず、正極活物質として層状ニッケルコバルトマンガン酸リチウム(化学式Li(NixCoyMn1-x-y)O)100重量部に対し、導電材として合計10重量部の鱗片状黒鉛やアセチレンブラックと結着剤として4重量部のポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFという)とを添加する。これに分散溶媒としてN−メチルピロリドン(以下、NMPという)を添加し、混練して正極スラリーを製作する。次に、この正極スラリーを、例えば、厚さ15μmのアルミニウム箔の両面に箔露出部41cを残して塗布することで正極合剤層41bを形成する。その後、乾燥、プレス、裁断の各工程を経て、例えば、アルミニウム箔を含まない正極活物質塗布部の厚さ(表裏両面の合計)が70μmの正極電極41を得ることができる。
負極合剤層42bは、例えば、以下のように製作することができる。まず、負極活物質として黒鉛質炭素粉末100重量部に対して、増粘調整剤としてCMC水溶液を添加、混合後に、結着剤として1重量部のSBRを添加し、混練後に粘度調整して負極スラリーを製作する。次に、この負極スラリーを、例えば、厚さ10μmの銅箔の両面に箔露出部42cを残して塗布することで負極合剤層42bを形成する。その後、乾燥、プレス、裁断の各工程を経て、例えば、銅箔を含まない負極活物質塗布部の厚さ(表裏両面の合計)が40μmの負極電極42を得ることができる。
なお、正極活物質は、リチウムイオンを挿入、脱離可能な天然黒鉛や、人造の各種黒鉛材、コークスなどの炭素質材料やSiやSnなどの化合物(例えば、SiO、TiSi等)、またはそれの複合材料でもよく、その粒子形状においても、鱗片状、球状、繊維状、塊状等、特に制限されるものではない。また、負極活物質は、スピネル結晶構造を有する他のマンガン酸リチウムや一部を金属元素で置換又はドープしたリチウムマンガン複合酸化物や層状結晶構造を有すコバルト酸リチウムやチタン酸リチウムやこれらの一部を金属元素で置換またはドープしたリチウム-金属複合酸化物を用いるようにしてもよい。また、結着材は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シアノエチルセルロース、各種ラテックス、アクリロニトリル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、フッ化プロピレン、フッ化クロロプレン、アクリル系樹脂などの重合体およびこれらの混合体などを用いることができる。
電極群40を製作するには、図示しない軸芯にセパレータ43、44の各先端部を溶着させ、正極電極41、セパレータ43、負極電極42、セパレータ44がこの順に重なるようにして捲回する。このとき、正極電極41の巻始め側端部が負極電極42の巻始め側端部よりも捲回後の電極群40の内側に位置するように、正極電極41の巻始め側端部を負極電極42の巻始め側端部よりも軸芯側に配置して捲回する。軸芯としては、例えば、正極金属箔41a、負極金属箔42a、セパレータ43、44のいずれよりも曲げ剛性の高い樹脂シートを捲回して構成したものを用いることができる。
ここで、この電極群40の軸芯と平行な方向すなわち正極電極41、負極電極42の幅方向と平行な方向を軸方向Dと定義する。この場合、正極の露出部41cと負極の露出部42cとは、電極群40の軸方向Dの一方側と他方側の側縁に位置するように配置する。すなわち、正極電極41および負極電極42は、電極群40の軸方向Dの一端と他端にそれぞれの箔露出部41c、42cが位置するように重ねられて捲回される。
負極合剤層42bの幅、すなわち軸方向Dの長さは、正極合剤層41bの幅よりも広く形成されている。また、第1のセパレータ43の幅は、電極群40の一方の側縁において、正極電極41の露出部41cが第1のセパレータ43から露出する寸法とされている。第2のセパレータ44の幅は、電極群40の他方の側縁において、負極電極42の露出部42cが第2のセパレータ44から露出する寸法とされている。
電極群40の巻始め端部、換言すれば、軸芯側には空洞部40aが形成されている。また、電極群40の巻終り端部は、最外周がセパレータ44であり、その内側が負極電極42である。従って、正極合剤層41bは、巻始め端部から巻終り端部までの全長に亘って、幅方向においてもすべての部分がセパレータ43、44を介して負極合剤層42bと重なっている。
電極群40は、軸方向Dの一端と他端の箔露出部41c、42cが、それぞれ空洞部40aの両側の平坦部40b、40bで厚さ方向に二つに分けて束ねられ、図2においてハッチングされた領域で示す接合部40d、40dにおいて、集電板21、31に接合される。
正極端子60を構成する集電板21は、例えば板状の金属板を折り曲げることによって形成され、電池蓋3の下面に沿って取り付けられる平板状の本体部22と、本体部22の両側でそれぞれ下方にほぼ直角に折曲された一対の支持部22aを有している。これら一対の支持部22aの先端には、それぞれ平坦な板状の接合片23が形成されている。各接合片23は、電極群40の厚さ方向に二つに分けて束ねられた箔露出部41cの接合部40dに、例えば超音波溶接によって、それぞれ接合される。集電板21は、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金によって製作されている。
同様に、負極端子70を構成する集電板31は、電池蓋3の下面に沿って取り付けられる平板状の本体部32と、本体部32の両側でそれぞれ直角に折曲された一対の支持部32aを有している。これら一対の支持部32aの先端には、それぞれ平坦な板状の接合片33が形成されている。各接合片33は、電極群40の厚さ方向に二つに分けて束ねられた箔露出部42cの接合部40dに、例えば超音波溶接によって、それぞれ接合される。集電板31は、例えば、銅または銅合金によって製作されている。
集電板21、31が不図示のガスケットを介して電池蓋3に固定され、電極群40が集電板21、31に接合されることで、電極群40が集電板21、31を介して電池蓋3に固定されている。また、電池蓋3には、集電板21を含む正極端子60と、集電板31を含む負極端子70が設けられている。
正極端子60は、ボルト61、接続端子62、外部端子63、絶縁体64、ガスケットおよび集電板21から構成され、これらは電池蓋3に一体的に固定されている。この状態において、集電板21、接続端子62および外部端子63は、互いに電気的に接続され、かつ絶縁体64およびガスケットによって電池蓋3と絶縁されている。
同様に、負極端子70は、ボルト71、接続端子72、外部端子73、絶縁体74、ガスケット、および集電板31から構成され、これらは電池蓋3に一体的に固定されている。この状態において、集電板31、接続端子72および外部端子73は、互いに電気的に接続され、かつ絶縁体74およびガスケットによって電池蓋3と絶縁されている。絶縁体64、74およびガスケットは、例えばポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂等の絶縁性を有する樹脂材によって製作されている。
図2に示すように、電池蓋3に正極端子60および負極端子70が設けられることで蓋組立体10が構成される。さらに、電極群40の箔露出部41c、42cが、それぞれ空洞部40aの両側の平坦部40b、40bで厚さ方向に二つに分けて束ねられ、接合部40d、40dが集電板21、31に接合されることで、発電要素50が構成される。発電要素50は、図1に示す電池缶4の開口部4aから電池缶4の内部に挿入され、電池蓋3が電池缶4の開口部4aに全周に亘って封止溶接される。これにより、電極群40と集電板21、31が電池容器2の内部の所定の位置に収容配置される。
電池蓋3には、正極端子60と負極端子70との間にガス排出弁13が設けられている。ガス排出弁13は、プレス加工によって電池蓋3を部分的に薄肉化することで形成されている。なお、薄膜状の金属部材を電池蓋3に設けた貫通孔に、例えばレーザ溶接によって接合することでガス排出弁13を設けてもよい。ガス排出弁13は、角形二次電池100が過充電等の異常により発熱してガスが発生し、電池容器内の圧力が上昇して所定圧力に達したときに開裂して、内部からガスを排出することで電池容器内の圧力を低減させる。
さらに、電池蓋3には、電池容器2内に電解液を注入するための注液孔3aが穿設されている。注液孔3aは、電解液注入後に注液栓11によって封止される。非水電解液としては、例えばエチレンカーボネートとジメチルカーボネートとを体積比で1:2の割合で混合した混合溶液中へ六フッ化リン酸リチウム(LiPF)を1モル/リットルの濃度で溶解したものを用いることができる。
(組電池)
次に、本発明の組電池の一実施形態として、複数の角形二次電池100を、電池容器2の厚さ方向(Y軸方向)、すなわち扁平な電極群40の厚さ方向にスペーサを介して積層させた二次電池モジュールについて、詳細に説明する。
図4は、本実施の形態の二次電池モジュール200の外観斜視図である。図5は、図4に示すモジュール200から一対の中間セルホルダ111,111とその間に挟持された角形二次電池100を取り外した状態を示す斜視図である。図6は、図5に示す角形二次電池100から一対の中間セルホルダ111,111を取り外した状態を示す分解斜視図である。
モジュール200は、厚さ方向(Y方向)に積層された複数の角形二次電池100と、各角形二次電池100を積層した状態に保持するセルホルダ91を有している。セルホルダ91は、例えば、ガラスエポキシ樹脂、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート樹脂などの樹脂材料や、アルミニウム、銅、ステンレスなどの金属材料によって構成することができる。例えば、樹脂材料を用いて射出成形によってセルホルダ91を製作する場合には、金型の形状を加工することで、後述する種々の形状を容易に製作することができる。
セルホルダ91は、複数の中間セルホルダ92と、一対の端部セルホルダ93とからなる。中間セルホルダ92は、互いに隣り合う角形二次電池100の間に介在される。端部セルホルダ93は、中間セルホルダ92を介して厚さ方向に積層された複数の角形二次電池100の積層方向の両端部に配置され、対向する中間セルホルダ92との間に角形二次電池100を保持する。端部セルホルダ93は、概ね中間セルホルダ92を角形二次電池100の広側面2cに平行な面で半分に分割した構成を有している。そのため、以下の説明では、中間セルホルダ92の構成について詳細に説明し、端部セルホルダ93の構成についての説明は適宜省略する。
中間セルホルダ92は、角形二次電池100の電池容器2の幅方向(X軸方向)両側の狭側面2d、2dに対向する一対の側板111、111と、電池容器2の下端面2bに対向する底板112を有する。図4に示されるように、中間セルホルダ92は、2つの角形二次電池100、100の間に配置されるため、2つの角形二次電池100、100の中間を通り電池容器2の広側面2cに平行な面に面対称な形状を有している。すなわち、中間セルホルダ92の側板111および底板112は、中間セルホルダ92の両側に配置された2つの角形二次電池100、100の電池容器2、2の狭側面2d、2dおよび下端面2b、2bに対して、電池容器2の厚さ方向(Y軸方向)の約半分ずつ対向している。
一対の側板111、111は、電池容器2の幅方向の両端部で対峙して、それぞれ電池容器2の厚さの半分に達する幅で電池容器2の厚さ方向に延在している。底板112は、電池容器2の下端面2bと垂直な方向、すなわち電池容器2の高さ方向(Z軸方向)の下端部で、電池容器2の厚さの半分に達する幅で電池容器2の幅方向に延在して、一対の側板111、111の下端部間を連結している。また、電池容器2の厚さ方向の両側に配置された対向する一対の中間セルホルダ92、92は、互いの側板111、111および底板112、112の端部が突き合わされるか僅かに隙間をあけて配置されることで、これらの間に角形二次電池100を保持する空間が形成される。
電池容器2の幅方向に対向する一対の側板111、111は、広側面2cの幅方向に延びる複数のスペーサ101、102、103によって連結されている。より詳細には、一対の側板111、111は、これらの下端部を連結する下端部スペーサ101と、これらの上端部を連結する上端部スペーサ102と、これらの中間部を連結する複数の中間部スペーサ103とにより連結されている。
下端部スペーサ101は、下端が底板112と連結されている。上端部スペーサ102のZ軸方向の幅は、電池容器2に内蔵された電極群40の上端面2a側の湾曲部40cから電池蓋3の下方位置までのZ軸方向の寸法に対応して、他のスペーサ101,103の幅よりも広くなっている。下端部スペーサ101と中間部スペーサ103との間隔、および上端部スペーサ102と中間部スペーサ103との間隔は、中間部スペーサ103同士の間隔よりも狭くなっている。
中間セルホルダ92のスペーサ101、102、103は、隣接する2つの角形二次電池100、100の電池容器2、2の広側面2c、2c間に配置され、広側面2c、2cに対向して配置される。端部セルホルダ93のスペーサ101、102、103は、積層方向の両端に配置された角形二次電池100の電池容器2の広側面2cに対向して配置される。
側板111は、第1の開口部111aと、第2の開口部111bと、を有している。第1の開口部111aは、電池容器2の高さ方向(Z軸方向)において下端部スペーサ101と中間部スペーサ103との間の位置、および、上端部スペーサ102と中間部スペーサ103との間の位置に形成されている。第2の開口部111bは、Z方向において中間部スペーサ103同士の間の位置に形成されている。第1の開口部111aと第2の開口部111bは、電池容器2の厚さ方向(Y軸方向)の開口幅が等しくなっている。各開口部111a、111bのZ軸方向の開口高さは、各スペーサ101、102、103の間隔に対応して、第1の開口部111aよりも第2の開口部111bの方が大きくなっている。
スペーサ101、102、103は、電池容器2の高さ方向(Z軸方向)に互いに間隔をあけて配置されることで、電池容器2の広側面2cに沿ってその幅方向に延びる複数のスリット114、115を形成している。各スペーサ101、102、103間の間隔に対応して、下端部スペーサ101と中間部スペーサ103との間、および上端部スペーサ102と中間部スペーサ103との間には、Z軸方向の幅が比較的狭い第1のスリット114が形成されている。また、中間部スペーサ103同士の間には、Z軸方向の幅が比較的広い第2のスリット115が形成されている。第1のスリット114は、一対の側板111の第1の開口部111aを連通し、第2のスリット115は一対の側板111の第2の開口部111bを連通している。これにより、スリット114、115に冷却媒体を通過させ、角形二次電池100の電池容器2の広側面2cを冷却できるようになっている。
以上の構成を有する中間セルホルダ92を介在させて、複数の角形二次電池100を厚さ方向に積層させ、積層方向両端の角形二次電池100の外側に端部セルホルダ93を配置することで、複数の角形二次電池100を厚さ方向にスペーサ101、102、103を介在させて積層させた二次電池モジュール(組電池)200が得られる。
図示は省略するが、一対の端部セルホルダ93、93の外側には、一対の端板が配置され、該一対の端板は金属帯によって連結される。これにより、複数の角形二次電池100は、中間セルホルダ92および端部セルホルダ93からなるセルホルダ91によって保持されて固定される。また、モジュール200の隣接する角形二次電池100、100の正極端子60および負極端子70のボルト61、71を、バスバーの貫通孔に挿通させてナットで固定することで、モジュール200の角形二次電池100を直列に接続することができる。これにより、モジュール200は、各角形二次電池100に蓄えられた電力をモータ等の外部の装置に供給し、発電機等の外部の電力源から供給された電力を各角形二次電池100に蓄えることができる。
角形二次電池100は、充放電によって電極群40が膨脹収縮する。電極群40が膨脹する際に、電極群40が電池容器2の広側面2cの内側に絶縁シートを介して当接すると、電池容器2が外側に押し広げられて、電池容器2が電極群40の膨張形状に対応した形状に膨張する場合がある。この場合、電池容器2の広側面2cに対向する中間部スペーサ103が広側面2cに当接して、広側面2cに電極群40の膨張に対する抗力が作用することで、電池容器2の膨張が抑制される。このとき、広側面2cに当接する中間部スペーサ103の面圧が不均一になると、角形二次電池100の性能や寿命が劣化する虞がある。そのため、電池容器2の広側面2cに当接する中間部スペーサ103の面圧を均一にすることが求められる。
(スペーサ)
以下、本実施の形態の二次電池モジュールが備える中間部スペーサ103について、詳細に説明する。以下の説明では、中間部スペーサ103を、単にスペーサ103という場合がある。
図7Aは、図5に示す一対のセルホルダ92、92の間に挟持された角形二次電池100の平面図である。図7Bは、図7AのB−B線に沿うセルホルダ92、92の断面図である。図7Cは、図7Bに示す断面図において、角形二次電池100の電池容器2が膨張した状態を表している。なお、図7Aないし図7Cにおいて、セルホルダ92の側板111および底板112の図示は省略している。また、図7Aないし図7Cにおいては、説明を分かりやすくするために、電池容器2の膨張量およびスペーサ103の厚さ等を、実際よりも誇張して表している。
本実施の形態のモジュール200では、電池容器2の高さ方向(Z軸方向)において、上端部スペーサ102と下端部スペーサ101の間に、4本のスペーサ103が配置されている。4本のスペーサ103は、それぞれ当接部103Aまたは103Bを備えている。これにより、スペーサ103の複数の当接部103A、103Bが、電池容器2の高さ方向に間隔を開けて電池容器2の広側面2cに対向している。
電池容器2の内部に収容された電極群40の一対の湾曲部40cに近い位置、すなわち電池容器2の上端面2aおよび下端面2bに近い位置に配置されたスペーサ103、103は、当接部103Aの厚さTaが比較的に厚くされている。一方、電池容器2の高さ方向(Z軸方向)において、電極群40の平坦部40bの中間部、すなわち電池容器2の中中間部に配置されたスペーサ103,103は、当接部103Bの厚さTbが比較的に薄くされている。
要するに、複数のスペーサ103は、Z軸方向において複数の当接部103A、103Bを有し、Z軸方向の両端に配置された当接部103A、103Aの間に、厚さTbが最も薄い当接部103Bが配置されている。換言すると、一対の当接部103A、103Aの間に、該一対の当接部103A、103Aよりも厚さTbが薄い当接部103A、103Bが配置されている。
これにより、電池容器2の高さ方向(Z軸方向)において、電極群40の一対の湾曲部40cに近い位置で平坦部40bと電池容器2の厚さ方向(Y軸方向)に重なるスペーサ103,103と電池容器2の広側面2cとの間隔Gaは比較的に狭くなっている。一方、Z軸方向において、電極群40の平坦部40bの中間部とY軸方向に重なるスペーサ103,103と電池容器2の広側面2cとの間隔Gbは、比較的に広くなっている。
また、当接部103A、103Bは、角形二次電池100の電池容器2が厚さ方向(Y軸方向)に膨張したときに、電池容器2の広側面2cに当接する当接面103a、103bを有している。当接面103a、103bは、図7Aに示すように、電池容器2の幅方向(X軸方向)において、電池容器2の中央に近いほど広側面2cとの間隔Ga、Gbが広くなるように曲線状に湾曲している。これにより、スペーサ103は、X軸方向において、電池容器2の中央に近いほど当接部103A、103Bの厚さTa、Tbが薄くされている。
本実施形態のモジュール200において、スペーサ103の厚さ、すなわち当接部103A、103Bの厚さTa、Tbは、角形二次電池100の電池容器2の膨張形状に基づいて決定されている。より具体的には、図7Cに示すように、角形二次電池100の充放電によって電池容器2の内部の電極群40が膨脹して電池容器2の広側面2cの内側に絶縁シートを介して当接すると、電池容器2が外側に押し広げられて、電池容器2が電極群40の膨張形状に対応した形状に膨張する場合がある。スペーサ103の当接部103A、103Bの厚さTa、Tbは、このときの電池容器2内の電極群40の膨張形状に基づいて決定されている。
図8Aは、図1に示すF8a−F8a線に沿う断面において、角形二次電池100の膨張時の電池容器2の幅方向(X軸方向)における電池容器2の厚さの変化を示すグラフである。図8Bは、図1に示すF8b−F8b線に沿う断面において、角形二次電池100の膨張時の電池容器2の高さ方向(Z軸方向)における電池容器2の厚さの変化を示すグラフである。
図8Aに示すように、電池容器2のY軸方向における寸法である厚さは、幅方向(X軸方向)の両側の領域X1、X3における厚さよりも、幅方向中間部の領域X2における厚さの方が厚くなっている。また、電池容器2は、幅方向中間部の領域X2の中央付近の厚さが最も大きくなっている。また、図8Bに示すように、電池容器2の厚さは、高さ方向(Z軸方向)の上下の領域Z1、Z3における厚さよりも、高さ方向中間部の領域Z2における厚さの方が厚くなっている。また、電池容器2は、高さ方向中間部の領域Z2の中央付近の厚さが最も大きくなっている。
図8Aおよび図8Bに示す電池容器2の厚さが最も厚い部分は、電池容器2の広側面2cが、図2に示す電極群40の膨張形状の頂部40pと厚さ方向(Y軸方向)に重なる位置である。
電極群40は、幅方向の両端部において箔露出部41c、42cが束ねられて接合されて接合部40d、40dが形成されている。そのため、電極群40は幅方向の両端部が膨脹しにくく、接合部40dから離れた平坦部40bの中央部が最も膨張しやすくなる。また、電極群40は、扁平面40fに沿う方向でかつ軸方向Dに交差する方向、具体的には電池容器2の高さ方向において、上下の湾曲部40c、40cが膨脹しにくく、湾曲部40c、40cから遠い平坦部40bの中央部ほど膨張しやすい。さらに、電池容器2は、広側面2cの周縁部が変形し難く、中央部が変形しやすい。これらの複合的な要因によって、電極群40の膨張形状の頂部40pは、電極群40の平坦部40bの中央部に形成される。
なお、本実施形態では、電極群40の扁平面40fに沿う方向でかつ軸方向Dに交差する電池容器2の高さ方向(Z軸方向)において、接合部40d、40dは、箔露出部41c、42cの中央部に形成されている。この場合、電極群40の膨張形状の頂部40pは、軸方向DすなわちX軸方向に見て、Z軸方向の位置が、接合部40d、40dのZ軸方向の位置と重なる位置に形成される。
そのため、図7Aないし図7Cに示すように、スペーサ103は、電極群40の軸方向Dに沿う電池容器2の幅方向(X軸方向)において、当接部103A、103Bの厚さTa、Tbが、電極群40の頂部40pに近いほど薄くされている。また、スペーサ103は、電極群40の電極群40の扁平面40fに沿う方向でかつ軸方向Dと交差するZ軸方向において、当接部103A、103Bの厚さTa、Tbが、電極群40の膨張形状の頂部40pに近いほど薄くされている。そして、スペーサ103は、電極群40の接合部40dのZ軸方向の位置と重なるZ軸方向の位置で最も薄くされている。すなわち、スペーサ103は、電極群40の膨張形状に対応する三次元形状を有している。
これにより、スペーサ103は、電極群40の三次元的な膨張形状に対応する三次元形状を有し、X軸方向およびZ軸方向の双方で、電池容器2が電極群40の膨張形状に基づく形状に膨張することを許容することができる。したがって、本実施の形態のモジュール200によれば、角形二次電池100の充放電に伴って、電池容器2が電極群40の三次元的な膨張形状に対応する形状に膨脹した場合であっても、広側面2cに当接するスペーサ103の面圧を均一化することができる。
また、電池容器2の広側面2cに対向するスペーサ103が広側面2cに当接して、広側面2cに電極群40の膨張に対する抗力が作用するので、電池容器2の膨張が抑制される。このとき、広側面2cに当接するスペーサ103の面圧が均一化されるので、角形二次電池100の性能や寿命の劣化を防止することができる。
また、電池容器2の高さ方向(Z軸方向)に複数のスペーサ103が間隔を開けて配置され、複数のスペーサ103が電池容器2の広側面2cに当接する複数の当接部103A、103Bを有している。そのため、各スペーサ103の当接部103A、103Bの間にスリット115を形成し、冷却媒体を流通させて電池容器2の広側面2cを冷却することができる。
また、Z軸方向の両端に配置された当接部103A、103Aの間に、これらよりも厚さTbが薄い当接部103Bを配置することで、電池容器2が電極群40の膨張形状に対応する形状に膨脹した場合であっても、Z軸方向において広側面2cに当接するスペーサ103の面圧を均一化することができる。
以上説明したように、本実施形態の電池モジュール200によれば、電極群40の膨張形状の頂部40Pに近いほどスペーサ103の厚さを薄くすることで、角形二次電池100の拘束時に電池容器2の広側面2cに作用する面圧を均一化して、角形二次電池100の性能や寿命の劣化を防止することができる。
[実施形態2]
次に、本発明の組電池の実施形態2について、図1ないし6、図8Aおよび8Bを援用し、図9Aおよび9Bを用いて説明する。
図9Aは、実施形態1の図7Aに対応する本実施形態の二次電池モジュールのスペーサ103を示す平面図である。図9Bは、図9AのB−B線に沿うスペーサ103の断面図である。
本実施形態の二次電池モジュールは、スペーサ103の当接部103C、103Dの当接面103c、103dが、電極群40の膨張形状に沿うように傾斜している点で、実施形態1の二次電池モジュール200と異なっている。また、上端部スペーサ102と下端部スペーサ101は、上下のスペーサ103に連結されている。本実施形態の二次電池モジュールのその他の点は、実施形態1の二次電池モジュール200と同一であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態では、電池容器2の広側面2cに対向するスペーサ103の当接部103C、103Dの当接面103c、103dが、電池容器2の高さ方向(Z軸方向)および幅方向(X軸方向)において、電極群40の膨張形状に沿うように傾斜している。より詳細には、当接部103C、103Dの当接面103c、103dは、電極群40の膨張形状に応じて膨張した電池容器2の広側面2cのX軸方向およびZ軸方向に対する傾斜角度に対応する角度で傾斜している。これにより、当接部103C、103Dは、X軸方向およびZ軸方向において、電極群40の膨張形状の頂部40pに近いほど厚さTc、Tdが薄くされている。
本実施形態の二次電池モジュールによれば、実施形態1の二次電池モジュール200と同様の効果が得られるだけでなく、スペーサ103の当接部103C、103Dの当接面103c、103dがX軸方向またはZ軸方向に平行な場合よりも、スペーサ103が電池容器2の広側面2cに当接する際の面圧を均一化することができる。また、上端部スペーサ102と下端部スペーサ101は、上下のスペーサ103に連結されているので、セルホルダ92の製作が容易になる。
[実施形態3]
次に、本発明の組電池の実施形態3について、図1ないし6、図8Aおよび8Bを援用し、図10Aおよび10Bを用いて説明する。
図10Aは、実施形態1の図7Aに対応する本実施形態の二次電池モジュールのスペーサ103を示す平面図である。図10Bは、図10AのB−B線に沿うスペーサ103の断面図である。
本実施形態の二次電池モジュールは、角形二次電池100の電池容器2内に収容された電極群40の接合部40dが、電池容器2の下端面2bよりも上端面2aに近い位置に形成され、当接部103E、103F、103Gおよび103Hの厚さTe、Tf、Tg、Thが異なる点で、実施形態1の二次電池モジュール200と異なっている。本実施形態の二次電池モジュールのその他の点は、実施形態1の二次電池モジュール200と同一であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明は省略する。
電極群40は接合部40dにおいて膨脹しにくいことから、電極群40の接合部40dが電池容器2の下端面2bよりも上端面2aに近い位置に形成されると、図10Bに示すように、電極群40の膨張形状の頂部40pは、接合部40dよりも電池容器2の下端面2b側に位置するようになる。そのため、本実施形態では、接合部40dよりも電池容器2の下端面2b側に位置する電極群40の膨張形状の頂部40pに最も近いスペーサ103の当接部103Gの厚さTgが最も薄くされている。
また、電極群40の膨張形状の頂部40pから最も離れた電池容器2の上端面2a側の湾曲部40cに近いスペーサ103の当接部103Eの厚さTeが最も厚くされている。このスペーサ103よりも電極群40の膨張形状の頂部40pに近いスペーサ103の当接部103Fの厚さTfは、電池容器2の上端面2a側の当接部103Eの厚さTeよりも薄くされている。このスペーサ103よりも、電極群40の膨張形状の頂部40pに近く、電池容器2の下端面2b側の湾曲部40cに近い当接部103Hの厚さThは、当接部103Fの厚さTfよりも薄くされている。
このように、スペーサ103は、電池容器2の高さ方向において、電池容器2の厚さ方向の厚さTe、Tf、Tg、Thが、厚さ方向に膨張する電極群40の膨張形状の頂部40pに近いほど薄くされている。したがって、本実施形態の電池モジュールによれば、電極群40の接合部40dが電池容器2の下端面2bよりも上端面2aに近い位置に形成され、電極群40の膨張形状の頂部40pが接合部40dよりも電池容器2の下端面2b側に位置する場合であっても、実施形態1の電池モジュール200と同様の効果を得ることができる。
また、電極群40の接合部40dが電池容器2の下端面2bよりも上端面2aに近い位置に形成されることで、集電板21、31の電池容器2の高さ方向の長さを短くすることができる。したがって、集電板21、31の電気抵抗を低減させて角形二次電池100の性能を向上させることができるだけでなく、材料コストを低減することができる。
さらに、本実施形態の二次電池モジュールにおいても、実施形態2と同様に、スペーサ103は、電池容器2に対向する当接部103E、103F、103G、103Hの当接面103e、103f、103g、103hが、電極群40の膨張形状に沿うように電池容器2の高さ方向および幅方向に対して傾斜してもよい。これにより、実施形態2と同様の効果を得ることができる。
[実施形態4]
次に、本発明の組電池の実施形態4について、図1ないし6、図8Aおよび8Bを援用し、図11Aおよび11Bを用いて説明する。
図11Aは、実施形態1の図7Aに対応する本実施形態の組電池のスペーサ103を示す平面図である。図11Bは、図11AのB−B線に沿うスペーサ103の断面図である。
本実施形態の二次電池モジュールは、角形二次電池100の電池容器2内に収容された電極群40の接合部40dが、電池容器2の上端面2aよりも下端面2bに近い位置に形成され、当接部103I、103J、103Kおよび103Lの厚さが異なる点で実施形態1の二次電池モジュール200と異なっている。本実施形態の二次電池モジュールのその他の点は、実施形態1の二次電池モジュール200と同一であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明は省略する。
電極群40は接合部40dにおいて膨脹しにくいことから、電極群40の接合部40dが電池容器2の上端面2aよりも下端面2bに近い位置に形成されると、図11Bに示すように、電極群40の膨張形状の頂部40pは、接合部40dよりも電池容器2の上端面2a側に位置するようになる。そのため、本実施形態では、接合部40dよりも電池容器2の上端面2a側に位置する電極群40の膨張形状の頂部40pに最も近いスペーサ103の当接部103Jの厚さTjが最も薄くされている。
また、電極群40の膨張形状の頂部40pから最も離れた電池容器2の下端面2b側の湾曲部40cに近いスペーサ103の当接部103Lの厚さTlが最も厚くされている。このスペーサ103よりも電極群40の膨張形状の頂部40pに近いスペーサ103の当接部103Kの厚さTkは、電池容器2の下端面2b側の当接部103Lの厚さTlよりも薄くされている。このスペーサ103よりも、電極群40の膨張形状の頂部40pに近く、電池容器2の上端面2a側の湾曲部40cに近い当接部103Iの厚さTiは、当接部103Kの厚さTkよりも薄くされている。
このように、スペーサ103は、電池容器2の高さ方向において、電池容器2の厚さ方向の厚さTi、Tj、Tk、Tlが、厚さ方向に膨張する電極群40の膨張形状の頂部40pに近いほど薄くされている。したがって、本実施形態の電池モジュールによれば、電極群40の接合部40dが電池容器2の上端面2aよりも下端面2bに近い位置に形成され、電極群40の膨張形状の頂部40pが接合部40dよりも電池容器2の上端面2a側に位置する場合であっても、実施形態1の電池モジュール200と同様の効果を得ることができる。
また、電極群40の接合部40dが電池容器2の上端面2aよりも下端面2bに近い位置に形成されることで、集電板21、31の電池容器2の高さ方向の長さを長くすることができる。したがって、集電板21、31の製造時の折り曲げ加工を容易にして生産性を向上させ、製造コストを低減することができる。また、角形二次電池100に衝撃や振動が加わったときに、電極群40に作用する慣性力を集電板21、31によって緩和して、正極端子60および負極端子70が破損することを防止できる。
さらに、本実施形態の二次電池モジュールにおいても、実施形態2と同様に、スペーサ103は、電池容器2に対向する当接部103I、103J、103K、103Lの当接面103i、103j、103k、103lが、電極群40の膨張形状に沿うように電池容器2の高さ方向および幅方向に対して傾斜してもよい。これにより、実施形態2と同様の効果を得ることができる。
[実施形態5]
次に、本発明の組電池の実施形態5について、図1ないし6、図8Aおよび8Bを援用し、図12Aおよび12Bを用いて説明する。
図12Aは、実施形態1の図7Aに対応する本実施形態の二次電池モジュールのスペーサ104を示す平面図である。図11Bは、図11AのB−B線に沿うスペーサ104の断面図である。
本実施形態の二次電池モジュールは、中間セルホルダ92Aおよび端部セルホルダ(図示省略)が、上端部スペーサ102、中間部スペーサ103および下端部スペーサ101を有さず、電池容器2の広側面2cの大部分に対向するスペーサ104を備える点で、実施形態1の二次電池モジュール200と異なっている。本実施形態の二次電池モジュールのその他の点は、実施形態1の二次電池モジュール200と同一であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態のスペーサ104は、電池容器2の厚さ方向(Y軸方向)の側面視で長方形の板状に形成されている。スペーサ104は、電池容器2の高さ方向(Z軸方向)および幅方向(X軸方向)において、Y軸方向の厚さTが、Y軸方向に膨張する電極群40の膨張形状の頂部40pに近いほど薄くされている。したがって、実施形態1の二次電池モジュール200と同様に、角形二次電池100の拘束時に電池容器2の広側面2cに作用する面圧を均一化して、角形二次電池100の性能や寿命の劣化を防止することができる。
本実施形態の二次電池モジュールにおいても、実施形態2と同様に、スペーサ104は、電池容器2に対向する当接面104aが、電極群40の膨張形状に沿うように電池容器2の高さ方向および幅方向に対して傾斜している。これにより、スペーサ104は、電池容器2の広側面2cに対向する当接面104aが、電極群40の膨張形状に基づく電池容器2の三次元的な膨張形状に対応する三次元的な凹曲面形状に形成されている。したがって、実施形態2の二次電池モジュールと同様に、角形二次電池100の拘束時に電池容器2の広側面2cに作用する面圧をより均一化することができる。
[実施形態6]
次に、本発明の組電池の実施形態6について、図1ないし6、図8Aおよび8Bを援用し、図13Aおよび13Bを用いて説明する。
図13Aは、実施形態1の図7Aに対応する本実施形態の二次電池モジュールのスペーサ103を示す平面図である。図13Bは、図13AのB−B線に沿うスペーサ103の断面図である。
本実施形態の二次電池モジュールは、上端部スペーサ102および下端部スペーサ101を有さず、スペーサ103の当接部103M、103Nの厚さTm、Tnが電池容器2の幅方向(X軸方向)で均一である点で、実施形態1の二次電池モジュール200と異なっている。本実施形態の二次電池モジュールのその他の点は、実施形態1の二次電池モジュール200と同一であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の二次電池モジュールによれば、電池容器2の高さ方向において、実施形態1の二次電池モジュール200と同様に、電極群40の膨張形状の頂部40Pに近いほどスペーサ103の当接部103M、103Nの厚さTm、Tnが薄くされている。したがって、電池容器2の高さ方向において、実施形態1の二次電池モジュール200と同様に、角形二次電池100の拘束時に電池容器2の広側面2cに作用する面圧を均一化して、角形二次電池100の性能や寿命の劣化を防止することができる。
また、電池容器2の幅方向において、スペーサ103の当接部103M、103Nの厚さTm、Tnが均一であるので、セルホルダ92の製造を容易にして製造コストを低減することが可能になる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。前述の実施形態は本発明を解りやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されない。
例えば、上述の実施形態においては、比較的厚さが厚く、比較的剛性が高いスペーサ103について説明したが、スペーサ103は、可撓性を有するフィルム状に形成することもできる。上述の実施形態において用いた図面では、説明を分かりやすくするために角形二次電池100の電池容器2の膨張を誇張して表したが、実際の電池容器2の厚さ方向の膨張量は、例えば500μm以下である。
したがって、スペーサ103を、例えば1mm以上の厚さの可撓性を有するフィルム状または薄膜状に形成することで、前述の各実施形態で説明した電池モジュールの効果を得ることができる。また、スペーサ103をフィルム状または薄膜状に形成することで、角形二次電池100の電池容器2の間のスペースを最小限にして、二次電池モジュールを小型軽量化することが可能になる。
また、電池容器2の高さ方向に複数のスペーサ103を配置する場合のスペーサ103の数は、4本に限定されず、1本、2本、3本または5本以上であってもよい。ただし、スペーサ103の数を3本以上とすることで、電池容器2の高さ方向両端のスペーサ103よりもその間のスペーサ103の厚さを薄くして、電池容器2に当接するスペーサ103の面圧を均一化することが可能になる。
2…電池容器、2a…上端面、2b…下端面、2c…広側面、40…捲回電極群、40c…湾曲部、40b…平坦部、40d…接合部、40f…扁平面、40p…膨張形状の頂部、41c,42c…箔露出部、100…角形二次電池、103…中間部スペーサ(スペーサ)、103A−103N…当接部、103a−103n…当接面(電池容器に対向する面)、200…二次電池モジュール(組電池)、D…軸方向、T,Ta−Tn…スペーサの厚さ

Claims (6)

  1. 捲回された扁平状の電極群が角形の電池容器に収容された複数の二次電池を、前記電極群の厚さ方向に積層して間にスペーサを介在させた組電池であって、
    前記電極群は、軸方向が前記電池容器の幅方向に平行に配置され、前記電池容器の下端面と上端面にそれぞれ対向する一対の湾曲部と、前記電池容器の前記幅方向に沿う一対の広側面に対向する扁平面を有する平坦部と、前記平坦部において前記軸方向の両端の箔露出部を束ねて接合することで前記電池容器の前記下端面よりも前記上端面に近い位置に形成された接合部と、を有し、
    前記厚さ方向に膨張する前記電極群の膨張形状の頂部は、前記接合部よりも前記電池容器の前記下端面側に位置し、
    前記スペーサは、前記電極群の前記扁平面に沿う方向でかつ前記軸方向に交差する方向において、前記電池容器に当接する複数の当接部を有し、
    一対の前記当接部の間に、該一対の当接部よりも厚さが薄い前記当接部が配置され、前記電極群の前記平坦部に形成される前記膨張形状の頂部に近いほど厚さが薄く、前記接合部よりも前記電池容器の前記下端面側で最も薄くされることを特徴とする組電池。
  2. 前記スペーサは、前記軸方向に沿う方向において前記厚さが前記電極群の前記頂部に近いほど薄く、前記電極群の膨張形状に対応する三次元形状を有することを特徴とする請求項1に記載の組電池。
  3. 前記スペーサは、前記電池容器に対向する面が、前記電極群の前記膨張形状に沿うように少なくとも前記扁平面に沿う方向でかつ前記軸方向に交差する高さ方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の組電池。
  4. 捲回された扁平状の電極群が角形の電池容器に収容された複数の二次電池を、前記電極群の厚さ方向に積層して間にスペーサを介在させた組電池であって、
    前記電極群は、軸方向が前記電池容器の幅方向に平行に配置され、前記電池容器の下端面と上端面にそれぞれ対向する一対の湾曲部と、前記電池容器の前記幅方向に沿う一対の広側面に対向する扁平面を有する平坦部と、前記平坦部において前記軸方向の両端の箔露出部を束ねて接合することで前記電池容器の前記上端面よりも前記下端面に近い位置に形成された接合部と、を有し、
    前記厚さ方向に膨張する前記電極群の膨張形状の頂部は、前記接合部よりも前記電池容器の前記上端面側に位置し、
    前記スペーサは、前記電極群の前記扁平面に沿う方向でかつ前記軸方向に交差する方向において、前記電池容器に当接する複数の当接部を有し、
    一対の前記当接部の間に、該一対の当接部よりも厚さが薄い前記当接部が配置され、前記電極群の前記平坦部に形成される前記膨張形状の頂部に近いほど厚さが薄く、前記接合部よりも前記電池容器の前記上端面側で最も薄くされることを特徴とする組電池。
  5. 前記スペーサは、前記電池容器に対向する面が、前記電極群の前記膨張形状に沿うように少なくとも前記扁平面に沿う方向でかつ前記軸方向に交差する高さ方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項4に記載の組電池。
  6. 前記スペーサは、可撓性を有するフィルム状に形成されていることを特徴とする請求項1またはに記載の組電池。
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