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JP6174265B2 - ユーザ端末及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。LTEではマルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。
LTEからのさらなる広帯域化および高速化を目的として、LTEの後継システムも検討されている。LTEの後継システムを、たとえばLTEアドバンストまたはLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」と記す)。
LTE−Aシステムでは、半径数キロメートル程度の広範囲のカバレッジエリアを有するマクロセル内に、半径数十メートル程度の局所的なカバレッジエリアを有するスモールセル(たとえば、ピコセル、フェムトセルなど)が形成されるHetNet(Heterogeneous Network)が検討されている(非特許文献2)。HetNetでは、マクロセル(マクロ基地局)とスモールセル(スモール基地局)間で同一周波数帯だけでなく、異なる周波数帯のキャリアを用いることも検討されている。
将来の無線通信システム(Rel.12以降)では、LTEシステムを、通信事業者(オペレータ)にライセンスされた周波数帯域(Licensed band)だけでなく、ライセンス不要の周波数帯域(Unlicensed band)で運用するシステム(LTE−U:LTE UnlicensedまたはLAA:Licensed-Assisted Access)も検討されている。ライセンスバンド(Licensed band)は、特定の事業者が独占的に使用することを許可された帯域であり、非ライセンスバンド(Unlicensed band)は特定事業者に限定せずに無線局を設置可能な帯域である。
非ライセンスバンドとして、たとえば、Wi−FiやBluetooth(登録商標)を使用可能な2.4GHz帯や5GHz帯、ミリ波レーダを使用可能な60GHz帯等の利用が検討されている。このような非ライセンスバンドをスモールセルで適用することも検討されている。
既存のLTEでは、ライセンスバンドでの運用が前提となっているため、各オペレータに対して異なる周波数帯域が割り当てられている。しかし、非ライセンスバンドは、ライセンスバンドと異なり特定の事業者のみの使用に限られない。また、非ライセンスバンドは、ライセンスバンドと異なり特定の無線システム(たとえばLTE、Wi−Fiなど)の使用に限られない。このため、あるオペレータのLAAで利用する周波数帯域は、他のオペレータのLAAやWi−Fiで利用する周波数帯域と重なる可能性がある。
非ライセンスバンドでは、異なるオペレータや非オペレータ間において、同期、協調または連携などがなされずに運用されることも想定される。また、異なるオペレータや非オペレータ間では、無線アクセスポイント(AP)や無線基地局(eNB)の設置も互いに協調・連携せずに行うことが想定される。この場合、非ライセンスバンドでは、ライセンスバンドとは異なる大きな相互干渉が生じるおそれがある。
そこで、非ライセンスバンドにおいて運用されるWi−Fiシステムでは、LBT(Listen Before Talk)メカニズムに基づくキャリア検知多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA:Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)が採用されている。具体的には、各送信ポイント(TP:Transmission Point)またはアクセスポイント(AP:Access Point)、そしてユーザ端末が、送信を行う前にリスニング(CCA:Clear Channel Assessment)を実行し、所定レベルを超える信号が存在しない場合にのみ送信を行う方法などが用いられている。所定レベルを超える信号が存在する場合には、ランダムに与えられる待ち時間を設け、その後再びリスニングを行う。
LAAシステムにおいてもWi−Fiシステムと同様に、リスニング結果に応じて送信を停止する方法(LBTおよびランダムバックオフ)を行うことが考えられる。たとえば、非ライセンスバンドセルにおいて、信号を送信する前にリスニングを行い、他システム(たとえば、Wi−Fi)や別のLAAの送信ポイントが通信を行っているか確認し、LBTの結果に応じて信号の送信有無を制御することが考えられる。
リスニングの結果、他システムや別のLAAの送信ポイントからの信号を検出しなければ、非ライセンスバンドにおけるユーザ端末との通信を確立する。リスニングの結果、他システムや別のLAAの送信ポイントからの信号を検出した場合には、DFS(Dynamic Frequency Selection)により別キャリアに遷移するか、送信電力制御(TPC:Transmission Power Control)を行うか、あるいは、データ伝送を待機(停止)する。
受信品質には干渉の状態が反映されるため、LBTidle状態、すなわちリスニングによって他システムや別のLAAの送信ポイントからの信号が検出されなかった状態とLBTbusy状態、すなわちリスニングによって他システムや別のLAAの送信ポイントからの信号が検出された状態とでは受信品質が大きく異なることが想定される。したがって、従来のユーザ端末による受信品質の測定および報告では、測定を行うタイミングにおける干渉の状態によって測定結果が大きく変動するため精度が劣化してしまい、セル選択や送信制御等を行うための適切な受信品質の測定をすることができない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、非ライセンスバンドでLTEを運用する無線通信システム(LAA)において受信品質の測定および報告を適切に行うことができるユーザ端末及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明のユーザ端末は、LBT(Listen Before Talk)が適用されるLAA(Licensed-Assisted Access)セルを介して通信するユーザ端末であって、前記LBT適用時に、前記LAAセルで送信されるビーコン参照信号の検出結果に基づいて決定されたサブフレームでRRM測定するよう制御する制御部と、前記ビーコン参照信号を用いたRRM測定を実施して測定結果を取得する取得部と、前記測定結果を送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、非ライセンスバンドでLTEを運用する無線通信システム(LAA)において受信品質の測定および報告を適切に行うことができる。
非ライセンスバンドでLTEを利用する場合の運用形態の一例を示す図である。 非ライセンスバンドでLTEを利用する場合の運用形態の複数のシナリオを示す図である。 LBT−exempt送信について説明する図である。 ユーザ端末による受信品質の測定および報告について説明する図である。 ビーコン参照信号(BRS)について説明する図である。 RRM測定について説明する図である。 RRM測定について説明する図である。 RRM測定について説明する図である。 RRM測定について説明する図である。 CSI測定について説明する図である。 CSI測定について説明する図である。 CSI測定について説明する図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態では、LBTが設定されない周波数キャリアをライセンスバンド、LBTが設定される周波数キャリアを非ライセンスバンドとして説明するが、これに限られない。すなわち、本実施の形態は、LBTが設定される周波数キャリアであれば、ライセンスバンドまたは非ライセンスバンドにかかわらず適用できる。
非ライセンスバンドでLTEを運用する無線通信システム(LAA)のシナリオとして、キャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)、デュアルコネクティビティ(DC:Dual Connectivity)またはスタンドアローンなどの複数のシナリオが想定される。たとえば、800MHz帯のライセンスバンドを利用するマクロセルと、5GHz帯の非ライセンスバンドを利用するスモールセルと、を設ける場合を想定する。なお、キャリアアグリゲーションやデュアルコネクティビティを適用するセル間では、少なくともカバレッジエリアの一部が重畳するように配置される。
この場合、たとえば図1に示すように、ライセンスバンドを利用するマクロセルをプライマリセル(Pcell)、非ライセンスバンドを利用するスモールセルをセカンダリセル(Scell)としてキャリアアグリゲーションまたはデュアルコネクティビティを適用するシナリオが考えられる。
図2Aは、ライセンスバンドおよび非ライセンスバンドを用いて、キャリアアグリゲーションを適用するシナリオを示している。キャリアアグリゲーションは、複数のコンポーネントキャリア(CC、キャリア、セルなどともいう)を統合して広帯域化する技術である。各CCは、たとえば、最大20MHzの帯域幅を有し、最大5つのCCを統合する場合には最大100MHzの広帯域が実現される。キャリアアグリゲーションが適用される場合、1つの無線基地局のスケジューラが複数のCCのスケジューリングを制御する。
図2Aに示す例では、ライセンスバンドを利用するマクロセルまたはスモールセルをプライマリセル、非ライセンスバンドを利用するスモールセルをセカンダリセルとしてキャリアアグリゲーションを適用している。
シナリオ1Aでは、プライマリセルにはFDDバンド(キャリア)またはTDDバンドで運用されるマクロセルまたはスモールセルを用いて、セカンダリセルには下りリンク(DL:DownLink)伝送専用のキャリアとして非ライセンスバンドを用いている。シナリオ1Bでは、プライマリセルにはFDDバンドまたはTDDバンドで運用されるマクロセルまたはスモールセルを用いて、セカンダリセルにはTDDとして非ライセンスバンドで運用されるスモールセルを用いている。
図2Bは、ライセンスバンドおよび非ライセンスバンドを用いて、デュアルコネクティビティを適用するシナリオを示している。デュアルコネクティビティは、複数のCCを統合して広帯域化する点はキャリアアグリゲーションと同様である。しかし、キャリアアグリゲーションでは、セル(またはCC)間が理想的バックホール(ideal backhaul)で接続され、遅延時間の非常に小さい協調制御が可能であることを前提しているのに対し、デュアルコネクティビティでは、セル間が遅延時間の無視できない非理想的バックホール(non-ideal backhaul)で接続されるケースを想定している。したがって、デュアルコネクティビティでは、セル間が別々の基地局で運用され、ユーザ端末は異なる基地局で運用される異なる周波数のセル(またはCC)を統合し、広帯域化を実現する方法といえる。デュアルコネクティビティが適用される場合、複数のスケジューラが独立して設けられ、当該複数のスケジューラがそれぞれの管轄する1つ以上のセル(CC)のスケジューリングを制御する。なお、デュアルコネクティビティにおいて、独立して設けられるスケジューラごとにキャリアアグリゲーションを適用してもよい。
図2Bに示す例では、ライセンスバンドを利用するマクロセルをプライマリセル、非ライセンスバンドを利用するスモールセルをセカンダリセルとしてデュアルコネクティビティを適用している。
シナリオ2Aでは、プライマリセルにはFDDバンドまたはTDDバンドで運用されるマクロセルまたはスモールセルを用いて、セカンダリセルにはDL伝送専用のキャリアとして非ライセンスバンドを用いている。シナリオ2Bでは、プライマリセルにはFDDバンドまたはTDDバンドで運用されるマクロセルまたはスモールセルを用いて、セカンダリセルにはTDDとして非ライセンスバンドで運用されるスモールセルを用いている。
図2Cに示す例では、非ライセンスバンドを用いてLTEを運用するセルが単体で動作するスタンドアローンを適用している。シナリオ3では、非ライセンスバンドはTDDバンドで運用されている。
非ライセンスバンドを用いるLTE(LAA−LTE)において、他RAT(Radio Access Technology)や他LAA−LTEオペレータとの公平な周波数共用のため、LBT機能がLAA−LTEに導入される可能性がある。
LBTを行いチャネルが空いている場合にのみ信号の送信を行う場合、チャネルのビジー状態(LBTbusy)が続くとLAAセルの検出、測定および同期のための参照信号がしばらく送信されなくなる。このため、チャネルがアイドル状態(LBTidle)となっても、すぐにLAAセルとの通信を開始できないという問題がある。
そこで、図3に示すように、チャネルがビジー状態かアイドル状態かというLBT結果によらず、低密度送信で干渉とならないように一部の参照信号を送信する(LBT−exempt送信)ことが想定される。
通常、ユーザ端末は受信品質測定のために参照信号を複数の時間サンプルにわたって受信し、合成および平均化処理を行なう。図3に示す例において、ユーザ端末が任意のタイミングで測定を行うと、LBTidle状態で送信されている参照信号と、LBTbusy状態で送信されている参照信号の両方を観測し、合成および平均化処理を行なう可能性がある。
ユーザ端末が、1回の測定ごとに報告を行う場合であっても、LBTidle状態で測定した結果の報告と、LBTbusy状態で測定した結果の報告と、を特に区別せずに行う可能性がある(図4参照)。
しかしながら、受信品質には干渉の状態が反映されるため、LBTidle状態とLBTbusy状態とでは受信品質が大きく異なることが想定される。たとえば、LBTbusy状態では、他システムが存在するため大きな干渉を受けることが想定される。したがって、従来のユーザ端末による受信品質の測定および報告では、測定を行うタイミングにおける干渉の状態によって測定結果が大きく変動するため精度が劣化してしまい、適切に受信品質の測定をすることができない。
これに対して、本発明者らは、LAA−LTEにおいてLBTを導入した場合に、受信品質の測定および報告を適切に行うための方法を見出した。
この方法によれば、ユーザ端末は、LBTidle状態とLBTbusy状態とで受信品質の測定および報告を分けて行う。すなわち、ユーザ端末は、チャネルのアイドル状態(LBTidle状態)およびビジー状態(LBTbusy状態)を識別する必要がある。
ユーザ端末は、ビーコン参照信号(BRS:Beacon Reference Signal)または他の参照信号の検出有無によって、接続中の基地局におけるLBTの結果、すなわちチャネルの状態を識別することができる。
ビーコン参照信号(BRS)を検出する場合
図5は、シナリオ1A,2A(図2参照)における基地局の下りリンクLBTの例を示している。フレーム長は10[ms]であり、少なくとも1つのLBT用スペシャルサブフレームが含まれる。このLBT用スペシャルサブフレームは、既存のTDDのUL−DL構成におけるスペシャルサブフレームとは異なり、新たに定義されたものである。
LBT用スペシャルサブフレームには、ガード期間(GP:Guard Period)が含まれ、残りがLBTを実行する候補となるシンボルおよびBRSを送信する候補となるシンボルとなる。ガード期間はLBT候補シンボルの必要数に応じて可変としてもよく、ガード期間をなしとしてもよい。またはガード期間の部分をTDDスペシャルサブフレームのDwPTS(Downlink Pilot Time Slot)のように下りリンクの信号送信に用いてもよい。基地局は、LBT候補シンボルのうち1シンボルあるいは複数シンボルをLBTのために選択する。さらに基地局は、LBTidleの際には、ビーコン参照信号(BRS)をチャネル予約として用いることができる。各基地局は、等しい確率で候補シンボルからLBTを実行するシンボルをランダムに選択してもよいし、QoS(Quality of Service)などに応じてシンボルごとの選択確率を可変としてもよい。
図5に示すように、チャネルがLBTidleとみなされた場合には、LBTシンボルの後にビーコン参照信号(BRS)が送信される。これにより、次のLBT用スペシャルサブフレームまでチャネルがDLデータ伝送のために占有されていることが示される。ビーコン参照信号(BRS)は、全帯域幅を占有し最小で1つのOFDMシンボルを用いて送信される。LBTシンボルの後に複数の残りOFDMシンボルがある場合には、ビーコン参照信号(BRS)はこれらのシンボルで繰り返し送信される。ビーコン参照信号(BRS)を繰り返し送信される構成とすることで、LBTシンボルの位置によらず共通のビーコン参照信号(BRS)を用いることができるようになるため、基地局のベースバンド回路構成を簡易化することができる。
図5に示すように、チャネルがLBTbusyとみなされた場合には、ビーコン参照信号(BRS)は送信されない。
図5に示すように、LBT用スペシャルサブフレームの最後のシンボルをビーコン参照信号(BRS)のために予約してもよい。すなわち、LBT用スペシャルサブフレームの最後のシンボルでは、LBTを行わないものとしてもよい。
この場合、最後のOFDMシンボルは、LBT結果がアイドル状態の場合にはビーコン参照信号(BRS)送信、ビジー状態の場合には無送信になる。最後のシンボルでLBTを行う場合、LBTidleであってもビーコン参照信号(BRS)を送信することができない。そのため、自基地局が送信機会を得たことを、周辺基地局に通知することができない。一方で、最後のシンボル以外でLBTを行う場合、LBTidleであればビーコン参照信号(BRS)を送信することになる。したがって、LBTを最後のシンボルに配置した場合と、他のシンボルに配置した場合とで、動作が異なることとなる。これに対して、LBT用スペシャルサブフレームの最後のシンボルをビーコン参照信号(BRS)のために予約すれば、すべてのケースで同じ動作がされ、ビーコン参照信号(BRS)による干渉制御効果を得ることができる。
ビーコン参照信号(BRS)はLBTidleの場合のみ送信されるため、ユーザ端末はビーコン参照信号(BRS)を検出することによって、接続している基地局のLBT結果、すなわちチャネルのアイドル状態またはビジー状態を識別できる。
ビーコン参照信号(BRS)は、CRS(Cell-specific Reference Signal)、CSI−RS(Channel State Information Reference Signal)またはDRS(Discovery Reference Signal)などの既存の参照信号のいずれか、またはその組み合わせであってもよい。ビーコン参照信号(BRS)は、新しいセル固有の信号であってもよい。ビーコン参照信号(BRS)は、LAAセルIDやその他の報知情報をメッセージとして含む信号であってもよい。
ビーコン参照信号(BRS)は、たとえば日本、欧州、米国などの異なる地域において最適化するように設定可能(configurable)であってもよい。ビーコン参照信号(BRS)は、LBT結果を表示するためだけでなく、RSRP(Reference Signal Received Power)/RSRQ(Reference Signal Received Quality)とCSIの両方、またはいずれか一方の測定に利用できる構成でもよい。すなわち、ビーコン参照信号(BRS)は、LBTidle時のRRM(Radio Resource Measurement)測定やCSI測定のための参照信号として利用できてもよい。
LBTidle時とLBTbusy時とで送信するRRM/CSI測定用の参照信号を変えてもよい。この場合、ユーザ端末は、ビーコン参照信号(BRS)検出を行わなくても測定用参照信号のパターンによって、LBTidleまたはLBTbusyを識別できる。
ユーザ端末が、ビーコン参照信号(BRS)を検出することでLBTidleまたはLBTbusyを認識した際、RRM/CSI測定を行う以外の動作を行ってもよい。たとえば、ユーザ端末がビーコン参照信号(BRS)を検出できず、LBTbusyを認識した場合には、別のLAAキャリアまたはセルをサーチするようにしてもよい。ユーザ端末がビーコン参照信号(BRS)を検出し、LBTidleを認識した場合には、PDCCHまたはEPDCCHを受信するよう動作してもよい。ユーザ端末は、ビーコン参照信号(BRS)を検出してLBTidleを認識した場合以外には、PDCCH/EPDCCHの受信動作をスキップしてもよい。
他の参照信号を検出する場合
ビーコン参照信号(BRS)が設定されていない場合、ユーザ端末は各サブフレームに含まれる参照信号、たとえばCRSを検出することで、チャネルのアイドル状態またはビジー状態を識別することができる。たとえば、ユーザ端末がCRSを検出した場合、ユーザ端末はLBTidleを認識する。または、ユーザ端末は、基地局からのデータ送信を認識する。ユーザ端末がCRSを検出しなかった場合、ユーザ端末はLBTbusyを認識する。または、ユーザ端末は、基地局からデータが送信されないことを認識する。
ユーザ端末は、認識したLBT結果に応じて、異なる機能を実行する。たとえば、ユーザ端末は、認識したLBT結果に応じて、RSSI(Receive Signal Strength Indicator)/RSRQの測定および報告を行う。または、ユーザ端末は、認識したLBT結果に応じて、CSI測定の測定および報告を行う。または、ユーザ端末は、認識したLBT結果に応じて、他の機能を実行する。
RRM測定について
図6Aは、CRSが1[ms]周期で送信される例を示している。フレーム長は10[ms]であり、少なくとも1つのLBT用スペシャルサブフレームが含まれる。ユーザ端末は、LBT用スペシャルサブフレームを除いた9[ms]分のサブフレームでRSSI測定を行う。
図6Bに示すように、RSSIはまわりの干渉によって異なる。シンボルがアイドル状態のチャネル(LBTidle)にあるときはまわりの干渉は低い。シンボルがアイドル状態のチャネル(LBTbusy)にあるときはまわりの干渉は高い。したがって、同じRSSIの値であっても、LBTidleであるときは信号が大きいことを意味し、LBTbusyであるときは干渉が高いことを意味している。
このようにRSSIは、LBTidleであるかLBTbusyであるかにかかわらず測定を行ってしまうと、正確ではない情報が報告されてしまうという問題がある。たとえば、RSSIを任意のタイミングで測定してしまうと、データが実際に送信されるチャネル状態を反映したRSRQを導出することができない。そのため、LBT結果を考慮し適切にRSSIを求める必要がある。
図7に示すように、LBT結果以外は同様の条件を有するCC1とCC2を例とする。ユーザ端末は、2つのCCまたはチャネルから同じRSRP値を測定したものとする。図7の例では、CC1のRSSIは0.82aで、CC2のRSSIは0.89aである。したがって、CC1のRSRQは、CC2のRSRQより大きくなる。
この場合、従来のユーザ端末は、CC1がCC2より優れていると判断する。しかし、実際にはCC2がより多くの利用可能なアイドル状態のリソースを有している。実際にデータを送信したときに、CC1のRSRQがCC2のRSRQより優れていることを保証することはできない。すなわち、RSRQに基づく決定は不正確となる可能性がある。
そこで、ユーザ端末は、LBTidleのサブフレームでのみRSRQ(RSSI)を測定する。具体的には、ユーザ端末は、LBT用スペシャルサブフレームにおいてビーコン参照信号(BRS)を検出するか、各サブフレームにおいて他の参照信号を検出することにより、チャネルがアイドルかビジーかを識別する。そして、ユーザ端末は、LBTidleのサブフレームでのみRSSIを測定することを決定する(図8参照)。また、ユーザ端末は、LBTbusyのサブフレームではRSSIを測定しないことを決定する(図8参照)。
ユーザ端末は、従来の方法または拡張された方法でRSRQを報告する。
従来の方法では、定期的な報告がRRC(Radio Resource Control)によって設定されている。測定の機会がLBT結果に依存しているため、十分な測定の機会またはサンプルが周期内に存在しない場合には、報告は正確でない可能性がある。
第1の拡張された方法では、定期的な報告のタイミングで可能な場合にのみ報告(opportunistic reporting)を行う。ユーザ端末は、定期的な報告のタイミング前に十分な測定サンプルを得られていない場合には、定期的な報告をスキップする。十分な測定サンプルはM個のサンプル、シンボルまたはサブフレームとすることができ、MはRRCシグナリングによって設定してもよい。
第2の拡張された方法では、任意のタイミングで可能な場合にのみ報告(opportunistic reporting)を行う。ユーザ端末は、十分な測定サンプルの測定を実行した後、任意のタイミングでRSRQの報告を開始できる。報告のタイミングは固定されていない。十分な測定サンプルはM個のサンプル、シンボルまたはサブフレームとすることができ、MはRRCシグナリングによって設定してもよい。
このようなRRM測定によれば、ユーザ端末がLBTidleでのRSRQを測定および報告することにより、基地局は実際に通信を行うとき、すなわちアイドル状態のチャネルの品質をもとに適切な送信パラメータの選択をすることができる。このようにして得られた正確なRSRQは、基地局においてチャネルがアイドルである比率(CCR:Channel Clear Ratio)と併せて使うことで、適切なセル選択(Scell addition/removalまたはハンドオーバ)が可能となる。機会的な報告(opportunistic reporting)によれば、十分な測定サンプルに基づいて正確な報告結果を保証できる。
ユーザ端末は、LBTidleのサブフレームとLBTbusyのサブフレームとでそれぞれRSRQ(RSSI)を測定してもよい。具体的には、ユーザ端末は、LBT用スペシャルサブフレームにおいてビーコン参照信号(BRS)を検出するか、各サブフレームにおいて他の参照信号を検出することにより、チャネルがアイドルかビジーかを識別する。そして、ユーザ端末は、2種類のRSSIを測定することを決定する(図9参照)。すなわち、ユーザ端末は、LBTidleのサブフレームでRSSIidleを測定し、LBTbusyのサブフレームでRSSIbusyを測定する。
ユーザ端末は、必要に応じて明示的にまたは暗示的に2種類のRSRQ測定結果を報告する。ユーザ端末は上述の拡張された方法でRSRQを報告することができる。各RSRQに関連付けられた明示的な指示は、2種類のRSRQを示すために使うことができる。暗示的な指示は、2種類のRSRQの順序によることができる。
このようなRRM測定によれば、ユーザ端末がLBTbusyでのRSRQを別途測定および報告することにより、基地局は基地局においてチャネルをビジーまたはアイドルと判定したときのユーザ端末での測定結果の差を知ることができる。これにより、基地局は、チャネルがビジー状態と判定した場合でもユーザ端末において干渉が大きくないときなどにはそのユーザ端末に向けた送信を行うことでさらし端末問題を解消できる。
CSI測定について
図10は、CSI−RSが10[ms]周期で送信される例を示している。フレーム長は10[ms]であり、少なくとも1つのLBT用スペシャルサブフレームが含まれる。ユーザ端末は、CSI−RSが送信されるサブフレームでCSI測定を行う。干渉は、過去の周期の平均干渉値または測定するサブフレームの瞬間干渉値を考える。
CSI測定は、LBTidleであるかLBTbusyであるかにかかわらず測定を行ってしまうと、正確ではない情報が報告されてしまうという問題がある。たとえば、従来の方法で測定されたCSIは、データが実際に送信されるチャネルの状態を示すことができない可能性がある。
そこで、ユーザ端末は、LBTidleのサブフレームでのみCSIを測定する。具体的には、ユーザ端末は、LBT用スペシャルサブフレームにおいてビーコン参照信号(BRS)を検出するか、各サブフレームにおいて他の参照信号を検出することにより、チャネルがアイドルかビジーかを識別する。そして、ユーザ端末は、LBTidleのサブフレームでのみCSIを測定することを決定する(図11参照)。また、ユーザ端末は、LBTbusyのサブフレームではCSIを測定しないことを決定する(図11参照)。ユーザ端末は、LBTidleの測定結果がない場合、CSI測定タイミングをスキップする。キャリアアグリゲーションのシナリオでは、CSIはライセンスバンドを用いたPCellで報告されてもよい。
このようなCSI測定によれば、ユーザ端末がLBTidleでのCSIを測定および報告することにより、基地局は実際に通信を行うとき、すなわちアイドル状態のチャネルの品質をもとに適切な送信パラメータ設定、たとえば変調および符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)選択をすることができる。LBTbusyのサブフレームではCSI測定および報告がないため、ユーザ端末の省電力化が可能となる。
LBTidleに変わる前に長周期のLBTbusyがある場合には、基地局は正確なCSIを有していない。基地局は、LBTbusy期間がしきい値よりも小さい場合は、変調および符号化方式(MCS)を選択するために最新の報告されたCSIを使用する。基地局は、LBTbusy期間がしきい値よりも大きい場合は、保守的な変調および符号化方式(MCS)を使用してもよい。
ユーザ端末は、LBTidleのサブフレームとLBTbusyのサブフレームでそれぞれCSIを測定してもよい。具体的には、ユーザ端末は、LBT用スペシャルサブフレームにおいてビーコン参照信号(BRS)を検出するか、各サブフレームにおいて他の参照信号を検出することにより、チャネルがアイドルかビジーかを識別する。そして、ユーザ端末は、2種類のCSIを測定することを決定する(図12参照)。すなわち、ユーザ端末は、LBTidleのサブフレームでCSIidleを測定し、LBTbusyのサブフレームでCSIbusyを測定する。
ユーザ端末は、必要に応じて2種類のCSI測定結果を報告する。各CSIに関連付けられた明示的な指示は、2種類のCSIを示すために使用することができる。
LBTidle無線フレーム期間において、ユーザ端末はLBTidleサブフレームでCSIを測定して報告する。LBTbusy無線フレーム期間において、ユーザ端末はLBTbusyサブフレームでCSIを測定して報告する。そのため、明示的な指示を必要とせず、基地局は報告のタイミングから2種類のCSIを把握することができる。
このようなCSI測定によれば、ユーザ端末がLBTbusyでのCSIを別途測定および報告することにより、基地局は基地局においてチャネルをビジーまたはアイドルと判定したときのユーザ端末での測定結果の差を知ることができる。これにより、基地局は、チャネルがビジー状態と判定した場合でもユーザ端末において干渉が大きくないときなどにはそのユーザ端末に向けた送信を行うことでさらし端末問題を解消できる。基地局は、LBTidleに変わる前に長周期のLBTbusyがある場合に、CSIidleがCSIbusyよりもよくなることを知っているので、最新のLBTbusyにおける変調および符号化方式(MCS)を使用することができる。
識別されたLBT結果に基づく他の機能
ユーザ端末は、LBTbusyを識別した場合またはLBTbusy比がしきい値よりも大きい場合に、他キャリアのための異周波数測定を行ってもよい。
ユーザ端末と基地局間の不整合を回避するために、報告をトリガする新たなイベントを定義してもよい。たとえば、基地局におけるLBTbusy比がしきい値よりも大きいことをユーザ端末が識別した場合に、ユーザ端末は他キャリアのための異周波数測定結果を基地局に報告してもよい。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、上述の非ライセンスバンドでLTEを運用する無線通信システム(LAA)においてLBTを行う無線通信方法が適用される。
図13は、本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略構成図である。図13に示す無線通信システムは、たとえば、LTEシステムあるいはSUPER 3Gが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーションまたはデュアルコネクティビティを適用することができる。また、図13に示す無線通信システムは、非ライセンスバンド(LTE−U基地局)を有している。なお、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれてもよいし、4G、FRA(Future Radio Access)と呼ばれてもよい。
図13に示す無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12とを備えている。また、マクロセルC1および各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。たとえば、マクロセルC1をライセンスバンドで利用し、スモールセルC2を非ライセンスバンド(LAA)で利用する形態が考えられる。また、スモールセルC2の一部をライセンスバンドで利用し、他のスモールセルC2を非ライセンスバンドで利用する形態が考えられる。
ユーザ端末20は、無線基地局11および無線基地局12の双方に接続することができる。ユーザ端末20は、異なる周波数を用いるマクロセルC1とスモールセルC2を、キャリアアグリゲーションまたはデュアルコネクティビティにより同時に使用することが想定される。たとえば、ライセンスバンドを利用する無線基地局11からユーザ端末20に対して、非ライセンスバンドを利用する無線基地局12(たとえば、LTE−U基地局)に関するアシスト情報(DL信号構成)を送信することができる。また、ライセンスバンドと非ライセンスバンドでキャリアアグリゲーションを行う場合、1つの無線基地局(たとえば、無線基地局11)がライセンスバンドセルおよび非ライセンスバンドセルのスケジュールを制御する構成とすることも可能である。
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(たとえば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(既存キャリア、Legacy carrierなどと呼ばれる)を用いて通信を行うことができる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(たとえば、3.5GHz、5GHz等)で帯域幅が広いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。無線基地局11と無線基地局12間または無線基地局12間は、有線接続(Optical fiber、X2インタフェースなど)または無線接続した構成とすることができる。
無線基地局10(無線基地局11および12)は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。
図13において、無線基地局11は、たとえば相対的に広いカバレッジを有するマクロ基地局で構成され、マクロセルC1を形成する。無線基地局12は、局所的なカバレッジを有するスモール基地局で構成され、スモールセルC2を形成する。なお、無線基地局11および12の数は、図13に示す数に限られない。
マクロセルC1およびスモールセルC2では、同一の周波数帯が用いられてもよいし、異なる周波数帯が用いられてもよい。また、無線基地局11および12は、基地局間インタフェース(たとえば、光ファイバ、X2インタフェース)を介して互いに接続される。
ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでいてもよい。ユーザ端末20は、無線基地局10を経由して他のユーザ端末20と通信を実行できる。
上位局装置30には、たとえば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。
無線通信システム1では、下りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel、EPDCCH:Enhanced Physical Downlink Control Channel)、報知チャネル(PBCH)などが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、所定のSIB(System Information Block)が伝送される。PDCCH、EPDCCHにより、下り制御情報(DCI)が伝送される。
無線通信システム1では、上りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。
図14は、本実施の形態に係る無線基地局10(無線基地局11および12)の全体構成図である。図14に示すように、無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、インタフェース部106と、を有している。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30からインタフェース部106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、たとえば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
また、ベースバンド信号処理部104は、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング、報知情報など)により、ユーザ端末20に対して、当該セルにおける通信のための制御情報(システム情報)を通知する。当該セルにおける通信のための情報には、たとえば、上りリンクまたは下りリンクにおけるシステム帯域幅等が含まれる。
また、ライセンスバンドにおいて無線基地局(たとえば、無線基地局11)からユーザ端末に対して、非ライセンスバンドの通信に関するアシスト情報(たとえば、DL TPC情報など)を送信してもよい。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナごとにプリコーディングして出力された下り信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。送受信部103には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッタ/レシーバ、送受信回路または送受信装置を適用できる。
一方、上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、インタフェース部106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放などの呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
インタフェース部106は、基地局間インタフェース(たとえば、光ファイバ、X2インタフェース)を介して隣接無線基地局と信号を送受信(バックホールシグナリング)する。あるいは、インタフェース部106は、所定のインタフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。
図15は、本実施の形態に係る無線基地局11の機能構成図である。なお、以下の機能構成は、無線基地局11が有するベースバンド信号処理部104などによって構成される。なお、図15では、本実施の形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、無線基地局11は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。
図15に示すように、無線基地局11は、制御部(スケジューラ)301と、DL信号生成部302と、マッピング部303と、受信処理部304と、取得部305と、を有している。
制御部301は、PDSCHで送信される下りデータ信号、PDCCHまたは拡張PDCCH(EPDCCH)で伝送される下り制御信号のスケジューリングを制御する。また、システム情報、同期信号、CRS、CSI−RSなどの下り参照信号などのスケジューリングの制御も行う。なお、ライセンスバンドと非ライセンスバンドに対して1つの制御部(スケジューラ)301でスケジューリングを行う場合、制御部301は、ライセンスバンドセルおよび非ライセンスバンドセルで送信されるDL信号の送信を制御する。
制御部301は、上位局装置30からの指示情報や各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて、下りリンク信号および上りリンク信号に対する無線リソースの割り当てを制御する。つまり、制御部301は、スケジューラとしての機能を有している。制御部301には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路または制御装置を適用できる。
制御部301が非ライセンスバンドの送信を制御する場合、非ライセンスバンドで実施するLBTの結果に基づいて非ライセンスバンドのDL信号の送信を制御する。この場合、非ライセンスバンドセルにおいて実施されたLBT結果が制御部301に出力される。たとえば、非ライセンスバンドセルのDL送信がライセンスバンドセルと異なる送信ポイント(たとえば、RRHなど)から行われる場合には、バックホールリンクを介して制御部301にLBT結果が通知される。非ライセンスバンドセルのDL送信がライセンスバンドセルと同一の送信ポイントから行われる場合には、受信処理部304でLBTを実施してLBT結果を制御部301に通知することも可能である。
制御部301は、非ライセンスバンドにおけるLBTの結果として、受信信号強度の測定結果より非ライセンスバンドのチャネルがアイドル状態であると判定した場合、LBTを実行したシンボル以降のすべての候補シンボルでBRSを送信するよう制御する。また、制御部301は、非ライセンスバンドのチャネルがアイドル状態であると判定した場合、非ライセンスバンドを用いてDL信号を送信するように制御する。また、制御部301は、ライセンスバンドを用いて非ライセンスバンドで送信されるDL信号の測定(メジャメント)や測定結果のフィードバックをユーザ端末20に指示する。具体的には、制御部301は、非ライセンスバンドにおける測定指示や測定結果のフィードバック指示に関する情報の生成をDL信号生成部302に指示する。
DL信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、DL信号を生成する。DL信号としては、DLデータ信号、下り制御信号、参照信号などが挙げられる。LBT結果に基づいて非ライセンスバンドでDL信号を送信する場合、DL信号生成部302は、非ライセンスバンドにおける測定指示や測定結果のフィードバック指示に関する情報をライセンスバンドで送信する下り制御信号に含める。
マッピング部303は、制御部301からの指示に基づいて、DL信号のマッピングを制御する。マッピング部303は、選択部として機能し、複数の候補シンボルからLBTを実行するシンボルを等しい確率でランダムに選択してマッピングを制御する。マッピング部303には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッピング回路またはマッパーを適用できる。
受信処理部304は、ユーザ端末20から送信されるUL信号に対して、たとえば復号や復調などの受信処理を行う。受信処理部304は、ライセンスバンドを介してユーザ端末20から送信される測定結果(メジャメントレポート)を検出した場合には、取得部305へ出力する。
取得部305は、非ライセンスバンドで測定した測定結果を取得する。また、取得部305は、測定結果(メジャメントレポート)を制御部301に出力し、制御部301は、当該測定結果に基づいてユーザ端末にDLデータを送信する非ライセンスバンドセルを制御することができる。
図16は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。図16に示すように、ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。
下りリンクのデータについては、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などがなされる。この下りリンクのデータのうち、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(HARQ:Hybrid ARQ)の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理などが行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
送受信部203は、ライセンスバンドおよび非ライセンスバンドからDL信号を受信可能である。また、送受信部203は、少なくともライセンスバンドについてUL信号の送信が可能であればよい。もちろん、送受信部203は、非ライセンスバンドについてもUL信号の送信が可能な構成であってもよい。また、送受信部203は、非ライセンスバンドにおける測定指示または測定結果のフィードバック指示に関する情報を、ライセンスバンドを用いて受信する受信部として機能する。送受信部203は、RRM測定またはCSI測定の結果を送信する送信部として機能する。送受信部203には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッタ/レシーバ、送受信回路または送受信装置を適用できる。
図17は、本実施の形態に係るユーザ端末20の機能構成図である。なお、以下の機能構成は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204などによって構成される。なお、図17では、本実施の形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、ユーザ端末20は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。
図17に示すように、ユーザ端末20は、制御部401と、UL信号生成部402と、マッピング部403と、受信処理部404と、取得部405と、を有している。
制御部401は、無線基地局10に対するUL信号の送信処理(測定結果報告など)を制御する。制御部401は、接続セルのビーコン参照信号(BRS)を検出した場合に、当該接続セルのチャネルがアイドル状態(LBTidle)であると認識して、LBTidleサブフレームにおいてRRM測定またはCSI測定をするよう制御する。
制御部401は、接続セルのビーコン参照信号(BRS)を検出しない場合に、当該接続セルのチャネルがビジー状態(LBTbusy)であると認識して、LBTbusyサブフレームにおいてRRM測定またはCSI測定をしないよう制御する。あるいは、制御部401は、接続セルのビーコン参照信号(BRS)を検出しない場合に、当該接続セルのチャネルがビジー状態(LBTbusy)であると認識して、LBTbusyサブフレームにおいてRRM測定またはCSI測定をするよう制御する。
制御部401には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路または制御装置が適用される。
UL信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、UL信号を生成する。LBT結果に基づいて非ライセンスバンドでUL信号を送信する場合、UL信号生成部402は、非ライセンスバンドにおける測定指示や測定結果のフィードバック指示に関する情報をライセンスバンドで送信する上り制御信号に含める。UL信号生成部402には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器または信号生成回路を適用できる。
マッピング部403は、制御部401からの指示に基づいて、UL信号のマッピングを制御する。マッピング部403は、選択部として機能し、複数の候補シンボルからLBTを実行するシンボルを等しい確率でランダムに選択してマッピングを制御する。マッピング部403には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッピング回路またはマッパーを適用できる。
受信処理部404は、ライセンスバンドおよび非ライセンスバンドで送信されるDL信号に対して、たとえば復号や復調などの受信処理を行う。
取得部405は、非ライセンスバンドで測定した測定結果を取得する。また、取得部405は、測定結果(メジャメントレポート)を制御部401に出力し、制御部401は、当該測定結果に基づいてULデータを送信する非ライセンスバンドセルを制御することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。
本出願は、2014年7月31日出願の特願2014−156894に基づく。この内容は、すべてここに含めておく。

Claims (5)

  1. LBT(Listen Before Talk)が適用されるLAA(Licensed-Assisted Access)セルを介して通信するユーザ端末であって、
    前記LBT適用時に、前記LAAセルで送信されるビーコン参照信号の検出結果に基づいて決定されたサブフレームでRRM測定するよう制御する制御部と、
    前記ビーコン参照信号を用いたRRM測定を実施して測定結果を取得する取得部と、
    前記測定結果を送信する送信部と、
    を備えることを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記ビーコン参照信号は、CRS(Cell-specific Reference signal)又はCSI-RS(Channel
    State Information Reference Signal)のいずれかであることを特徴とする請求項1記載のユーザ端末。
  3. 前記制御部は、前記LAAセルのチャネルがアイドル状態(LBTidle)であると認識した場合、物理下りリンク制御チャネルを受信するよう制御することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  4. 前記制御部は、前記LAAセルのチャネルがビジー状態(LBTbusy)であると認識した場合、LBTが設定された別のキャリアまたはセルをサーチするよう制御することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  5. LBT(Listen Before Talk)が適用されるLAA(Licensed-Assisted Access)セルを介して通信するユーザ端末の無線通信方法であって、
    前記LBT適用時に、前記LAAセルで送信されるビーコン参照信号の検出結果に基づいて決定されたサブフレームでRRM測定するよう制御する工程と、
    前記ビーコン参照信号を用いたRRM測定を実施して測定結果を取得する工程と、
    前記測定結果を送信する工程と、を備えることを特徴とする無線通信方法。
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