JP6173362B2 - 皮膚バリア機能改善剤、細胞間接着構造の形成促進剤、タイトジャンクション形成促進剤、TRPV4活性化剤、細胞内Ca濃度上昇亢進剤及び皮脂産生促進剤 - Google Patents
皮膚バリア機能改善剤、細胞間接着構造の形成促進剤、タイトジャンクション形成促進剤、TRPV4活性化剤、細胞内Ca濃度上昇亢進剤及び皮脂産生促進剤 Download PDFInfo
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Description
まず、(1)「細胞同士の接着構造の形成」について説明する。細胞同士の密着化による接着構造とは、隣り合った細胞同士を密着させることにより細胞間隙を塞がれた細胞間接着構造体(以下、「細胞間接着構造」と略す)のことを意味する。皮膚の表皮組織(上皮組織)において細胞間接着構造の形成が促進されると、角化細胞等の表皮細胞同士が密着し、体液が細胞間隙を通じて外部へ流出したり、外部の異物が細胞間隙を通じて組織内に入り込むことが防止される。このため、皮膚の表皮組織における細胞間接着構造の形成の促進により、皮膚におけるバリア機能が強化される。細胞間接着構造としては、タイトジャンクション(TJ:Tight-junction)が広く知られている。タイトジャンクションとは、脊椎動物に存在する代表的な細胞間接着構造の一つであり、皮膚や消化管等の上皮組織に存在する。タイトジャンクションは細胞の周囲にベルト状に存在し、隣り合った細胞同士をぴったりと密着させて細胞間隙をシールする。したがって、タイトジャンクションの形成促進により、皮膚におけるバリア機能が強化される。
ア.細胞間接着構造の形成促進により、皮膚におけるバリア機能が強化される。
イ.細胞間接着構造の代表例として、タイトジャンクションが挙げられる。
ウ.タイトジャンクションの形成は、(i)TRPV4の活性化や、(ii)細胞内におけるCa濃度の上昇によって促進される。
しかしながら、松樹皮抽出物が、皮膚バリア機能を有することについては、これまで何ら知られていなかった。
本発明は、松樹皮処理物を含有する、細胞間接着構造の形成促進剤に関するものである。
本発明は、松樹皮処理物を含有する、タイトジャンクション形成促進剤に関するものである。
本発明は、松樹皮処理物を含有する、TRPV4活性化剤に関するものである。
本発明は、松樹皮処理物を含有する、細胞内Ca濃度上昇亢進剤に関するものである。
本発明は、松樹皮処理物を含有する、皮脂産生促進剤に関するものである。
従って、本発明の剤は、TRPV4の遺伝子発現を亢進、つまり、この蛋白質の発現を亢進し、これにより病原体等や物理的刺激、異物に対する皮膚のバリア機能を改善するので、体外からの細菌や有害物質の侵入による直接的な障害、アレルギ−反応などを予防でき、皮膚感染症や皮脂欠乏性湿疹などの皮膚異常・障害の発症に対する予防や改善に用いることが可能である。本発明の剤は、ヒト及びヒト以外の動物(哺乳類等)のいずれを対象にしてもよい。
また、本発明の剤は、後述した実施例の記載から明らかなとおり、比較的高濃度で細胞に適用しても細胞生存率が高く、経皮摂取及び経口摂取する際の安全性が高い。
松樹皮処理物として、松樹皮抽出物(商品名「フラバンジェノール」(登録商標、株式会社東洋新薬製、赤褐色の粉末)を用いた。この粉末状の松樹皮抽出物をDMSOで溶解して、松樹皮抽出物の濃度が0.4mg/mLのDMSO溶液を得た。このDMSO溶液をKeratinocyte Basal Mediumでさらに1000倍希釈し(DMSO終濃度0.1%)、実施例1の被験物質含有培地を得た。なお、Keratinocyte Basal Mediumは、タカラバイオ(Promo Cell)製のKeratinocyte Basal Medium 2 Kit における培地100部に、添付のサプリメントと、Penicillin-Streptomycinとをそれぞれ1部添加したものであり、これを以下「KBM」と略す。
松樹皮抽出物の濃度がそれぞれ2mg/mL及び10mg/mLであるDMSO溶液をKBMで1000倍希釈した以外は、実施例1と同様にして被験物質含有培地を得た。
0.1%DMSO含有KBMを用いた。
<生存率試験>
(1)細胞培養
正常ヒト表皮角化細胞(成人、プールド、PromoCell製、継代数P7〜9、以下「NHEK細胞」と略す)を以下の手順で培養した。
細胞培養後の各wellから培地上清を除去した。次いで、well中の細胞をダルベッコリン酸緩衝生理食塩水(以下、PBSと略す)で洗浄した。Cell Counting Kit-8(同仁化学)を無血清Dulbeccoo’s Modified Eagle’s Medium (以下DMEMと略す)で30倍に希釈した希釈液を調製した。この希釈液を洗浄後の細胞に500μL/well添加した。プレートを37℃、5%CO2インキュベーター内に静置後、96 well plateに100μL移し、450nmにおける吸光度をプレートリーダ(Thermo electron社製、VARIOSKAN)で測定した。得られた吸光度に基づき、以下の式から陰性コントロールに対する比(%of Control)を算出し、平均値を細胞生存率とした。
%of Control =(Data sample-Data blank) / (Data control-Data blank) ×100
(A)mRNAの抽出(QIAGEN製 RNeasy Mini Kitを使用)
<生存率試験>の(1)の細胞培養の通りに細胞を培養後、各wellより培地上清を除去し、細胞をPBSで洗浄した。次いでBuffer RLTを350 μL/well添加し、室温で5min振とうした。振とう後、各wellに70%エタノールを350μLずつ添加し、ピペッティングにより混和した。その後、各wellの溶液全量をRNeasy spin columnに添加し、2mL collection tubeにセットした。その後、RNeasy Mini Kitに添付されたプロトコルの通りの手順によりTotal RNAサンプルを得た。
(A)で抽出したRNAサンプルの濃度と純度(260nm/280nm)をThermo electron社製のNanoDropを用いて測定した。ゲノムDNAを除去するため、氷上、1.5mLの滅菌チューブ中に300ngのtemplate RNA、gDNA Wipeout Buffer 2μL及びRNase free waterを混合し、全量を14μLとした。42℃, 2minインキュベート後、氷上へ移した。このチューブに、Quantiscript Reverse Transcriptase:Quantiscript RT Buffer:RT Primer Mix を 1:4:1の割合で混合した混合液を6μLずつ分注した。42℃, 15minインキュベートした後、95℃, 3minインキュベートし、-80℃で保存した。
(B)で作製したcDNAサンプルをRNase free water で10倍希釈し、鋳型とした。また、検量線を作成するため、1つのサンプルを10倍希釈後さらに4倍、16倍希釈した。希釈したcDNAを氷上、0.1mLチューブに4μLずつ分注した。このチューブへ、PCR Mix:Primer = 5:1の割合で混合した混合液を6μLずつ分注した。チューブ中のcDNA について、以下の条件でRT-PCRを実施した。Primerは以下のものを使用した。
Hold: 95℃・5min
Cycle:95℃・5sec → 60℃・10sec × 40 cycle
Melt:55 - 99℃
・ GAPDH:Hs_GAPDH_2_SG (QT01192646)
・ TRPV4:Hs_TRPV4_1_SG (QT00077217)
NHEK細胞を<生存率試験>の(1)細胞培養と同様にして培養、浮遊させ、浮遊後の細胞を培地ごと96 well plateに2 × 104cells/wellとなるように播種した。well中のNHEK細胞を 37℃、5%CO2インキュベーター内で24時間、前培養した。
Fura-2( 同人化学 社製)をDMSOに溶解して、Fura-2の濃度が1mg/mLのDMSO溶液を調製した。これを更に専用培地(同人化学)にて10μg/mLになるように希釈してFura-2溶液を調製した。このFura-2溶液を洗浄後の細胞に100μL/well添加した。28℃、1時間培養後、各wellから溶液を除去し、well中の細胞をPBSで洗浄した。RN-1734(Sigma社製、TRPV4アンタゴニスト)の20μM溶液を、RN-1734の濃度が100mMとなるようにDMSOへ溶解し、これを更に20μMとなるようにFura-2溶液にて希釈して調製した。このRN-1734の20μM溶液を洗浄後の細胞に100μL/well添加した。28℃、30分培養後、4α-PDD(LC laboratories社製、TRPV4アゴニスト)を10μMの濃度となるように添加した。4α-PDDの添加後、0秒から1000秒まで20秒置きに、励起波長340nmによる510nmの蛍光強度(F(340))及び励起波長380nmによる510nmの蛍光強度(F(380))を測定した。各時点におけるこれらの蛍光強度から各時点の蛍光強度比(R=F(340)/F(380))を算出した。その後、5μM lonomycinを添加し、蛍光強度を測定した(その時のRの値をRmax、F(380)の値をFmax(380)と表す)。次いで、10mMのEGTAを添加し、蛍光強度を測定した(その時のRの値をRmin、F(380)の値をFmin(380)と表す)。
以下の式から細胞内カルシウム濃度[Ca2+]j(nM)を算出した。
[Ca2+]j(nM)=Kd×(R-Rmin)/(Rmax-R)×(Fmin(380)/Fmax(380)),Kd:224nM(Fura-2の解離定数))
<変化量(△[Ca2+]j(nM))の求め方>
TRPV4アゴニスト添加前のRをR初期値としてこのRから上記式により求められる細胞内カルシウム濃度を「初期カルシウム濃度(nM)」とした。また、4α-PDD添加後、最もRが高いときの値をR最大値とし、このR最大値から上記式により求められるカルシウム濃度を「4α-PDD添加後のカルシウム濃度(nM)」とした。「4α-PDD添加後のカルシウム濃度(nM)」から「初期カルシウム濃度(nM)」を引いた値の3連の平均値を変化量(△[Ca2+]j(nM))とした。
松樹皮処理物として、松樹皮抽出物(商品名「フラバンジェノール」(登録商標、株式会社東洋新薬製、赤褐色の粉末)を用いた。この粉末状の松樹皮抽出物をDMSOで溶解し、松樹皮抽出物の濃度が10 mg/mLのDMSO溶液を得た。このDMSO溶液をHuMedia-BD培地(倉敷紡績株式会社)を用いて希釈して、松樹皮抽出物の濃度を10μg/mL(DMSO最終濃度0.1%)に調整した。このようにして得た、松樹皮抽出物の濃度が10μg/mLである0.1%DMSO含有HuMedia-BD培地を、実施例6の培地とした。実施例6の培地を、更に0.1%DMSO含有HuMedia-BD培地で希釈することにより松樹皮抽出物の濃度がそれぞれ2μg/mL及び0.4μg/mLである2種類の0.1%DMSO含有HuMedia-BD培地を得て、これをそれぞれ実施例5及び4の培地とした。これら培地は適宜滅菌した。
陰性コントロールとして、0.1%DMSO含有HuMedia-BD培地を用いた。この培地は適宜滅菌した。
(1)ヒト等の皮脂線モデルとして、正常ハムスター皮脂腺細胞[Ha-SE](倉敷紡績株式会社)を用いた。HuMedia-BG培地(倉敷紡績株式会社)を用いて増殖させたこの皮脂腺細胞を回収し、Trypan Blue Solution(0.4%、Sigma Aldrich)を用いて細胞数測定を行った。皮脂腺細胞は、4.5×104個/500μLになるようにHuMedia-BD培地を用いて懸濁し、24 wellセルカルチャーコートマイクロプレート(以下マイクロプレートと呼ぶ)の各wellに500μLずつ播種した。24時間後、CO2培養器内で静置し、皮脂腺細胞をマイクロプレート底面に付着させた。
(2)皮脂腺細胞が付着したマイクロプレートの各wellから培養上清を除去し、37℃に加温した実施例4〜6及び比較例2の培地をそれぞれ500μL添加し、CO2培養器内で静置した(n=3)。
(3)(2)の作業を、2〜3日ごとに、12日間に計4回繰り返した。
30分後、各wellから200μLの上清を96wellマイクロプレートに回収した。96wellマイクロプレートをマイクロプレートリーダーにセットし、吸光度(450nm)を測定した。
Claims (2)
- 松樹皮処理物を含有する、皮脂産生促進剤。
- 松樹皮処理物を含有し、皮膚の強度助長、毛髪の美しさの保持、皮膚疾患若しくは障害の予防若しくは改善、又は皮膚細胞の感染防止に用いられる、皮脂産生促進剤。
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