JP6172502B2 - 粘着テープ - Google Patents
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Description
本発明の粘着テープは、樹脂フィルム基材を支持体として使用する。樹脂フィルム基材は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(以下PET)、トリアセチルセルロース(以下TAC)、ポリアクリレート、セロファン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート、ナイロン、ポリスルホン、ポリスチレン、ポリイミド、芳香族ポリアミド、ポリエーテル、ポリエステル等が挙げられる。なかでも、ポリエステルは、強度や絶縁性に優れるため好ましく使用できる。また、本発明においては、樹脂フィルム基材としてPET基材を使用した際に、粘着剤層との好適なアンカリングが得やすく、優れた耐衝撃性が実現しやすくなる。
本発明に使用する粘着剤層は、アクリル系共重合体と粘着付与樹脂とを含有する水分散型アクリル系粘着剤組成物からなり、前記粘着剤層のガラス転移温度が−15℃以下であり、水分散型アクリル系粘着剤組成物中の粘着付与樹脂の含有量が、水分散型アクリル系粘着剤組成物に含まれるアクリル系共重合体100質量部に対し、1〜25質量部である粘着テープである。
本発明に使用する水分散型アクリル系粘着剤組成物においては、(メタ)アクリレートモノマーを主たるモノマー成分とするアクリル系共重合体を使用したアクリル系共重合体エマルジョン粒子をを含有する。アクリル系共重合体としては、炭素数4〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリレートモノマー、カルボキシル基を含有するビニルモノマーを、モノマー成分として所定量含有することが好ましい。
本発明に使用するアクリル共重合体の重量平均分子量は50〜120万が好適であり、より好ましくは60〜100万である。当該範囲内とすることで、高い凝集力を保持したまま、中芯である不織布への含浸性が確保できるため、再剥離性が発現できる。前記重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)による標準ポリスチレン換算である。測定条件として、カラムはTSKgel GMHXL[東ソー製]を用い、カラム温度は40℃、溶離液はテトラヒドロフラン、流量は1.0mL/分とし、標準ポリスチレンはTSK標準ポリスチレンを用いた。
粘着剤層の凝集力を向上させる目的で、架橋剤を使用できる。架橋剤としては、公知のイソシアネート、エポキシ化合物、アジリジン化合物、多価金属塩、金属キレート、ケト・ヒドラジド化合物、オキサゾリン化合物、シラン化合物、グリシジル(アルコキシ)エポキシシラン化合物が使用できる。その中でも、重合終了後に添加し、架橋反応を進行させるタイプの架橋剤が好ましくい。例えば、イソシアネート系架橋剤や、エポキシ化合物、グリシジル(アルコキシ)エポキシシラン化合物等が挙げられる。具体的には、エポキシ化合物では、デナコール EX−832[ナガセ化成工業(株)製]、デナコール EX−841[ナガセ化成工業(株)製]、テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]、テトラッドX[三菱瓦斯化学(株)製]等が挙げられ、グリシジル(アルコキシ)エポキシシラン化合物では、2−(3,4−エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラン[KBM−303;信越シリコーン(株)製]、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン[KBM−403;信越シリコーン(株)製]、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン[KBE−402;信越シリコーン(株)製]、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン[KBE−403;信越シリコーン(株)製]等が挙げられる。
また、添加剤として、必要に応じて本発明の所望の効果を阻害しない範囲で、可塑剤、軟化剤、酸化防止剤、ガラスやプラスチック製の繊維・バルーン・ビーズ・金属粉末等の充填剤、顔料・染料等の着色剤、pH調整剤、皮膜形成補助剤、レベリング剤、増粘剤、撥水剤、消泡剤等の公知のものを粘着剤組成物に任意で添加することができる。
また、本発明における水分散型アクリル系粘着剤組成物は、エマルジョン型の粘着剤を得る乳化重合法により製造できる。乳化重合においては、重合安定性を確保するため、陰イオン性や非イオン性の乳化剤、その他の分散安定剤が適量用いられる。特に乳化剤は制限されず、公知の乳化剤を用いることができる。陰イオン性乳化剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸ナトリウム等が挙げられ、非イオン性乳化剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル等が挙げられる。
本発明に使用する水分散型アクリル系粘着剤組成物において使用する水性媒体は、水の単独使用でもよく、あるいは水と水溶性溶剤の混合溶剤を用いてもよい。本発明で使用可能な前記の「水と水溶性溶剤の混合溶剤」とは、実質的に水を主体とした水溶性溶剤との混合溶剤であり、混合溶剤の全量に対して、水溶性溶剤の含有率が好ましくは10質量%以下であり、より好ましくは5質量%である。前記水溶性溶剤とは、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、エチルカルビトール、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のアルコール類、あるいはN−メチルピロリドン等の極性溶剤が挙げられ、これらは単独で使用してもよく、2種類以上を併用してもよい。
乳化重合に際し用いられる重合開始剤は限定されず、公知の重合開始剤を用いることができる。具体的に、2,2’,−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二硫酸塩、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−アルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩等のアゾ系開始剤、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩系開始剤、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、過酸化水素等の過酸化物系開始剤、芳香族カルボニル化合物等のカルボニル系開始剤、過硫酸塩と亜硫酸水素ナトリウムとの組合せ、過酸化物とアスコルビン酸ナトリウムとの組合せ等のレドックス系開始剤などが挙げられる。
また、本発明に使用する水分散型アクリル系粘着剤組成物の固形分濃度は、特に制限されるものではないが、製造時のコストや輸送コストという観点、及び、乾燥して使用する際の乾燥性に優れるという観点から、固形分濃度が40〜70重量%であることが好ましい。
また、本発明に使用する水分散型アクリル系粘着剤組成物の平均粒子径は特に制限されるものではないが、50〜1000nmの範囲が好ましい。ここでの粒子の平均粒子径とは、エマルジョン粒子の体積基準での50%メジアン径をいい、数値は動的光散乱法により測定して得られる値に基づくものである。
本発明の粘着テープは、前記樹脂フィルム基材と上記粘着剤組成物からなる粘着剤層とを有する構成により、人体や環境への悪影響が少ない水分散型のアクリル系粘着剤組成物を使用しながらも、被着体との好適な接着性を示し、落下による衝撃に対しての耐衝撃性を効果的に向上できる。
日機装(株)製マイクロトラックUPA型粒度分布測定装置にて測定した平均粒子径(体積基準での50%メジアン径)の値を求めた。
作製した粘着テープを50mm角に切り取り、これを試料とした。次に、予め上記試料のトルエン浸漬前の重量(G1)を測定しておき、トルエン溶液中に常温で24時間浸漬した後の試料のトルエン不溶解分を300メッシュ金網で濾過することにより分離し、110℃で1時間乾燥した後の残渣の重量(G2)を測定し、以下の式に従ってゲル分率を求めた。
ゲル分率(質量%)=(G2/G1)×100
水分散型アクリル系粘着剤組成物を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。厚みが2mmになるまで、粘着シートを重ね合わせ、試験片とした。ティ・エイ・インスツルメント・ジャパン(株)製粘弾性試験機(ARES G2)に直径7.9mmのパラレルプレートを装着し、試験片を圧縮荷重40〜60gで挟み込み、周波数1Hz、−60℃から150℃までの温度領域にて、貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率(G”)を測定する。損失正接(tanδ)は、以下の計算式より算出する。
損失正接(tanδ)=G”/G’
厚さ2mm、外形50mm×50mmのアクリル板(三菱レイヨン(株)アクリライトL「商標名」、色相:透明)に、長さ40mm、幅5mmの2枚の両面粘着テープを40mmの間隔をあけて平行に貼付(図1)したのち、厚さ2mm、外形150mm×100mmのABS板(住友ベークライト社製、タフエースR「商標名」色相:ナチュラル、シボなし、以下同じ)の中央部に貼付する(図2)。2kgローラーで1往復加圧したのち、23℃で1時間静置して試験片とした。デュポン式衝撃試験機(テスター産業株式会社製)の台座の上に、長さ150mm、幅100mm、高さ45mmのコの字型測定台(厚さ5mmのアルミ製)を設置し、その上に試験片を、アクリル板を下向きにして載せた(図3)。ABS板側から直径25mm、質量300gのステンレス製の撃芯(先端径12.7mm)を、高さを10cmずつ変化させ、ABS板の中心部分に各高さ毎に10秒間隔で5回落下させ、試験片にテープの剥がれや破壊が認められた時の高さを測定した。なお、100cmの距離においても、脱落剥離しなかった場合は、「100<」と表示した。評価基準は下記のとおりである。
◎:高さ70cm試験後も粘着テープの剥がれおよび破壊なし
○:高さ60cm試験後も粘着テープの剥がれおよび破壊なし
×:高さ50cm以下の試験後にテープの剥がれ又は破壊が生じた
作製した粘着テープを25μmのPETフィルムで裏打ちし、長さ300mm、幅20mmのサイズに切断したのち、被着体であるステンレス板(SUS304鋼板)もしくはガラス板に貼付し、2kgローラーにて1往復の加圧圧着を行った後、23℃環境下で1時間静置し、これを試料とした。引張試験機(株式会社エーアンドデイ製、型式:RTM−100)にて、粘着テープを被着体から、180度方向に300mm/分の速さで引き剥がした際の粘着力を測定した。評価基準は下記のとおりである。
○:ステンレス接着力が8N/20mm以上、かつガラス接着力が6N/20mm以上
×:ステンレス接着力が8N/20mm未満、又はガラス接着力が6N/20mm未満
容器に脱イオン水75gと界面活性剤アクアロンKH−1025[第一工業製薬(株)製;有効成分25質量%]20gと界面活性剤ラテムルPD−104[花王(株)製;有効成分20質量%]37.5gを入れ、均一に溶解した。そこに、n−ブチルアクリレート237.5g、2−エチルヘキシルアクリレート237.5g、メチルメタクリレート15g、アクリル酸10g、連鎖移動剤ラウリルメルカプタン0.2gを加えて乳化し、乳化液632.7gを得た。
調製例1と同様にして調整した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(1)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型重合ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−865NT[荒川化学工業(株)製;軟化点160℃、固形分率50質量%]100g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を1g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(2)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(2)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−29.0℃であった。
調製例1において使用したエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121の添加量を、100gから200gに変更した以外は、調製例1と同様の方法で、水分散型アクリル系粘着剤組成物(3)を調製した。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(3)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−24.5℃であった。
調製例1において使用したエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121の添加量を100gから150gに変更し、エポキシ化合物テトラッドCの10質量%エタノール溶液の配合量を1.5gから2gに変更した以外は、調製例1と同様の方法で、水分散型アクリル系粘着剤組成物(4)を調製した。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(4)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−27.6℃であった。
調製例1において使用したエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121の添加量を100gから50gに変更し、エポキシ化合物テトラッドCの10質量%エタノール溶液の配合量を1.5gから1gに変更した以外は、調製例1と同様の方法で、水分散型アクリル系粘着剤組成物(5)を調製した。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(5)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−33.9℃であった。
容器に脱イオン水75gと界面活性剤アクアロンKH−1025[第一工業製薬(株)製;有効成分25質量%]20gと界面活性剤ラテムルPD−104[花王(株)製;有効成分20質量%]37.5gを入れ、均一に溶解した。そこに、n−ブチルアクリレート232.5g、2−エチルヘキシルアクリレート232.5g、メチルメタクリレート15g、アクリル酸10g、N−ビニルピロリドン10g、連鎖移動剤ラウリルメルカプタン0.2gを加えて乳化し、乳化液632.7gを得た。
前記の水分散型アクリル系共重合体の水分散液(2)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121[荒川化学工業(株)製;軟化点125℃、固形分率50質量%]100g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(6)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(6)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−29.2℃であった。
調製例6と同様にして調整した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(2)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型石油樹脂系粘着付与樹脂エマルジョンAM−1000NT[荒川化学工業(株)製;軟化点100℃、固形分率50質量%]100g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(7)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(7)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−33.6℃であった。
調製例6と同様にして調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(2)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型石油樹脂系粘着付与樹脂エマルジョンAP−1100NT[荒川化学工業(株)製;軟化点120℃、固形分率50質量%]100g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(8)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(8)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−33.0℃であった。
調製例6と同様にして調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(2)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−100H[荒川化学工業(株)製;軟化点100℃、固形分率50質量%]100g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(9)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(9)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−31.3℃であった。
調製例8と同様にして調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(2)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型ロジンフェノール系粘着付与樹脂タマノルE−200−NT[荒川化学工業(株)製;軟化点140℃、固形分率53質量%]94.34g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(10)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(10)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−28.7℃であった。
調製例6と同様にして調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(2)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型重合ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルE−865−NT[荒川化学工業(株)製;軟化点160℃、固形分率50質量%]100g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(11)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(11)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−28.6℃であった。
容器に脱イオン水75gと界面活性剤アクアロンKH−1025[第一工業製薬(株)製;有効成分25質量%]20gと界面活性剤ラテムルPD−104[花王(株)製;有効成分20質量%]37.5gを入れ、均一に溶解した。そこに、2−エチルヘキシルアクリレート475g、メチルメタクリレート15g、アクリル酸10g、連鎖移動剤ラウリルメルカプタン0.2gを加えて乳化し、乳化液632.7gを得た。
前記の水分散型アクリル系共重合体の水分散液(3)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121[荒川化学工業(株)製;軟化点125℃、固形分率50質量%]100g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を1.5g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(12)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(12)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−32.6℃であった。
調製例12において使用したエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121の添加量を、100gから200gに変更した以外は、調製例12と同様の方法で、水分散型アクリル系粘着剤組成物(13)を調製した。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(13)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−28.1℃であった。
調製例12において使用したエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121の添加量を100gから150gに変更し、エポキシ化合物テトラッドCの10質量%エタノール溶液の配合量を1.5gから2gへ変更した以外は、調製例12と同様の方法で、水分散型アクリル系粘着剤組成物(14)を調製した。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(14)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−30.1℃であった。
調製例12において使用したエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121の添加量を100gから50gに変更し、エポキシ化合物テトラッドCの10質量%エタノール溶液の配合量を1.5gから2gへ変更した以外は、調製例12と同様の方法で、水分散型アクリル系粘着剤組成物(15)を調製した。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(15)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−35.6℃であった。
容器に脱イオン水75gと界面活性剤アクアロンKH−1025[第一工業製薬(株)製;有効成分25質量%]20gと界面活性剤ラテムルPD−104[花王(株)製;有効成分20質量%]37.5gを入れ、均一に溶解した。そこに、n−ブチルアクリレート475g、メチルメタクリレート15g、アクリル酸10g、連鎖移動剤ラウリルメルカプタン0.2gを加えて乳化し、乳化液632.7gを得た。
前記の水分散型アクリル系共重合体の水分散液(4)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121[荒川化学工業(株)製;軟化点125℃、固形分率50質量%]100g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を1.5g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(16)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(16)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−25.5℃であった。
調製例12で使用したエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121の添加量を100gから200gに変更し、エポキシ化合物テトラッドCの10質量%エタノール溶液の配合量を1.5gから2gへ変更した以外は、調製例12と同様の方法で、水分散型アクリル系粘着剤組成物(17)を調製した。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(17)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−19.5℃であった。
容器に脱イオン水75gと界面活性剤アクアロンKH−1025[第一工業製薬(株)製;有効成分25質量%]20gと界面活性剤ラテムルPD−104[花王(株)製;有効成分20質量%]37.5gを入れ、均一に溶解した。そこに、n−ブチルアクリレート467.5g、メチルメタクリレート15g、アクリル酸17.5g、連鎖移動剤ラウリルメルカプタン0.2gを加えて乳化し、乳化液632.7gを得た。
前記の水分散型アクリル系共重合体の水分散液(5)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121[荒川化学工業(株)製;軟化点125℃、固形分率50質量%]100g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(18)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(18)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−23.6℃であった。
調製例1で調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(1)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121[荒川化学工業(株)製;軟化点125℃、固形分率50質量%]500g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2.5g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(H1)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(H1)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−4.5℃であった。
調製例1で調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(1)1000gに、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(H2)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(H2)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−36.7℃であった。
調製例4で調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(2)1000gに、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(H3)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(H3)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−36.1℃であった。
調製例10で調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(3)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121[荒川化学工業(株)製;軟化点125℃、固形分率50質量%]300g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を1.5g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(H4)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(H4)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−20.5℃であった。
調製例10で調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(3)1000gに、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を1.5g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(H5)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(H5)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−39.7℃であった。
調製例12で調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(4)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121[荒川化学工業(株)製;軟化点125℃、固形分率50質量%]300g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(H6)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(H6)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−13.6℃であった。
調製例12で調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(4)1000gに、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(H7)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(H7)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−31.8℃であった。
調製例14で調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(5)1000gに、粘着付与樹脂としてエマルジョン型ロジンエステル系粘着付与樹脂スーパーエステルNS−121[荒川化学工業(株)製;軟化点125℃、固形分率50質量%]300g、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(H8)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(H8)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−11.4℃であった。
調製例14で調製した水分散型アクリル系共重合体の水分散液(5)1000gに、レベリング剤としてサーフィノールPSA−336[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5g、消泡剤としてサーフィノールDF−110D[エアー・プロダクツ・ジャパン(株)製]2.5gを添加した。均一に撹拌した後、架橋剤としてエポキシ化合物テトラッドC[三菱瓦斯化学(株)製]の10質量%エタノール溶液を2g配合し、1時間撹拌した。これを200メッシュ金網で濾過し、水分散型アクリル系粘着剤組成物(H9)を得た。ここで、得られた水分散型アクリル系粘着剤組成物(H9)の溶媒を除去して得られた粘着剤層の損失正接(tanδ)の極大値は、−29.6℃であった。
調製例1で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(1)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が23.2%であった。
調製例2で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(2)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が35.2%であった。
調製例3で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(3)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が35.0%であった。
調製例4で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(4)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が40.4%であった。
調製例5で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(5)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が30.8%であった。
調製例6で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(6)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が34.7%であった。
調製例7で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(7)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が40.1%であった。
調製例8で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(8)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が46.2%であった。
調製例9で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(9)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が41.4%であった。
調製例10で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(10)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が47.0%であった。
調製例11で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(11)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が43.9%であった。
調製例12で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(12)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が54.7%であった。
調製例13で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(13)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が49.4%であった。
調製例14で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(14)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が54.9%であった。
調製例15で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(15)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が54.0%であった。
調製例16で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(16)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が24.8%であった。
調製例17で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(17)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が34.9%であった。
調製例18で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(18)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が48.0%であった。
調製例1で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(1)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み6μmのポリエステルフィルム[東レ(株)製;ルミラー 6CF53]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が23.2%であった。
調製例1で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(1)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み25μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−25]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が23.2%であった。
調製例1で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(1)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み50μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−50]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が23.2%であった。
調製例1で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(1)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み100μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET SA−100]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が23.2%であった。
調製例1で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(1)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが10μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が23.2%であった。
調製例1で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(1)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが35μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が23.2%であった。
調製例1で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(1)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが50μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのポリエステルフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が23.2%であった。
比較調製例1で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(H1)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのPETフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が37.8%であった。
比較調製例2で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(H2)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのPETフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が43.5%であった。
比較調製例3で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(H3)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのPETフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が42.9%であった。
比較調製例4で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(H4)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのPETフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が40.5%であった。
比較調製例5で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(H5)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのPETフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が48.3%であった。
比較調製例6で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(H6)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのPETフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が32.9%であった。
比較調製例7で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(H7)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのPETフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が36.4%であった。
比較調製例8で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(H8)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのPETフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が38.9%であった。
比較調製例9で調製した水分散型アクリル系粘着剤組成物(H9)を、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが25μmになるように塗工して、100℃で5分間乾燥し粘着シートを得た。次に、厚み16μmのPETフィルム[ユニチカ(株)製;EMBLET S−16]の表面をコロナ処理でぬれ指数46mN/mとしたのち、ポリエステルフィルムの両面に粘着シートを転写し、両面粘着テープを得た。尚、該両面粘着テープは40℃3日エージング後に、試験に使用した。得られた両面粘着テープは、40℃3日エージング後のゲル分率が46.2%であった。
2 アクリル板
3 ABS板
4 コの字型測定台
5 撃芯
Claims (4)
- 樹脂フィルム基材と粘着剤層とを有する粘着テープの製造方法であって、
前記粘着剤層が、重合性不飽和基を有する乳化剤を用いて乳化重合することにより得られるアクリル系共重合体及び粘着付与樹脂を含有する水分散型アクリル系粘着剤組成物からなり、前記アクリル系共重合体の重量平均分子量が50〜120万であり、
前記粘着剤層のガラス転移温度が−15℃以下であり、
前記水分散型アクリル系粘着剤組成物中の粘着付与樹脂の含有量が、水分散型アクリル系粘着剤組成物に含まれるアクリル系共重合体100質量部に対し、3〜18質量部であることを特徴とする粘着テープの製造方法。 - 前記粘着剤層のゲル分率が、10〜70質量%である請求項1に記載の粘着テープの製造方法。
- 前記アクリル系共重合体が、炭素数4〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリレート及びカルボキシル基含有モノマーをモノマー成分として含有する請求項1又は2に記載の粘着テープの製造方法。
- 前記アクリル系共重合体が、エマルジョン粒子である請求項1〜3の何れか一項に記載の粘着テープの製造方法。
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