JP6171330B2 - 接着剤組成物 - Google Patents
接着剤組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6171330B2 JP6171330B2 JP2012280021A JP2012280021A JP6171330B2 JP 6171330 B2 JP6171330 B2 JP 6171330B2 JP 2012280021 A JP2012280021 A JP 2012280021A JP 2012280021 A JP2012280021 A JP 2012280021A JP 6171330 B2 JP6171330 B2 JP 6171330B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- isocyanate
- hdi
- group
- polyol compound
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
(1) ウレタンプレポリマーとイソシアネートシラン化合物とを含有する主剤と、
ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体、ヘキサメチレンジイソシアネートのビュレット体、又はヘキサメチレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト体の少なくとも何れか1つを有する3官能以上のイソシアネートの末端をポリブタジエンジオールで変性して得られる多官能ポリオール化合物を含有する硬化剤とを有することを特徴とする接着剤組成物。
(2) 前記ポリブタジエンジオールの分子量が、1000以上3000以下である上記(1)に記載の接着剤組成物。
(3) 前記3官能以上のイソシアネートのイソシアネート基と、前記ポリブタジエンジオールのヒドロキシ基とは、イソシアネート基/ヒドロキシ基のモル比で0.01以上0.8以下である上記(1)または(2)に記載の接着剤組成物。
(4) 前記多官能ポリオール化合物の含有量は、前記主剤中のウレタンプレポリマーのイソシアネート基のモル数と前記硬化剤中の多官能ポリオール化合物のヒドロキシ基のモル数とのモル比(イソシアネート基/ヒドロキシ基)が、1.2以上20以下である上記(1)から(3)の何れか1つに記載の接着剤組成物。
本実施形態の組成物に含まれる主剤は、ウレタンプレポリマーとイソシアネートシラン化合物とを含有する。
本実施形態の組成物の主剤に含有されるウレタンプレポリマーは、分子内に複数のイソシアネート基を分子末端に含有するプレポリマーである。ウレタンプレポリマーは、取り扱いの観点から室温で液状であるものが好ましい。ウレタンプレポリマーの作製方法は、特に制限されるものではなく、従来より公知の方法が挙げられる。ウレタンプレポリマーは、例えば、ポリイソシアネート化合物とポリオール化合物とを、イソシアネート基(NCO基)がヒドロキシ基(OH基)に対して過剰となるように反応させることにより得られる反応生成物である。ウレタンプレポリマーは、一般に、0.5質量%以上10質量%以下のNCO基を分子末端に含有するものである。このイソシアネート基は、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素のいずれに結合していてもよい。
本実施形態の組成物の主剤に含有されるイソシアネートシラン化合物は、イソシアネート化合物をシラン化合物で変性した化合物である。本実施形態においては、イソシアネートシラン化合物は接着付与剤として機能するものである。本実施形態においては、イソシアネートシラン化合物は接着付与剤ともいう。イソシアネートシラン化合物はイソシアネート化合物をシラン化合物で変性した化合物であれば特に限定されない。イソシアネートシラン化合物としては、例えば、下記式(1)で表されるイソシアネートシラン化合物などが好適に挙げられる。下記式(1)で表されるイソシアネートシラン化合物は、下記式(2)で表される構造を有するヘキサメチレンジイソシアネートのビュレット体(HDIのビュレット体)と、下記式(3)で表される構造を有する3−(N−フェニル)アミノプロピルトリメトキシシランとを反応させることにより得られる。下記式(1)で表されるイソシアネートシラン化合物は、下記式(2)のHDIのビュレット体の分子内の3個のNCOのうち1個を下記式(3)の3−(N−フェニル)アミノプロピルトリメトキシシラン1個で変性してイソシアネートシラン変性としたものである。
本実施形態の組成物に含まれる硬化剤は、多官能ポリオール化合物を含有する。
多官能ポリオール化合物は、3官能以上のイソシアネートの末端をポリブタジエンジオールで変性して得られるものである。
3官能イソシアネートは、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート(以下、「HDIイソシアヌレート」ともいう。)体、ヘキサメチレンジイソシアネートのビュレット(以下、「HDIビュレット」ともいう。)体、又はヘキサメチレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト(以下、「HDIのTMPアダクト」ともいう。)体の少なくとも何れか1つである。HDIイソシアヌレート体は、例えば、下記式(4)で表される。HDIビュレット体は、例えば、下記式(5)で表される。HDIのTMPアダクト体は、例えば、下記式(6)で表される。
本実施形態の組成物の硬化剤に含まれる多官能ポリオール化合物の合成に用いられるポリブタジエンジオールは、ポリオール化合物の一種である。本実施形態においては、ポリブタジエンジオールは、HDIイソシアヌレート体、HDIビュレット体、又はHDIのTMPアダクト体の少なくとも何れか1つを有する3官能以上のイソシアネートの末端のイソシアネート基にポリブタジエンジオールのヒドロキシ基を反応させるものである。これにより、3官能以上のポリブタジエンジオール変性ポリオール化合物とすることができる。なお、ポリブタジエンジオールとはポリブタジエン骨格の末端にヒドロキシ基(OH基)が結合したものである。
本実施形態の組成物の硬化剤に含有される多官能ポリオール化合物は、上記式(4)で表されるHDIイソシアヌレート体、上記式(5)で表されるHDIビュレット体、又は上記式(6)で表されるHDIのTMPアダクト体である3官能イソシアネートをポリブタジエンジオールで変性することにより得ることができる。具体的には、上記のHDIイソシアヌレート体、HDIビュレット体、又はHDIのTMPアダクト体と、ポリブタジエンジオールを所定量入れて均一に混合し、所定時間加熱する。これにより、HDIイソシアヌレート体、HDIビュレット体、又はHDIのTMPアダクト体を有する3官能のイソシアネートの末端のイソシアネート基にポリブタジエンジオールのヒドロキシ基を反応させることで、多官能ポリオール化合物を得ることができる。また、必要に応じて公知の反応触媒を用いることができる。
本実施形態の組成物は、主剤及び硬化剤に充填剤を含有するようにしてもよい。主剤及び硬化剤に含有される充填剤は、特に限定されず、例えば、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、カーボンブラック、ホワイトカーボン、シリカ、ガラス、カオリン、タルク(ケイ酸マグネシウム)、フュームドシリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸、クレー、焼成クレー、ベントナイト、ガラス繊維、石綿、ガラスフィラメント、粉砕石英、ケイソウ土、ケイ酸アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化チタン、あるいはこれらの表面処理品等の無機質充填剤;カーボネート類、有機ベントナイト、ハイスチレン樹脂、クマロン−インデン樹脂、フェノール樹脂、ホルムアルデヒド樹脂、変性メラミン樹脂、環化ゴム、リグニン、エボナイト粉末、セラック、コルク粉末、骨粉、木粉、セルロースパウダー、ココナッツ椰子がら、木材パルプ等の有機質充填剤;ランプブラック、チタンホワイト、ベンガラ、チタンイエロー、亜鉛華、鉛丹、コバルトブルー、鉄黒、アルミ粉等の無機顔料およびネオザボンブラックRE、ネオブラックRE、オラゾールブラックCN、オラゾールブラックBa(いずれもチバ・ガイギー社製)、スピロンブルー2BH(保土谷化学社製)等の有機顔料等が挙げられる。中でも、所望の特性を付与するために、カーボンブラックと炭酸カルシウムを用いることが好ましい。これらのカーボンブラックおよび炭酸カルシウムとしては、特に限定されず、通常市販されているものを用いることができる。例えば、カーボンブラックは、米国材料試験協会規格における、N110、N220、N330、N550、N770等あるいはこれらの混合物が挙げられ、炭酸カルシウムは、重質炭酸カルシウム、沈降性炭酸カルシウム等が挙げられる。これらの充填剤は、1種単独でも2種以上を併用しても使用することができる。
本実施形態の組成物は、主剤と硬化剤との何れか一方または両方に触媒を含有するようにしてもよい。触媒は主剤及び硬化剤に含まれる重合体と反応可能なものであれば特に制限されない。触媒としては、特に限定されず、例えば、スタナスオクトエート、ジブチルチンジアセテート、ジブチルチンジラウレート、ジブチルチンオキサイド、ジブチルチンジメトキシド、ジブチルチンジマレエート、ジブチルチンビスアセチルアセトナート、ジブチルチンシリレート、オクチル酸ビスマスなどの金属触媒;オクタン酸錫、オクチル酸錫、ブタン酸錫、ナフテン酸錫、カプリル酸錫、オレイン酸錫、ラウリン酸錫等の2価の有機錫化合物;ジブチル錫ジオクトエート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジマレエート、ジブチル錫ジステアレート、ジブチル錫ジオレエート、ジブチル錫ベンゾエート、ジオクチル錫ジラウレート、ジオクチル錫ジバーサテート、ジフェニル錫ジアセテート、ジブチル錫ジメトキシド、ジブチル錫オキサイド、ジブチル錫ビス(トリエトキシシリケート)、ジブチル錫オキサイドとフタル酸エステルとの反応物等の4価の有機錫化合物;ジブチル錫ジアセチルアセトナート、ジブチル錫ビス(アセチルアセトナート)などのような錫系キレート化合物;ブチルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、ドデシルアミン、オレイルアミン、シクロヘキシルアミン、ベンジルアミン等の第一級アミン;ジブチルアミン等の第二級アミン;ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、グアニジン、ジフェニルグアニジン、キシリレンジアミン等のポリアミン;トリエチレンジアミンおよびその誘導体、2−メチルトリエチレンジアミン、モルホリン、N−メチルモルホリン、2−エチル−4−メチルイミダゾール、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン等の環状アミン;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミノアルコール化合物;2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール等のアミノフェノール化合物等のアミン化合物およびそのカルボン酸塩;ベンジルトリエチルアンモニウムアセタート等の第四級アンモニウム塩;過剰のポリアミンと多塩基酸とから得られる低分子量アミド樹脂;過剰のポリアミンとエポキシ化合物との反応生成物等が挙げられる。これらの中でも、微量で大きな触媒能を有するという観点から、錫系触媒、アミン系触媒が好ましい。これらの触媒は、1種単独でも2種以上を併用しても使用することができる。
数平均分子量5000のポリプロピレンエーテルトリオール200g(G−5000、商品名「EXCENOL5030」、旭硝子株式会社製)と、数平均分子量2000のポリプロピレンエーテルジオール600g(D−2000、商品名「EXCENOL2020」、旭硝子株式会社製)とをフラスコに投入して、100℃〜130℃に加熱し、脱気しながら攪拌して水分率が0.01%以下になるまで脱水した。その後、90℃まで冷却し、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI、商品名「スミジュール44S」、住化バイエルウレタン株式会社製)を、NCO基/OH基のモル比が1.80となる量162gを添加した後、約24時間、窒素雰囲気下で反応を進めNCO含有量が2.5%の表1に示すウレタンプレポリマーを作製した。
表1に示す主剤の各成分を、同表に示す配合量(質量部)で配合し、混合機(5Lレベル)にて脱気しながら約1時間均一に混合して、表1に示される主剤を作製した。主剤における各成分の配合量(質量部)を表1に示す。
(HDIビュレット骨格を有するポリオール化合物1)
数平均分子量1100のポリブタジエンポリオール(poly bd R−15HT、出光興産株式会社製)のOH基と、HDIビュレット体(D−165N、三井化学ポリウレタン社製)のNCO基とを、OH基/NCO基のモル比が2.0となるように配合してフラスコに投入して、100℃〜130℃に加熱し、脱気しながら攪拌して水分率が0.01%以下になるまで脱水した。その後、50℃まで冷却し、60℃で10時間反応させてHDIビュレット骨格を有する末端ヒドロキシ基である表1に示されるポリオール化合物1を作製した。
市販品のポリブタジエンジオール(poly bd R−15HT、数平均分子量1100、出光興産株式会社製)を表1に示されるポリオール化合物2とした。
市販品のポリブタジエンジオール(poly bd R−45HT、数平均分子量2400、出光興産株式会社製)を表1に示されるポリオール化合物3とした。
上記のHDIビュレット体に替えて、HDIイソシアヌレート体(D−170HN、三井化学ポリウレタン社製)を用いた以外はポリオール化合物1と同様にして表1に示されるポリオール化合物4を作製した。
上記のHDIビュレット体に替えて、HDIのTMPアダクト体(D−160N、三井化学ポリウレタン社製)を用いた以外はポリオール化合物1と同様にして表1に示されるポリオール化合物5を作製した。
上記のポリブタジエンポリオールに替えて、ポリエーテルポリオール EXCENOL2020(旭ガラス株式会社製)を用いた以外はポリオール化合物1と同様にして表1に示されるポリオール化合物6を作製した。
上記で得られた主剤中のウレタンプレポリマーのNCO基と硬化剤中のポリオール化合物中のOH基とを、NCO基/OH基のモル比が1.50となるように、主剤と硬化剤とを配合して均一に混合して、表1に示される実施例および比較例の各組成物を作製した。表1に示す各実施例および比較例における主剤および硬化剤の組み合わせを表1に示す。
上記で得られた各実施例および比較例の各組成物について、以下に示す方法で、硬化後のオレフィン樹脂と電着塗装板との接着性、耐熱接着性、破壊形態の評価を行った。
図1は、各実施例及び比較例で用いた試験体を示す図である。図1に示すように、被着材として電着塗装板11(25mm×150mm×3mm)とオレフィン樹脂をフレーム処理した被着体12(25mm×150mm×3mm)とを準備した。次に、表1で示されている主剤と硬化剤を混合した後、図1に示すように接着剤が25mm×10mm×3mm(接着剤厚み)となるように試験体を作製した。
上記の試験体を作製後、直ぐに40℃で15分間加熱硬化した後、20℃の恒温室で30分間養生した後、せん断強度を測定した。また、破壊形態を目視で観察して評価した。
評価1で作製した試験体を20℃で3日養生した後、80℃に調整したオーブンに240時間放置し、その後20℃で1時間以上放置した後、せん断強度を測定した。また、破壊形態を目視で観察して評価した。
せん断強度は、JIS K6850−1999に準じて、20℃、60%RHの条件下で引張速度50mm/分で測定した。
破壊形態は、せん断強度の試験において、上述した予め表面処理した電着塗装板11とオレフィン樹脂をフレーム処理した被着体12とをせん断した後の各接着剤組成物14の硬化物(接着剤)の破壊形態を目視で観察して評価した。破壊形態の評価は、接着剤の凝集破壊となったものをCFと表記し、接着剤と被着体との界面剥離したものをAFと表記した。また上記2つの破壊状態が混在する場合はその面積の割合(%)で、例えば、「CF50AF50」と表記した。CFであれば接着剤組成物14の接着剤の接着性は優れ、AFであれば接着剤組成物14の接着剤の接着性が劣ると評価した。破壊形態の評価結果を表1に示す。
40℃で15分間加熱した後、20℃で30分間養生した後のせん断強度が1.5MPa以上であり、かつ破壊状態がCFである場合を接着が良好であると評価した。
せん断強度が4.0MPa以上であり、かつ破壊状態がCFである場合を接着が良好であると評価した。
(主剤)
・ウレタンプレポリマー:上記で得られたウレタンプレポリマー、横浜ゴム株式会社製
・イソシアネートシラン化合物:HDIのビュレット体(商品名「D−165N」、三井化学ポリウレタン社製)と、3−(N−フェニル)アミノプロピルトリメトキシシラン(商品名「Y9669」、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)との反応物、横浜ゴム株式会社製
・可塑剤:アジピン酸ジイソノニル、商品名「DINA」、ジェイ・プラス社製
・カーボンブラック:商品名「MA600」、三菱化学社製
・炭酸カルシウム:商品名「スーパーS」、丸尾カルシウム株式会社製
・アミン触媒:2−メチルトリエチレンジアミン、商品名「ME−DABCO」、エアープロダクツジャパン株式会社製
・錫触媒:ジブチルチンジアセテート、商品名「U−200」、日東化成株式会社製
(硬化剤)
・ポリオール化合物1:上記で得られたHDIビュレット骨格を有する3官能ポリオール化合物、横浜ゴム株式会社製
・ポリオール化合物2:ポリブタジエンジオール、数平均分子量1200、商品名「poly bd R−15HT」、出光興産株式会社製
・ポリオール化合物3:ポリブタジエンジオール、数平均分子量2400、商品名「poly bd R−45HT」、出光興産株式会社製
・ポリオール化合物4:上記で得られたHDIイソシアヌレート骨格を有する3官能ポリオール化合物、横浜ゴム株式会社製
・ポリオール化合物5:上記で得られたHDIのTMPアダクト骨格を有する3官能ポリオール化合物、横浜ゴム株式会社製
・ポリオール化合物6:上記で得られた3官能ポリオール化合物、横浜ゴム株式会社製
・錫触媒:ジブチル錫ジアセテート、商品名「U−200」、日東化成株式会社製
12 オレフィン樹脂をフレーム処理した被着体
13 接合部
14 接着剤組成物
15 試験体
Claims (4)
- 前記ポリブタジエンジオールの数平均分子量が、1000以上3000以下である請求項1に記載の接着剤組成物。
- 前記3官能以上のイソシアネートのイソシアネート基と、前記ポリブタジエンジオールのヒドロキシ基とは、イソシアネート基/ヒドロキシ基のモル比で0.01以上0.8以下である請求項1または2に記載の接着剤組成物。
- 前記多官能ポリオール化合物の含有量は、前記主剤中のウレタンプレポリマーのイソシアネート基のモル数と前記硬化剤中の多官能ポリオール化合物のヒドロキシ基のモル数とのモル比(イソシアネート基/ヒドロキシ基)が、1.2以上20以下である請求項1から3の何れか1つに記載の接着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012280021A JP6171330B2 (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012280021A JP6171330B2 (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | 接着剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014122302A JP2014122302A (ja) | 2014-07-03 |
JP6171330B2 true JP6171330B2 (ja) | 2017-08-02 |
Family
ID=51403078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012280021A Active JP6171330B2 (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6171330B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6569680B2 (ja) * | 2014-09-08 | 2019-09-04 | 横浜ゴム株式会社 | プライマー組成物 |
WO2017022666A1 (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | 横浜ゴム株式会社 | ウレタン系接着剤組成物 |
JP6701670B2 (ja) * | 2015-10-29 | 2020-05-27 | 横浜ゴム株式会社 | 2液ウレタン系接着剤組成物 |
JP6950150B2 (ja) | 2016-06-09 | 2021-10-13 | 横浜ゴム株式会社 | 2液硬化型ウレタン接着剤組成物 |
EP3774970A1 (en) * | 2018-04-02 | 2021-02-17 | DDP Specialty Electronic Materials US, Inc. | Two-component polyurethane adhesive compositions |
CN113874463A (zh) * | 2019-04-05 | 2021-12-31 | 昭和电工材料株式会社 | 黏合剂组及结构体的制造方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63110272A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-14 | Sumitomo Deyurezu Kk | 複合ラミネ−ト用接着剤組成物 |
JP3057366B2 (ja) * | 1997-12-22 | 2000-06-26 | 三洋化成工業株式会社 | 二液型ドライラミネート用接着剤 |
JP3532787B2 (ja) * | 1999-04-05 | 2004-05-31 | 三洋化成工業株式会社 | ポリウレタン接着剤組成物 |
JP4508348B2 (ja) * | 2000-03-30 | 2010-07-21 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シートの製造方法 |
JP4053415B2 (ja) * | 2001-12-27 | 2008-02-27 | 横浜ゴム株式会社 | ポリウレタン組成物 |
US7718730B2 (en) * | 2003-12-19 | 2010-05-18 | Bayer Materialscience Llc | Two-component silylated polyurethane adhesive, sealant, and coating compositions |
JP4548072B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2010-09-22 | 横浜ゴム株式会社 | 2液硬化型ポリウレタン樹脂組成物 |
JP2007270036A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Sanyo Chem Ind Ltd | ポリウレタン樹脂水性分散体 |
-
2012
- 2012-12-21 JP JP2012280021A patent/JP6171330B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014122302A (ja) | 2014-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7073297B2 (ja) | 一液湿気硬化型組成物 | |
JP6035953B2 (ja) | ウレタン接着剤組成物 | |
EP3150681B1 (en) | Urethane adhesive composition | |
JP6171330B2 (ja) | 接着剤組成物 | |
EP3347391B1 (en) | Blocked polyurethane tougheners for epoxy adhesives | |
JP6171302B2 (ja) | ウレタン接着剤組成物 | |
CN115362236A (zh) | 2液固化型粘接剂组合物 | |
JP6172056B2 (ja) | ウレタン接着剤組成物 | |
JP6011317B2 (ja) | 接着剤組成物 | |
KR20210110789A (ko) | 낮은 경화 온도 및 양호한 저장 안정성을 갖는 열경화성 에폭시 수지 조성물 | |
JP2017066335A (ja) | ウレタン接着剤組成物 | |
JP6273083B2 (ja) | 変成シリコーン系シーリング材用プライマー組成物 | |
JP2013095759A (ja) | 樹脂ガラス用ポリウレタン接着剤組成物 | |
JP2006131794A (ja) | 一液湿気硬化型ウレタン組成物 | |
JP6908046B2 (ja) | 1液湿気硬化型ウレタン組成物 | |
JPH10114813A (ja) | 一液型ウレタン樹脂組成物 | |
JP2014080511A (ja) | 接着剤組成物 | |
JP6950616B2 (ja) | 有機ケイ素化合物およびそれを含有する組成物 | |
JP2014084390A (ja) | ウレタン接着剤組成物 | |
JP6358558B2 (ja) | ウレタン系接着剤組成物 | |
JP2021181512A (ja) | ウレタン接着剤組成物 | |
JP7230712B2 (ja) | 有機ケイ素化合物を含有する接着剤組成物 | |
WO2014024262A1 (ja) | ウレタン樹脂接着剤組成物 | |
JP5544138B2 (ja) | ウレアウレタン組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160810 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160823 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170404 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6171330 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |