JP6157652B2 - 永久磁石型モータ - Google Patents
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Description
また、リラクタンストルクを活用するため、回転子鉄心の永久磁石間に突起を有する構造として下記特許文献2が開示されている。
そのため、減少したトルク分だけモータトルクが低下してしまい、所定のモータトルクを維持するためにはモータ体格を大きくしなければならないという問題点があった。
この固定子の内側に隙間を空けて設けられ、複数の薄板鋼板を軸線の方向に順次積層してなる回転子鉄心、この回転子鉄心の表面に周方向に間隔をおいて複数形成された貼り付け面にそれぞれ貼付された複数の永久磁石、及び前記回転子鉄心の中心軸線にそって貫通したシャフトから構成された回転子と、を備え、
前記回転子鉄心は、隣接した前記貼り付け面間に径方向に突出した突起が形成され、
この突起は、前記永久磁石の前記周方向の側面に当接した第2の突起部と、前記永久磁石の前記側面から離間した第1の突起部とから構成され、
前記第1の突起部は、前記軸線方向の長さの合計をL1、前記貼り付け面の延長線とこの延長線と前記第1の突起部の隅部で交差する平行線との間の高さをt1とし、
前記第2の突起部は、前記軸線方向の長さの合計をL2、前記延長線とこの延長線と前記第2の突起部の隅部で交差する平行線との間の高さをt2としたとき、
(L1×t1)>(L2×t2)である。
前記第1の突起部は、軸線方向の長さの合計をL1、貼り付け面の延長線とこの延長線と前記第1の突起部の隅部で交差する平行線との間の高さをt1とし、
前記第2の突起部は、軸線方向の長さの合計をL2、前記延長線とこの延長線と前記第2の突起部の隅部で交差する平行線との間の高さをt2としたとき、
(L1×t1)>(L2×t2)である。
従って、回転ムラを小さくすることによるモータの振動騒音を低減するとともに、モータトルクの低下を少なくし、さらにはモータ体格の増加を少なくすることができる永久磁石モータを得ることができる。
図1は、実施の形態1の永久磁石型モータ6(以下、モータと略称する。)が組み込まれた、自動車の電動パワーステアリング装置の説明図である。
運転者は、ステアリングホイール(図示せず)を操舵し、そのトルクがステアリングシャフト(図示しない)を介してシャフト1に伝達される。このときトルクセンサ2が検出したトルクは電気信号に変換されケーブル(図示せず)を通じて第1のコネクタ3を介してECU(Elecronic Control Unit)4に伝達される。ECU4は、制御基板とモータ6を駆動するためのインバータ回路を備えている。
一方、車速などの自動車の情報が電気信号に変換され第2のコネクタ5を介してECU4に伝達される。ECU4は、操舵のトルクと車速などの自動車の情報から、必要なアシストトルクを演算し、インバータを通じてモータ6に電流を供給する。
このモータ6は、ハウジング7内のラック軸の矢印Aで示す移動方向に平行な向きに配置されている。また、ECU4への電源供給はバッテリーやオルタネータから電源コネクタ8を介して送られる。
これにより、タイロッド10が動き、タイヤが転舵して車両を旋回させることができる。
モータ6のトルクによってアシストされる結果、運転者は少ない操舵力で車両を旋回させることができる。
なお、ラックブーツ11は、異物が電動パワーステアリング装置内に侵入しないように設けられている。また、モータ6とECU4は一体となっており、電動駆動装置100を構成している。
まず、モータ6について説明する。
モータ6は、電磁板を積層して構成される固定子鉄心12と、固定子鉄心12に納められた電機子巻線13と、固定子鉄心12を固定するフレーム14と、を有する。さらに、フレーム14は、モータ6のECU4と反対側のハウジング15にボルト16によって固定されている。ハウジング15には第1の軸受17が設けられ、この第1の軸受17は、第2の軸受18とともにシャフト19を回転自在に支持している。第2の軸受18は、フレーム14と一体あるいは別体に設けられた壁部36に支持されている。
シャフト19の一端部、即ち出力軸側にはプーリー20が圧入されていて、プーリー20は電動パワーステアリング装置のベルトに駆動力を伝達する働きをする。シャフト19の他端部には、センサ用永久磁石21が設けられている。シャフト19には、回転子鉄心22が圧入されており、回転子鉄心22には、永久磁石23が固定されている。
そこで、スイッチング素子24は、接着剤や絶縁シートなどを介してヒートシンク25と接触させ放熱する構造となっている。インバータ回路には、スイッチング素子24の他に、平滑コンデンサやノイズ除去用コイル、電源リレーやそれらを電気的に接続するバスバーなどがあるが図2では省略している。
磁気センサ31は、センサ用永久磁石21と同軸上でかつ相対応する位置に配置されていて、センサ用永久磁石21の発生する磁界を検出し、その向きを知ることで、回転子鉄心22と永久磁石21とから構成された、モータ6の回転子34の回転角度を検出する。
ECU4は、この回転角度に応じて適切な駆動電流をモータ6に供給する。
さらに、接続部材28は、支持部材33によって支持され、センサ部30の基板32と制御基板27とを電気的に接続している。この接続はプレスフィットでもよいし、はんだでもよい。
なお、接続部材28は、ヒートシンク25及び中間部材26を貫通する必要があるため、ヒートシンク25と中間部材26には接続部材28が通る穴部(図示しない)が設けられている。さらに、図示はしないが、中間部材26は接続部材28を位置決めできるようなガイドが設けられた構成となっている。
また、中間部材26と制御基板27との位置関係が図2と逆に配置された構成でもよい。
ヒートシンク25には、凹部35を設けており、センサ部30の基板32に実装された磁気センサ31とヒートシンク25の表面との間の距離を大きくしている。
ヒートシンク25は、ネジや焼き嵌めなどによってモータ6のフレーム14に固定される。このようにモータ6のフレーム14に固定されることによってヒートシンク25の熱をモータ6のフレームに伝達させることができる。
モータ6は、第1のU相巻線U1、第1のV相巻線V1、第1のW相巻線W1によって構成される第1の電機子巻線40と、第2のU相巻線U2、第2のV相巻線V2、第2のW相巻線W2によって構成される第2の電機子巻線41と、を有している。図4ではY結線としているがΔ結線でもよい。なお、この図では、電機子巻線のみを記載し、他の構成は省略している。
それぞれのインバータ42,43から2つの電機子巻線40、41に3相の電流を供給する。ECU4にはバッテリーなどの電源44から直流電源が供給されており、ノイズ除去用のコイル68を介して、電源リレーが接続されている。
図3では電源44がECU4の内部にあるかのように描かれているが、実際はバッテリー等の外部の電源44から電源コネクタ8を介して、電力が供給される。電源リレーは、第1の電源リレー45及び第2の電源リレー46があり、それぞれ2個のMOST−FETで構成され故障時などは電源リレー45,46を開放して、過大な電流が流れないようにする。
なお、図3では、第1の電源リレー45、第2の電源リレー46は、電源44、コイル68、電源リレー45,46の順に接続されているが、コイル68よりも電源44に近い位置に設けられてもよいことは言うまでもない。
第1のコンデンサ47、第2のコンデンサ48は、平滑コンデンサである。図3ではそれぞれ、1個のコンデンサで構成されているが、複数のコンデンサを並列に接続されて構成してもよいことは言うまでもない。
さらに、下側の3つの第2のMOST−FET50、第4のMOST−FET52、第3のMOST−FET54のGND(グランド)側にはそれぞれシャント抵抗が1つずつ接続されており、第1のシャント55、第2のシャント56、第3のシャント57としている。これらシャント55〜57は、電流値の検出に用いられる。
なお、シャント55〜57は3個の例を示したが、2個のシャントであってもよいし、1個のシャントであっても電流検出は可能であるため、そのような構成であってもよいことは言うまでもない。
さらに、下側の3つの第2のMOST−FET62、第4のMOST−FET64及び第6のMOST−FET66のGND(グランド)側にはそれぞれシャント抵抗が1つずつ接続されており、第1のシャント58、第2のシャント59及び第3のシャント60としている。これらシャント58〜60は、電流値の検出に用いられる。
なお、シャント58〜60は3個の例を示したが、2個のシャントであってもよいし、1個のシャントであっても電流検出は可能であるため、そのような構成であってもよいことは言うまでもない。
なお、回転角度センサ67は、GMRセンサやAMRセンサやレゾルバ等が用いられる。
なお、図4及び図5では、突起74に関して概略を示し、突起74の詳細は、図6及び図7に示す。また、図6では回転子鉄心22に形成された穴部76、カシメ部77は省略されている。
第1の電機子巻線40、第2の電機子巻線41及び固定子鉄心12からなる固定子70は、回転子34を囲っている。
固定子鉄心12は、電磁鋼板などの磁性体で構成される環状のコアバック71とコアバック71から周方向内側に延びるティース72から構成される。隣り合うティース72の間に形成されたスロット73に電機子巻線40,41が納められている。図示しないが、電機子巻線40,41と固定子鉄心12との間には絶縁紙等が挿入され電気的絶縁を確保している。
ティース72は、全部で48個形成されており、従ってスロット73も48個となっている。1つのスロット73には電機子巻線40,41のコイルが4本ずつ納められている。
電機子巻線40,41の配置は、図4に示すように1番面のスロット73から順にU1、U2、W1、W2、V1、V2となっており、7番目以降もU1、U2、W1、W2、V1、V2の順に配置されていて、48番目まで同様の順に配置されている。
但し、1番目のスロット73のU1と7番目のスロット73のU1は電流の向きが互いに逆になるように電機子巻線40,41が配置されている。即ち、1番目のスロット73から7番目のスロット73に巻かれた分布巻の構成となっており、電機子巻線40,41は、計6個のティース72を跨っている。これは電気角180度に相当し、短節巻係数が1となるため、永久磁石23が発生する磁束を有効に利用でき、小型高トルクのモータ6が得られ、永久磁石23の量を少なくできるため、巻線係数が小さいモータに比べて低コスト化が実現できるという効果がある。
回転子鉄心22は、電磁鋼板などを積層して構成されており、電磁鋼板同士はカシメ部77によって互いに連結されている。回転子鉄心22の中央にはシャフト19が貫通している。
第1の突起部80は、軸線方向の長さの合計をL1、貼り付け面101の延長線とこの延長線と第1の突起部80の隅部で交差する平行線との間の高さをt1とする。
第2の突起部81は、軸線方向の長さの合計をL2、延長線とこの延長線と第2の突起部81の隅部で交差する平行線との間の高さをt2とする。
第1の突起部80と第2の突起部81との関係は、(L1×t1)>(L2×t2)であり、第1の突起部80は、第2の突起部81よりも大きい。t1=t2の場合は必ずL1>L2となり、第2の突起部81は、第1の突起部82に比べて、回転軸線方向において局所的に配置される。
また、L1=L2の場合には必ずt1>t2となり、第2の突起部81は、第1の突起部80に比べて、その高さt2は低く設定される。
永久磁石23は、一対の第2の突起部81のうちの一方に当接されることで位置決めされ、第1の突起部80に当接することはない。
マグネットトルクだけでなく回転子鉄心22の突起74によりリラクタンストルクも活用するモータ6においては、第1の突起部80の大きさ(L1×t1)が大きいほど、リラクタンストルクを活用することができる。
しかし、永久磁石23を回転子鉄心22に貼り付け面101での位置のばらつきを少なく正確に固定できないと回転ムラの原因となり、車両用の電動パワーステアリングでは操舵フィーリングの悪化の原因となるほか、電子部品などの実装装置では歩留り悪化の原因となるなどの悪影響が生じる。
そのためには、永久磁石23を回転子鉄心22の突起74に片寄せして固定するとよいが、永久磁石23と突起74が近接するほど、本来、固定子鉄心12に流れてマグネットトルクとなるべき永久磁石23の磁束の一部が、図6の矢印Bに示すように漏れ磁束となって突起74に流れ、その分、マグネットトルクが低下してしまう課題が生じる。
特に、マグネットトルクだけでなく、リラクタンストルクを活用する大きな突起74を有する永久磁石型モータでは、突起74が大きいため、漏れ磁束も多くなり、マグネットトルクの低下が起こりやすい。
即ち、突起74と永久磁石23との間に空隙を設けた場合には、マグネットトルクの低下を少なくできるが、永久磁石23の貼り付け面101での正確な位置決めが困難になり、貼り付け位置のばらつきが生じ、回転ムラが大きくなってしまう。
反対に、突起74と永久磁石23とを当接させた場合には、回転ムラを少なくできるが、永久磁石23から突起74への漏れ磁束が大きくなり、マグネットトルクが低下してしまう。
特に、車両用の電動パワーステアリング装置では、モータ6の体積の減少は他の車載機器との幾何学的な位置の干渉を少なくできることによるレイアウト性の改善、モータ6の重量の減少は車両重量を軽くできることによる燃費の改善、永久磁石23の使用量の減少は原材料費の減少によるコストの改善、をそれぞれ実現できる効果がある。
この実施の形態では2重3相巻線について述べたが、相数やインバータの数に関わらず同様の効果が得られることは言うまでもない。この実施の形態では周方向に隣り合う永久磁石23が互いに極性の異なるモータについて述べたが、図8に示すようにN極のみあるいはS極のみの永久磁石23と、回転子鉄心22の異極とで構成されるコンシクエントポール型でも同様の効果が得られることは言うまでもない。
即ち、この瓦型の永久磁石23の場合、貼り付け面101も曲面となるため、複数個の永久磁石23を周方向に位置ずれなく正確に貼り付けることが蒲鉾型の永久磁石23の場合と比べて難しいため、回転ムラの低減に対する効果が特に顕著である。
図10は、この実施の形態2のモータ6の要部正断面図である。
この実施の形態では、1極において永久磁石23が当接される第2の突起部81の幅をW3、永久磁石23と固定子70との空隙距離をtg、永久磁石23の外周側が円弧状であってその周方向の中心の厚みをtmとすると、tg<(2×W3)<tmなる関係を有している。
図11は、この実施の形態3のモータ6の回転子34を示す展開図である。
この実施の形態では、1極において永久磁石23に当接される第2の突起部81の幅をW3、第1の回転子部78と第2の回転子部79とがスキューによりオフセットする幅をWとすると、W3<Wなる関係を有している。
他の構成は、実施の形態1のモータ6と同じである。
この場合には、永久磁石23の磁束から見ると、永久磁石23が固定される同一の第2の回転子部79の第1の突起部80へ流れる周方向漏れ磁束だけでなく、第1の回転子部78の第1の突起部80へ流れる軸線方向漏れ磁束(矢印C)も大きくなる。
スキューは、回転ムラをキャンセルするように決定されるので、マグネットトルクの低下を小さくするためにΔWをゼロに近い正値にすることが効果的であり、そのためにはW3を大きくすればよいことがわかる。
図12は、この実施の形態4のモータ6の回転子34を示す展開図である。
この実施の形態では、隣接した回転子部78,79では、隣接した同極の永久磁石23同士は、周方向の反発力の向きに、それぞれ第2の突起部81に当接している。
他の構成は、実施の形態1のモータ6と同じである。
従って、着磁した永久磁石23を第2の突起部81に当接させて回転子鉄心22に貼り付け接着剤等で固定する場合には、永久磁石23が周方向に反発する矢印Dの向きは、自然と第2の突起部81に当接する方向と同じであるため、接着剤等の硬化までの間、永久磁石23の貼り付け位置がずれてしまうことがない。
また、未着磁の永久磁石23を第2の突起部81に当接させて回転子鉄心22に貼り付け接着剤等で固定されている場合には、永久磁石23が周方向に反発する矢印Dの向きは、自然と第2の突起部81に当接する方向と同じであるため、温度上昇や経年劣化などで接着剤の固定力が低下しても、永久磁石23は、自然と第2の突起部81に当接されるので、永久磁石23の貼り付け位置がずれてしまうことがない。
即ち、接着剤等の固定力が小さい場合にも、永久磁石23の正確な位置決めを持続できる特徴的な効果を有する。
図13は、この実施の形態5のモータ6の回転子34を示す展開図である。
この実施の形態では、隣接した回転子部78,79の同極の永久磁石23では、矢印Fに示すように、それぞれ周方向の同じ側に、永久磁石23の側面が当接した第2の突起部81が設けられている。
他の構成は、実施の形態1のモータ6と同じである。
特に、第1の突起部80の高さが永久磁石23の高さと同程度まで大きい場合には、第1の突起部80を1極毎に衝突するのを避けながら貼り付けるので、第1の突起部80を外径方向に移動するのを避ける動作が加わり、治具の簡素化や貼り付け時間の短縮に対して、特別の効果を有する。
図14は、この実施の形態6のモータ6の回転子34を示す展開図である。
この実施の形態では、突起74は、第2の突起部81と反対側の周方向の側面が軸線方向に延びた平面であって対向した永久磁石23と離間している。
他の構成は、実施の形態1のモータ6と同じである。
この実施の形態では、永久磁石26と当接する突起74の片側のみに第2の突起部81を設け、他方側には第2の突起部81を設けないことで、突起74への漏れ磁束を低減することで、マグネットトルクの低下をさらに少なくすることができる。
また、第1の回転子部78と第2の回転子部79の回転子鉄心22を同一形状にしても、シャフト19への圧入時に上下逆さまにすることで、実施の形態4のものにこの実施の形態を容易に実現できる。
また、第1の回転子部78及び第2の回転子部79のシャフト19への圧入時に上下逆さまにしないことで、実施の形態5のものにこの実施の形態を容易に実現できる。
なお、第1の回転子部78と第2の回転子部79との間でスキューが無い回転子34の場合にもこの実施の形態を実現できることは言うまでもない。
図15は、この実施の形態7のモータ6の回転子34を示す展開図である。
この実施の形態では、軸線方向において互いに当接したそれぞれの第1の突起部80の当接部位には切欠き部80aが形成されている。
なお、切り欠き部80aは、何れか一方だけでもよい。
他の構成は、実施の形態1のモータ6と同じである。
また、未着磁石を回転子鉄心22に貼り付けて着磁する場合、着磁磁束が漏れ磁束となって、オーバーラップした部分が完全には着磁できないため、マグネットトルクの低下や振動騒音の発生が生じ、この実施の形態ではこれを回避できる効果を有する。
この実施の形態を実施の形態5のものと実施の形態7のものとを合わせた形態に適用した場合には、第2の突起部81がスキュー境界部分に近く配置しても、第1の突起部80の切欠き80aと第2の突起部81の位置は干渉しないため、容易に実現できる。
一方、この実施の形態を実施の形態6のものと実施の形態7のものとを合わせた形態に適用した場合には、第2の突起部81の高さt2を第1の突起部80の高さt1よりも低くすることで、漏れ磁束を低減できる。これらは、第2の突起部81は1個の永久磁石23に対して2か所設けて2点で傾きを低減するのが望ましく、永久磁石23の軸線方向長さが短い場合、第2の突起部81の間隔をできるだけ広く取りたい場合には有効な手段となる。
なお、上記各実施の形態では、車両用の電動パワーステアリング装置に組み込まれ、操舵力をアシストする永久磁石型モータについて説明したが、電動パワーステアリング装置は一例であり、他のものに適用できるのは勿論である。
Claims (9)
- 電機子巻線、この電機子巻線を納めるスロットを有する固定子鉄心から構成された固定子と、
この固定子の内側に隙間を空けて設けられ、複数の薄板鋼板を軸線の方向に順次積層してなる回転子鉄心、この回転子鉄心の表面に周方向に間隔をおいて複数形成された貼り付け面にそれぞれ貼付された複数の永久磁石、及び前記回転子鉄心の中心軸線にそって貫通したシャフトから構成された回転子と、を備え、
前記周方向に隣り合う前記永久磁石の極性は互いに逆となっており、
前記回転子鉄心は、隣接した前記貼り付け面間に径方向に突出した突起が形成され、
この突起は、前記永久磁石の前記周方向の側面に当接した第2の突起部と、前記永久磁石の前記側面から離間した第1の突起部とから構成され、
前記第1の突起部は、前記軸線方向の長さの合計をL1、前記貼り付け面の延長線とこの延長線と前記第1の突起部の隅部で交差する平行線との間の高さをt1とし、
前記第2の突起部は、前記軸線方向の長さの合計をL2、前記延長線とこの延長線と前記第2の突起部の隅部で交差する平行線との間の高さをt2としたとき、
(L1×t1)>(L2×t2)である永久磁石型モータ。 - 前記第2の突起部の前記周方向の幅をW3、前記永久磁石と前記固定子との前記径方向の空隙距離をtg、前記永久磁石の外周側が円弧状であってその前記周方向の中心の厚みをtmとしたとき、
tg<(2×W3)<tmである請求項1に記載の永久磁石型モータ。 - 前記回転子は、前記軸線に沿って複数段の回転子部が前記周方向にスキューして構成され、
隣接した前記回転子部がスキューにより前記周方向へオフセットする幅をWとし、
前記第2の突起部の前記周方向の幅をW3としたとき、
W3<Wである請求項1または2に記載の永久磁石型モータ。 - 隣接した前記回転子部では、隣接した同極の前記永久磁石同士の前記周方向の反発力の向きに、それぞれ前記第2の突起部が設けられている請求項3に記載の永久磁石型モータ。
- 隣接した前記回転子部の同極の前記永久磁石では、それぞれ前記周方向の同じ側に前記第2の突起部が設けられている請求項3に記載の永久磁石型モータ。
- 前記突起は、前記第2の突起部と反対側の前記周方向の側面が前記軸線方向に延びた平面であって対向した前記永久磁石と離間している請求項1〜5の何れか1項に記載の永久磁石型モータ。
- 前記軸線方向において互いに当接したそれぞれの前記第1の突起部のうち少なくとも一方の当接部位には切欠き部が形成されている請求項3〜5の何れか1項に記載の永久磁石型モータ。
- 前記回転子鉄心には、前記軸線方向に貫通した穴部が前記シャフトの周囲に等分間隔で複数形成されている請求項1〜7の何れか1項に記載の永久磁石型モータ。
- 前記永久磁石型モータは、車両用の電動パワーステアリング装置に組み込まれ、操舵力をアシストする請求項1〜8の何れか1項に記載の永久磁石型モータ。
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