JP6152130B2 - 印刷用紙 - Google Patents
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詳しくは、本発明は、紫色顔料、青色顔料、紫色染料、および青色染料から選ばれるひとつ以上を含有する印刷用紙であって、印刷用紙のJISP 8150の方法によって測定される紙の色相が、紫外線を含む測定においてb*値が−0.5以上4未満である印刷用紙に関する。
本発明によって得られる印刷用紙は、例えば、コールドオフセット印刷やヒートオフセット印刷などの平版印刷、グラビア印刷などの凹版印刷、凸版印刷などの印刷方式で印刷することができる。
本発明においては、印刷用紙に、色材を含有させる。本発明において色材とは、白色以外の有色の顔料または染料をいう。顔料とは、水や油や有機溶剤などに不溶または難溶性または分散状態で存在する白色あるいは有色の粉体であり、無機と有機のものがある。本発明においては、無機、有機いずれのものでも良い。染料とは、可視光線を選択吸収または反射して固有の色を持つ有機色素のうち、適当な染色法により繊維や顔料等に染着するものをいい、溶媒(水や有機溶剤など)に可溶である。本発明においては、原紙層については主に染料を使用し、クリア塗工層、顔料塗工層については、耐光性に優れ、紙の経時による変色・着色を防止するという観点から主に顔料を使用することが好ましい。ただし、クリア塗工の場合は有色染料の使用も好ましい。
本発明の顔料は、青色または紫色であるものを使用でき、青色の顔料としては、例えば、EMT−ブルーDS−18東洋インキ製造(株)社製などが挙げられ、紫色の顔料としては、例えば、SAバイオレットC12896御国色素(株)社製などが挙げられる。顔料は、青色単独、紫色単独、両者併用しても良いが、不透明度を向上するには、紫色の顔料を使用することが好ましい。また、本発明においては、必要に応じて、黒、赤、黄などの、青、紫以外の色材を添加しても良い。
本発明における紫色顔料および/または青色顔料の含有量は特に限定されないが、これらの顔料の合計が、印刷用紙1m2あたり、0.05〜3.5mgであることが好ましく、0.1〜2.0mgであることがより好ましい。一般に、前記量が0.5mgより少ないと、顔料による光の吸収が少ないため、不透明度に寄与する隠蔽性が不足するので好ましくない。また、一般に、前記量が3.5mgより多いと、顔料による光の吸収量が多く、不透明度向上に大きく寄与するものの、色相が0点から大きく外れ、白色とは感じられなくなるため、好ましくない。顔料の含有量は、上記範囲内で、原料あるいは原紙などの白色度により適宜調節できる。本発明において数値範囲はその端点を含む。
本発明では、青色、紫色、または赤色染料を使用できる。青色の染料としては、例えば、アイゼンベーシックバイオレット64保土谷化学工業(株)社製などが挙げられ、赤色の染料としては、例えば、アストラフロキシンGリキッドケミラ社製などが挙げられる(いずれも塩基性染料)。
色材の合計量は、各層に含まれる青色顔料および紫色顔料、並びに青色染料及び紫色染料の量を合計して求められる。例えば、印刷用紙が、原紙層、サイズプレス層からなる場合、下式によって求められる。
本発明の色材は、印刷用紙のいずれの層に含有されていてもよい。好ましい態様において、本発明の色材を、印刷用紙を構成する層のいずれか1層に存在させることによって、比較的簡便に印刷用紙を製造することができる。
本発明の印刷用紙は公知の方法により製造することができる。例えば、本発明の印刷用紙は、以下に記載する抄紙原料をワイヤーパートにて抄紙し、次いでプレスパート、プレドライヤーパートに供して基紙を製造することができ、次いでコーターパートにて後述する塗工液を基紙上に塗工した後、アフタードライヤーパート、カレンダーパート、リールパート、ワインダーパートなどに供して製造することができる。また、抄紙原料をワイヤーパートにて抄紙し、次いでプレスパート、プレドライヤーパートに供して原紙を製造し、その原紙上に顔料塗工層を設けたり、水溶性高分子(バインダー)をクリア塗工して製造することができる。
本発明の印刷用紙は少なくとも原紙層を有する。本発明に用いる原紙は、単層抄きであっても多層抄きであってもよい。本発明の原紙が多層構造を有している場合、原紙を構成する複数の層のいずれか1層以上に色材を含有させればよい。色材を原紙層に存在させるためには、紫色顔料および/または青色顔料または、青色染料、紫色染料、または赤色染料などの有色染料を含有する抄紙原料から原紙を抄紙すればよい。本発明の原紙の製法は特に制限されず、公知の原料を用いて公知の方法によることができる。
本発明で用いるパルプは特に制限されず、一般的なパルプを用いることができ、具体的には、一般的な木材パルプに加えて、リンターパルプ、麻、バガス、ケナフ、エスパルト草、ワラなどの非木材パルプ、レーヨン、アセテートなどの半合成繊維、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステルなどの合成繊維などを使用することができる。具体的には、機械パルプ(MP)、脱墨パルプ(DIP、古紙パルプとも呼ばれる)、広葉樹クラフトパルプ(LKP)、針葉樹クラフトパルプ(NKP)など、紙の抄紙原料として一般的に使用されているものを好適に使用することができ、適宜、これらの1種類または2種類以上を配合して使用される。機械パルプとしては、砕木パルプ(GP)、リファイナー砕木パルプ(RGP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、ケミグランドパルプ(CGP)、セミケミカルパルプ(SCP)などが挙げられる。
本発明の紙に使用される填料は、灰分が5重量%以上となるように添加されれば特に制限はないが、例えば、重質炭酸カルシウムや軽質炭酸カルシウムなどの炭酸カルシウム、酸化チタン、クレー、シリカ、タルク、カオリン、焼成カオリン、デラミカオリン、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、酸化亜鉛、酸化珪素、非晶質シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛、酸化チタン、ベントナイトなどの無機填料;尿素−ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、微小中空粒子等の有機填料;を単独または適宜2種類以上を組み合わせて使用することができる。また、製紙スラッジや脱墨フロス等を原料とした再生填料も使用することができる。特に、本発明においては、安価でかつ光学特性に優れていることから、炭酸カルシウムを填料として使用することが好ましい。また、炭酸カルシウム−シリカ複合物(例えば、特開2003−212539号公報あるいは特開2005−219945号公報等に記載の軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物)などの複合填料も使用可能である。酸性抄紙では、前記中性抄紙で使用する填料から、酸溶解性のものを除いた填料が使用され、その単独または適宜2種類以上を組み合わせて使用される。
本発明においては、公知の製紙用添加剤を使用することができる。製紙用薬品は、特に制限されず、種々の薬品を単独または組み合わせて用いることができる。例えば、例えば、歩留剤、濾水性向上剤、凝結剤、硫酸バンド、ベントナイト、シリカ、サイズ剤、乾燥紙力剤、湿潤紙力剤、嵩高剤、填料、染料、蛍光増白剤、pH調整剤、消泡剤、紫外線防止剤、退色防止剤、ピッチコントロール剤、スライムコントロール剤などの製紙用薬品を用いることができる。中でも、短時間で紙料との混合ができるという本発明の効果を大きく享受できる点で、製紙用薬品として歩留剤を添加することが特に好ましい。歩留剤の他、本発明の製紙用薬品として好適に使用できるものとしては、ポリアクリルアミド系高分子、ポリビニルアルコール系高分子、カチオン性澱粉、各種変性澱粉、尿素・ホルマリン樹脂、メラミン・ホルマリン樹脂などの内添乾燥紙力増強剤;ポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン樹脂などの内添湿潤紙力増強剤;ロジン系サイズ剤、AKD系サイズ剤、ASA系サイズ剤、石油系サイズ剤、中性ロジンサイズ剤などの内添サイズ剤;などを挙げることができる。
上記のようにして製紙用薬品を混合された紙料は、ヘッドボックスに送られ、ヘッドボックスからワイヤーに噴射されて抄紙される。本発明は、種々の抄紙機や抄紙法に適用することができる。抄紙機としては例えば、長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機、ギャップフォーマー抄紙機、ヤンキー抄紙機等で適宜抄紙できるが、特に地合が悪化しやすいツインワイヤー抄紙機でも、本発明の効果を有意に発揮させることができる。ツインワイヤー抄紙機としては、ギャップフォーマー、オントップフォーマーなどが挙げられる。本発明の抄紙系は、特に制限されず、中性紙でも酸性紙でもよいが、本発明の紙が炭酸カルシウムを比較的多く含有する場合、中性紙であることが好ましい。具体的には、本発明においては、紙面pHが6.0〜9.0であることが好ましく、6.8〜8.0であることがより好ましい。抄紙速度は、特に限定されない。
本発明の原紙の坪量は特に限定されないが、製造または輸送等のコスト削減という観点からは、低いことが好ましく、具体的には50g/m2以下が好ましく、より好ましくは30〜45g/m2、更に好ましくは25〜43g/m2である。一般に、坪量が高い紙は、紙厚もあり不透明度が高いのに対して、坪量が低い紙は、紙厚が薄いため不透明度が低くなるところ、本発明によれば、低坪量でありながら不透明度を高くすることができる。したがって、原紙が低坪量であるほど、本発明の効果は顕著となる。また本発明により塗工紙を製造する場合は、原紙をオンラインソフトキャレンダ、オンラインチルドカレンダなどにより、塗工工程の前に、予め平滑化しておいてもよい。
本発明においては、オンラインソフトキャレンダ、オンラインチルドカレンダなどにより塗工前の原紙にプレカレンダー処理を行い、原紙を予め平滑化しておくこともできる。
本発明の印刷用紙は、上述した原紙の片面または両面にクリア(透明)塗工層を有していてもよい。本発明においてクリア塗工とは、例えば、サイズプレス、ゲートロールコータ、プレメタリングサイズプレス、カーテンコータ、スプレーコータなどのコータ(塗工機)を使用して、澱粉、酸化澱粉などの各種澱粉、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールなどの水溶性高分子を主成分とする塗布液(表面処理液)を原紙上に塗布(サイズプレス)することをいう。
本発明の印刷用紙は、顔料塗工により顔料塗工層を設けることもできる。本発明の印刷用紙における顔料塗工層は、単層であっても多層であってもよい。本発明の顔料塗工層が多層構造を有している場合、顔料塗工層を構成する複数の層のいずれか1層以上に紫色顔料および/または青色顔料を含有させればよい。紫色顔料および/または青色顔料を顔料塗工層に存在させるためには、紫色顔料および/または青色顔料を含有する塗料を用いて顔料塗工を行えばよい。本発明において塗工方法は特に制限されず、公知の原料を用いて公知の方法によることができる。もちろん、本発明においては、このような顔料塗工を施さなくてもよい。顔料塗工を施した場合、紙の灰分は、顔料塗工層に含まれる無機物により高くなるため、本発明のある態様において、10重量%〜50重量%程度が好ましく、20重量%〜45重量%程度がより好ましい。
できる。ブレード方式のコータを用いる場合は、塗工液の固形分濃度は40〜70重量%
が好ましく、より好ましくは60〜70重量%である。塗工液粘度は60rpmで測定し
たB型粘度が500〜2000mPa・sの範囲であることが好ましい。
5〜12g/m2がより好ましく、5〜10g/m2がさらに好ましい。本発明において
は、塗工量が少なくても、より不透明度を向上させる効果が発揮できる。
印刷用紙
[坪量]
本発明の印刷用紙の坪量は、50g/m2以下が好ましい。一般に、坪量が高い紙は、紙厚もあり不透明度が高いが、坪量が低い紙は、紙厚が薄いため不透明度が低くなるところ、本発明によれば、低坪量でありながら不透明度を高くすることができる。したがって、本発明においては、坪量が低い領域で効果を発揮しやすい。より効果が現れやすいのは、坪量が45g/m2以下の場合である。
本発明の印刷用紙の灰分は10重量%以上であることが好ましい。特に、灰分が12重量%以上であることが好ましく、15重量%以上がより好ましく、18重量%以上がさらに好ましい。灰分の上限は特にないが、紙の強度や操業性を考慮すると、40重量%以下であることが好ましい。
印刷用紙の灰分が5重量%より少ないと不透明度が十分に向上しないことがある。
本発明の印刷用紙の色相は、JIS P8150に規定される紫外線を含む測定においてb*値が−0.5以上4未満であるが、b*値が−0.5以上2未満であることがより好ましい。このようにb*値を比較的低くすることによって、印刷用紙の見た目の白さを増強できるとともに、不透明度を向上させ、印刷時の裏抜けを防止することができる。また、同測定におけるa*値は、印刷用紙の白色度や不透明度には大きく寄与しないため、特に限定されないが、通常は、−3以上3未満が好ましく、−2以上2未満がより好ましく、−2以上1未満がさらに好ましい。前記範囲を外れると、印刷用紙の色が白に見えなくなってしまうことがあるため好ましくない。
本発明の印刷用紙の白色度は50%以上が好ましく、54%以上がより好ましい。
本発明の印刷用紙の密度は0.70g/cm3未満が好ましく、0.65g/cm3未満がより好ましい。
以下に記載する品質評価方法で、本発明の印刷用紙の品質を評価した。
(1)色相測定方法(a*、b*):JIS P8150に準拠し、村上色彩(株)社製
色差計CMS−35SPXにて、原紙または印刷用紙のフェルト面を紫外光を含む光源にて測定した。
(2)ISO白色度測定方法:JIS P8148に準拠し、村上色彩(株)社製色差計CMS−35SPXにて、紫外光を含む光源にて測定した。
(3)不透明度測定方法:JIS P8149に準拠し、村上色彩(株)社製色差計CMS−35SPXにて測定した。
(4)灰分測定方法:JIS P8251に準拠して測定した。
(5)坪量:JIS P8124:1998(ISO536:1995)に従った。
(6)見た目の白さ:印刷用紙表面の白さを室内蛍光灯照明下で目視にて評価した。色の白さについては白色度が必ずしも人の目で見たときの白さと相関しているわけではないためである。目視の評価は4段階とした。◎:とても白い、○:白い、△:ややくすんで見える、あるいはやや黄ばんで見える、×:くすんで見える、あるいは黄ばんで見える。
(7)印刷時の裏抜け:オフセット輪転機で片面に墨ベタ印刷を施した印刷用紙を、印刷裏側から観察し、裏抜けを目視にて評価した。目視の評価は4段階とした。◎:裏の印刷部が殆ど認識できない、○:裏の印刷部が目立たない、△:印刷部がやや目立つ、×:印刷部が目立ち、裏面の画質或いは見た目を劣化させている。
また、本発明の印刷用紙について上記以外の品質項目も測定した。
材料使用した色材は以下の通りである。
・紫色顔料(SAバイオレットC12896 御国色素(株)社製)
・黒色顔料(SAブラックA035 御国色素(株)社製)
・青色染料(アイゼンベーシックバイオレット64 保土谷化学工業社製)
・赤色染料(アストラフロキシンGリキッド ケミラ社製)
DIP(濾水度200ml)80部、TMP(濾水度100ml)15部、及び針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP、濾水度600ml)5部を混合離解して調製したパルプスラリーに、填料として軽質炭酸カルシウムを灰分が15%となるように添加し、対パルプ固形分2%の硫酸バンド、表1に示す色材を添加して紙料を調製した。なお、濾水度はカナダ標準濾水度(CSF)を表す。
この紙料をモジュールジェット型ヘッドボックスに送り、ヘッドボックスからツインワイヤー型の抄紙ワイヤー上に紙料を噴射して、抄紙速度1250m/分で、坪量42g/m2となるように中性抄紙により新聞用紙原紙を製造した。
この原紙にゲートロールコーターを用いて、ヒドロキシエチル化澱粉、および表1に示す色材を含有するサイズプレス塗工液をフェルト面、ワイヤー面の両面に均等に0.5g/m2ずつ塗工して、高温ソフトニップカレンダーにてベック平滑度が30秒程度となるよう処理し、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
サイズプレス塗工液に色材として紫色顔料をヒドロキシエチル化澱粉に対し、0.03重量部添加した以外は実施例1と同様に製造し、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
パルプスラリーに添加する色材を表1に示す量に変更した以外は実施例1と同様に製造し、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
Claims (12)
- 紫色顔料、青色顔料、紫色染料、および青色染料から選ばれるひとつ以上の色材を含有する印刷用紙であって、
印刷用紙のJIS P8150の方法によって測定される紙の色相が、紫外線を含む測定においてa * 値が−3以上3未満、b*値が−0.5以上4未満であり、
白色度が50%以上であり、
灰分が10重量%以上であり、
填料として炭酸カルシウムを5重量%以上含む、
印刷用紙。 - 前記印刷用紙が新聞印刷用紙である、請求項1記載の印刷用紙。
- 前記印刷用紙の坪量が50g/m2以下である、請求項1〜2のいずれか1項に記載の印刷用紙。
- 前記原紙層が青色染料、紫色染料、または赤色染料を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷用紙。
- 前記印刷用紙が少なくとも原紙層とクリア塗工層とを有する印刷用紙である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷用紙。
- 前記印刷用紙が少なくとも原紙層と顔料塗工層とを有する印刷用紙である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷用紙。
- 前記クリア塗工層または顔料塗工層に、紫色顔料および/または青色顔料を含有する、請求項5または請求項6のいずれか1項に記載の印刷用紙。
- 前記クリア塗工層に、紫色染料および/または青色染料を含有する、請求項5に記載の印刷用紙。
- 印刷用紙のJIS P8251の方法によって測定される紙中灰分が12重量%以上である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の印刷用紙。
- 印刷用紙のJIS P8251の方法によって測定される紙中灰分が40重量%以下である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の印刷用紙。
- パルプ原料中のDIPの割合が40重量%以上である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の印刷用紙。
- 填料として炭酸カルシウムを6重量%以上含有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の印刷用紙。
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