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JP6150235B1 - 回転保持装置 - Google Patents

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JP6150235B1
JP6150235B1 JP2016233691A JP2016233691A JP6150235B1 JP 6150235 B1 JP6150235 B1 JP 6150235B1 JP 2016233691 A JP2016233691 A JP 2016233691A JP 2016233691 A JP2016233691 A JP 2016233691A JP 6150235 B1 JP6150235 B1 JP 6150235B1
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慎弥 小林
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Abstract

【課題】回転テーブルに対して容易に保持ユニットを取り付けることができる回転保持装置を提供する。【解決手段】挿入部16が回転軸31の一端31a側から貫通孔32に挿入されるとともに、取付ユニット50が回転軸31の他端31b側から貫通孔32に挿入された上で、螺子穴の雌ねじ17aおよび端部51の雄ねじ51aにより螺子穴および端部51がねじ締結される。これにより、挿入部16の外周面が適合部33の内周面33aに強く押し付けられた状態で、挿入部16が回転軸31に固定される。【選択図】図4

Description

本発明は、回転保持装置に関する。
従来、両持ち型ワーク割出台が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2009−119568号公報
ここで、特許文献1の両持ち型ワーク割出台において、パレット(保持ユニット)は、2つの割出テーブルの間に挟み込まれことによって支持されている。すなわち、特許文献1の両持ち型ワーク割出台では2つの割出テーブルが必要となり、その結果、装置全体の価格が1台の割出テーブルを有する場合と比較して増大するという問題だけでなく、装置全体のフットプリント(設置面積)が増大するという問題も生ずる。
そこで、本発明では、回転テーブルに対して容易に保持ユニットを取り付けることができる回転保持装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、回転保持装置であって、対象物を保持可能とされた保持ユニットと、水平方向に延伸する軸心を中心に、前記保持ユニットを回転させる回転テーブルと、前記回転テーブルに対して前記保持ユニットを取り付ける取付ユニットとを備え、前記回転テーブルは、前記軸心を第1中心軸とする貫通孔が形成された回転軸、を有し、前記保持ユニットは、板状の基台と、前記基台の主面上に設けられており、前記対象物を固定する固定部と、先端の外形が円錐台状とされた挿入部を含むととともに、前記基台の第1側面側に設けられており、前記挿入部が前記回転軸の一端側から前記貫通孔に挿入されることによって、前記軸心に対する前記基台の位置を調整する調整部とを有し、前記貫通孔に前記挿入部が挿入される方向を挿入方向とする場合、前記挿入方向と垂直な方向における前記挿入部の外周長さは、前記先端側から前記基台側に進むに従って増大し、前記回転軸の内周面のうち、前記一端側の第1内周面は、前記外周面に沿った形状とされており、前記保持ユニットの前記挿入部が前記一端側から前記貫通孔に挿入されるとともに、前記取付ユニットが他端側から前記貫通孔に挿入された上で、前記挿入部が前記取付ユニットにより前記一端側から前記他端側に引っ張られることによって、前記挿入部が前記回転軸に固定されることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の回転保持装置において、前記挿入部が前記貫通孔に挿入されるときに前記回転軸が前記挿入部の前記外周面と接触する領域を接触領域とする場合、前記接触領域の内周長さは、前記一端側から前記他端側に進むに従って減少することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、回転保持装置であって、対象物を保持可能とされた保持ユニットと、水平方向に延伸する軸心を中心に、前記保持ユニットを回転させる回転テーブルと、前記回転テーブルに対して前記保持ユニットを取り付ける取付ユニットとを備え、前記回転テーブルは、前記軸心を第1中心軸とする貫通孔が形成された回転軸、を有し、前記保持ユニットは、板状の基台と、前記基台の主面上に設けられており、前記対象物を固定する固定部と、先端の外形が円錐台状とされた挿入部を含むととともに、前記基台の第1側面側に設けられており、前記挿入部が前記回転軸の一端側から前記貫通孔に挿入されることによって、前記軸心に対する前記基台の位置を調整する調整部とを有し、前記貫通孔に前記挿入部が挿入される方向を挿入方向とする場合、前記挿入方向と垂直な方向における前記挿入部の外周長さは、前記先端側から前記基台側に進むに従って増大し、前記挿入部が前記貫通孔に挿入されるときに前記回転軸が前記挿入部の前記外周面と接触する領域を接触領域とする場合、前記接触領域の内周長さは、前記一端側から前記他端側に進むに従って減少し、前記保持ユニットの前記挿入部が前記一端側から前記貫通孔に挿入されるとともに、前記取付ユニットが他端側から前記貫通孔に挿入された上で、前記挿入部が前記取付ユニットにより前記一端側から前記他端側に引っ張られることによって、前記挿入部が前記回転軸に固定されることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の回転保持装置において、前記挿入部は、雌ねじが形成された螺子穴を有するとともに、前記取付ユニットは、雄ねじが形成された端部を有しており、前記螺子穴および前記端部がねじ締結されることによって、前記挿入部が前記回転軸に固定されることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転保持装置において、前記調整部は、前記主面に沿って延びる前記基台の第2中心軸が前記軸心上に位置するように、前記基台の位置を調整することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の回転保持装置において、前記保持ユニットを挟んで前記回転テーブルと逆側に配置された心押台、をさらに備え、前記第2中心軸と交差する前記基台の側面のうち、前記調整部と近接して配置された前記第1側面と反対側に、第2側面が形成され、前記第2側面上に前記第2中心軸と交わるように凹地が形成されるとともに、前記心押台の心押軸で前記凹地が押圧されることによって、前記回転テーブルに取り付けられた前記保持ユニットが支持されることを特徴とする。
請求項1から請求項6に記載の発明によれば、貫通孔に挿入された保持ユニットの挿入部が、取付ユニットによって回転軸に固定されるだけで、回転テーブルの軸心に対して保持ユニットの基台の位置が調整される。
すなわち、煩雑な調整作業をすることなく、回転テーブルに対して保持ユニットを取り付けることができる。そのため、保持ユニットの取付作業に要する工数を低減させることができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、ねじ締結によって保持ユニットの挿入部が回転テーブルの回転軸に固定される。そのため、保持ユニットの取付作業に要する工数だけでなく、回転テーブルから保持ユニットを取り外す作業に要する工数をも低減させることができる。
本発明の実施の形態における回転保持装置の構成の一例を示す正面斜視図である。 本発明の実施の形態における回転保持装置の構成の一例を示す背面斜視図である。 回転テーブル付近の構成の一例を示す側面図である。 回転テーブル付近の構成の一例を示す断面図である。 回転テーブルによる保持ユニットの回転動作を説明するための正面斜視図である。 回転テーブルによる保持ユニットの回転動作を説明するための正面斜視図である。 回転テーブルによる保持ユニットの回転動作を説明するための正面斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.回転保持装置の構成>
図1および図2は、それぞれ本発明の実施の形態における回転保持装置100の構成の一例を示す正面斜視図および背面斜視図である。ここで、回転保持装置100は、装着された加工対象物を保持しつつ回転させる装置であり、マシニングセンタ(Machining center)などの工作機械の動作と連動させられる。図1および図2に示すように、回転保持装置100は、主として、保持ユニット10と、回転テーブル30と、心押台40と、取付ユニット50と、を有している。
なお、図1および以降の各図には、図面に記載された各構成要素の理解を助けるため、必要に応じて適宜、Z軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系が、付されている。
保持ユニット10は、回転テーブル30により形成される円柱座標系(より具体的には、回転テーブル30の軸心30aを中心軸(垂直軸)とする円柱座標系)に対して対象物(例えば、加工対象物)を保持可能とされた治具である。なお、保持ユニット10の詳細な構成については、後述する。
回転テーブル30は、いわゆる割出(インデックス)テーブルであり、高精度に回転角を設定する(割り出す)ために用いられる。図1および図2に示すように、回転テーブル30は、水平方向DR1(X軸と平行な方向)に延伸する軸心30aを中心に、保持ユニット10を回転させる。なお、回転テーブル30の詳細な構成については、後述する。
心押台40は、図1および図2に示すように、保持ユニット10を挟んで回転テーブル30と逆側に配置されている。心押台40は、主として、心押軸41と、取付台42と、を有している。
心押軸41は、取付台42に対して、軸心30aに沿った水平方向DR1に進退可能とされている。そして、心押軸41が保持ユニット10の側面11bに形成された凹地11dを押圧することによって、心押台40は、回転テーブル30に取り付けられた保持ユニット10を支持することができる。
取付ユニット50は、回転テーブル30に対して保持ユニット10を取り付ける要素である。図2に示すように、本実施の形態では、取付ユニット50として、いわゆるボルトが採用されている。なお、取付ユニット50の構成要素のうち、保持ユニット10の取付時において回転テーブル30内に隠れる要素については、後述する。
<2.保持ユニット、回転テーブル、および取付ユニットの構成>
図3および図4は、それぞれ回転テーブル30付近の構成の一例を示す側面図および断面図である。ここでは、図1から図4を参照しつつ、保持ユニット10、回転テーブル30、および取付ユニット50の構成を説明する。
回転テーブル30は、図1に示すように、主として、回転軸31と、モータ格納部35と、を有している。モータ格納部35には、回転軸31と連動連結されたモータ(図示省略)が格納されており、このモータは回転軸31に回転力を付与する。これにより、回転軸31は、この回転力の伝達により軸心30aを中心として回転させられる。
回転軸31は、図1および図2に示すように、モータ格納部35と並べて配置された回転体であり、適合部33を有している。また、回転軸31には、軸心30aを中心軸32a(第1中心軸)とする貫通孔32が形成されている。
適合部33は、いわゆるアダプターであり、回転軸31の貫通孔32の内周面32b形状を保持ユニット10に適合させるために用いられる。すなわち、本実施の形態において、貫通孔32に装着された適合部33の内側空間は、貫通孔32の一部を構成する。図3および図4に示すように、適合部33の内周面33aのうち、回転軸31の一端31a側のもの(第1内周面)は、挿入部16の外周面16bに沿った形状とされている。
より具体的には、挿入部16が回転軸31に挿入されるときに適合部33の内周面33aが挿入部16の外周面16bと接触する領域を接触領域と定義する場合、この接触領域の内周NR1(図3参照)の長さは、回転軸31の一端31a側から他端31b側に進むに従って徐々に減少するように設定されている。
保持ユニット10は、軸心30aを中心に回転可能な固定治具である。図1から図4に示すように、保持ユニット10は、主として、板状の基台11と、複数の固定部13と、調整部15と、を有している。
複数(本実施の形態では、4つ)の固定部13は、図1および図2に示すように、基台11の主面11e上に設けられている。ここで、本実施に形態において「主面」とは、板状体の外面を形成する複数の平面のうち、他と比較して面積の広い面を言う。例えば、図1および図2において「主面」には、XY平面と平行な面(上面および下面)が該当する。
複数の固定部13のそれぞれは、固定爪14を有している。各固定爪14は、主面11eに対して垂直な方向に昇降可能とされている。そして、各固定爪14が、対象物側に下降しつつ、対象物を押圧する。これにより、対象物は、基台11に対して固定される。
基台11は、対象物を保持する板状体である。図1および図2に示すように、保持ユニット10が回転テーブル30に装着される場合、基台11の主面11eに沿って延びる中心軸11c(第2中心軸:図4参照)は、回転テーブル30の軸心30aと一致する。また、図3に示すように、基台11の側面11a(第1側面)側には、調整部15が設けられている。すなわち、調整部15は、側面11aと近接して配置されている。
さらに、図1に示すように、軸心30a(すなわち、中心軸11c)と交差する側面のうち、側面11aと反対側には、側面11bが形成されている。また、側面11b上には、軸心30aと交わるように凹地11dが形成されている。そして、心押台40の心押軸41で凹地11dが押圧されることによって、心押台40は、回転テーブル30に(より具体的には、回転テーブル30に対して片持ち梁状に)取り付けられた保持ユニット10を支持する。
調整部15は、保持ユニット10が回転テーブル30に取り付けられる場合において、軸心30aに対する基台11の位置を調整する。図3および図4に示すように、調整部15は、挿入部16を有している。
挿入部16は、取付ブロック12を挟んで基台11の逆側に設けられている。図3および図4に示すように、挿入部16の先端16aの外形は、円錐台状とされている。また、貫通孔32に挿入部16が挿入される方向を挿入方向DR2とする場合、この挿入方向DR2と垂直な方向における挿入部16の外周TR1(図3参照)の長さは、挿入部16の先端16a側から基台11側に進むに従って徐々に増大するように設定されている。さらに、図3に示すように、挿入部16は、雌ねじ17aが形成された螺子穴17を有している。
ここで、保持ユニット10が回転テーブル30に装着される場合、図4に示すように、挿入部16は、回転軸31の一端31a側から適合部33の内側空間(実質的に貫通孔32)に挿入される。これにより、主面11eに沿って延びる基台11の中心軸11cが軸心30a上に位置するように、基台11の位置(さらに具体的には、位置および姿勢)が調整される。
取付ユニット50は、回転テーブル30に対して保持ユニット10をねじ締結するための結合要素である。図4に示すように、取付ユニット50は、雄ねじ51aが形成された端部51を有している。
そして、挿入部16が回転軸31の一端31a側から貫通孔32に挿入されるとともに、取付ユニット50が回転軸31の他端31b側から貫通孔32に挿入された上で、螺子穴17の雌ねじ17aおよび端部51の雄ねじ51aにより螺子穴17および端部51がねじ締結される。すなわち、ねじ締結時において、挿入部16が取付ユニット50により一端31a側から他端31b側に引っ張られる。これにより、挿入部16の外周面16bが適合部33の内周面33aに強く押し付けられた状態で、挿入部16が回転軸31に固定される。
図5から図7のそれぞれは、回転テーブル30による保持ユニット10の回転動作を説明するための正面斜視図である。なお、図5から図7においては、図示の都合上、保持ユニット10の固定部13、回転テーブル30のモータ格納部35、および心押台40の取付台42が省略されている。
上述のように、回転軸31の適合部33の内周面33aおよび挿入部16の外周面16bの形状により、回転軸31の軸心30aに対する基台11の位置が精度良く調整される。そのため、図5から図7に示すように、回転保持装置100は、軸心30aを中心として基台11を良好に回転させることができる。
<3.本実施の形態における回転保持装置の利点>
以上のように、本実施の形態の回転保持装置100では、貫通孔32に挿入された保持ユニット10の挿入部16が、取付ユニット50によって回転軸31に固定されるだけで、回転テーブル30の軸心30aに対して保持ユニット10の基台11の位置が調整される。
すなわち、煩雑な調整作業(例えば、基台11の中心軸11cと、回転軸31の軸心30aとを一致させる作業等)をすることなく、回転テーブル30に対して保持ユニット10を取り付けることができる。そのため、保持ユニット10の取付作業に要する工数を低減させることができる。
また、本実施の形態の回転保持装置100では、ねじ締結によって保持ユニット10の挿入部16が回転テーブル30の回転軸31に固定される。そのため、保持ユニット10の取付作業だけでなく、回転テーブル30から保持ユニット10を取り外す作業に要する工数をも低減させることができる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
(1)本実施の形態において、保持ユニット10の挿入部16の螺子穴17および取付ユニット50の端部51がねじ締結されることにより、保持ユニット10が回転テーブル30に取り付けられるものとして説明したが、これに限定されるものでない。
すなわち、取付ユニット50としては、回転軸31の一端31a側から他端31b側に向かって挿入部16を引っ張ることができるものであれば良く、本実施の形態のもの(例えば、ボルト)に限定されるものでない。
(2)また、本実施の形態において、適合部33の内周面33aは、保持ユニット10における挿入部16の外周面16bに沿った形状とされているものとして説明したが、これに限定されるものでない。適合部33が回転軸31に一体的に構成されるとともに、貫通孔32の内周面32bのうち、回転軸31の一端31a側の内周面(第1内周面)が、挿入部16の外周面16bに沿った形状とされても良い。この場合、挿入部16は、回転軸31の一端31a側から貫通孔32に挿入される。
すなわち、回転軸31の内周面のうちの一端31a側のものが、挿入部16の外周面16bに沿った形状とされていれば、十分である。より具体的には、挿入部16が回転軸31に挿入されるときに回転軸31が挿入部16の外周面16bと接触する領域を接触領域とする場合、この接触領域の内周長さは、回転軸31の一端31a側から他端31b側に進むに従って減少するように設定されても良い。
(3)さらに、本実施の形態において、保持ユニット10の基台11は、心押台40により支持されるのとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、基台11の軸心30a方向のサイズが小さく、この軸心30a方向におけるたわみの影響が小さい場合には、回転保持装置100の構成として心押台40が用いられなくても良い。
10 保持ユニット
11 基台
11a 側面(第1側面)
11b 側面(第2側面)
11c 中心軸(第2中心軸)
11d 凹地
11e 主面
13 固定部
15 調整部
16 挿入部
16a 先端
16b 外周面
17 螺子穴
17a 雌ねじ
30 回転テーブル
30a 軸心
31 回転軸
31a 一端
31b 他端
32 貫通孔
32a 中心軸(第1中心軸)
32b、33a 内周面
33a 内周面
40 心押台
41 心押軸
50 取付ユニット
51 端部
51a 雄ねじ
100 回転保持装置
DR1 水平方向
DR2 挿入方向
NR1 内周
TR1 外周

Claims (6)

  1. 回転保持装置であって、
    (a) 対象物を保持可能とされた保持ユニットと、
    (b) 水平方向に延伸する軸心を中心に、前記保持ユニットを回転させる回転テーブルと、
    (c) 前記回転テーブルに対して前記保持ユニットを取り付ける取付ユニットと、
    を備え、
    前記回転テーブルは、
    (b-1) 前記軸心を第1中心軸とする貫通孔が形成された回転軸、
    を有し、
    前記保持ユニットは、
    (a-1) 板状の基台と、
    (a-2) 前記基台の主面上に設けられており、前記対象物を固定する固定部と、
    (a-3) 先端の外形が円錐台状とされた挿入部を含むととともに、前記基台の第1側面側に設けられており、前記挿入部が前記回転軸の一端側から前記貫通孔に挿入されることによって、前記軸心に対する前記基台の位置を調整する調整部と、
    を有し、
    前記貫通孔に前記挿入部が挿入される方向を挿入方向とする場合、前記挿入方向と垂直な方向における前記挿入部の外周長さは、前記先端側から前記基台側に進むに従って増大し、
    前記回転軸の内周面のうち、前記一端側の第1内周面は、前記外周面に沿った形状とされており、
    前記保持ユニットの前記挿入部が前記一端側から前記貫通孔に挿入されるとともに、前記取付ユニットが他端側から前記貫通孔に挿入された上で、前記挿入部が前記取付ユニットにより前記一端側から前記他端側に引っ張られることによって、前記挿入部が前記回転軸に固定されることを特徴とする回転保持装置。
  2. 請求項1に記載の回転保持装置において、
    前記挿入部が前記貫通孔に挿入されるときに前記回転軸が前記挿入部の前記外周面と接触する領域を接触領域とする場合、前記接触領域の内周長さは、前記一端側から前記他端側に進むに従って減少することを特徴とする回転保持装置。
  3. 回転保持装置であって、
    (a) 対象物を保持可能とされた保持ユニットと、
    (b) 水平方向に延伸する軸心を中心に、前記保持ユニットを回転させる回転テーブルと、
    (c) 前記回転テーブルに対して前記保持ユニットを取り付ける取付ユニットと、
    を備え、
    前記回転テーブルは、
    (b-1) 前記軸心を第1中心軸とする貫通孔が形成された回転軸、
    を有し、
    前記保持ユニットは、
    (a-1) 板状の基台と、
    (a-2) 前記基台の主面上に設けられており、前記対象物を固定する固定部と、
    (a-3) 先端の外形が円錐台状とされた挿入部を含むととともに、前記基台の第1側面側に設けられており、前記挿入部が前記回転軸の一端側から前記貫通孔に挿入されることによって、前記軸心に対する前記基台の位置を調整する調整部と、
    を有し、
    前記貫通孔に前記挿入部が挿入される方向を挿入方向とする場合、前記挿入方向と垂直な方向における前記挿入部の外周長さは、前記先端側から前記基台側に進むに従って増大し、
    前記挿入部が前記貫通孔に挿入されるときに前記回転軸が前記挿入部の前記外周面と接触する領域を接触領域とする場合、前記接触領域の内周長さは、前記一端側から前記他端側に進むに従って減少し、
    前記保持ユニットの前記挿入部が前記一端側から前記貫通孔に挿入されるとともに、前記取付ユニットが他端側から前記貫通孔に挿入された上で、前記挿入部が前記取付ユニットにより前記一端側から前記他端側に引っ張られることによって、前記挿入部が前記回転軸に固定されることを特徴とする回転保持装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の回転保持装置において、
    前記挿入部は、雌ねじが形成された螺子穴を有するとともに、
    前記取付ユニットは、雄ねじが形成された端部を有しており、
    前記螺子穴および前記端部がねじ締結されることによって、前記挿入部が前記回転軸に固定されることを特徴とする回転保持装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転保持装置において、
    前記調整部は、前記主面に沿って延びる前記基台の第2中心軸が前記軸心上に位置するように、前記基台の位置を調整することを特徴とする回転保持装置。
  6. 請求項5に記載の回転保持装置において、
    (d) 前記保持ユニットを挟んで前記回転テーブルと逆側に配置された心押台、
    をさらに備え、
    前記第2中心軸と交差する前記基台の側面のうち、前記調整部と近接して配置された前記第1側面と反対側に、第2側面が形成され、
    前記第2側面上に前記第2中心軸と交わるように凹地が形成されるとともに、
    前記心押台の心押軸で前記凹地が押圧されることによって、前記回転テーブルに取り付けられた前記保持ユニットが支持されることを特徴とする回転保持装置。
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