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JP6148629B2 - 車両用ペダル装置の後退防止装置 - Google Patents

車両用ペダル装置の後退防止装置 Download PDF

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JP6148629B2 JP2014023931A JP2014023931A JP6148629B2 JP 6148629 B2 JP6148629 B2 JP 6148629B2 JP 2014023931 A JP2014023931 A JP 2014023931A JP 2014023931 A JP2014023931 A JP 2014023931A JP 6148629 B2 JP6148629 B2 JP 6148629B2
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Description

本発明は、ダッシュパネルが運転席側へ後退変位した時に操作ペダルの踏部が運転席側へ後退することを抑制する車両用ペダル装置の後退防止装置に関するものである。
(a) ダッシュパネルに配設されているペダルブラケットと、(b) そのペダルブラケットに第1支持軸の軸心まわりに回動可能に配設され、下端部に設けられた踏部が車両前側へ踏込み操作される操作ペダルと、(c) 前記ペダルブラケットに前記第1支持軸と平行な第2支持軸の軸心まわりに回動可能に配設されるとともに、連結リンクを介して前記操作ペダルに連結され、その操作ペダルの踏込み操作に連動して機械的に出力方向へ回動させられることにより、所定の出力部材を車両前側へ変位させる中間レバーと、を有する車両用ペダル装置に関し、(d) 前記ダッシュパネルが運転席側へ後退変位させられた際に前記操作ペダルの踏部がその運転席側へ後退することを抑制する後退防止装置が知られている(特許文献1参照)。
図7は、このような車両用ペダル装置の後退防止装置の一例で、車両用のブレーキペダル装置100に関するものである。このブレーキペダル装置100は、(a) ダッシュパネル102に配設されている第1ペダルブラケット104と、(b) 第1ペダルブラケット104に第1支持軸106の軸心まわりに回動可能に配設され、下端部に設けられた踏部108が車両前側へ踏込み操作される操作ペダル110と、(c) 前記第1ペダルブラケット104に前記第1支持軸106と平行な第2支持軸112の軸心まわりに回動可能に配設されるとともに、連結リンク114を介して前記操作ペダル110に連結され、その操作ペダル110に連動して機械的に出力方向へ回動させられることにより、ダッシュパネル102から突き出す出力部材116を車両前側へ変位させる中間レバー118と、を備えている。出力部材116は、ブレーキブースタ120のオペレーティングロッドで、操作ペダル110が踏込み操作されると中間レバー118を介してブレーキブースタ120内に押し込まれる。なお、ダッシュパネル102よりも運転席側のインパネリインフォースメント等の車体側部材122には第2ペダルブラケット105が配設され、第1ペダルブラケット104と共に第1支持軸106を支持している。すなわち、第1ペダルブラケット104および第2ペダルブラケット105は、第1支持軸106の両側部で互いに重ね合わされて供締めされ、相互に支え合うように配設されている。
そして、上記車体側部材122には後退防止部材124が設けられており、車両衝突時のダッシュパネル102および車体側部材122の後退変位量L1、L2の相違(L1>L2)に基づいて中間レバー118の突起126が後退防止部材124に当接させられると、図7の(b) に矢印Aで示すように中間レバー118が出力部材116を押圧する出力方向(車両前側)へ相対的に回動させられる。この中間レバー118の回動に伴い、連結リンク114を介して連結されている操作ペダル110は、矢印Bで示すように踏込み方向へ回動させられ、踏部108の運転席側への後退が抑制される。
特開2012−8698号公報
しかしながら、このような従来の車両用ペダル装置の後退防止装置は、中間レバー118が後退防止部材124に当接させられることにより、相対的に出力部材116を車両前側へ押圧しながら出力方向へ回動することを前提としている。このため、衝突時の各部の変形などで出力部材116をブレーキブースタ120内に押し込むことができないと、中間レバー118を出力方向へ回動させることができず、操作ペダル110を踏込み方向へ回動させて踏部108の後退を抑制する後退防止作用が適切に得られない可能性があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、出力部材の押込み不可などで中間レバーを出力方向へ回動させることができない場合でも、操作ペダルを踏込み方向へ回動させて踏部の後退を抑制する後退防止作用が適切に得られるようにすることにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) ダッシュパネルに配設されているペダルブラケットと、(b) そのペダルブラケットに第1支持軸の軸心まわりに回動可能に配設され、下端部に設けられた踏部が車両前側へ踏込み操作される操作ペダルと、(c) 前記ペダルブラケットに前記第1支持軸と平行な第2支持軸の軸心まわりに回動可能に配設されるとともに、連結リンクを介して前記操作ペダルに連結され、その操作ペダルの踏込み操作に連動して機械的に出力方向へ回動させられることにより、所定の出力部材を車両前側へ変位させる中間レバーと、を有する車両用ペダル装置に関し、(d) 前記ダッシュパネルが運転席側へ後退変位させられた際に前記操作ペダルの踏部がその運転席側へ後退することを抑制する後退防止装置において、(e) 前記中間レバーは、前記出力部材に連結された出力連結部位を、前記第2支持軸によって支持されるとともに前記連結リンクが連結されたレバー本体部から機械的に分離する分離構造を備えており、(f) 前記ダッシュパネルよりも運転席側の車体側部材に支持されている後退防止部材には、そのダッシュパネルの後退変位の際に前記レバー本体部に当接させられることにより、そのレバー本体部の後退を抑制して前記分離構造により前記出力連結部位を分離するとともに、そのレバー本体部を相対的に前記出力方向へ回動させ、前記連結リンクを介して前記操作ペダルを踏込み方向へ回動させるストッパ部が設けられていることを特徴とする。
なお、上記ダッシュパネルよりも運転席側の車体側部材は、インパネリインフォースメント(インストルメントパネルの補強部材)やカウルブラケットなどで、一般に、衝突時等の車両前方からの大荷重入力時に運転席側すなわち車両後方側へ変位する可能性或いは変形量がダッシュパネルに比較して少なく、本発明は、この後退変位量の相違を前提として操作ペダルの踏部の後退を抑制する技術である。
第2発明は、第1発明の車両用ペダル装置の後退防止装置において、(a) 前記中間レバーは、前記出力連結部位と前記レバー本体部とが別体に構成され、結合部材により結合されて前記第2支持軸の軸心まわりに一体的に回動させられるもので、(b) 前記分離構造は、前記結合部材による結合が機械的に解除されることにより前記出力連結部位を前記レバー本体部から分離するものであることを特徴とする。
第3発明は、第1発明または第2発明の車両用ペダル装置の後退防止装置において、(a) 前記後退防止部材は、前記第1支持軸の軸心まわりに回動可能に配設されるとともに、先端部が前記車体側部材に係止されており、前記ダッシュパネルが運転席側へ後退変位させられた際にその先端部が相対的に車両前側へ変位するように該第1支持軸の軸心まわりに回動させられる一方、(b) 前記ストッパ部は、前記第1支持軸を支点、前記車体側部材に係止される係止部を力点、そのストッパ部を作用点として、てこの原理でその力点に加えられた反力を増幅してその作用点から前記レバー本体部に加えるように、その第1支持軸とその係止部との間の中間部位に設けられていることを特徴とする。
第4発明は、第1発明〜第3発明の何れかの車両用ペダル装置の後退防止装置において、前記ストッパ部には、前記第2支持軸と平行な方向において車両後方側へ凹んだ凹所が設けられており、その凹所内に前記レバー本体部が当接させられることを特徴とする。
このような車両用ペダル装置の後退防止装置においては、中間レバーが分離構造を備えており、出力部材に連結された出力連結部位がレバー本体部から分離させられるようになっているため、車両衝突時等にダッシュパネルが後退変位させられた際に、後退防止部材に設けられたストッパ部にレバー本体部が当接させられてそのレバー本体部の後退が抑制されると、出力部材を相対的に車両前側へ変位させることができない場合には、上記分離構造により出力連結部位がレバー本体部から分離させられ、レバー本体部のみが相対的に出力方向へ回動させられる。また、出力部材を相対的に車両前側へ変位させることができる場合には、中間レバーがそのまま相対的に出力方向へ回動させられる。すなわち、出力部材を車両前側へ相対的に変位させることができるか否かに拘らず、中間レバーの少なくともレバー本体部が相対的に出力方向へ回動させられ、そのレバー本体部に連結リンクを介して連結された操作ペダルが踏込み方向へ回動させられて踏部の後退が抑制されるのであり、その後退防止作用が安定して得られるようになる。
第2発明では、出力連結部位とレバー本体部とが別体に構成され、結合部材により結合されて第2支持軸の軸心まわりに一体的に回動させられるようになっており、車両衝突時等にレバー本体部がストッパ部に当接させられることにより、その結合部材による結合が機械的に解除されて出力連結部位がレバー本体部から分離させられるため、結合部材の結合強度によって出力連結部位の分離強度を適当に設定できる。
第3発明では、後退防止部材が第1支持軸の軸心まわりに回動可能に配設されるとともに先端部が車体側部材に係止されており、ダッシュパネルが運転席側へ後退変位させられた際にその先端部が相対的に車両前側へ変位するようにその第1支持軸の軸心まわりに回動させられる一方、ストッパ部が後退防止部材の中間部位に設けられているため、車体側部材に係止される係止部を力点としてストッパ部(作用点)からレバー本体部に加えられる押圧力がてこの原理で増幅され、レバー本体部の後退を適切に抑制して出力連結部位を分離することができる。
第4発明では、ストッパ部に設けられた凹所内にレバー本体部が当接させられるため、衝突時の衝撃等に拘らずレバー本体部がストッパ部によって位置決めされ、そのレバー本体部の後退を適切に抑制できる。
本発明が適用されたブレーキペダル装置の概略構成を示す左側面図である。 図1におけるII部すなわち中間レバーや後退防止レバーが配設された後退防止装置の主要部を拡大して示した側面図である。 図2の左側すなわち車両前側から見た背面図である。 図3におけるIV−IV矢視部分の断面図である。 図1の実施例において中間レバーが初期位置から後退させられ、ストッパ部との当接で出力連結部位が分離させられた衝突初期の状態を示す側面図である。 図5の状態から中間レバーのレバー本体部が相対的に出力方向へ回動させられるとともに、連結リンクを介して操作ペダルが踏込み方向へ回動させられた衝突後の状態を示す側面図である。 従来のブレーキペダル装置の後退防止装置を説明する図で、衝突前の状態と衝突後の状態とを比較して示した図である。
本発明は、例えば油圧式ブレーキのブレーキブースタのオペレーティングロッドが出力部材として中間レバーに連結される常用ブレーキ用のブレーキペダル装置など、出力部材がダッシュパネルから車室内に突き出すように配設されて中間レバーに回動可能に連結される車両用ペダル装置に好適に適用される。ペダルブラケットは、単一のペダルブラケットをダッシュパネルに固設するだけでも良いが、ダッシュパネルおよびそれよりも運転席側の車体側部材に跨がって取り付けることが望ましい。ダッシュパネルおよび車体側部材にそれぞれ固設された2つのペダルブラケットが、第1支持軸および/または第2支持軸が配設される部分で重ね合わされて供締めされることにより一体的に連結されるものでも良い。
中間レバーは、例えば上下方向に配設されるとともに、上部に出力部材が連結されて車両前側へ押圧するように、上下方向の中間部または下端部においてペダルブラケットに回動可能に配設される。中間レバーは、例えば操作ペダルよりも車両前側に配設されるが、操作ペダルの上方に配設することもできるなど、種々の態様が可能である。この中間レバーは、例えばダッシュパネルが後退変位させられる際にブラケットと共に車両後方側へ略平行移動させられることにより、後退防止部材に設けられたストッパ部に当接させられるが、出力部材を介して出力方向と逆方向へ第2支持軸まわりに回動させられる場合でも良い。車両衝突時におけるペダルブラケット等の変形態様によって中間レバーの挙動は変化する。
中間レバーの出力連結部位をレバー本体部から分離する分離構造としては、例えば出力連結部位とレバー本体部とが別体に構成され、結合部材により結合されて第2支持軸の軸心まわりに一体的に回動させられるように構成される。結合部材としては、例えばボルトやリベット等が好適に用いられ、それ等が破断することによって出力連結部位が分離させられる。結合部材を用いることなく、一体に構成された中間レバーにV溝やミシン穴、スリット、切欠等の脆弱部を設けて、出力連結部位が分離させられるようにすることもできる。また、上記結合部材として摩擦材等を採用し、通常はレバー本体部と出力連結部位とが第2支持軸まわりに一体的に回動するが、レバー本体部がストッパ部に当接すると摩擦力に抗して相対回動等の相対変位が許容されるものでも良いなど、種々の態様が可能である。
後退防止部材としては、例えば車体側部材に一体的に固設されて第1支持軸を支持するペダルブラケットや、第1支持軸まわりに回動可能に配設されるとともに先端部が車体側部材に当接させられて車両後方側への回動が阻止される後退防止レバーなどが好適に用いられるが、単に車体側部材に一体的に固設されているだけのものでも良いなど、種々の態様が可能である。第3発明ではストッパ部が後退防止部材の中間部位に設けられるが、より大きな増幅作用が得られるように、車体側部材との係止部よりも第1支持軸に近い位置に設けることが望ましい。第4発明のストッパ部には凹溝等の凹所が設けられているが、他の発明の実施に際しては必ずしも凹所は必要ない。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された常用ブレーキ用のブレーキペダル装置10を説明する図で、車両の左側から見た左側面図であり、図2は図1におけるII部の拡大図である。また、図3は、図2の左側すなわち車両前側から見た背面図で、図4は図3におけるIV−IV矢視部分の断面図である。ブレーキペダル装置10は車両用ペダル装置に相当し、エンジンルームと車室内とを区切るダッシュパネル12には第1ペダルブラケット14が一体的に固定されており、操作ペダル18が略水平で且つ車両幅方向と略平行な第1支持軸20まわりに回動可能に配設されている。操作ペダル18は、上端部において第1支持軸20の軸心まわりに回動可能に支持されており、下端部に設けられた踏部22が車両前側(図1の左方向)へ踏込み操作されるようになっている。図1は第1ペダルブラケット14を仮想線で示し、その内側の構造が分かるように示した図である。
第1ペダルブラケット14にはまた、操作ペダル18よりも車両の前側に、第1支持軸20と平行な第2支持軸24まわりに回動可能に中間レバー26が配設されている。中間レバー26は、下端部において第2支持軸24の軸心まわりに回動可能に支持されて上方へ延び出しており、上下の中間位置で、連結リンク28を介して操作ペダル18に連結されている。連結リンク28は、その両端部においてそれぞれ第1支持軸20と平行な第1連結ピン40、第2連結ピン42を介して、操作ペダル18、中間レバー26に相対回動可能に連結されている。中間レバー26の上端部には、ブレーキブースタ30のオペレーティングロッド32が連結されており、操作ペダル18の踏込み操作に連動して連結リンク28を介して機械的に第2支持軸24の左回り方向(出力方向)へ回動させられることにより、オペレーティングロッド32を前方へ押圧してブレーキ力を発生させる。ブレーキブースタ30はダッシュパネル12のエンジンルーム側に一体的に固設されており、オペレーティングロッド32は、そのダッシュパネル12から車室内へ突き出すように配設されている。オペレーティングロッド32は出力部材に相当する。
ダッシュパネル12よりも運転席側に位置するインパネリインフォースメント34には、第2ペダルブラケット36が一体的に固設されている。第2ペダルブラケット36は、第1支持軸20の両側部で前記第1ペダルブラケット14と重ね合わされ、ボルト等により供締めされており、互いに支え合うように一体的に連結されている。これにより、ペダルブラケットとして必要な所定の強度や剛性が確保されるようになっている。インパネリインフォースメント34は車体側部材に相当するもので、一般に、衝突時等の車両前方からの大荷重入力時に運転席側すなわち車両後方側へ変位する可能性や変形量がダッシュパネル12よりも少ない。
前記中間レバー26は、第2支持軸24に回動可能に支持されているレバー本体50と、オペレーティングロッド32がクレビスを介して連結された出力連結部材52とが別体に構成されており、レバー本体50の上端部と出力連結部材52の下端部とを重ね合わせて、ボルトおよびナットから成る複数の締結部材54により一体的に結合したもので、連結リンク28はレバー本体50に連結されている。締結部材54は結合部材に相当し、通常のブレーキ操作時にはレバー本体50および出力連結部材52が一体的に第2支持軸24まわりに回動させられてオペレーティングロッド32を車両前側へ押圧するが、車両衝突時等にレバー本体50と出力連結部材52との間に所定のせん断荷重が加えられると、その締結部材54が破断して出力連結部材52がレバー本体50から機械的に切り離されるようになっている。すなわち、中間レバー26は出力連結部材52をレバー本体50から機械的に分離可能な分離構造を備えているのであり、レバー本体50はレバー本体部に相当し、出力連結部材52は出力連結部位に相当する。
一方、前記第1支持軸20には、後退防止レバー56が回動可能に配設されている。後退防止レバー56は、下端部において第1支持軸20の軸心まわりに回動可能に支持されており、上端部がインパネリインフォースメント34に直接または間接的に当接させられることにより、それ以上右まわり方向すなわち車両後方側へ回動できない状態に保持されている。必要に応じて上端部をインパネリインフォースメント34或いは第2ペダルブラケット36に固定することも可能である。上端部は係止部に相当する。そして、車両衝突時等に前記ダッシュパネル12が運転席側へ後退変位させられ、それに伴って第1支持軸20および第2支持軸24が図5に矢印Aで示すように第1ペダルブラケット14を介して後退変位させられると、インパネリインフォースメント34との相対変位に基づいて、後退防止レバー56は矢印Bで示すように上端部が相対的に車両前側へ変位するように第1支持軸20の左まわりに回動させられる。
上記後退防止レバー56は後退防止部材に相当し、車両衝突時等にダッシュパネル12が運転席側へ後退変位させられた際に、前記レバー本体50の上端部付近に当接するストッパ部58を有する。そして、このようにレバー本体50が相対的にストッパ部58に当接させられると、レバー本体50のそれ以上の後退が抑制され、オペレーティングロッド32を相対的に車両前側へ変位させることができない場合には、前記締結部材54に過大なせん断応力が作用して破断させられ、図5に矢印Cで示すように出力連結部材52がレバー本体50から分離させられる。後退防止レバー56は、第1支持軸20が支点、インパネリインフォースメント34との当接部が力点、ストッパ部58が作用点として機能するが、ストッパ部58は支点と力点との間の中間部位に設けられており、作用点からレバー本体50に加えられる押圧力Fは、力点に加えられた反力fがてこの原理で増幅される。特に、本実施例では作用点の位置が力点よりも支点に近く、支点から作用点までの寸法rが、支点から力点までの寸法Rの半分以下であるため、それ等のレバー比(R/r)に応じて押圧力Fが大幅に増幅され、レバー本体50の後退を適切に阻止して出力連結部材52を確実に分離することができる。レバー本体50の上端部付近には、車両後方側すなわち後退防止レバー56側へ向かって円弧状に膨出する当接部60が設けられている一方、後退防止レバー56のストッパ部58には、第2支持軸24と平行な水平方向において車両後方側へ凹んだ凹溝62(図4参照)が設けられており、レバー本体50の当接部60がその凹溝62内に位置決めされる。図5は、レバー本体50がストッパ部58に当接し、出力連結部材52がそのレバー本体50から分離させられた衝突初期の状態である。上記凹溝62は凹所に相当する。
その後、ダッシュパネル12が更に運転席側へ後退変位させられ、第1ペダルブラケット14を介して第1支持軸20および第2支持軸24が図6に矢印Dで示すように更に後退変位させられると、中間レバー26のレバー本体50はストッパ部58との当接で相対的に矢印Eで示すように出力方向すなわち第2支持軸24の左まわり方向へ回動させられる。また、そのレバー本体50に連結リンク28を介して連結されている操作ペダル18は、図6に矢印Fで示すように踏込み方向へ回動させられ、操作ペダル18の踏部22が車両前側へ回動させられて、その分だけ運転席側への後退が抑制される。本実施例では後退防止部材として機能する後退防止レバー56、出力連結部材52を分離可能な中間レバー26、連結リンク28等によって後退防止装置64が構成されている。
なお、第1ペダルブラケット14および第2ペダルブラケット36の両方で支持されている第1支持軸20の後退量が第2支持軸24の後退量より少ない場合も、ストッパ部58とレバー本体50との係合で図5、図6と同様の作用効果が得られる。また、レバー本体50がストッパ部58に当接させられ、中間レバー26が相対的に第2支持軸24の左まわり方向へ回動させられる際に、オペレーティングロッド32を相対的に車両前側へ変位させることができる場合には、そのオペレーティングロッド32を相対的に車両前側へ変位させつつ中間レバー26がそのまま第2支持軸24の左まわり方向へ回動させられ、操作ペダル18を踏込み方向へ回動させることができる。
このように本実施例のブレーキペダル装置10においては、中間レバー26が分離構造を備えており、オペレーティングロッド32に連結された出力連結部材52がレバー本体50から分離可能とされているため、車両衝突時等にダッシュパネル12が後退変位させられた際に、後退防止レバー56に設けられたストッパ部58にレバー本体50が当接させられてそのレバー本体50の後退か抑制されると、オペレーティングロッド32を相対的に車両前側へ変位させることができない場合に、締結部材54が破断して出力連結部材52がレバー本体50から分離させられ、レバー本体50のみが相対的に出力方向へ回動させられる。また、オペレーティングロッド32を相対的に車両前側へ変位させることができる場合には、出力連結部材52が分離させられることなく中間レバー26がそのまま相対的に出力方向へ回動させられる。すなわち、オペレーティングロッド32を車両前側へ相対的に変位させることができるか否かに拘らず、中間レバー26の少なくともレバー本体50が相対的に出力方向へ回動させられ、そのレバー本体50に連結リンク28を介して連結された操作ペダル18が踏込み方向へ回動させられて踏部22の後退が抑制されるのであり、その後退防止作用が安定して得られるようになる。
また、中間レバー26は、レバー本体50および出力連結部材52が別体に構成され、締結部材54により結合されて第2支持軸24の軸心まわりに一体的に回動させられるようになっており、車両衝突時等にレバー本体50がストッパ部58に当接させられることにより、その締結部材54が破断して出力連結部材52がレバー本体50から分離させられるため、その締結部材54の太さや本数等の結合強度によって出力連結部材52の分離強度を適当に設定できる。
また、後退防止レバー56は、第1支持軸20の軸心まわりに回動可能に配設されるとともに先端部がインパネリインフォースメント34に当接させられており、ダッシュパネル12が運転席側へ後退変位させられた際にその先端部が相対的に車両前側へ変位するようにその第1支持軸20の軸心まわりに回動させられる一方、ストッパ部58が後退防止レバー56の中間部位に設けられているため、ストッパ部58による押圧力Fがてこの原理で増幅され、レバー本体50の後退を適切に抑制して出力連結部材52を分離することができる。
また、ストッパ部58に設けられた凹溝62内にレバー本体50が当接させられるため、衝突時の衝撃等に拘らずレバー本体50がストッパ部58によって位置決めされ、そのレバー本体50の後退を適切に抑制できる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:ブレーキペダル装置(車両用ペダル装置) 12:ダッシュパネル 14:第1ペダルブラケット 18:操作ペダル 20:第1支持軸 22:踏部 24:第2支持軸 26:中間レバー 28:連結リンク 32:オペレーティングロッド(出力部材) 34:インパネリインフォースメント(車体側部材) 36:第2ペダルブラケット 50:レバー本体(レバー本体部) 52:出力連結部材(出力連結部位) 54:締結部材(結合部材) 56:後退防止レバー(後退防止部材) 58:ストッパ部 62:凹溝(凹所)

Claims (4)

  1. ダッシュパネルに配設されているペダルブラケットと、
    該ペダルブラケットに第1支持軸の軸心まわりに回動可能に配設され、下端部に設けられた踏部が車両前側へ踏込み操作される操作ペダルと、
    前記ペダルブラケットに前記第1支持軸と平行な第2支持軸の軸心まわりに回動可能に配設されるとともに、連結リンクを介して前記操作ペダルに連結され、該操作ペダルの踏込み操作に連動して機械的に出力方向へ回動させられることにより、所定の出力部材を車両前側へ変位させる中間レバーと、
    を有する車両用ペダル装置に関し、前記ダッシュパネルが運転席側へ後退変位させられた際に前記操作ペダルの踏部が該運転席側へ後退することを抑制する後退防止装置において、
    前記中間レバーは、前記出力部材に連結された出力連結部位を、前記第2支持軸によって支持されるとともに前記連結リンクが連結されたレバー本体部から機械的に分離する分離構造を備えており、
    前記ダッシュパネルよりも運転席側の車体側部材に支持されている後退防止部材には、該ダッシュパネルの後退変位の際に前記レバー本体部に当接させられることにより、該レバー本体部の後退を抑制して前記分離構造により前記出力連結部位を分離するとともに、該レバー本体部を相対的に前記出力方向へ回動させ、前記連結リンクを介して前記操作ペダルを踏込み方向へ回動させるストッパ部が設けられている
    ことを特徴とする車両用ペダル装置の後退防止装置。
  2. 前記中間レバーは、前記出力連結部位と前記レバー本体部とが別体に構成され、結合部材により結合されて前記第2支持軸の軸心まわりに一体的に回動させられるもので、
    前記分離構造は、前記結合部材による結合が機械的に解除されることにより前記出力連結部位を前記レバー本体部から分離するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ペダル装置の後退防止装置。
  3. 前記後退防止部材は、前記第1支持軸の軸心まわりに回動可能に配設されるとともに、先端部が前記車体側部材に係止されており、前記ダッシュパネルが運転席側へ後退変位させられた際に該先端部が相対的に車両前側へ変位するように該第1支持軸の軸心まわりに回動させられる一方、
    前記ストッパ部は、前記第1支持軸を支点、前記車体側部材に係止される係止部を力点、該ストッパ部を作用点として、てこの原理で該力点に加えられた反力を増幅して該作用点から前記レバー本体部に加えるように、該第1支持軸と該係止部との間の中間部位に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ペダル装置の後退防止装置。
  4. 前記ストッパ部には、前記第2支持軸と平行な方向において車両後方側へ凹んだ凹所が設けられており、該凹所内に前記レバー本体部が当接させられる
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用ペダル装置の後退防止装置。
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