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JP6148333B2 - 車両のサブフレーム - Google Patents

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智之 今西
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経之 岡部
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Description

本発明は、車体の下方に設けられ、左右の端部で左右のサスペンションを支持し、車両の駆動源となるパワープラントを支持する車両のサブフレームに関する。
車両のなかには、車体フレームに鋳造製のサブフレームが設けられ、サブフレームの車幅方向中央(以下、「連結部」という)にトルクロッドが連結されるものが知られている。サブフレームにトルクロッドが連結されることにより、トルクロッドを介して車両のパワープラントがサブフレームで支持される。
パワープラントは、一例として、エンジンとトランスミッションとが一体に形成されたエンジン/トランスミッションユニットである。
このサブフレームは、鋳造の際に、鋳造型のキャビティに配置した中子で中空状に形成されている。サブフレームを中空状に形成することによりサブフレームを軽量にすることが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、特許文献1のサブフレームは、連結部にトルクロッドを介してパワープラントが支持されることにより、サブフレームの車幅方向中央(すなわち、連結部)にトルクロッドから比較的大きな荷重が入力する。
このため、サブフレームの肉厚寸法(特に、車幅方向中央の肉厚寸法)を大きくして連結部の剛性・強度を確保する必要があり、そのことがサブフレームの軽量化を図る妨げになっていた。
特開2012−91693号公報
本発明は、連結部の剛性・強度を確保でき、かつ、サブフレームの軽量化を図ることができる車両のサブフレームを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明によれば、中子を用いて一体に鋳造形成され、前記中子で中空状に形成されることにより、上下方向に所定間隔をおいて設けられた上部および下部を有する本体部と、該本体部の左右端部に設けられ、サスペンションを支持するサスペンションアームが連結される左右のサスペンション支持部と、前記本体部に設けられ、車両の駆動源となるパワープラントを支持する連結部材が連結される連結部とを備えた車両のサブフレームであって、前記連結部は、前記本体部の車両前後方向の前部に設けられ、前記本体部は、前記連結部の車両後方において前記上部および前記下部に連結され、車両前後方向に延びる隔壁を含む車両のサブフレームが提供される。
請求項2に係る発明では、好ましくは、前記隔壁は、前記本体部の車両幅方向中央部に設けられている。
請求項1に係る発明では、本体部のうち、車両前後方向の前部に連結部を設けた。さらに、連結部の車両後方に隔壁を設け、隔壁を上部および下部に連結させた。
隔壁を上部および下部に連結させることにより、連結部の車両後方において上部および下部を隔壁で一体に連結することができ、サブフレーム(特に、連結部の後方部位)の剛性・強度を確保できる。
これにより、連結部材を経て連結部に入力される車両前後方向や上下方向の荷重を後方部位で支えることができる。
また、連結部の車両後方において隔壁を上部および下部に連結させるだけで、後方部位の剛性・強度を確保できる。これにより、サブフレームの肉厚寸法(特に、連結部の周囲全域の肉厚寸法)を大きくする場合と比べて、サブフレームの軽量化を図ることができる。
請求項2に係る発明では、本体部の車両幅方向中央部に隔壁を設けるようにした。
ここで、本体部の中空部を形成する中子を、本体部の車両幅方向中央部に相当する部位で2分割することにより、分割された中子間に溶湯を流して隔壁を形成することができる。
これにより、中子を2分割するだけで、分割された中子間に隔壁を簡単に形成することができる。
本発明に係るサブフレームを備えた車体前部構造体を示す斜視図である。 本発明に係るサブフレームにサスペンションアームを取り付けた状態を示す底面図である。 図1のサブフレームを示す斜視図である。 図3の4−4線断面図である。 図3の5矢視図である。 図3の6矢視図である。 図5の7−7線断面図である。 図5の8−8線断面図である。 本発明に係る中子ユニットを示す平面図である。 本発明に係るサブフレームの中央連結部に入力された荷重を支える例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る車両のサブフレーム15について説明する。
図1、図2に示すように、車体前部構造体10は、車体前後方向に向けて配置された左右のサイドフレーム11,12と、左右のサイドフレーム11,12の下方に取り付けられたサブフレーム15と、サブフレーム15の左右の端部に設けられた左右のサスペンションアーム16,17と、左右のサスペンションアーム16,17に連結された左右のサスペンション21,22とを備えている。
さらに、車体前部構造体10は、サブフレーム15の上部15aに取り付けられたステアリングギヤボックス24と、サブフレーム15およびパワープラント25を連結するトルクロッド(連結部材)26とを備えている。
ステアリングギヤボックス24から延出されたステアリングシャフト28にステアリングホイール29が取り付けられている。
パワープラント25は、一例として、エンジンとトランスミッションとが一体に形成され、車両の駆動源となるエンジン/トランスミッションユニットである。このパワープラント25は、左右のサイドフレーム11,12間に横向きに配置されている。
図3、図4に示すように、サブフレーム15は、中子ユニット80(図9参照)を用いてアルミニウム合金により一体に高圧鋳造で肉厚寸法T1に成形されている。
このサブフレーム15は、中子ユニット80で中空状に形成された本体部32と、本体部32の左端部32aに設けられた左車体取付部34および左サスペンション支持部35と、本体部32の右端部32bに設けられた右車体取付部36および右サスペンション支持部37と、本体部32の前中央部に設けられた中央連結部38とを備えている。
左車体取付部34は、本体部32の左端部32aのうち前部32cに設けられた左前取付部34aと、本体部32の左端部32aのうち後部32dに設けられた左後取付部34bとを含む。
右車体取付部36は、左車体取付部34と同様に、本体部32の右端部32bのうち前部32eに設けられた右前取付部36aと、本体部32の右端部32bのうち後部32fに設けられた右後取付部36bとを含む。
左前取付部34aおよび左後取付部34bが左サイドフレーム11(図1参照)にボルトで取り付けられる。さらに、右前取付部36aおよび右後取付部36bが右サイドフレーム12(図1参照)にボルトで取り付けられる。
これにより、サブフレーム15が左右のサイドフレーム11,12に取り付けられる。
図1、図2に戻って、左サスペンション支持部35は、本体部32の左端部32aのうち前部32cに設けられた左前連結部81と、本体部32の左端部32aのうち後部32dに設けられた左後連結部82とを含む。
左前連結部81は、前部32cから車両前方に張り出すように設けられることにより、左前取付部34aより車両前方に配置されている。
左後連結部82は、左後取付部34b(図3も参照)より車幅方向内側に設けられることにより、左後取付部34bおよび後部32d間に介在されている。
左前連結部81に左サスペンションアーム16の前取付部16aが左前支持ピン84を介して連結されている。また、左後連結部82に左サスペンションアーム16の後取付部16bが左後支持ピンを介して連結されている。
左サスペンションアーム16に左サスペンション21の下端部21aが連結され、左ダンパハウジング13に左サスペンション21の上端部21bが連結されている。左ダンパハウジング13は左サイドフレーム11に一体に形成されている。
よって、左サスペンション21が左サスペンションアーム16に支持される。これにより、左サスペンション21が左サスペンションアーム16を介して左サスペンション支持部35に支持される。
右サスペンション支持部37は、左サスペンション支持部35と同様に、本体部32の右端部32bのうち前部32eに設けられた右前連結部87と、本体部32の右端部32bのうち後部32fに設けられた右後連結部88とを含む。
右前連結部87は、前部32eから車両前方に張り出すように設けられることにより、右前取付部36aより車両前方に配置されている。
右後連結部88は、右後取付部36b(図3も参照)より車幅方向内側に設けられることにより、右後取付部36bおよび後部32f間に介在されている。
右前連結部87に右サスペンションアーム17の前取付部17aが右前支持ピン91を介して連結されている。また、右後連結部88に右サスペンションアーム17の後取付部17bが右後支持ピンを介して連結されている。
右サスペンションアーム17は左サスペンションアーム16と略左右対称の部材である。
右サスペンションアーム17に右サスペンション22の下端部22aが連結され、右ダンパハウジング14に右サスペンション22の上端部22bが連結されている。右ダンパハウジング14は右サイドフレーム11に一体に形成されている。
よって、右サスペンション22が右サスペンションアーム17に支持される。これにより、右サスペンション22が右サスペンションアーム17を介して右サスペンション支持部37に支持される。
図2、図3に示すように、本体部32の車幅方向中央部32hで、かつ、前半部(車両前後方向の前部)32gに中央連結部38が設けられている。
中央連結部38にトルクロッド26の基端部26aがボルト51(図1参照)、ナット52で連結されている。トルクロッド26の先端部26bがパワープラント25にボルト53で連結されている。これにより、パワープラント25がトルクロッド26で支持されている。
図3、図4に示すように、本体部32は、上方に臨む上部41と、下方に臨む下部42と、上部41および下部42の各前端部41a,42aを連結する前壁43と、上部41および下部42の各後端部41b,42bを連結する後壁44を有する。この本体部32は、上部41、下部42、前壁43および後壁44で中空部45が形成されている。
中空部45は、サブフレーム15を鋳造する際に中子ユニット80(図9参照)で形成される。
さらに、上部41および下部42は、上下方向に所定間隔をおいて設けられている。
上部41の車幅方向中央で、かつ、前半部32gに中央連結部38が一体に形成されている。
下部42の車幅方向中央で、かつ、前部(すなわち、中央連結部38の下部38aに相当する部位)42cに連結凹部47が一体に形成されている。
中央連結部38の上部38bに上取付孔54が形成され、中央連結部38の下部38a(下部42の前部42cを含む)に下取付孔55が形成されている。上取付孔54および下取付孔55にボルト51が差し込まれることにより、ボルト51にトルクロッド26が連結される。
図5、図6に示すように、本体部32は、車幅方向中央部32hに設けられた隔壁部61を含む。隔壁部61は、中央連結部38の車両前方に設けられた前隔壁62と、中央連結部38の下部に設けられた中央隔壁63と、中央連結部38の車両後方に設けられた後隔壁(隔壁)64とを有する。
隔壁部61については後で詳しく説明する。
また、本体部32は、上部41の内面41c(図4参照)に設けられてサブフレーム15を補強する左右の上前横リブ67,68および上後中央横リブ69を含む。
左上前横リブ67は、中央連結部38の左端部38cから車幅方向外方に延出され、内面41cから中空部45(図4参照)に向けて突出されている。
右上前横リブ68は、左上前横リブ67と左右対称のリブであり、中央連結部38の右端部38dから車幅方向外方に延出され、内面41cから中空部45に向けて突出されている。
上後中央横リブ69は、後隔壁64の後端部64aから左側および右側の両方向へ向けて車幅方向外方に延出し、内面41cから中空部45(図4参照)に向けて突出されている。
上部41の内面41cに左右の上前横リブ67,68および上後中央横リブ69が設けられることにより、各リブ67,68,69で上部41(すなわち、サブフレーム15)が補強されている。
さらに、本体部32は、下部42の内面42d(図4参照)に設けられてサブフレーム15を補強する下前中央横リブ71および左右の後傾斜リブ72,73を含む。
下前中央横リブ71は、前隔壁62から左側および右側の両方向へ向けて車幅方向外方に延出し、内面42dから中空部45(図4参照)に向けて突出されている。
左後傾斜リブ72は、後隔壁64の左側近傍から車両後方に向けて車幅方向外方に広がるように延出され、内面42dから中空部45に向けて突出されている。
右後傾斜リブ73は、左後傾斜リブ72と左右対称のリブであり、後隔壁64の右側近傍から車両後方に向けて車幅方向外方に広がるように延出され、内面42dから中空部45に向けて突出されている。
下部42の内面42dに下前中央横リブ71および左右の後傾斜リブ72,73が設けられることにより、各リブ71,72,73で下部42(すなわち、サブフレーム15)が補強されている。
ここで、隔壁部61について詳しく説明する。
図4に戻って、本体部32の車幅方向中央部32hに隔壁部61が設けられている(図5も参照)。隔壁部61は、中央連結部38の車両前方に設けられた前隔壁62と、中央連結部38の下部に設けられた中央隔壁63と、中央連結部38の車両後方に設けられた後隔壁64とで構成されている。
前隔壁62は、本体部32の車両幅方向中央部32hのうち、中央連結部38の車両前方で、かつ、中央連結部38の下方に設けられている。
この前隔壁62は、上部41の前部41d、前壁43、下部42の前部42eおよび連結凹部47の前部47aに連結され、車両前後方向に延出されている。
図4、図7に示すように、中央隔壁63は、本体部32の車両幅方向中央部32hのうち、中央連結部38の下部38aで、かつ、中央連結部38の下方に設けられている。
この中央隔壁63は、中央連結部38の下部38a、連結凹部47の後部47bおよび下部42の中央部42fに連結され、前隔壁62の延長線上において車両前後方向に延出されている。
図4、図8に示すように、後隔壁64は、本体部32の車両幅方向中央部32hのうち、中央連結部38の車両後方に設けられている。
この後隔壁64は、上部41の後部41e、中央連結部38の後部38e、下部42の後部42gおよび後壁44に連結され、中央隔壁63の延長線上において車両前後方向に延出されている。
後隔壁64の前端部64bは中央隔壁63の後端部63aに一体に連結されている。
よって、本体部32の上部41、下部42、前壁43および後壁44が隔壁部61(すなわち、前隔壁62、中央隔壁63および後隔壁64)で一体に連結されている。
ここで、サブフレーム15は鋳造の際に、鋳造型に中子ユニット80(図9参照)を配置した状態で成形される。
図9に示すように、中子ユニット80は、サブフレーム15(図3参照)の車両幅方向中央部32hに相当する部位で左中子81および右中子82に2分割した状態に中子用の砂で形成されている。
中子ユニット80が鋳造型に配置された状態において、左中子81および右中子82間に間隔S1が確保されている。
よって、サブフレーム15(図3参照)を鋳造型で鋳造成形する際に、左中子81および右中子82間の間隔S1にアルミニウム合金の溶湯が充填される。溶湯が間隔S1に充填されることにより、サブフレーム15に隔壁部61(前隔壁62、中央隔壁63および後隔壁64)(図4参照)が形成される。
このように、中子ユニット80を左中子81および右中子82に2分割して間隙S1を確保するだけの簡素な構成で、サブフレーム15に隔壁部61を簡単に形成することができる。これにより、サブフレーム15(図3参照)のコストを抑えた状態で隔壁部61を形成することができる。
また、左中子81は、上部84に左上前横溝85および上後横溝86の左半部が設けられている。左上前横溝85および上後横溝86の左半部で、図5に示すサブフレーム15(上部41)の左半部に左上前横リブ67および上後中央横リブ69の左半部が形成される。
さらに、左中子81は、下部に下後中央横溝の左半部および左後傾斜溝が設けられている。下後中央横溝の左半部および左後傾斜溝で、図6に示すサブフレーム15(下部42)の左半部に下前中央横リブ71の左半部および左後傾斜リブ72が形成される。
右中子82は、左中子81と略左右対称の部材であり、上部88に右上前横溝89および上後横溝86の右半部が設けられている。右上前横溝89および上後横溝86の右半部で、図5に示すサブフレーム15(上部41)の右半部に右上前横リブ68および上後中央横リブ69の右半部が形成される。
さらに、右中子82は、下部に下後中央横溝の右半部および右後傾斜溝が設けられている。下後中央横溝の右半部および右後傾斜溝で、図6に示すサブフレーム15(下部42)の右半部に下前中央横リブ71の右半部および右後傾斜リブ73が形成される。
つぎに、サブフレーム15の中央連結部38に入力された荷重を支える例を図10に基づいて説明する。
図10に示すように、中央連結部38の車両前下方に前隔壁62が設けられ、中央連結部38の下方に中央隔壁63が設けられ、中央連結部38の車両後方に後隔壁64が設けられている。すなわち、本体部32の車幅方向中央部32hに隔壁部61が設けられている。
さらに、本体部32の上部41、下部42、前壁43および後壁44が隔壁部61で一体に連結されている。
よって、サブフレーム15(特に、中央連結部38の下方部位32i、中央連結部38の車両後方の後方部位32j)の剛性・強度を確保できる。
これにより、トルクロッド26を経て中央連結部38に入力される車両前後方向の荷重F1を下方部位32iや後方部位32jで支えることができる。
さらに、トルクロッド26を経て中央連結部38に入力される上下方向の荷重F2を下方部位32iや後方部位32jで支えることができる。
加えて、トルクロッド26を経て中央連結部38に入力される荷重F1,F2に限らないで、その他の方向の荷重も下方部位32iや後方部位32jで支えることができる。
このように、下方部位32iや後方部位32jで荷重F1,F2や他の方向の荷重を支えることができる。これにより、パワープラント25(図2参照)の振動がトルクロッド26を経てサブフレーム15に伝えられた際に、伝えられた振動をサブフレーム15で好適に支えることができる。
また、本体部32の上部41、下部42、前壁43および後壁44を隔壁部61で一体に連結させるだけで、サブフレーム15(特に、下方部位32i、後方部位32j)の剛性・強度を確保できる。
これにより、サブフレーム15の肉厚寸法T1(特に、連結部の周囲全域の肉厚寸法)を大きくする場合と比べて、サブフレーム15の軽量化を図ることができる。
なお、本発明に係る車両のサブフレームは、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、アルミニウム合金製のサブフレーム15について説明したが、これに限らないで、本発明は他の金属に適用することも可能である。
また、前記実施例では、アルミニウム合金製のサブフレーム15を高圧鋳造する例について説明したが、これに限らないで、本発明を他の鋳造に適用することも可能である。
さらに、前記実施例では、本体部32の前中央部に中央連結部(連結部)38を設け、本体部32の車幅方向中央部32hに隔壁部61を設けた例について説明したが、これに限らないで、中央連結部38および隔壁部61を本体部32の他の部位に設けることも可能である。
また、前記実施例で示したサブフレーム、左右のサスペンションアーム、左右のサスペンション、パワープラント、トルクロッド、本体部、左右のサスペンション支持部、中央連結部、上部、下部、隔壁部および後隔壁などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車体の下方に設けられ、左端部で左サスペンションを支持するとともに右端部で右サスペンションを支持するサブフレームを備えた自動車への適用に好適である。
10…車体前部構造体、15…サブフレーム(車両のサブフレーム)、16,17…左右のサスペンションアーム(サスペンションアーム)、21,22…左右のサスペンション(サスペンション)、25…パワープラント、26…トルクロッド(連結部材)、32…本体部、32a…本体部の左端部、32b…本体部の右端部、32g…前半部(車両前後方向の前部)、32h…本体部の車両幅方向中央部、35,37…左右のサスペンション支持部、38…中央連結部(連結部)、41…上部、42…下部、61…隔壁部、64…後隔壁(隔壁)、80…中子ユニット(中子)。

Claims (2)

  1. 中子を用いて一体に鋳造形成され、
    前記中子で中空状に形成されることにより、上下方向に所定間隔をおいて設けられた上部および下部を有する本体部と、
    該本体部の左右端部に設けられ、サスペンションを支持するサスペンションアームが連結される左右のサスペンション支持部と、
    前記本体部に設けられ、車両の駆動源となるパワープラントを支持する連結部材が連結される連結部とを備えた車両のサブフレームであって、
    前記連結部は、
    前記本体部の車両前後方向の前部に設けられ、
    前記本体部は、
    前記連結部の車両後方において前記上部および前記下部に連結され、車両前後方向に延びる隔壁を含むことを特徴とする車両のサブフレーム。
  2. 前記隔壁は、前記本体部の車両幅方向中央部に設けられている、請求項1記載の車両のサブフレーム。
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