JP6148286B2 - 基板の腐食検出回路及びそれを具備したモータ駆動装置 - Google Patents
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Description
本発明は、基板の腐食検出回路及びそれを具備したモータ駆動装置に関し、特に特殊なコーティング材や特殊なレジスト形成なしに腐食性液体や気体による腐食の危険性を事前に検出することができる被腐食金属を含んだテストチップ、高い抵抗値の抵抗、及び電圧検出回路を備えた腐食検出回路及びそれを具備したモータ駆動装置に関する。
モータ駆動装置では切削液や洗浄液、その他の工場で使用されている液体や気体によって、電子部品や基板が腐食し、必要な機能を損なうという問題がある。このような問題の解決策として、被腐食金属を含むテストチップを基板上に配置し、その抵抗値を監視して、回路機能を損なう前にアラームを発生させる方法が考えられる。しかしながら、そのままでは、テストチップへの指の接触や塵埃の付着を含む環境による抵抗値変化を検出してしまう可能性があり、そのような抵抗値変化を検出することはモータ駆動装置としては必要ない。
上記の問題を解決するための電子部品を載置した基板の診断装置として、吸水性及びガス透過性を有するシリコンコーティング材をテストチップの検出用導電材上に被覆し、検出用導電材にゴミが付着したり人指が接触したりしないようにした電気機器用環境診断装置が知られている(例えば、特許文献1)。
また、基板上に形成した配線パターンの腐食による切断やマイグレーションによるショートを検出するための回路として基板の一部に配線され、その基板の異常を検出するためのサブパターンを被覆するサブレジストを、他の部位を被覆するソルダレジストの厚さより薄くなるように形成し、そのサブパターンを、所定の間隔を保持して並行させるように配置した障害検出回路が知られている(例えば、特許文献2)。
特許文献1及び2に記載された従来技術においては、上記の問題を特殊なコーティング材や特殊なレジスト形成により解消している。しかしながら、コーティング材の塗布や特殊なレジスト形成は専用の工程が必要である、技術的に容易でない、コストが高いなどの問題がある。
本発明の一実施例に係る腐食検出回路は、絶縁性基板と、絶縁性基板の表面に実装される被腐食金属を含むテストチップと、テストチップへの接触や塵埃付着を含む環境による変化後の抵抗値よりも大きい抵抗値を持つ複数の抵抗と、テストチップ及び複数の抵抗を用いた分圧回路に電圧を印加した際の分圧出力点の出力電圧を検出する電圧検出回路と、を有し、電圧検出回路が、出力電圧の変化に基づいて、テストチップの腐食による断線を検出する、ことを特徴とする。
本発明の一実施例に係る腐食検出回路によれば、テストチップに対する接触や塵埃付着を含む環境による変化後の抵抗値よりもはるかに大きい抵抗値の抵抗を分圧回路に取り付けることにより、テストチップの抵抗値変化を無視し、安定した腐食の検出が可能となる。
また、抵抗やテストチップの実装は半田付けによるもので、他の部品の半田付けと同時に行われるため、工程の増加はなく、容易に実現が可能である。抵抗自体も安価な一般品を使用できるため、コストを低く抑えることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る腐食検出回路について説明する。
[実施例1]
まず、本発明の実施例1に係る腐食検出回路について説明する。図1に本発明の実施例1に係る腐食検出回路の構成図を示す。本発明の実施例1に係る腐食検出回路101は、絶縁性基板1と、絶縁性基板1の表面に実装される被腐食金属を含むテストチップ2と、テストチップ2への接触や塵埃付着を含む環境による変化後の抵抗値よりも大きい抵抗値を持つ複数の抵抗31、32と、テストチップ2及び複数の抵抗31、32を用いた分圧回路4に電圧を印加した際の分圧出力点41の出力電圧を検出する電圧検出回路5と、を有し、電圧検出回路5が、出力電圧の変化に基づいて、テストチップ2の腐食による断線を検出する、ことを特徴とする。
まず、本発明の実施例1に係る腐食検出回路について説明する。図1に本発明の実施例1に係る腐食検出回路の構成図を示す。本発明の実施例1に係る腐食検出回路101は、絶縁性基板1と、絶縁性基板1の表面に実装される被腐食金属を含むテストチップ2と、テストチップ2への接触や塵埃付着を含む環境による変化後の抵抗値よりも大きい抵抗値を持つ複数の抵抗31、32と、テストチップ2及び複数の抵抗31、32を用いた分圧回路4に電圧を印加した際の分圧出力点41の出力電圧を検出する電圧検出回路5と、を有し、電圧検出回路5が、出力電圧の変化に基づいて、テストチップ2の腐食による断線を検出する、ことを特徴とする。
図1に示すように、絶縁性基板1上に、抵抗31、32を含む分圧回路4に対して、直列に被腐食金属(銀、銅など)を含むテストチップ2を実装する。さらに、テストチップ2及び分圧回路4の直列回路に電圧Vccを印加する。なお、分圧回路4の分圧出力点41と電源Vccもしくはグランドの間において、抵抗31及び32とテストチップ2は分圧出力点41から電源Vccもしくはグランド(0[V])へ順不同に配置可能である。一例として、図2に本発明の実施例1に係る腐食検出回路の変形例(101´)の構成を示す。図2に示すように、分圧回路4の分圧出力点41と電源Vccとの間において、抵抗31とテストチップ2の順序を図1に示した順序と入れ替えるようにしてもよい。
また、図1において、テストチップ2の位置は分圧回路4の上下どちらでも良い。即ち、テストチップ2を分圧出力点41に対して高電圧側に設けてもよく、低電圧側に設けてもよい。図1では、テストチップ2を高電圧側に設けた例を示している。また、図1ではテストチップ2を1つのみ設けた例を示しているが、このような例には限られず、複数のテストチップを直列にしても良い。一例として、図3に本発明の実施例1に係る腐食検出回路の他の変形例(101″)の構成を示す。図3に示すように、分圧回路4の分圧出力点41とグランドとの間において、2つのテストチップ2及び2´を設けるようにしてもよい。なお、図3にはテストチップを2つ設けた例を示したが、これには限られず、3つ以上設けるようにしてもよい。このように、抵抗とテストチップの回路上の位置には制限はない。
次に、図1を用いてテストチップ2の腐食の有無と分圧回路4の分圧出力点41の電圧との関係について説明する。テストチップ2が腐食しておらず、分圧回路4の抵抗31及び32よりも十分に小さい値を示す場合は、抵抗31及び32の大きさをともにRとすれば、分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccとなる。
一方、テストチップ2が腐食性の環境に置かれることにより、テストチップ2の被腐食性金属は腐食し、テストチップ2が断線する。テストチップ2が断線すると、分圧回路4の出力である分圧出力点41の電圧が上昇、もしくは下降する。図1に示すように、テストチップ2が高電圧側に設けられている場合は、テストチップ2の断線により、分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccから0[V]に減少する。一方、テストチップ2が低電圧側に設けられている場合は、テストチップ2の断線により、分圧出力点41の電圧は(1/2)VccからVccに増加する。
図4は本発明の実施例1に係る腐食検出回路101における分圧回路4の出力の時間的変化を示す。分圧出力点41の電圧がテストチップ2の断線により、上昇するかあるいは下降するかは上述の通りテストチップ2の位置に依存する。電圧検出回路5は通常想定される電圧に対して部品のバラつきやその他のマージンを含んだ領域外に電圧が変化したことをもって、腐食が発生したと判断する。
例えば、図4に示すように、時刻t0においてテストチップ2の断線が生じたものとする。このときテストチップ2が断線する前は分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccである。図1に示すように、テストチップ2が高電圧側に設置されている場合は、時刻t0においてテストチップ2が断線すると、分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccから急激に0[V]まで減少する。ここで、テストチップ2が断線に至る前であっても、テストチップ2への接触や塵埃付着を含む環境変化によって、分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccから変動することが考えられる。そこで、本発明の腐食検出回路においては、分圧出力点41の電圧が所定の閾値VTH2を下回り、分圧出力点41の電圧が腐食検出領域まで低下したことを確認した場合に、テストチップ2が断線したものと判断している。
なお、図1とは異なり、テストチップ2が低電圧側に設置されている場合は、時刻t0においてテストチップ2が断線すると、分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccから急激にVccまで増加する。ここで、テストチップ2が断線に至る前であっても、テストチップ2への接触や塵埃付着を含む環境変化によって、分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccから変動することが考えられる。そこで、本発明の腐食検出回路においては、分圧出力点41の電圧が所定の閾値VTH1を上回り、分圧出力点41の電圧が腐食検出領域まで増加したことを確認した場合に、テストチップ2が断線したものと判断している。
図5に本発明の実施例1に係る腐食検出回路における電圧検出回路5の一例を示す。例えば抵抗51、52により電圧Vccを分圧して閾値電圧VTH2を第1比較器(コンパレータ)53の非反転入力端子に入力し、分圧出力点41の電圧を反転入力端子に入力する場合が考えられる。このとき、分圧出力点41の電圧が閾値電圧VTH2を下回った場合に第1比較器53の出力がHighレベルとなり、テストチップ2の断線を検出することができる。また、抵抗54、55により電圧Vccを分圧して閾値電圧VTH1を第2比較器56の反転入力端子に入力し、分圧出力点41の電圧を非反転入力端子に入力する場合が考えられる。このとき、分圧出力点41の電圧が閾値電圧VTH1を上回った場合に第2比較器56の出力がHighレベルとなり、テストチップ2の断線を検出することができる。
図6は、本発明の実施例1に係る腐食検出回路における電圧検出回路5の他の例を示す。図6はA/Dコンバータ6とプロセッサ7により電圧検出回路を構成し、その先に表示手段8を設けた例を示す。図6に示した構成は一例であり、その他にもフォトカプラによる構成やプロセッサがA/Dコンバータを含んでいる構成なども考えられる。さらに、図6に示した例では、電圧検出回路の先に表示手段8を設けた例を示したが、これには限られず、安全回路等を設けてもよい。
以上説明したように、本発明の実施例1に係る腐食検出回路によれば、被腐食対象のテストチップに対する腐食以外の外乱による抵抗値変化を別付けの抵抗によって無視し、安定した腐食の検出を行うことができる。
[実施例2]
次に、本発明の実施例2に係る腐食検出回路について説明する。本発明の実施例2に係る腐食検出回路の構成図を図7に示す。実施例2に係る腐食検出回路102が実施例1に係る腐食検出回路101と異なっている点は、分圧回路4の分圧出力点41の高電圧側及び低電圧側において、それぞれに異なる金属を少なくとも一つずつ含んだテストチップ21、22が配置されている点である。実施例2に係る腐食検出回路102のその他の構成は、実施例1に係る腐食検出回路101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例2に係る腐食検出回路について説明する。本発明の実施例2に係る腐食検出回路の構成図を図7に示す。実施例2に係る腐食検出回路102が実施例1に係る腐食検出回路101と異なっている点は、分圧回路4の分圧出力点41の高電圧側及び低電圧側において、それぞれに異なる金属を少なくとも一つずつ含んだテストチップ21、22が配置されている点である。実施例2に係る腐食検出回路102のその他の構成は、実施例1に係る腐食検出回路101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
複数の異なる被腐食金属を用いた第1テストチップ21及び第2テストチップ22を分圧回路4の上下両側、即ち高電圧側及び低電圧側に設けることで、複数の腐食原因による腐食の検出を可能とする。例えば、第1テストチップ21に銅からなる被腐食金属を用い、第2テストチップ22に鉄からなる被腐食金属を用いることができる。ただし、上記の例は一例であって、他の金属の組み合わせを用いることもできる。なお、図7に示した抵抗31、32とテストチップ21、22の配置は一例であって、このような例には限られず、抵抗とテストチップの回路上の位置には制限がない。即ち、分圧回路4の分圧出力点41と電源(Vcc)もしくはグランド(0[V])との間において、抵抗とテストチップは分圧出力点から電源もしくはグランドへ順不同に配置可能である。また、腐食原因物質の例としては、塩素、臭素などのハロゲンや硫黄が挙げられる。ただし、これらの例には限られず、これらの物質以外にも腐食の原因となりえる物質は存在する。
ここで、抵抗31及び32の抵抗値を共にRとすれば、第1テストチップ21及び第2テストチップ22が共に断線していない状態で、第1テストチップ21及び第2テストチップ22並びに抵抗31、32の直列回路に電圧Vccを印加すると、分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccとなる。このとき、第1テストチップ21が断線すれば、分圧出力点41の電圧は0[V]となる。一方、第2テストチップ22が断線すれば、分圧出力点41の電圧はVccとなる。従って、分圧出力点41の電圧の値から、第1テストチップ21及び第2テストチップ22のどちらが断線したかを検出することができる。例えば、第1テストチップ21の被腐食金属として銅を用い、第2テストチップ22の被腐食金属として鉄を用いた場合、分圧出力点41の電圧の値から銅と鉄のどちらの金属が腐食したのかを検出することができる。
なお、実施例1における腐食検出回路101と同様に、実施例2における腐食検出回路102において、第1テストチップ21及び第2テストチップ22はそれぞれ複数個のテストチップを直列接続するようにしても良い。
以上説明したように、本発明の実施例2に係る腐食検出回路によれば、被腐食対象のテストチップに対する腐食以外の外乱による抵抗値変化を別付けの抵抗によって無視し、安定した腐食の検出を行うことができ、さらに、複数の腐食原因による腐食の検出を行うことができる。
[実施例3]
次に、本発明の実施例3に係る腐食検出回路について説明する。本発明の実施例3に係る腐食検出回路の構成図を図8に示す。実施例3に係る腐食検出回路103が実施例1に係る腐食検出回路101と異なっている点は、分圧回路4の分圧出力点41の高電圧側及び低電圧側の少なくとも一方において、抵抗及び異なる金属を含んだテストチップの組み合わせが並列に複数配置されている点である。実施例3に係る腐食検出回路103のその他の構成は、実施例1に係る腐食検出回路101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例3に係る腐食検出回路について説明する。本発明の実施例3に係る腐食検出回路の構成図を図8に示す。実施例3に係る腐食検出回路103が実施例1に係る腐食検出回路101と異なっている点は、分圧回路4の分圧出力点41の高電圧側及び低電圧側の少なくとも一方において、抵抗及び異なる金属を含んだテストチップの組み合わせが並列に複数配置されている点である。実施例3に係る腐食検出回路103のその他の構成は、実施例1に係る腐食検出回路101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
実施例3に係る腐食検出回路103は、例えば、分圧出力点41の高電圧側に、抵抗及び異なる金属を含んだテストチップの組み合わせが並列に複数配置されている。一例として、図8に示すように、第1テストチップ231と第1抵抗331の直列回路、第2テストチップ232と第2抵抗332の直列回路、及び第3テストチップ233と第3抵抗333の直列回路が並列に接続されている。ここで、第1〜第3テストチップ231〜233には被腐食金属として、それぞれ銅、銀、鉄を用いることができる。ただし、これは一例であって他の金属を用いてもよい。なお、図8に示した抵抗とテストチップの配置は一例であって、このような例には限られず、抵抗とテストチップの回路上の位置には制限がない。即ち、抵抗分圧回路の分圧出力点と電源もしくはグランドの間において、抵抗とテストチップは分圧出力点から電源もしくはグランドへ順不同に配置可能である。
ここで、第1〜第3抵抗331〜333の値をそれぞれ6Rとし、分圧出力点41より低電圧側の第4抵抗34の値を2Rとする。第1〜第3テストチップ231〜233が全て断線していない場合に、図8に示すように電圧Vccを印加すると、分圧出力点41より高電圧側の第1〜第3抵抗331〜333を含む並列回路の抵抗は2Rとなる。従って、分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccとなる。
次に、腐食検出回路103が、第1テストチップ231の被腐食金属が腐食する環境にさらされて、第1テストチップ231が断線したと仮定する。このとき、第2テストチップ232及び第3テストチップ233は断線していないので、分圧出力点41より高電圧側の第2抵抗332と第3抵抗333を含む並列回路の抵抗は3Rとなる。従って、分圧出力点41の電圧は(2/5)Vccとなる。
さらに、腐食検出回路103が、第2テストチップ232の被腐食金属が腐食する環境にさらされて、第1テストチップ231に加えて第2テストチップ232が断線したと仮定する。このとき、第3テストチップ233は断線していないので、分圧出力点41より高電圧側の抵抗は6Rとなる。従って、分圧出力点41の電圧は(1/4)Vccとなる。
さらに、腐食検出回路103が、第3テストチップ233の被腐食金属が腐食する環境にさらされて、第1〜第3テストチップ231〜233が断線したと仮定する。このとき、分圧出力点41の電圧は0[V]となる。
以上の説明においては、分圧回路4の分圧出力点41の高電圧側において、抵抗及び異なる金属を含んだテストチップの組み合わせを並列に複数配置した例を示したが、これには限られない。即ち、分圧回路4の分圧出力点41の低電圧側において、抵抗及び異なる金属を含んだテストチップの組み合わせを並列に複数配置してもよいし、高電圧側及び低電圧側の両方に配置してもよい。
さらに、上述した第1〜第3抵抗331〜333の値は一例であって他の値に設定してもよい。また、第1〜第3抵抗331〜333の抵抗値をそれぞれ異なる値に設定することにより、第1〜第3テストチップ231〜233のうちのどのテストチップが断線したのかを検出することができる。
また、上記の説明においては、テストチップと抵抗の直列回路を3組並列して設けた例を示したが2組でもよいし、4組以上でもよい。さらに個々のテストチップは複数のテストチップを直列接続させるようにしてもよい。
以上のように、実施例3に係る腐食検出回路103によれば、分圧出力点41の電圧の検出結果から、複数の腐食原因による腐食の検出を行うことができる。
[実施例4]
次に、本発明の実施例4に係る腐食検出回路について説明する。本発明の実施例4に係る腐食検出回路の構成図を図9に示す。実施例4に係る腐食検出回路104が実施例1に係る腐食検出回路101と異なっている点は、分圧回路4の分圧出力点41の高電圧側及び低電圧側の少なくとも一方において、抵抗及び腐食耐性の異なる同一の金属を含んだテストチップの組み合わせが並列に複数配置されている点である。実施例4に係る腐食検出回路104のその他の構成は、実施例1に係る腐食検出回路101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例4に係る腐食検出回路について説明する。本発明の実施例4に係る腐食検出回路の構成図を図9に示す。実施例4に係る腐食検出回路104が実施例1に係る腐食検出回路101と異なっている点は、分圧回路4の分圧出力点41の高電圧側及び低電圧側の少なくとも一方において、抵抗及び腐食耐性の異なる同一の金属を含んだテストチップの組み合わせが並列に複数配置されている点である。実施例4に係る腐食検出回路104のその他の構成は、実施例1に係る腐食検出回路101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
実施例4に係る腐食検出回路104は、例えば、分圧出力点41の高電圧側に、抵抗及び腐食耐性の異なる同一の金属を含んだテストチップの組み合わせが並列に複数配置されている。一例として、図9に示すように、第1テストチップ241と第1抵抗341の直列回路、第2テストチップ242と第2抵抗342の直列回路、及び第3テストチップ243と第3抵抗343の直列回路が並列に接続されている。ここで、第1〜第3テストチップ241〜243には被腐食金属として、腐食しにくさ(耐腐食性)が異なる被腐食金属を用いる点を特徴としている。一例として、第1テストチップ241が最も腐食しやすく、第2テストチップ242が次に腐食しやすく、第3テストチップ243が最も腐食しにくいようにしてもよい。また、被腐食金属として同一の金属である銅を用いることができる。ただし、これは一例であって、銀や鉄等の他の金属を用いてもよい。なお、図9に示した抵抗とテストチップの配置は一例であって、このような例には限られず、抵抗とテストチップの回路上の位置には制限がない。即ち、分圧回路4の分圧出力点41と電源(Vcc)もしくはグランド(0[V])との間において、抵抗とテストチップは分圧出力点から電源もしくはグランドへ順不同に配置可能である。
ここで、第1〜第3抵抗341〜343の値をそれぞれ6Rとし、分圧出力点41より低電圧側の第4抵抗34の値を2Rとする。第1〜第3テストチップ241〜243が全て断線していない場合に、図9に示すように電圧Vccを印加すると、分圧出力点41より高電圧側の第1〜第3抵抗341〜343を含む並列回路の抵抗は2Rとなる。従って、分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccとなる。
図10に本発明の実施例4に係る腐食検出回路における分圧回路の出力の時間的変化を示す。時刻t1で最も腐食しやすい第1テストチップ241が断線したとすると、時刻t1より前の時刻では分圧出力点41の電圧は(1/2)Vccとなる。
次に、腐食検出回路104が、最も腐食しやすい第1テストチップ241の被腐食金属が腐食する環境にさらされて、時刻t1において第1テストチップ241が断線したと仮定する。このとき、第2テストチップ242及び第3テストチップ243は断線していないので、分圧出力点41より高電圧側の第2抵抗342と第3抵抗343を含む並列回路の抵抗は3Rとなる。従って、分圧出力点41の電圧は(2/5)Vccとなる。
ここで、第1閾値VTH21を(1/2)Vccと(2/5)Vccの間の値に選べば、分圧出力点41の電圧が第1閾値VTH21よりも小さくなったことに基づいて、最も腐食しやすい被腐食金属が腐食した状態(腐食進行度小)に達したことを検出することができる。
さらに、腐食検出回路104が、次に腐食しやすい第2テストチップ242の被腐食金属が腐食する環境にさらされて、時刻t2において第1テストチップ241に加えて第2テストチップ242が断線したと仮定する。このとき、第3テストチップ243は断線していないので、分圧出力点41より高電圧側の抵抗は6Rとなる。従って、分圧出力点41の電圧は(1/4)Vccとなる。
ここで、第2閾値VTH22を(2/5)Vccと(1/4)Vccの間の値に選べば、分圧出力点41の電圧が第2閾値VTH22よりも小さくなったことに基づいて、2番目に腐食しやすい被腐食金属が腐食した状態(腐食進行度中)に達したことを検出することができる。
さらに、腐食検出回路104が、最も腐食しにくい第3テストチップ243の被腐食金属が腐食する環境にさらされて、第1〜第3テストチップ241〜243が断線したと仮定する。このとき、分圧出力点41の電圧は0[V]となる。
ここで、第3閾値VTH23を(1/4)Vccと0[V]の間の値に選べば、分圧出力点41の電圧が第3閾値VTH23よりも小さくなったことに基づいて、最も腐食しにくい被腐食金属が腐食した状態(腐食進行度大)に達したことを検出することができる。
上述した第1〜第3抵抗341〜343の値は一例であって他の値に設定してもよい。
また、上記の説明においては、テストチップと抵抗の直列回路を3組並列して設けた例を示したが2組でもよいし、4組以上でもよい。さらに個々のテストチップは複数のテストチップを直列接続させるようにしてもよい。
以上の説明においては、分圧回路4の分圧出力点41の高電圧側において、抵抗及び腐食耐性の異なる同一の金属を含んだテストチップの組み合わせを並列に複数配置した例を示したが、これには限られない。即ち、分圧回路4の分圧出力点41の低電圧側において、抵抗及び腐食耐性の異なる同一の金属を含んだテストチップの組み合わせを並列に複数配置してもよいし、高電圧側及び低電圧側の両方に配置してもよい。
例えば、分圧回路4の分圧出力点41の低電圧側において、抵抗及び腐食耐性の異なる同一の金属を含んだテストチップの組み合わせを並列に複数配置した場合は、分圧出力点41の電圧は、第1〜第3テストチップが断線するにつれて、徐々に増加していく。第1閾値電圧VTH11〜VTH13を適切に設定することにより、第1〜第3テストチップのうちのいずれが断線しているのかを検出することができる。
以上説明したように、実施例4に係る腐食検出回路によれば、腐食しにくさの異なる複数のテストチップを用いることで、腐食しやすいものから順に断線が発生するため、電圧が段階的に変化することで、腐食の進行度を検出することができる。
[実施例5]
次に、本発明の実施例5に係る腐食検出回路について説明する。本発明の実施例5に係る腐食検出回路の構成図を図11に示す。実施例5に係る腐食検出回路105が実施例1に係る腐食検出回路101と異なっている点は、分圧回路4の分圧出力点41の高電圧側及び低電圧側の少なくとも一方において、抵抗及び同一テストチップの組み合わせが並列に複数配置されている点である。実施例5に係る腐食検出回路105のその他の構成は、実施例1に係る腐食検出回路101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例5に係る腐食検出回路について説明する。本発明の実施例5に係る腐食検出回路の構成図を図11に示す。実施例5に係る腐食検出回路105が実施例1に係る腐食検出回路101と異なっている点は、分圧回路4の分圧出力点41の高電圧側及び低電圧側の少なくとも一方において、抵抗及び同一テストチップの組み合わせが並列に複数配置されている点である。実施例5に係る腐食検出回路105のその他の構成は、実施例1に係る腐食検出回路101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
実施例5に係る腐食検出回路105は、例えば、分圧出力点41の高電圧側に、抵抗及び同一テストチップの組み合わせが並列に複数配置されている。一例として、図11に示すように、第1テストチップ251と第1抵抗351の直列回路、第2テストチップ252と第2抵抗352の直列回路、及び第3テストチップ253と第3抵抗353の直列回路が並列に接続されている。ここで、第1〜第3テストチップ251〜253には同一のテストチップを用いる点を特徴としている。一例として、被腐食金属として同一の金属である銅を用いることができる。ただし、これは一例であって、銀や鉄等の他の金属を用いてもよい。なお、図11に示した抵抗とテストチップの配置は一例であって、このような例には限られず、抵抗とテストチップの回路上の位置には制限がない。即ち、分圧回路4の分圧出力点41と電源(Vcc)もしくはグランド(0[V])との間において、抵抗とテストチップは分圧出力点から電源もしくはグランドへ順不同に配置可能である。
図12に本発明の実施例5に係る腐食検出回路におけるテストチップを絶縁性基板の複数個所に設ける場合の例を示す。第1〜第4テストチップ251〜254は同一のテストチップであり、絶縁性基板1上の複数個所に配置することができる。絶縁性基板1の色々な箇所に配置することで、幅広い範囲における腐食の検知が可能となる。図12では抵抗を省略してあるが、抵抗はテストチップの近くに配置しても、遠くに配置しても良い。また、抵抗351〜353の値を異ならせることにより、分圧出力点の値からどのテストチップが断線したかを検出することができる。
以上説明したように、実施例5に係る腐食検出回路によれば、絶縁性基板の幅広い範囲の腐食を検出することができる。
[実施例6]
次に、本発明の実施例6に係る腐食検出回路について説明する。本発明の実施例6に係る腐食検出回路の構成図を図13に示す。実施例6に係る腐食検出回路106が実施例1に係る腐食検出回路101と異なっている点は、テストチップ262は、被腐食金属261及び抵抗31が一体に形成されている点である。実施例6に係る腐食検出回路106のその他の構成は、実施例1に係る腐食検出回路101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、本発明の実施例6に係る腐食検出回路について説明する。本発明の実施例6に係る腐食検出回路の構成図を図13に示す。実施例6に係る腐食検出回路106が実施例1に係る腐食検出回路101と異なっている点は、テストチップ262は、被腐食金属261及び抵抗31が一体に形成されている点である。実施例6に係る腐食検出回路106のその他の構成は、実施例1に係る腐食検出回路101における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
本発明の実施例6に係る腐食検出回路においては、抵抗31と被腐食金属261を一体化したものをテストチップ262として絶縁性基板1に実装する。これにより実装スペースやコストが低減することができる。
以上の説明においては、腐食検出回路単体について説明したが、上述した腐食検出回路をモータ駆動装置の回路基板に用いるようにしてもよい。
1 絶縁性基板
2 テストチップ
31、32 抵抗
4 分圧回路
41 分圧出力点
5 電圧検出回路
6 A/Dコンバータ
7 プロセッサ
8 表示手段
2 テストチップ
31、32 抵抗
4 分圧回路
41 分圧出力点
5 電圧検出回路
6 A/Dコンバータ
7 プロセッサ
8 表示手段
Claims (7)
- 絶縁性基板と、
前記絶縁性基板の表面に実装される被腐食金属を含むテストチップと、
前記テストチップへの接触や塵埃付着を含む環境による変化後の抵抗値よりも大きい抵抗値を持つ複数の抵抗と、
前記テストチップ及び前記複数の抵抗を用いた分圧回路に電圧を印加した際の分圧出力点の出力電圧を検出する電圧検出回路と、を有し、
前記電圧検出回路が、前記出力電圧の変化に基づいて、前記テストチップの腐食による断線を検出する、
ことを特徴とする腐食検出回路。 - 前記分圧回路の分圧出力点の高電圧側及び低電圧側において、それぞれに異なる金属を少なくとも一つずつ含んだ前記テストチップが配置されている、請求項1に記載の腐食検出回路。
- 前記分圧回路の分圧出力点の高電圧側及び低電圧側の少なくとも一方において、抵抗及び異なる金属を含んだテストチップの組み合わせが並列に複数配置されている、請求項1に記載の腐食検出回路。
- 前記分圧回路の分圧出力点の高電圧側及び低電圧側の少なくとも一方において、抵抗及び腐食耐性の異なる同一の金属を含んだテストチップの組み合わせが並列に複数配置されている、請求項1に記載の腐食検出回路。
- 前記分圧回路の分圧出力点の高電圧側及び低電圧側の少なくとも一方において、抵抗及び同一テストチップの組み合わせが並列に複数配置されている、請求項1に記載の腐食検出回路。
- 前記テストチップは、前記被腐食金属及び前記抵抗が一体に形成されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の腐食検出回路。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の腐食検出回路を具備するモータ駆動装置。
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