[go: up one dir, main page]

JP6140975B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6140975B2
JP6140975B2 JP2012235511A JP2012235511A JP6140975B2 JP 6140975 B2 JP6140975 B2 JP 6140975B2 JP 2012235511 A JP2012235511 A JP 2012235511A JP 2012235511 A JP2012235511 A JP 2012235511A JP 6140975 B2 JP6140975 B2 JP 6140975B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus adjustment
contrast value
operation member
display
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012235511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014086938A (ja
Inventor
渡辺 洋二
洋二 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2012235511A priority Critical patent/JP6140975B2/ja
Publication of JP2014086938A publication Critical patent/JP2014086938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6140975B2 publication Critical patent/JP6140975B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、焦点調節操作部材を操作して焦点調節が可能な撮像装置に関する。
近年のデジタルカメラは、光学ファインダの代わりに液晶モニタを用いた電子ビューファインダ(ライブビュー表示機能等とも呼ばれる)を搭載しているものが多い。この場合、手動による焦点調節時には液晶モニタ上でピントの状態を確認しながら焦点調節を行うことになるが、液晶モニタに通常に表示される画像のみからピントの山を見つけるのは困難である。このため、液晶モニタ上に表示されている画像の一部を拡大することによってピントの山を見つけ易くする提案がなされている(例えば特許文献1)。また、焦点調節操作部材(マニュアルフォーカスリング)が操作されたことを検知し、この操作が検知された場合に上述したような拡大表示を行うようにした提案もなされている(例えば特許文献2)。
特開平11−298791号公報 特開2001−251540号公報
ここで、特許文献2等の拡大表示の際、拡大表示する部分のピントが大きく外れていると、表示される画像も大きくぼけてしまう。このような表示では、拡大表示をしない場合よりもピントの山を見つけるのが困難となり、撮影者にとっての使い勝手がかえって悪くなるおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、焦点調節操作部材の操作中に拡大表示を行うことが可能な撮像装置において、ユーザの使い勝手の向上を図ることが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様の撮像装置は、焦点調節操作部材の操作に応じて焦点調節される撮影レンズと、上記撮影レンズを介して被写体を撮像し、該被写体に係る画像データを得る撮像部と、上記撮像部から繰り返し得られる画像データを動画像として表示する表示部と、上記動画像として表示された画像データの所定の領域におけるコントラスト値を算出する算出部と、上記焦点調節操作部材が操作されたことを検知する検知部と、上記焦点調節操作部材が操作された後に算出された上記コントラスト値が減少傾向にある場合に、上記焦点調節操作部材の操作に関するアドバイスをするアドバイス部と、上記焦点調節操作部材が操作された後に算出された上記コントラスト値が増加傾向にある場合に、上記表示部に動画像として表示されている画像データの一部を拡大表示するように制御する拡大表示制御部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、焦点調節操作部材の操作中に拡大表示を行うことが可能な撮像装置において、ユーザの使い勝手の向上を図ることが可能な撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの一例としての構成を示す図。 本発明の一実施形態におけるデジタルカメラのメイン動作について示すフローチャート。 ライブビュー表示動作について示すフローチャート。 ライブビュー表示動作時の表示例を示す図。 焦点調節操作部材の操作に伴うコントラスト値の時間変化と拡大ライブビュー表示の実行タイミングとの関係を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラ(以下、カメラと称する)100の一例としての構成を示す図である。図1に示すカメラ100は、交換レンズ200とカメラボディ300とを有するレンズ交換可能なカメラを例示している。
交換レンズ200は、撮影レンズ201と、焦点調節操作部材202と、絞り機構203とを有している。
撮影レンズ201は、図示しない被写体の光束を集光してカメラボディ300内の撮像素子311上に被写体像を結像させる。撮影レンズ201は、焦点調節レンズを含んでいる。焦点調節レンズをその光軸方向に沿って移動させることで、撮影レンズ201の焦点調節がなされる。
焦点調節操作部材202は、例えばフォーカスリング等であって、ユーザが撮影レンズ201に含まれる焦点調節レンズをその光軸方向に沿って手動で移動させるための焦点調節操作部材である。ここで、本実施形態における焦点調節操作部材202は、ユーザによる操作を検知するためのエンコーダを含む。例えば、焦点調節操作部材202が操作された場合には、その操作に応じたパルス信号(操作信号)をカメラボディ300内の操作信号ラッチ回路328に出力する。
絞り機構203は、撮影レンズ201を介して撮像素子311に入射する光束の光量を調整する。
カメラボディ300は、撮像素子311と、撮像素子駆動回路312と、前処理回路313と、データバス314と、SDRAM制御回路315と、SDRAM316と、画像処理回路317と、ビデオ信号出力回路318と、液晶モニタ駆動回路319と、液晶モニタ320と、記録媒体制御回路321と、記録媒体322と、シーケンスコントローラ(ボディCPU)323と、フラッシュメモリ制御回路324と、フラッシュメモリ325と、各種スイッチ326と、スイッチ検知回路327、操作信号ラッチ回路328とを有している。
撮像素子311は、撮影レンズ201を介して結像された被写体像を光電変換によって電気信号(画像信号)に変換する。撮像素子駆動回路312は、ボディCPU323からの指示に従って撮像素子311を駆動制御するとともに、撮像素子311からの画像信号の読み出しを制御する。前処理回路313は、撮像素子駆動回路312を介して読み出される画像信号に対してノイズ除去や増幅等のアナログ処理を施し、さらにアナログ処理した画像信号をデジタル信号(画像データ)に変換する処理を行う。
データバス314は、前処理回路313において得られた画像データや画像処理回路317で処理される画像データ等の種々のデータを転送するための転送路である。SDRAM制御回路315は、SDRAM316へのデータの書き込み及び読み出しを制御する。SDRAM316は、前処理回路313において得られたデータ等を一時格納しておくためのバッファメモリである。
画像処理回路317は、前処理回路313において得られ、SDRAM316に格納されている画像データを読み出して各種の画像処理を施すことでライブビュー表示用の画像や記録用の画像を生成する。さらに、本実施形態において、画像処理回路317はライブビュー表示用の画像の一部を拡大する拡大処理も行う。
ビデオ信号出力回路318は、画像処理回路317による処理後の画像データをビデオ信号に変換して液晶モニタ駆動回路319に出力する。液晶モニタ駆動回路319は、ビデオ信号出力回路318から入力されたビデオ信号に従って液晶モニタ320を駆動する。液晶モニタ320はライブビュー表示用の画像等の各種の画像を表示する。この液晶モニタ320はアドバイス部の一例として機能する。
記録媒体制御回路321は、記録媒体322へのデータの書き込み及び読み出しを制御する。記録媒体322は、例えばカメラボディ300に対して着脱自在に構成されたメモリカードであって画像処理回路317において得られた記録用の画像データを記録する。
ボディCPU323は、フラッシュメモリ325に記憶されている制御プログラムに従って、カメラボディ300内の各部の制御を行う制御部である。このボディCPU323は、算出部としての機能も有し、撮像素子311を介して得られた画像データからコントラスト値を算出することも行う。さらに、ボディCPU323は、画像処理回路317とともに拡大表示制御部としての機能も有し、ライブビュー表示中に、コントラスト値が所定の変化態様を示した場合に、ライブビュー表示されている画像の一部を拡大表示させるための処理を行う。
フラッシュメモリ制御回路324は、フラッシュメモリ325へのデータの書き込み及び読み出しを制御する。フラッシュメモリ325は、ボディCPU323によって読み出される制御プログラムやカメラボディ300の各種の設定値等を記憶する。
各種スイッチ326は、カメラボディ300を操作するための各種の操作部材に応答して状態が切り替わるスイッチである。この各種の操作部材としては、カメラボディ300の電源をオン又はオフさせるためのパワースイッチ、カメラに撮影実行の指示を与えるためのレリーズボタン、画像再生の指示を与えるための再生ボタン、メニュー画面表示の指示を与えるためのメニューボタン、カメラの各種設定を行うための入力キー、等が挙げられる。スイッチ検知回路327は、各種スイッチ326の操作状態を検知し、検知結果をボディCPU323に通知する回路である。スイッチ検知回路327を介して操作部材の操作が検知された場合に、ボディCPU323は、操作部材の操作内容に応じた制御を実行する。
検知部としての操作信号ラッチ回路328は、交換レンズ200の焦点調節操作部材202の操作を検知する。この操作信号ラッチ回路328は、焦点調節操作部材202から操作信号が入力されたときに出力(ラッチ信号)をローレベル(L)からハイレベル(H)に変化させる。また、操作信号ラッチ回路328は、所定時間(例えば2秒間)の間、操作信号の入力がない場合、即ち焦点調節操作部材202の操作が終了したと考えられるタイミングで出力をハイレベル(H)からローレベル(L)に変化させる。
以下、本実施形態におけるデジタルカメラの動作について図2を参照して説明する。図2は、本実施形態におけるカメラのメイン動作について示すフローチャートである。例えばカメラボディ300に図示しない電池が装填されたときに図2の処理が開始される。
ボディCPU323は、まず、スイッチ検知回路327の出力から、ユーザの操作によってパワースイッチがオンされたか否かを判定する(S1)。パワースイッチがオンされていない場合には本カメラの状態がスリープ状態となる。また、パワースイッチがオンである場合、若しくはスリープ状態においてパワースイッチがオンされた場合に、ボディCPU323はライブビュー表示動作を開始する(S2)。このライブビュー表示動作については後述する。
ライブビュー表示動作によってライブビュー表示を行った後、ボディCPU323は、撮像素子311を介して得られる画像データの明るさから、撮影時の撮像素子311の露光量(絞り203の開放量、撮像素子311の露光時間)を算出する(S3)。その後、ボディCPU323は、ユーザの再生ボタンの操作によって再生スイッチがオンしたか否かを判定する(S4)。
再生スイッチがオンした場合に、ボディCPU323は、画像データの再生動作を制御する(S5)。再生動作においては、液晶モニタ320に、記録媒体322に記録されている画像データの一覧が表示され、この一覧表示において、ユーザが所望の画像を選択すると、その選択された画像データが再生されて液晶モニタ320に画像表示がなされる。
S4又はS5の後、ボディCPU323は、ユーザのメニューボタンの操作によってメニュースイッチがオンしたか否かを判定する(S6)。メニュースイッチがオンした場合に、ボディCPU323は、メニュー設定動作を開始する(S7)。メニュー設定動作においては、例えば、液晶モニタ駆動回路319を制御して液晶モニタ320にメニュー画面を表示させ、このメニュー画面において、ユーザが所望の項目を選択すると、その項目に対応したカメラ100の設定が行われる。
S6又はS7の後、ボディCPU323は、ユーザのレリーズボタンの操作によってレリーズスイッチがオンしたか否かを判定する(S8)。レリーズスイッチがオンした場合に、ボディCPU323は、撮影動作を開始する(S9)。撮影動作においては、S3において算出された露光量に従って絞り203の開放量及び撮像素子311の露光時間を制御することによって、撮像素子311の露光量を制御して撮像素子311による撮像を行う。そして、撮像によって得られた画像データを、画像処理回路317において処理した後、記録媒体322に記録する。
S8又はS9の後、ボディCPU323は、パワースイッチがオンしているか否かを判定する(S10)。パワースイッチがオンのままである場合には処理がS2に移行する。パワースイッチがオフである場合に、ボディCPU323は、交換レンズ200への電源供給を停止した後、カメラボディ300の状態をスリープ状態に移行させる。
図3は、ライブビュー表示動作について示すフローチャートである。ライブビュー表示動作の開始時に、ボディCPU323は、撮像素子駆動回路312を制御して撮像素子311を介して得られる画像データをSDRAM316に取り込む(S21)。
続いて、ボディCPU323は、操作信号ラッチ回路328の出力(ラッチ信号)がハイレベル(H)であるか否かを判定する(S22)。ラッチ信号がハイレベル(H)である場合に、ボディCPU323は、現在、拡大表示中であるか否かを判定する(S23)。現在、拡大表示中である場合には、処理がS27に移行して拡大表示が継続される。
現在、拡大表示中でない場合に、ボディCPU323は、撮像素子311から取り込んだ画像データから、画像のコントラストを評価するためのコントラスト値を算出する(S24)。ここで、コントラスト値は、例えばユーザによって指定された領域や中央の領域のコントラスト値を算出する。続いて、ボディCPU323は、現在のコントラスト値の算出が3回目であるか否かを判定する(S25)。現在のコントラスト値の算出が3回目である場合に、ボディCPU323は、3回目までのコントラスト値が増加傾向であるか否かを判定する(S26)。S26においては、1回目のコントラスト値をC1、2回目のコントラスト値をC2、3回目のコントラスト値をC3としたとき、C1<C2<C3である場合に、コントラスト値が増加傾向であると判定する。
3回目までのコントラスト値が増加傾向である場合に、ボディCPU323は、拡大表示を行う(S27)。その後に、ボディCPU323は、図3の処理を終了させて図2のS3以後の処理を実行する。S27の拡大表示においては、ボディCPU323は、S21の取り込みによってSDRAM316に記憶された画像データのうちの所定の領域を抽出し、抽出した領域の画像データを画像処理回路317において画像処理することによって表示用の画像データを生成する。なお、ここでの所定の領域は、S24においてコントラスト値を算出した領域である。また、ここでの画像処理は、抽出した領域の拡大処理を含む。その他、画像表示に必要となる、ホワイトバランス補正や階調補正等を含む。画像処理の後、ボディCPU323は、液晶モニタ駆動回路319に画像表示の実行を指示する。これを受けて、液晶モニタ駆動回路319は、ビデオ信号出力回路318を介して画像処理回路317で処理された画像データをSDRAM316から取り込み、取り込んだ画像データを液晶モニタ320に出力し、図4(a)に示すように、液晶モニタ320による拡大表示を実行する。ユーザは、この拡大表示を見ながら焦点調節操作部材を操作することで、後述の全画面表示のときよりも所望の被写体に対する細かな焦点調節を行うことが可能である。
ここで、図4(a)で示すように、拡大表示の際には、拡大表示中であることを示す指標302aを表示させることが望ましい。このような指標302aを表示させることにより、ユーザは、全画面表示から拡大表示に移行したこと及び拡大表示から全画面表示に移行したことを容易に認識することが可能である。図4(a)の例では、画面の四隅に三角形状のマークを表示させている。しかしながら、指標302aの形状は、図4(a)で示したものに限るものではない。また、拡大表示中であることを示す文字等を表示させても良い。
3回目までのコントラスト値が増加傾向でない場合に、ボディCPU323は、3回目までのコントラスト値が減少傾向であるか否かを判定する(S28)。S28においては、1回目のコントラスト値をC1、2回目のコントラスト値をC2、3回目のコントラスト値をC3としたとき、C1>C2>C3である場合に、コントラスト値が減少傾向であると判定する。
3回目までのコントラスト値が減少傾向である場合に、ボディCPU323は、焦点調節操作部材202の操作方向のアドバイス表示付きの全画面表示を行う(S29)。その後に、ボディCPU323は、図3の処理を終了させて図2のS3以後の処理を実行する。全画面表示においては、ボディCPU323は、S21の取り込みによってSDRAM316に記憶された画像データの全体を画像処理回路317において画像処理することによって表示用の画像データを生成する。ここでの画像処理は、画像表示に必要となる、ホワイトバランス補正や階調補正等を含む。画像処理の後、ボディCPU323は、液晶モニタ駆動回路319に画像表示の実行を指示する。これを受けて、液晶モニタ駆動回路319は、ビデオ信号出力回路318を介して画像処理回路317で処理された画像データをSDRAM316から取り込み、取り込んだ画像データを液晶モニタ320に出力し、図4(b)に示すように、液晶モニタ320による全画面表示を実行する。さらに、ボディCPU323は、焦点調節操作部材202の操作方向を示すアドバイス表示を行う。コントラスト値が減少傾向にある場合、ユーザによる焦点調節操作部材202の操作方向が逆方向であることを示す。したがって、ユーザに、焦点調節操作部材202の操作方向が逆方向である旨をアドバイスする。アドバイス表示の例としては、図4(b)に示すように、焦点調節操作部材202の操作方向を示す指標302bが考えられる。この他、文字表示によってアドバイスしても良い。さらには、表示を用いることなく、例えばビープ音を鳴らしたり、音声によってアドバイスしても良い。
3回目までのコントラスト値が減少傾向でない場合に、ボディCPU323は、3回目までのコントラスト値の変化が小さいか否かを判定する(S30)。S30においては、1回目のコントラスト値をC1、2回目のコントラスト値をC2、3回目のコントラスト値をC3としたとき、|C1−C2|及び|C2−C3|の何れもが所定値Ccよりも小さい場合に、コントラスト値の変化が小さいと判定する。
コントラスト値の変化が小さい場合には、処理がS27に移行して拡大表示が行われる。コントラスト値の変化が小さい場合とは、コントラスト値のピーク値付近であることが考えられるので、拡大表示を行うことで細かな焦点調節を可能とする。
ラッチ信号がローレベル(L)の場合、今回がコントラスト値の取得の3回目でない場合、3回目までのコントラスト値が増加傾向でも減少傾向でもなく且つコントラスト値の変化が大きい場合に、ボディCPU323は、図4(c)に示すような、アドバイス表示を伴わない全画面表示を行う(S31)。その後に、ボディCPU323は、図3の処理を終了させて図2のS3以後の処理を実行する。ラッチ信号がローレベル(L)の場合とは、焦点調節操作部材202の操作が終了している状態である。また、今回がコントラスト値の取得の3回目でない場合及びコントラスト値の変化が大きい場合は、焦点調節操作部材202の操作方向が逆方向であるか否かが判別されていない状態である。これらの状態のときには、全画面表示を行う。
図5は、焦点調節操作部材の操作に伴うコントラスト値の時間変化と拡大ライブビュー表示の実行タイミングとの関係を示す図である。ここで、図5(a)はコントラスト値が増加傾向となっている例を示し、図5(b)はコントラスト値が減少傾向となっている例を示す。
まず、図5(a)の例から説明する。本実施形態のようにコントラスト方式を用いて焦点状態を検出する場合において、コントラスト値が増加傾向となるのは、焦点調節レンズがピント位置に近づくように移動しているときである。例えば、焦点調節レンズが初期位置(通常は無限遠位置)にあるときに焦点調節操作部材202が操作されると、図5(a)に示すようにコントラスト値が増加する。そのまま同方向に焦点調節操作部材202が操作されると、コントラスト値は時間とともに増加する。
本実施形態では、焦点調節操作部材202の操作が継続されてラッチ信号がハイレベル(H)となっている期間中に、ボディCPU323は、コントラスト値の算出を行い、コントラスト値が増加傾向にあるときに拡大表示を行う。この条件を満足する場合、焦点調節操作部材202の操作方向が正しいことを示す。したがって、この場合に拡大表示をすることで、ぼけの少ない拡大表示となることが期待される。これにより、ユーザは、拡大表示を見ながら焦点調節操作部材202を操作して容易に所望の被写体にピントを合わせることができる。
次に、図5(b)の例を説明する。図5(a)の例とは逆方向に焦点調節操作部材202が操作されると、図5(b)に示すようにコントラスト値が減少する。コントラスト値が低い状態の画像を拡大表示したとしても、ユーザは、焦点調節操作部材202を何れの方向に操作すれば表示中の画像のぼけが改善されるか、即ち焦点調節操作部材202の操作方向が正しいかを判別できない可能性が高い。
そこで、本実施形態では、コントラスト値が減少方向にある場合には拡大表示は行わずに焦点調節操作部材202の操作方向に関するアドバイスを行う。このアドバイスに従ってユーザは、コントラスト値が増加するように焦点調節操作部材202を操作することができる。
以上説明したように、本実施形態においては、焦点調節操作部材202の操作中にコントラスト値を算出し、この算出したコントラスト値の変化の傾向に応じて拡大表示をするか否かを決定する。これにより、ユーザは、大きくぼけた拡大表示を見ながら焦点調節操作部材202を操作する必要がなく、結果としてユーザの使い勝手の向上を図ることが可能である。
また、本実施形態においては、コントラスト値が減少方向にある場合には焦点調節操作部材202の操作方向に関するアドバイスを行うようにしている。これにより、ユーザは、ぼけた画像を見ながらであっても焦点調節操作部材202の操作方向を正しく理解することが可能である。
また、本実施形態では、焦点調節操作部材202の操作が終了してから所定時間(例えば2秒間)の経過後にラッチ信号がローレベル(L)となる。即ち、拡大表示が行われていた場合には全画面表示に移行する。これにより、必要のないタイミングでいきなり拡大表示が行われることを防止し、ユーザの使い勝手をさらに向上させることが可能である。
ここで、上述の例では、3回目までのコントラスト値から、その変化の傾向を判定している。しかしながら、実際には4回目以降のコントラスト値をも用いて判定を行うようにしても良い。
また、上述の例では、手動焦点調節に係る構成のみを図示しているが、自動焦点調節(AF)に係る構成を持たせるようにしても良いことは言うまでもない。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
100…デジタルカメラ(カメラ)、200…交換レンズ、201…撮影レンズ、202…焦点調節操作部材、203…絞り機構、300…カメラボディ、311…撮像素子、312…撮像素子駆動回路、313…前処理回路、314…データバス、315…SDRAM制御回路、316…SDRAM、317…画像処理回路、318…ビデオ信号出力回路、319…液晶モニタ駆動回路、320…液晶モニタ、321…記録媒体制御回路、322…記録媒体、323…シーケンスコントローラ(ボディCPU)、324…フラッシュメモリ制御回路、325…フラッシュメモリ、326…各種スイッチ、327…スイッチ検知回路、328…操作信号ラッチ回路

Claims (2)

  1. 焦点調節操作部材の操作に応じて焦点調節される撮影レンズと、
    上記撮影レンズを介して被写体を撮像し、該被写体に係る画像データを得る撮像部と、
    上記撮像部から繰り返し得られる画像データを動画像として表示する表示部と、
    上記動画像として表示された画像データの所定の領域におけるコントラスト値を算出する算出部と、
    上記焦点調節操作部材が操作されたことを検知する検知部と、
    上記焦点調節操作部材が操作された後に算出された上記コントラスト値が減少傾向にある場合に、上記焦点調節操作部材の操作に関するアドバイスをするアドバイス部と、
    上記焦点調節操作部材が操作された後に算出された上記コントラスト値が増加傾向にある場合に、上記表示部に動画像として表示されている画像データの一部を拡大表示するように制御する拡大表示制御部と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 上記焦点調節操作部材の操作に関するアドバイスは、上記コントラスト値を増加させるために必要な上記焦点調節操作部材の操作方向に関するアドバイスであることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
JP2012235511A 2012-10-25 2012-10-25 撮像装置 Active JP6140975B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012235511A JP6140975B2 (ja) 2012-10-25 2012-10-25 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012235511A JP6140975B2 (ja) 2012-10-25 2012-10-25 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014086938A JP2014086938A (ja) 2014-05-12
JP6140975B2 true JP6140975B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=50789609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012235511A Active JP6140975B2 (ja) 2012-10-25 2012-10-25 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6140975B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7049467B2 (ja) * 2018-09-04 2022-04-06 株式会社日立国際電気 撮像装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164993A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Nikon Corp 合焦情報表示装置および方法
JP5100685B2 (ja) * 2009-02-25 2012-12-19 株式会社コシナ 交換レンズ式デジタルカメラ
JP5457924B2 (ja) * 2010-04-15 2014-04-02 オリンパスイメージング株式会社 デジタルカメラ
JP2012008307A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Olympus Imaging Corp 撮影装置および表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014086938A (ja) 2014-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4884417B2 (ja) 携帯型電子装置及びその制御方法
JP4657960B2 (ja) 撮像方法および装置
JP2009225072A (ja) 撮像装置
JP2008054177A (ja) 撮像装置
JP2010054730A (ja) 合焦位置検出装置、撮像装置及び合焦位置検出方法
JP2012217168A (ja) 撮像装置
JP2009175255A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP5457924B2 (ja) デジタルカメラ
JP4941141B2 (ja) 撮像装置
JP2009081810A (ja) 撮影装置及び撮影方法
JP5629456B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP6140975B2 (ja) 撮像装置
JP2009086036A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
WO2015182021A1 (ja) 撮像制御装置、撮像装置および撮像制御方法
JP5455485B2 (ja) 撮像装置
JP2014085580A (ja) 撮像装置
JP2011097130A (ja) 撮像装置
JP2009267893A (ja) 撮像装置
JP2009088679A (ja) 撮影装置および撮影装置の制御方法
JP2012231362A (ja) デジタルカメラ
JP2015055775A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2019075653A (ja) 撮像装置
JP5484958B2 (ja) デジタルカメラ及びその制御方法
JP2009198956A (ja) 撮像装置及びプログラム
JP2009229983A (ja) 拡大表示機能付きカメラおよびカメラの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20150423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170502

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6140975

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250