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JP6138718B2 - 混合水栓用制御ユニットおよび混合水栓用温度調節装置 - Google Patents

混合水栓用制御ユニットおよび混合水栓用温度調節装置 Download PDF

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JP6138718B2 JP2014068521A JP2014068521A JP6138718B2 JP 6138718 B2 JP6138718 B2 JP 6138718B2 JP 2014068521 A JP2014068521 A JP 2014068521A JP 2014068521 A JP2014068521 A JP 2014068521A JP 6138718 B2 JP6138718 B2 JP 6138718B2
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Description

本発明は、混合水栓から吐出させる湯水の温度を調節する装置に関する。
従来、台所や洗面所等においてシングルレバー水栓等の混合水栓が設けられている。この混合水栓のレバーを操作することにより、湯と水の切り替えや湯温の調整を簡単に行うことができる。近年ではこのような混合水栓の使い勝手をより向上させるために、レバーの操作角度や操作方向を検出して吐水流量や吐水温度を電気的に制御するいわゆる電子制御水栓も提案されている(例えば特許文献1参照)。レバーの操作量が同じであっても、給水温度や給湯温度、あるいは給水圧力や給湯圧力によって吐水温度が変化するため、電気的制御によりその吐水温度の安定化を図るものである。
特開平5−331888号公報
ところで、近年の市場においては、このような水栓についても設置空間に合ったデザインが重要視される。すなわち、混合水栓としてある程度の機能が満たされると、ユーザの好みにあったデザインの水栓が採用されることが多い。このため、住宅設備メーカでは、混合水栓として様々な形状や大きさの製品をラインアップしている。
しかしながら、混合水栓の形状や大きさのバリエーションが増えるほど、その内部構造も変わらずを得ず、吐水温度とレバーの操作量との対応関係が混合水栓の種類によって異なるようになる。上述した電子制御水栓として構成しようとすると、混合水栓の種類に応じてそれらの対応関係に適合した制御設計が必要となる。そのことが電子制御水栓として限られたデザインの選択をユーザに強いることとなり、それが電子制御水栓の普及を阻害する要因にもなっていた。
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的の一つは、混合水栓の種類によらず吐水温度を電子制御により適正かつ簡易に調整可能な装置を提供することにある。
本発明のある態様の混合水栓用制御ユニット(以下、単に「制御ユニット」ともいう)は、湯用導入路と、水用導入路と、湯用導入路に導入された湯と水用導入路に導入された水との混合比を調整するために作動可能な湯水混合機構と、混合後の湯水を導出するための湯水導出路と、湯水混合機構を作動させるために外部から操作される操作部と、を備える混合水栓に接続される。この制御ユニットは、その混合水栓から流出させる湯水の温度を調節するものである。
この制御ユニットは、給湯管を介して供給される湯と、給水管を介して供給される水とを設定された混合比にて混合して導出する電気駆動の混合弁と、混合弁を駆動制御する制御部と、混合弁の湯水導出口に接続された上流側通路と、その上流側通路から分岐した第1下流側通路および第2下流側通路を有し、第1下流側通路が湯用導入路に接続され、第2下流側通路が水用導入路に接続される分岐配管と、第1下流側通路を流れる湯水の流量又は圧力を検出する第1センサと、第2下流側通路を流れる湯水の流量又は圧力を検出する第2センサと、混合弁から導出された湯水の温度を検出する温度センサと、を備える。
制御部は、第1センサの検出値と第2センサの検出値とに基づいて、第1下流側通路を流れる湯水と第2下流側通路を流れる湯水との流量比を算出し、算出された流量比に基づいて操作部の操作量に対応する目標温度を設定し、温度センサにより検出された湯水の温度が目標温度に近づくように混合弁を駆動制御する。
ここで、「湯用導入路」および「水用導入路」は、当該制御ユニットが既存の混合水栓にも適用可能であることを表現した便宜上の定義に過ぎず、この態様では「水用導入路」であっても当該制御ユニットにより調温された湯水が導入される。すなわち、既存の混合水栓では湯と水とをその混合水栓の内部で混合するため、湯を導入するための「湯用導入路」と、水を導入するための「水用導入路」とが個別に設けられる。このような既存の混合水栓に対しても当該制御ユニットが適用可能であることを意味する。もちろん、当該制御ユニットとの組合せを前提として混合水栓が組み付けられてもよく、その場合には、「湯用導入路」を「第1湯水導入路」と読み換え、「水用導入路」を「第2湯水導入路」と読み換えることができる。
なお、ここでいう「湯水」は、湯と水の混合状態によっては「水」の状態も含む。「第1センサ」および「第2センサ」は、湯水の流量を検出する流量センサであってもよいし、湯水の圧力を検出する圧力センサであってもよい。後者の場合、通路の特定箇所に縮流部を設けてその前後差圧を検出するものでもよい。縮流部の断面積と前後差圧とが分かれば、その通路を流れる湯水の流量を算出することができる。また、「配管」は、湯水を通過させるものであればよく、管形状の部材のみならず、ブロック状の部材に形成された通路(管路)を含む。「操作部」は、レバーやハンドルであってもよい。「操作部」は、高温側および低温側の操作方向が定められたものでもよい。
この態様によると、混合水栓の操作部の操作量そのものを検出して温度調節のための電子制御(以下「調温制御」ともいう)がなされるのではなく、混合水栓の外部に設置された第1,第2センサの検出値に基づいて2つの導入路の流量比が算出され、その流量比に基づく調温制御がなされる。すなわち、混合弁にて調温されて上流側通路に流出した湯水は、一方で第1下流側通路を通って湯用導入路に導かれ、他方で第2下流側通路を通って水用導入路に導かれる。このため、湯用導入路を流れる湯水の流量は、第1下流側通路に対応づけられた第1センサの検出値に基づいて算出することができる。また、水用導入路を流れる湯水の流量は、第2下流側通路に対応づけられた第2センサの検出値に基づいて算出することができる。そのため、これら第1,第2センサの出力値に基づいて湯用導入路と水用導入路との流量比を算出することができる。第1下流側通路と第2下流側通路とは、混合弁にて混合された湯水が分岐して導入されるために水圧が同じになっていることから、この流量比は混合水栓における湯水混合機構による混合比に対応する。このため、この流量比からユーザによる操作部の操作量を逆算(推定)することができる。
このため、その流量比に基づいて設定された目標温度は、ユーザの意思を反映するものとなる。この態様では、温度センサにより検出される実際の温度(「実温度」ともいう)が目標温度に近づくように混合弁が駆動制御される。この調温制御は、目標温度と実温度との偏差に基づくフィードバック制御であってよい。この態様によると、混合水栓の上流側にある2つの通路の流量比に基づいて操作部の操作量が推定される形で調温制御が行われるため、その調温制御は混合水栓の大きさや形状の違いによる影響を受けない。このため、この態様によれば、混合水栓の種類によらず吐水温度を適正かつ簡易に調整することが可能となる。このことは、当該制御ユニットが混合水栓のデザインを特に規制しないことを意味し、電子制御水栓の普及にもつながる。
具体的には、制御部は、流量比を複数段階の流量比範囲に分け、各流量比範囲に異なる目標温度が対応づけられた目標温度設定基準を保持し、算出された流量比に対応する目標温度を、目標温度設定基準に基づいて設定してもよい。ここでいう「目標温度設定基準」は、制御部が用いる制御マップであってもよいし、制御プログラムそのものであってもよい。湯温を感知するユーザの感度はそれほど高いものではないため、調温制御を段階的なものとして簡易化したものである。これにより、必要な調温性能を満足しつつ、処理負荷を低減することができ、また制御の安定化を図ることができる。
本発明の別の態様は、混合水栓用温度調節装置(以下、単に「温度調節装置」ともいう)である。この温度調節装置は、第1湯水導入路と、第2湯水導入路と、第1湯水導入路に導入された湯水と第2湯水導入路に導入された湯水との混合比を調整するために作動する湯水混合機構と、混合後の湯水を導出する湯水導出路と、高温側および低温側の操作方向が定められ、湯水混合機構を作動させるために外部から操作される操作部と、を有する混合水栓と、給湯管を介して供給される湯と、給水管を介して供給される水とを設定された混合比にて混合して導出する電気駆動の混合弁と、混合弁を駆動制御する制御部と、混合弁の湯水導出口に接続された上流側通路と、その上流側通路から分岐した第1下流側通路および第2下流側通路を有し、第1下流側通路が第1湯水導入路に接続され、第2下流側通路が第2湯水導入路に接続される分岐配管と、第1下流側通路を流れる湯水の流量又は圧力を検出する第1センサと、第2下流側通路を流れる湯水の流量又は圧力を検出する第2センサと、混合弁から導出された湯水の温度を検出する温度センサと、を備える。
制御部は、第1センサの検出値と第2センサの検出値とに基づいて、第1下流側通路を流れる湯水と第2下流側通路を流れる湯水との流量比を算出し、算出された流量比に基づいて操作部の操作量に対応する目標温度を設定し、温度センサにより検出された湯水の温度が目標温度に近づくように混合弁を駆動制御する。
ここでいう「湯水」、「配管」、「操作部」、「第1センサ」および「第2センサ」については、上述のとおりである。調温制御は、目標温度と実温度との偏差に基づくフィードバック制御であってよい。この態様によると、混合水栓の操作部の操作量そのものを検出して調温制御がなされるのではなく、混合水栓の外部に設置された第1,第2センサの検出値に基づいて2つの湯水導入路の流量比が算出され、その流量比に基づく調温制御がなされる。すなわち、第1,第2センサの出力値に基づいて第1湯水導入路と第2湯水導入路との流量比を算出することができる。この流量比は混合水栓における湯水混合機構による混合比に対応するため、この流量比からユーザによる操作部の操作量を逆算(推定)することができる。
この態様によると、混合水栓の上流側にある2つの通路の流量比に基づいて操作部の操作量が推定される形で調温制御が行われるため、その調温制御は混合水栓の大きさや形状の違いによる影響を受けない。このため、混合水栓の種類によらず吐水温度を適正かつ簡易に調整することが可能となる。このことは、当該温度調節装置に様々なデザインの混合水栓を適用できることを意味し、電子制御水栓の普及にもつながる。
本発明によれば、混合水栓の種類によらず吐水温度を電子制御により適正かつ簡易に調整可能な装置を提供することができる。
第1実施形態に係る温度調節装置を模式的に示す図である。 混合水栓の主要部の構成を模式的に示す図である。 混合弁の具体的構造を模式的に示す部分断面図である。 操作レバーの操作と温度設定との関係を示す図である。 調温制御における基本的な処理過程を示すフローチャートである。 図5のS110における調温制御処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る温度調節装置を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る温度調節装置を模式的に示す図である。
温度調節装置1は、混合水栓10と、その混合水栓10の吐水温度を調節するための制御ユニット12を備える。制御ユニット12は、給湯器14から供給される湯と、上水道から供給される水とを混合して適温の湯水とし、混合水栓10へ供給するものである。制御ユニット12は、また、外部端末16と無線通信可能に構成されている。外部端末16は、タブレット端末など種々の端末であってよい。
混合水栓10は、本実施形態ではシングルレバー水栓からなり、水栓本体20と操作レバー22を有する。混合水栓10は、本実施形態が適用されない一般的な水栓としても使用することができる。その場合に備え、水栓本体20には、湯を導入するための湯用導入路24と、水を導入するための水用導入路26とが設けられる。このような一般的な使用形態も想定し、以下では便宜上「湯用導入路」、「水用導入路」と表現するが、本実施形態では湯用導入路24および水用導入路26のいずれにも同じ湯水が導入される。このため、湯用導入路24は「第1湯水導入路」、水用導入路26は「第2湯水導入路」として機能する。操作レバー22を上下方向に操作することにより、混合水栓10からの吐水流量を調節することができる。また、操作レバー22をユーザからみて左右方向に操作することにより、混合水栓10からの吐水温度を調節することができる。混合水栓10の構成および動作の詳細については後述する。
制御ユニット12には、給湯器14から給湯管30を介して湯が導入され、上水道から給水管32を介して水が導入される。給湯管30には、制御ユニット12への給湯を許容又は遮断するための止水栓34が設けられている。給水管32には、制御ユニット12への給水を許容又は遮断するための止水栓36が設けられている。これらの止水栓34,36は、通常は開かれた状態にある。給湯器14は、即時式給湯方式や貯湯式給湯方式などいずれの方式を採用するものでもよいが、その給湯方式そのものは公知であるため、詳細な説明を省略する。
制御ユニット12は、給湯管30を介して供給される湯と、給水管32を介して供給される水とを混合して適温の湯水とする混合弁40と、その混合弁40を駆動制御する制御部42を備える。混合弁40は、内部通路が形成されたボディ44と、ボディ44に収容された弁体46と、弁体46を駆動するモータ48を備える。ボディ44には、給湯管30に連通する湯導入口45と、給水管32に連通する水導入口47と、湯水を導出する湯水導出口50が設けられる。制御部42が、モータ48の駆動を制御する。モータ48の駆動により弁体46を作動させることにより、湯導入口45と水導入口47との開口比率を変化させ、それにより湯と水との混合比が調整される。混合後の湯水は、湯水導出口50から導出される。この混合弁40の構成および動作の詳細については後述する。
混合弁40の下流側には分岐配管52が接続されている。分岐配管52は、湯水導出口50に接続された上流側通路54と、その上流側通路54の下流側で分岐した下流側通路56,58を有する。下流側通路56は「第1下流側通路」として機能し、湯用導入路24に接続されている。一方、下流側通路58は「第2下流側通路」として機能し、水用導入路26に接続されている。下流側通路56には流量センサ60が設けられ、下流側通路58には流量センサ62が設けられている。流量センサ60は「第1センサ」として機能し、下流側通路56を流れる湯水の流量Q1を検出する。一方、流量センサ62は「第2センサ」として機能し、下流側通路58を流れる湯水の流量Q2を検出する。
上流側通路54には温度センサ64が設けられている。温度センサ64は「第1温度センサ」として機能し、上流側通路54を流れる湯水の温度T1を検出する。一方、給湯管30における混合弁40と止水栓34との間には温度センサ66が設けられている。温度センサ66は「第2温度センサ」として機能し、給湯管30を介して供給される湯の温度T2を検出する。給水管32における混合弁40と止水栓36との間には温度センサ68が設けられている。温度センサ68は「第3温度センサ」として機能し、給水管32を介して供給される水の温度T3を検出する。
制御部42は、各種演算処理を実行するCPU、各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAM、入出力インターフェース等を備える。制御部42は、各種センサにて検出された情報に基づいて混合弁40から流出させる湯水の目標温度を設定し、温度センサ64により検出された実温度とその目標温度との偏差に基づくフィードバック制御を実行する。それにより、混合水栓10にて操作レバー22の操作量に応じた吐水温度が得られるようにする。この具体的制御の詳細については後述する。
図2は、混合水栓10の主要部の構成を模式的に示す図である。図2(a)は混合水栓10の全体図であり、図2(b)は湯水混合機構の構成を示す分解図である。図2(c)および(d)は湯水混合機構の動作を示す説明図である。
図2(a)に示すように、水栓本体20は、台所や洗面所等の取付面に対して立設されるボディ70と、ボディ70から一方向に延出する吐出管72を備える。ボディ70には、上述した湯用導入路24および水用導入路26のほか、湯水導出路27が上下に延在し、互いに平行に設けられている。吐出管72の内部には湯水吐出路29が形成されている。湯水吐出路29は、ボディ70内で湯水導出路27と連通している。ボディ70の上部には、固定ディスク74および可動ディスク76が配設されている。これらのディスクおよび操作レバー22が、「湯水混合機構」を構成する。
図2(b)に示すように、固定ディスク74には、湯流入孔80、水流入孔82および湯水流出孔84が軸線方向に貫通形成されている。湯流入孔80は湯用導入路24に連通し、水流入孔82は水用導入路26に連通し、湯水流出孔84は湯水導出路27に連通する。なお、ボディ70と固定ディスク74との間には、図示略のシール部材が介装され、固定ディスク74の下方における各孔間のシールが確保される。
可動ディスク76には、その中央を軸線方向に貫通するように非円形の湯水導出孔86が形成されている。可動ディスク76は、固定ディスク74に上方から組み付けられる。可動ディスク76は、固定ディスク74の径方向に摺動可能であり、また自軸周りに回動可能に支持されている。すなわち、可動ディスク76が固定ディスク74の径方向(図中A方向)に変位することにより、湯流入孔80および水流入孔82のそれぞれと湯水導出孔86との連通又は非連通状態を実現することができ、また連通部の開口面積を変化させることができる。可動ディスク76における湯水導出孔86の内方に湯水を混合するための混合空間88が形成される。
また、湯流入孔80および水流入孔82のそれぞれと湯水導出孔86とを連通させた状態で可動ディスク76を軸線周り(図中B方向)に回動させることで、湯流入孔80と水流入孔82との開口面積の比率(「開口比率」ともいう)を変化させることができる。すなわち、可動ディスク76の回動角度によって、湯流入孔80と湯水導出孔86とがオーバラップする面積と、水流入孔82と湯水導出孔86とがオーバラップする面積との比が変化する。それにより、湯流入孔80と水流入孔82のそれぞれから混合空間88へ流入する湯水の混合比を変化させることが可能となる。なお、可動ディスク76の上方には図示しないシール部材を介して隔壁が設けられており、湯水の外部漏れは防止されている。
可動ディスク76の径方向(A方向)への移動は、操作レバー22との間に設けられるリンク機構により実現される。すなわち、操作レバー22を上下に操作することにより、可動ディスク76を径方向に変位させ、湯水の吐出量を調整することができる。一方、可動ディスク76の回動は、操作レバー22との間に設けられる回動機構により実現される。すなわち、操作レバー22を平面視にみて左右方向に操作することにより、可動ディスク76を軸線周りに回動させ、湯水の混合比を調整することができる。なお、これらの機構および動作については、例えば特開2011−1762号公報にも記載のように公知であるため、その詳細な説明を省略する。
操作レバー22を下げきった状態では、湯用導入路24および水用導入路26を介した湯水の導入がなされず、止水された状態となる。この状態から操作レバー22を引き上げると、可動ディスク76が変位し、湯流入孔80および水流入孔82のそれぞれと湯水導出孔86とが連通し、図2(c)に示すように、混合空間88に湯水が導入される。すなわち、湯用導入路24に導入された湯水は、湯流入孔80を経て混合空間88に導かれる(一点鎖線矢印参照)。また、水用導入路26に導入された湯水は、水流入孔82を経て混合空間88に導かれる(実線矢印参照)。これらの湯水は、混合空間88にて混合され、湯水導出孔86から導出される。この湯水は、湯水流出孔84を経て湯水導出路27に導かれ、湯水吐出路29を経て吐出される。
混合空間88における湯水の混合比は、可動ディスク76の回動角度によって調整される。図2(c)は可動ディスク76が中立位置にある状態を示す。この状態では、湯用導入路24を介して導入される湯水と、水用導入路26を介して導入される湯水との混合比が1となり、両者が均等に混合される。一方、図2(d)は可動ディスク76が中立位置から一方向に回動された状態を示す。この状態では、水用導入路26を介して導入される湯水の比率が大きくなる。このようにして湯水の混合比を変化させることができる。
図3は、混合弁40の具体的構造を模式的に示す部分断面図である。
混合弁40は、段付円筒状のボディ44の一端側に湯水導出口50が設けられ、他端側にモータ48が設けられている。ボディ44の側部には、湯導入口45と水導入口47が間をあけて設けられている。ボディ44の内部には、湯水混合室90が形成されている。ボディ44における湯導入口45と水導入口47との間の隔壁を軸線方向に貫通するようにガイド部92が形成されている。そのガイド部92を貫通するように弁体46が配設されている。弁体46は、円筒状をなし、ガイド部92に沿って軸線方向に摺動可能に支持されている。
ボディ44の他端開口部を閉止するように荷重調整部材94が配設されている。荷重調整部材94の外周には雄ねじ部96が周設されている。一方、ボディ44の他端開口部には雌ねじ部98が形成されている。荷重調整部材94は、雄ねじ部96を雌ねじ部98に螺合させるようにしてボディ44に取り付けられている。荷重調整部材94は、図示しない作動変換機構を介してモータ48の回転軸と接続されている。この作動変換機構は、モータ48の回転運動を荷重調整部材94の回転および並進運動に変換するものである。荷重調整部材94は、モータ48の駆動により軸線方向に変位することができる。
ボディ44の底部と弁体46との間には、感温コイルばね100が介装されている。一方、弁体46と荷重調整部材94との間には、バイアスばね102が設けられている。感温コイルばね100は、形状記憶合金ばねからなり、湯水混合室90内の湯水の温度に応じてそのばね定数がリニアに変化する特性を有する。すなわち、弁体46は、湯水混合室90にて混合された湯水の温度に対応した感温コイルばね100の付勢力と、バイアスばね102の付勢力とがつり合う位置に駆動され、それにより湯水が設定温度となるよう湯と水との混合比が調整される。
図3には弁体46が中立位置にある状態が示されている。この状態では、湯導入口45と水導入口47の開口面積の比率が等しくなる。弁体46が中立位置から一方に移動すると、湯導入口45および水導入口47の一方の開口面積のほうが大きくなり、弁体46が中立位置から他方に移動すると、湯導入口45および水導入口47の他方の開口面積のほうが大きくなる。すなわち、混合弁40は、湯導入口45と水導入口47とが同時に閉状態とはならない構成とされている。
本実施形態では、給湯器14から供給される湯温も考慮し、この中立位置での湯水混合室90内の湯水の温度が40℃程度となるよう感温コイルばね100およびバイアスばね102の各荷重が設定されている。そして、操作レバー22の操作によりユーザが要求する温度に応じて荷重調整部材94の位置が調整される。それにより、弁体46が変位して湯と水の混合比を変化させ、ユーザの要求温度に近づけられるようにされている。
すなわち、荷重調整部材94により設定された温度に見合うバイアスばね102の付勢力に対して湯水の実温度が低い場合には、感温コイルばね100の付勢力の方が小さくなる。その結果、弁体46が中立位置から図中右方に移動し、湯導入口45の開口面積を大きくし、水導入口47の開口面積を小さくする。それにより、湯水混合室90内の湯水の温度を高めることができる。逆に、湯水の実温度が高い場合には、感温コイルばね100の付勢力の方が大きくなる。その結果、弁体46が中立位置から図中左方に移動し、湯導入口45の開口面積を小さくし、水導入口47の開口面積を大きくする。それにより、湯水混合室90内の湯水の温度を低下させることができる。このようにして、混合後の湯水の温度を設定温度に保つことができる。なお、この設定温度については、荷重調整部材94を駆動することにより事後的に変更することができる。
図4は、操作レバー22の操作と温度設定との関係を示す図である。図4(a)は、混合水栓10を平面視でみた場合の操作レバー22の左右方向の操作角度と湯水の温度範囲との関係を示す。図4(b)は、湯水混合比と操作レバー22の操作角度との関係を示す。図4(c)は、湯水混合比と設定温度との関係を示す。なお、ここでいう「操作角度」は、ユーザが混合水栓10の正面にて操作レバー22を操作する状態を想定とし、操作レバー22の回動支点Oを通る前後方向を操作角度の基準角度(0度)と仮定する。この基準角度から操作レバー22を水平方向右側へ操作すると操作角度はプラスになり、逆に水平方向左側へ操作すると操作角度はマイナスになると仮定する。この場合、操作レバー22は、±45度の範囲で操作することができる。
図4(a)に示すように、本実施形態では、操作角度が+15度〜+45度の操作範囲を水とし、−15度〜+15度の操作範囲を30℃の湯水、−30度〜−15度の操作範囲を35℃の湯水、−45度〜−30度の操作範囲を40℃度の湯水として設定する。すなわち、後述する演算処理により操作レバー22の操作範囲が特定された場合には、その特定された操作範囲に対応する温度を目標温度として調温制御を実行することになる。
図4(b)に示すように、操作レバー22の操作角度に応じて、湯用導入路24を流れる湯水の流量(便宜上「湯側流量」という)と、水用導入路26を流れる湯水(便宜上「水側流量」という)との流量比(湯側流量/水側流量)が変化する。このため、その流量比から操作レバー22の操作角度を逆算(推定)することができる。このことは、その流量比からユーザが要求する湯水の温度を推定できることを意味する。
そこで、図4(c)に示すように、湯水の流量比からユーザが要求する設定温度を特定する。図示の例では、流量比が0〜0.5の範囲を水温とし、流量比が0.5〜2の範囲を30℃とし、流量比が2〜5の範囲を35℃とし、流量比が5以上の範囲を40℃としている。この図4(c)に示される関係は、調温制御において制御マップとして使用される。
なお、制御部42は、調温制御と並行して混合水栓10による吐水流量を逐次記憶更新し、1日の積算流量、瞬間流量などの情報を外部端末16に対して出力可能とされている。また、調温制御による目標温度や実温度などの情報を外部端末16に対して出力することもできる。逆に、外部端末16から制御部42に向けて設定温度の変更要求を送信することができ、制御部42がその要求に基づく調温制御を実行することもできる。すなわち、外部端末16により制御ユニット12を遠隔制御できるようにする。例えば、操作レバー22により設定可能な湯水の上限温度を40℃程度とする一方、外部端末16からの指示による場合のみ、その上限温度を50℃や60℃に設定できるようにしてもよい。それにより、混合水栓を普通に使用するにあたっては高温の出湯がなされないよう規制することができる。
図5は、調温制御における基本的な処理過程を示すフローチャートである。
制御部42は、所定の制御周期にて本図の処理を繰り返し実行する。すなわち、調温制御が未だ開始されていなければ(S100のN)、ユーザによる操作レバー22の操作がなされたか否かを湯水の流量検知がなされたか否かによって判定する。すなわち、流量センサ60,62による検出がなされているか否かにより判定する。このとき、流量検知があれば(S102のY)、温度センサ66により検出された湯温T2および温度センサ68により検出された水温T3を取得し(S104)、調温可能であるか否かを判定する(S106)。例えば、給湯器14側の事情で十分な給湯がなされていないなど、湯温T2が予め定める基準値よりも低い場合、調温制御ができないと判定する。また、外部環境等の事情で水温が想定以上に高いなど、水温T3が予め定める基準値よりも高い場合、事実上調温制御ができないと判定する。
調温可能であると判定された場合には(S108のY)、調温制御処理を実行する(S110)。調温不可であると判定された場合には(S108のN)、S110の処理をスキップする。既に調温制御中である場合には(S100のY)、調温制御処理を継続する(S110)。
一方、流量検知がない場合には(S102のN)、通信情報処理を実行する。すなわち、外部端末16からの要求があれば、それにしたがって外部端末16に対して各種情報を送信する。また、外部端末16から設定温度を変更するなどの制御要求があった場合、それにしたがって混合弁40の駆動制御を実行する。
図6は、図5のS110における調温制御処理を示すフローチャートである。
制御部42は、まず、流量センサ60が検出した流量Q1と、流量センサ62が検出した流量Q2を取得し(S120)、流量比Qr(=Q1/Q2)を算出する(S122)。そして、算出された流量比Qrに基づいて図4(c)に示した制御マップを参照し、その設定温度を目標温度Tsetとして設定する(S124)。その一方で、温度センサ64により検出された湯水の実温度T1を取得する(S126)。そして、目標温度Tsetと実温度T1との偏差ΔT(=Tset−T1)を算出し(S128)、その偏差ΔTに基づくフィードバック制御を実行する。すなわち、偏差ΔTに基づいて制御出力値を演算し(S130)、混合弁40の駆動回路に対して制御指令を出力する(S132)。
以上に説明したように、本実施形態によれば、混合水栓10の上流側にある下流側通路56,58の流量比に基づいて操作レバー22の操作量が推定される形で調温制御が行われるため、その調温制御は混合水栓10の大きさや形状の違いによる影響を受けない。このため、混合水栓の種類によらずその吐水温度を適正かつ簡易に調整することが可能となる。このことは、温度調節装置1に様々なデザインの混合水栓を適用できることを意味し、電子制御水栓の普及にもつながる。
また、制御ユニット12を混合水栓の種別によらず適用できるため、例えば台所や洗面所等に既に設置された混合水栓に対して制御ユニット12を組み付けることができる。このため、既存の混合水栓が電子制御水栓でなかった場合、これを電子制御水栓にリフォームすることができる。
[第2実施形態]
本実施形態は、フットペダルによる流量調整が可能とされた点を除き、第1実施形態と同様の構成を有する。このため、以下において第1実施形態と同様の構成部分については同一の符号を付すなどして、その説明を省略する。図7は、第2実施形態に係る温度調節装置を模式的に示す図である。
本実施形態の温度調節装置201は、制御ユニット212における混合弁40と温度センサ64との間に電磁弁240が設けられる。この電磁弁240は、供給電流値に応じて開度が調整される比例弁からなり、フットペダル250の操作によってその開度が調整可能とされている。フットペダル250と電磁弁240とは無線通信が可能とされている。電磁弁240が全開状態とされた場合には、第1実施形態とほぼ同じ構成となる。
本実施形態によれば、ユーザが手を使わずに混合水栓10による吐水量を変更することができる。このような構成においても、混合水栓10の上流側にある下流側通路56,58の流量比に基づいて操作レバー22の操作量が推定される形で調温制御が行われる。このため、その制御手法は第1実施形態と同様であり、同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はその特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で種々の変形が可能であることはいうまでもない。
上記実施形態では、混合水栓10をシングルレバー水栓として構成する例を示した。変形例においては、混合水栓を2ハンドル水栓として構成してもよい。そして、湯用のハンドル側に湯用導入路24(第1湯水導入路)を設け、水用のハンドル側に水用導入路26(第2湯水導入路)を設けてもよい。このように混合水栓の形態そのものを変更しても、上記実施形態においては湯水の混合を混合水栓の上流側で行い、またその上流側の流量比に基づいて調温制御を実行するため、何ら影響はない。
上記実施形態では、下流側通路56に流量センサ60を設ける一方、下流側通路58に流量センサ62を設け、下流側通路56を流れる湯水と下流側通路58を流れる湯水との流量比を算出する構成を示した。変形例においては、流量センサ60,62に代えてそれぞれ圧力センサを設けてもよい。そして、下流側通路56,58のそれぞれの特定箇所に縮流部を設けてその前後差圧を検出するようにしてもよい。縮流部の断面積と前後差圧とが分かれば、その通路を流れる湯水の流量を算出することができる。
上記実施形態では述べなかったが、混合水栓10からの湯水の吐水又は止水を切り替え可能な電磁弁を別途設けてもよい。その場合、その電磁弁をフットペダル等により制御できるようにしてもよい。
上記実施形態では述べなかったが、上記制御ユニットは給湯器に対して給湯温度変更をさせるようにしてもよい。図5のフローチャートでは、調温可能であるか否かを判定する過程(S106)において、給湯器14側の事情で十分な給湯がなされていないなど、湯温T2が予め定める基準値よりも低い場合、調温制御ができないと判定するようにしたが、給湯器14に対して給湯温度を上げるように通信する制御を行えば調温可能にさせることが可能である。
上記実施形態では、調温制御における制御マップを段階的に変化させるものにしたが、連続的に変化させるように制御してもよい。
上記実施形態では述べなかったが、上記制御ユニットを台所や洗面所のみならず、浴槽内の混合水栓に適用してもよい。
なお、本発明は上記実施形態や変形例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。上記実施形態や変形例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成してもよい。また、上記実施形態や変形例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
1 温度調節装置、 10 混合水栓、 12 制御ユニット、 16 外部端末、 20 水栓本体、 22 操作レバー、 24 湯用導入路、 26 水用導入路、 27 湯水導出路、 29 湯水吐出路、 30 給湯管、 32 給水管、 40 混合弁、 42 制御部、 44 ボディ、 45 湯導入口、 46 弁体、 47 水導入口、 48 モータ、 50 湯水導出口、 52 分岐配管、 54 上流側通路、 56,58 下流側通路、 60,62 流量センサ、 64,66,68 温度センサ、 70 ボディ、 72 吐出管、 74 固定ディスク、 76 可動ディスク、 80 湯流入孔、 82 水流入孔、 84 湯水流出孔、 86 湯水導出孔、 88 混合空間、 90 湯水混合室、 94 荷重調整部材、 201 温度調節装置、 212 制御ユニット、 240 電磁弁、 250 フットペダル。

Claims (3)

  1. 湯用導入路と、水用導入路と、前記湯用導入路に導入された湯と前記水用導入路に導入された水との混合比を調整するために作動可能な湯水混合機構と、混合後の湯水を導出するための湯水導出路と、前記湯水混合機構を作動させるために外部から操作される操作部と、を備える混合水栓に接続され、その混合水栓から流出させる湯水の温度を調節するための混合水栓用制御ユニットであって、
    給湯管を介して供給される湯と、給水管を介して供給される水とを設定された混合比にて混合して導出する電気駆動の混合弁と、
    前記混合弁を駆動制御する制御部と、
    前記混合弁の湯水導出口に接続された上流側通路と、その上流側通路から分岐した第1下流側通路および第2下流側通路を有し、前記第1下流側通路が前記湯用導入路に接続され、前記第2下流側通路が前記水用導入路に接続される分岐配管と、
    前記第1下流側通路を流れる湯水の流量又は圧力を検出する第1センサと、
    前記第2下流側通路を流れる湯水の流量又は圧力を検出する第2センサと、
    前記混合弁から導出された湯水の温度を検出する温度センサと、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1センサの検出値と前記第2センサの検出値とに基づいて、前記第1下流側通路を流れる湯水と前記第2下流側通路を流れる湯水との流量比を算出し、
    算出された流量比に基づいて前記操作部の操作量に対応する目標温度を設定し、
    前記温度センサにより検出された湯水の温度が前記目標温度に近づくように前記混合弁を駆動制御することを特徴とする混合水栓用制御ユニット。
  2. 前記制御部は、
    前記流量比を複数段階の流量比範囲に分け、各流量比範囲に異なる目標温度が対応づけられた目標温度設定基準を保持し、
    算出された流量比に対応する目標温度を、前記目標温度設定基準に基づいて設定することを特徴とする請求項1に記載の混合水栓用制御ユニット。
  3. 第1湯水導入路と、第2湯水導入路と、前記第1湯水導入路に導入された湯水と前記第2湯水導入路に導入された湯水との混合比を調整するために作動する湯水混合機構と、混合後の湯水を導出する湯水導出路と、前記湯水混合機構を作動させるために外部から操作される操作部と、を有する混合水栓と、
    給湯管を介して供給される湯と、給水管を介して供給される水とを設定された混合比にて混合して導出する電気駆動の混合弁と、
    前記混合弁を駆動制御する制御部と、
    前記混合弁の湯水導出口に接続された上流側通路と、その上流側通路から分岐した第1下流側通路および第2下流側通路を有し、前記第1下流側通路が前記第1湯水導入路に接続され、前記第2下流側通路が前記第2湯水導入路に接続される分岐配管と、
    前記第1下流側通路を流れる湯水の流量又は圧力を検出する第1センサと、
    前記第2下流側通路を流れる湯水の流量又は圧力を検出する第2センサと、
    前記混合弁から導出された湯水の温度を検出する温度センサと、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1センサの検出値と前記第2センサの検出値とに基づいて、前記第1下流側通路を流れる湯水と前記第2下流側通路を流れる湯水との流量比を算出し、
    算出された流量比に基づいて前記操作部の操作量に対応する目標温度を設定し、
    前記温度センサにより検出された湯水の温度が前記目標温度に近づくように前記混合弁を駆動制御することを特徴とする混合水栓用温度調節装置。
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