JP6131883B2 - シールドコネクタ - Google Patents
シールドコネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6131883B2 JP6131883B2 JP2014044691A JP2014044691A JP6131883B2 JP 6131883 B2 JP6131883 B2 JP 6131883B2 JP 2014044691 A JP2014044691 A JP 2014044691A JP 2014044691 A JP2014044691 A JP 2014044691A JP 6131883 B2 JP6131883 B2 JP 6131883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric wire
- fitting
- fitted
- nut
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
ナット保持孔は、電線保持部材に形成された台座部に開口して形成されており、フード部における前側ゴムリングとのシール面より開口部側には、台座部が嵌まり込む凹部が切り欠き形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、台座部が凹部に嵌まり込むことで電線保持部材の前側嵌合部をハウジングのフード部に対して正規に嵌合させることができる。また、仮にフード部に凹部が設けられていないとした場合、前側嵌合部をフード部に嵌合させる際に、前側ゴムリングが全周に亘ってフード部に接触することになるため、嵌合抵抗が大きいものになる。そこで、上記の構成によると、前側嵌合部をフード部に嵌合させる際に、凹部の位置で前側ゴムリングとフード部との接触面積を減らすことができるため、嵌合抵抗を小さくすることができる。
このような構成によると、嵌合ボルトを嵌合ナットに螺合させる倍力機構を用いることでハウジングとシールドシェルの嵌合を容易に行うことができる。
このような構成によると、例えば端子に接続される相手側接続部材の位置精度が悪い場合であっても、端子収容部が相手側接続部材の位置に合わせて可動することで、端子と相手側接続部材を接続することができる。
このような構成によると、芯線を露出させることで可撓性を持たせることができるから、ヒートサイクル試験によって端子と相手側接続部材が微摺動摩耗することを防止できる。
本発明の実施形態を図1ないし図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態のシールドコネクタ10の構成部品について図1を参照しながら説明すると、シールドコネクタ10は、前側から順に、第1リテーナ20、インターロックコネクタ30、端子収容部40、サイドリテーナ50、電線挿通部60、筒状をなす嵌合ナット70、第2リテーナ80、モールドコネクタ(本発明でいう「電線保持部材」の一例)90、筒状をなす固定ナット100、固定ボルト110、シールドシェル120、かしめリング130、嵌合ボルト140などを備えて構成されている。なお、第1リテーナ20、端子収容部40、サイドリテーナ50、電線挿通部60を互いに組み付けたものは、本発明でいう「ハウジング」の一例である。
このような構成によると、台座部94が凹部64に嵌まり込むことでモールドコネクタ90の前側嵌合部92をハウジング(電線挿通部60)のフード部63に対して正規に嵌合させることができる。また、仮にフード部に凹部が設けられていないとした場合、前側嵌合部92をフード部63に嵌合させる際に、前側ゴムリング150が全周に亘ってフード部63に接触することになるため、嵌合抵抗が大きいものとなる。そこで、上記の構成によると、前側嵌合部92をフード部63に嵌合させる際に、凹部64の位置で前側ゴムリング150とフード部63との接触面積を減らすことができるため、嵌合抵抗を小さくすることができる。
このような構成によると、嵌合ボルト140を嵌合ナット70に螺合させる倍力機構を用いることでハウジング(電線挿通部60)とシールドシェル120の嵌合を容易に行うことができる。
このような構成によると、例えば端子95に接続される相手側接続部材の位置精度が悪い場合であっても、端子収容部40が相手側接続部材の位置に合わせて可動することで、端子95と相手側接続部材を接続することができる。
このような構成によると、芯線W1を露出させることで可撓性を持たせることができるから、ヒートサイクル試験によって端子95と相手側接続部材が微摺動摩耗することを防止できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では電線保持部材としてモールドコネクタ90を例示しているものの、本発明によると、金属ブラケット等を用いて電線Wを樹脂部に固定するようにしてもよい。もしくは、樹脂部を一対の半割体で構成し、これらの半割体によって電線Wを挟み込むように固定してもよい。
20…第1リテーナ(ハウジング)
40…端子収容部(ハウジング)
50…サイドリテーナ(ハウジング)
60…電線挿通部(ハウジング)
61…機器側嵌合部
63…フード部
64…凹部
70…嵌合ナット
90…モールドコネクタ(電線保持部材)
91…樹脂成形部
92…前側嵌合部
93…後側嵌合部
94…台座部
95…端子
96…ナット保持孔
100…固定ナット
110…固定ボルト
120…シールドシェル
122…第2筒状部(筒状部)
127…排水孔
140…嵌合ボルト
150…前側ゴムリング
160…後側ゴムリング
170…機器側ゴムリング
W…電線
W1…芯線
Claims (5)
- 樹脂成形部に電線が前後方向に貫通した状態で保持され、前記電線が前方に引き出された前側嵌合部が設けられているとともに、前記電線が後方に引き出された後側嵌合部が設けられてなる電線保持部材と、
前記前側嵌合部が嵌合可能なフード部を有するハウジングと、
前記後側嵌合部が嵌合可能な筒状部を有するシールドシェルと、
前記前側嵌合部と前記フード部の間に挟持されて前記ハウジング内を止水する前側ゴムリングと、
前記後側嵌合部と前記筒状部の間に挟持されて前記シールドシェル内を止水する後側ゴムリングとを備え、
前記電線保持部材における前記前側嵌合部と前記後側嵌合部との間に、固定ナットを保持するナット保持孔が貫通して形成され、前記シールドシェルに、前記ナット保持孔と連通する排水孔が貫通して形成されているシールドコネクタ。 - 前記ナット保持孔は、前記電線保持部材に形成された台座部に開口して形成されており、前記フード部における前記前側ゴムリングとのシール面より開口部側には、前記台座部が嵌まり込む凹部が切り欠き形成されている請求項1に記載のシールドコネクタ。
- 前記ハウジングに嵌合ナットが保持され、前記シールドシェルの後方から前記嵌合ナットに嵌合ボルトが螺合することで、前記ハウジングと前記シールドシェルの嵌合を行う請求項1または請求項2に記載のシールドコネクタ。
- 前記ハウジングは、前記端子を収容する端子収容部と、前記フード部を有する電線挿通部とを備えて構成され、前記端子収容部は、前記電線挿通部に対して遊動可能状態で取り付けられている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシールドコネクタ。
- 前記電線は、複数の金属素線からなる芯線と、この芯線を覆う絶縁被覆とからなる被覆電線であって、前記電線保持部材から前方に引き出された部分では前記絶縁被覆が除去されて前記芯線がほぼ露出されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシールドコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014044691A JP6131883B2 (ja) | 2014-03-07 | 2014-03-07 | シールドコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014044691A JP6131883B2 (ja) | 2014-03-07 | 2014-03-07 | シールドコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015170488A JP2015170488A (ja) | 2015-09-28 |
JP6131883B2 true JP6131883B2 (ja) | 2017-05-24 |
Family
ID=54203055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014044691A Expired - Fee Related JP6131883B2 (ja) | 2014-03-07 | 2014-03-07 | シールドコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6131883B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102092502B1 (ko) * | 2019-03-05 | 2020-03-23 | 신재식 | 가로등 전원용 방수 단자대 |
JP7327207B2 (ja) * | 2020-02-26 | 2023-08-16 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
JP7462582B2 (ja) | 2020-09-18 | 2024-04-05 | ホシデン株式会社 | コネクタ及びコネクタ装置 |
JP7282814B2 (ja) * | 2021-01-08 | 2023-05-29 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5170013B2 (ja) * | 2009-06-26 | 2013-03-27 | 住友電装株式会社 | シールドコネクタ |
JP5512365B2 (ja) * | 2010-04-12 | 2014-06-04 | 矢崎総業株式会社 | コネクタの製造方法 |
-
2014
- 2014-03-07 JP JP2014044691A patent/JP6131883B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015170488A (ja) | 2015-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107078434B (zh) | 机器用连接器 | |
US7618286B2 (en) | Shield connector | |
JP5751875B2 (ja) | シールドコネクタ | |
JP6610954B2 (ja) | シールドコネクタ | |
JP5370778B2 (ja) | 車両側コネクタ | |
JP5790492B2 (ja) | 電線固定部材 | |
JP4650691B2 (ja) | 電気接続構造 | |
CN103855524B (zh) | 设备用连接器 | |
JP6131883B2 (ja) | シールドコネクタ | |
JP2010165512A (ja) | シールドコネクタ | |
JP2011070848A (ja) | シールドコネクタ | |
JP5387308B2 (ja) | シールド構造、およびシールドコネクタ | |
JP5800556B2 (ja) | 電気接続箱の電線カバー防水構造 | |
JP3947093B2 (ja) | 機器用コネクタ | |
JP6604516B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP5403349B2 (ja) | シールドコネクタ | |
JP4491294B2 (ja) | 機器用シールドコネクタ | |
JP5170013B2 (ja) | シールドコネクタ | |
JP5769024B2 (ja) | 電線固定部材 | |
JP5664925B2 (ja) | シールドシェルおよびシールドコネクタ | |
WO2017047468A1 (ja) | シールドコネクタ | |
JP2011060452A (ja) | シールドコネクタ | |
JP5780433B2 (ja) | コネクタ | |
JP2014170623A (ja) | 電気的素子のシール構造 | |
JP6915552B2 (ja) | コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170321 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170403 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6131883 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |