JP6129036B2 - 作業機のブーム - Google Patents
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Description
そこで、ブームの根元支持体の胴部内に油圧ホースを通すホース導入孔を設け、このホース導入孔に油圧ホースを通すことにより、油圧ホースを根元支持体の胴部からブーム本体に向けて延設し、油圧ホースを内装化することが考えられる。
請求項1に係る発明では、基端部側が機体に枢支され且つ先端部側にブーム本体が連結された二股状の根元支持体を備え、前記根元支持体は、前記機体からの油圧ホースを前記ブーム本体に挿通するホース導入孔を有する胴部と、前記胴部から前記機体に向けて二股状に延設されて当該機体側で揺動自在に枢支される左右一対の脚部とを備え、前記胴部は、前記左右脚部が連結される側壁と、この左右側壁の上部間を連結する上壁と、前記左右側壁の下部間を連結する下壁とを備え、前記左右側壁、上壁及び下壁の囲まれた部分がホース導入孔とされており、前記胴部の上壁の内面に、前記根元支持体の前記先端部側から前記基端部側に向けて徐々に上方に移行する拡大開口部を形成し、前記胴部の上壁の外面に、前記拡大開口部に対応して前記根元支持体の前記先端部側から前記基端部側に向けて上方に移行する膨出部と、前記膨出部における前記基端部側の左右中央部から前記左右脚部の上面に向けて徐々に下方に移行する裾野部とを形成していることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、前記側壁及び左右脚部の外側面には、当該側壁及び脚部の肉厚を薄肉にした薄肉部と、前記側壁及び左右脚部の上側には前記薄肉部よりも肉厚のある上厚肉部が形成され、前記上厚肉部の上下幅を前記左右脚部から胴部の側壁にいくにしたがって徐々に大きくしていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、胴部の上壁の内面に先端側から二股側に向けて徐々に上方に移行する拡大開口部を形成することにより、ブームが上下揺動した場合であっても、拡大開口部の上壁内面に沿って油圧ホースが動くため、ブームの損傷を防止することができる。しかも、胴部の上壁の外面に、上壁内面に対応して二股側に向けて上方に移行する膨出部と、二股側の左右中央部から脚部の上面に向けて徐々に下方に移行する裾野部とを設けているため、拡大開口部の周囲(側壁や上壁)の剛性を向上させることができる。
請求項3に係る発明によれば、少なくとも上厚肉部を脚部から胴部の側壁の中途部に向けて延設したうえで、上厚肉部の上下幅を胴部にいくにしたがって徐々に大きくしているため、例えば、根元支持体の外側面である左右側壁の剛性を向上させることができる。
図6は、本発明のブームを備えた作業機(バックホー)を示している。
図6に示すように、バックホー1は、下部の走行装置2と、この走行装置2に上下方向の軸心回りに旋回自在に支持された旋回台3(機体)とを有する。なお、作業機は、図6に示したバックホーに限定されない。また、この実施形態においては、作業機の運転席7に着座した運転者の前側を前方(図6の左側)、運転者の後側を後方(図6の右側)、運転者の左側を左方、運転者の右側を右方とし、説明を進める。
旋回台3にはキャビン6が搭載され、このキャビン6内には運転席7が設けられている。旋回台3の前部に設けられた支持ブラケット8に、スイングブラケット9が左右揺動自在に支持されている。
図3〜5に示すように、根元支持体30は、平面視で二股状に形成されたもので、旋回台3からの油圧ホースHを導入するホース導入孔47を有する胴部34と、この胴部34の左右方向両端部からスイングブラケット9に延設された左右一対の脚部33とを備えている。胴部34から二股に分かれる部分(胴部34の基端側と脚部33の先端部との境界付近)のことを二股部(二股側)69という。
ブーム11が上下揺動していないときは、主に、油圧ホースHは、左脚部33Lと右脚部33Rとの間に収まっている状態である。ブーム11が上下揺動すると、油圧ホースHは撓み、左脚部33Lと右脚部33Rとの間で山形に盛り上がる。即ち、ブーム11が上下揺動したときは、左脚部33Lと右脚部33Rとの間であって開放状となっている開放部分48から油圧ホースHは外方に出ることになる。つまり、左脚部33Lと右脚部33Rとの間の開放部分48は、油圧ホースHを逃がすための逃がし部とされている。
次に、ホース導入孔47を構成する胴部34について詳しく説明する。
即ち、上壁外面65であって上方に最も膨出した頂部82から二股状に分かれ、二股に分かれた左側の上壁外面65L(左上壁外面65L)は、左脚部33Lの上面に向けて延設し、右側の上壁外面65R(右上壁外面65R)は、右脚部33Rの上面に向けて延設している。左上壁外面65L及び右上壁外面65Rの高さは、頂部82から基端部にいくにしたがって徐々に低くなっている。
以上、根元支持体30によれば、上壁内面62に先端側から二股部69側に向けて徐々に上方に移行する拡大開口部80を形成すると共に、上壁外面65に上壁内面62に対応して二股部69に向けて上方に移行する膨出部81を形成し、さらに、二股部69の左右中央部から脚部33の上面に向けて徐々に下方に移行する裾野部83を形成しているため、これら拡大開口部80、膨出部81及び裾野部83によって根元支持体30の上壁側がドーム状に形成されることになる。
つまり、ホース導入孔47を構成する側壁内面86に関して、上方移行開始部64から頂部82までの範囲L1と上下方向にオーバラップし、且つ、上壁外面65L、65Rと左右方向にオーバラップする範囲(L2+L3)を、他の部分よりも内側に膨出して肉厚を厚くしている。
左右側壁部50の上下幅は、基端部から本体屈曲部58にいくにしたがって次第に大きくなると共に、ブーム本体31の本体屈曲部58で最大となり、本体屈曲部58から先端部にいくにしたがって次第に小さくなる。上壁部51及び下壁部の左右幅は、基端部から先端部に亘って略同じとされ、上壁部51の本体屈曲部58には、アームシリンダ15の基端部側を支持する上支持部60が設けられ、底壁部52の本体屈曲部58には、ブームシリンダ17の先端部側を支持する下支持部61が設けられている。
詳しくは、左側の補強板(左補強板)75Lの上端は、縦板部73の左下端に溶接され、左補強板75Lの下端は、下板部71の左上面に溶接されている。また、右側の補強板(右補強板)75Rの上端は、縦板部73の右下端に溶接され、右補強板75Rの下端は下板部71の右上面に溶接されている。即ち、下板部71と縦板部73との間の第1屈曲部72Dに跨がって補強板75が設けられている。左補強板75L及び右補強板75Rを有する第1仕切体70F及び第2仕切体70Rは、左右側壁部50の内面50Aや底壁部52の内面52Aに溶接されている。
詳しくは、ホース孔85は、縦板部73の左右方向中央部を上下全域(縦板部73の上端から縦板部73の下端までの全域)に亘って貫通し、引き続いて、第1屈曲部72D及び第2屈曲部72Uの左右方向中央部の全域を貫通し、さらに引き続いて、下板部71及び上板部74を貫通した形状とされている。即ち、ホース孔85は、縦板部73の上下方向中央部から第1屈曲部72Dに向けて延び、当該第1屈曲部72Dに沿って進み、この第1屈曲部72Dを超えて下板部71に亘るまで延設され、さらに、縦板部73の上下方向中央部から第2屈曲部72Uに向けて延び、第2屈曲部72Uに沿って進み、この第2屈曲部72Uを超えて上板部74に亘るまで延設されている。
また、根元支持体30の外側面の上下方向中央部側には薄肉部40を形成し、外側面の上下方向中央部から上下端側には上下厚肉部41U、41Dを形成し、上厚肉部41Uを脚部33から胴部34の側壁の中途部に向けて延設すると共に、当該上厚肉部41の上下幅を胴部34にいくにしたがって徐々に大きくしているため、根元支持体30の外側面である左右側壁60の剛性を向上させることができる。特に、左右側壁60のうち、拡大開口部80と上下にオーバラップする左右側壁60の部分の剛性を向上させることができる。
仕切体70を底壁部52に溶接される下板部71と、下板部71から起立していて左右側壁部50に溶接する縦板部73とで側面視略L形に構成してもよい。この場合、縦板部73にホース孔85を設け、このホース孔85を縦板部73から第1屈曲部72Dを超えて下板部71に延設することが望ましい。
2 走行装置
3 旋回台
4 トラックフレーム
5 クローラ式走行装置
6 キャビン
7 運転席
8 支持ブラケット
9 スイングブラケット
10 作業装置
11 ブーム
12 アーム
13 バケット
15 アームシリンダ
16 バケットシリンダ
17 ブームシリンダ
30 根元支持体
31 ブーム本体
32 先端支持体
33 脚部
47 ホース導入孔
60 側壁
61U 上壁
61D 下壁
35 連結ボス部
36 取付孔
37 枢支軸
62 上壁内面
63 下壁内面
64 上方移行開始部
65 移行終了部
66 上方移行開始部
69 二股部
68 上壁外面
68L 左上壁外面
68R 右上壁外面
80 拡大開口部
81 膨出部
82 頂部
83 裾野部
Claims (3)
- 基端部側が機体に枢支され且つ先端部側にブーム本体が連結された二股状の根元支持体を備え、
前記根元支持体は、前記機体からの油圧ホースを前記ブーム本体に挿通するホース導入孔を有する胴部と、前記胴部から前記機体に向けて二股状に延設されて当該機体側で揺動自在に枢支される左右一対の脚部とを備え、
前記胴部は、前記左右脚部が連結される側壁と、この左右側壁の上部間を連結する上壁と、前記左右側壁の下部間を連結する下壁とを備え、前記左右側壁、上壁及び下壁の囲まれた部分がホース導入孔とされており、
前記胴部の上壁の内面に、前記根元支持体の前記先端部側から前記基端部側に向けて徐々に上方に移行する拡大開口部を形成し、前記胴部の上壁の外面に、前記拡大開口部に対応して前記根元支持体の前記先端部側から前記基端部側に向けて上方に移行する膨出部と、前記膨出部における前記基端部側の左右中央部から前記左右脚部の上面に向けて徐々に下方に移行する裾野部とを形成していることを特徴とする作業機のブーム。 - 前記胴部の左右側壁の内面を内方に膨出して厚肉に形成していることを特徴とする請求項1に記載の作業機のブーム。
- 前記側壁及び左右脚部の外側面には、当該側壁及び脚部の肉厚を薄肉にした薄肉部と、前記側壁及び左右脚部の上側には前記薄肉部よりも肉厚のある上厚肉部が形成され、前記上厚肉部の上下幅を前記左右脚部から胴部の側壁にいくにしたがって徐々に大きくしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業機のブーム。
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