JP6127590B2 - Bands and watches - Google Patents
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Description
本発明は、バンド及び時計に関するものである。 The present invention relates to van de及 beauty watch.
従来、腕時計ケースにバンドを取り付ける取付構造として、取付孔が形成された取付突起部が側部に設けられた腕時計ケースと、腕時計ケースの取付突起部に取り付けられる先端部に、取付孔に対応して連続する状態で貫通孔が形成されたバンドと、取付突起部の取付孔及びバンドの貫通孔に連続して挿入される固定用の棒状部材(筒状部材、ねじ部材)を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の腕時計では、腕時計の12時側及び6時側となる腕時計ケースの側部にそれぞれバンドが取り付けられる。
Conventionally, as a mounting structure for attaching a band to a wristwatch case, a wristwatch case with a mounting projection formed with a mounting hole on the side and a tip portion attached to the mounting projection of the wristwatch case correspond to the mounting hole. And a band having through holes formed in a continuous state, and a fixing rod member (tubular member, screw member) that is continuously inserted into the mounting hole of the mounting protrusion and the through hole of the band are known. (For example, refer to Patent Document 1).
In such a conventional wristwatch, bands are attached to the side portions of the wristwatch case on the 12 o'clock side and 6 o'clock side of the wristwatch, respectively.
しかしながら、腕時計等の機器を装着する腕は、断面において若干楕円形をしており、腕時計等を装着しているうちに、腕時計等における12時側にバンドが回転して腕時計等が外側にずれやすく、姿勢を維持するのが難しいという問題がある。 However, the wrist on which equipment such as a wristwatch is attached has a slightly elliptical shape in cross section, and while the wristwatch is attached, the band rotates on the 12 o'clock side of the wristwatch, etc. There is a problem that it is easy and it is difficult to maintain the posture.
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、バンドが腕時計における12時側に回転して腕時計が外側にずれることを簡易な構成により抑制することのできるバンド及び時計を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the circumstances as described above, the bands及 beauty watch band can watch rotates in the 12 o'clock side of the wristwatch is suppressed by a simple configuration that deviates outward It is intended to provide.
前記課題を解決するために、本発明に係るバンドは、
ケースに取り付けられるバンドであって、
前記バンドは、第1のバンドと、第2のバンドと、からなり、
前記第1のバンドは、前記ケースの裏面に回転可能に取り付けられることを特徴としている。
In order to solve the above problems, the band according to the present invention is:
A band attached to the case,
The band includes a first band and a second band,
Before SL first band is characterized in that rotatably mounted before the rear surface of the listen over scan.
本発明によれば、バンドが腕時計における12時側に回転して腕時計等が外側にずれることを簡易な構成により抑制することができるという効果を奏する。 According to the present invention, there is an effect that it is possible to suppress the band from rotating to the 12 o'clock side of the wristwatch and shifting the wristwatch or the like to the outside with a simple configuration.
[第1の実施形態]
図1から図10を参照しつつ、本発明に係るバンド取付構造の第1の実施形態を説明する。なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
[First Embodiment]
A first embodiment of a band mounting structure according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 10. The embodiments described below are given various technically preferable limitations for carrying out the present invention, but the scope of the present invention is not limited to the following embodiments and illustrated examples.
図1は、本実施形態におけるバンド取付構造が適用された腕時計を上方から見た斜視図であり、図2は、腕時計を下方から見た斜視図である。また、図3は、腕時計の正面図であり、図4は、腕時計の背面図である。また、図5は、腕時計の左側面図であり、図6は、腕時計の右側面図である。さらに、図7は、腕時計の平面図であり、図8は、腕時計の底面図である。また、図9は、図3におけるIX-IX線に沿う断面を模式的に示した模式的断面図である。 FIG. 1 is a perspective view of a wristwatch to which the band mounting structure according to the present embodiment is applied as viewed from above, and FIG. 2 is a perspective view of the wristwatch as viewed from below. 3 is a front view of the wristwatch, and FIG. 4 is a rear view of the wristwatch. FIG. 5 is a left side view of the wristwatch, and FIG. 6 is a right side view of the wristwatch. 7 is a plan view of the wristwatch, and FIG. 8 is a bottom view of the wristwatch. FIG. 9 is a schematic cross-sectional view schematically showing a cross section taken along line IX-IX in FIG.
図1から図9に示すように、本実施形態において、腕時計1は、腕時計ケース2と、この腕時計ケース2に取り付けられたバンド3とを備えている。
図9に示すように、腕時計ケース2は、中空の短柱形状に形成されたケース枠体21と、透明なガラス等で形成されこのケース枠体21の上部(図9において上部)に取り付けられた風防部材22と、ケース枠体21の下面(図9において下面)に取り付けられた裏蓋23とを備えている。ケース枠体21の側部外周には、後述する第2のバンド3bの腕時計ケース2への取付側端部と一体化された外周部24が設けられている。外周部24は、第2のバンド3bと同じポリウレタン等の各種樹脂材料で形成されており、腕時計ケース2の側部外周を構成している。
As shown in FIGS. 1 to 9, in the present embodiment, the
As shown in FIG. 9, the
本実施形態では、裏蓋23の、腕時計1における12時側(図3における左側)であって、腕時計1の幅方向(図3における縦方向)のほぼ中央部には、他の部分よりも厚みの厚いバンド固定部231(図9参照)が設けられている。バンド固定部231は、後述するように、時計モジュール7に形成されている凹部71内に収容されるようになっている。バンド固定部231には、後述するビス25を螺合させるビス孔232(図9参照)が形成されている。
なお、バンド固定部231及びビス孔232の位置や大きさ等は図示例に限定されない。例えば、ビス孔232は、腕時計ケース2の内部まで貫通する貫通孔であってもよい。また、バンド固定部231は裏蓋23に一体的に設けられているものに限定されない。例えば、板状の裏蓋の内側(図9における上側)の一部に別部材として樹脂材料や金属材料等で形成されたバンド固定部を貼着等する構成としてもよい。この場合には、裏蓋におけるバンド固定部に形成されたビス孔に対応する位置に貫通孔を設けて、裏蓋の下方から挿通されるビス25がバンド固定部のビス孔と螺合できるように構成する。
In the present embodiment, the
The positions and sizes of the
なお、腕時計ケース2の形状は図示例に限定されない。また、腕時計ケース2の構成は、ここに例示したものに限定されず、例えば、ケース枠体21と裏蓋23とが一体となった構成でもよい。また、後述する表示装置6が液晶パネル等を備えるデジタル式のものである場合には、表示装置6を構成するガラス等が風防部材を兼ねていてもよい。
ケース枠体21及び裏蓋23は、例えば各種樹脂材料や、ステンレス、チタニウム等の金属材料、セラミックス等、又はこれらの組み合せで形成されている。なお、ケース枠体21及び裏蓋23を形成する材料は例示したものに限定されない。
なお、図示は省略するが、腕時計ケース2の上面や側部外周に、時刻合わせ等、種々の操作を行うための操作ボタンが設けられていてもよい。
The shape of the
The
Although illustration is omitted, operation buttons for performing various operations such as time adjustment may be provided on the upper surface and the outer periphery of the side of the
腕時計ケース2の内部には、例えば電子機器としての腕時計1の表示装置6(図9参照)やこの表示装置等を動作させるための各種電子部品等(図示せず)が搭載された時計モジュール7(図9参照)が収容されている。なお、表示装置6は、指針や文字板等を備えるアナログ式のものでもよいし、液晶パネルや有機EL(Electro-Luminescence)等で構成されたデジタル式のものでもよい。また、表示装置6は、アナログ式のものとデジタル式のものとが組み合わされたものであってもよい。
時計モジュール7は、例えば各種電子部品等を樹脂等でモールドしたものである。時計モジュール7の、腕時計1における12時側であって、腕時計1の幅方向(図3における縦方向)のほぼ中央部には、凹部71(図9参照)が形成されている。この凹部71内には、前述のように裏蓋23のバンド固定部231が収容される。
In the
The
腕時計ケース2の上下(図3における左右)の両端部、すなわち腕時計の12時側(腕時計を腕に装着して表示部分を見たときにユーザから見て奥側となる側、図3における左側)の端部及び6時側(腕時計を腕に装着して表示部分を見たときにユーザから見て手前側となる側、図3における右側)の端部には、バンド3が配置されている。
本実施形態では、腕時計1における12時側に第1のバンド3aが配置され、腕時計1における6時側に第2のバンド3bが配置されている。
バンド3(第1のバンド3a及び第2のバンド3b)は、例えば、ポリウレタン等の各種樹脂材料で形成されている。なお、バンド3を形成する材料は例示したものに限定されない。例えば、ステンレス、チタニウム等の金属材料、セラミックス等、又はこれらの組み合せやこれらと各種樹脂材料との組み合せで形成されてもよい。
The upper and lower ends of the watch case 2 (left and right in FIG. 3), that is, the 12 o'clock side of the watch (the side that is the back when viewed from the user when the watch is mounted on the wrist and the left side in FIG. 3) ) And the 6 o'clock side (the side on the near side when viewed from the user when the wristwatch is worn on the wrist and the right side in FIG. 3) are arranged with the
In the present embodiment, the
The band 3 (the
図1及び図2等に示すように、腕時計1における6時側に配置されている第2のバンド3bは、前述のように、腕時計ケース2への取付側端部が腕時計ケース2の側部外周を構成する外周部24と一体化されており、第2のバンド3bは、腕時計ケース2の側部から外側に向かって延出している。本実施形態では、第2のバンド3bは、腕時計ケース2に対して裏面側(図8において下方)に30度程度傾くように角度をもつように形成されている。これにより、第2のバンド3bは、腕時計ケース2の裏面側斜め下方に延垂するようになっている。なお、第2のバンド3bの腕時計ケース2に対する角度はここに例示したものに限定されない。腕時計ケース2に対して第2のバンド3bがさらに大きな角度をもっていてもよいし、腕時計ケース2の底面(ケース裏面)に対して第2のバンド3bがほぼ平行に設けられていてもよい。
なお、第2のバンド3bは、その腕時計ケース2への取付側端部が腕時計ケース2の側部外周を構成する外周部24と一体化されているものに限定されない。第2のバンド3bを腕時計ケース2に取り付ける構成は、例えば、腕時計ケース2の6時側の端部に第2のバンド3bを取り付けるためのバンド取付部を設け、第2のバンド3bの取付側端部に、このバンド取付部に対応するケース取付部を設けて、このバンド取付部とケース取付部とを嵌め合わせて連結させ、この連結部分にばね棒等の棒状部材を挿通させることで第2のバンド3bを腕時計ケース2に取り付ける等の構成であってもよい。
As shown in FIGS. 1 and 2, etc., the
The
腕時計1の12時側に配置される第1のバンド3aは、腕時計ケース2のケース裏面に取り付けられている。このように一対のバンド3のうち第1のバンド3aのみが腕時計ケース2のケース裏面に取り付けられることにより、腕時計ケース2の厚みが、腕時計1の6時側における厚みよりも腕時計1の12時側における厚みの方が第1のバンド3aの厚み分だけ厚くなっている。
第1のバンド3aは、バンド本体31と、このバンド本体31における腕時計ケース2への取付側端部にバンド本体31と一体的に設けられたケース取付部32と、を有している。バンド本体31には、腕時計ケース2への取付側とは反対側の端部に、カサ311とツク棒312とを備える尾錠310が取り付けられている。
なお、第1のバンド3aは、第2のバンド3bの先端部(剣先)が挿入される定革、遊革を備えていることが好ましいが、図1から図8では、定革、遊革の図示を省略している。
The
The
The
本実施形態において、第1のバンド3aは、ケース取付部32を腕時計ケース2のケース裏面(本実施形態では裏蓋23)にビス止めすることにより腕時計ケース2に取り付けられる。
具体的には、ケース取付部32における裏蓋23のビス孔232に対応する位置には、ビス25を挿通させる貫通孔321が形成されており、第1のバンド3aは、ケース取付部32の貫通孔321と裏蓋23のビス孔232とにビス25を下方(図9において下方)から挿通させ、ビス25をビス孔232に螺合させることにより腕時計ケース2のケース裏面に固定される。
In the present embodiment, the
Specifically, a through
また、第1のバンド3aは、ビス25を緩めることにより、腕時計ケース2に対してビス25を中心に回転可能となっている。
図10に示すように、ビス25を緩めて、第1のバンド3aを180度回転(第1のバンド3aの取り付け向きを反転)させることにより、第1のバンド3aと第2のバンド3bとが重なり合うように揃った状態となる。
なお、ビス25を多少の遊びをもって固定し、ビス25を緩めることなく第1のバンド3aを回転させることができるように構成してもよい。
Further, the
As shown in FIG. 10, the
The
本実施形態において、ケース取付部32は、バンド本体31に対してバンド3の裏面側に30度程度傾くように角度をもって形成されている。これにより、ケース取付部32を腕時計ケース2のケース裏面(すなわち裏蓋23)に取り付けた際に、バンド本体31が、腕時計ケース2の裏面側斜め下方に延垂するようになっている。なお、ケース取付部32のバンド本体31に対する角度はここに例示したものに限定されない。バンド本体31に対してケース取付部32がさらに大きな角度をもっていてもよいし、バンド本体31に対してケース取付部32が傾きをつけずに設けられていてもよい。
In the present embodiment, the
また、本実施形態において、第1のバンド3aのケース取付部32は、腕時計ケース2のケース裏面(本実施形態では裏蓋23)の少なくとも一部を覆うとともに、腕時計1における6時側(すなわち、ケース取付部32の腕時計ケース2への取付側端部の側)から腕時計1における12時側(すなわち、バンド本体31側)に向かって厚みを増すように傾斜する傾斜部となっている。
このように、ケース取付部32に、腕時計1における6時側から腕時計1における12時側に向かって徐々に厚みが厚くなるように傾斜が設けられていることにより、腕時計1を腕に装着した際にバンド3が腕に沿って馴染み、フィット感が増すとともに、12時側へのバンド3の回転(ずれ)をより確実に抑止することができる。
なお、ケース取付部32によって覆われる腕時計ケース2のケース裏面(本実施形態では裏蓋23)の範囲は特に限定されず、例えば、ケース取付部32が腕時計ケース2のケース裏面全体を覆っていてもよい。この場合でも、ケース取付部32に、腕時計1における6時側から腕時計1における12時側に向かって徐々に厚みが厚くなる傾斜を設けることにより、腕時計ケース2の12時側の厚みを6時側の厚みよりも厚くすることができ、12時側へのバンド3の回転(ずれ)を抑止することができる。
Further, in the present embodiment, the
Thus, the
The range of the case back surface of the watch case 2 (in this embodiment, the back cover 23) covered by the
次に、本実施形態におけるバンド取付構造の作用について説明する。
本実施形態において、腕時計1における12時側に配置される第1のバンド3aを取り付ける際には、時計モジュール7の凹部71内に裏蓋23のバンド固定部231が収まるように裏蓋23を配置した上で、第1のバンド3aのケース取付部32を、厚みの薄い先端側が腕時計1における6時側に来るようにして腕時計ケース2のケース裏面(本実施形態では裏蓋23)に重ね合わせる。ケース取付部32の貫通孔321が裏蓋23のビス孔232と合うように位置を合わせ、ビス25を貫通孔321及びビス孔232に下方から挿通させて、ビス25をビス孔232に螺合させる。これにより、第1のバンド3aが腕時計ケース2に取り付けられる。
他方、腕時計1における6時側に配置されている第2のバンド3bは、腕時計ケース2への取付側端部が腕時計ケース2の側部外周と一体化されており、第2のバンド3bは腕時計ケース2の側部から外側に延出している。
このように腕時計1における12時側に配置されている第1のバンド3aのみが腕時計ケース2のケース裏面である裏蓋23に取り付けれていることにより、腕時計ケース2は、腕時計1における12時側(図3、図8及び図9における左側)の方が腕時計1における6時側(図3、図8及び図9における右側)よりも、第1のバンド3aの厚み分だけ厚みが厚くなる。これにより、腕時計1を腕に装着した際に、バンド3が腕時計1における12時側に回転しづらくなり、腕時計1が外側にずれることが抑制される。
また、本実施形態では、ビス25を緩めることで、第1のバンド3aを腕時計ケース2のケース裏面において面内方向で回転させることができる。第1のバンド3aの取り付け向きを180度反転させれば、第1のバンド3aと第2のバンド3bとを同じ方向に揃えることができ、尾錠310をキーホルダ等に引っ掛けて容易に持ち歩くことが可能となる。また、第1のバンド3aと第2のバンド3bとが同じ向きに揃い、重なり合った状態では、腕時計1をポケット等に収納しやすくなる。
Next, the effect | action of the band attachment structure in this embodiment is demonstrated.
In the present embodiment, when attaching the
On the other hand, the
In this way, only the
In the present embodiment, the
以上のように、本実施形態によれば、腕時計1における12時側に配置される第1のバンド3aが腕時計ケース2のケース裏面である裏蓋23に取り付けられている。これにより、腕時計ケース2は、腕時計1における12時側(図3、図8及び図9における左側)の方が腕時計1における6時側(図3、図8及び図9における右側)よりも、第1のバンド3aの厚み分だけ厚みが厚くなる。腕時計1を装着する腕は、断面において若干楕円形をしており、腕時計1を装着しているうちに、腕時計1における12時側にバンド3が回転して腕時計1が外側にずれやすく、姿勢を維持するのが難しい。この点、腕時計1における6時側よりも腕時計1における12時側の方が腕時計ケース2の厚みが厚くなるようにすることにより、バンド3が腕時計1における12時側に回転することが抑止される。これにより、腕時計1を装着しているうちに腕時計1が外側にずれてしまうのを防止することができる。
また、第1のバンド3aは、ケース裏面である裏蓋23に回転可能に取り付けられている。このため、第1のバンド3aの取り付け向きを180度反転させて、第1のバンド3aと第2のバンド3bとを同じ方向に揃えることができる。これにより、尾錠310をキーホルダ等に引っ掛けて持ち歩くような腕時計1の用い方をすることができ、腕時計1の用途が広がる。また、第1のバンド3aと第2のバンド3bとが同じ向きに揃い、重なり合っている状態では、バンド3がある程度硬く変形しにくい材料でできている場合でもかさばらずに腕時計1をポケット等に収納できるため、腕時計1を携帯する際等に便利である。
また、本実施形態では、第1のバンド3aは、ビス25によってケース裏面である裏蓋23に取り付けられている。これにより、簡易な構成で第1のバンド3aを腕時計ケース2のケース裏面に取り付けることができる。
また、第1のバンド3aには、腕時計ケース2のケース裏面(本実施形態では裏蓋23)の少なくとも一部を覆うとともに腕時計1における6時側から腕時計1における12時側に向かって徐々に厚みが増すように傾斜するケース取付部32が一体的に形成されている。ケース取付部32がこのような傾斜を有する傾斜部となっていることにより、腕時計1を腕に装着した際にバンド3が腕に沿って馴染み、フィット感が増す。また、腕時計1の12時側における腕時計ケース2の厚みが傾斜分だけ厚くなるために、腕時計1の12時側へのバンド3の回転(ずれ)をより確実に抑止して、腕時計1が外側にずれるのを防止することができる。
As described above, according to the present embodiment, the
The
In the present embodiment, the
Further, the
なお、本実施形態では、腕時計ケース2のケース裏面である裏蓋23の一部に他より厚みの厚いバンド固定部231を設けて、このバンド固定部231にビス25を螺合させるビス孔232を形成する場合を例示したが、ビス25を螺合させる構成はこれに限定されない。
例えば、裏蓋23を板状に形成し、腕時計ケース2内部に収納される時計モジュール7にビス25を螺合させるビス孔を形成してもよい。この場合、裏蓋23には、時計モジュール7のビス孔に対応する位置に貫通孔を設ける。
In this embodiment, a
For example, the
[第2の実施の形態]
次に、図11を参照しつつ、本発明に係るバンド取付構造の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、第1のバンドのケース取付部を腕時計ケースのケース裏面に取り付ける構成のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment of the band mounting structure according to the present invention will be described with reference to FIG. The present embodiment is different from the first embodiment only in the configuration for attaching the case mounting portion of the first band to the case back surface of the watch case, and therefore, in the following, particularly different from the first embodiment. The point will be described.
図11は、本実施形態のバンド取付構造を適用した腕時計の模式的な断面図である。
図11に示すように、本実施形態の腕時計ケース2は、ケース枠体21の下面(図11において下面)に取り付けられた平板状の裏蓋23を備えている。
FIG. 11 is a schematic cross-sectional view of a wristwatch to which the band mounting structure of this embodiment is applied.
As shown in FIG. 11, the
裏蓋23の下面(図11において下面)における腕時計の12時側であって、時計の幅方向のほぼ中央部には、ボールジョイント部材26が固定されている。ボールジョイント部材26は、裏蓋23の下面(図11において下面)に固定される脚部261と、この脚部261の下端部に形成されたほぼ球状のジョイント部262とで構成されている。
なお、ボールジョイント部材26の固定の仕方は特に限定されない。例えば、ボールジョイント部材26は、裏蓋23に脚部261を接着、溶着等することにより取り付けられていてもよいし、脚部261がねじ等により裏蓋23に螺着されていてもよい。また、裏蓋23とボールジョイント部材26とを一体成型したものを用いてもよい。また、ボールジョイント部材26は、腕時計ケース2の裏面に設けられていればよく、裏蓋23に固定されているものに限定されない。例えば、腕時計ケース2内部の時計モジュール7等にねじ等で固定されていてもよい。
A ball
The method of fixing the ball
第1のバンド3cのケース取付部33には、ボールジョイント部材26に対応する位置に係合孔331が形成されている。
係合孔331は、ケース取付部33の厚み方向(図11における上下方向)に貫通しており、ボールジョイント部材26の球状のジョイント部262が嵌め込まれるほぼ球状のジョイント保持部331aと、このジョイント保持部331aの上部に形成された挿通部331b及びジョイント保持部331aの下部に形成された挿通部331cとで構成されている。挿通部331bはジョイント保持部331aからケース取付部33の上部に向かって徐々に広がるテーパ状となっており、挿通部331bのジョイント保持部331a側の径は、ジョイント部262の径よりも小さく、挿通部331bのケース取付部33上部の開口側の径はジョイント部262の径よりも大きくなっている。また、挿通部331cはジョイント保持部331aからケース取付部33の下部に向かって徐々に広がるテーパ状となっており、挿通部331cのジョイント保持部331a側の径は、ジョイント部262の径よりも小さくなっている。
本実施形態では、第1のバンド3cのケース取付部33は、樹脂等の柔軟性を有する材料で形成されており、ボールジョイント部材26のジョイント部262を挿通部331bから押し込むことで挿通部331bが押し拡げられる。これにより、ジョイント部262をジョイント保持部331aに嵌め込むことができる。
An
The
In the present embodiment, the
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であることから、同一部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。 In addition, since the other structure is the same as that of 1st Embodiment, the same code | symbol is attached | subjected to the same member and the description is abbreviate | omitted.
次に、本実施形態におけるバンド取付構造の作用について説明する。
本実施形態において、腕時計1における12時側に配置される第1のバンド3cを取り付ける際には、第1のバンド3cのケース取付部33を、腕時計ケース2のケース裏面(裏蓋23)における腕時計の12時側に重ね合わせ、裏蓋23に設けられているボールジョイント部材26のジョイント部262をケース取付部33の挿通部331bから係合孔331に押し込む。そして、ジョイント部262がジョイント保持部331aに嵌め込まれることにより、第1のバンド3cが腕時計ケース2に取り付けられる。
このように腕時計における12時側に配置されている第1のバンド3cのみが腕時計ケース2のケース裏面である裏蓋23に取り付けれていることにより、腕時計ケース2は、腕時計における12時側(図11における左側)の方が腕時計における6時側(図11における右側)よりも、第1のバンド3cの厚み分だけ厚みが厚くなる。これにより、腕時計を腕に装着した際に、バンド3が腕時計における12時側に回転しづらくなり、腕時計が外側にずれることが抑制される。
本実施形態では、第1のバンド3cを、腕時計ケース2のケース裏面において面内方向で回転させることができるため、第1のバンド3cをほぼ180度回転させれば、第2のバンド3bと向きを揃え、重ね合わせることも可能となる。さらに、第1のバンド3cのケース取付部33は、球状のジョイント部262を中心に自由に回動可能であるため、腕時計を腕に装着した際、第1のバンド3dが腕によくフィットし、装着性がよい。
Next, the effect | action of the band attachment structure in this embodiment is demonstrated.
In the present embodiment, when attaching the
As described above, only the
In the present embodiment, since the
なお、その他の点については、第1の実施形態と同様であることから、その説明を省略する。 Since other points are the same as those in the first embodiment, description thereof is omitted.
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得られる他、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、第1のバンド3cをボールジョイント部材26によって腕時計ケース2に取り付けている。
このため、第1のバンド3cをより円滑に回転させることができ、ユーザが第1のバンド3cの向きを自由に変えて楽しむことができる。また、第1のバンド3cをほぼ180度回転させて第2のバンド3bと重ね合わせた状態にすれば、腕時計をポケット等に入れて携帯する場合にもかさばらず、便利である。
また、このように第1のバンド3cの取り付けにボールジョイント部材26を用いているため、第1のバンド3cのケース取付部33は、腕時計ケース2のケース裏面における面内方向の回転のみならず、球状のジョイント部262を中心に自由に回動可能である。このため、腕時計を腕に装着した際、第1のバンド3dが腕によくフィットし、装着性が向上する。
As described above, according to the present embodiment, the following effects can be obtained in addition to the same effects as those of the first embodiment.
That is, in the present embodiment, the
For this reason, the
In addition, since the ball
なお、本実施形態では、ボールジョイント部材26を係合させる係合孔331が、ジョイント保持部331aとその上下に形成された挿通部331b及び挿通部331cで構成されている場合を例示したが、係合孔331の形状や構成はここに例示したものに限定されない。
例えば、ボールジョイント部材26をケース取付部33の上方から押し込んで係合孔331に係合させる場合、係合孔331を貫通孔とせずに挿通部331cを設けない構成としてもよい。この場合には、外部からボールジョイント部材26のジョイント部262が見えないため外観上好ましい。
In the present embodiment, the case where the
For example, when the ball
また、第1のバンド3cの係合孔331にボールジョイント部材26のジョイント部262を係合させる手法は、ここに例示したものに限定されない。
例えば、ボールジョイント部材26を裏蓋23とは別体の部材とし、裏蓋23にねじ止め等により固定される構成とした場合には、ボールジョイント部材26をケース取付部33の下方(図11において下方)から係合孔331に押し込んでジョイント部262を係合孔331に係合させ、その後に裏蓋23にねじ止め等により固定してもよい。
Further, the method of engaging the
For example, when the ball
[第3の実施の形態]
次に、図12を参照しつつ、本発明に係るバンド取付構造の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、第1のバンドのケース取付部を腕時計ケースのケース裏面に取り付ける構成のみが第1の実施形態等と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態等と異なる点について説明する。
[Third Embodiment]
Next, a third embodiment of the band mounting structure according to the present invention will be described with reference to FIG. The present embodiment is different from the first embodiment only in the configuration for attaching the case mounting portion of the first band to the case back surface of the wristwatch case. Therefore, in the following, in particular, the first embodiment, etc. Different points will be described.
図12は、本実施形態のバンド取付構造を適用した腕時計の模式的な断面図である。
図12に示すように、本実施形態の腕時計ケース2は、ケース枠体21の下面(図12において下面)に取り付けられた平板状の裏蓋23を備えている。
FIG. 12 is a schematic cross-sectional view of a wristwatch to which the band mounting structure of this embodiment is applied.
As shown in FIG. 12, the
裏蓋23の下面(図12において下面)における腕時計の12時側であって、時計の幅方向のほぼ中央部には、ダンパージョイント部材27が固定されている。ダンパージョイント部材27は、裏蓋23の下面(図12において下面)に固定される脚部271と、この脚部271の下端部に形成されたジョイント部272とで構成されている。ダンパージョイント部材27は、例えば、樹脂等の弾性を有する材料により形成されている。
なお、ダンパージョイント部材27の固定の仕方は特に限定されない。例えば、ダンパージョイント部材27は、裏蓋23に脚部271を接着する等により取り付けられていてもよいし、脚部271がねじ等により裏蓋23に螺着されていてもよい。また、裏蓋23が樹脂等で形成されている場合には、裏蓋23とダンパージョイント部材27とを一体成型したものを用いてもよい。
また、ダンパージョイント部材27は、腕時計ケース2の裏面に設けられていればよく、裏蓋23に固定されているものに限定されない。例えば、腕時計ケース2内部の時計モジュール7等にねじ等で固定されていてもよい。
A damper
In addition, the method of fixing the damper
Further, the damper
第1のバンド3dのケース取付部34の上面(図12における上面、裏蓋23に対向する面)には、ダンパージョイント部材27に対応する位置に係合孔341が形成されている。
係合孔341は、ケース取付部34の上面に開口する挿通部341aと、挿通部341aよりも下側(図12における下側)に形成され挿通部341aよりも径の大きなジョイント保持部341bと、からなる。ダンパージョイント部材27のジョイント部272は、係合孔341の挿通部341aよりも径が大きく、ジョイント保持部341bよりも径が小さくなっている。
本実施形態では、第1のバンド3dのケース取付部34は、樹脂等の柔軟性を有する材料で形成されており、ダンパージョイント部材27のジョイント部272を挿通部341aから押し込むことで挿通部341aが押し拡げられる。これにより、ジョイント部272をジョイント保持部341bに嵌め込むことができる。
An
The engaging
In the present embodiment, the
なお、その他の構成は、第1の実施形態等と同様であることから、同一部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。 In addition, since the other structure is the same as that of 1st Embodiment etc., the same code | symbol is attached | subjected to the same member and the description is abbreviate | omitted.
次に、本実施形態におけるバンド取付構造の作用について説明する。
本実施形態において、腕時計1における12時側に配置される第1のバンド3dを取り付ける際には、第1のバンド3dのケース取付部34を、腕時計ケース2のケース裏面(裏蓋23)における腕時計の12時側に重ね合わせ、裏蓋23に設けられているダンパージョイント部材27のジョイント部272をケース取付部34の挿通部341aから係合孔341に押し込む。そして、ジョイント部272がジョイント保持部341bに嵌め込まれることにより、第1のバンド3dが腕時計ケース2に取り付けられる。
このように腕時計における12時側に配置されている第1のバンド3dのみが腕時計ケース2のケース裏面である裏蓋23に取り付けれていることにより、腕時計ケース2は、腕時計における12時側(図12における左側)の方が腕時計における6時側(図12における右側)よりも、第1のバンド3dの厚み分だけ厚みが厚くなる。これにより、腕時計を腕に装着した際に、バンド3が腕時計における12時側に回転しづらくなり、腕時計が外側にずれることが抑制される。
また、本実施形態では、第1のバンド3dを、腕時計ケース2のケース裏面において面内方向で回転させることができるため、第1のバンド3dをほぼ180度回転させれば、第2のバンド3bと向きを揃え、重ね合わせることも可能となる。さらに、ダンパージョイント部材27が自由に撓ることにより、第1のバンド3dのケース取付部34は、ジョイント部272を中心に自由に回動可能であるため、腕時計を腕に装着した際、第1のバンド3dが腕によくフィットし、装着性がよい。
Next, the effect | action of the band attachment structure in this embodiment is demonstrated.
In the present embodiment, when attaching the
Thus, only the
In the present embodiment, since the
なお、その他の点については、第1の実施形態等と同様であることから、その説明を省略する。 Since other points are the same as those in the first embodiment, the description thereof will be omitted.
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態等と同様の効果を得られる他、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態では、第1のバンド3dを弾性を有するダンパージョイント部材27によって腕時計ケース2に取り付けている。
このため、第1のバンド3dをより円滑に回転させることができ、ユーザが第1のバンド3dの向きを自由に変えて楽しむことができる。また、第1のバンド3dをほぼ180度回転させて第2のバンド3bと重ね合わせた状態にすれば、腕時計をポケット等に入れて携帯する場合にもかさばらず、便利である。
また、ダンパージョイント部材27が自由に撓ることにより、第1のバンド3dのケース取付部34は、腕時計ケース2のケース裏面における面内方向の回転のみならず、ジョイント部272を中心に自由に回動可能であり、腕時計を腕に装着した際、第1のバンド3dが腕によくフィットし、装着性が向上する。
As described above, according to this embodiment, the same effects as those of the first embodiment can be obtained, and the following effects can be obtained.
That is, in the present embodiment, the
For this reason, the
Further, since the damper
なお、本実施形態では、ダンパージョイント部材27のジョイント部272を第1のバンド3dの係合孔341に上方から押し込み、ジョイント部272をジョイント保持部341bに係合させる例を示したが、ダンパージョイント部材27のジョイント部272及び係合孔341の構成は例示したものに限定されない。
例えば、ダンパージョイント部材27を裏蓋23とは別体の部材として、裏蓋23にねじ止め等により固定される構成とし、第1のバンド3dの係合孔341を、ジョイント部272よりも径の大きなジョイント保持部341bとジョイント部272よりも径の小さな挿通部341aとからなり、ケース取付部34の厚み方向(図12における上下方向)に貫通する貫通孔としてもよい。この場合には、例えば、ダンパージョイント部材27の脚部271をケース取付部34の下方(図12における下方)から挿入してジョイント部272を係合孔341に係合させ、その後にダンパージョイント部材27の脚部271を裏蓋23にねじ止めする等により固定する。
In this embodiment, the example in which the
For example, the damper
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to such embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
例えば、上記各実施形態では、第1のバンド3a、3c、3dが回転可能な構成としたが、第1のバンド3a,3c,3dは、腕時計ケース2のケース裏面(裏蓋23)に取り付けられていればよく、必ずしも回転するものに限定されない。
例えば、図13に示すように、第1のバンド3eのケース取付部35が接着剤28により腕時計ケース2のケース裏面(裏蓋23)に固定されていてもよい。
また、第1の実施形態では、第1のバンド3aのケース取付部32を1本のビス25によって腕時計ケース2のケース裏面(裏蓋23)に取り付ける場合を例示したが、第1のバンド3aをケース裏面に取り付けるビスの数は1本に限定されない。複数のビスによって、第1のバンド3aが回転しないように腕時計ケース2のケース裏面(裏蓋23)に固定する構成としてもよい。
For example, in each of the above-described embodiments, the
For example, as shown in FIG. 13, the
In the first embodiment, the case where the
また、上記各実施形態では、ケース取付部32,33,34が、腕時計ケース2のケース裏面(裏蓋23)の少なくとも一部を覆うとともに、腕時計1における6時側から腕時計1における12時側に向かって厚みを増すように傾斜する傾斜部となっている場合を例示したが、ケース取付部32,33,34の形状は例示したものに限定されず、傾斜を有しない平板状の部であってもよい。
この場合でも、ケース取付部32,33,34の厚み分だけ腕時計ケース2の12時側の厚みが6時側の厚みよりの厚くなるため、腕時計の12時側へのバンド3の回転(ずれ)を抑止することができる。
In each of the above embodiments, the
Even in this case, since the thickness of the
また、上記各実施形態では、バンド3を構成する第1のバンド3a,3c,3d、第2のバンド3bが別体となったものを例示したが、バンド3の構成はこれに限定されない。
例えば、第1のバンドと第2のバンドとが中留によって連結され一つながりに構成されたバンドであってもよい。この場合にも、腕時計における12時側に配置される第1のバンドのケース取付部を腕時計ケースの裏面側に取り付けることにより、腕時計ケースは、腕時計における12時側の方が腕時計における6時側よりも、第1のバンドの厚み分だけ厚みが厚くなる。これにより、腕時計を腕に装着した際に、バンドが腕時計における12時側に回転しづらくなり、腕時計が外側にずれることが抑制される。
In the above embodiments, the
For example, a band in which the first band and the second band are connected by Nakadome and connected together may be used. Also in this case, by attaching the case mounting portion of the first band arranged on the 12 o'clock side of the wrist watch to the back surface side of the wrist watch case, the wrist watch case is closer to the 6 o'clock side of the wrist watch. Rather, the thickness is increased by the thickness of the first band. Thereby, when the wristwatch is worn on the wrist, the band is difficult to rotate to the 12 o'clock side of the wristwatch, and the wristwatch is prevented from shifting outward.
また、上記各実施形態では、バンド取付構造を腕時計に適用した場合を例として説明したが、バンド取付構造を適用するものは本体ケース(本実施形態では腕時計ケース)とこれに取り付けられるバンドを備えるものであればよく、腕時計に限定されない。例えば、歩数計、心拍計や脈拍計等の生体情報表示装置、高度情報や気圧情報等の表示装置、携帯型のプレーヤ等、バンドによって腕に装着可能な各種の機器に本発明のバンド取付構造を適用してもよい。
この場合、腕時計の12時側とは、腕時計等の機器を腕に装着して表示部分を見たときにユーザから見て奥側となる側を意味し、腕時計の6時側とは、腕時計等の機器を腕に装着して表示部分を見たときにユーザから見て手前側となる側を意味する。
Further, in each of the above embodiments, the case where the band mounting structure is applied to a wristwatch has been described as an example. However, the one to which the band mounting structure is applied includes a main body case (a wristwatch case in the present embodiment) and a band attached to the main body case. Anything is acceptable and not limited to a wristwatch. For example, the band mounting structure of the present invention can be attached to various devices that can be worn on the arm by a band, such as a pedometer, a biological information display device such as a heart rate monitor or a pulse meter, a display device such as altitude information and barometric pressure information, and a portable player. May be applied.
In this case, the twelve o'clock side of the wristwatch means the side that is the back side when viewed from the user when a device such as a wristwatch is attached to the wrist and the display portion is viewed, and the six o'clock side of the wristwatch is the wristwatch. This means the side that is the near side when viewed from the user when the display part is viewed with the device mounted on the arm.
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
バンドを腕時計ケースに取り付けるバンド取付構造において、
前記バンドは、腕時計における12時側に配置される第1のバンドと、腕時計における6時側に配置される第2のバンドと、からなり、
該腕時計の12時側に配置される前記第1のバンドは、前記腕時計ケースのケース裏面に取り付けられていることを特徴とするバンド取付構造。
<請求項2>
前記第1のバンドは、前記ケース裏面に回転可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のバンド取付構造。
<請求項3>
前記第1のバンドは、ビスによって前記ケース裏面に取り付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバンド取付構造。
<請求項4>
前記第1のバンドは、ボールジョイント部材によって前記ケース裏面に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のバンド取付構造。
<請求項5>
前記第1のバンドは、ダンパージョイント部材によって前記ケース裏面に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のバンド取付構造。
<請求項6>
前記第1のバンドには、前記腕時計ケースのケース裏面の少なくとも一部を覆うとともに前記腕時計における6時側から前記腕時計における12時側に向かって厚みを増すように傾斜する傾斜部が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のバンド取付構造。
<請求項7>
請求項1から請求項6のいずれかに記載のバンド取付構造を備えたことを特徴とする時計。
Although several embodiments of the present invention have been described above, the scope of the present invention is not limited to the above-described embodiments, but includes the scope of the invention described in the claims and equivalents thereof. .
The invention described in the scope of claims attached to the application of this application will be added below. The item numbers of the claims described in the appendix are as set forth in the claims attached to the application of this application.
[Appendix]
<Claim 1>
In the band mounting structure that attaches the band to the watch case,
The band is composed of a first band disposed on the 12 o'clock side of the wristwatch and a second band disposed on the 6 o'clock side of the wristwatch,
The band mounting structure according to
<Claim 2>
The band attachment structure according to
<Claim 3>
The band attachment structure according to
<Claim 4>
The band attachment structure according to
<Claim 5>
The band attachment structure according to
<Claim 6>
The first band integrally includes an inclined portion that covers at least a part of the case back surface of the watch case and is inclined so as to increase in thickness from the 6 o'clock side to the 12 o'clock side of the watch. The band mounting structure according to any one of
<Claim 7>
A timepiece comprising the band mounting structure according to any one of
1 腕時計
2 腕時計ケース
3 バンド
3a 第1のバンド
3b 第2のバンド
6 表示装置
7 時計モジュール
21 ケース枠体
23 裏蓋
25 ビス
31 バンド本体
32 ケース取付部
71 凹部
231 バンド固定部
232 ビス孔
321 貫通孔
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記バンドは、第1のバンドと、第2のバンドと、からなり、
前記第1のバンドは、前記ケースの裏面に回転可能に取り付けられることを特徴とするバンド。 A band attached to the case,
The band includes a first band and a second band,
Before SL first band, band, characterized in that rotatably mounted on the rear surface of the case.
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