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JP6125660B2 - 抗パルボウイルス組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、抗ウイルス組成物、特に、パルボウイルスに対する抗ウイルス組成物に関する。本願は、2013年11月14日に出願された日本国特許出願第2013−235799号に対し優先権を主張し、その内容をここに援用する。
パルボウイルス感染症は、体温の急激な上昇や、下痢、嘔吐、食欲廃絶など重篤な症状を呈する。白血球数(WBC)も急激に減少する。例えば、イヌパルボウイルスは、非常に抵抗性の強いウイルスであり、通常の環境中で数ヶ月から数年間生存するため、自然発症例も少なくない。特に集団として飼育される場合は猛威を振るうことがあり、ブリーダーやペットショップでの本感染症による死亡が大きな問題となっている。
一般にウイルスに対する防御方法は、大きく分類して3種類ある。一つ目は、体内に抗生物質等を摂取してウイルスを死滅させること、二つ目は、予めワクチンを接種して体内に免疫を作ること、三つ目は、ウイルスを体内に取り込まないように接触する可能性のあるものを清潔に保つことである。しかし、抗生物質には副作用の懸念があり、子供やペットに対して使用しにくい。また、パルボウイルス感染症に対するワクチンも開発されている(たとえば、特許文献1)が、このようなパルボウイルス感染症ワクチンは、その防御効果が十分ではなく、ワクチンにも副作用があるため使用するには注意が必要であった。そのため、パルボウイルスを取り込まないようにすることが一番簡単な防御方法である。しかし、パルボウイルスに対する有効な薬品として次亜塩素酸ソーダが知られているが、ペット向け器具を次亜塩素酸ソーダ液に浸漬してパルボウイルスを除去しようとすると、次亜塩素酸ソーダにより器具の傷みが早くなり、さらに残存する次亜塩素酸ソーダがペット等に対して、気管への異常の懸念等があるため、器具に付着する次亜塩素酸ソーダを十分に拭き取る作業が大変であった。
他方、インフルエンザウイルスに対しては、イオン性多価金属成分、陽イオン性ポリマーおよび陽イオン界面活性剤からなる群より選択される成分のうち2つまたはすべてを含む、抗ウイルス性組成物が特許文献2に記載されている。ここでは、陽イオン性ポリマーとしてキトサン、陽イオン界面活性剤として塩化ベンザルコニウムを含有する組成物の例が記載されている。
当該文献には、ウイルスとして、インフルエンザウイルス以外にも、アデノウイルス、コロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、ライノウイルス、呼吸器合胞体ウイルス、単純ヘルペスウイルス、HIVなどによる感染症といった、さまざまなウイルス感染を改善するために用いることができるとも記載されているが、ウイルスは進化の系譜が細胞を有する生物とは著しく異なり、個々のウイルスの分子生物学的な形質の多様性は著しく高い。そのため、それぞれの生活環、転写因子が異なっており、それぞれに対する治療薬が必要となることが多く、上記組成物が、上記インフルエンザウイルスとは科の異なるパルボウイルスに効果があるかは不明である。
さらに、エンベロープを持っているウイルスは、エンベロープの大部分が脂質から成るため、エタノールや有機溶媒、石鹸などで処理すると容易に破壊することできる。このためエンベロープを持つインフルエンザウイルス等は、消毒用アルコールでの不活性化が容易であるのに対し、パルボウイルス等のエンベロープを持たないウイルスを不活性化するのが困難であった。
また、エタノール、酢酸、キトサンと第4級アンモニウム塩を含有する組成物は、便座クリーナー(特許文献3)、家畜の乳房炎予防剤(特許文献4)等としても知られているが、これらの文献には、パルボウイルスに効果があることは記載されていない。
また、特許文献5には、アクリジンまたはアクリジン誘導体と塩化ベンザルコニウムの併用によるパルボウイルスの抗ウイルス性を開示している。しかし、アクリジンは発がん性物質として疑われているため、ペット用の抗ウイルス剤に用いることができない。また、エタノールと酢酸の記載もない。なお、これには塩化ベンザルコニウム単独使用ではパルボウイルスに対して抗ウイルス性を示さないことが記載されていた。
特許文献6には、消毒用アルコールと有機酸の組成物が非エンベロープウイルスを減少されることが記載されているが、具体的にC1〜C6アルコールとC1〜C6カルボン酸の組み合わせについての記載はなく、また、パルボウイルスを減少できることも記載されていない。
したがって、器具などに付着したパルボウイルスを簡単に不活性化させる物質の開発が待たれている。
特開2004−352693号公報 特表2007−513959号公報 特開平11−1700号公報 特開平6−56675号公報 特開平8−225455号公報 特開2008−523066号公報
ペット用器具等に付着したパルボウイルスを不活性化し、さらにはその効果を長期間持続することができる剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、C1〜C6アルコールとC1〜C6カルボン酸を含有する組成物を使用することにより、イヌパルボウイルス等のパルボウイルスを不活性化することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、
(1)組成物全量に対して0.1〜20質量%のC1〜C6アルコールと0.01〜10質量%のC1〜C6カルボン酸を含有することを特徴とする抗パルボウイルス組成物、
(2)前記C1〜C6アルコールがエタノールであることを特徴とする(1)に記載の抗パルボウイルス組成物、
(3)前記C1〜C6カルボン酸が酢酸であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の抗パルボウイルス組成物、
(4)さらにキトサン、その誘導体又はそれらの塩を含有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の抗パルボウイルス組成物、及び
(5)さらに第四級アンモニウム塩系界面活性剤を含有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の抗パルボウイルス組成物に関する。
また、本発明は、
(6)(1)〜(5)のいずれかに記載の抗パルボウイルス性組成物を含有することを特徴とするペット用殺菌抗ウイルス剤、
(7)(1)〜(5)のいずれかに記載の抗パルボウイルス性組成物を含有することを特徴とする繊維素材、
(8)(1)〜(5)のいずれかに記載の抗パルボウイルス性組成物を含有することを特徴とするクリーム剤、及び
(9)(1)〜(5)のいずれかに記載の抗パルボウイルス性組成物を含有することを特徴とする抗菌抗ウイルス膜に関する。
本発明の組成物は、イヌパルボウイルス等のパルボウイルスを不活性化させることができる。さらに第四級アンモニウム塩系界面活性剤、キトサン、その誘導体又はそれらの塩を含有することによりその効果を高めると共に効果を持続させることができる。そのため、ヒト、動物等の皮膚や毛に塗布、噴霧したり、ペット用品に塗布したりすることにより、パルボウイルスに基づく疾患の感染を抑制することができる。
(抗パルボウイルス性)
本発明において、「抗パルボウイルス性」とは、ウイルスを不活性化する薬効のことを表し、その結果として、パルボウイルス性疾患に罹患する可能性を低下させることを示している。
(パルボウイルス)
本発明において、「パルボウイルス」とはパルボウイルス科 Parvoviridae に属する線状一本鎖DNAをもつ球状の動物ウイルスを意味する。
パルボウイルス科には、以下の亜科及び属が挙げられる。
・パルボウイルス亜科 Parvovirinae
パルボウイルス属Parvovirus
犬パルボウイルスCanine Parvovirus、猫パルボウイルス Feline Parvovirus 等
エリスロウイルス属Erythrovirus
パルボウイルスB19 Parvovirus B19 等
ディペンドウイルス属Dependovirus
アデノ随伴ウイルスAdeno-associated virus 等
・デンソ(濃核病)ウイルス亜科 Densovirinae
デンソウイルス属Densovirus
イテラウイルス属Iteravirus
ブレビデンソウイルス属Aedes aegypti densovirus
また、パルボウイルスはエンベロープを持っていない。このことは、エンベロープを持っている、例えばインフルエンザウイルスで抗ウイルス性がある化合物であっても、実際にウイルス不活性化試験を実施して、パルボウイルスを不活性化できることを確認しない限り、パルボウイルスに対する抗ウイルス性を有するかどうかを判断することができないことを示している。
(抗パルボウイルス組成物)
本発明の抗パルボウイルス組成物は、上記パルボウイルス科に属するすべてのウイルスを対象とする。
特に、犬パルボウイルス、猫パルボウイルス等のパルボウイルス属に属するウイルスに対して好適である。
本発明の抗パルボウイルス剤は、通常水等の溶媒中にC1〜C6アルコールとC1〜C6カルボン酸を必須成分として含有する。好ましくは、さらに第四級アンモニウム塩系界面活性剤、及び/又は、キトサン、その誘導体又はそれらの塩を含有する。
C1〜C6アルコールは特に限定されるものではなくC1〜C6アルコール濃度は、組成物全量に対して0.1〜20質量%であり、好ましくは、0.5〜15質量%、さらに好ましくは、1.0〜10質量%である。
C1〜C6カルボン酸は特に限定されるものではなく、C1〜C6カルボン酸濃度は、組成物全量に対して0.01〜10質量%、好ましくは0.01〜5質量%、さらに好ましくは0.01〜3質量%である。
(C1〜C6アルコール)
C1〜C6アルコールとは、炭素数が1〜6のアルコール類であり、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、t−ブタノール、イソブタノール、n−ペンタノール、イソペンタノール、ネオペンタノール、t−ペンタノール、n−ヘキサノール、イソヘキサノール、1−メチルペンタノール、又は2−メチルペンタノール等を例示することができるが、エタノールが特に良好である。
(C1〜C6カルボン酸)
C1〜C6カルボン酸とは、カルボキシル基(COOH)を含む炭素数が1〜6のカルボキシル基を有する化合物であり、酢酸、プロピオン酸、酪酸、ペンタン酸、ヘキサン酸、グリコール酸等のモノカルボン酸類、ジグリコール酸、シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、コハク酸等のジカルボン酸類、クエン酸等のトリカルボン酸類等を例示することができるが、酢酸が特に良好である。
(その他の任意の成分)
本発明の抗パルボウイルス組成物は、任意で、第四級アンモニウム系界面活性剤、キトサン、その誘導体又はそれらの塩、保湿剤、pH調整剤、pH緩衝剤、粘度調整剤、浸透圧剤、香味物質、甘味料、防腐剤、保存料(例えば、金属キレート剤)、接着剤、着色剤等を含有させることができる。
但し、アクリジン又はアクリジン誘導体は含有しない。
(第四級アンモニウム塩系界面活性剤)
第四級アンモニウム塩系界面活性剤は、例えば、式(I)
Figure 0006125660
で表される化合物及びそれらの混合物が挙げられる。
上記式(I)中、R〜Rは、それぞれ独立して、酸素原子を有していても良い直鎖又は分岐鎖のC1〜C20の炭化水素基を表し、Xは対イオンを表す。
好ましくは、R〜Rのうち、1又は2個は、酸素原子を有していても良い直鎖又は分岐鎖のC8〜C18の炭化水素基であり、R〜Rのうち1個は、ベンジル基であり、R〜Rのうち1又は2個は、C1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。
上記「酸素原子を有していても良い直鎖又は分岐鎖のC1〜C20の炭化水素基」の「C1〜C20の炭化水素基」としては、C1〜C20のアルキル基、C2〜C20のアルケニル基、C6〜C10のアリール基、C1〜C20のアルキル基とC6〜C10のアリール基の複合基等が挙げられる。
上記C1〜C20のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ノニル基、i−ノニル基、n−デシル基、n−ラウリル基、n−トリデシル基、ミリスチル基、n−ペンタデシル基、パルミチル基、n−ヘプタデシル基、ステアリル基等が挙げられる。
上記C2〜C20のアルケニル基としては、ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1−メチル−2−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、1−ペンテニル基、2−ペンテニル基、3−ペンテニル基、4−ペンテニル基、1−メチル−2−ブテニル基、2−メチル−2−ブテニル基、1−ヘキセニル基、2−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、4−ヘキセニル基、5−ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、デセニル基、ぺンタデセニル基、エイコセニル基等が挙げられる。
上記C6〜C10のアリール基は、単環又は多環のアリール基を意味し、多環アリール基の場合は、完全不飽和に加え、部分飽和の基も包含する。例えばフェニル基、ナフチル基、アズレニル基、インデニル基、インダニル基、テトラリニル基等が挙げられる。
上記C1〜C20のアルキル基とC6〜C10のアリール基の複合基としては、ベンジル基、フェネチル基、トルイル基、キシリル基等が挙げられる。
上記「酸素原子を有していても良い直鎖又は分岐鎖のC8〜C18の炭化水素基」の「C8〜C18の炭化水素基」としては、オクチル基、i−オクチル基、s−オクチル基、t−オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基等のC8〜C18のアルキル基、1−メトキシヘプタデシル基、1−メトキシエトキシテトラデシル基、1−メトキシエトキシエトキシドデシル基等の酸素原子を有するC8〜C18のアルキル基等が挙げられる。
また、Xとして、例えば、ハロゲンイオン、有機酸イオン、無機酸イオンが挙げられるが、クロルイオン、ブロムイオン等のハロゲンイオン、硫酸ジメチル、硫酸ジエチル等の有機スルホン酸イオン、ギ酸、酢酸、プロピオン酸等のカルボン酸イオンが好ましい。
一般式(I)で表される第四級アンモニウム塩系界面活性剤としては、具体的には、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ジメチルアンモニウム、塩化テトラデシルジメチルベンジルアンモニウム等を例示することができるが、塩化ベンザルコニウムが特に好ましい。
なお、塩化ベンザルコニウムは、一般式〔CCHN(CHR〕Cl(ここで、Rは、炭素数8から18のアルキル基である。)で示される第四級アンモニウム塩である。
具体的には、オクチルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、デシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ドデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、テトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ヘキサデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ヤシアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド等が挙げられる。好ましくは、テトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ヤシアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライドである。
本発明の抗パルボウイルス組成物中における第四級アンモニウム塩系界面活性剤の含有量は、組成物全量に対して0.001〜50質量%、好ましくは、0.01〜10%である。
(キトサン、その誘導体又はそれらの塩)
キトサンは、例えば、カニ、エビ等の甲殻、昆虫類の外皮その他のキチン質源を細粉し、希塩酸で処理して炭酸カルシウムを除き、アルカリ濃溶液で処理してタンパク質その他の夾雑物を除いて得られるキチンを、高温下、高濃度アルカリにより脱アセチル化して得られる白色無定形粉末の、グルコサミンを繰り返し単位とする塩基性多糖類である。キトサンは、その分子量が数千〜数十万のものであるが、殺菌効果からすると低分子量の方が望ましい。また、脱アセチル化度に関しては50%以上、水溶性及び静菌効果を考慮すると80%以上が好ましい。そして、遊離のキトサン自体は水に溶けないことから、無機酸又は有機酸で処理して水に可溶であるキトサン塩として用いてもよいし、また塩酸、リン酸などの無機酸や酢酸、乳酸、クエン酸、グルコン酸等の有機酸などに溶解して用いてもよい。
本発明の抗パルボウイルス組成物にキトサン、その誘導体又はそれらの塩を添加することができる。これにより第四級アンモニウム塩の抗ウイルス効果をさらに高めることができる。また、キトサンにより天然被膜を形成することができる。これにより持続的に抗ウイルス効果が発揮される。さらに簡単に水で洗浄することができる。
本発明に用いられるキトサン誘導体としては、キトサンの遊離のアミノ基又は水酸基をすべてあるいは部分的にアルキル基(好ましくはC1〜C6アルキル基)、アルコキシアルキル基(好ましくはC1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基)、アルキルチオアルキル基(好ましくはC1〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル基)、アリール基(好ましくはC6〜C10アリール基)、アラルキル基(好ましくはC6〜C10アリールC1〜C6アルキル基)、アシル基(好ましくはC1〜C6アシル基)、スルホニル基、アルコキシカルボニル基(好ましくはC1〜C6アルコキシカルボニル基)又はリン酸残基等により化学修飾されたものを挙げることができる。
本発明の抗パルボウイルス組成物中におけるキトサン、その誘導体又はそれら塩の含有量は、組成物全量に対して0.01〜50質量%、好ましくは、0.05〜10質量%である。また、好ましくは脱アセチル化度は80%以上、20℃における1質量%酢酸溶液の粘度は、0.1〜50mPa・sである。
これらのキトサン誘導体は、例えば以下の文献記載の手法等、通常の有機合成化学的な化学修飾によって得ることが出来る。
(1)公開特許公報 昭57−180602号
(2)公開特許公報 昭59−106409号
(保湿剤)
保湿剤とは、湿度を保つ働きのある成分を示し、例えば、グリセリン等を例示することができる。
(pH調整剤)
pH調整剤とは、溶液のpHを適正な値にするために添加するものであり、例えば、酢酸、乳酸、クエン酸等のカルボン酸等を例示することができる。
pHは3〜6が好ましい。
(アクリジン及びアクリジン誘導体)
アクリジン誘導体はアクリジン骨格を有する化合物を表す。また、アクリジンは発ガン性物質の可能性があることが知られている。そのため、本発明においては含有しない。
(抗パルボウイルス組成物の調製)
本発明の抗パルボウイルス組成物の調製法は、特に制限はないが、例えば、まず全成分の適切な量を水等の溶媒に溶かし、必要に応じてpH調節剤を添加してpHを調整し、水を最終重量となるまで添加する。組成物をさらに滅菌して適切な容器内に保存することもできる。
(抗パルボウイルス組成物の使用法)
本発明の抗パルボウイルス組成物は、ヒト、動物に対して溶液、ゲル、懸濁液、ローション、軟膏、クリーム、テープ等の形状でヒト、動物や、器物、ペット用品等に塗布、貼付等することができる。また、本発明の抗パルボウイルス組成物は、紙、ガーゼ、脱脂綿又は不織布等の繊維素材からなる担体、例えば、おしぼり、ぞうきん、布巾、抗菌膜、ティッシュペーパー、ウエットティッシュ(登録商標)、ウエットワイパー(登録商標)等に含浸させてヒト、動物、器物等を拭くことができる。また、アルコール等の有機溶媒と共に噴霧容器に入れて噴霧してもよい。
本発明の抗パルボウイルス組成物の具体的な使用態様としては、本発明の抗パルボウイルス組成物を含有するペット用殺菌抗ウイルス剤、繊維素材、クリーム剤、抗菌抗ウイルス膜等が挙げられる。
(ペット用殺菌抗ウイルス剤)
ペット用の器具等に細菌等の菌が繁殖し、そして、ペットの口から菌が取り込まれるとペットが内臓疾患になり、皮膚に菌が付着すると皮膚炎等の疾患になることが予想される。また、疾患に至らなくても、ペット匂いの原因として細菌が関っている。そのため、ペット用殺菌剤をペット用器具などに塗布、噴霧する。そのペット用殺菌剤に本発明の抗パルボウイルス組成物を含有させることができる。
しかし、薬効の殺菌剤や除菌剤、抗菌剤はペットに対して刺激や匂いが強く使用することができない。さらに菌に対して効果があっても、ウイルスに効果があるとは限らない。
本発明の抗パルボウイルス組成物は、パルボウイルスを不活性化するだけではなく、様々な細菌に対しても殺菌効果があるため、それ自体をペット用の器具の殺菌剤として使用することができる。さらに、刺激性も匂いもなく、ペットに対して安心して使用することができる。
なお殺菌とは、菌を殺す効力があることを示すものである。
(繊維素材)
本発明の抗パルボウイルス組成物を含有させた繊維素材は、ペット用の器具を拭くことで含有させた薬剤が器具に付着し、抗ウイルス性によってその器具に付着したウイルスを不活性化することができる。また、拭き取る操作により器具に付着した細菌、ウイルス等を繊維素材にからめとることができる。繊維素材中に残っている抗パルボウイルス組成物によって、殺菌またはウイルスの不活性化が起こるため、他の部位を拭く時に細菌やウイルスを拡散させることが無い。
また、予めバケツ等の容器に本発明の抗パルボウイルス組成物の溶液を入れ、ぞうきん等を浸して絞った後にペットを拭くことで、ペットの体毛に付着した細菌やウイルスを除去でき、さらにペットの体臭を低減することができる。
(クリーム剤)
本発明の抗パルボウイルス成分に水、各種油、アルコール、界面活性剤、防腐剤等を加えた後、攪拌することでクリーム状の抗パルボウイルス成分を含有するクリーム剤を製造することができる。
このクリーム剤は、直接ペットの皮膚に塗布することができる。これによりペットの硬い皮膚を軟化させ、抗パルボウイルス成分が皮膚に浸透しやすくする効果がある。例えばペットの肉球に発生した傷にこのクリーム剤を塗布することで、細菌等による皮膚炎を防止でき、傷からパルボウイルスの進入を抑えることができる。さらにクリーム剤の効果で長く皮膚に抗パルボウイルス剤が留まることで、長い期間抗パルボウイルス性が持続する。
(抗菌抗ウイルス膜)
本発明の抗パルボウイルス組成物に、さらにキトサン又はその塩、又はキトサン誘導体又はその塩、を加えることで、塗布後、抗菌抗ウイルス膜を作成することができる。この抗菌抗ウイルス膜は、抗パルボウイルス成分を含有しているので細菌やパルボウイルスを不活性化し、さらにその状態を長く維持することができる。
なお、抗菌とは微生物の発生、成育、増殖を抑制することを示すものである。
以下実施例を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの例示に限定されるものではない。なお、GIBCOは登録商標名である。
塩化ベンザルコニウムは、日油株式会社製テトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライドを使用し、キトサンは粘度10mPa・s(1質量%酢酸溶液、20℃)、脱アセチル化度90%のものを使用したが、本発明はこれらの原料に限定されなくても良い。
1 抗パルボウイルス剤の調製
[実施例1〜4、比較例1〜4]
第1表の組成になるように各成分をガラス容器に入れて、室温で数時間、攪拌混合し、実施例1〜4及び比較例1〜4の各試料を作製した。
Figure 0006125660
2 抗パルボウイルス性試験
(ウイルスの調製)
イヌパルボウイルスKMC911212株(CPV)をMDCK細胞(イヌ腎細胞;RCB0995株)に感染させ、37℃、5%CO存在下で72時間培養した。連続して5代継代したものを大量培養した。尚、ウイルス液の一部は、10倍階段希釈法にて細胞変性効果を確認し、ウイルス感染力価(TCID50)を測定した。
(ウイルス感染力価(TCID50)の測定)
前記実施例1〜4及び比較例1〜4それぞれ2mLずつと、調製したCPV液2mLとを混合し、所定の時間、感作させた。感作時間は、1分、5分、10分及び20分とし、それぞれの感作時間終了後、10倍階段希釈を施した。予備試験の結果より、測定試料の最小希釈倍数は1/100倍とし、1/1000倍希釈液よりウイルス感染力価判定に使用した。
測定試料を10倍階段希釈し、MDCK細胞に100μL接種し、1時間接触感染させた。測定試料除去後、ウイルス維持培地1%BSA含有イーグルMEM(GIBCO)0.1mLを加えて37℃、5%CO存在下で96時間培養した。24時間毎に細胞変性効果あるいは代謝阻害を観察し、ウイルス感染力価(TCID50)を測定した。
また、MDCK播種時の1/1000希釈時におけるウイルス感染力価を用いて、下記式でウイルス抑制率を算出した。
Figure 0006125660

例えば、実施例1の10分後では、
Figure 0006125660
となる。
感作時間10分及び20分におけるTCID50の対数(単位:logTCID50/mL )を第2表に、及びウイルス抑制率(単位:%)を第3表に表す。
Figure 0006125660
Figure 0006125660
3.まとめ
実施例1の結果から、エタノールと酢酸を含有する組成物にパルボウイルスに対する不活性化の効果があることが判明した。
実施例2の結果から、さらにグリセリンを加えることでその効果が増加した。
実施例3および4の結果から、さらに塩化ベンザルコニウムやキトサンを添加しても、その効果を維持していた。

Claims (9)

  1. 組成物全量に対して0.1〜20質量%のC1〜C6アルコール0.01〜10質量%のC1〜C6カルボン酸及びグリセリンを含有することを特徴とする抗パルボウイルス組成物。
  2. グリセリンの含有量が、0.2〜2質量%であることを特徴とする請求項1に記載の抗パルボウイルス組成物。
  3. 前記C1〜C6アルコールがエタノールであることを特徴とする請求項1又は2に記載の抗パルボウイルス組成物。
  4. 前記C1〜C6カルボン酸が酢酸であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の抗パルボウイルス組成物。
  5. さらに第四級アンモニウム塩系界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の抗パルボウイルス組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の抗パルボウイルス性組成物を含有することを特徴とするペット用殺菌抗ウイルス剤。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の抗パルボウイルス性組成物を含有することを特徴とする繊維素材。
  8. 請求項1〜5のいずれかに記載の抗パルボウイルス性組成物を含有することを特徴とするクリーム剤。
  9. 請求項1〜5のいずれかに記載の抗パルボウイルス性組成物を含有することを特徴とする抗菌抗ウイルス膜。
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