JP6124118B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
作像動作が開始されると、各作像部4Y,4M,4C,4Kにおける各感光体5が図示しない駆動装置によって図中時計回り方向に回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。
ウォームアップ時間を短縮すること、さらには、ファーストプリント時間を短縮することである。なお、ウォームアップ時間とは、電源投入時など、常温状態から印刷可能な所定温度(リロード温度)までに要する時間のことである。また、ファーストプリント時間とは、印刷要求を受けた後、印刷準備を経て印字動作を行い排紙が完了するまでに必要な時間のことである。
画像形成装置は、高速処理が行える装置である。高速処理により単位時間あたりの定着枚数、つまり、定着装置を通過する通紙枚数が増加すると、高速移動する記録紙への供給熱量も増加させなければならない。これは、記録紙が定着装置を通過する時間が短くなるのに合わせて定着に必要な熱量を記録紙に与えるためである。
定着ベルト100、定着ベルト100の内部に配設されたパイプ状の金属熱伝導体200、金属熱伝導体200内に配設された熱源300、及び、定着ベルト100を介して金属熱伝導体200に当接してニップ部Nを形成する加圧ローラ400を備えている。
(態様A)
回転可能な無端状の定着ベルト21などの定着ベルトと、定着ベルトを加熱するハロゲンヒータ23などの加熱手段と、定着ベルトの外周面と当接する加圧ローラ22などの加圧部材と、定着ベルトの内周側に配置され定着ベルトを介して加圧部材と当接しニップ部を形成するニップ形成部材24などのニップ形成部材と、ニップ形成部材の表面に設けられ定着ベルトの内周面と接触する、潤滑剤が含浸された摺動部材29などの摺動部材と、定着ベルトの幅方向両端部の内周面と接触可能に設けられ、定着ベルトの回転をガイドするフランジ40などのガイド部材とを備えた定着装置20などの定着装置において、摺動部材に潤滑剤を供給する潤滑剤溜め部50などを有する潤滑剤供給手段を設けた。これよれば、上記実施形態について説明したように、経時で摺動部材の潤滑機能が低下するのを抑制できる。
(態様B)
(態様A)において、上記潤滑剤供給手段は、上記摺動部材の定着ベルト回転方向下流側近傍に設けられ潤滑剤を溜める潤滑剤溜め部50などの潤滑剤溜め部を有しており、潤滑剤溜め部から摺動部材に潤滑剤を供給する。これによれば、上記実施形態について説明したように、定着ベルト回転方向でニップの上流から下流に向けて潤滑剤が流れ、摺動部材から絞り出される潤滑剤量を軽減することができる。
(態様C)
(態様B)において、上記潤滑剤供給手段は、上記定着ベルトの内周面に当接させて設けられ、該定着ベルトの内周面に付着した潤滑剤を回収する潤滑剤回収部材60などの潤滑剤回収部材を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、定着ベルトの内周面に付着した潤滑剤を回収することができる。
(態様D)
(態様C)において、上記潤滑剤回収部材で回収した潤滑剤が上記摺動部材に供給されるように、上記潤滑剤供給手段を構成した。これによれば、上記実施形態について説明したように、潤滑剤を循環させて用いることができる。
(態様E)
(態様A)、(態様B)、(態様C)または(態様D)において、画像形成時以外に画像形成時での上記定着ベルトの回転方向とは逆方向に、該定着ベルトを一定時間回転させる逆回転動作を行う。これによれば、上記実施形態について説明したように、定着ベルトの内周面に付着した潤滑剤が狙いの箇所以外に垂れてしまうのを抑制できる。
(態様F)
(態様E)において、上記逆回転動作は、画像形成終了直後に行う。これによれば、上記実施形態について説明したように、逆回転動作を行うまでの定着ベルトの停止時間を極力短くすることができ、定着ベルトの内周面から潤滑剤を垂れ難くすることが可能となる。
(態様G)
(態様E)または(態様F)において、上記逆回転動作は、装置の使用量に応じて上記定着ベルトを逆回転させる逆転量を変更する。これによれば、上記実施形態について説明したように、潤滑剤量に応じた適切な制御を行うことができる。
(態様H)
感光体5などの像担持体と、像担持体上にトナー像を形成する帯電装置6や現像装置7や露光装置9などを有するトナー像形成手段と、トナー像を像担持体上から記録媒体上に転写する転写装置3などの転写手段と、記録媒体上に転写されたトナー像を記録媒体に定着させる定着装置20などの定着手段とを備えた画像形成装置1などの画像形成装置において、前記定着手段として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)または(態様G)の定着装置を用いる。これによれば、上記実施形態について説明したように、経時で摺動部材の潤滑機能が低下するのを抑制し、良好な画像形成を行うことができる。
2 トナーボトル
3 転写装置
4 作像部
5 感光体
6 帯電装置
7 現像装置
8 クリーニング装置
9 露光装置
10 給紙トレイ
11 給紙ローラ
12 レジストローラ
13 排紙ローラ
14 排紙トレイ
20 定着装置
21 定着ベルト
22 加圧ローラ
22a 芯金
22b 弾性層
22c 離型層
23 ハロゲンヒータ
24 ニップ形成部材
25 ステー
26 反射部材
27 温度センサ
28 分離部材
29 摺動部材
30 中間転写ベルト
31 一次転写ローラ
32 二次転写バックアップローラ
33 クリーニングバックアップローラ
34 テンションローラ
35 ベルトクリーニング装置
36 二次転写ローラ
40 フランジ
41 スリップリング
60 潤滑剤回収部材
100 定着ベルト
200 金属熱伝導体
241 ベースパッド
300 熱源
400 加圧ローラ
Claims (6)
- 回転可能な無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトを加熱する加熱手段と、
前記定着ベルトの外周面と当接する加圧部材と、
前記定着ベルトの内周側に配置され該定着ベルトを介して前記加圧部材と当接しニップ部を形成するニップ形成部材と、
前記ニップ形成部材の表面に設けられ該定着ベルトの内周面と摺擦する、潤滑剤が含浸された摺動部材と、
前記定着ベルトの幅方向両端部の内周面と接触可能に設けられ、該定着ベルトの回転をガイドするガイド部材とを備えた定着装置において、
前記摺動部材に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段を設け、
画像形成時以外に画像形成時での前記定着ベルトの回転方向とは逆方向に、前記定着ベルトを一定時間回転させる逆回転動作を行い、該逆回転動作の逆転量は、装置の使用量に応じて変更することを特徴とする定着装置。 - 請求項1の定着装置において、
上記潤滑剤供給手段は、上記摺動部材の定着ベルト回転方向下流側近傍に設けられ潤滑剤を溜める潤滑剤溜め部を有しており、該潤滑剤溜め部から該摺動部材に潤滑剤を供給することを特徴とする定着装置。 - 請求項2の定着装置において、
上記潤滑剤供給手段は、上記定着ベルトの内周面に当接させて設けられ、該定着ベルトの内周面に付着した潤滑剤を回収する潤滑剤回収部材を有することを特徴とする定着装置。 - 請求項3の定着装置において、
上記潤滑剤回収部材で回収した潤滑剤が上記摺動部材に供給されるように、上記潤滑剤供給手段を構成したことを特徴とする定着装置。
上記逆回転動作を一定時間行うことを特徴とする定着装置。 - 請求項1の定着装置において、
上記逆回転動作は、画像形成終了直後に行うことを特徴とする定着装置。 - 像担持体と、像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記トナー像を前記像担持体上から記録媒体上に転写する転写手段と、前記記録媒体上に転写されたトナー像を該記録媒体に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置において、
前記定着手段として、請求項1、2、3、4または5の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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JP2013052812A JP6124118B2 (ja) | 2013-03-15 | 2013-03-15 | 定着装置及び画像形成装置 |
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