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JP6115268B2 - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関する。
近年、検出された手ぶれに応じて、撮像画像データにおける切り出し領域(画像として表示される領域)の位置を移動させることにより、手ぶれ補正を行う電子式手ぶれ補正が普及している。このような電子式手ぶれ補正を行う場合、撮像画像データは、切り出し領域と、切り出し領域を移動させるための余白領域(以下、防振エリアと称す)と、を含んでいる。
例えば、特許文献1には、防振機能付き撮影装置が開示されている。防振機能付き撮影装置は、フレーム間の画像情報の動き量に応じて、フィールドメモリからの画像読み出し位置を移動させる。これにより、防振機能付き撮影装置は、読み出した画像のぶれを低減している。
特開平7−123317号公報
しかしながら、撮像画像データの大きさは変更できないため、上記のような電子式手ぶれ補正においては、切り出し領域の大きさが手ぶれ補正や解像度に影響を与える。切り出し領域が大きい場合、切り出し領域の高解像度を実現できるが、防振エリアが狭くなり、手ぶれ補正量の確保が難しい。一方、切り出し領域が小さい場合、防振エリアが広くなり、手ぶれ補正量を確保できるが、切り出し領域の解像度が低下してしまう。このように、撮影条件によって要求される切り出し領域の大きさが異なるため、切り出し領域の大きさの設定が難しいという問題がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、撮像画像データにおける切り出し領域の大きさを最適化することができる撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる撮像装置は、撮像処理により撮像画像データを生成する撮像手段と、撮像時の手ぶれにより生じた角速度を検出する手ぶれ検出手段と、前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データにおける切り出し領域の位置を移動させることにより、手ぶれ補正処理を行う電子式手ぶれ補正手段と、前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データに対する前記切り出し領域の大きさを変更する領域変更手段と、を備えるものである。
また、本発明の一態様にかかる撮像方法は、撮像処理により撮像画像データを生成するステップと、撮像時の手ぶれにより生じた角速度を検出するステップと、検出した前記角速度に基づいて、前記撮像画像データにおける切り出し領域の位置を移動させることにより、手ぶれ補正処理を行うステップと、検出した前記角速度に基づいて、前記撮像画像データに対する前記切り出し領域の大きさを変更するステップと、を備えるものである。
本発明により、撮像画像データにおける切り出し領域の大きさを最適化することができる撮像装置及び撮像方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる電子式手ぶれ補正を説明するための図である。 実施の形態1にかかる切り出し領域の大きさの変化を示す図である。 実施の形態1にかかる撮像装置のブロック図である。 実施の形態1にかかる撮像装置の詳細なブロック図である。 実施の形態1にかかる縮小許可部及び縮小判定部を説明するための図である。 実施の形態2にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態5にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態6にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態7にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態8にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態8にかかる縮小判定部の動作を説明するための図である。 実施の形態9にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態10にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態11にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態11にかかる縮小判定部の動作を説明するための図である。 実施の形態12にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態12にかかる縮小判定部の動作を説明するための図である。 実施の形態13にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態14にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態14にかかる縮小判定部の動作を説明するための図である。 実施の形態15にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態16にかかる縮小判定部の動作を示すフローチャートである。 その他の実施の形態にかかる防振エリア縮小指示部の動作を説明するための図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。本実施の形態にかかる撮像装置は、電子式手ぶれ補正機能を有する。電子式手ぶれ補正とは、手ぶれの方向や量に応じて、CMOS等のイメージセンサにより撮像された撮像画像データにおいて、記録や表示を行う領域(切り出し領域)の位置を変化させる。
図1を参照して、電子式手ぶれ補正について具体的に説明する。図1(a)(b)は、撮像画像データAにおける切り出し領域Bの位置を示す図である。図1(a)は、切り出し領域Bが撮像画像データAの中央に位置している。そして、撮像装置は、手ぶれを検出した場合、切り出し領域Bを矢印方向に移動させる。これにより、撮像画像データA内の画像はぶれていても、切り出し領域B内の画像がぶれることを抑制することができる。
また、撮像装置は、手ぶれにより生じた角速度に基づいて、切り出し領域Bの大きさ(面積)を変更することができる。例えば、図2(a)(b)に示すように、撮像装置は、撮像画像データAにおける切り出し領域Bの大きさを変更することができる。図2(a)に示した切り出し領域Bの大きさは、図2(b)に示した切り出し領域Bよりも大きい。
このとき、撮像画像データAの大きさ(面積)は、CMOS等のイメージセンサの受光領域の大きさに応じて一意に決まる。つまり、撮像画像データAの大きさは変化しない。一方、切り出し領域Bは、撮像画像データAから画像データを切り出す(読み出す)領域である。そのため、撮像装置は、切り出し領域Bを指定する座標等を調整することにより、切り出し領域Bの大きさを変化させることができる。切り出し領域Bの大きさが広くなるほど、切り出し領域Bが移動できる余白領域は狭くなる(図2(a)参照)。一方、切り出し領域Bの大きさが狭くなるほど、切り出し領域Bが移動できる余白領域は広くなる(図2(b)参照)。なお、以下の説明においては、切り出し領域Bが移動できる余白領域(撮像画像データAのうち、切り出し領域B以外の領域)を、防振エリアと称す。
なお、切り出し領域の大きさが変化すると、切り出し領域の1フレームにおける画素数も変化する。録画中に切り出し領域の大きさが変化した場合、記録される動画ファイルのフレームの画素数が予め設定された画素数の動画ファイルとなるように、撮像装置は、切り出し領域の画像を拡大または縮小して、フレームの画素数を調整する。
<撮像装置1の構成>
続いて、図3に示すブロック図を参照して、本実施の形態にかかる撮像装置1の構成について説明する。撮像装置1は、ジャイロセンサ101と、A/D変換部102と、時系列データバッファ103と、平均値算出部104と、防振エリア目標値設定部105と、防振エリア判定部106と、防振エリア変更部107と、積分処理部108と、レンズ109と、レンズ109と、CMOS110と、A/D変換部111と、カメラ信号処理回路112と、D/A変換部113と、モニタ114と、録画処理部115と、フィールドメモリ116と、を備える。
ジャイロセンサ101(手ぶれ検出手段)は、撮像時の手ぶれに関する情報を検出する。例えば、ジャイロセンサ101は、手ぶれ時の撮像装置1の角速度や角度等を検出する。A/D変換部102は、ジャイロセンサ101により検出されたアナログデータの角速度をデジタルデータに変換する。A/D変換部102は、変換したデジタルデータを時系列データバッファ103と積分処理部108に出力する。
時系列データバッファ103は、A/D変換部102から出力された角速度のデジタルデータを時系列に格納するバッファメモリである。つまり、時系列データバッファ103は、A/D変換部102から出力される角速度を所定時間毎に格納し、時系列に並んだ複数の角速度のデジタルデータを格納する。
平均値算出部104は、時系列データバッファ103に格納された複数の角速度の平均値を算出する。平均値算出部104は、算出した角速度の平均値を防振エリア目標値設定部105に出力する。
防振エリア目標値設定部105は、角速度の平均値に基づいて、防振エリアの大きさの目標値を設定する。防振エリア判定部106は、防振エリアの大きさの目標値と現在の防振エリアの大きさとを比較し、比較結果に基づいて、防振エリアの大きさを拡大するか、縮小するか、維持するかを判定する。そして、防振エリア判定部106は、判定結果に応じた指示を防振エリア変更部107に出力する。防振エリア変更部107は、防振エリア判定部106の判定結果に応じて、防振エリアの拡大または縮小を行う。防振エリア変更部107は、変更後の防振エリアの大きさに関する情報を、防振エリア判定部106及びカメラ信号処理回路112に出力する。なお、上記の防振エリアの大きさの変更処理の詳細については後述する。
積分処理部108は、A/D変換部102から出力された角速度のデジタルデータを積分演算する。これにより、ジャイロセンサによって検出された角速度が角度に変換される。積分処理部108は、演算した積分値(角度)を用いて手ぶれ量を算出する。そして、積分処理部108は、算出した手ぶれ量をカメラ信号処理回路112に出力する。
レンズ109は、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズを含むレンズ群である。CMOS110(撮像手段)は、レンズ109を通過した光を光電変換して、被写体のアナログ画像信号を生成する。A/D変換部111は、アナログ画像信号をデジタル信号に変換する。これにより、撮像処理が行われ、撮像画像データが生成される。
カメラ信号処理回路112は、画像の表示、記録、手ぶれ補正処理、及び切り出し領域の変換処理等、画像データ全般に関する処理を行う。カメラ信号処理回路112は、動き検出回路1121と、メモリ制御回路1122と、を有する。
動き検出回路1121は、複数のフレーム間の画素の位置変化に基づいて、ベクトルデータ(動きベクトル)を算出する。具体的には、動き検出回路1121は、複数のフレーム間の画素の位置変化に基づいて、画素の移動方向及び移動量を示すベクトルデータを算出する。なお、ベクトルデータの算出は公知の技術であり、既存の手法を用いることができる。
メモリ制御回路1122(電子式手ぶれ補正手段)は、A/D変換部111から出力された撮像画像データをフィールドメモリ116に格納する。また、メモリ制御回路1122は、積分処理部108から出力される手ぶれ量を打ち消すための手ぶれ量を算出する。そして、メモリ制御回路1122は、手ぶれ補正量に基づいて、撮像画像データから切り出し領域を切り出す。つまり、メモリ制御回路1122は、フィールドメモリ116に格納された撮像画像データにおいて、撮像装置1の角度(手ぶれ量)に対応する位置から画像データを読み出す。これにより、電子式の手ぶれ補正処理が実現される。
また、メモリ制御回路1122が撮像画像データから切り出す領域の大きさは、防振エリア変更部107から出力された防振エリアの大きさに基づいて決定される。防振エリアの大きさを示す情報としては、切り出し領域が撮像画像データの中心に位置している場合に、水平方向及び垂直方向の防振エリアの画素数を特定する情報等が用いられる。例えば、防振エリアの大きさを示す情報として、撮像画像データの上端から切り出し領域の上端までの画素数(図2の上向き矢印の長さ)等を用いることができる。撮像画像データの大きさは、CMOS110の受光領域の大きさに応じて一意に決まる固定値であるため、防振エリアの大きさが決まると、自動的に切り出し領域の大きさも決まる。
D/A変換部113は、メモリ制御回路1122がフィールドメモリ116から読み出した領域(切り出し領域)のデジタル画像データをアナログ変換する。モニタ114(表示手段)は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等である。モニタ114は、D/A変換部113から出力されたアナログ画像データに基づいて、切り出し領域の画像を表示する。録画処理部115は、ユーザによる録画操作に応じて、メモリ制御回路1122がフィールドメモリ116から読み出した領域(切り出し領域)のデジタル画像データを図示しないメモリに格納することにより、録画処理を行う。
<防振エリア変更処理の詳細>
ここで、防振エリア変更処理の詳細について、図4に示すブロック図を参照して説明する。図4は、時系列データバッファ103、平均値算出部104、防振エリア目標値設定部105、防振エリア判定部106、及び防振エリア変更部107の詳細な処理及び構成を示す図である。
まず、時系列データバッファ103は、A/D変換部102からデジタル変換された角速度を時系列で取得し、所定の個数(図4ではn個)の角速度データX〜Xを保持する。平均値算出部104は、時系列データバッファ103に保持された複数の角速度データを取得し、以下の式(1)を用いて角速度の平均値を算出する。平均値算出部104は、算出した平均値を防振エリア目標値設定部105に出力する。なお、式(1)において、上付きバーのXは平均値を意味する。
Figure 0006115268
防振エリア目標値設定部105(領域目標値算出手段)は、角速度の平均値を取得し、下記の式(2)を用いて防振エリアの大きさの目標値(以下、防振エリア目標値AreaTgtと称す)を算出する。このとき、式(2)のKは、角速度を防振エリアの目標値に変換するための係数であり、予め設定されているパラメータである。防振エリア目標値設定部105は、防振エリア目標値AreaTgtを防振エリア判定部106に出力する。
Figure 0006115268
防振エリア判定部106(変更判定手段)には、防振エリア目標値AreaTgtと、現在の防振エリアの大きさを示す値(以下、現防振エリアAreaNowと称す)と、マージン定数αと、が入力される。防振エリア判定部106は、防振エリア目標値AreaTgtと、現防振エリアAreaNowと、の大小関係を比較し、比較結果に基づいて、防振エリアの大きさを拡大するか、縮小するか、維持するかを判定する。なお、マージン定数αとは、大小関係の比較に用いられるマージンを示す値であり、予め設定されているパラメータである。マージン定数αは、マージン定数格納部61に格納されている。
具体的には、防振エリア判定部106は、防振エリア目標値AreaTgt>(現防振エリアAreaNow+α)の場合、防振エリアの大きさを拡大すると判定する。また、防振エリア判定部106は、防振エリア目標値AreaTgt<(現防振エリアAreaNow−α)の場合、防振エリアの大きさを縮小すると判定する。さらに、防振エリア判定部106は、上記以外の場合、防振エリアの大きさを現状のまま維持すると判定する。つまり、防振エリア判定部106は、(現防振エリアAreaNow−α)≦防振エリア目標値AreaTgt≦(現防振エリアAreaNow+α)の場合、防振エリアの大きさを現状のまま維持すると判定する。
防振エリア変更部107(領域変更手段)は、防振エリア拡大指示部71と、防振エリア縮小指示部72と、防振エリア維持指示部73と、現防振エリア格納部74と、を有する。
防振エリア拡大指示部71は、防振エリア判定部106が防振エリアの大きさを拡大すると判定した場合、現防振エリアAreaNowに予め設定された所定の拡大量を加算することにより、拡大エリアAreaIncを算出する。つまり、防振エリア拡大指示部71に入力された現防振エリアAreaNowよりも、防振エリア拡大指示部71から出力される拡大エリアAreaIncの方が大きい。そして、防振エリア拡大指示部71は、算出した拡大エリアAreaIncを現防振エリア格納部74に出力する。
防振エリア縮小指示部72は、防振エリア判定部106が防振エリアの大きさを縮小すると判定した場合、現防振エリアAreaNowから予め設定された所定の縮小量を減算することにより、縮小エリアAreaDecを算出する。つまり、防振エリア縮小指示部72に入力された現防振エリアAreaNowよりも、防振エリア縮小指示部72から出力される縮小エリアAreaDecの方が小さい。そして、防振エリア縮小指示部72は、算出した縮小エリアAreaDecを現防振エリア格納部74に出力する。
防振エリア維持指示部73は、防振エリア判定部106が防振エリアの大きさを維持すると判定した場合、入力された現防振エリアAreaNowをそのまま現防振エリア格納部74に出力する。
現防振エリア格納部74は、現状の防振エリアの大きさを格納するメモリである。具体的には、現防振エリア格納部74は、防振エリア拡大指示部71から出力された拡大エリアAreaInc、防振エリア縮小指示部72から出力された縮小エリアAreaDec、または、防振エリア維持指示部73から出力された現防振エリアAreaNowを、現防振エリアAreaNowとして格納する。そして、現防振エリア格納部74は、格納している現防振エリアAreaNowを防振エリア判定部106及びカメラ信号処理回路112に出力する。
これにより、角速度に応じて撮像画像データにおける防振エリアの大きさ(面積)が変化する。つまり、手ぶれ量に応じて、撮像画像データにおける切り出し領域の大きさ(面積)が変化する。このため、手ぶれ量が多い場合には、手ぶれを補正するための防振エリアを広く確保することができる。一方、手ぶれ量が少ない場合には、防振エリアを狭くし、切り出し領域を広く確保することにより、切り出された画像の画質(解像度)を向上させることができる。したがって、撮像装置1は、手ぶれに応じて、切り出し領域の大きさの最適化を図ることができる。
このとき、防振エリアの大きさが変化すると、切り出し領域の大きさも変化する。つまり、防振エリアの大きさが変化すると、切り出し領域の画角が変化する。このため、防振エリアの大きさが変化すると、ユーザが違和感を覚える可能性がある。特に、防振エリアが縮小する場合は、手ぶれ量が少ない状態であるため、切り出し画像の画質は安定している。そのため、切り出し領域の画角の変化がユーザに気づかれやすい。一方、防振エリアが拡大する場合は、手ぶれ量が多い場合であるため、切り出し領域の画質は安定しておらず、切り出し領域の画角の変化はユーザに気づかれにくい。
このため、撮像装置1は、所定の撮影条件においてのみ、防振エリアの縮小を行うようにしてもよい。具体的には、図5に示すように、防振エリア判定部106と防振エリア縮小指示部72との間に、防振エリアの縮小を許可する縮小許可部201(許可手段)を設けてもよい。縮小許可部201は、ユーザの指示や所定の撮影条件に基づいて、防振エリアの縮小を許可する。縮小許可部201は、防振エリアの縮小の許可をしない場合、防振エリア維持指示部73に防振エリアの大きさを維持することを指示する。
縮小判定部202(条件判定手段)は、縮小許可部201が防振エリアの縮小を許可するための所定の撮影条件が満たされているか否かを判定する。このとき、所定の撮影条件とは、画角の変化が目立たない撮影条件や画角が変化しても撮影される画像に影響が出ない撮影条件等を意味する。例えば、所定の撮影条件とは、撮影モードに関する条件や、撮像画像データに関する条件、手ぶれ量に関する条件等、様々な条件を用いることができる。縮小判定部202は、所定の撮影条件が満たされている場合、縮小許可フラグとして縮小許可部201に「1」を出力する。一方、縮小判定部202は、所定の撮影条件が満たされていない場合、縮小許可フラグとして縮小許可部201に「0」を出力する。
縮小許可部201は、縮小判定部202の判定結果に基づいて、縮小を許可するか否かを決定する。つまり、縮小許可部201は、縮小許可フラグが「1」の場合、縮小を許可する。一方、縮小許可部201は、縮小許可フラグが「1」以外の場合、つまり「0」の場合、縮小を許可しない。このため、縮小許可部201を設けた場合、防振エリア判定部106が防振エリアを縮小すると判定した場合であっても、所定の撮影条件が満たされない場合には、防振エリアは縮小されず、現防振エリアの大きさを維持する。なお、所定の撮影条件の詳細については、後述の実施の形態において説明する。
このように、撮像装置1が縮小許可部201を有することにより、画角の変化が目立たない場合にのみ防振エリアの縮小を許可することができる。その結果、防振エリアの変化(切り出し領域の変化)によってユーザに与える違和感を低減することができる。
<実施の形態2>
本発明にかかる実施の形態2について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、記録モードに基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図6に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、撮像装置1の記録モードの設定情報を取得する(ステップS101)。記録モードの設定情報とは、撮像装置1が切り出し領域の画像データを記録動作中であるか、記録停止中であるか、を示す情報である。例えば、縮小判定部202は、記録モードの設定情報をカメラ信号処理回路112から取得する。
次に、縮小判定部202は、取得した記録モードの設定情報を参照して、撮像装置1が記録動作中であるか否かを判定する(ステップS102)。撮像装置1が記録停止中である場合(ステップS102:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS103)。一方、撮像装置1が記録動作中である場合(ステップS102:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS104)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、撮像装置1が記録停止中の場合(例えばライブビュー中)に、縮小許可フラグが「1」になる。このため、記録停止中においては、防振エリアの縮小処理が行われ、切り出し領域の画角が変化するが、当該切り出し領域の画像データは記録されていないため問題はない。一方、記録動作中においては、防振エリアの縮小処理は行われない。このように、記録される画像データについては、切り出し領域の画角は変更しない。その結果、違和感の無い画像データを記録することができる。
<実施の形態3>
本発明にかかる実施の形態3について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、メニュー表示の有無に基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図7に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、メニュー表示の設定情報を取得する(ステップS201)。メニュー表示の設定情報とは、モニタ114にOSD(On Screen Display)メニューが表示されているか否かを示す情報である。例えば、縮小判定部202は、メニュー表示の設定情報をカメラ信号処理回路112から取得する。
次に、縮小判定部202は、メニュー表示の設定情報を参照して、メニュー表示中であるか否かを判定する(ステップS202)。つまり、縮小判定部202は、モニタ114に表示された切り出し領域の画像の上にメニュー画面が表示されているか否かを判定する。
メニュー表示中である場合(ステップS202:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグを「1」に設定する(ステップS203)。一方、メニュー表示中でない場合(ステップS202:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグを「0」に設定する(ステップS204)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、モニタ114に表示された画像(切り出し領域の画像)の上にメニュー画面が表示されている場合に、縮小許可フラグが「1」になる。このため、モニタ114に表示された画像の画角が変化しても、モニタ114に表示された画像はメニュー画面に隠れる。また、メニュー画面表示中は、ユーザはメニュー画面に注目していると考えられる。したがって、ユーザは画角の変化に気づきにくい。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。
<実施の形態4>
本発明にかかる実施の形態4について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、画像データに基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図8に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、切り出し領域の輝度信号を取得する(ステップS301)。輝度信号とは、切り出し領域の輝度を示す情報であり、例えば、切り出し領域に含まれる各画素の輝度の平均値等である。例えば、縮小判定部202は、輝度信号をカメラ信号処理回路112から取得する。
次に、縮小判定部202は、取得した輝度信号を用いて、切り出し領域の輝度の変化量を算出する(ステップS302)。例えば、縮小判定部202は、一定時間間隔で取得した輝度信号を比較することにより輝度の変化量を算出することができる。
そして、縮小判定部202は、算出した輝度変化量が所定値よりも大きいか否かを判定する(ステップS303)。所定値とは、予め設定されたパラメータであり、被写体が変化している場合に想定される輝度変化量であることが好ましい。
算出した輝度変化量が所定値よりも大きい場合(ステップS303:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する。一方、算出した輝度変化量が所定値以下の場合(ステップS303:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、輝度の変化量が大きい場合には、防振エリアの縮小が許可される。ここで、輝度の変化量が大きい状況とは、切り出し領域の画像内の被写体が変化している可能性がある。このような場合には、切り出し領域の画(被写体)が変化していると考えられる。したがって、防振エリアを狭くして、切り出し領域の大きさを変化させても、ユーザは画の変化に気を取られるため、切り出し領域の画角の変化に気付きにくい。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。なお、上記の説明においては、切り出し領域の画像データの輝度変化量を用いていたが、撮像画像データの輝度変化量を用いてもよい。
<実施の形態5>
本発明にかかる実施の形態5について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、画像データに基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図9に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、カメラ信号処理回路112から切り出し領域の画像データの輝度信号を取得する(ステップS401)。縮小判定部202は、画面平均輝度を算出する(ステップS402)。具体的には、縮小判定部202は、切り出し領域に含まれる各画素の輝度の平均値を算出する。なお、縮小判定部202は、各画素の輝度を求める際に、画素のRGBにそれぞれ重み付けをした荷重平均を用いて算出してもよい。
次に、縮小判定部202は、画面平均輝度が設定値xよりも高いか否かを判定する(ステップS403)。設定値xとは、予め設定されているパラメータであり、画像が白飛びしている場合に想定される輝度であることが好ましい。画面平均輝度が設定値xよりも高い場合(ステップS403:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグを「1」に設定する(ステップS405)。
画面平均輝度が設定値x以下の場合(ステップS403:No)、縮小判定部202は、画面平均輝度が設定値yより低いか否かを判定する(ステップS404)。設定値yとは、予め設定されているパラメータであり、画像が黒つぶれしている場合に想定される輝度であることが好ましい。画面平均輝度が設定値yよりも低い場合(ステップS404:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS405)。
一方、画面平均輝度が設定値y以上の場合(ステップS404:No)、つまり、画面平均輝度が設定値x以下、設定値y以上である場合、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS407)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、画面平均輝度が所定値xより高い場合または所定値yより低い場合に、防振エリアの縮小を許可する。つまり、切り出し領域の画像が白飛びまたは黒つぶれしている場合に、切り出し領域の大きさが変化する。このため、露出が不適切で切り出し領域の画像が不鮮明な場合に、切り出し領域の画角が変化する。したがって、切り出し領域の大きさを変化させても、ユーザは切り出し領域の画角の変化に気付きにくい。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。なお、上記の説明においては、切り出し領域の画像データの画面平均輝度を用いていたが、撮像画像データの画面平均輝度を用いてもよい。
<実施の形態6>
本発明にかかる実施の形態6について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、フォーカススピードに基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図10に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、CPUの図示しないフォーカス制御部からフォーカススピードを取得する(ステップS501)。ここで、フォーカススピードとは、ユーザ操作により設定される値ではなく、フォーカス制御部からレンズMDA(Motor Drive Actuator)へ設定される値を意味する。
そして、縮小判定部202は、取得したフォーカススピードが設定値よりも速いか否かを判定する(ステップS502)。所定値とは、予め設定されているパラメータである。このとき、フォーカススピードが設定値よりも大きい場合は、フォーカススピードがある程度速い状態である。このため、フォーカスが合焦付近の場合、切り出し領域の画像は、小ボケ状態から合焦状態への変化、及び、合焦状態から小ボケ状態への変化を繰り返す。一方、フォーカスが合焦付近でない場合、切り出し領域の画像は、大ボケ状態から小ボケ状態へ変化し、小ボケ状態から合焦状態へ変化する。つまり、フォーカススピードが設定値よりも速い場合、切り出し領域の画像の画の変化が目立つ。
フォーカススピードが設定値よりも速い場合(ステップS502:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS503)。一方、フォーカススピードが設定値以下の場合(ステップS502:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS504)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、フォーカススピードが設定値よりも速い場合に、防振エリアの縮小を許可する。つまり、切り出し領域の画の変化が目立つ状態において、切り出し領域の大きさが変化する。したがって、切り出し領域の画角が変化しても、ユーザは画角の変化に気付きにくい。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。
<実施の形態7>
本発明にかかる実施の形態7について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、撮像画像の画角に基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図11に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、撮像装置1のズーム位置を取得する(ステップS601)。例えば、縮小判定部202は、CPUの図示しないズーム制御部から現在の撮像装置1のズーム位置を取得する。
次に、縮小判定部202は、取得したズーム位置が設定値よりもTELE側か否かを判定する(ステップS602)。なお、所定値とは、予め設定されているズーム位置であり、例えば、TELE端とWIDE端の中央のズーム位置である。ズーム位置が設定値よりもTELE側である場合(ステップS602:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS603)。一方、ズーム位置が設定値よりもTELE側でない場合(ステップS602:Yes)、つまりズーム位置が設定値よりもWIDE側である場合、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS604)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、ズーム位置がTELE側にある場合に、防振エリアの縮小を許可する。このため、望遠で撮影されている状態において切り出し領域の大きさが変化する。このとき、同じ被写体の場合、広角の画像よりも望遠の画像の方が画角の変化が分かりづらい。このため、ズーム位置が所定値よりもTELE側である場合、切り出し領域の画角が変化しても、ユーザは画角の変化に気付きにくい。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。
<実施の形態8>
本発明にかかる実施の形態8について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、切り出し領域の画像データに基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図12に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、CPUの図示しない顔検出回路から顔検出結果を取得する(ステップS701)。なお、顔検出回路は、切り出し領域内に存在する人の顔を検出する。なお、顔検出回路は、撮像画像データ内の顔を検出してもよい。
次に、縮小判定部202は、顔検出結果を参照して、切り出し領域内に顔があるか否かを判定する(ステップS702)。切り出し領域内に顔がある場合(ステップS702:Yes)、縮小判定部202は、検出された顔の位置が画面端付近にあるか否かを判定する(ステップS703)。なお、画面端とは、切り出し領域の周縁部を意味する。
検出された顔の位置が画面端付近にある場合(ステップS703:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS704)。
一方、顔が検出されない場合(ステップS702:No)や、顔の位置が画面端付近にない場合(ステップS703:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS705)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
ここで、図13を参照して、検出された顔の位置が画面端付近にあるか否かを判定する方法について具体的に説明する。縮小判定部202は、撮像画像データAに含まれる切り出し領域B1(破線領域)の端に人の顔が接した場合、縮小許可フラグの値を「1」に設定する。これにより、防振エリアが縮小する。つまり、切り出し領域がB1からB2(実線領域)に拡大する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202によれば、人の顔が切り出し領域の端に近づくと、防振エリアの縮小を許可する。このため、ユーザは、人の顔の移動に追従して、切り出し領域の画角が広がったと感じる。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。
<実施の形態9>
本発明にかかる実施の形態9について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、撮像画像の画角に基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図14に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、カメラ信号処理回路112から撮像装置1のズーム位置を取得する(ステップS801)。次に、縮小判定部202は、取得したズーム位置を参照して、現在のズーム位置がWIDE端ではないかどうかを判定する(ステップS802)。
ズーム位置がWIDE端ではない場合(ステップS802:Yes)、縮小判定部202は、ズーム位置がWIDE側に移動中であるか否かを判定する(ステップS803)。なお、ズーム位置がWIDE側に移動中であるか否かの判定は、例えば、縮小判定部202がCPUの図示しないズーム制御部からズーム動作の有無及びズーム方向に関する情報を取得することにより行われる。
ズーム位置がWIDE側に移動中である場合(ステップS803:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS804)。
一方、ズーム位置がWIDE端である場合(ステップS802:No)や、ズーム位置がWIDE側に移動していない場合(ステップS803:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS805)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、ズーム位置がWIDE側に移動中の場合に、防振エリアの縮小を許可する。つまり、撮像画像の画角の広角側への変化に合わせて、切り出し領域の大きさを大きくする。これにより、切り出し領域の画角が変化しても、ユーザは、ズーム動作により画角が変化したと感じる。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。
<実施の形態10>
本発明にかかる実施の形態10について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、ジャイロセンサ101の検出結果及びベクトルデータに基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図15に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、ジャイロセンサ101から角速度を取得する(ステップS901)。そして、縮小判定部202は、取得した角速度を用いて撮像装置1の角度を求め、撮像装置1の角度に基づいて手ぶれに起因する撮像画像データの画素の移動量を算出する(ステップS902)。
また、縮小判定部202は、動き検出回路1121から画素の移動を示すベクトルデータを取得する(ステップS903)。ベクトルデータ(動きベクトル)には、撮像画像データ中の画素の移動量及び移動方向を示す情報が含まれている。
ここで、ジャイロセンサ101の検出結果に基づいて算出可能な画素の移動量は、撮像装置1の回転動作に起因する画素の移動量である。このため、ジャイロセンサ101の検出結果のみを用いて算出された画素の移動量は、撮像装置1の平行移動に起因する画素の移動量については考慮されていない。一方、フレーム間の画素の位置変化に基づいて算出されるベクトルデータは、撮像装置1の平行移動に起因する画素の移動量も考慮されている情報である。
次に、縮小判定部202は、角速度に基づいて算出された画素の移動量と、ベクトルデータに含まれる画素の移動量と、の差が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS904)。このとき、角速度に基づいて算出された画素の移動量と、ベクトルデータに含まれる画素の移動量と、の差は、ベクトルデータに含まれる画素の移動量のうち、撮像装置1の平行移動に起因する画素の移動量を示す値となる。また、所定値とは、予め設定されているパラメータであり、撮像装置1の平行移動に起因して画素が移動していることを判別できる程度の値であることが好ましい。
差が所定値以上である場合(ステップS904:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS905)。一方、差が所定値未満である場合(ステップS904:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS906)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、角速度に基づいて算出された画素の移動量よりもベクトルデータに含まれる画素の移動量が所定量大きい場合に、防振エリアの縮小を許可する。つまり、撮像装置1が平行移動しており、撮像画像中の画が変化しているときに、切り出し領域の大きさを変化させる。このため、切り出し領域の画角の変化は目立たない。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。
<実施の形態11>
本発明にかかる実施の形態11について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、ジャイロセンサ101の検出結果に基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図16に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、ジャイロセンサ101から角速度を取得する(ステップS1001)。次に、縮小判定部202は、角速度を防振エリア単位に変換するための係数Kを取得した角速度に乗じて、角速度を防振エリア単位に変換する(ステップS1002)。
そして、縮小判定部202は、防振エリア単位に変換した変換値が閾値2以上であるか否かを判定する(ステップS1003)。このとき、閾値2とは、防振エリア判定部106において用いられている閾値1(現防振エリアAreaNow+α)よりも大きい値である。例えば、定数β(β>α)を設けるとすると、閾値2は現防振エリアAreaNow+βとなる。
変換値が閾値2以上である場合(ステップS1003:Yes)、縮小判定部202は、手ぶれ大カウンタをインクリメントする(ステップS1004)。手ぶれ大カウンタは、変換値が閾値2以上の時間(またはフレーム数)をカウントするカウンタである。つまり、縮小判定部202は、変換値が閾値2以上である状態が継続する時間(またはフレーム数)をカウントする。一方、変換値が閾値2未満の場合(ステップS1003:No)、縮小判定部202は、手ぶれ大カウンタのカウント値をクリアする(ステップS1005)。
次に、縮小判定部202は、手ぶれ大カウンタのカウント値が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS1006)。所定値とは、予め設定されているパラメータであり、例えば、数秒から十数秒(または数フレームから十数フレーム)であることが好ましい。
手ぶれ大カウンタのカウント値が所定値以上である場合(ステップS1006:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS1007)。一方、手ぶれ大カウンタのカウント値が所定値未満である場合(ステップS1006:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS1008)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
このとき、変換値が閾値1よりも大きい閾値2以上である場合に、縮小許可部201が防振エリアの縮小を許可するフローを実行するためには、防振エリア判定部106の判定条件を変更する必要がある。図17は、本実施の形態にかかる防振エリア判定部106の判定条件を説明するためのブロック図である。
図17に示すように、防振エリア判定部106は、防振エリアの目標値AreaTgtが、閾値1(現防振エリアAreaNow+α)より大きく、かつ、閾値2(現防振エリアAeraNow+β)よりも小さい場合に、防振エリアを拡大すると判定する。また、防振エリア判定部106は、防振エリアの目標値AreaTgtが、閾値1(現防振エリアAreaNow+α)よりも小さい場合、または、閾値2(現防振エリアAeraNow+β)よりも大きい場合に、防振エリアを縮小すると判定する。このような条件に変更することより、変換値が閾値2よりも大きい状態が継続した場合に、防振エリア判定部106は、防振エリアを縮小すると判定する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202及び防振エリア判定部106の構成によれば、手ぶれによる角速度の変換値が閾値1よりも大きい閾値2以上である状態が継続した場合に、防振エリアの縮小を許可する。つまり、防振エリアを拡大しても、手ぶれを補正しきれない状態が継続した場合、切り出し領域の画角が変化する。防振エリアを拡大しても、手ぶれを補正しきれない状態が継続した場合は、切り出し領域の画も大きく変化していると考えられる。そのため、切り出し領域の画角の変化は目立たない。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。
<実施の形態12>
本発明にかかる実施の形態12について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、ベクトルデータに基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図18に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、動き検出回路1121からブロックベクトルデータを取得する(ステップS1101)。ここで、ブロックベクトルデータとは、撮像画像データを複数のブロック(領域)に分け、それぞれのブロックにおけるベクトルデータを意味する。より詳細には、ブロックは、撮像画像データの中心点に対して点対称に位置する複数の領域である。
例えば、図19に示すように、撮像画像データを縦方向に2等分し、横方向にも2等分した場合、撮像画像データは、4つのブロックa〜dに分かれる。この場合、ブロックa(第1の領域)とブロックc(第2の領域)は、撮像画像データの中心点に対して点対称に位置する領域である。また、ブロックb(第1の領域)とブロックd(第2の領域)は、撮像画像データの中心点に対して点対称に位置する領域である。縮小判定部202は、ステップS1101において、ブロックa〜dのそれぞれのブロックについて、ベクトルデータを取得する。
次に、縮小判定部202は、点対称のブロックのブロックベクトルデータを比較する(ステップS1102)。図19に示した例においては、縮小判定部202は、ブロックaのベクトルデータと、ブロックcのベクトルデータと、を比較する。また、縮小判定部202は、ブロックbのベクトルデータと、ブロックdのベクトルデータと、を比較する。
そして、縮小判定部202は、比較したブロックベクトルデータの方向が逆であるか否かを判定する(ステップS1103)。つまり、縮小判定部202は、点対称のブロックにおける画素の移動方向が逆であるか否かを判定する。このとき、点対称のブロックにおける画素の移動方向が逆である場合とは、撮像装置1が光軸方向に前進または後退している場合である。つまり、ユーザが撮像装置1を把持しながら前後に歩いている状態である。
ブロックベクトルデータの方向が逆である場合(ステップS1103:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS1104)。一方、ブロックベクトルデータの方向が逆ではない場合(ステップS1103:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS1105)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、撮像画像データの中心点に対して点対称に位置するブロックのベクトルデータの方向が逆である場合に、防振エリアの縮小を許可する。つまり、撮像装置1が光軸方向に前進または後退している場合に、切り出し領域の画角が変化する。撮像装置1が光軸方向に前進または後退している場合、切り出し領域の画は変化している。このため、撮像装置1が光軸方向に前進または後退している場合は、切り出し領域の画角の変化は目立たない。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。
<実施の形態13>
本発明にかかる実施の形態13について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、手ぶれ補正量に基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図20に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、ジャイロセンサ101から撮像装置1の角速度を取得する(ステップS1201)。次に、縮小判定部202は、取得した角速度に基づいて、手ぶれ補正量を算出する(ステップS1202)。具体的には、縮小判定部202は、角速度を積分して、撮像装置1の角度を算出し、当該角度から手ぶれ補正量を算出する。このときの手ぶれ補正量は、メモリ制御回路1122が電子式手ぶれ補正処理において用いる補正量である。これにより、縮小判定部202は、手ぶれ補正量を取得する(ステップS1203)。
そして、縮小判定部202は、取得した手ぶれ補正量が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS1204)。所定値とは、予め設定されているパラメータであり、人が撮像装置1を把持している状態において算出される補正量よりも低い値であることが好ましい。つまり、縮小判定部202は、ステップS1204において、撮像装置1が人に把持されておらず、三脚等に固定されているか否かを判定している。
手ぶれ補正量が所定値以下の場合(ステップS1204:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS1205)。一方、手ぶれ補正量が所定値より大きい場合(ステップS1204:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS1206)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、手ぶれ補正量が所定値以下の場合に、防振エリアの縮小を許可する。つまり、撮像装置1に手ぶれがほとんど生じていない場合に、切り出し領域の画角が変化する。このとき、撮像装置1が三脚等に固定されている場合、防振エリアを確保する必要性が低い。そのため、防振エリアを縮小して、切り出し領域の大きさを拡大することにより、切り出し領域の解像度を向上させることができる。
<実施の形態14>
本発明にかかる実施の形態14について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、手ぶれ補正量に基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図21に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、ジャイロセンサ101から撮像装置1の角速度を取得する(ステップS1301)。次に、縮小判定部202は、取得した角速度に基づいて、手ぶれ補正量を算出する(ステップS1302)。具体的には、縮小判定部202は、角速度を積分して、撮像装置1の角度を算出し、当該角度から手ぶれ補正量を算出する。このときの手ぶれ補正量は、メモリ制御回路1122が電子式手ぶれ補正処理において用いる補正量である。これにより、縮小判定部202は、手ぶれ補正量を取得する(ステップS1303)。なお、手ぶれ補正量は、切り出し領域のぶれを打ち消すために必要な切り出し領域の移動量(画素数)により定義されている。例えば、縦方向の手ぶれ補正量がp、横方向の手ぶれ補正慮がqとすると、メモリ制御回路1122が撮像画像データにおける切り出し領域の位置を横方向にp画素、縦方向にq画素移動させる。
そして、縮小判定部202は、手ぶれ補正量が現防振エリアの大きさ以上であるか否かを判定する(ステップS1304)。このとき、防振エリアの大きさも画素数で定義される値である。つまり、防振エリアの大きさとは、切り出し領域が移動可能な余白の画素数である。例えば、余白の大きさが縦方向にP画素、横方向にQ画素存在する場合、メモリ制御回路1122は、撮像画像データにおける切り出し領域の位置を、横方向にP画素、横方向にQ画素移動させることができる。
手ぶれ補正量が現防振エリアの大きさ以上である場合(ステップS1304:Yes)、縮小判定部202は、現防振エリアは最大の大きさであるか否かを判定する(ステップS1305)。なお、防振エリアの最大の大きさは予め設定されているものとする。このとき、手ぶれ補正量が現防振エリアの大きさ以上である場合とは、手ぶれ補正処理において移動させるべき画素数が、切り出し領域が移動可能な余白の画素数以上である場合である。言い換えると、現防振エリアの大きさでは、手ぶれを補正しきれない場合である。
手ぶれ補正量が現防振エリアの大きさ以上である場合(ステップS1304:Yes)であって、かつ、現防振エリアが最大の大きさである場合(ステップS1305:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS1306)。一方、手ぶれ補正量が現防振エリアの大きさ未満である場合(ステップS1304:No)や、現防振エリアの大きさが最大ではない場合(ステップS1305:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS1307)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
ここで、図22に示すグラフを用いて、防振エリアの大きさの変化について説明する。図22に示すグラフは、縦軸が画素数を示し、横軸が時間を示す。初期状態(時刻t0)において、現防振エリアの大きさは、防振エリアの最大の大きさであるとする。時刻t0から時刻t1にかけて、手ぶれ補正量が増加していく。現防振エリアの大きさよりも、手ぶれ補正量が少ない場合、撮像装置1は切り出し領域の位置を移動させることによって手ぶれを補正できる。このとき、手ぶれ補正量は、防振エリアの大きさよりも小さいため、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する。
時刻t1において、縮小判定部202は、手ぶれ量が現防振エリアの大きさ以上であるか否かを判定する。そして、縮小判定部202は、手ぶれ量が現防振エリアの大きさ以上となると、現防振エリアは最大の大きさであるか否かを判定する。図22の例においては、手ぶれ補正量が現防振エリアの大きさ以上であり、かつ、現防振エリアが最大の大きさであるため、縮小許可フラグの値を「0」から「1」に変化させる。これにより、防振エリアの縮小が許可されるため、時刻t1から時刻t2にかけて現防振エリアの大きさは縮小している。そして、手ぶれ量が防振エリアの最大の大きさ未満に戻ると、縮小判定部202は、縮小判定フラグの値を「1」から「0」に変化させる。また、撮像装置1は、現防振エリアの大きさを再度拡大させる。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、手ぶれ補正量が現防振エリアの大きさ以上であり、かつ、現防振エリアが最大の大きさの場合に、防振エリアの縮小を許可する。つまり、最大の大きさの防振エリアでも、手ぶれを補正しきれない場合、切り出し領域の大きさが変化する。最大の大きさの防振エリアでも、手ぶれを補正しきれない場合は、切り出し領域の画も大きく変化していると考えられる。そのため、切り出し領域の画角の変化は目立たない。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。
<実施の形態15>
本発明にかかる実施の形態15について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、ジャイロセンサ101の検出結果に基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図23に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、ジャイロセンサ101から撮像装置1の角速度を取得する(ステップS1401)。そして、縮小判定部202は、取得した角速度が所定値以下か否かを判定する(ステップS1402)。所定値とは、予め設定されているパラメータであり、人が撮像装置1を把持している状態において算出される角速度よりも低い値であることが好ましい。つまり、縮小判定部202は、ステップS1402において、撮像装置1が人に把持されておらず、三脚等に固定されているか否かを判定している。
角速度が所定値以下である場合(ステップS1402:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS1403)。一方、角速度が所定値より大きい場合(ステップS1402:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS1404)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、角速度が所定値以下である場合、防振エリアの縮小を許可する。つまり、撮像装置1に手ぶれがほとんど生じていない場合に、切り出し領域の画角が変化する。このとき、撮像装置1が三脚等に固定されている場合、防振エリアを確保する必要性が低い。そのため、防振エリアを縮小して、切り出し領域の大きさを拡大することにより、切り出し領域の解像度を向上させることができる。
<実施の形態16>
本発明にかかる実施の形態16について説明する。本実施の形態においては、縮小判定部202は、ジャイロセンサ101の検出結果に基づいて、縮小許可フラグの値を決定する。図24に、本実施の形態にかかる縮小判定部202の動作を示すフローチャートを示す。
まず、縮小判定部202は、ジャイロセンサ101から撮像装置1の角速度を取得する(ステップS1501)。そして、縮小判定部202は、今回取得した角速度(ステップS1501において取得した角速度)が前回判断時の角速度よりも大きいか否かを判定する(ステップS1502)。このとき、縮小判定部202は、所定時間毎に、ステップS1502の判定を行っており、図示しないメモリに前回判断時の角速度を保持しているものとする。
今回取得した角速度が前回判断時の角速度よりも大きい場合(ステップS1502:Yes)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「1」に設定する(ステップS1503)。一方、今回取得した角速度が前回判断時の角速度以下の場合(ステップS1502:No)、縮小判定部202は、縮小許可フラグの値を「0」に設定する(ステップS1504)。縮小判定部202は、設定した縮小許可フラグを縮小許可部201に出力する。
その後、縮小判定部202は、前回判断時の角速度を更新する(ステップS1505)。具体的には、縮小判定部202は、ステップS1501において取得した角速度を、前回判断時の角速度として、図示しないメモリに格納する。そして、縮小判定部202は、所定時間後に、ジャイロセンサ101から新たに角速度を取得する(ステップS1501)。縮小判定部202は、ステップS1501において取得した角速度(今回取得した角速度)と、ステップS1505においてメモリに格納した角速度(前回判断時の角速度)とを比較する(ステップS1502)。このように、縮小判定部202は、上記の動作を繰り返し行い、縮小許可フラグの値を設定する。
以上のように、本実施の形態にかかる縮小判定部202の構成によれば、今回取得した角速度が前回判断時の角速度よりも大きい場合に、防振エリアの縮小を許可する。つまり、撮像装置1が加速して回転動作(パンチルト)している場合に、切り出し領域の画角を変更する。パンチルトしている間は、切り出し領域の画が変化する。このため、パンチルトしている間は、切り出し領域の画角の変化は目立たない。その結果、ユーザに与える違和感を低減することができる。
<その他の実施例>
本発明にかかるその他の実施例について説明する。上述の実施の形態においては、防振エリアの最大値及び最小値が予め設定されていたが、防振エリアの最大値及び最小値をユーザが設定できるようにしてもよい。
また、ユーザが防振エリアの大きさ(切り出し領域の大きさ)を手動で変更できるようにしてもよい。さらに、撮像装置1は、ユーザが設定した防振エリアの大きさを記憶するためのメモリを備え、次回以降の撮像装置1の起動時において、防振エリアの大きさの初期値としてメモリに格納された防振エリアの大きさを使用してもよい。
さらに、上述の実施の形態においては、防振エリア縮小指示部72は、予め設定された縮小量(固定値)を用いて、防振エリアを縮小していたが、変動する縮小量を用いてもよい。例えば、図25のブロック図に示すように、防振エリア縮小指示部72は、縮小量調整部721を有してもよい。縮小量調整部721は、縮小判定部202からの指示に応じて、縮小量Gdを調整する。具体的には、縮小量調整部721は、縮小判定部202の判定度合いに応じて、縮小量Gdを調整する。
例えば、図8を参照して説明した輝度変化量に基づく判定において、設定値に対して輝度変化量が非常に大きい場合には、縮小量Gdの値を予め設定された基準値よりも大きくすることによって、防振エリアの大きさを大きく変更(縮小)させる。一方、設定値に対して輝度変化量が僅かに大きい場合には、縮小量Gdの値を予め設定された基準値よりも小さくすることによって、防振エリアの大きさを小さく変更(縮小)させる。これにより、撮像装置1は、防振エリアの大きさを撮影条件に合わせてダイナミックに変更することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更及び組み合わせすることが可能である。
1 撮像装置
71 防振エリア拡大指示部
72 防振エリア縮小指示部
73 防振エリア維持指示部
74 現防振エリア格納部
101 ジャイロセンサ
103 時系列データバッファ
104 平均値算出部
105 防振エリア目標値設定部
106 防振エリア判定部
107 防振エリア変更部
110 CMOS
112 カメラ信号処理回路

Claims (7)

  1. 撮像処理により撮像画像データを生成する撮像手段と、
    撮像時の手ぶれにより生じた角速度を検出する手ぶれ検出手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データにおける切り出し領域の位置を移動させることにより、手ぶれ補正処理を行う電子式手ぶれ補正手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データに対する前記切り出し領域の大きさを変更する領域変更手段と
    前記切り出し領域の大きさを拡大できる撮影条件であるか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段の判定結果に基づいて、前記領域変更手段が前記切り出し領域の大きさを拡大することを許可する許可手段と、
    を備え
    前記条件判定手段は、自装置の表示手段がメニューを表示しているか否かを判定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像処理により撮像画像データを生成する撮像手段と、
    撮像時の手ぶれにより生じた角速度を検出する手ぶれ検出手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データにおける切り出し領域の位置を移動させることにより、手ぶれ補正処理を行う電子式手ぶれ補正手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データに対する前記切り出し領域の大きさを変更する領域変更手段と
    前記切り出し領域の大きさを拡大できる撮影条件であるか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段の判定結果に基づいて、前記領域変更手段が前記切り出し領域の大きさを拡大することを許可する許可手段と、
    を備え
    前記条件判定手段は、前記切り出し領域の輝度変化量または平均輝度を取得し、前記輝度変化量または前記平均輝度に基づいて、前記切り出し領域の大きさを拡大できる前記撮影条件であるか否かを判定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 撮像処理により撮像画像データを生成する撮像手段と、
    撮像時の手ぶれにより生じた角速度を検出する手ぶれ検出手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データにおける切り出し領域の位置を移動させることにより、手ぶれ補正処理を行う電子式手ぶれ補正手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データに対する前記切り出し領域の大きさを変更する領域変更手段と
    前記切り出し領域の大きさを拡大できる撮影条件であるか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段の判定結果に基づいて、前記領域変更手段が前記切り出し領域の大きさを拡大することを許可する許可手段と、
    を備え
    前記条件判定手段は、自装置のフォーカススピードまたはズーム位置を取得し、前記フォーカススピード、前記ズーム位置または前記ズーム位置の変化に基づいて、前記切り出し領域の大きさを拡大できる前記撮影条件であるか否かを判定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. 撮像処理により撮像画像データを生成する撮像手段と、
    撮像時の手ぶれにより生じた角速度を検出する手ぶれ検出手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データにおける切り出し領域の位置を移動させることにより、手ぶれ補正処理を行う電子式手ぶれ補正手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データに対する前記切り出し領域の大きさを変更する領域変更手段と
    前記切り出し領域の大きさを拡大できる撮影条件であるか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段の判定結果に基づいて、前記領域変更手段が前記切り出し領域の大きさを拡大することを許可する許可手段と、
    を備え
    前記条件判定手段は、前記切り出し領域に存在する人の顔が前記切り出し領域の周縁部に位置しているか否かを判定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 撮像処理により撮像画像データを生成する撮像手段と、
    撮像時の手ぶれにより生じた角速度を検出する手ぶれ検出手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データにおける切り出し領域の位置を移動させることにより、手ぶれ補正処理を行う電子式手ぶれ補正手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データに対する前記切り出し領域の大きさを変更する領域変更手段と
    前記切り出し領域の大きさを拡大できる撮影条件であるか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段の判定結果に基づいて、前記領域変更手段が前記切り出し領域の大きさを拡大することを許可する許可手段と、
    を備え
    前記条件判定手段は、前記撮像画像データの動きベクトルを取得し、前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データの画素の移動量を算出し、前記動きベクトルの移動量と算出した前記画素の移動量との差に基づいて、前記切り出し領域の大きさを拡大できる前記撮影条件であるか否かを判定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  6. 撮像処理により撮像画像データを生成する撮像手段と、
    撮像時の手ぶれにより生じた角速度を検出する手ぶれ検出手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データにおける切り出し領域の位置を移動させることにより、手ぶれ補正処理を行う電子式手ぶれ補正手段と、
    前記手ぶれ検出手段により検出された前記角速度に基づいて、前記撮像画像データに対する前記切り出し領域の大きさを変更する領域変更手段と
    前記切り出し領域の大きさを拡大できる撮影条件であるか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段の判定結果に基づいて、前記領域変更手段が前記切り出し領域の大きさを拡大することを許可する許可手段と、
    を備え
    前記条件判定手段は、前記撮像画像データの第1の領域の画素の動きベクトルを取得し、前記撮像画像データの中心点に対して前記第1の領域と点対称に位置する第2の領域の動きベクトルを取得し、前記第1の領域の動きベクトルの方向と前記第2の領域の動きベクトルの方向とが逆方向であるか否かを判定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  7. 撮像処理により撮像画像データを生成するステップと、
    撮像時の手ぶれにより生じた角速度を検出するステップと、
    検出した前記角速度に基づいて、前記撮像画像データにおける切り出し領域の位置を移動させることにより、手ぶれ補正処理を行うステップと、
    検出した前記角速度に基づいて、前記撮像画像データに対する前記切り出し領域の大きさを変更するステップと、
    前記撮像処理を行う撮像装置の表示手段がメニューを表示しているか否かを判定するステップと、
    前記判定結果に基づいて、前記切り出し領域の大きさを拡大することを許可するステップと、
    を備える撮像方法。
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