JP6108086B2 - 坂道発進補助装置 - Google Patents
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Description
当該坂道発進補助装置は、車両の登坂時に運転者によりブレーキペダルが操作され車両が停車すると、ブレーキ圧(制動力)を車両の最大積載重量時でも車両が坂道を後ずさりすることのないブレーキ圧に保持し、そして、運転者がブレーキペダルの操作を終了して、アクセルペダルの操作を開始、即ち車両を発進させようとすると、車両が発進可能な状態となるまでの間、ブレーキ圧を保持して、車両が坂道を後ずさりすることを防止している。
したがって、エンジンの出力トルクの立ち上がりの早い軽積載重量状態であっても、車両が発進するまでに要する時間は最大積載重量時と同一となる。
しかしながら、荷重センサを追加するとコスト上昇に繋がり好ましいことではない。
また、荷重センサの検出結果に基づきブレーキ圧の解除までの時間を制御することは、制御を複雑化することとなり好ましいことではない。
また、請求項3の坂道発進補助装置では、請求項1或いは2において、前記車両の積載重量は、複数の重量区分に分割され、前記積載重量設定手段は、前記複数の重量区分をのいずれか一つ選択可能な選択手段であることを特徴とする。
また、車両の運転者が操作して、車両の積載重量を設定する積載重量設定手段を用いており、センサを用いずに車両の積載重量を設定することで簡易な構成としているのでセンサの追加によるコスト上昇及び制御の複雑化を防止することができる。
また、請求項3の発明によれば、車両の積載重量を複数の重量区分に分割し、積載重量設定手段を複数の重量区分のいずれか一つを選択可能な選択手段としているので、簡易な構成で車両の積載重量を設定することができる。
図1は本発明に係る坂道発進補助装置が適用された車両の概略構成図である。図2は、軽積設定時の切換スイッチの状態を示す図である。図3は、重積設定時の切換スイッチの状態を示す図である。なお、図2及び図3中のハッチング部は、スイッチが押されていることを示す。
アクセルポジションセンサ42aは、車両1のアクセルペダル42に設けられ、アクセルペダル42の操作量、所謂アクセル開度を検出するものである。そして、アクセルポジションセンサ42aは、アクセル開度信号をエンジンコントロールユニット10に供給する。
ヒルスタートアシストコントロールユニット50の入力側には、上記エンジンコントロールユニット10、ブレーキスイッチ22、液圧センサ31、加速度センサ32、切換スイッチ40,及び車速センサ41が接続されており、これらのセンサ類からの検出情報が入力される。
図4は、本発明に係るヒルスタートアシスト制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。図5は、ブレーキ圧の変化を時系列で示す図である。そして、図5中の第1所定保持圧は、軽積載スイッチ40aが操作されている時に設定されるブレーキ圧を、第2所定保持圧は、中積載スイッチ40bが操作されている時に設定されるブレーキ圧を、第3所定保持圧は、重積載スイッチ40cが操作されている時に設定されるブレーキ圧を示す。なお、これらの所定保持圧は、それぞれの積載重量にて車両1が坂道を後ずさりしない圧力であって、重積載重量、中積載重量、軽積載重量の順で小さくなるように設定されている。また、図5中の第1所定解除時間は、軽積載スイッチ40aが操作されている時に設定されるブレーキ圧が開放するまでの時間を、第2所定解除時間は、中積載スイッチ40bが操作されている時に設定されるブレーキ圧が開放するまでの時間を、第3所定解除時間は、重積載スイッチ40cが操作されている時に設定されるブレーキ圧が開放するまでの時間を示す。なお、第1所定解除時間と第2所定解除時間と第3所定解除時間は、それぞれの積載重量にてアクセルペダル42の操作開始或いはブレーキペダル21が解除操作されて所定時間経過後から車両1が発進するまでの間に車両1が坂道を後ずさりしない時間であって、且つ、重積載重量、中積載重量、軽積載重量の順でブレーキ圧を保持した状態から減圧して開放するまで時間が長くなる、即ち、ブレーキ圧が所定期間内に減圧する勾配である減圧勾配が急になるように、重積載重量、中積載重量、軽積載重量の順で短く設定されている。そして、図5中の実線は、軽積載スイッチ40aが操作されている時のブレーキ圧の変化を、一点鎖線は、中積載スイッチ40bが操作されている時のブレーキ圧の変化を、破線は、重積載スイッチ40cが操作されている時のブレーキ圧の変化の一例を示す。
ステップS16では、軽積設定であるか、否かを判別する。詳しくは、切換スイッチ40の軽積載スイッチ40aが操作されて軽積設定であるか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で切換スイッチ40の軽積載スイッチ40aが操作され軽積設定であれば、ステップS18に進む。また、偽(No)で、切換スイッチ40の軽積載スイッチ40aが操作されておらず軽積設定でなければ、ステップS20に進む。
一方、ステップS20では、中積設定であるか、否かを判別する。詳しくは、切換スイッチ40の中積載スイッチ40bが操作されて中積設定であるか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で切換スイッチ40の中積載スイッチ40bが操作され中積設定であれば、ステップS22に進む。また、偽(No)で、切換スイッチ40の中積載スイッチ40bが操作されておらず中積設定でなければ、ステップS24に進む。
一方、ステップS24では、ブレーキ保持圧を第3所定保持圧とし、減圧勾配を第3減圧勾配に設定する。そして、ステップS26に進む。なお、第3減圧勾配は、ブレーキ圧を第3所定保持圧で保持した時に第3所定解除時間を要してブレーキ圧を開放することができる勾配に設定される。
ステップS32では、所定時間経過したか、否かを判別する。詳しくは、運転者がブレーキペダル21の解除操作を行ってから(ブレーキペダル21の操作を終了してから)所定時間経過したか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で所定時間経過していれば、ステップS34に進む。また、偽(No)で、所定時間経過していなければ、ステップS36に進む。(本ステップが本発明の所定条件に相当。)
ステップS34では、積載状態設定に応じた減圧勾配でブレーキ圧を減圧し、ブレーキ15を解除する。詳しくは、ブレーキ保持圧となっているブレーキ圧を開放するようにブレーキ圧開放信号を供給し、ハイドロリックユニット30にてステップS18、S22或いはS24にて設定された積載状態設定に応じた減圧勾配で、ブレーキ圧を開放してブレーキ15を解除する。そして、本ルーチンをリターンする。
また、車両1の積載状態の設定を切換スイッチ40にて行っているので、センサを用いず簡易な構成としているのでセンサの追加によるコスト上昇及び制御の複雑化を防止することができる。
以上で発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の形態は実施形態に限定されるものではない。
また、車両1の積載状態に応じて、それぞれの積載状態毎で設定された所定時間を掛けてブレーキ圧を開放してブレーキ15を解除しているが、もちろんこれに限定されるものではなく、例えば、それぞれの積載状態毎に単位時間当たりのブレーキ圧の低下量、即ちブレーキ圧低下率に基づいてブレーキ圧を開放してブレーキ15を解除してもよい。なお、この場合も、軽積設定、中積設定、重積設定の順でブレーキ低下率の勾配が緩くなるように設定することは言うまでもない。
10 エンジンコントロールユニット
15 ブレーキ(制動装置)
20 マスタシリンダユニット
30 ハイドロリックユニット(制動力保持手段)
40 切換スイッチ(積載重量設定手段、選択手段)
50 ヒルアシストコントロールユニット(制動力制御手段)
Claims (3)
- 登坂路における車両停車からの発進時に制動装置の制動力を保持した後、所定条件成立後に前記制動装置の前記制動力を解除する制動力保持手段を備える坂道発進補助装置において、
前記車両の運転者が操作して、前記車両の積載重量を設定する積載重量設定手段と、
前記積載重量設定手段にて運転者により設定された前記車両の前記積載重量が大きいほど、前記車両停車時の前記制動力保持手段にて保持する前記制動装置の前記制動力を大きくする制動力制御手段と、を備えることを特徴とする坂道発進補助装置。 - 前記制動力制御手段は、前記積載重量設定手段にて設定される前記車両の前記積載重量が増加するにつれて、前記車両発進時の前記制動力保持手段にて保持した前記制動装置の前記制動力が解除されるまでの時間が長くなるように勾配を緩く設定することを特徴とする、請求項1に記載の坂道発進補助装置。
- 前記車両の積載重量は、複数の重量区分に分割され、
前記積載重量設定手段は、前記複数の重量区分のいずれか一つを選択可能な選択手段であることを特徴とする、請求項1或いは2に記載の坂道発進補助装置。
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