JP6097927B2 - ペダルによる決定操作装置 - Google Patents
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Description
車両に備えられた他の装置に決定操作情報を送信する決定操作装置であって、
前記車両のペダルの操作状態として操作開度及び操作速度を検知すると共に、前記操作状態に基づいて、前記ペダルに付加する反力を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、
前記ペダルによる決定操作が開始状態となると、
前記操作開度が、予め設定した第1開度となったときに前記ペダルへの反力の付加を開始し、前記第1開度を所定開度以上越えたときに前記ペダルへの反力の付加を解除し、当該解除時の操作開度より大きい第2開度となったときに前記ペダルへの反力の付加を開始する制御を行うと共に、
前記ペダルが、前記第1開度から前記第2開度へ予め設定した所定速度以上の操作速度で到達した後、所定の操作時間内に前記第1開度より小さい操作開度に戻る場合、前記操作時間内に前記第2開度から前記第1開度より小さい操作開度に戻る回数をカウントして、カウントした前記回数に対応する前記決定操作情報を判定し、当該決定操作情報を前記他の装置に送信し、
前記ペダルが前記第1開度に到達した後に所定の踏込時間内に前記第1開度を前記所定開度以上越えない場合、又は、前記第1開度から前記第2開度への操作速度が前記所定速度未満である場合、前記第1開度の設定をリセットすることを特徴とする。
上記第1の発明に記載のペダルによる決定操作装置において、
前記制御手段は、
前記ペダルが前記第2開度に到達した後、前記操作時間内に前記第1開度より小さい操作開度に戻らない場合、前記第1開度及び前記第2開度の設定をリセットすることを特徴とする。
上記第1又は第2の発明に記載のペダルによる決定操作装置において、
更に、前記決定操作を開始状態とする決定操作開始手段を備えることを特徴とする。
上記第1〜第3のいずれか1つの発明に記載のペダルによる決定操作装置において、
前記他の装置が、クルーズ・コントロール装置である場合、
前記制御手段は、
前記第1開度として、一定の操作開度に収束して所定の収束時間経過したときの操作開度を用い、前記第2開度として、当該第1開度から前記所定開度より大きい開度離れた操作開度を用い、
前記クルーズ・コントロール装置は、前記決定操作情報が送信されると、当該第1開度における車速を走行速度として決定することを特徴とする。
また、上記課題を解決する第5の発明に係るペダルによる決定操作装置は、
車両に備えられたクルーズ・コントロール装置に決定操作情報を送信する決定操作装置であって、
前記車両のペダルの操作状態として操作開度及び操作速度を検知すると共に、前記操作状態に基づいて、前記ペダルに付加する反力を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、
前記ペダルによる決定操作が開始状態となると、
前記操作開度が、予め設定した第1開度となったときに前記ペダルへの反力の付加を開始し、前記第1開度を所定開度以上越えたときに前記ペダルへの反力の付加を解除し、当該解除時の操作開度より大きい第2開度となったときに前記ペダルへの反力の付加を開始する制御を行うと共に、
前記第1開度として、一定の操作開度に収束して所定の収束時間経過したときの操作開度を用い、前記第2開度として、当該第1開度から前記所定開度より大きい開度離れた操作開度を用い、
前記ペダルが、前記第1開度から前記第2開度へ予め設定した所定速度以上の操作速度で到達した後、所定の操作時間内に前記第1開度より小さい操作開度に戻る場合、前記操作時間内に前記第2開度から前記第1開度より小さい操作開度に戻る回数をカウントして、カウントした前記回数に対応する前記決定操作情報を判定し、当該決定操作情報を前記クルーズ・コントロール装置に送信し、
前記クルーズ・コントロール装置は、前記決定操作情報が送信されると、前記第1開度における車速を走行速度として決定することを特徴とする。
ペダルECU12によりクリック操作(決定操作)の開始状態を確認する。具体的には、クルーズ・コントロール操作の場合には、エンジンECU14を介して、クルーズ・コントロールがONになっていることを確認し、ナビ操作の場合には、ナビシステム13の画面に操作のための選択画面が表示されていることを確認すればよい(クリック操作開始手段)。
アクセルペダル11のペダル開度が、壁1を設定する開度(第1開度)以上であるかどうかを確認し、第1開度未満であれば、ステップS1へ戻り、第1開度以上であれば、ステップS3へ進む。第1開度は予め設定しておく。
ペダル開度が第1開度以上である場合には、予め規定した設定値までペダル反力を与え、このペダル反力により、第1開度において壁1を設定する。ナビ操作の場合には、予め設定した第1開度において、壁1を設定すればよいが、クルーズ・コントロール操作の場合には、第1開度以上であり、一定のペダル開度に収束して一定時間(所定の収束時間)経過したときのペダル開度(第1設定開度)において壁1を設定すればよい。
壁1を設定した後、一定時間(所定の踏込時間T1;後述する図8参照)内に、壁1を設定した開度を一定(所定開度)以上越えて、アクセルペダル11が踏み込まれているかどうかを確認し、踏込時間T1内に壁1を一定以上越えて踏み込まれていなければ、ステップS5へ進み、踏込時間T1内に壁1を一定以上越えて踏み込まれていれば、ステップS6へ進む。ここでは、運転者の操作が、設定した壁1に従う意志がなく、壁1を踏み抜いたかどうかを判定している。
踏込時間T1内に、壁1を設定した開度を一定以上越えてアクセルペダル11が踏み込まれていなければ、例えば、アクセルペダル11のペダル開度に変化がなかったり、壁1を設定した開度より小さいペダル開度にアクセルペダル11を戻したりしていれば、壁1の設定をリセットし、ステップS1へ戻る。これにより、現在付与している壁1のペダル反力も解除することになる。
踏込時間T1内に、壁1を設定した開度を一定以上越えてアクセルペダル11が踏み込まれていれば、壁1のペダル反力を一時解除する。この一時解除とは、アクセルペダル11を戻す操作を行った後、再び、アクセルペダル11を踏み込み、その開度が壁1を設定した開度となったときに、再度、ペダル反力が与えられて、壁1が作動することを意味する。
壁1のペダル反力を解除した後、アクセルペダル11の操作速度が一定(所定速度)以上かどうかを確認し、一定未満であれば、ステップS5へ進み、一定以上であれば、ステップS8へ進む。
アクセルペダル11のペダル開度が、壁2を設定する次の開度(第2開度)以上であるかどうかを確認し、第2開度未満であれば、ステップS7へ戻り、第2開度以上であれば、ステップS9へ進む。第2開度も予め設定しておく。この第2開度は、壁1のペダル反力を解除した開度(壁1を設定した開度から所定開度離れた開度)より大きい開度である。クルーズ・コントロール操作の場合には、壁1の設定時に、このような開度を第2開度として自動的に設定してもよい。
ペダル開度が第2開度以上である場合には、予め規定した設定値までペダル反力を与え、このペダル反力により、第2開度において壁2を設定する。このようにして、後述する図4に示すように、壁2を設定した開度から反力の付加を開始して、壁2を設定した開度から所定開度に渡って、ペダル反力を発生させるようにしている。この所定開度は、壁1での所定開度と同じでもよいし、異なっていてもよい。
壁2を設定した後、その一定時間(操作時間T2;後述する図9参照)内に、壁1を設定した開度より小さいペダル開度にアクセルペダル11を戻す操作になっているかどうかを確認し、操作時間T2内に戻す操作になっていなければ、ステップS15へ進み、操作時間T2内に戻す操作になっていれば、ステップS11へ進む。
操作時間T2内にアクセルペダル11を戻す操作になっていれば、その戻す操作回数をカウントする。これは、操作時間T2内にアクセルペダル11を壁2まで踏み込むことが再びあれば、再び、壁2を設定した開度から壁1を設定した開度より小さいペダル開度まで戻した回数を数えることを意味する。具体的には、クリック回数のカウントとしては、壁1の作動、壁2の作動の後にアクセルペダル11を戻した時点を1回と数え、次に、壁1の作動、壁2の作動の後にアクセルペダル11を戻した時点を2回と数える。一方、壁1の作動、壁2の作動の後にアクセルペダル11を壁1と壁2の間の開度へ戻して、再び壁2まで踏み込んだ場合は、壁1が作動していないため、Wクリック(2回目のカウント)とはしない。つまり、壁1と壁2の作動はセットであり、その後、壁2の開度を離れた時点をカウントしている。
カウント回数が2回以上であるかどうかを確認し、2回未満であれば、ステップS13へ進み、2回以上であれば、ステップS14へ進む。
一定時間(操作時間T2)内でのカウント回数が2回未満であれば、つまり、1回であれば、カウントした回数に対応して、1クリック操作と判定する。この1クリック操作の情報を、車両10に備えられた他の装置に送信することにより、当該他の装置では、選択項目を1クリック操作で決定することになり、1クリック操作に対応して設定された動作を行うことになる。1クリック操作の判定は、アクセルペダル11を戻した時点で決定とする。
一定時間(操作時間T2)内でのカウント回数が2回以上であれば、カウントした回数に対応して、2クリック(ダブルクリック)操作と判定する。この2クリック操作の情報を、車両10に備えられた他の装置に送信することにより、当該他の装置では、選択項目を2クリック操作で決定することになり、2クリック操作に対応して設定された動作を行うことになる。2クリック操作の判定も、アクセルペダル11を戻した時点で決定とする。
一定時間(操作時間T2)内にアクセルペダル11を戻す操作になっていなければ、つまり、アクセルペダル11が壁2を一定以上越えて踏み込まれていれば、壁1、壁2の設定をリセットして、スタートへ戻る。これにより、現在付与している壁2のペダル反力も解除することになる。
1クリック操作又は2クリック操作後は、カウントをリセットして、スタートへ戻る。
(ステップS3)
図3を参照して説明すると、クリック操作時の初期の足位置(壁1)を決めるため、アクセルペダル11を踏み込むと、上述したペダル開度(第1開度又は第1設定開度)で一定のペダル反力を発生させて、壁1を設定する。これは、図6における操作P1であり、コンピュータのマウスをクリックするとき、そのクリックボタンに指を置いた状態に相当する。
図4を参照して説明すると、壁1の設定後、一定時間(踏込時間T1)内に壁1を一定以上越えて、アクセルペダル11を更に踏み込むと、壁1を与えていたペダル反力は一時的に解除され、アクセルペダル11の操作速度が一定以上の操作速度であると、上述したペダル開度(第2開度)で、壁1と同様に、一定のペダル反力を発生させて、壁2を設定する。これは、図6における操作P2であり、クリックボタンを指で押した状態に相当する。
図5を参照して説明すると、壁2設定後の一定時間(操作時間T2)内にアクセルペダル11を戻すと、その戻す操作回数をカウントし、一定時間(操作時間T2)内におけるカウント回数が1回であれば、1クリック操作と判定する。これは、図6における操作P3であり、クリックボタンを押した指を戻した状態に相当する。
(ステップS10→S11→S12→S14)
図5を参照して説明すると、壁2設定後の一定時間(操作時間T2)内にアクセルペダル11を戻すと、その戻す操作回数をカウントするが、ここでは、一定時間(操作時間T2)内にアクセルペダル11を壁2まで踏み込むことが再びあるので、アクセルペダル11を踏み込んだ後の戻した回数を数え、一定時間(操作時間T2)内におけるカウント回数が2回以上であれば、2クリック操作と判定する。これは、図6における操作P3〜P5であり、クリックボタンのダブルクリックに相当する。
本発明に係るペダルによる決定操作装置の制御手順の基本的な流れは、上述した通りである。これを、一つの実施例として、クルーズ・コントロール装置の車速決定操作に適用した場合について、上述した図2と共に、図7〜図9を参照して説明する。
(ステップS1)
ペダルECU12によりクリック操作の開始状態を確認する。クルーズ・コントロール操作の場合には、通常のクルーズ・コントロール装置と同様に、クルーズ・コントロール装置のON/OFFスイッチを操作して、クルーズ・コントロールをONにしておき、エンジンECU14を介して、クルーズ・コントロールがONになっていることを確認する。
通常のクルーズ・コントロールの車速調整と同様に、アクセルペダル11で車速を調節する。具体的には、図7に示すように、所望の車速になるように、アクセルペダル11を踏み込む。そして、ペダル開度が第1開度以上の一定の範囲Rに収束して一定時間(所定の収束時間)経過したとき、そのときのペダル開度(第1設定開度)で一定のペダル反力を発生させて、壁1を設定する。つまり、ここでは、ペダル開度が第1開度以上の一定の範囲Rに収束して一定時間経過すると、車速調整が終了したと判定して、クルーズ・コントロールの車速を仮決めすると共に、クリック操作時の初期の足位置(壁1)を設定している。なお、そのときのペダル開度(第1設定開度)でペダル反力を出した場合、設定した反力によっては、運転者が気付かない場合もあるため,例えば、1%程度踏み込んだ開度で反力を発生させるなど、運転者に変化が伝わる開度としても良い。
壁1の設定後、一定時間(踏込時間T1)内に壁1を一定以上越えて、アクセルペダル11を更に踏み込むと、壁1を与えていたペダル反力は一時的に解除され、アクセルペダル11の操作速度が一定以上の操作速度であると、上述したペダル開度(第2開度)において、壁1と同様に、一定のペダル反力を発生させて、壁2を設定する(前述の図4参照)。
壁2設定後の一定時間(操作時間T2)内にアクセルペダル11を戻すと、アクセルペダル11を壁2まで踏み込んだ後に戻す操作回数をカウントし、一定時間(操作時間T2)内におけるカウント回数が2回以上であれば、2クリック操作と判定する(前述の図4〜図6参照)。そして、この2クリック操作に対応して、仮決めした車速がクルーズ・コントロールの走行速度として決定されることになる。なお、ここでは、2クリック操作を行ったときに、クルーズ・コントロールの走行速度として決定されるようにしているが、2クリック操作に代えて、上述した1クリック操作を行ったときでもよい。
(ステップS4→S5→S1)
壁1の設定後、ステップS4では、一定時間(踏込時間T1)内にアクセルペダル11が壁1(第1設定開度)を一定以上越えて踏み込まれているかどうかを確認しているが、踏込時間T1内に壁1を一定以上越えて踏み込まれていなければ、例えば、壁1の位置より手前までアクセルペダル11を戻していれば、壁1の設定をリセットし、現在付与している壁1のペダル反力を解除して、ステップS1へ戻り、最初から、車速調整をやり直すことができる。つまり、壁1の設定後、仮決めした車速を変更したい場合には、壁1の位置より手前までアクセルペダル11を戻し、踏込時間T1経過するまで待てばよい。
(ステップS4→S6→S7→S5→S1)
壁1の設定後、壁1を無視して、アクセルペダル11を更に踏み込み、踏込時間T1内に壁1を一定以上越えると、壁1を与えていたペダル反力は一時的に解除されるが、ステップS7では、アクセルペダル11の操作速度を確認しており、操作速度が一定未満であれば、壁1の設定をリセットして、ステップS1へ戻り、最初から、車速調整をやり直すことができる。つまり、壁1の設定後、仮決めした車速を変更したい場合には、クリック操作時より遅い踏み込み速度で、壁1を越えて、アクセルペダル11を更に踏み込めばよい。又、クリック操作時より遅い踏む込み速度とは、壁1を越えてからの経過時間と置き換えることもできる。
(ステップS7→S8→S9→S10→S15)
ステップS7において、アクセルペダル11の操作速度が一定以上であれば、つまり、クリック操作時と同等の踏み込み速度であれば、図9に示すように、次のペダル開度(第2開度)で、壁1と同様に、一定のペダル反力を発生させて、壁2を設定している。この場合、壁2の設定後、壁2を無視して、アクセルペダル11を更に踏み込み、一定時間(操作時間T2)内にアクセルペダル11を戻さずにいると、壁1、壁2の設定をリセットし、現在付与している壁2のペダル反力を解除して、ステップS1へ戻り、最初から、車速調整をやり直すことができる。つまり、壁2の設定後、仮決めした車速を変更したい場合には、壁2を一定以上越えて、アクセルペダル11を更に踏み込み、操作時間T2経過するまで待てばよい。
車速決定後に車速を遅くする場合には、基本的には、ブレーキ操作により、クルーズ・コントロールの走行速度をキャンセルし、その後、上述した車速調整を最初から再度行うことになる。
車速決定後に車速を速くする場合には、上述した<壁2設定後に車速調整する場合>の設定手順を用いることができる。具体的には、クルーズ・コントロール時には、車速が設定されると共に、壁1及び壁2の設定も維持されており、アクセルペダル11を戻した状態から踏み込んでいくと、ペダル開度に対応して、順次、壁1、壁2が再度作動する。これらの壁1、壁2を無視して、アクセルペダル11を更に踏み込むと、壁2が再度作動した時点を基準に、操作時間T2内に、アクセルペダル11を戻さずにいると、壁1、壁2の設定をリセットし、現在付与している壁2のペダル反力を解除して、ステップS1へ戻り、最初から、上述した車速調整をやり直すことができる。
車速決定後に車速を一定値で変化させる場合には、一旦、車速が決定されると、1クリック、2クリックに対応する動作の設定を変えるようにすればよい。例えば、1クリックに対応する動作を、現在の車速から所定の車速変化値で遅くする動作(例えば、−5km/h)とし、2クリックに対応する動作を、現在の車速から所定の車速変化値で速くする動作(例えば、+5km/h)と設定すれば、運転者による1クリック操作、2クリック操作に応じて、予め設定された所定の車速変化値で、車速を速くしたり、遅くしたりして、車速を変化させることができる。
本発明に係るペダルによる決定操作装置は、実施例1で説明したクルーズ・コントロールだけではなく、例えば、上述したナビシステム13の決定操作にも利用可能である。その基本的な制御手順は、図2のフローチャートで説明した通りであるが、ナビシステム13の決定操作時には、最初のステップS1において、ナビシステム13の画面に操作のための選択画面が表示されていることを確認しており、更に、安全のため、車両が停車中であって、シフトレバーが「P」(パーキング)又は「N」(ニュートラル)に入っていることも確認してもよい。このような確認をした上で、上述した1クリック操作、2クリック操作を行って、ナビ操作における項目の選択決定を行えばよい。このとき、例えば、アクセルペダル11とエンジンとの通信をOFFとして、アクセルペダル11を踏み込んでも、エンジン回転数が変化しないようにしてもよい。
11 アクセルペダル
12 ペダルECU(制御手段)
13 ナビシステム
14 エンジンECU
Claims (5)
- 車両に備えられた他の装置に決定操作情報を送信する決定操作装置であって、
前記車両のペダルの操作状態として操作開度及び操作速度を検知すると共に、前記操作状態に基づいて、前記ペダルに付加する反力を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、
前記ペダルによる決定操作が開始状態となると、
前記操作開度が、予め設定した第1開度となったときに前記ペダルへの反力の付加を開始し、前記第1開度を所定開度以上越えたときに前記ペダルへの反力の付加を解除し、当該解除時の操作開度より大きい第2開度となったときに前記ペダルへの反力の付加を開始する制御を行うと共に、
前記ペダルが、前記第1開度から前記第2開度へ予め設定した所定速度以上の操作速度で到達した後、所定の操作時間内に前記第1開度より小さい操作開度に戻る場合、前記操作時間内に前記第2開度から前記第1開度より小さい操作開度に戻る回数をカウントして、カウントした前記回数に対応する前記決定操作情報を判定し、当該決定操作情報を前記他の装置に送信し、
前記ペダルが前記第1開度に到達した後に所定の踏込時間内に前記第1開度を前記所定開度以上越えない場合、又は、前記第1開度から前記第2開度への操作速度が前記所定速度未満である場合、前記第1開度の設定をリセットすることを特徴とするペダルによる決定操作装置。 - 請求項1に記載のペダルによる決定操作装置において、
前記制御手段は、
前記ペダルが前記第2開度に到達した後、前記操作時間内に前記第1開度より小さい操作開度に戻らない場合、前記第1開度及び前記第2開度の設定をリセットすることを特徴とするペダルによる決定操作装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のペダルによる決定操作装置において、
更に、前記決定操作を開始状態とする決定操作開始手段を備えることを特徴とするペダルによる決定操作装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のペダルによる決定操作装置において、
前記他の装置が、クルーズ・コントロール装置である場合、
前記制御手段は、
前記第1開度として、一定の操作開度に収束して所定の収束時間経過したときの操作開度を用い、前記第2開度として、当該第1開度から前記所定開度より大きい開度離れた操作開度を用い、
前記クルーズ・コントロール装置は、前記決定操作情報が送信されると、当該第1開度における車速を走行速度として決定することを特徴とするペダルによる決定操作装置。 - 車両に備えられたクルーズ・コントロール装置に決定操作情報を送信する決定操作装置であって、
前記車両のペダルの操作状態として操作開度及び操作速度を検知すると共に、前記操作状態に基づいて、前記ペダルに付加する反力を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、
前記ペダルによる決定操作が開始状態となると、
前記操作開度が、予め設定した第1開度となったときに前記ペダルへの反力の付加を開始し、前記第1開度を所定開度以上越えたときに前記ペダルへの反力の付加を解除し、当該解除時の操作開度より大きい第2開度となったときに前記ペダルへの反力の付加を開始する制御を行うと共に、
前記第1開度として、一定の操作開度に収束して所定の収束時間経過したときの操作開度を用い、前記第2開度として、当該第1開度から前記所定開度より大きい開度離れた操作開度を用い、
前記ペダルが、前記第1開度から前記第2開度へ予め設定した所定速度以上の操作速度で到達した後、所定の操作時間内に前記第1開度より小さい操作開度に戻る場合、前記操作時間内に前記第2開度から前記第1開度より小さい操作開度に戻る回数をカウントして、カウントした前記回数に対応する前記決定操作情報を判定し、当該決定操作情報を前記クルーズ・コントロール装置に送信し、
前記クルーズ・コントロール装置は、前記決定操作情報が送信されると、前記第1開度における車速を走行速度として決定することを特徴とするペダルによる決定操作装置。
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