JP6094641B2 - 赤色蛍光体 - Google Patents
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よって、本開示の一態様は、MGF蛍光体の基本的な特性を有し、波長350〜500nmの光で励起した場合に、発光効率が高い赤色蛍光体を提供することを目的とする。
[1]下記一般式(1)で示される赤色蛍光体。
(x−a−b)MgO・aM1O・bM2O1.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (1)
(式中、x、y、z、a、b、f及びgは、1.144≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<a<1.0、0≦b≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−a−b)を満たし、さらに、b及びgは、b+g≠0を満たし、
M1は、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M2は、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。)
[2]下記一般式(2)で示される赤色蛍光体。
(x−b)MgO・bM2O1.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (2)
(式中、x、y、z、b、f及びgは、1.144≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0≦b≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−b)を満たし、さらに、b及びgは,b+g≠0を満たし、
M2は、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。)
[3]下記一般式(3)で示される赤色蛍光体。
(x−c)MgO・cM3O0.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (3)
(式中、x、y、z、c、f及びgは、1.144≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<c≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−c)を満たし、
M3は、Li、Na及びKからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。)
[4]下記一般式(4)で示される赤色蛍光体。
(x−d)MgO・dM4O2.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (4)
(式中、x、y、z、d、f及びgは、1.144≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<d≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−d)を満たし、
M4は、V、Nb及びTaからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。)
[5]下記一般式(5)で示される赤色蛍光体。
(x−e)MgO・eM5O3・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (5)
(式中、x、y、z、e、f及びgは、1.144≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<e≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−e)を満たし、
M5は、Cr、Mo及びWからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。)
(第1の赤色蛍光体)
第1の赤色蛍光体は、下記一般式(1)で示される。
(x−a−b)MgO・aM1O・bM2O1.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (1)
(式中、x、y、z、a、b、f及びgは、1.144≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<a<1.0、0≦b≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−a−b)を満たし、さらに、b及びgは、b+g≠0を満たし、
M1は、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M2は、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。)
M1Oは、MgOを置換する成分である。M1は、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、Ca、SrまたはZnが好ましい。
変数aは、0<a<1.0を満たし、0.094≦a≦0.462を満たすのが好ましい。変数aが、0.094≦a≦0.462を満たすと、発光効率がより大きくなる。
M2O1.5は、MgOを置換する成分である。M2は、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、ScまたはLuが好ましく、Scがより好ましい。
変数bは、0≦b≦1.0を満たす。変数bは、0<b≦1.0を満たすのが好ましく、0<b≦0.495を満たすのがより好ましい。よって、M2はScであり、bは0<b≦0.495を満たすのがより好ましい。さらに、変数bが、0.001≦b≦0.320、好ましくは0.006≦b≦0.320を満たすと、発光効率がより大きくなるのでさらに好ましい。
変数xは、1.144≦x≦11.0を満たす。変数xは、赤色蛍光体のMgOサイトの総量を表す。変数xは、2.422≦x≦5.189を満たすのが好ましい。変数xが2.925≦x≦3.1を満たすと、発光効率がより大きくなるのでより好ましい。
第1の赤色蛍光体において、変数x、a及びbは、1.144<(x−a−b)を満たし、2.422≦(x−a−b)≦5.189を満たすのが好ましい。(x−a−b)が、1.144以下であると、MgOサイトを置換するM1O又はM1O及びM2O1.5の量が多くなりすぎてしまい、発光効率が小さくなる。
変数yは、MgF2の量を表す。変数yは、0<y<1.597を満たす。変数yが1.597を超えると、MgF2の量が多くなりすぎてしまい、発光効率が低くなる。また、変数yが0であると、MGF蛍光体の基本的な特性を有さないため、発光効率が低くなる。変数yは、0.160≦y≦1.213を満たすのが好ましい。変数yが0.403≦y≦0.856を満たすと、発光効率がより大きくなるのでより好ましい。
M6X2は、MgF2の一部を置換する成分である。M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、Ca、Sr、BaまたはZnが好ましく、Caがより好ましい。Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、ClまたはBrが好ましく、Clがより好ましい。M6X2は、MgCl2、CaCl2、SrCl2、BaCl2、ZnCl2、MgBr2、CaBr2が好ましく、CaCl2がより好ましい。すなわち、M6はCaであり、XはClであるのがより好ましい。
変数fは、0<f≦2.0を満たし、0<f≦1.472を満たすのが好ましく、0<f<1.472を満たすのがより好ましい。さらに、変数fが0.296≦f≦0.852を満たすと、発光効率がより大きくなるのでさらに好ましい。また、M6X2が、CaCl2でないとき、変数fが0<f≦0.210を満たすと、発光効率がより大きくなるのでさらに好ましい。
gM7O1.5は、GeO2を置換する成分である。M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、InまたはGaが好ましく、Gaがより好ましい。
変数gは、0≦g<0.484を満たし、0<g≦0.295を満たすのが好ましく、0.003≦g≦0.295を満たすのがより好ましい。よって、M7がGaであり、gが0<g≦0.295を満たすのが好ましく、M7がGaであり、gが0.003≦g≦0.295を満たすのがより好ましい。さらに、変数gが0.035≦g≦0.093を満足すると、発光効率がより大きくなるのでさらに好ましい。
変数zは、Mn4+の量を表す。変数zは、0<z<0.1を満たす。変数zが0.1以上であると、Mn4+の量が多くなりすぎてしまい、発光効率が著しく小さくなる。変数zは、0.001≦z≦0.049を満たすのが好ましい。変数zが0.008≦z≦0.026を満たすと、発光効率がより大きくなるのでより好ましい。
第1の赤色蛍光体において、好ましい組合せは以下のとおりである。
M2は、Sc又はLuであり、Xは、Cl又はBrである。
変数aは、0.094≦a≦0.462を満たし、M2は、Sc又はLuであり、Xは、Cl又はBrである。
また、第1の赤色蛍光体において、より好ましい組合せは以下のとおりである。
M1は、Ca、Sr、Ba及びZnであり、aは、0.094≦a≦0.462を満たし;M2は、Scであり、bは0<b≦0.495を満たし;M6はCaであり、XはClであり、fは0<f≦1.472を満たし;M7はGaであり、gは0<g≦0.295を満たし;zは0<z<0.1を満たす。
第2の赤色蛍光体は、下記一般式(2)で示される。
(x−b)MgO・bM2O1.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (2)
(式中、x、y、z、b、f及びgは、1.144≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0≦b≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−b)を満たし、さらに、b及びgは,b+g≠0を満たし、
M2は、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。)
第2の赤色蛍光体において、変数x及びbは、1.144<(x−b)を満たし、2.422≦(x−b)≦5.189を満たすのが好ましい。(x−b)が、1.144以下であると、MgOサイトを置換するM2O1.5の量が多くなりすぎてしまい、発光効率が小さくなる。
第2の赤色蛍光体において、好ましい組合せは以下のとおりである。
M2は、Sc又はLuであり、Xは、Cl又はBrである。
また、第2の赤色蛍光体において、より好ましい組合せは以下のとおりである。
M2は、Scであり、bは0<b≦0.495を満たし;M6はCaであり、XはClであり、fは0<f≦1.472を満たし;zは0<z<0.1を満たし;かつ、g=0である。
M6はCaであり、XはClであり、fは0<f≦1.472を満たし;M7はGaであり、gは0<g≦0.295を満たし;zは0<z<0.1を満たし;かつ、b=0である。
M2は、Scであり、bは0<b≦0.495を満たし;M6はCaであり、XはClであり、fは0<f≦1.472を満たし;M7はGaであり、gは0<g≦0.295を満たし;かつ、zは0<z<0.1を満たす。
M2は、Scであり、bは0<b≦0.495を満たし;M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnであり、Xは、Cl又はBrであり、fは0<f≦1.472を満たし;M7はGaであり、gは0<g≦0.295を満たし;zは0<z<0.1を満たす。
第3の赤色蛍光体は、下記一般式(3)で示される。
(x−c)MgO・cM3O0.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (3)
(式中、x、y、z、c、f及びgは、1.144≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<c≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−c)を満たし、
M3は、Li、Na及びKからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。)
M3O0.5は、MgOを置換する成分である。M3は、Li、Na及びKからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、Kが好ましい。
変数cは、0<c≦1.0を満たし、0<c<0.495を満たすのが好ましい。変数cが0.001≦c≦0.320、好ましくは0.006≦c≦0.320を満たすと、発光効率がより大きくなるのでより好ましい。
第3の赤色蛍光体において、変数x及びcは、1.144<(x−c)を満たし、2.422≦(x−c)≦5.189を満たすのが好ましい。(x−c)が、1.144以下であると、MgOサイトを置換するM3O0.5の量が多くなりすぎてしまい、発光効率が小さくなる。
第3の赤色蛍光体において、好ましい組合せは以下のとおりである。
M3はKであり、Xは、Cl又はBrである。
第4の赤色蛍光体は、下記一般式(4)で示される赤色蛍光体である。
(x−d)MgO・dM4O2.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (4)
(式中、x、y、z、d、f及びgは、1.144≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<d≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−d)を満たし、
M4は、V、Nb及びTaからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。)
M4O2.5は、MgOを置換する成分である。M4は、V、Nb及びTaからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、Taが好ましい。
変数dは、0<d≦1.0を満たし、0<d<0.495を満たすのが好ましい。変数dが0.001≦d≦0.320、好ましくは0.006≦d≦0.320を満たすと、発光効率がより大きくなるのでより好ましい。
第4の赤色蛍光体において、変数x及びdは、1.144<(x−d)を満たし、2.422≦(x−d)≦5.189を満たすのが好ましい。(x−d)が、1.144以下であると、MgOサイトを置換するM4O2.5の量が多くなりすぎてしまい、発光効率が小さくなる。
第4の赤色蛍光体において、好ましい組合せは以下のとおりである。
M4はTaであり、Xは、Cl又はBrである。
第5の赤色蛍光体は、下記一般式で示される赤色蛍光体である。
(x−e)MgO・eM5O3・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+
(式中、x、y、z、e、f及びgは、1.144≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<e≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−e)を満たし、
M5は、Cr、Mo及びWからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。
ただし、M6X2は、MgF2ではない。)
eM5O3は、MgOを置換する成分である。M5は、Cr、Mo及びWからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、Moが好ましい。
変数eは、0<e≦1.0を満たし、0<e<0.495を満たすのがより好ましい。さらに、変数eが0.001≦e≦0.320、好ましくは0.006≦e≦0.320を満たすと、発光効率がより大きくなるのでさらに好ましい。
第5の赤色蛍光体において、変数x及びeは、1.144<(x−e)を満たし、2.422≦(x−e)≦5.189を満たすのが好ましい。(x−e)が、1.144以下であると、MgOサイトを置換するM5O3の量が多くなりすぎてしまい、発光効率が小さくなる。
第5の赤色蛍光体において、好ましい組合せは以下のとおりである。
M5はMoであり、Xは、Cl又はBrである。
赤色蛍光体は、出発原料を混合して、原料混合物を得る工程、及び、原料混合物を熱処理して、焼成物を得る工程を含む方法により製造できる。
出発原料は、赤色蛍光体を構成する元素の酸化物、水酸化物、フッ化物、臭化物、ヨウ化物、塩化物及び炭酸塩が挙げられる。出発原料は、目的とされる赤色蛍光体の組成比に合わせて所定量秤量される。混合は、公知の混合装置を用いて行うことができる。公知の混合装置としては、高速せん断型ミキサー、ボールミル、V型混合機、撹拌機等が挙げられる。
熱処理の時間は、0.5〜20時間とすることができ、4〜12時間が好ましい。熱処理の時間が0.5時間以上であれば、原料の反応が促進される。また、熱処理の時間が20時間以下であれば、原料又は焼成物の溶融、あるいは原料の一部の揮散による組成の変動の可能性が低減される。
実施例1〜20、27〜45が第2の赤色蛍光体であり、実施例21〜26が第1の赤色蛍光体であり、実施例46が第3の赤色蛍光体であり、実施例47が第4の赤色蛍光体であり、実施例48が第5の赤色蛍光体である。
原料としてMgO、MgF2、CaCl2、GeO2、MnCO3を正確に秤量した。さらに、MgO又はGeO2を置換する元素の原料として、Sc2O3又はGa2O3を正確に秤量した後、これらの原料を羽根撹拌式混合機で混合した。この混合した原料を、大気中において1000〜1300℃で4〜12時間焼成することにより、組成式が以下の表1に示される実施例1〜13、比較例2、3の赤色蛍光体を得た。
組成式3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:0.015Mn4+で表されるMGF蛍光体を、上記実施例と同じ原料及び焼成条件で作製した。このMGF蛍光体を比較例1の蛍光体とした。
実施例12で得られた赤色蛍光体、比較例1のMGF蛍光体(組成式:3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:0.15Mn4+)、参考例のCASN蛍光体(組成式:CaAlSiN3:Eu2+)について、励起波長350〜500nmの光による発光スペクトルを測定した。結果を図1に示す。図1に示されるように、実施例12の赤色蛍光体は、波長350〜500nmの光により励起されて、600〜670nmの波長領域の光を発光していた。また、実施例12の赤色蛍光体は、参考例として示すCASN蛍光体よりも発光スペクトルの半値幅が狭い光を発光していた。
実施例3、8及び12で得られた赤色蛍光体並びに比較例1のMGF蛍光体について、波長220〜570nmにおける励起スペクトルを測定した。結果を図2に示す。実施例3は、MgF2の一部をCaCl2で置換し、MgOのMgの一部をScで置換(以下、「Sc単独置換」ともいう。)した赤色蛍光体である。実施例8は、MgF2の一部をCaCl2で置換し、GeO2の一部をGaO1.5で置換(以下、「Ge単独置換」ともいう。)した赤色蛍光体である。実施例12は、MgF2の一部をCaCl2で置換し、MgOの一部をScO1.5で置換し、GeO2の一部をGaO1.5で置換(以下、「Sc/Ga共置換」ともいう。)した赤色蛍光体である。図2に示されるように、実施例3、8及び12の赤色蛍光体は、波長350〜500nmの近紫外光や青色光励起での相対強度が大きくなった。特に、実施例12は、Ga/Sc共置換であり、Sc単独置換である実施例3、Ge単独置換である実施例5に比べて、波長350〜500nmの近紫外光や青色光励起での相対強度がより大きくなった。
実施例1〜13、比較例2、3について、赤色蛍光体の粉体輝度を分光蛍光光度計:F−4500(株式会社日立ハイテクノロジーズ製)を用いて、励起光の波長を440nmとして測定した。波長440nmの光で励起したときの、比較例1(MGF蛍光体)の発光スペクトルのエネルギー値を100%として、各実施例及び比較例の相対的な発光スペクトルのエネルギー値(相対ENG)を求めた。結果を表3に示す。なお、エネルギー値は、発光スペクトルにおける波長460〜830nm範囲の相対的な積分値である。
実施例1〜13、比較例2、3について、赤色蛍光体の組成は、ICP分析(誘導結合プラズマ発光分析)や分光光度計によって分析した。結果を表3に示す。
実施例6〜9の赤色蛍光体は、Ge単独置換した赤色蛍光体である。これにより、相対ENGが大きくなった。しかし、Ge単独置換であっても、Gaの置換量が0.484mol(g=0.484)である比較例2は、相対ENGが非常に小さくなった。
実施例10〜13の赤色蛍光体は、Ga/Sc共置換した赤色蛍光体である。特に、Ga/Sc共置換において、Scの置換量が0.050〜0.099mol(bが0.050≦b≦0.099)であり、Gaの置換量が0.050〜0.093mol(gが0.050≦g≦0.093)である実施例11及び12の赤色蛍光体は、相対ENGが200%を超えていた。しかし、Ga/Sc共置換であっても、Gaの置換量が0.496mol(g=0.496)である比較例3は、相対ENGが非常に小さくなった。
図3に示されるように、Scの置換量が0.050〜0.099mol(bが0.050≦b≦0.099)であり、Gaの置換量が0.050〜0.093mol(gが0.050≦g≦0.093)である実施例11及び12は、ほぼ同じ量のSc単独置換の実施例2及び3、並びにほぼ同じ量のGa単独置換の実施例7、8に対して、相対ENGがより大きくなった。これは、価数の異なる元素を特定量で同時に置換することで、電荷補償の効果がより高まり、濃度消光がより抑制されるためであると考えられる。しかし、比較例3は、Gaの置換量が過剰であるため、相対ENGが非常に小さくなった。
原料としてMgO、MgF2、CaCl2、GeO2、MnCO3を正確に秤量した。さらに、MgO又はGeO2を置換する元素の原料としてSc2O3又はGa2O3を正確に秤量した後、これらの原料を羽根撹拌式混合機で混合した。この混合した原料を、大気中において1000〜1300℃で4〜12時間焼成して、組成式が以下の表4に示される実施例14〜20、比較例4〜6の赤色蛍光体を得た。実施例14〜20、比較例4〜6の赤色蛍光体について、実施例1と同様にして、粉体輝度及び蛍光体の組成を測定した。蛍光体の仕込み比を以下の表5に示す。相対ENG及び蛍光体の組成を以下の表6に示す。
実施例17〜20、比較例5、6の赤色蛍光体は、MgOとMgF2の割合は異なるが、他の組成比は一定である。比較例5は、赤色蛍光体がMgF2を含んでいない(y=0)ため、相対ENGは著しく小さかった。実施例17〜20において、MgF2の含有量が大きくなると、相対ENGは大きくなった。しかし、MgF2の含有量が1.597mol(y=1.597)である比較例6は、相対ENGが非常に小さくなった。
原料としてMgO、MgF2、CaCl2、GeO2、MnCO3を正確に秤量した。さらに、MgO又はGeO2を置換する元素の原料としてCaCO3、SrCO3、BaCO3、ZnO、Sc2O3、Ga2O3を正確に秤量した後、これらの原料を羽根撹拌式混合機で混合した。この混合した原料を、大気中において1000〜1300℃で4〜12時間焼成して、組成式が以下の表7に示される実施例21〜26、比較例7の赤色蛍光体を得た。実施例21〜26、比較例7の赤色蛍光体について、実施例1と同様にして、粉体輝度及び蛍光体の組成を測定した。蛍光体の仕込み比を以下の表8に示す。相対ENG及び蛍光体の組成を以下の表9に示す。
さらに、実施例24〜26に示されるように、MgOの一部を置換するCaOを、SrO、BaO、ZnOに換えた赤色蛍光体の相対ENGは、実施例21〜23の赤色蛍光体の相対ENGと同様の相対ENGであった。
原料としてMgO、MgF2、CaCl2、GeO2、MnCO3を正確に秤量した。さらに、MgO、GeO2又はMgF2を置換する元素の原料としてSc2O3、Ga2O3、CaF2、MgCl2・6H2O、SrCl2、BaCl2、ZnCl2、MgBr2・6H2O、CaBr2を正確に秤量した後、これらの原料を羽根撹拌式混合機で混合した。この混合した原料を、大気中において1000〜1300℃で4〜12時間焼成して、組成式が以下の表10に示される実施例27〜36の赤色蛍光体を得た。実施例27〜36の赤色蛍光体について、実施例1と同様にして、粉体輝度及び蛍光体の組成を測定した。蛍光体の仕込み比を以下の表11に示す。相対ENG及び蛍光体の組成を以下の表12に示す。
原料としてMgO、MgF2、CaCl2、GeO2、MnCO3を正確に秤量した。さらに、MgO又はGeO2を置換する元素の原料としてSc2O3、Ga2O3を正確に秤量した後、これらの原料を羽根撹拌式混合機で混合した。この混合した原料を、大気中において1000〜1300℃で4〜12時間焼成して、組成式が以下の表13に示される実施例37〜40、比較例8の赤色蛍光体を得た。実施例37〜40、比較例8の赤色蛍光体について、実施例1と同様にして、粉体輝度及び蛍光体の組成を測定した。蛍光体の仕込み比を以下の表14に示す。相対ENG及び蛍光体の組成を以下の表15に示す。
原料としてMgO、MgF2、CaCl2、GeO2、MnCO3を正確に秤量した。さらに、MgOを置換する元素の原料としてSc2O3、K2CO3、Lu2O3、Ta2O5又はMoO3を正確に秤量し、GeO2を置換する元素の原料としてGa2O3、H3BO3、In2O3、TiO2、SnO2又はAl2O3を正確に秤量した後、これらの原料を羽根撹拌式混合機で混合した。この混合した原料を、大気中において1000〜1300℃で4〜12時間焼成して、実施例41〜48の赤色蛍光体を得た。実施例41〜48の赤色蛍光体について、実施例1と同様にして、粉体輝度及び蛍光体の組成を測定した。蛍光体の仕込み比を以下の表17、19、21及び23に示す。相対ENG及び蛍光体の組成を以下の表18、20、22及び24に示す。
Claims (13)
- 下記一般式(1)で示される赤色蛍光体。
(x−a−b)MgO・aM1O・bM2O1.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (1)
(式中、x、y、z、a、b、f及びgは、2.422≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<a<1.0、0≦b≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−a−b)を満たし、さらに、b及びgは、b+g≠0を満たし、
M1は、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M2は、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。) - 下記一般式(2)で示される赤色蛍光体。
(x−b)MgO・bM2O1.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (2)
(式中、x、y、z、b、f及びgは、2.422≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0≦b≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−b)を満たし、さらに、b及びgは,b+g≠0を満たし、
M2は、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2 及びCaF 2 ではない。) - 下記一般式(4)で示される赤色蛍光体。
(x−d)MgO・dM4O2.5・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (4)
(式中、x、y、z、d、f及びgは、2.422≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<d≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−d)を満たし、
M4は、V、Nb及びTaからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。) - 下記一般式(5)で示される赤色蛍光体。
(x−e)MgO・eM5O3・yMgF2・fM6X2・(1−g)GeO2・gM7O1.5:zMn4+ (5)
(式中、x、y、z、e、f及びgは、2.422≦x≦11.0、0<y<1.597、0<z<0.1、0<e≦1.0、0<f≦2.0、0≦g<0.484、1.144<(x−e)を満たし、
M5は、Cr、Mo及びWからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M6は、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
M7は、B、Al、Ga及びInからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
Xは、F、Cl、Br及びIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。ただし、M6X2は、MgF2ではない。) - 前記M2は、Sc又はLuであり、前記Xは、Cl又はBrである、請求項1又は2に記載の赤色蛍光体。
- 前記M2はScであり、bは0<b≦0.495を満たす、請求項5に記載の赤色蛍光体。
- 前記M4はTaであり、前記Xは、Cl又はBrである、請求項3に記載の赤色蛍光体。
- 前記M5はMoであり、前記Xは、Cl又はBrである、請求項4に記載の赤色蛍光体。
- 前記M6はCaであり、前記XはClである、請求項5から8のいずれか一項に記載
の赤色蛍光体。 - fは、0<f≦1.472を満たす、請求項5から9のいずれか一項に記載の赤色蛍光体。
- 前記M7はGaであり、gは0<g≦0.295を満たす、請求項5から10のいずれか一項に記載の赤色蛍光体。
- aは、0.094≦a≦0.462を満たし、前記M2は、Sc又はLuであり、前記Xは、Cl又はBrである、請求項1に記載の赤色蛍光体。
- zは、0.001≦z≦0.049を満たす、請求項2に記載の赤色蛍光体。
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