JP6091468B2 - コンベア用のカバー - Google Patents
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Description
ここで、作業者が、エアブロー工程と他の作業工程の2つの作業工程を担当する場合であって、エアブロー工程と他の作業工程とが、工場内で隣接する異なるコンベアに設けられている場合を例に挙げて説明する。
また、カバーにおける開口の位置を、作業者の配置に応じて変更する場合には、カバーを再設置する必要があり、カバーを再設置する頻度によっては、組み立てラインの稼働率を低下させてしまう。
コンベア上に設定された作業スペースに、前記コンベアの幅方向における一方側または他方側が開口するカバーを設けて、前記作業スペースでの作業を前記カバーの開口側から行うように構成したコンベア用のカバーであって、
前記カバーは、
前記コンベアの進行方向における前記作業スペースの両側に設置された一対の側壁と、前記一対の側壁の間で、前記コンベアの幅方向に移動可能に設けられた可動壁と、を有していることを特徴とするコンベア用のカバー。
よって、コンベアの幅方向における一方側と他方側の何れからでも作業できる。
図1は、コンベア1上の作業工程を説明する図であり、(a)は、コンベア1での作業工程の配置を説明する図であってコンベア1を上方から見た俯瞰図であり、(b)は、作業スペースWSを囲むカバー2の可動壁23が、コンベア1の幅方向における他方側の所定位置に配置された状態の俯瞰図であり、(c)は、カバー2の可動壁23が、コンベア1の幅方向における一方側に向けて移動している途上にある状態の俯瞰図である。なお、図1の(c)では、可動壁23が、コンベア1の幅方向における一方側の所定位置に配置された状態を仮想線で示している。
図2は、作業スペースWSを囲むカバー2を斜め下方から見た斜視図である。
側壁21、22は、コンベア1の進行方向で間隔を空けて互いに平行に設けられており、側壁21と側壁22の間に作業スペースWSが位置している。
この状態において可動壁23は、図示しない駆動源(例えば、エアシリンダ)から入力される駆動力により、溝211、221に沿って、コンベア1の幅方向に進退移動するようになっており、可動壁23は、これら溝211、221の長さの範囲内で、コンベア1の幅方向に進退移動するようになっている。
図3は、工場内で隣接するコンベア1A、1B、1Cに設定された通常の作業スペースWS1、WS3、WS4と、カバー2が設けられた作業スペースWS2との位置関係を説明する図であって、検査工程(エアブロー工程)の作業スペースWS2のカバーとして、実施の形態にかかるカバー2を採用した場合を示す図である。
図4は、工場内で隣接するコンベア1A、1Bに設定された通常の作業スペースWS1、WS3と、カバー2が設けられた作業スペースWS2との位置関係を説明する図であって、エアブロー工程の作業スペースWS2のカバーとして、開口の位置を変更できない固定カバーを採用した場合を示す図である。
そして、可動壁23が、コンベア1の幅方向の一方側の所定位置(図中、仮想線参照)に到達すると、作業スペースWSを囲むカバー2では、作業者の作業スペースでの作業を可能にする開口が、コンベア1の幅方向の他方側に位置することになる。
そのため、カバー2が設けられた作業工程(エアブロー工程)では、コンベア1の幅方向における一方側と他方側の何れからでも作業できるようになっている。
さらに、作業者が担当する作業スペースが、コンベア1Aの作業スペースWS2での作業(エアブロー)と、他のコンベア1Cの作業スペースWS4での作業とに変更された場合であっても、カバー2の可動壁23をコンベア1B側に移動させることで、開口をコンベア1C側に変更することが可能であるので、作業スペースWS2で作業を行っていた作業者は、振り返るだけで、作業スペースWS4での作業を行うことができるようになる。
よって、作業者がエアブロー工程と他の作業工程との間を移動する際の移動距離が長くなるので、作業効率が低下してしまう。
(1)コンベア1上に設定された作業スペースWSに、コンベア1の幅方向における一方側または他方側が開口するカバー2を設けて、作業スペースWSでの作業を、カバー2の開口側から行うように構成したコンベア1用のカバー2であって、
カバー2は、
コンベア1の進行方向における作業スペースWSの両側に設置された一対の側壁21、22と、一対の側壁21、22の間で、コンベア1の幅方向に移動可能に設けられた可動壁23と、を有しており、
可動壁23が、コンベア1の幅方向における一方側の所定位置に配置されると、カバー2の他方側が開口すると共に、可動壁23が、コンベア1の幅方向における他方側の所定位置に配置されると、カバー2の一方側が開口して、
カバー2の開口方向を、コンベア1の幅方向における他方側と一方側の間で切り替えられるようにした。
そのため、カバー2が設けられた作業工程(エアブロー工程)では、コンベア1の幅方向における一方側と他方側の何れからでも作業できるようになる。
よって、開閉扉を設ける場合に比べて、コンベア1周りの空間(スペース)に制約が生じないので、コンベア1周りのレイアウトの自由度が大きく損なわれることもない。
2、3 カバー
21 側壁
211 溝
22 側壁
221 溝
23 可動壁
24、25 ツールボックス
26 天井壁
231 係止部
LN 組み立てライン
W ワーク
WB ワークベース
WS、WS1〜WS4 作業スペース
Claims (2)
- コンベア上に設定された作業スペースに、前記コンベアの幅方向における一方側または他方側が開口するカバーを設けて、前記作業スペースでの作業を前記カバーの開口側から行うように構成したコンベア用のカバーであって、
前記カバーは、
前記コンベアの進行方向における前記作業スペースの両側に設置された一対の側壁と、前記一対の側壁の間で、前記コンベアの幅方向に移動可能に設けられた可動壁と、を有していることを特徴とするコンベア用のカバー。 - 前記可動壁では、前記コンベアの幅方向における一方側の面と、他方側の面に、前記作業スペースでの作業に用いられるツールを保持するツール保持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンベア用のカバー。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014139217A JP6091468B2 (ja) | 2014-07-05 | 2014-07-05 | コンベア用のカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6091468B2 true JP6091468B2 (ja) | 2017-03-08 |
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ID=55190917
Family Applications (1)
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2015
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